JP4870199B2 - パチンコ遊技機のための球戻り防止装置及び遊技盤 - Google Patents
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Description
弾性板は、その延出方向中間部位にて、その板厚方向へ縦断面凸な突出形状に形成される中間壁部(242)を設けてなり、対向板は、弾性板の上記中間壁部に対する対向部(262)にて、上記中間壁部の突出方向に向けて、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
弾性板の上記突出壁部及び対向板の上記対向部の双方の一方の中央部には、突起(266)が、側板とは反対側へ装置本体の横方向に沿い低くなるように、上記突出壁部及び対向板の上記対向部の双方の他方に向け突出形成されており、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備してなることを特徴とする。
副部材は、側板と横断面L字状をなすように弾性板に対向して側板に組み付けられる蓋板(260)と、この蓋板から基板の横方向両側部上に沿い延出されて両突出壁に組み付けられる両脚片であってその各対応の突出壁との間にて受承部(253)を形成してなる両脚片(270)とを具備しており、
蓋板は、弾性板の上記中間壁部に対する対向部(262)にて、上記中間壁部の突出方向に向けて、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
弾性板の上記中間壁部及び蓋板の上記対向部の一方の中央部には、突起(266)が、側板とは反対側へ主部材の横方向に沿い低くなるように、上記中間壁部及び蓋板の上記対向部の他方に向け突出形成されており、
球止め手段は、両脚片の間にて基板上に形成される凹所(F)内にて基板の板厚方向に回動可能となるように上記各受承部により支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し基板の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に基板の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備してなることを特徴とする。以上のような構成によれば、請求項1の記載の発明の作用効果がより一層具体的に達成され得る。
第2の対向板は、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向他側から下方に向けて第1の対向板に対し第1空隙部(Ga)を介して対向するように延出する基端壁部(244)と、この基端壁部の下方にて側板から上記基端壁部に沿い延出する帯状の弾性片本体(246)と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から装置本体の上記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起(247、248)とを有する弾性片(240a)と、この弾性片の下方にて側板から弾性片本体に沿い延出する先端壁部(245)とにより構成されており、
装置本体は、その板厚方向中間部位内にて、上記第1空隙部から上記板厚方向一側に向けて縦断面曲がり形状に延出するように第2空隙部(Gb、Gc)を形成してなり、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備してなることを特徴とする。
第2の対向板は、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向他側から下方に向けて第1の対向板に対し空隙部(Ga)を介して対向するように延出する基端壁部(244)と、この基端壁部の下方にて側板から装置本体の上記下縁部に沿い延出する帯状の弾性片本体(246)と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から装置本体の上記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起(247、248)とを有する弾性片(240a)と、弾性片本体に沿いその下方にて側板から延出する先端壁部(245)とにより構成されており、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備しており、
側板のうち第1及び第2の対向板との間の部位には、複数の突起(221a、221b)が、側板の延出方向に沿い間隔をおくようにして、第1及び第2の対向板との間に向けて突出形成されていることを特徴とする。
遊技板(10)と、
この遊技板の前面(11)の左上側部位に位置する組み付け部(Rp)を有しこの組み付け部から遊技板の上記前面に沿い下に凸な円弧形状にて組み付けられる内側レール部(20a)と、この内側レール部の外側にて遊技板の上記前面に沿いその左下側から上に凸な円弧形状にて組み付けられる外側レール部(20b)とを有する案内レール(20)と、
当該案内レールによりその内側に特定される遊技領域(12)内にて、遊技板の上記前面に、内側レール部の上記左上側部位に位置する組み付け部(Rp)の少なくとも上方近傍を含め分散して打ち込まれる多数の遊技釘(41、42)と、
内側レール部の組み付け部に組み付けられる球戻り防止装置と、
遊技板の中央開口部の外周に沿いにその前面側から組み付けられる環状センター構造物(30)その他の遊技板にその前面側から組み付けられる盤面前部品(60a、60b、70、80、90、100、110、120、170)と、
遊技板の上記中央開口部にその裏面側から組み付けられる画像表示器(50)及び遊技板にその裏面側から組み付けられる盤面裏部品とを備える。
球戻り防止装置は、板状装置本体(210、250、270)と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体(230、260、220、240)と、装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所(F)に設けられる球止め手段(200c)とを備えて、
板体は、装置本体の上記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板(220)と、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の板厚方向他側から側板とは分離して当該側板に沿い板厚方向に撓み可能に下方に向けて延出する弾性板(240)と、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向一側から側板と横断面L字状をなすように当該側板に沿い弾性板に対向して下方に向けて延出する対向板(260)とを具備し、
弾性板は、その延出方向中間部位にて、上記組み付け部の上記突出壁部の突出側へ当該突出壁部と同様の縦断面凸な突出形状にて突出する中間壁部(242)を設けてなり、
対向板は、弾性板の上記中間壁部に対する対向部(262)にて、上記中間壁部の突出方向と同一側に向け、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
弾性板の上記突出壁部及び対向板の上記対向部の双方の一方の中央部には、突起(266)が、上記突出壁部及び対向板の上記対向部の双方の他方に向け突出形成されており、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備しており、
球戻り防止装置は、上記突起にて上記組み付け部の上記突出壁部の上記貫通孔部に係合するとともに上記突出壁部にて弾性板の上記中間壁部と対向板との間に挿入されるように、上記組み付け部を弾性板と対向板との間に挟持してなることを特徴とする。以上により、請求項1に記載の発明の作用効果を達成することができる遊技盤の提供が可能となる。
請求項8に記載の遊技板(10)と、請求項8に記載の組み付け部(Rp)に代わる組み付け部(Rpa)を有する案内レール(20)と、請求項8に記載の多数の遊技釘(41、42)、球戻り防止装置、盤面前部品(30、60a、60b、70、80、90、100、110、120、170)及び盤面裏部品を備える。
球戻り防止装置は、板状装置本体(210A、250、270)と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体(230、260A、244、240a、245)と、装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所(F)に設けられる球止め手段(200c)とを備えて、
板体は、装置本体の上記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板(220)と、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して側板に沿い下方に向けて延出する第1及び第2の対向板(230、260A、244、240a、245)とを具備しており、
第2の対向板は、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向他側から下方に向けて第1の対向板に対し第1空隙部(Ga)を介して対向するように延出する基端壁部(244)と、この基端壁部の下方にて側板から上記基端壁部に沿い延出する帯状の弾性片本体(246)と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から装置本体の上記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起(247、248)とを有する弾性片(240a)と、この弾性片の下方にて側板から弾性片本体に沿い延出する先端壁部(245)とにより構成されており、
装置本体は、その板厚方向中間部位内にて、上記第1空隙部から上記板厚方向一側に向けて縦断面曲がり形状に延出するように第2空隙部(Gb、Gc)を形成してなり、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備してなり、
球戻り防止装置は、弾性片の上記第2及び第1の突起にて内側レール部の上記組み付け部の上記貫通孔部及び上記切り欠き部に係合し、上記組み付け部の上記境界側壁部を側板と上記第1突起との間に係止するように、上記組み付け部の上記先端側壁部を上記第2空隙部に挿入しつつ、上記境界側壁部を弾性片本体の弾性のもとに第1及び第2の対向板の間に挟持してなることを特徴とする。以上により、請求項3に記載の発明の作用効果を達成することができる遊技盤の提供が可能となる。
請求項8に記載の遊技板(10)と、請求項8に記載の組み付け部(Rp)に代わる組み付け部(Rpc)を有する案内レール(20)と、請求項8に記載の多数の遊技釘(41、42)、球戻り防止装置、盤面前部品(30、60a、60b、70、80、90、100、110、120、170)及び盤面裏部品とを備える。
球戻り防止装置は、板状装置本体(210A、250、270)と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体(230、260A、244、240a、245)と、装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所(F)に設けられる球止め手段(200c)とを備えて、
板体は、装置本体の上記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板(220)と、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して側板に沿い下方に向けて延出する第1及び第2の対向板(230、260A、244、240a、245)とを具備しており、
第2の対向板は、装置本体の上記下縁部のうち上記横方向一端部を除く部位の上記板厚方向他側から下方に向けて第1の対向板に対し空隙部(Ga)を介して対向するように延出する基端壁部(244)と、この基端壁部に沿いその下方にて側板から延出する帯状の弾性片本体(246)と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から装置本体の上記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起(247、248)とを有する弾性片(240a)と、弾性片本体に沿いその下方にて側板から延出する先端壁部(245)とにより構成されており、
球止め手段は、装置本体の板厚方向に回動可能に上記凹所内にて支持される軸状回動部材(280a、280d)と、この軸状回動部材から上記凹所を介し装置本体の上記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片(280b)と、球止め片と共に装置本体の上記板厚方向一側に向け鈍角を張るように上記凹所内にて軸状回動部材に連結される重錘(280c)とを具備しており、
側板のうち第1及び第2の対向板との間の部位には、複数の突起(221a、221b)が、側板の延出方向に沿い上記複数の他側切り欠き部の上記間隔に対応する間隔をおくようにして、第1及び第2の対向板との間に向けて突出形成されており、
球戻り防止装置は、側板の上記複数の突起にて内側レール部の上記組み付け部の上記複数の他側切り欠き部に係合し、弾性片の上記第2及び第1の突出部にて上記組み付け部の上記貫通孔部及び上記一側切り欠き部に係合するように、上記組み付け部を弾性片本体の弾性のもとに記第1及び第2の対向板の間に挟持することを特徴とする。以上により、請求項6に記載の発明の作用効果を達成することができる遊技盤の提供が可能となる。
(第1実施形態)
図1は、本発明が適用されるパチンコ遊技機の第1実施形態を示している。当該パチンコ遊技機は、パチンコホール内の島に立設されるもので、このパチンコ遊技機は、基枠(図示しない)と、この基枠に対し前後方向に開閉可能に支持される遊技機本体B及び前扉FDとにより構成されている。なお、上記パチンコ遊技機は、いわゆるデジパチ型のパチンコ遊技機である。
1.無遊技作動モード
現段階において、上記パチンコ遊技機は、その電源投入により作動状態となり、遊技者による遊技の開始を待つ状態にあるものとする。なお、「無遊技モード」とは、当該パチンコ遊技機において未だ遊技者による遊技がなされないモード(いわゆる空き台状態に対応するモード)をいう。
RNB=RNB+1・・・(2)
RNC=RNC+1・・・(3)
RND=RND+1・・・(4)
RNE=RNE+1・・・(5)
ここでは、乱数が、数列(例えば、0〜299)に沿い、上記パチンコ遊技機の電源投入と同時に、初期値「0」で開始し、順次、「1」ずつ、加算していき、最終値「299」に達するとリセットにより上記初期値「0」に戻る。
しかして、ソフトタイマー370が、上記最初のパルス信号に後続して、パルス信号を発生すると、主制御装置300は、CPU360により、上述の初期値乱数更新ルーチン6000の閉ループ処理から脱出して、上記タイマー割り込みプログラムを、再び、スタートステップから実行し始める。
2.遊技作動モード
以上のような無遊技作動モードの状態において、遊技者が、遊技球の払い出しを受けて上記パチンコ遊技機による遊技を開始して、当該パチンコ遊技機の作動状態を遊技作動モードにおくものとする。以下、この遊技作動モードを、主制御装置側遊技作動モード及び複制御装置側遊技作動モードに分けて説明する。
(1)主制御装置側遊技作動モード
上述のように遊技者が、遊技を開始するにあたり、上記パチンコ遊技機のハンドルHを回動操作すれば、遊技球が、順次、上記球発射装置により案内レール20を通り遊技領域12内に発射される。
(1)始動口処理
乱数更新処理ルーチン500の更新処理が上述のように終了すると、上記タイマー割り込みプログラムは始動口処理ルーチン600(図27及び図28参照)に進む。遊技球の始動入賞口61への入賞が、始動入賞口センサS1により検出されると、始動口処理ルーチン600のステップ610において、遊技球の始動入賞口61への入賞として、YESと判定される。然る後、U<4か否かが、ステップ620において判定される。なお、Uは、遊技球の保留数を表す。
ここで、上述のごとく、U=0であることから、式(7)に基づき、保留数U=1と算出される。
(2)ゲート処理
上述のような始動口処理ルーチン600の終了に伴い、次のゲート処理ルーチン700において、遊技球のスルーゲート70に対する通過毎に、ゲートセンサS3の検出に基づき、保留数Gが、次の式(8)に基づき加算更新される。
(3)センサ出力に基づく処理
ついで、上記タイマー割り込みプログラムのセンサ出力に基づく処理ルーチン800(図27参照)において、上述した始動入賞口センサS1或いはゲートセンサS3の各検出出力が、RAM390にセットされる。
(4)賞球処理
然る後、上記タイマー割り込みプログラムが次の賞球処理ルーチン900(図27参照)に進むと、この賞球処理ルーチン900において、上述した遊技球の始動入賞口61への入賞数に応じた賞球コマンド或いは遊技球のスルーゲート70に対する通過数に応じたコマンドが設定される。
(5)特別図柄処理
ついで、上記タイマー割り込みプログラムが特別図柄処理ルーチン1000に進むと、ステップ1010(図29参照)において、大当たり中か否かが判定される。現段階において、ステップ1310(図29参照)で既に変動開始処理済みであれば、大当たり遊技中、即ち、大当たり中であることから、ステップ1010においてYESと判定される。
ステップ1031における処理後、次の大当たり判定処理サブルーチン1100(図29参照)において、始動口処理ルーチン600のステップ622にてセット済みの大当たり乱数データRNAの最新の乱数が、大当たり乱数テーブルTB1中の乱数値、例えば、「7」であるか否かに基づき、大当たりか否かが判定され、大当たりでなければ、上記ハズレ図柄がセットされ、一方、大当たりであれば、始動口処理ルーチン600のステップ622にてセット済みの大当たり図柄乱数テーブルTB2の最新の乱数に基づき上記通常図柄或いは上記確変図柄がセットされる。
ついで、ステップ1530において、J=0か否かにつき、再度、判定される。現段階において、J=0でなければ、ステップ1530においてNOと判定される。然る後、停止処理ルーチン1500が、少なくとも1回、ステップ1530に達したとき、J=0であれば、ステップ1530においてYESと判定される。これにより、時短遊技が終了する。そして、次のステップ1531における通常遊技状態セット処理において、通常遊技状態がセットされる。
(6)普通図柄処理
上述のようにして特別図柄処理ルーチン1000の処理が終了すると、上記タイマー割り込みプログラムは、普通図柄処理ルーチン2000(図27及び図31参照)に進む。すると、ステップ2100(図31参照)において補助遊技中か否かにつき判定される。現段階において、補助遊技中であれば、ステップ2100における判定はYESとなる。
然る後、ステップ2311における当たり抽選用乱数セット処理において、乱数更新処理ルーチン500(図27参照)における当たり乱数データRNEの最新の乱数が当たり抽選用乱数としてセットされる。
(7)大入賞口処理
以上のようにして普通図柄処理ルーチン1000の処理が終了すると、上記タイマー割り込みプログラムは、大入賞口処理ルーチン3000(図27及び図32〜図34参照)に進む。
このようにしてステップ3131における処理が終了すると、次のステップ3132における第1大入賞口開放処理において、第1アタッカー100が、可動部材101にて、CPU360による制御のもと、第1大入賞口アクチュエータ103により駆動されて、第1大入賞口102を開放する。これにより、上述のように遊技領域12内に発射される遊技球が、第1大入賞口102に入賞し易くなる。その結果、遊技者は、多くの賞球の獲得を期待できる。
(8)電チュー処理
以上のようにして大入賞口処理ルーチン3000の処理が終了すると、次の電チュー処理ルーチン4000(図27参照)において、補助遊技の開始に伴うオープニング時間が経過しておれば、確変又は時短の遊技状態か否かに応じて、電動チューリップ60bの開放時間がセットされ、これに伴い、電動チューリップ60bの電動入賞口62が開放され、然る後、電動チューリップ60bが、電動入賞口62を閉鎖する。
(9)出力処理
上述のように電チュー処理ルーチン3000の処理が終了すると、次の出力処理ルーチン5000において、乱数更新処理ルーチン500〜電チュー処理ルーチン400の各処理においてなされた電チューセンサS2の検出出力、普通入賞口センサS4の検出出力、第1大入賞口センサS5の検出出力その他の各種データが、副制御装置400に出力される。
3.副制御装置側遊技作動モード
以上のように主制御装置側遊技作動モードの処理がなされると、副制御装置400においては、払い出し制御部400aが払い出し遊技作動モードにおかれるとともに、演出制御部400bが、表示制御部400c及びランプ制御部400dとともに、演出遊技作動モードにおかれる。
(1)払い出し遊技作動モード
上述のように副制御装置400の払い出し制御部400aが上記払い出し制御プログラムの実行を開始した後において、各種データが上述のごとく主制御装置400から出力処理ルーチン5000から副制御装置400に出力されると、当該各種データが払い出しデータ(第1大入賞口センサS5の検出出力や第2大入賞口センサS6の検出出力)を含んでおれば、払い出し制御部400aが、CPU413にて、当該払い出しデータをI/F411を介し入力されて遊技球の払い出し処理を行い、払い出し出力をO/F412から払い出し駆動モータMに出力する。このため、上記払い出し機構が、払い出し駆動モータMの駆動のもとに、所定の払い出し条件に応じて、遊技球を払い出す。
(2)演出遊技作動モード
上述のように副制御装置400の演出制御部400bが図35のフローチャートに従い上記演出制御プログラムの実行を開始すると、乱数更新処理ルーチン7000において、演出用乱数等の種々の乱数が、ROM426に記憶済みの演出用乱数データ等の種々の乱数データに基づき更新される。
(1)各種入力処理
上述のように乱数更新処理ルーチン7000の処理が終了すると、次の各種入力処理ルーチン8000(図35参照)において、小当たり或いは短当たりであれば、第2大入賞口センサS6の検出出力が有効な状態におかれ、第2大入賞口171への遊技球の入賞に対する第2大入賞口センサS6による報知抽選としての検出のもと、報知抽選実行の根拠となる遊技球の保留数が加算更新される。
(2)表示処理
上述のように各種入力処理ルーチン8000の処理が終了すると、次の表示処理ルーチン9000(図35参照)において、主制御装置300から出力処理ルーチン5000(図27参照)にて上述のごとく出力される各種データのうちの特別図柄に関するデータに基づき、当該特別図柄に対応する装飾図柄のセット処理がなされた後、上述のように出力される各種データのうちの大当たりを表すデータに基づき、大当たり遊技中を表す演出の表示処理がなされ、ついで、上述のように出力される各種データのうちの待機中等を表すデータに基づき、待機中等を表す演出の表示処理がなされ、その後、上述した報知抽選実行の根拠となる遊技球の保留数の最新値に基づき、報知抽選処理が繰り返される。
(第2実施形態)
図36〜図39は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べた内側レール部20aにおいて、組み付け部Rpに代えて、図36にて示すごとく、組み付け部Rpaが設けられている。
(第3実施形態)
図40及び図41は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この第3実施形態では、上記第2実施形態にて述べた内側レール部20aにおいて、組み付け部Rpaに代えて、図40にて示すごとく、組み付け部Rpbが設けられており、この組み付け部Rpbは、組み付け部Rpaと同様に、上記第1実施形態にて述べた遊技板10の前面11の外周左上側部位に位置している。
(第4実施形態)
図42及び図43は、本発明の第4実施形態の要部を示している。この第4実施形態では、上記第2実施形態にて述べた内側レール部20aにおいて、組み付け部Rpaに代えて、図42にて示すごとく、組み付け部Rpcが設けられており、この組み付け部Rpcは、組み付け部Rpaと同様に、上記第1実施形態にて述べた遊技板10の前面11の外周左上側部位に位置している。
(1)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた球戻り防止装置200において、弾性板240及び蓋板260の側板220とは反対側の各端部のうち少なくともその一方は、内側レール部20aの組み付け部Rpを弾性板240と蓋板260との間に挿入し易いように、横断面テーパ状に形成してもよい。
(2)本発明の実施にあたり、球戻り防止装置200の蓋板260に設けた突起266は、上記第1実施形態とは異なり、弾性板240における中央壁部242の頂壁部242aの中央部から蓋板260側に向けて突出形成するようにしてもよい。
(3)本発明の実施にあたり、球戻り防止装置200の球止め機構200cは、上記各実施形態にて述べた重錘280cに限ることなく、重りとしての役割を果たすものであれば、どのような構成の重錘であってもよい。
(4)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた側板220の補助壁部222は、上記第1実施形態とは異なり、蓋板260の切り欠き部264に代えて、当該蓋板260と一体であってもよい。
(5)本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べた下壁230は、上記第1実施形態とは異なり、蓋板260と一体であってもよい。
(6)本発明の実施にあたり、球戻り防止装置200では、上記第1実施形態とは異なり、主部材200aの板枠210と副部材200bの下壁230とでもって一体的に板状装置本体として構成し、かつ、主部材200aのL字壁220a及び側壁220bと副部材200bのU字壁240aとでもって、板体として構成するようにしても、上記実施形態と同様の作用効果を達成することができる。
Rp、Rpa、Rpc…組み付け部、11…前面、12…遊技領域、20…案内レール、
20a…内側レール部、20b…外側レール部、24…屈曲壁部、
24d、28b…貫通孔部、27、28、29…壁部、28a、28c、28d…凹所、
30…センター構造物、41、42…遊技釘、200a…主部材、200b…副部材、
200c…球止め機構、50…画像表示器、60a…スタートチャッカー、
60b…電動チューリップ、70…スルーゲート、80…風車、90…普通入賞口、
100、170…アタッカー、110…星形盤ランプ、120…星形可動役物、
210、210A…基板、220…側板、221a、221b…突起、230…下壁、
240…弾性板、240a…弾性片、242…中央壁部、244…基端壁部、
245…先端壁部、246…弾性片本体、247、248…突起、250…突出壁、
253…凹部、260、260A…蓋板、262…、266…突起、270…脚片、
280a…回動軸、280b…球止め片、280c…重錘、280d…支持ピン。
Claims (10)
- パチンコ遊技機の遊技盤に設けられる球戻り防止装置において、
板状装置本体と、
この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、
前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、
前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の板厚方向他側から前記側板とは分離して当該側板に沿い板厚方向に撓み可能に下方に向けて延出する弾性板と、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側から前記側板と横断面L字状をなすように当該側板に沿い前記弾性板に対向して下方に向けて延出する対向板とを具備し、
前記弾性板は、その延出方向中間部位にて、その板厚方向へ縦断面凸な突出形状に形成される中間壁部を設けてなり、
前記対向板は、前記弾性板の前記中間壁部に対する対向部にて、前記中間壁部の突出方向に向けて、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
前記弾性板の前記突出壁部及び前記対向板の前記対向部の双方の一方の中央部には、突起が、前記側板とは反対側へ前記装置本体の横方向に沿い低くなるように、前記突出壁部及び前記対向板の前記対向部の双方の他方に向け突出形成されており、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備してなることを特徴とするパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。 - パチンコ遊技機の遊技盤に設けられる球戻り防止装置において、
主部材と、副部材と、球止め手段とを備えて、
前記主部材は、
基板と、この基板の横方向両側からその板厚方向一側に向け突出する両突出壁と、前記基板の下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、前記基板の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の板厚方向他側から前記側板とは分離して当該側板に沿い下方に向けて前記基板の板厚方向に撓み可能に延出する弾性板であってその延出方向中間部位にてその板厚方向へ縦断面凸な突出形状に形成される中間壁部を設けてなる弾性板とを具備しており、
前記副部材は、
前記側板と横断面L字状をなすように前記弾性板に対向して前記側板に組み付けられる蓋板と、この蓋板から前記基板の横方向両側部上に沿い延出されて前記両突出壁に組み付けられる両脚片であってその各対応の前記突出壁との間にて受承部を形成してなる両脚片とを具備しており、
前記蓋板は、前記弾性板の前記中間壁部に対する対向部にて、前記中間壁部の突出方向に向けて、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
前記弾性板の前記中間壁部及び前記蓋板の前記対向部の一方の中央部には、突起が、前記側板とは反対側へ前記主部材の横方向に沿い低くなるように、前記中間壁部及び前記蓋板の前記対向部の他方に向け突出形成されており、
前記球止め手段は、
前記両脚片の間にて前記基板上に形成される凹所内にて前記基板の板厚方向に回動可能となるように前記各受承部により支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記基板の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記基板の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備してなることを特徴とするパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。 - パチンコ遊技機の遊技盤に設けられる球戻り防止装置において、
板状装置本体と、
この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、
前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、
前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して前記側板に沿い下方に向けて延出するように前記側板と一体的に形成される第1及び第2の対向板とを具備しており、
前記第2の対向板は、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向他側から下方に向けて前記第1の対向板との間に第1空隙部を形成するように延出される基端壁部と、
この基端壁部の下方にて前記側板から前記基端壁部に沿い延出する帯状の弾性片本体と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から前記装置本体の前記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起とを有する弾性片と、
この弾性片の下方にて前記側板から前記弾性片本体に沿い延出する先端壁部とにより構成されており、
前記装置本体は、その板厚方向中間部位内にて、前記第1空隙部から前記板厚方向一側に向けて縦断面曲がり形状に延出するように第2空隙部を形成してなり、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備してなることを特徴とするパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。 - 前記第2空隙部は、前記第1空隙部から前記板厚方向一側に向けて縦断面L字形状に延出するように前記装置本体の前記板厚方向中間部位内に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。
- 前記第2空隙部は、前記第1空隙部から前記板厚方向一側に向けて前記装置本体の前記下縁部とは逆方向に向け凸な縦断面湾曲形状に延出するように前記装置本体の前記板厚方向中間部位内に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。
- パチンコ遊技機の遊技盤に設けられる球戻り防止装置において、
板状装置本体と、
この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、
前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、
前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して前記側板に沿い下方に向けて延出する第1及び第2の対向板とを具備しており、
前記第2の対向板は、
前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向他側から下方に向けて前記第1の対向板に対し空隙部を介し対向するように延出する基端壁部と、
この基端壁部の下方にて前記側板から前記装置本体の前記下縁部に沿い延出する帯状の弾性片本体と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から前記装置本体の前記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起とを有する弾性片と、
前記弾性片本体に沿いその下方にて前記側板から延出する先端壁部とにより構成されており、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備しており、
前記側板のうち前記第1及び第2の対向板との間の部位には、複数の突起が、前記側板の延出方向に沿い間隔をおくようにして、前記第1及び第2の対向板との間に向けて突出形成されていることを特徴とするパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。 - 前記弾性片の前記第1突起の突出端面とこの突出端面に対する前記第1対向板の対応面部の双方の少なくとも一方は、前記弾性片本体の延出先端部側にて、当該弾性片本体の延出方向に沿い断面傾斜状に形成されており、
また、前記弾性片の前記第2突起は、前記弾性片本体から前記第1対向板に向けて前記第1突起よりも低く突出するように形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1つに記載のパチンコ遊技機のための球戻り防止装置。 - 遊技板と、
この遊技板の前面の左上側部位に位置する組み付け部を有しこの組み付け部から前記遊技板の前記前面に沿い下に凸な円弧形状にて組み付けられる内側レール部と、この内側レール部の外側にて前記遊技板の前記前面に沿いその左下側から上に凸な円弧形状にて組み付けられる外側レール部とを有する案内レールと、
当該案内レールによりその内側に特定される遊技領域内にて、前記遊技板の前記前面に、前記内側レール部の前記左上側部位に位置する組み付け部の少なくとも上方近傍を含め分散して打ち込まれる多数の遊技釘と、
前記内側レール部の前記組み付け部に組み付けられる球戻り防止装置と、
前記遊技板の中央開口部の外周に沿いにその前面側から組み付けられる環状センター構造物その他の前記遊技板にその前面側から組み付けられる盤面前部品と、
前記遊技板の前記中央開口部にその裏面側から組み付けられる画像表示器及び前記遊技板にその裏面側から組み付けられる盤面裏部品とを備えるパチンコ遊技機のための遊技盤において、
前記内側レール部の前記組み付け部は、その長手方向中間部位にて、その板厚方向に向け縦断面凸な突出形状に突出する突出壁部であってその中央部に貫通孔部を形成してなる突出壁部として形成されており、
前記球戻り防止装置は、板状装置本体と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の板厚方向他側から前記側板とは分離して当該側板に沿い板厚方向に撓み可能に下方に向けて延出する弾性板と、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側から前記側板と横断面L字状をなすように当該側板に沿い前記弾性板に対向して下方に向けて延出する対向板とを具備し、
前記弾性板は、その延出方向中間部位にて、前記組み付け部の前記突出壁部の突出側へ当該突出壁部と同様の縦断面凸な突出形状にて突出する中間壁部を設けてなり、
前記対向板は、前記弾性板の前記中間壁部に対する対向部にて、前記中間壁部の突出方向と同一側に向け、当該中間壁部と同様の縦断面形状にて形成されており、
前記弾性板の前記突出壁部及び前記対向板の前記対向部の双方の一方の中央部には、突起が、前記突出壁部及び前記対向板の前記対向部の双方の他方に向け突出形成されており、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備しており、
前記球戻り防止装置は、前記突起にて前記組み付け部の前記突出壁部の前記貫通孔部に係合するとともに前記突出壁部にて前記弾性板の前記中間壁部と前記対向板との間に挿入されるように、前記組み付け部を前記弾性板と前記対向板との間に挟持してなることを特徴とするパチンコ遊技機のための遊技盤。 - 遊技板と、
この遊技板の前面の左上側部位に位置する組み付け部を有しこの組み付け部から前記遊技板の前記前面に沿い下に凸な円弧形状にて組み付けられる内側レール部と、この内側レール部の外側にて前記遊技板の前記前面に沿いその左下側から上に凸な円弧形状にて組み付けられる外側レール部とを有する案内レールと、
前記案内レールによりその内側に特定される遊技領域内にて、前記遊技板の前記前面に、前記内側レール部の前記組み付け部の少なくとも上方近傍を含め分散して打ち込まれる多数の遊技釘と、
前記内側レール部の前記組み付け部に組み付けられる球戻り防止装置と、
前記遊技板の中央開口部の外周に沿いにその前面側から組み付けられる環状センター構造物その他の前記遊技板にその前面側から組み付けられる盤面前部品と、
前記遊技板の前記中央開口部にその裏面側から組み付けられる画像表示器及び前記遊技板にその裏面側から組み付けられる盤面裏部品とを備えるパチンコ遊技機のための遊技盤において、
前記内側レール部の前記組み付け部は、前記内側レール部のうち前記組み付け部との境界から上方へ延出する境界側壁部であってその長手方向中間部位の幅方向中央部に形成した貫通孔部及び前記長手方向中間部位の両側縁部のうち前記遊技板の前記前面側に位置する一側縁部に前記貫通孔部に向けて形成した切り欠き部を有する境界側壁部と、この境界側壁部の延出端部から前記遊技板の前記前面に沿い前記外側レール部とは反対側へ縦断面曲がり形状に延出する先端側壁部とを有しており、
前記球戻り防止装置は、板状装置本体と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して前記側板に沿い下方に向けて延出する第1及び第2の対向板とを具備しており、
前記第2の対向板は、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向他側から下方に向けて前記第1の対向板に対し第1空隙部を介して対向するように延出する基端壁部と、この基端壁部の下方にて前記側板から前記基端壁部に沿い延出する帯状の弾性片本体と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から前記装置本体の前記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起とを有する弾性片と、この弾性片の下方にて前記側板から前記弾性片本体に沿い延出する先端壁部とにより構成されており、
前記装置本体は、その板厚方向中間部位内にて、前記第1空隙部から前記板厚方向一側に向けて縦断面曲がり形状に延出するように第2空隙部を形成してなり、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備してなり、
前記球戻り防止装置は、前記弾性片の前記第2及び第1の突出部にて前記内側レール部の前記組み付け部の前記貫通孔部及び前記切り欠き部に係合し、前記組み付け部の前記境界側壁部を前記側板と前記第1突出部との間に係止するように、前記組み付け部の前記先端側壁部を前記第2空隙部に挿入しつつ、前記境界側壁部を前記弾性片本体の弾性のもとに前記第1及び第2の対向板の間に挟持してなることを特徴とするパチンコ遊技機のための遊技盤。 - 遊技板と、
この遊技板の前面の左上側部位に位置する組み付け部を有しこの組み付け部から前記遊技板の前記前面に沿い下に凸な円弧形状にて組み付けられる内側レール部と、この内側レール部の外側にて前記遊技板の前記前面に沿いその左下側から上に凸な円弧形状にて組み付けられる外側レール部とを有する案内レールと、
前記案内レールによりその内側に特定される遊技領域内にて、前記遊技板の前記前面に、前記内側レール部の前記左上側部位に位置する組み付け部の少なくとも上方近傍を含め分散して打ち込まれる多数の遊技釘と、
前記内側レール部の前記組み付け部に組み付けられる球戻り防止装置と、
前記遊技板の中央開口部の外周に沿いにその前面側から組み付けられる環状センター構造物その他の前記遊技板にその前面側から組み付けられる盤面前部品と、
前記遊技板の前記中央開口部にその裏面側から組み付けられる画像表示器及び前記遊技板にその裏面側から組み付けられる盤面裏部品とを備えるパチンコ遊技機のための遊技盤において、
前記内側レール部の前記組み付け部は、その長手方向中間部位の幅方向中央部に形成した貫通孔部と、前記長手方向中間部位の両側縁部のうち前記遊技板の前記前面側に位置する一側縁部に前記貫通孔部に向けて形成した一側切り欠き部と、前記長手方向中間部位の他側縁部に互いに間隔をおいて形成した複数の他側切り欠き部とを具備してなり、
前記球戻り防止装置は、板状装置本体と、この装置本体の下縁部から下方に延出する板体と、前記装置本体にその板厚方向一側から形成される凹所に設けられる球止め手段とを備えて、
前記板体は、前記装置本体の前記下縁部のうちその横方向一端部から下方に向けて延出する側板と、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向一側及び板厚方向他側からそれぞれ互いに対向して前記側板に沿い下方に向けて延出する第1及び第2の対向板とを具備しており、
前記第2の対向板は、前記装置本体の前記下縁部のうち前記横方向一端部を除く部位の前記板厚方向他側から下方に向けて前記第1の対向板に対し空隙部を介して対向するように延出する基端壁部と、この基端壁部に沿いその下方にて前記側板から延出する帯状の弾性片本体と、この弾性片本体の延出先端部及び延出方向中間部位から前記装置本体の前記板厚方向一側に向けてそれぞれ突出する第1及び第2の突起とを有する弾性片と、前記弾性片本体に沿いその下方にて前記側板から延出する先端壁部とにより構成されており、
前記球止め手段は、前記装置本体の板厚方向に回動可能に前記凹所内にて支持される軸状回動部材と、この軸状回動部材から前記凹所を介し前記装置本体の前記板厚方向一側の上方に向け延出する球止め片と、前記球止め片と共に前記装置本体の前記板厚方向一側に向け鈍角を張るように前記凹所内にて前記軸状回動部材に連結される重錘とを具備しており、
前記側板のうち前記第1及び第2の対向板との間の部位には、複数の突起が、前記側板の延出方向に沿い前記複数の他側切り欠き部の前記間隔に対応する間隔をおくようにして、前記第1及び第2の対向板との間に向けて突出形成されており、
前記球戻り防止装置は、前記側板の前記複数の突起にて前記内側レール部の前記組み付け部の前記複数の他側切り欠き部に係合し、前記弾性片の前記第2及び第1の突出部にて前記組み付け部の前記貫通孔部及び前記一側切り欠き部に係合するように、前記組み付け部を前記弾性片本体の弾性のもとに記第1及び第2の対向板の間に挟持することを特徴とするパチンコ遊技機のための遊技盤。
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