JP4869082B2 - 作業具装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ローダ装置、掘削機等の作業車両にバケット、パレットフォーク、マニアフォーク、ロールグラブ等の作業具を装着するための作業具装着装置に関する。
この種の従来技術においては、例えば、特許文献1に開示されているように、「ブームに各種の作業装置を交替して使用可能な建設機械の作業装置の脱着装置であって、前記ブームとヒンジとが結合されるリンクと、前記作業装置の背面部に装着されて前記リンクの上部と下部とをそれぞれ支持する上部ガイドと下部ガイドと、前記上部ガイドと前記リンクの上部の間に形成された所定間隔の隙間と、前記作業装置の背面部左右両側に装着されて前記リンクの左右方向誘導を拘束する固定板と、前記隙間に挿入されるか前記隙間から抜出ることによって前記リンクに対し前記作業装置を結合されるか解除されるパンタグラフ式脱着手段と、を含む建設機械の作業装置の脱着装置(特許請求の範囲)」がある。
前記脱着手段は、前記リンクに結合されるレバーと、前記レバーの中央部の一支点にヒンジ結合され、かつ左右両側方向に延長されるキーと、前記レバーの中央部の前記一支点にヒンジ結合され、下向に延長される取手と、から構成され:前記バケットの前記上部ガイド両端に前記キーと結合されるキー溝が形成されることにより、前記取手の上下方向操作によって前記キーが前記キー溝に対し収納締結されるようになっている。
特開平07−018694号公報
前記従来技術においては、上部ガイドは奥部から口部へ開口が次第に大きくなる外広がり凹部となっており、上部ガイドとリンクの上部の間に隙間を形成し、この隙間をキー溝として、そのキー溝にパンタグラフ式脱着手段のキーを挿入することによりリンクに対し作業装置を結合しているので、上下間隔である前記隙間をシビアに形成しなくてはならなく、上部ガイドとリンクの結合に上下のガタが生じると、外広がり凹部のため前後のガタも生じ易くなっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした作業具装着装置を提供することを目的とする。
本発明は、作業具の上係合凹部と装着体の上係合部とを係合した状態で前後位置規制ができ、上下寸法をラフに形成しても、また上下方向にガタが生じても、前後方向のガタが生じ難く、作業具を適正に装着しておけるようにした作業具装着装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、作業具2の背面2aのブラケット3に上下係合凹部4U、4Dと係止孔5とが設けられ、ブーム6の先端に作業具シリンダ7によって前後揺動される装着体8が横軸9を介して枢支され、この装着体8に前記作業具2の上下係合凹部4U、4Dにそれぞれ係合する上下係合部11U、11Dが設けられるとともに、前記係止孔5に係脱自在に係合するロックピン12を有するロック手段13が設けられており、前記上係合凹部4Uには上係合部11Uの前後位置を規制する互いに略平行な前後規制面4b、4cが形成されていることである。
第2に、前記係止孔5はロックピン12より大径に形成され、その係止孔5の中心は、上下係合凹部4U、4Dに上下係合部11U、11Dを係合したときにロックピン12の中心より前側に偏位されていることである。
第3に、前記上係合凹部4Uは前後規制面4b、4cと奥面4aとの間にぬすみ4dが形成されていることである。
第4に、前記ブラケット3は上下係合凹部4U、4D間に背方へ山形に突出していて上係合部11Uを上係合凹部4Uに案内する上傾斜面14Uが形成され、作業具2の底面2bを水平姿勢にした状態で、前記下係合部11Dは横軸9より下方に配置され、前記係止孔5は山形状ブラケット3の頂部14aの前方に形成されていることである。
第5に、前記装着体8は、左右一対の略L字状支持部材17と中央の略L字状連結部材18とを上下杆材19U、19Dで連結されており、前記支持部材17のコーナ部が横軸9に枢支され、上下の杆材19U、19Dで上下係合部11U、11Dが形成され、前記連結部材18のコーナ部に作業具シリンダ7が連結され、連結部材18と支持部材17との間にロック手段13が配置されていることである。
前記作業具装着装置1の作用は、次の通りである。
作業具2を地上に載置した状態で、作業具シリンダ7を操作して装着体8を前後揺動して上係合部11Uを作業具2の背面2aのブラケット3の上係合凹部4Uに係合させ、その状態からブーム6を上昇させて上係合部11Uで作業具2を持ち上げると、作業具2は上係合部11Uを中心に揺動して垂下状態になり、下係合凹部4Dが下係合部11Dに係合するようになる。
作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法と装着体8の上下係合部11U、11D間寸法とが正確に一致するように形成されているならばよいが、当然に許容公差は存在するものであり、上下係合凹部4U、4D間寸法公差より上下係合部11U、11D間寸法公差が小さく設定されている。
両寸法が一致する場合、また、作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法より装着体8の上下係合部11U、11D間寸法が大であるならば、前記上係合部11Uが上係合凹部4Uの奥面4aに当接した状態で、下係合凹部4Dに下係合部11Dが係合する。
作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法より装着体8の上下係合部11U、11D間寸法が小であるならば、前記上係合部11Uが上係合凹部4Uの奥面4aまで係合した後、下係合部11Dが下係合凹部4Dの入り口部分に当接し、作業具2を僅かに持ち上げる。作業具2は僅かに持ち上げられても、互いに略平行な前後規制面4b、4cが上係合部11Uの前後位置を規制可能であるので、持ち上げられた状態の作業具2の前後位置を規制する。
前記前後規制面4b、4cは上下方向に所要寸法の幅を有するので、上下係合凹部4U、4D間寸法と上下係合部11U、11D間寸法との誤差が大小あっても、上係合凹部4Uと上係合部11Uとの前後位置規制は保障される。
作業具2に加わる負荷は後向きが主であるので、装着体8の上下係合部11U、11D、特に下係合部11Dが前記負荷を支持する。特に、作業具2の底面2bを水平姿勢にした状態で、下係合部11Dが横軸9より下方に配置され、係止孔5が山形状上下傾斜面14U、14Dの頂部14aの前方に形成されていると、作業具2で土石を掘削するとき、下係合部11Dには後方向の負荷が、上係合部11Uには前方向のモーメントが加わる。なお、ロックピン12に前後方向のモーメントが加わる状態も生じうる。
また、上下係合部11U、11Dが同時に前方からの負荷を受けたとき、横軸9を境にして上下に離れた位置で負荷を支持するので、横軸9と上係合部11Uとで負荷を支持する場合よりも上下方向のスパンが長くなり、安定的にかつ堅牢に支持できる。
前記上下係合凹部4U、4Dに上下係合部11U、11Dを係合した状態でロック手段13を操作してロックピン12を移動させると、ロックピン12は作業具2の係止孔5に係合して装着体8に対して作業具2の装着をロックする。
前記係止孔5はロックピン12より大径に形成され、その係止孔5の中心は、上下係合凹部4U、4Dに上下係合部11U、11Dを係合したときにロックピン12の中心より前側に偏位されているので、初期状態では装着体8に対する作業具2の前方移動を厳格に規制する。長期使用によりへたりを生じたときには係止孔5の中心はロックピン12の中心側に位置することになり、係止孔5へのロックピン12の挿入は容易になり、作業具2と装着体8との間の上下方向の位置ずれを許容する範囲が広がる。
前記上係合凹部4Uは前後規制面4b、4cと奥面4aとの間にぬすみ4dが形成されていることにより、上係合凹部4Uの全内周面をシビアに形成する必要がなく、前後規制面4b、4cの寸法管理を適正にしておけばよいので、上係合凹部4Uの加工が容易にできる。
前記装着体8は、左右一対の略L字状支持部材17と中央の略L字状連結部材18とを上下杆材19U、19Dで連結することにより、軽量でかつ安価に形成でき、ロック手段13も設け易くなる。
前記作業具2の離脱・取り換えは、ロックピン12を係止孔5から離脱して退避状態で退避保持部材39に保持させておいて、装着体8を前記装着動作と逆の動作をさせればよい。
本発明によれば、作業具の上下係合凹部及び装着体の上下係合部の上下寸法をラフに形成しても、また長期使用により上下方向にガタが生じても、前後方向のガタが生じ難く、上下係合凹部及び上下係合部のへたりが減少し、作業具を適正に装着しておくことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2において、26はローダ作業機27のローダ装置であり、ローダ作業機27の車体に装着した左右支持フレーム28のマスト部28Aの上端にブーム6の基部を枢支軸29を介して支持し、このブーム6とマスト部28Aの中途部との間に設けたブームシリンダ30により、ブーム6を上下揺動自在にしている。
前記ブーム6には長手方向中途部に枢支ブラケット31を介して揺動体32が枢支され、先端に装着体8が枢支されている。揺動体32の一端(上端)とマスト部28Aとの間に作業具シリンダ7が連結され、揺動体32の他端(下端)と装着体8の長手方向中途部とはリンク33で連結されている。
前記装着体8はブーム6の先端に横軸9を介して前後揺動自在に支持されていて、作業具2を着脱自在に装着している。この装着体8には、作業具2を装着するための上下係合部11U、11Dとロック手段13とが設けられている。作業具2にはバケット、パレットフォーク、マニアフォーク、ロールグラブ等が適用される。
図1〜9において、作業具2にバケットを適用したローダ装置26を図示しており、作業具2は背面2aと底面2bとが円弧面2cで連続しており、底面2bを水平にした状態で背面2aは前傾姿勢となる。
前記背面2aの上部から円弧面2cにかけて左右一対のブラケット3が設けられており、この左右両ブラケット3には、上下係合部11U、11Dにそれぞれ係合する上下係合凹部4U、4Dと、上下係合凹部4U、4D間でロック手段13のロックピン12が係脱自在に係合する係止孔5とが設けられている。
前記作業具2の左右各ブラケット3は、上下係合凹部4U、4D間が背方へ突出した山形状に形成されており、その山形形状により上下傾斜面14U、14Dが形成されている。
図1,5、6において、前記上係合凹部4Uは内周面がU字形状であり、前後内面が互いに略平行(平行及び僅かに傾斜している場合を含む)な前後規制面4b、4cとなっており、上係合部11Uが係合したとき、前後規制面4b、4cがともに上係合部11Uに近接する状態になり、上係合凹部4Uの奥面4aから離れた状態でも前後位置を規制可能にしている。
この前後規制面4b、4cは上下方向に所要の幅を有し、上係合部11Uの上下方向の位置が少し変わっても、その前後位置を規制可能である。前記前後規制面4b、4cと奥面4aとの間にはぬすみ4dが形成されており、上係合凹部4Uをラフに形成でき、寸法管理を容易にできるようにしている。
前記下係合凹部4Dは円弧形状の奥部から口部へ次第に広がる外広がり形状である。下係合凹部4Dの下面は、上係合凹部4Uが上係合部11Uに係合して作業具2が上係合部11Uを中心に揺動したときに、下係合部11Dに係合するに必要な形状に形成され、上面は下傾斜面14Dと連続するが、下係合部11Dが上方へ若干移動するのを許容する形状、即ち、下係合凹部4Dの奥部から口部へいくに従って、上係合凹部4Uを中心とする下係合部進入軌跡S(図6に示す)から上方へ離れる形状になっている。
前記作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法(下係合凹部4Dから上係合凹部4Uの奥面4aまでの寸法)と装着体8の上下係合部11U、11D間寸法(下係合部11Dから上係合部11Uの上面までの寸法)とは同一寸法に正確に形成するが、作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法公差より装着体8の上下係合部11U、11D間寸法公差が小さく設定されている。例えば、上下係合凹部4U、4D間寸法の公差を±1にすると、上下係合部11U、11D間寸法の公差は±0.5に設定される。
加工により許容範囲内の誤差が生じて、作業具2の上下係合凹部4U、4D間寸法より装着体8の上下係合部11U、11D間寸法が大であるならば、上係合部11Uが上係合凹部4Uの奥面4aに当接した状態で、下係合凹部4Dに下係合部11Dが係合し、小であるならば、上係合部11Uが上係合凹部4Uの奥面4aまで係合した後、下係合部11Dが下係合凹部4Dの入り口部分(円弧形上部の上側端部)に当接し、作業具2を僅かに持ち上げることになる。
作業具2はこのように僅かに持ち上げられても、互いに略平行な前後規制面4b、4cが上係合部11Uの前後位置を規制可能であるので、持ち上げられた状態の作業具2の前後位置は規制される。
上傾斜面14Uは山形の頂部14aから前上方へ延び、前規制面4bと面一状に連続しており、上係合部11Uが当接してから上係合凹部4Uの前後規制面4b、4c間へスムーズに挿入されるように案内している。
下傾斜面14Dは頂部14aから前下方へ延び、下係合凹部4Dの前上面と連続しており、下傾斜面14Dは下係合凹部4Dの前上面と面一状に形成させてもよいが、下傾斜面14Dは下係合部11Dを案内するものでないので、下係合凹部4Dの前上面より1段低いぬすみ部14bを形成しておく方がよい。
作業具2の底面2bを水平姿勢にした状態で、前記係止孔5は山形の頂部14aの前方に位置し、ロックピン12より大径に形成され、ロックピン12が係止孔5に対して若干上下にずれても挿入できるようになっている。
図3、4、7〜9において、前記装着体8は、2枚板を連結片8aで連結した左右一対の略L字状支持部材17と中央で左右一対の略L字状連結部材18とを上下杆材19U、19Dで連結して形成されており、前記支持部材17のコーナ部が横軸9に枢支され、上下の杆材19U、19Dで上下係合部11U、11Dが形成され、板材と杆材との枠構造となっている。
作業具2を装着して底面2bを水平姿勢にした状態で、前記下係合部11Dは作業具2の円弧面2cの後方で底面2bの近傍に位置し、横軸9より下方に配置され、上下係合部11U、11Dは横軸9を境にして上下に離れて位置する。
8bは支持部材17の上部に設けられた左右ガイド片であり、装着時に作業具2のブラケット3との左右関係を案内する。8cは下係合部11Dの後面に設けられた当接片であり、作業具2をダンプ動作させたときにブーム6と当接する。
図4、6〜9において、前記連結部材18のコーナ部に作業具シリンダ7で押し引きされるリンク33がピン34を介して連結され、連結部材18と左右各支持部材17との間にロック手段13が配置されている。
前記ロック手段13は、連結部材18とこれに対面する支持部材17とに跨って挿通されたロックピン12と、このロックピン12に嵌合固定されたストッパ37と、このストッパ37と連結部材18との間に設けられていてロックピン12を支持部材17側へ弾圧しているスプリング38と、前記支持部材17に固着の退避保持部材39とを有し、前記ストッパ37にはU字杆で形成されたハンドル40と係止ピン41とが固着されている。
前記退避保持部材39には係止ピン41を移動案内する溝39aと、ストッパ37を連結部材18側へ移動した状態で回動することにより係止可能になる係止部39bとが形成されている。
ロックピン12は連結部材18に挿通されている端部側が支持部材17側より小径になっており、その間の段差12aが連結部材18に当接可能になっており、ロックピン12を退避させるとき、段差12aが連結部材18に当接して、ロックピン12の先端が支持部材17から離脱することがないように形成されている。
装着体8から作業具2を離脱させるとき、図7の左側に示す状態から、ハンドル40を把持してスプリング38に抗してストッパ37及びロックピン12を右方向へ移動することにより、ロックピン12は係止孔5との係合状態から抜け出し、係止ピン41は溝39a内を移動し、段差12aが連結部材18に当接し、係止ピン41が溝39aから離脱したときまたは段差12aが当接したときにハンドル40を回動すると、係止ピン41が係止部39bに係止され、図4の右側に示す状態となり、かつその状態を維持する。
逆に、装着体8に作業具2を装着させるとき、図4の右側に示す状態から、ハンドル40を回動し、係止ピン41を係止部39bから離脱させて溝39aに対向させると、スプリング38の弾発力でロックピン12はブラケット3の係止孔5へ挿入されることになる。
製作初期、前記係止孔5とロックピン12とは、図1、5に示すように、上下係合凹部4U、4Dに上下係合部11U、11Dを係合したときに、係止孔5の中心がロックピン12の中心より前側に偏位するように形成されており、作業具2と装着体8とが繰り返し荷重によってへたりを生じたとき、係止孔5の中心がロックピン12の中心側に近づくようになり、ロックピン12の進入がより容易になる。
図10において、作業具2にパレットフォークを適用しており、作業具2の背面にはバケットと同様にブラケット3が固定され、このブラケット3に上下係合凹部4U、4D及び係止孔5が形成され、装着体8に着脱自在に装着されている。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜10に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、作業具装着装置をフロントローダ、掘削機等の作業車両に設けて、バケット、パレットフォーク、マニアフォーク、ロールグラブ等の作業具の装着に適用してもよい。また、製作初期から係止孔5の中心とロックピン12の中心とを一致させるようにしたり、上係合凹部4Uにぬすみ4dを形成しなかったりしてもよい。
本発明の実施の形態を示す作業具装着装置の要部の側面図である。 ローダ装置全体の側面図である。 作業具装着装置の要部の分解斜視図である。 作業具装着装置の背面図である。 作業具装着装置の装着状態を示す要部の拡大側面図である。 作業具装着装置の離脱状態を示す要部の拡大側面図である。 装着体の背面図である。 装着体の平面図である。 ロック手段を示すの拡大背面図である。 パレットフォークを適用したローダ装置全体の側面図である。
符号の説明
1 作業具装着装置
2 作業具
3 ブラケット
4U 上係合凹部
4D 下係合凹部
4a 奥面
4b 前規制面
4c 後規制面
4d ぬすみ
5 係止孔
6 ブーム
7 作業具シリンダ
8 装着体
9 横軸
11U 上係合部
11D 下係合部
12 ロックピン
13 ロック手段
14U 上傾斜面
14D 下傾斜面
17 支持部材
18 連結部材
19 杆部材
26 ローダ装置
27 ローダ作業機

Claims (3)

  1. 作業具(2)の背面(2a)のブラケット(3)に上下係合凹部(4U、4D)と係止孔(5)とが設けられ、ブーム(6)の先端に作業具シリンダ(7)によって前後揺動される装着体(8)が横軸(9)を介して枢支され、この装着体(8)に前記作業具(2)の上下係合凹部(4U、4D)にそれぞれ係合する上下係合部(11U、11D)が設けられるとともに、前記係止孔(5)に係脱自在に係合するロックピン(12)を有するロック手段(13)が設けられており、
    前記上係合凹部(4U)には上係合部(11U)の前後位置を規制する互いに略平行な前後規制面(4b、4c)が形成されており、
    前記係止孔(5)はロックピン(12)より大径に形成され、その係止孔(5)の中心は、上下係合凹部(4U、4D)に上下係合部(11U、11D)を係合したときにロックピン(12)の中心より前側に偏位されていることを特徴とする作業具装着装置。
  2. 前記上係合凹部(4U)は前後規制面(4b、4c)と奥面(4a)との間にぬすみ(4d)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業具装着装置。
  3. 前記ブラケット(3)は上下係合凹部(4U、4D)間に背方へ山形に突出していて上係合部(11U)を上係合凹部(4U)に案内する上傾斜面(14U)が形成され、
    作業具(2)の底面(2b)を水平姿勢にした状態で、前記下係合部(11D)は横軸(9)より下方に配置され、
    前記係止孔(5)は山形状ブラケット(3)の頂部(14a)の前方に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業具装着装置。
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