JP7142601B2 - 作業具装着機構及び作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、作業具装着機構及び作業車の技術に関する。
従来、所定の作業具を取付可能な作業具装着機構の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、バケットを着脱可能なローダ装置を備えるショベルローダが記載されている。上記ショベルローダは、ローダ装置の左右一対のアームの先端側に設けられたバックプレートを介してバケットが取り付けられる。
上記バックプレートには、上下移動可能な連結シャフトが設けられている。上記連結シャフトが下方に移動し、バケットに形成された連結シャフト受容孔に嵌入することで、バックプレートにバケットが連結固定される。
ここで、上記連結シャフトに下方からの外力が掛かる場合、連結シャフトが連結シャフト受容孔から抜けるおそれがある。このため、連結シャフト受容孔に対する連結シャフトの抜けを抑制することが求められる。
特開2011-099239号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ロックピンの係合孔部に対する抜けを抑制することができる作業具装着機構及び作業車を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、所定の作業具が着脱自在に取り付けられる作業具装着機構であって、前記作業具に設けられた被係合部に対して係合する係合部と、前記係合部に回動可能に設けられるレバー部と、前記被係合部に設けられた係合孔部に挿通されて前記係合部と前記被係合部との係合をロックするロック位置と、前記係合孔部に対する挿通が解除されるロック解除位置と、に移動可能となるように、前記係合部に設けられるロックピンと、前記レバー部の回動に伴い、前記ロックピンを前記ロック位置と前記ロック解除位置とに移動させるリンク部と、を具備し、前記リンク部は、前記ロック位置とされた前記ロックピンの前記ロック解除位置側への移動を規制する規制部を具備し、前記リンク部は、前記レバー部に回動可能に支持される第一部分と、長尺形状とされると共に長手方向一方部が前記第一部分に対して長手方向に摺動可能に連結され、長手方向他方部が前記ロックピンに対して回動可能に連結される第二部分と、を具備し、前記規制部は、前記第一部分に対する前記第二部分の摺動を規制することで、前記ロック位置とされた前記ロックピンの前記ロック解除位置側への移動を規制し、前記第二部分は、長さを調節可能とされているものである。
請求項においては、前記第一部分は、当該第一部分を貫通する孔部を有し、前記第二部分は、前記孔部に挿通され、前記第一部分に摺動可能に連結される挿通部を有し、前記規制部は、前記第二部分において前記挿通部に対して拡径し、前記孔部に挿通不能な形状とされているものである。
請求項においては、前記第二部分は、前記第一部分に対して摺動可能に連結され、第一のねじ部が形成された軸部と、前記ロックピンに対して回動可能に連結され、前記第一のねじ部が螺合される第二のねじ部が形成された連結部と、を具備するものである。
請求項においては、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の作業具装着機構を具備する作業車であるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ロックピンの係合孔部に対する抜けを抑制することができる。また、リンク部の動作にあそびを設けることを可能としながらも、ロックピンの係合孔部に対する抜けを抑制することができる。また、種々の作業具に応じて、ロックピンを好適に係止させることができる。
請求項においては、規制部を比較的簡易な形状とすることができる。
請求項においては、第一のねじ部と第二のねじ部との螺合量を調節することで、第二部分の長さを調節することができる。
請求項においては、ロックピンの係合孔部に対する抜けを抑制しながらも、構成の簡素化を図ることができる作業車を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るトラクタの全体的な構成を示した側面図。 作業具装着機構及びバケットの構成を示した斜視図。 作業具装着機構とバケットとを係合させた状態でのロック解除状態におけるロック部の構成を示した背面図。 図3におけるY-Y断面図。 ロック解除状態におけるロック部の構成を示した正面図。 ロック状態におけるロック部の構成を示した背面図。 ロック状態におけるロック部の構成を示した断面図。 ロック状態におけるロック部のロックピンが、下方からの外力を受けた状態を示した断面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
まず、図1を用いてトラクタ1の全体構成について説明する。
トラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、トランスミッションケース4、前輪5、後輪6、ボンネット7、キャビン8、ステアリングホイール9及びフロントローダ10を具備する。
機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けて配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。当該エンジン3の後部には、トランスミッションケース4が固定される。機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪5に支持される。トランスミッションケース4の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪6に支持される。エンジン3はボンネット7に覆われる。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース4に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪5に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪6に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪5及び後輪6が回転駆動され、トラクタ1は走行することができる。
エンジン3の後方にはキャビン8が設けられる。キャビン8の内部には、運転者が搭乗する居住空間が形成される。当該居住空間には、前輪5の切れ角を調節するためのステアリングホイール9、種々の操作具及び運転者が着座するための座席等が配置される。
トラクタ1の前部には、フロントローダ10が装着される。フロントローダ10は、主として左右一対のフレーム11、左右一対のブーム12、作業具装着機構100及びバケット200を具備する。
フレーム11は、トラクタ1の車体(機体フレーム2及びトランスミッションケース4)の左右にそれぞれ固定される。ブーム12は、フレーム11の上部にそれぞれ回動可能に支持される。ブーム12は、フレーム11の上部から前下方に向けて延びるように配置される。作業具装着機構100は、ブーム12の前端部に回動可能に設けられる。なお、作業具装着機構100の詳細な説明については後述する。
バケット200は、作業具装着機構100を介してブーム12の前端部に連結される。ブーム12はブームシリンダ12aを伸縮させることで、フレーム11に対して回動させることができる。バケット200はバケットシリンダ12bを伸縮させることで、ブーム12に対して回動させることができる。このように、ブーム12及びバケット200を適宜回動させながら土砂の運搬作業等を行うことができる。バケット200は、前方に開口した形状とされている。バケット200は、被係合部210を具備する。
図2及び図4に示す被係合部210は、作業具装着機構100に係合される部分である。被係合部210は、バケット200の後面(背面)に設けられる。被係合部210は、上側被係合部211、下側被係合部212及び側板部214を具備する。
上側被係合部211は、バケット200の後面の上側部分に設けられる部分である。上側被係合部211は、バケット200の後面から斜め下方に延びる板形状とされている。また、上側被係合部211は、左右方向に長尺な形状とされている。
下側被係合部212は、バケット200の後面の下側部分に設けられる部分である。下側被係合部212は、バケット200の後面から斜め下方に延びる板形状とされている。下側被係合部212は、上側被係合部211の左右方向両端部に対応する位置に、一対設けられる。一対の下側被係合部212は、左右対称な形状とされている。下側被係合部212は、係合孔部213を有する。
係合孔部213は、下側被係合部212を厚さ方向(略上下方向)に貫通する孔である。係合孔部213は、下側被係合部212の左右方向中央よりも右寄りに位置する。係合孔部213は、平面視において、略矩形状とされている。
側板部214は、上側被係合部211及び下側被係合部212を接続する部分である。側板部214は、上側被係合部211及び一対の下側被係合部212の左右方向外側端部に一対設けられる。側板部214は、厚さ方向を左右方向に向けた板形状とされている。側板部214は、バケット200の後面から後方に突出するように設けられる。側板部214の後側部分は、左右方向外側に向かって屈曲した形状とされている。
以下では、図2から図8までを用いて、作業具装着機構100の詳細について説明する。
作業具装着機構100は、バケット200が着脱可能に装着されるものである。作業具装着機構100には、一対のブーム12の前端部がそれぞれ連結される。作業具装着機構100は、係合部110、連結軸部116及びロック部120を具備する。
図2から図4までに示す係合部110は、バケット200の被係合部210と係合するものである。係合部110は、一対のブーム12に対応するように一対設けられる。一対の係合部110は、左右対称な形状とされている。以下では、一対の係合部110のうち左側の係合部110について説明する。また、以下では、バケット200と係合した状態の係合部110について説明する。係合部110は、ベース部111、上側係合部112、下側係合部113、支持板部114及びガイド部115を具備する。
ベース部111は、バケット200の後面に沿うように配置される略板形状の部分である。ベース部111は、背面視において、左右方向内側の下部(右下部)を切り欠いた略矩形状とされている。ベース部111は、前面が、被係合部210の後面に当接するように配置される。ベース部111は、第一の回動軸111aを具備する。
第一の回動軸111aは、軸方向を略前後方向に向けて配置される軸である。第一の回動軸111aは、図4に示すように、ベース部111の後面から後方に突出するように設けられる。第一の回動軸111aは、後側部分が、前側部分よりも縮径した形状とされている。第一の回動軸111aは、図3に示すように、ベース部111の上側部分において、左右方向中央よりも右側に設けられる。
上側係合部112は、バケット200の上側被係合部211と係合する部分である。上側係合部112は、ベース部111の上端部の左右方向の全体に亘って設けられる。図4に示すように、上側係合部112は、上側被係合部211の下面(斜め下方に向く面)に沿う形状とされる。図例では、上側係合部112を、ベース部111を構成する板材を屈曲して形成した例を示している。上側係合部112が、上側被係合部211の下面に当接することで、係合部110の上方への移動が規制される。
下側係合部113は、バケット200の下側被係合部212と係合する部分である。下側係合部113は、ベース部111の下端部の左右方向の全体に亘って設けられる。図4に示すように、下側係合部113は、下側被係合部212の上面(斜め上方に向く面)に沿う形状とされる。図例では、下側係合部113を、ベース部111を構成する板材を屈曲して形成した例を示している。下側係合部113が、下側被係合部212の上面に当接することで、係合部110の下方への移動が規制される。
支持板部114は、ベース部111の後方向に突出するように設けられる略板形状の部分である。支持板部114は、厚さ方向を左右方向に沿わせるように配置される。支持板部114は、ベース部111、上側係合部112及び下側係合部113を接続する。また。支持板部114には、ブーム12及びバケットシリンダ12bが連結される。
支持板部114は、一つのベース部111に対して、左右方向に間隔を空けて一対設けられる。一対の支持板部114は、左右対称な形状とされている。図3に示すように、一対の支持板部114のうちの左右方向外側(左側)の支持板部114は、ベース部111の左右方向外側端部に位置する。また、左右方向内側(右側)の支持板部114は、ベース部111の左右方向中途部に位置する。一対の支持板部114の間には、ブーム12及びバケットシリンダ12bの先端部が配置される。支持板部114は、ブーム連結孔部114a、シリンダ連結孔部114b及び係合部連結孔部114cを具備する。
図4に示すブーム連結孔部114aは、支持板部114を左右方向に貫通する孔である。ブーム連結孔部114aは、支持板部114の下側部分に設けられる。ブーム連結孔部114aには、ブーム12に対する所定の連結軸(不図示)が挿通される。上記連結軸は、一対の支持板部114によって支持される。
シリンダ連結孔部114bは、支持板部114を左右方向に貫通する孔である。シリンダ連結孔部114bは、支持板部114の上側部分に設けられる。シリンダ連結孔部114bには、バケットシリンダ12bに対する所定の連結軸(不図示)が挿通される。上記連結軸は、一対の支持板部114によって支持される。
係合部連結孔部114cは、支持板部114を左右方向に貫通する孔である。係合部連結孔部114cは、支持板部114の上下方向略中央部に設けられる。
ガイド部115は、後述するロックピン150の移動をガイドする部分である。ガイド部115は、略上下方向に貫通するように形成された孔部115aを有する円筒形状とされている。ガイド部115は、ベース部111の下端部において、支持板部114の右方に位置するように設けられる。また、ガイド部115は、平面視において、係合孔部213と重合するように配置される。
図2に示す連結軸部116は、一対の係合部110同士を連結するものである。連結軸部116は、左右方向に長尺な形状とされている。連結軸部116は、一対の係合部110の各支持板部114(四つの支持板部114)に設けられた係合部連結孔部114cにそれぞれ挿通される。
図2から図8までに示すロック部120は、係合部110と被係合部210との係合をロック(係止)するものである。ロック部120は、係合部110に設けられる。ロック部120は、一対の係合部110に対応するように一対設けられる。一対のロック部120は、左右対称な形状とされている。以下では、一対のロック部120のうち左側のロック部120について説明する。ロック部120は、レバー部130、リンク部140及びロックピン150を具備する。
図3から図6までに示すレバー部130は、ロック部120の操作を可能とする部分である。レバー部130は、係合部110に回動可能に設けられる。レバー部130は、厚さ方向を略前後方向に向けた板形状とされている。レバー部130は、背面視において略L字形状とされている。すなわち、レバー部130は、互いに略直交する二つの長尺な片部を有した形状とされている。レバー部130は、連結部131及び把持部132を具備する。
連結部131は、係合部110に回動可能に連結される部分である。連結部131は、略L字形状とされたレバー部130の一方の片部を構成する。連結部131は、第一の軸孔131a及び第二の軸孔131bを具備する。
図5に示す第一の軸孔131aは、連結部131の長手方向中途部を、厚さ方向に貫通するように形成された孔である。第一の軸孔131aには、第一の回動軸111aの後側部分が挿通される。また、第一の軸孔131aは、内径が、第一の回動軸111aの前側部分の外径よりも小さく形成されている。
第一の軸孔131aに第一の回動軸111aが挿通されることで、連結部131(レバー部130)は、係合部110と回動可能に連結される。図例では、第一の軸孔131aに第一の回動軸111aを挿通した状態で、第一の回動軸111aの後端部(突出方向先端部)にナット及びワッシャを固定すると共に、上記ワッシャと連結部131との間に所定のコイルばねを嵌装させ、当該連結部131を前方(第一の回動軸111aの前側部分側)に付勢した例を示している(図4参照)。
図5に示す第二の軸孔131bは、連結部131の長手方向先端部(右下端部)を、厚さ方向に貫通するように形成された孔である。
把持部132は、使用者によって把持される部分である。把持部132は、略L字形状とされたレバー部130の他方の片部を構成する。把持部132は、長手方向先端部(右上端部)が、基端部よりも後方に位置するように屈曲した形状とされている。
図3から図8までに示すリンク部140は、レバー部130の回動を、後述するロックピン150に伝達する部分である。リンク部140は、第一部分141及び第二部分142を具備する。
図5、図7及び図8に示す第一部分141は、レバー部130の連結部131に、第二の回動軸141aを介して回動可能に連結される部分である。第一部分141は、連結部131の前面に設けられる。第一部分141は、略直方体のブロック形状とされている。第一部分141は、第二の回動軸141a及び孔部141bを具備する。
第二の回動軸141aは、軸方向を略前後方向に向けて配置される軸である。第二の回動軸141aは、連結部131の第二の軸孔131bに挿通され、連結部131とリンク部140とを連結する。第二の回動軸141aは、第一部分141の後側部分を構成する。第二の回動軸141aの後面には、所定の雌ねじ部が形成されている。連結部131の第二の軸孔131bに第二の回動軸141aが挿通された状態で、連結部131の後方から、上記雌ねじ部に所定のボルトが締結されることで、第一部分141が連結部131(レバー部130)と回動可能に連結される(図7参照)。
孔部141bは、第一部分141を貫通するように形成された孔である。孔部141bは、第二の回動軸141aの軸方向と直交する方向に貫通するように形成される。
第二部分142は、第一部分141及び後述するロックピン150に連結される部分である。第二部分142は、長尺形状とされている。第二部分142は、軸部143、連結部146及び付勢部149を具備する。
軸部143は、第一部分141に連結される部分である。軸部143は、略円柱形状とされている。軸部143は、縮径部144及び拡径部145を具備する。
縮径部144は、第一部分141の孔部141bに挿通される部分である。縮径部144は、軸部143の長手方向(軸方向)一方側を構成する。縮径部144の外径は、孔部141bの内径に対応している。縮径部144の軸方向に沿う寸法(長さ)は、第一部分141の孔部141bの上記軸方向に沿う寸法よりも大きく形成されている。縮径部144は、孔部141bに挿通された状態で、第一部分141に対して摺動可能とされる。縮径部144は、雄ねじ部144a及び抜止部144bを具備する。
図7及び図8に示す雄ねじ部144aは、縮径部144の側面において、雄ねじを構成する部分である。雄ねじ部144aは、少なくとも縮径部144の軸方向先端部(上端部)に設けられる。
抜止部144bは、縮径部144の軸方向先端部(上端部)に設けられる部分である。抜止部144bは、縮径部144の雄ねじ部144aに締結される所定のナットを構成する。抜止部144bは、外径が孔部141bの内径よりも大く形成されている。これにより、縮径部144の孔部141bに対する抜けを規制することができる。
拡径部145は、軸部143の軸方向他方側を構成する部分である。拡径部145の外径は、孔部141bの内径よりも大きく形成されている。これにより、拡径部145は、軸部143の第一部分141に対する所定量以上の摺動を規制する。すなわち、軸部143は、抜止部144bと拡径部145との間の範囲で、第一部分141に対して摺動可能とされる。拡径部145は、雄ねじ部145aを具備する。
図7及び図8に示す雄ねじ部145aは、拡径部145の側面において、雄ねじを構成する部分である。雄ねじ部145aは、少なくとも拡径部145の軸方向先端部(下端部)に設けられる。
連結部146は、軸部143に接続されると共に、後述するロックピン150に連結される部分である。連結部146は、接続部147及び連結片部148を具備する。
接続部147は、軸部143の拡径部145に接続される部分である。接続部147は、外径が拡径部145の外径よりも大きく形成された略円柱形状とされている。接続部147は、雌ねじ部147aを具備する。
雌ねじ部147aは、雄ねじ部145aが螺合される雌ねじを構成する部分である。雄ねじ部145aと雌ねじ部147aとが螺合することで、軸部143と連結部146とが接続される。また、雄ねじ部145aと雌ねじ部147aとの螺合量を調整することで、第二部分142の長さを調整できる。また、所定のロックナットを、連結部146に当接するように雄ねじ部145aに締結させることで、第二部分142を所定の長さに保持することができる。
連結片部148は、接続部147から下方に突出する部分である。連結片部148は、厚さ方向を前後方向に向けた板形状とされている。連結片部148は、第三の回動軸148aを具備する。
第三の回動軸148aは、連結片部148(連結部146)と後述するロックピン150とを連結するものである。第三の回動軸148aは、軸方向を略前後方向に向けて配置される。第三の回動軸148aは、連結片部148の突出方向先端部に設けられる。
付勢部149は、第一部分141に対して第二部分142を付勢するものである。付勢部149は、コイル状の圧縮ばねを構成する。付勢部149は、軸部143に嵌装される。また、付勢部149は、軸部143の拡径部145に嵌装されることで、姿勢が保持される。付勢部149は、第一部分141と連結部146との間に位置するように配置される。これにより、付勢部149は、第一部分141に対して連結部146が離間する方向に第二部分142を付勢する。
ロックピン150は、被係合部210の係合孔部213に対して挿通される状態(ロック状態)と、係合孔部213に対する挿通が解除される状態(ロック解除状態)と、に移動可能に設けられるものである。ロックピン150は、長さ方向を概ね上下方向に向けた略円柱形状とされる。ロックピン150は、図3及び図6に示すように、ガイド部115の孔部115aに挿通され、当該孔部115aに沿って略上下方向に移動可能とされる。ロックピン150は、受入部151及び係止部152を具備する。
受入部151は、ロックピン150の上側部分を構成する。受入部151は、連結片部148を受け入れると共に、第三の回動軸148aを介して連結片部148に回動自在に連結される。受入部151は、連結片部148を前後方向両側から挟むように受け入れる。
係止部152は、ロックピン150の下側部分を構成する。係止部152は、前側部分に傾斜面が形成され、先端(下端)部が側面視において鋭角形状とされている。ロック状態において、係止部152が、バケット200の係合孔部213に挿通されることで、係合部110に対するバケット200の外れが抑制される。また、ロック状態においては、ロックピン150の上記傾斜面部が、係合孔部213の内周部に当接する。
以下では、作業具装着機構100によるバケット200の装着態様について説明する。
バケット200を装着する際には、まず、作業具装着機構100のロック部120を、図3に示すロック解除状態とする。ロック部120は、レバー部130が第一の回動軸111aを中心として背面視反時計回りに回動されることで、ロック解除状態とされる。この状態では、レバー部130は、付勢部149により、第一の回動軸111aを中心として背面視反時計回りに回動するように付勢される。また、レバー部130は、支持板部114に当接することで、上記背面視反時計回りの回動が規制される。
次に、図2から図4までに示すように、上述の如くロック部120がロック解除状態とされた作業具装着機構100とバケット200とを係合させる。すなわち、係合部110の前面と被係合部210の後面とを当接させた状態で、バケット200の上側被係合部211に対して係合部110の上側係合部112を係合させると共に、下側被係合部212に対して係合部110の下側係合部113を係合させる。この状態では、ロック部120のロックピン150は、バケット200の係合孔部213よりも上方に位置する。
次に、図6に示すように、ロック部120を操作することで、当該ロック部120をロック解除状態からロック状態に切り替える。
具体的には、レバー部130を、第一の回動軸111aを中心として、背面視時計回りに回動させる。これにより、レバー部130の回動に伴い、リンク部140が第二の回動軸141aを中心として回動すると共に下方に移動する。
また、リンク部140の回動に伴い、当該リンク部140に第三の回動軸148aを介して連結されたロックピン150が下方に押し下げられる。この際、ロックピン150は、ガイド部115によってガイドされて下方に移動し、係止部152がバケット200の係合孔部213に挿通される。これにより、ロック部120はロック状態となる。
上記ロック状態においては、第二部分142(リンク部140)は、長手方向を概ね上下方向に沿わせるように配置される。また、この状態では、付勢部149により、第二部分142及びロックピン150が下方に付勢される。なお、ロック部120をロック状態にする際には、リンク部140の軸部143が付勢部149の付勢力に抗して第一部分141に対して摺動することで、リンク部140の動作にあそびを設けることができる。これにより、レバー部130の動作を、ロックピン150にスムーズに伝達することができる。
本実施形態では、雄ねじ部145aと雌ねじ部147aとの螺合量を調整し、第二部分142の長さを調整することで、種々の作業具(バケット200や、その他の作業具)に応じて、ロックピン150を好適に係止させることができる。すなわち、種々の作業具に応じて第二部分142を伸縮させることで、上記種々の作業具に対して好適にロックピン150係止させるような調節が可能となる。
また、上記ロック状態とされたロック部120をロック解除状態に切り替えることで、作業具装着機構100に対するバケット200の取り外しが可能となる。
具体的には、レバー部130を、第一の回動軸111aを中心として、背面視反時計回りに回動する。これにより、レバー部130の回動に伴い、リンク部140が第二の回動軸141aを中心として回動すると共に上方に移動する。
また、リンク部140の回動に伴い、ロックピン150が上方に引き上げられる。この際、ロックピン150は、ガイド部115によってガイドされて上方に移動し、係止部152がバケット200の係合孔部213から引き抜かれる。これにより、ロック部120はロック解除状態となる。以上により、係合部110に対するバケット200の取り外しが可能となる。
以上のように、ロック部120をロック状態及びロック解除状態に切り替えることで、バケット200の着脱が可能となる。
ここで、ロック状態とされたロック部120において、ロックピン150に対して下方からの外力が掛かることで、ロックピン150が上方に移動するように押されることが想定される。しかしながら、本実施形態に係るロック部120によれば、軸部143に拡径部145を設けたことで、図8に示すように、ロックピン150を上方に移動する力が掛かった場合でも、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。
すなわち、ロック状態において、ロックピン150に対して下方からの外力が掛かった場合には、ロックピン150の上方への移動に伴い、付勢部149の付勢力に抗して第一部分141に対して軸部143が上方へ摺動する。この際、軸部143の拡径部145が第一部分141に当接することにより、軸部143の所定量以上の摺動が規制される。これにより、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。
また、本実施形態では、軸部143の拡径部145により、軸部143の所定量以上の摺動を規制する構成としている。これにより、拡径部145を、軸部143の摺動を規制する機能と、付勢部149の姿勢を保持する機能と、を有するものとすることができる。これにより、部材の簡素化を図ることができる。また、ロックピン150の摺動を規制する部材を別途設ける必要がなく、部材点数の増加を抑制することができる。
以上の如く、本実施形態に係る作業具装着機構100は、
所定のバケット200(作業具)が着脱自在に取り付けられる作業具装着機構100であって、
前記バケット200に設けられた被係合部210に対して係合する係合部110と、
前記係合部110に回動可能に設けられるレバー部130と、
前記被係合部210に設けられた係合孔部213に挿通されて前記係合部110と前記被係合部210との係合をロックするロック位置と、前記係合孔部213に対する挿通が解除されるロック解除位置と、に移動可能となるように、前記係合部110に設けられるロックピン150と、
前記レバー部130の回動に伴い、前記ロックピン150を前記ロック位置と前記ロック解除位置とに移動させるリンク部140と、
を具備し、
前記リンク部140は、
前記ロック位置とされた前記ロックピン150の前記ロック解除位置側への移動を規制する拡径部145(規制部)を具備するものである。
このように構成することにより、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。すなわち、ロック位置とされたロックピン150のロック解除位置側への移動を規制する拡径部145を設けたことで、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。また、拡径部145をリンク部140に設けたことで、ロックピン150の移動を規制する部材を別途設ける必要がなく、部材点数の増加を抑制することができ、作業具装着機構100の構成の簡素化を図ることができる。
また、前記リンク部140は、
前記レバー部130に回動可能に支持される第一部分141と、
長尺形状とされると共に長手方向一方部が前記第一部分141に対して長手方向に摺動可能に連結され、長手方向他方部が前記ロックピン150に対して回動可能に連結される第二部分142と、
を具備し、
前記拡径部145は、
前記第一部分141に対する前記第二部分142の摺動を規制することで、前記ロック位置とされた前記ロックピン150の前記ロック解除位置側への移動を規制するものである。
このように構成することにより、リンク部140の動作にあそびを設けることを可能としながらも、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。すなわち、第二部分142の長手方向一方部を、第一部分141に対して長手方向に摺動可能としたことで、リンク部140の動作にあそびを設けることができる。また、拡径部145によって第一部分141に対する第二部分142の摺動を規制することで、上記あそびを設けたことによるロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制することができる。
また、前記第一部分141は、
当該第一部分141を貫通する孔部141bを有し、
前記第二部分142は、
前記孔部141bに挿通され、前記第一部分141に摺動可能に連結される縮径部144(挿通部)を有し、
前記拡径部145は、
前記第二部分142において前記縮径部144に対して拡径し、前記孔部141bに挿通不能な形状とされているものである。
このように構成することにより、拡径部145を比較的簡易な形状とすることができる。
すなわち、縮径部144に対して拡径した部分を拡径部145とすることで、比較的な簡易な構成で第一部分141に対する第二部分142の摺動を規制することができる。
また、前記第二部分142は、
長さを調節可能とされているものである。
このように構成することにより、種々の作業具(バケット200や、その他の作業具)に応じて、ロックピン150を好適に係止させることができる。すなわち、種々の作業具に応じて第二部分142を伸縮させることで、上記種々の作業具に対して好適にロックピン150係止させるような調節が可能となる。
また、前記第二部分142は、
前記第一部分141に対して摺動可能に連結され、雄ねじ部145a(第一のねじ部)が形成された軸部143と、
前記ロックピン150に対して回動可能に連結され、前記雄ねじ部145aが螺合される雌ねじ部147a(第二のねじ部)が形成された連結部146と、
を具備するものである。
このように構成することにより、雄ねじ部145aと雄ねじ部145aとの螺合量を調節することで、第二部分142の長さを調節することができる。
また、本実施形態に係るトラクタ1は、本実施形態に係る作業具装着機構100を具備するものである。
このように構成することにより、ロックピン150の係合孔部213に対する抜けを抑制しながらも、構成の簡素化を図ることができるトラクタ1を提供することができる。
なお、本実施形態に係るトラクタ1は、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る縮径部144は、本発明に係る挿通部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る拡径部145は、本発明に係る規制部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る雄ねじ部145aは、本発明に係る第一のねじ部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る雌ねじ部147aは、本発明に係る第二のねじ部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るバケット200は、本発明に係る作業具の実施の一形態である。
以上、本発明の第一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、規制部を、軸部143の一部を拡径した拡径部145とした例を示したが、このような態様に限られない。例えば、規制部を、軸部143において軸方向に直交する方向に突出した突部等としてもよい。規制部としては、ロック位置とされたロックピン150のロック解除位置側への移動を規制するものであればよく、種々の態様を採用可能である。
また、本実施形態では、軸部143と連結部146との螺合量を調節することで、第二部分142の長さを調節可能な構成としたが、このような態様に限られない。第二部分142の長さを調節する態様としては種々の態様を採用可能である。
また、本実施形態では、軸部143と連結部146とを螺合により接続する構成としたが、このような態様に限られない。例えば、軸部143と連結部146とを一体に形成してもよい。
また、本実施形態では、作業具装着機構100を、作業具としてのバケット200を装着するものとしたが、このような態様に限られない。作業具装着機構100は、フォークやベールグラブ、コンテナ等、種々の作業具を装着可能である。
1 トラクタ(作業車)
100 作業具装着機構
110 係合部
130 レバー部
140 リンク部
141 第一部分
141a 孔部
142 第二部分
143 軸部
144 縮径部
145 拡径部
145a 雄ねじ部(第一のねじ部)
146 連結部
147a 雌ねじ部(第二のねじ部)
150 ロックピン
200 バケット(作業具)

Claims (4)

  1. 所定の作業具が着脱自在に取り付けられる作業具装着機構であって、
    前記作業具に設けられた被係合部に対して係合する係合部と、
    前記係合部に回動可能に設けられるレバー部と、
    前記被係合部に設けられた係合孔部に挿通されて前記係合部と前記被係合部との係合をロックするロック位置と、前記係合孔部に対する挿通が解除されるロック解除位置と、に移動可能となるように、前記係合部に設けられるロックピンと、
    前記レバー部の回動に伴い、前記ロックピンを前記ロック位置と前記ロック解除位置とに移動させるリンク部と、
    を具備し、
    前記リンク部は、
    前記ロック位置とされた前記ロックピンの前記ロック解除位置側への移動を規制する規制部を具備し、
    前記リンク部は、
    前記レバー部に回動可能に支持される第一部分と、
    長尺形状とされると共に長手方向一方部が前記第一部分に対して長手方向に摺動可能に連結され、長手方向他方部が前記ロックピンに対して回動可能に連結される第二部分と、
    を具備し、
    前記規制部は、
    前記第一部分に対する前記第二部分の摺動を規制することで、前記ロック位置とされた前記ロックピンの前記ロック解除位置側への移動を規制し、
    前記第二部分は、
    長さを調節可能とされている、
    作業具装着機構。
  2. 前記第一部分は、
    当該第一部分を貫通する孔部を有し、
    前記第二部分は、
    前記孔部に挿通され、前記第一部分に摺動可能に連結される挿通部を有し、
    前記規制部は、
    前記第二部分において前記挿通部に対して拡径し、前記孔部に挿通不能な形状とされている、
    請求項1に記載の作業具装着機構。
  3. 前記第二部分は、
    前記第一部分に対して摺動可能に連結され、第一のねじ部が形成された軸部と、
    前記ロックピンに対して回動可能に連結され、前記第一のねじ部が螺合される第二のねじ部が形成された連結部と、
    を具備する、
    請求項1又は請求項2に記載の作業具装着機構。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の作業具装着機構を具備する作業車。
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