JP6807296B2 - フロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車 - Google Patents
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Description
ブーム300を支持するサブフレーム510に、車体1に設けられたメインフレーム100と係合する係合位置と、前記メインフレーム100との係合が解除された解除位置との間で移動可能に支持されると共に、前記係合位置から前記解除位置へ向かう解除方向に付勢されたサム530(係合部材)と、
前記サブフレーム510に、前記サム530が前記係合位置から前記解除方向へ移動するのを規制する規制位置と、前記サム530が前記解除位置へ移動するのを許可する規制解除位置との間で移動可能に支持されると共に、前記規制解除位置から前記規制位置へ向かう規制方向に付勢されたロックバー540(規制部材)と、
前記ロックバー540を前記規制解除位置で保持するディテント機構560(解除位置保持機構)と、
前記サム530が前記解除位置へ移動するのに伴って前記ディテント機構560による前記ロックバー540の保持を解除する解除アーム570(解除機構)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、車体1への着脱作業の容易化を図ることができる。具体的には、ロックバー540が規制解除位置で保持された状態で、サム530が解除位置へと移動すると、当該サム530の移動に伴ってロックバー540の保持を解除することができる。これによって、ロックバー540が再び規制位置へ向かって移動可能となるため、ロックバー540によるサム530の規制を速やかに行うことができる。
前記解除位置において、前記ロックバー540が前記規制解除位置から前記規制方向へ移動するのを規制するものである。
このように構成することにより、サム530が解除位置にある状態では、ロックバー540がサム530の移動を規制する必要はないため、当該ロックバー540が規制方向へと移動するのを防止することができる。また、当該ロックバー540の移動を防止するための機構を、サム530で兼用することができ、部品点数の削減を図ることができる。
前記サブフレーム510に、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されているものである。
このように構成することにより、簡易な構造で、サム530をメインフレーム100と係合することができると共に、サム530とメインフレーム100との係合を解除することができる。
前記サブフレーム510に、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されているものである。
このように構成することにより、簡易な構造で、サム530が係合位置から解除方向へ移動するのを規制することができると共に、サム530の移動の規制を解除することができる。
前記サブフレーム510に、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記ロックバー540は、
前記サブフレーム510に、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記サム530の揺動軸531は、
前記ロックバー540の揺動軸541と平行となるように設けられ、
前記ロックバー540が、前記規制位置において前記サム530と当接する部分(ロックバー側第一当接面542)は、
前記ロックバー540の揺動軸線方向視において、前記ロックバー540の揺動軸541を中心とする円弧状に形成されており、
前記サム530が、前記規制位置にある前記ロックバー540と当接する部分(サム側第一当接面533)は、
前記サム530の揺動軸線方向視において、直線状に形成されているものである。
このように構成することにより、ロックバー540がサム530の揺動を規制しているときに、サム530から受ける押圧力によってロックバー540が揺動してしまうのを防止することができる。
前記サブフレーム510に、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記ロックバー540は、
前記サブフレーム510に、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記サム530の揺動軸531は、
前記ロックバー540の揺動軸541と平行となるように設けられ、
前記サム530が、前記解除位置において前記ロックバー540と当接する部分(サム側第二当接面534)は、
前記サム530の揺動軸線方向視において、前記サム530の揺動軸531を中心とする円弧状に形成されており、
前記ロックバー540が、前記解除位置にある前記サム530と当接する部分は、
前記ロックバー540の揺動軸線方向視において、直線状に形成されているものである。
このように構成することにより、サム530がロックバー540の揺動を規制しているときに、ロックバー540から受ける押圧力によってサム530が揺動してしまうのを防止することができる。
前記ロックバー540の外周部と当接するように付勢され、前記ロックバー540の外周部と当接することにより当該ロックバー540の移動を規制するディテントピン561(当接部)を具備し、
前記解除アーム570は、
前記サム530が前記解除位置へ移動するのに伴って前記ディテントピン561を前記ロックバー540の外周部から離間するように押圧するものである。
このように構成することにより、ディテント機構560及び解除アーム570を簡素な構造とすることができる。
前記メインフレーム100が前記サブフレーム510に対して近接するように相対移動すると、前記メインフレーム100によって押圧されて前記解除位置から前記係合位置へ向けて移動するように形成されているものである。
このように構成することにより、車体1(メインフレーム100)から取り外したサブフレーム510に車体1を近接させることで、容易にサム530をメインフレーム100に係合させることができる。
前記サム530及び前記ロックバー540に連結され、前記サム530を前記解除方向に付勢すると共に、前記ロックバー540を前記規制方向に付勢するばね550(付勢部材)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、サム530及びロックバー540を付勢するための部材を共用化することで、部品点数の削減を図ることができる。
前記ロックバー540を移動させるための操作レバー582(操作具)を具備するものである。
このように構成することにより、操作レバー582を用いてロックバー540を容易に移動させることができる。
このように構成することにより、車体1への着脱作業の容易化を図ることができるフロントローダ20を提供することができる。
このように構成することにより、フロントローダ20の車体1への着脱作業の容易化を図ることができるトラクタを提供することができる。
また、本実施形態に係るロックバー540は、本発明に係る規制部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るディテント機構560は、本発明に係る解除位置保持機構の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る解除アーム570は、本発明に係る解除機構の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るディテントピン561は、本発明に係る当接部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るばね550は、本発明に係る付勢部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る操作レバー582は、本発明に係る操作具の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るトラクタは、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
20 フロントローダ
100 メインフレーム
210 サブフレーム
230 サム
231 揺動軸
240 ロックバー
241 揺動軸
260 ディテント機構
270 解除アーム
300 ブーム
Claims (12)
- ブームを支持するサブフレームに、車体に設けられたメインフレームと係合する係合位置と、前記メインフレームとの係合が解除された解除位置との間で移動可能に支持されると共に、前記係合位置から前記解除位置へ向かう解除方向に付勢された係合部材と、
前記サブフレームに、前記係合部材が前記係合位置から前記解除方向へ移動するのを規制する規制位置と、前記係合部材が前記解除位置へ移動するのを許可する規制解除位置との間で移動可能に支持されると共に、前記規制解除位置から前記規制位置へ向かう規制方向に付勢された規制部材と、
前記規制部材を前記規制解除位置で保持する解除位置保持機構と、
前記係合部材が前記解除位置へ移動するのに伴って前記解除位置保持機構による前記規制部材の保持を解除する解除機構と、
を具備する、
フロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材は、
前記解除位置において、前記規制部材が前記規制解除位置から前記規制方向へ移動するのを規制する、
請求項1に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材は、
前記サブフレームに、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されている、
請求項1又は請求項2に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記規制部材は、
前記サブフレームに、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されている、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材は、
前記サブフレームに、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記規制部材は、
前記サブフレームに、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記係合部材の揺動軸は、
前記規制部材の揺動軸と平行となるように設けられ、
前記規制部材が、前記規制位置において前記係合部材と当接する部分は、
前記規制部材の揺動軸線方向視において、前記規制部材の揺動軸を中心とする円弧状に形成されており、
前記係合部材が、前記規制位置にある前記規制部材と当接する部分は、
前記係合部材の揺動軸線方向視において、直線状に形成されている、
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材は、
前記サブフレームに、前記係合位置と前記解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記規制部材は、
前記サブフレームに、前記規制位置と前記規制解除位置との間で揺動可能に支持されるように形成されており、
前記係合部材の揺動軸は、
前記規制部材の揺動軸と平行となるように設けられ、
前記係合部材が、前記解除位置において前記規制部材と当接する部分は、
前記係合部材の揺動軸線方向視において、前記係合部材の揺動軸を中心とする円弧状に形成されており、
前記規制部材が、前記解除位置にある前記係合部材と当接する部分は、
前記規制部材の揺動軸線方向視において、直線状に形成されている、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記解除位置保持機構は、
前記規制部材の外周部と当接するように付勢され、前記規制部材の外周部と当接することにより当該規制部材の移動を規制する当接部を具備し、
前記解除機構は、
前記係合部材が前記解除位置へ移動するのに伴って前記当接部を前記規制部材の外周部から離間するように押圧する、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材は、
前記メインフレームが前記サブフレームに対して近接するように相対移動すると、前記メインフレームによって押圧されて前記解除位置から前記係合位置へ向けて移動するように形成されている、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記係合部材及び前記規制部材に連結され、前記係合部材を前記解除方向に付勢すると共に、前記規制部材を前記規制方向に付勢する付勢部材をさらに具備する、
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 前記規制部材を移動させるための操作具を具備する、
請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。 - 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の着脱構造を備えるフロントローダ。
- 請求項11に記載のフロントローダを備える作業車。
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