JP2020179750A - フロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車 - Google Patents

フロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車 Download PDF

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Abstract

【課題】車体への着脱作業の容易化を図ることができるフロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車を提供する。【解決手段】ガイド220に係合されたメインフレーム100の移動を規制する規制位置と、メインフレーム100の移動を許可する規制解除位置との間で揺動可能に支持されたロックバー230と、ロックバー230を付勢力に抗して規制位置から規制解除位置へと揺動させるように操作可能な操作レバー250と、ロックバー230を規制解除位置で保持する保持位置と、規制解除位置にあるロックバー230の保持を解除する非保持位置との間で移動可能に支持されたデテント240と、を具備し、デテント240は、操作レバー250によってロックバー230を規制解除位置へと移動させると、付勢力によって保持位置へ移動し、凹部231bに係合してロックバー230を規制解除位置で保持する。【選択図】図6

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両に装着されるフロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車の技術に関する。
従来、トラクタ等の作業車両に装着されるフロントローダの着脱構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、土砂の積込み等を行うためのフロントローダを備えたトラクタが記載されている。当該フロントローダは、メインフレームに取り付けられた作業支持部を介して、トラクタの車体に装着されている。
このようなフロントローダは、不要時には車体から取り外され、また必要時には車体に装着される。このため、車体への着脱作業が容易なフロントローダが求められている。
特開2011−126325号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、車体への着脱作業の容易化を図ることができるフロントローダの着脱構造、フロントローダ及び作業車を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ブームを支持するサブフレームに、車体に設けられたメインフレームと係合可能に形成された係合部と、前記サブフレームに設けられた揺動軸を具備し、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を規制する規制位置と、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を許可する規制解除位置との間で、前記揺動軸回りに揺動可能に支持されると共に、前記規制解除位置から前記規制位置へ向かう規制方向に付勢された規制部材と、前記規制部材を、付勢力に抗して前記規制位置から前記規制解除位置へと揺動させるように操作可能な操作具と、前記サブフレームに、前記規制部材を前記規制解除位置で保持する保持位置と、前記規制解除位置にある前記規制部材の保持を解除する非保持位置との間で移動可能に支持されると共に、前記非保持位置から前記保持位置へ向かう保持方向に付勢された保持部材と、を具備し、前記保持部材は、前記操作具によって前記規制部材を前記規制解除位置へと移動させると、付勢力によって前記保持位置へ移動し、前記揺動軸が挿通された揺動軸部に設けられた凹部に係合して前記規制部材を前記規制解除位置で保持するものである。
請求項2においては、前記保持部材は、前記保持位置で前記規制部材を保持している状態において、前記メインフレームが前記係合部から離間する方向に相対移動するに従い、付勢力に抗して前記非保持位置側へと移動し、前記凹部から離間して前記規制部材の保持を解除するものである。
請求項3においては、前記保持部材は、前記非保持位置において、前記規制位置にある前記規制部材に対して当接することで、前記保持位置への移動が規制されているものである。
請求項4においては、前記係合部は、前記メインフレームに形成されたピンを上下方向から挟み込むことにより、前記メインフレームの上下方向の移動を規制するフック部と、前記メインフレームに対して面接触することにより、前記メインフレームの前方への移動を規制する当接面と、を具備し、前記フック部の開口部は、車両前後方向の後方に向けられているものである。
請求項5においては、前記規制部材は、前記メインフレームに当接することにより前記メインフレームの移動を規制する当接部と、前記操作具からの力を受ける作用部と、を具備し、前記揺動軸部は、前記当接部と前記作用部との間に形成されているものである。
請求項6においては、前記操作具は、前記サブフレームに、前記規制位置にある前記規制部材の前記作用部と当接する第一の位置と、前記規制解除位置にある前記規制部材の前記作用部と当接する第二の位置との間で移動可能に支持されると共に、前記第二の位置から前記第一の位置へ向かう方向に付勢されており、付勢力に抗して前記第一の位置から前記第二の位置へ移動するように操作されることにより、前記規制部材を前記規制位置から前記規制解除位置へと移動させるように形成されているものである。
請求項7においては、前記規制部材は、前記規制位置において、前記メインフレームが前記係合部に近接する方向に相対移動すると、付勢力に抗して前記規制位置と前記規制解除位置との間の中間位置へと移動し、前記メインフレームが前記係合部に係合すると、付勢力によって前記規制位置へと移動し、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を規制するものである。
請求項8においては、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の着脱構造を備えるものである。
請求項9においては、請求項8に記載のフロントローダを備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、車体への着脱作業の容易化を図ることができる。具体的には、操作具を操作するだけで、保持部材によって規制部材を規制解除位置で保持することができる。このため、メインフレームからサブフレームを離脱させ易くすることができる。
請求項2においては、保持部材による規制部材の保持が自動的に解除されるので、当該保持の解除作業を行う必要がなくなる。よって、フロントローダの着脱作業に係る負担を軽減することができる。
請求項3においては、保持部材を非保持位置で保持する部材を別途用意する必要がなく、このため、部品点数を削減することができる。
請求項4においては、メインフレームを係合部に強固に保持することができる。また、フックの開口部が後方に向けられているため、運転者からの確認が容易である。
請求項5においては、簡易な構成で規制部材を規制解除位置へと移動させることができる。
請求項6においては、操作具は自動的に第二の位置から第一の位置に戻るので、規制部材を規制位置へと移動させる際に、操作具を第一の位置に移動させる操作を不要とすることができる。
請求項7においては、車体を移動させるだけで、自動的にメインフレームにサブフレームを装着することができる。
請求項8においては、車体への着脱作業の容易化を図ることができるフロントローダを提供することができる。
請求項9においては、フロントローダの車体への着脱作業の容易化を図ることができる作業車を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るフロントローダが装着されたトラクタの全体的な構成を示した側面図。 機体フレーム等に取り付けられたフロントローダを示した側面図。 (a)メインフレームの上部を示した左側面図。(b)メインフレームの上前部を示した後上方斜視図。 サブフレームユニットを示した右上方斜視図。 サブフレームユニットの下部を示した左上方斜視図。 メインフレームとサブフレームユニットとの着脱構造を示した左側面図。 ガイドを示した前下方斜視図。 ロックバーを示した左上方斜視図。 デテントを示した左上方斜視図。 (a)サブフレームユニットの下部を示した左上方斜視図。(b)インジケータ及びその周辺を示した背面拡大図。 装着状態のサブフレームユニットの一部を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、操作レバーがロックバーに当接した状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、ロックバーが規制解除位置へと揺動した状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、デテントによりロックバーが規制解除位置で保持された状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、操作レバーが元の位置に戻った状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、デテントによるロックバーの保持が解除された状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを取り外す途中において、ロックバーが規制位置へと揺動し始めた状態を示した左側面図。 サブフレームユニットが取り外された状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを装着する途中において、車体を前進し始めた状態を示した左側面図。 サブフレームユニットを装着する途中において、メインフレームがガイドに進入した状態を示した左側面図。 サブフレームユニットが装着された状態を示した左側面図。 ロックバーが押し上げられた状態でサブフレームユニットを装着する途中において、メインフレームによってデテントが当接した状態を示した左側面図。 ロックバーが押し上げられた状態でサブフレームユニットを装着する途中において、メインフレームによってデテントが押し上げられた状態を示した左側面図。 サブフレームユニットが装着された状態を示した左側面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
まず、図1及び図2を用いて本発明の第一実施形態に係るフロントローダ20を備えたトラクタの車体1の全体構成について説明する。
トラクタの車体1は、主として機体フレーム2、エンジン3、トランスミッションケース4、前輪5、後輪6、ボンネット7、SCR8、マフラ9、キャビン10、ステアリングホイール11及びフロントローダ20を具備する。
機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けて車体1の前部に配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。当該エンジン3の後部には、トランスミッションケース4が固定される。機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪5に支持される。トランスミッションケース4の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪6に支持される。エンジン3はボンネット7に覆われる。
ボンネット7の右側方には、エンジン3の排気ガスを浄化するためのSCR(Selective Catalytic Reduction)8が配置される。SCR8の上部には、エンジン3の排気ガスを排出するマフラ9が配置される。当該SCR8及びマフラ9は、トランスミッションケース4に固定される。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース4に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪5に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪6に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪5及び後輪6が回転駆動され、トラクタは走行することができる。
エンジン3の後方にはキャビン10が設けられる。キャビン10の内部には、運転者が搭乗する居住空間が形成される。当該居住空間には、前輪5の切れ角を調節するためのステアリングホイール11、種々の操作具(不図示)、及び運転者が着座するための座席(不図示)等が配置される。
車体1の前部には、フロントローダ20が装着される。フロントローダ20は、主として左右一対のメインフレーム100、左右一対のサブフレームユニット200、左右一対のブーム300及びバケット400を具備する。
メインフレーム100は、車体1(機体フレーム2及びトランスミッションケース4)の左右にそれぞれ固定される。サブフレームユニット200は、各メインフレーム100の上部に着脱可能に支持される。ブーム300は、各サブフレームユニット200に回動可能に支持される。ブーム300は、メインフレーム100の上部から前下方に向けて延びるように配置される。バケット400は、ブーム300の前端部に回動可能に連結される。ブーム300はブームシリンダ300aを伸縮させることで、サブフレームユニット200に対して回動させることができる。バケット400はバケットシリンダ400aを伸縮させることで、ブーム300に対して回動させることができる。このように、ブーム300及びバケット400を適宜回動させながら土砂の運搬作業等を行うことができる。
次に、図2、図3及び図6を用いて、メインフレーム100の詳細な構成について説明する。左右一対のメインフレーム100は、互いに左右対称の位置に配置される。
図2に示すメインフレーム100は、ブーム300を支持するサブフレームユニット200を支持するものである。換言すれば、メインフレーム100は、サブフレームユニット200を介してブーム300を支持するものである。メインフレーム100は、主として固定フレーム110、連結フレーム120及び支持フレーム130を具備する。
図2に示す固定フレーム110は、車体1に固定される部分である。固定フレーム110は、板面を左右方向に向けた板状に形成される。固定フレーム110は、ボルト等によって機体フレーム2に固定される。
図2に示す連結フレーム120は、固定フレーム110と後述する支持フレーム130とを連結するものである。連結フレーム120は、軸線を左右方向に向けた略円筒状に形成される。連結フレーム120の一端部(左右方向内側の端部)は固定フレーム110に挿通され、当該固定フレーム110に溶接によって適宜固定される。
図2、図3及び図6に示す支持フレーム130は、サブフレームユニット200を支持する部分である。支持フレーム130は、板面を左右方向に向けた板状に形成される。支持フレーム130は、長手方向を上下方向に向けて配置される。支持フレーム130の下部には連結フレーム120が挿通され、当該支持フレーム130と連結フレーム120とが溶接によって固定される。支持フレーム130には、メインフレーム側ピン131、メインフレーム側フック132、メインフレーム側案内面133、当接面134及びローラ135が形成される。
なお、左右一対の支持フレーム130は、互いに左右対称に形成されるものであって、互いに左右対称の位置に配置される。図3及び図6においては、左右一対の支持フレーム130のうち右側の支持フレーム130を図示している。以下においては、特に断りのない限り、右側の支持フレーム130について説明を行い、左側の支持フレーム130については説明を省略する。
図3及び図6に示すメインフレーム側ピン131は、後述するサブフレームユニット200(より詳細には、ガイド220のフック部221)によって保持される部分である。メインフレーム側ピン131は、支持フレーム130の前上端部に、軸線を左右方向に向けた円柱状に形成される。メインフレーム側ピン131は、支持フレーム130の側面から左右に突出するように形成される。メインフレーム側ピン131には、凹部131aが形成される。
図3に示す凹部131aは、メインフレーム側ピン131の後上部の左右中央が凹むように形成される。凹部131aは、面を後上方に向けた平面状に形成される。
図3及び図6に示すメインフレーム側フック132は、後述するサブフレームユニット200(より詳細には、サブフレーム210のサブフレーム側ピン211)を保持する部分である。メインフレーム側フック132は、側面視において、前方が開放された略U字状に形成され、後述するサブフレーム側ピン211を下方から支持することができる。メインフレーム側フック132は、支持フレーム130の後上端部に、かつ、メインフレーム側ピン131よりも上方に形成される。
図3及び図6に示すメインフレーム側案内面133は、後述するサブフレームユニット200をメインフレーム100に装着するときに、サブフレームユニット200(より詳細には、サブフレーム210のサブフレーム側ピン211)を取付位置に案内するためのものである。メインフレーム側案内面133は、支持フレーム130の上端部に、面を略上方に向けた平面状に形成される。より詳細には、メインフレーム側案内面133は、メインフレーム側ピン131とメインフレーム側フック132との間に、前方に向かうにつれて上下方向の高さが低くなる前下がりの斜面状に形成される。メインフレーム側案内面133には、凹部133aが形成される。
凹部133aは、メインフレーム側案内面133の前端(メインフレーム側ピン131と隣接する部分)が凹むように形成される。凹部133aは、メインフレーム側案内面133のその他の部分に比べて、水平方向に対する角度が大きくなるように(急角度となるように)形成される。
図3に示す当接面134は、後述するガイド220の連結部222(被当接面222a)と当接する面である。当接面134は、メインフレーム側ピン131の前方に形成される。当接面134は、面が略前方に向くように形成される。
次に、図4から図11を用いて、サブフレームユニット200の詳細な構成について説明する。なお、左右一対のサブフレームユニット200は、互いに左右対称に形成されるものであって、図4から図6、図10及び図11(及び後述する図12から図21)においては、左右一対のサブフレームユニット200のうち右側のサブフレームユニット200を図示している。以下においては、特に断りのない限り、右側のサブフレームユニット200について説明を行い、左側のサブフレームユニット200については説明を省略する。また、図4から図6は、サブフレームユニット200がメインフレーム100に装着された状態(装着状態)を示しており、以下では、この装着状態を基準として説明を行う。
サブフレームユニット200は、メインフレーム100とブーム300との間に設けられる部分である。サブフレームユニット200は、その上部において、ブーム300を回動可能に支持する(図2参照)。サブフレームユニット200は、サブフレーム210、ガイド220、ロックバー230、引張コイルばね2301、デテント240、ねじりコイルばね2401、操作レバー250、ねじりコイルばね2501及びインジケータ260を具備する。
図4から図6、図10及び図11に示すサブフレーム210は、サブフレームユニット200の右部及び左部を構成する部分である。サブフレーム210は、板面を左右方向に向けた板状に形成される。サブフレーム210は、長手方向を上下方向に向けて配置される。サブフレーム210は、左右に一対設けられる。なお、図5、図6及び図11(及び後述する図12から図21)においては、説明の便宜上、左側のサブフレーム210については図示を省略している。サブフレーム210には、サブフレーム側ピン211、規制孔212及び中間板213が形成される。
図4から図6に示すサブフレーム側ピン211は、支持フレーム130のメインフレーム側フック132(図3参照)によって保持される部分である。サブフレーム側ピン211は、円柱状に形成される。サブフレーム側ピン211は、軸線を左右方向へ向けた状態でサブフレーム210の後下部に固定される。サブフレーム側ピン211は、左右一対のサブフレーム210の間に、当該左右一対のサブフレーム210を接続するように設けられる。
図4から図6、図10及び図11に示す規制孔212は、後述するロックバー230の動作範囲を規制するためのものである。規制孔212は、サブフレーム210を左右方向に貫通するように形成される。規制孔212は、側面視において後述する揺動軸231aの軸線を中心とする部分円環状に形成される(図11及び図13参照)。規制孔212は、揺動軸231aの後上方に形成される。
図4から図6に示す中間板213は、左右一対のサブフレーム210の間に設けられるものである。中間板213は、左右一対のサブフレーム210を互いに接続するように形成される。中間板213は、その下端部が規制孔212の前上方に位置するように形成される。
図5から図7に示すガイド220は、メインフレーム100にサブフレームユニット200を装着するときに、メインフレーム100を取付位置に案内し、当該取付位置でメインフレーム100と係合(保持)するものである。ガイド220は、左右一対のサブフレーム210の内側面にそれぞれ固定される。ガイド220には、フック部221及び連結部222が形成される。
フック部221は、メインフレーム側ピン131と係合し、当該メインフレーム側ピン131を保持する部分である。フック部221は、側面視において後方が開放された略U字状に(開口部が後方に向くように)形成される。このように、フック部221は、メインフレーム側ピン131を上下方向から挟み込むような形状に形成され、メインフレーム側ピン131を下方から支持することができる。フック部221は、ガイド220の左右両端部それぞれに形成される。フック部221がメインフレーム側ピン131を保持することにより、メインフレーム100の上下方向の移動が規制される。
図5及び図7に示す連結部222は、左右一対のフック部221を連結する部分である。連結部222は、左右一対のフック部221の間に介在するように形成される。連結部222には、被当接面222aが形成される。
図7に示す被当接面222aは、支持フレーム130の当接面134に対して当接する部分である。被当接面222aは、面が略後方に向くように形成される。被当接面222aは、当接面134(図3参照)に対して平行となるように形成される。
図5、図6、図8及び図11に示すロックバー230は、メインフレーム100の後方への移動を規制(ロック)するものである。ロックバー230は、長手方向を前下方(後上方)に向けて配置される。ロックバー230は、ロック中央部231、ロック下部232及びロック上部233を具備する。
図8に示すロック中央部231は、ロックバー230の中央部を構成する部分である。ロック中央部231は、軸線を左右方向に向けた円筒状に形成される。ロック中央部231には、揺動軸231aが設けられる。また、ロック中央部231には、凹部231bが形成される。
図5、図6、図8、図10及び図11に示す揺動軸231aは、ロックバー230の揺動中心となる部分である。揺動軸231aは、軸線を左右方向に向けて配置される。揺動軸231aは、ロック中央部231の内側に挿通されるとともに、ロック中央部231から左右方向外側に突出するように形成される。揺動軸231aは、左右一対のサブフレーム210の間に亘るように配置される。揺動軸231aは、フック部221のメインフレーム側ピン131を保持する部分の後上方で、左右一対のサブフレーム210それぞれに回動可能に支持される。
図8及び図11に示す凹部231bは、ロック中央部231の左側面及び右側面それぞれに形成される。凹部231bは、ロック中央部231の左側面及び右側面の前下部が凹むように、かつ、側面視において三角形状に切り欠かれるように形成される。
図8に示すロック下部232は、ロックバー230の下部を構成する部分である。ロック下部232は、ロック中央部231から前下方に延びるように形成される。ロック下部232には、当接面232aが形成される。
図8に示す当接面232aは、メインフレーム側ピン131と当接する部分である。当接面232aは、ロック下部232の下端に形成される。当接面232aは、面を前下方に向けた平面状に形成される。当接面232aは、装着状態において、メインフレーム側ピン131の凹部131aに当接することによりメインフレーム100の移動を規制する。当接面232aは、揺動軸231aの前下方に位置するように形成される。
図8に示すロック上部233は、ロックバー230の上部を構成する部分である。ロック上部233は、ロック中央部231から後上方に延びるように形成される。ロック上部233には、挿通ピン233aが設けられる。
図5、図6、図8、図10及び図11に示す挿通ピン233aは、長手方向を左右方向に向けて配置される。挿通ピン233aは、ロック上部233の後端(上端)部に挿通されるとともに、当該後端部に固定されている。挿通ピン233aは、ロック上部233から左右方向外側に突出するように形成される。挿通ピン233aの左右両端部はそれぞれ、左右一対のサブフレーム210の規制孔212それぞれに挿通される。挿通ピン233aは、揺動軸231aの後上方に配置される。
このように形成されたロックバー230は、サブフレーム210に、揺動軸231aの軸線回りに揺動可能に支持される。また、挿通ピン233aが規制孔212に挿通されることによって、ロックバー230の揺動範囲が規制される。
図5及び図6に示す引張コイルばね2301は、ロックバー230を付勢するものである。引張コイルばね2301の一端は、挿通ピン233aに係止されている。引張コイルばね2301の他端は、中間板213の下端部に係止されている。このように設けられた引張コイルばね2301によって、挿通ピン233aは、略上方(前上方)に付勢されている。
このように配置された引張コイルばね2301によって、ロックバー230は、左側面視(図6参照)において反時計回り方向に回動するように付勢されている。
図5、図6、図9及び図11に示すデテント240は、ロックバー230を保持するための部材である。デテント240は、デテント側面部241及び連結部242を具備する。
図9に示すデテント側面部241は、デテント240の左右側面部を構成する部分である。デテント側面部241は、左右一対形成される。デテント側面部241は、板面を左右方向に向けた板状に形成される。デテント側面部241には、揺動軸241aが設けられる。また、デテント側面部241には、切欠部241bが形成される。
図5、図6、図9及び図11に示す揺動軸241aは、デテント240の揺動中心となる部分である。揺動軸241aは、軸線を左右方向に向けて配置される。揺動軸241aは、デテント側面部241の前下部に挿通されるとともに、デテント側面部241から左右方向外側に突出するように形成される。揺動軸241aの左右両端部は、揺動軸231aの前方で、左右一対のフック部221それぞれに回動可能に支持される。揺動軸241aは、揺動軸231aの前下方に配置される。また、揺動軸241aは、当接面232aの前上方に配置される。
図9及び図11に示す切欠部241bは、左右一対のデテント側面部241それぞれに形成される。切欠部241bは、デテント側面部241の後端部が側面視円弧状に切り欠かれるように形成される。切欠部241bは、側面視において、ロックバー230の揺動軸231aの軸線を中心とする円弧状に形成される。
図9に示す連結部242は、左右一対のデテント側面部241を連結する部分である。連結部242は、左右一対のデテント側面部241の間に介在するように形成される。連結部242は、デテント側面部241に対して垂直になるように形成される。
このように形成されたデテント240は、ガイド220に、揺動軸241aの軸線回りに揺動可能に支持されている。また、デテント240は、所定の位置において、切欠部241bがロックバー230の凹部231bと互いに係合可能に形成される。
図5及び図11に示すねじりコイルばね2401は、デテント240を付勢するものである。ねじりコイルばね2401は、その中心に揺動軸241aが挿通されるように設けられる。
このように配置されたねじりコイルばね2401によって、デテント240は、左側面視(図6参照)において時計回り方向に回動するように付勢されている。
図4から図6、図10及び図11に示す操作レバー250は、メインフレーム100からサブフレームユニット200を取り外すときに、ロックバー230を回動させるためのものである。操作レバー250は、把持部251、揺動軸252、接続板253及び作用部254を具備する。
図4、図5及び図10に示す把持部251は、作業者が把持する部分である。把持部251は、サブフレーム210の外側(車体1の左右方向外側)に設けられる。把持部251は、作業者が把持し易い適宜の形状に形成される。
図4から図6、図10及び図11に示す揺動軸252は、操作レバー250の揺動中心となる部分である。揺動軸252は、軸線を左右方向に向けて形成される。揺動軸252は、規制孔212及び挿通ピン233aの上後方において、左右一対のサブフレーム210を貫通するように設けられている。揺動軸252は、挿通ピン233aの後上方に配置される。
図4、図5及び図10に示す接続板253は、把持部251と揺動軸252とを接続するものである。接続板253は、板材が適宜屈曲されて形成される。接続板253は、サブフレーム210の外側(車体1の左右方向外側)に設けられる。接続板253の一端には、把持部251が固定される。接続板253の他端には、揺動軸252の右端部が固定される。
図5、図6及び図11に示す作用部254は、ロックバー230の挿通ピン233aに力を加える部分である。作用部254は、略矩形板状に形成される。作用部254は、板面を左右方向に向けて設けられる。作用部254は、左右一対のサブフレーム210の間に設けられる。作用部254は、接続板253に対して左右方向に間隔をあけて、揺動軸252に固定される。
このように形成された操作レバー250は、サブフレーム210に、揺動軸252の軸線回りに揺動可能に支持される。また、操作レバー250は、所定の位置において、作用部254の下端部が挿通ピン233aに当接するように形成される。
図5に示すねじりコイルばね2501は、操作レバー250を付勢するものである。ねじりコイルばね2501は、その中心に揺動軸252が挿通されるように設けられる。
このように配置されたねじりコイルばね2501によって、操作レバー250は、左側面視(図6参照)において時計回り方向に回動するように付勢されている。
図10に示すインジケータ260は、ロックバー230の状態(位置)を運転者に知らせるためのものである。インジケータ260は、板材が適宜折り曲げられて形成される。インジケータ260は、左右一対のサブフレーム210のうち、左側(車体1の左右方向内側)のサブフレーム210に設けられる。インジケータ260は、左側のサブフレーム210の左面に設けられる。インジケータ260は、規制孔212及び挿通ピン233aの直ぐ後方に配置される。インジケータ260は、表示部261及び被固定部262を具備する。
表示部261は、挿通ピン233aの位置を表示するものである。表示部261は、板面を略前後方向に向けた略矩形板状に形成される。表示部261の後面には、上部に「ON」との文字が示され、下部に「OFF」との文字が示されている。表示部261に示された「ON」は、ロックバー230が規制位置にあることを示すものである。表示部261に示された「OFF」は、ロックバー230が規制解除位置にあることを示すものである。なお、「規制位置」及び「規制解除位置」については、後述する。表示部261には、キャビン10内の運転者が挿通ピン233aの突出部分を視認できるように、切欠部261aが形成されている。
被固定部262は、サブフレーム210に固定される部分である。被固定部262は、表示部261の右端から後方に延びるように形成され、左右方向内側のサブフレーム210にボルトやナット等で固定されている。
次に、図6及び図11から図18を用いて、フロントローダ20(より詳細には、フロントローダ20のうちメインフレーム100を除く部分)を車体1から取り外す方法について説明する。
図6及び図11は、サブフレームユニット200がメインフレーム100に装着された状態(装着状態)を示している。装着状態においては、メインフレーム側ピン131がガイド220のフック部221に係合し、当該フック部221によって保持されている。また、装着状態においては、サブフレーム側ピン211がメインフレーム側フック132に係合し、当該メインフレーム側フック132によって保持されている(図6参照)。これにより、メインフレーム100の上下方向の移動が規制されている。
装着状態においては、メインフレーム100の当接面134(図3(a)参照)が、サブフレームユニット200の被当接面222a(図7参照)に面接触(当接)している。これにより、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)の前方への移動が規制されている。
このように、装着状態において、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)をフック部221によって上下方向から挟み込むだけでなく、被当接面222aがメインフレーム100(当接面134)に対して前方から面接触して支持することにより、メインフレーム100をガイド220に強固に保持することができる。
装着状態において、ロックバー230は、引張コイルばね2301によって左側面視反時計回り方向に付勢されているため、挿通ピン233aと規制孔212とで決められる揺動範囲の中で、最も前下がりの位置とされている。また、ロックバー230のロック下部232は、メインフレーム100の凹部133a(図3(a)参照)に当接している。
このとき、ロックバー230の当接面232aは、メインフレーム側ピン131(より詳細には、図3(b)に示す凹部131a)に当接している。当接面232aがメインフレーム側ピン131に当接していることにより、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)の後方への移動が規制されている。このように、ロックバー230が図11に示す最も前下がりの位置(規制位置)に位置することにより、メインフレーム側ピン131がガイド220のフック部221から離脱するのを防止している。
また、デテント240は、ねじりコイルばね2401によって、揺動軸241aの軸線回りに、左側面視時計回り方向に回動するように付勢されている。しかし、デテント240は、切欠部241bがロック中央部231の外周面と当接することによりその回動が規制されており、図11に示す位置(非保持位置)で保持されている。
このとき、切欠部241bは、側面視においてロック中央部231の外周面と同心の円弧状に形成されているため、デテント240はロックバー230の揺動の妨げとはならない。
図12に示すように、作業者が操作レバー250の把持部251を下方に押圧する。すると、操作レバー250は、ねじりコイルばね2501による付勢力に抗して、揺動軸252の軸線回りに、左側面視反時計回り方向(前下がり方向)に回動する。これにより、操作レバー250の作用部254が、ロックバー230の挿通ピン233a(より詳細には、挿通ピン233aに設けられたカラー)に当接する位置(第一の位置)まで回動する。
図13に示すように、操作レバー250を付勢力に抗してさらに前下がり方向に回動させて、最も前下がりの位置(第二の位置)まで回動させる。これにより、作用部254によって挿通ピン233aが下方に押圧される。すると、挿通ピン233aが規制孔212に沿って下方に押し下げられ、ロックバー230は、付勢力に抗して、揺動軸231aの軸線回りに、左側面視時計回り方向に回動する。このように操作レバー250からの力を受けたロックバー230は、挿通ピン233aと規制孔212とで決められる揺動範囲の中で、最も前上がりの位置(規制解除位置)まで回動する。
このようにロックバー230が図13に示す最も前上がりの位置まで回動すると、当接面232aがメインフレーム側ピン131(凹部131a)に対して当接しなくなる。これにより、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)の後方への移動が可能となる。このように、ロックバー230が図13に示す最も前上がりの位置(規制解除位置)に位置することにより、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)の移動の規制が解除される。
ロックバー230が図13に示す規制解除位置まで回動すると、デテント240の切欠部241bはロック中央部231の外周面に対して当接しなくなる。これにより、デテント240は、左側面視時計回り方向(後下がり方向)に回動可能となる。
図14に示すように、回動可能となったデテント240は、ねじりコイルばね2401による付勢力によって、左側面視時計回り方向(後下がり方向)に回動する。すると、デテント240の切欠部241bは、ロックバー230の凹部231bに係合する。切欠部241bが凹部231bに係合することにより、ロックバー230の左側面視反時計回り方向の回動が規制される。これと同時に、デテント240の左側面視時計回り方向の回動が規制される。このように、デテント240は、図14に示す位置(保持位置)に位置することにより、ロックバー230を規制解除位置で保持する。
図15に示すように、作業者が操作レバー250の把持部251から手を放すと、操作レバー250は、ねじりコイルばね2501による付勢力によって左側面視時計回り方向に回動し、元の位置(図11に示す位置)に戻る。
図16に示すように、デテント240によりロックバー230が規制解除位置で保持された状態で、車体1を後退させる。すると、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)は、フック部221に案内されて後方に移動する。メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)は、後方に移動しながら、デテント240を上方に押圧する。デテント240は、メインフレーム側ピン131によって押圧され、付勢力に抗して側面視反時計回り方向に回動し、非保持位置へと移動する。すると、デテント240の切欠部241bとロックバー230の凹部231bとの係合が解除される。これにより、デテント240によるロックバー230の保持が解除される。
図17に示すように、ロックバー230は、デテント240による保持が解除されると、車体1の後退に伴って、付勢力によって左側面視反時計回り(前下がり方向)に回動し始める。
図18に示すように、車体1がさらに後退すると、ロックバー230は、付勢力によってさらに左側面視反時計回り(前下がり方向)に回動し、挿通ピン233aと規制孔212とで決められる揺動範囲の中で、最も前下がりの位置(規制位置)まで回動する。このように、ロックバー230は、図11に示す装着状態と同じ位置(規制位置)に戻る。デテント240もまた、図11に示す装着状態と同じ位置(非保持位置)に戻っている。
このようにして、フロントローダ20(フロントローダ20のうちメインフレーム100を除く部分)を車体1から取り外すことができる。
このように、本実施形態においては、操作レバー250を操作するだけで、ロックバー230によるロック(メインフレーム100の後方への移動の規制)を解除することができる(図13参照)とともに、デテント240によりロックバー230を規制解除位置で保持することができる(図14参照)。このため、操作レバー250を操作し、車体1を後退させるだけで、フロントローダ20(サブフレームユニット200)を車体1から取り外すことができる。このように、フロントローダ20の取り外し作業の容易化を図ることができる。
また、デテント240がロックバー230を規制解除位置で保持しているときに、メインフレーム側ピン131がガイド220から離間する方向に相対移動すると、デテント240は、メインフレーム側ピン131によって押し上げられることで、ロックバー230の凹部231bから離間してロックバー230の保持を解除する(図16参照)。このように、車体1を後退させるだけで、デテント240によるロックバー230の保持が自動的に解除されるので、当該保持の解除作業を行う必要がなくなる。よって、フロントローダ20の着脱作業に係る負担を軽減することができる。
また、図11に示す装着状態において、デテント240は、ロックバー230に対して当接することによりその回動が規制されている。また、図15に示すように、ロックバー230は、デテント240により、規制解除位置からの回動が規制されている。このように、ロックバー230及びデテント240は、互いにその回動を規制し合う関係となるように形成されている。よって、ロックバー230及びデテント240を保持するための部材を別途用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、フック部221は、その開口が後方に向くように形成されているため、キャビン10内の運転者は、サブフレームユニット200の着脱の様子を容易に確認することができる。
また、操作レバー250は、規制解除位置にあるロックバー230の挿通ピン233aと当接する第二の位置(図14参照)に移動した後、自動的に規制位置にあるロックバー230の挿通ピン233aと当接する第一の位置(図12参照)へと戻り、さらに元の位置(図11参照)に戻る。このため、操作レバー250を第一の位置(図12参照)又は元の位置(図11参照)に移動させる操作を不要とすることができる。また、操作レバー250は、ロックバー230に連結されているわけではなく、当接しているだけでなので、操作レバー250が元の位置(図11参照)に戻っても、ロックバー230の揺動には影響を与えないようにすることができる。
また、インジケータ260が設けられていることにより、運転者は、ロックバー230が規制位置又は規制解除位置のいずれに位置しているのかを容易に把握することができる。以下、具体的に説明する。
挿通ピン233aが規制孔212の上端部に位置するとき、ロックバー230は規制位置に位置している(図11等参照)。挿通ピン233aが規制孔212の下端部に位置するとき、ロックバー230は規制解除位置に位置している(図14等参照)。運転者は、挿通ピン233aの突出部分(図10(b)参照)が比較的上方に位置しているとき、すなわち、インジケータ260の表示部261に表示される「ON」に近い位置にあるときには、ロックバー230が規制位置にあることを知ることができる。また、運転者は、挿通ピン233aの突出部分が比較的下方に位置しているとき、すなわち、インジケータ260の表示部261に表示される「OFF」に近い位置にあるときには、ロックバー230が規制解除位置にあることを知ることができる。このように、運転者は、挿通ピン233a及びインジケータ260により、ロックバー230の状態(位置)を知ることができる。よって、フロントローダ20の取外し作業の際に、ロックバー230によりメインフレーム100の後方への移動の規制が解除されていることを確認してから、車体1を後退させることができる。
次に、図19から図21を用いて、フロントローダ20(より詳細には、フロントローダ20のうちメインフレーム100を除く部分)を車体1に装着する方法について説明する。
なお、前述のとおり、ロックバー230及びデテント240の位置(位相)は、図11に示す装着状態における位置と同じである。
図19に示すように、車体1を前進させ、メインフレーム側ピン131をガイド220に近接させる。
図20に示すように、車体1をさらに前進させると、メインフレーム側ピン131がロックバー230に当接する。車体1をさらに前進させると、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)は、前方に移動しながら、ロックバー230を上方に押圧する。ロックバー230は、メインフレーム側ピン131によって押圧され、付勢力に抗して左側面視時計回り(前上り方向)に回動する。これにより、ロックバー230は、規制位置(図11及び図19等参照)と規制解除位置(図13及び図14等参照)との間の中間位置(図20参照)へと移動する。
図21に示すように、車体1をさらに前進させると、メインフレーム側ピン131はフック部221に係合し、当該フック部221によって保持される。このとき、ロックバー230は、規制解除位置(図13及び図14等参照)まで回動することはなく、付勢力によって元の規制位置(図19参照)に戻る。これにより、ロックバー230は、ガイド220に係合(保持)されたメインフレーム100の後方への移動を規制する。このとき、メインフレーム100の当接面134は、ガイド220の被当接面222aと当接する。
このようにして、フロントローダ20(フロントローダ20のうちメインフレーム100を除く部分)を車体1に装着することができる。
このように、本実施形態においては、車体1を移動させるだけで、自動的にメインフレーム100にサブフレームユニット200を装着することができる。
また、前述のとおり、メインフレーム100からサブフレームユニット200を取り外した後のロックバー230及びデテント240の位置(位相)は、図11に示す装着状態における位置に自動的に戻る(図18参照)。但し、例えば、誤って操作レバー250に触れてしまいロックバー230が押し上げられている(規制解除位置にある)場合であっても、メインフレーム100にサブフレームユニット200を装着することができる。以下、具体的に説明する。
図22に示すように、ロックバー230が規制解除位置にあるときに車体1を前進させると、メインフレーム側ピン131がデテント240に当接する。
図23に示すように、車体1をさらに前進させると、メインフレーム100(メインフレーム側ピン131)は、前方に移動しながら、デテント240を上方に押圧する。デテント240は、メインフレーム側ピン131によって押圧され、付勢力に抗して左側面視反時計回り(後上り方向)に回動する。これにより、デテント240は、保持位置から非保持位置へと移動する。すると、デテント240の切欠部241bとロックバー230の凹部231bとの係合が解除される。これにより、デテント240によるロックバー230の保持が解除される。
図24に示すように、ロックバー230は、デテント240による保持が解除されると、付勢力によって左側面視反時計回り(前下がり方向)に回動し、規制位置に移動する。これにより、ロックバー230は、フック部221に係合したメインフレーム側ピン131の後方への移動を規制する。
このようにして、メインフレーム100からサブフレームユニット200を取り外した後でロックバー230が押し上げられた(規制解除位置にある)場合であっても、フロントローダ20(フロントローダ20のうちメインフレーム100を除く部分)を車体1に装着することができる。
以上の如く、本実施形態に係るフロントローダ20の着脱構造は、ブーム300を支持するサブフレーム210に、車体1に設けられたメインフレーム100と係合可能に形成されたガイド220(係合部)と、前記サブフレーム210に設けられた揺動軸231aを具備し、前記ガイド220に係合された前記メインフレーム100の移動を規制する規制位置と、前記ガイド220に係合された前記メインフレーム100の移動を許可する規制解除位置との間で、前記揺動軸231a回りに揺動可能に支持されると共に、前記規制解除位置から前記規制位置へ向かう規制方向に付勢されたロックバー230(規制部材)と、前記ロックバー230を、付勢力に抗して前記規制位置から前記規制解除位置へと揺動させるように操作可能な操作レバー250(操作具)と、前記サブフレーム210に、前記ロックバー230を前記規制解除位置で保持する保持位置と、前記規制解除位置にある前記ロックバー230の保持を解除する非保持位置との間で移動可能に支持されると共に、前記非保持位置から前記保持位置へ向かう保持方向に付勢されたデテント240と、を具備し、前記デテント240は、前記操作レバー250によって前記ロックバー230を前記規制解除位置へと移動させると、付勢力によって前記保持位置へ移動し、前記揺動軸231aが挿通されたロック中央部231(揺動軸部)に設けられた凹部231bに係合して前記ロックバー230を前記規制解除位置で保持するものである。
このように構成されることにより、車体1への着脱作業の容易化を図ることができる。具体的には、操作レバー250を操作するだけで、デテント240によってロックバー230を規制解除位置で保持することができる。このため、メインフレーム100からサブフレームユニット200を離脱させ易くすることができる。
また、前記デテント240は、前記保持位置で前記ロックバー230を保持している状態において、前記メインフレーム100が前記ガイド220から離間する方向に相対移動するに従い、付勢力に抗して前記非保持位置側へと移動し、前記凹部231bから離間して前記ロックバー230の保持を解除するものである。
このように構成されることにより、デテント240によるロックバー230の保持が自動的に解除されるので、当該保持の解除作業を行う必要がなくなる。よって、フロントローダ20の着脱作業に係る負担を軽減することができる。
また、前記デテント240は、前記非保持位置において、前記規制位置にある前記ロックバー230に対して当接することで、前記保持位置への移動が規制されているものである。
このように構成されることにより、デテント240を非保持位置で保持する部材を別途用意する必要がなく、このため、部品点数を削減することができる。
また、前記ガイド220は、前記メインフレーム100に形成されたメインフレーム側ピン131(ピン)を上下方向から挟み込むことにより、前記メインフレーム100の上下方向の移動を規制するフック部221と、前記メインフレーム100に対して面接触することにより、前記メインフレーム100の前方への移動を規制する被当接面222a(当接面)と、を具備し、前記フック部221の開口部は、車両前後方向の後方に向けられているものである。
このように構成されることにより、メインフレーム100をガイド220に強固に保持することができる。また、フック部221の開口部が後方に向けられているため、運転者からの確認が容易である。
また、前記ロックバー230は、前記メインフレーム100に当接することにより前記メインフレーム100の移動を規制する当接面232a(当接部)と、前記操作レバー250からの力を受ける挿通ピン233a(作用部)と、を具備し、前記ロック中央部231は、前記当接面232aと前記挿通ピン233aとの間に形成されているものである。
このように構成されることにより、簡易な構成でロックバー230を規制解除位置へと移動させることができる。
また、前記操作レバー250は、前記サブフレーム210に、前記規制位置にある前記ロックバー230の前記挿通ピン233aと当接する第一の位置と、前記規制解除位置にある前記ロックバー230の前記挿通ピン233aと当接する第二の位置との間で移動可能に支持されると共に、前記第二の位置から前記第一の位置へ向かう方向に付勢されており、付勢力に抗して前記第一の位置から前記第二の位置へ移動するように操作されることにより、前記ロックバー230を前記規制位置から前記規制解除位置へと移動させるように形成されているものである。
このように構成されることにより、操作レバー250は自動的に第二の位置から第一の位置に戻るので、ロックバー230を規制位置へと移動させる際に、操作レバー250を第一の位置に移動させる操作を不要とすることができる。
また、前記ロックバー230は、前記規制位置において、前記メインフレーム100が前記ガイド220に近接する方向に相対移動すると、付勢力に抗して前記規制位置と前記規制解除位置との間の中間位置へと移動し、前記メインフレーム100が前記ガイド220に係合すると、付勢力によって前記規制位置へと移動し、前記ガイド220に係合された前記メインフレーム100の移動を規制するものである。
このように構成されることにより、車体1を移動させるだけで、自動的にメインフレーム100にサブフレームユニット200を装着することができる。
また、本実施形態に係るフロントローダ20は、本実施形態に係る着脱構造を具備するものである。
このように構成されることにより、車体1への着脱作業の容易化を図ることができるフロントローダ20を提供することができる。
また、本実施形態に係るトラクタ(作業車)は、フロントローダ20を具備するものである。
このように構成されることにより、フロントローダ20の車体1への着脱作業の容易化を図ることができるトラクタ作業車を提供することができる。
なお、本実施形態に係るトラクタは、本発明に係る作業車の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るガイド220は、本発明に係る係合部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る被当接面222aは、本発明に係る当接面の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るロックバー230は、本発明に係る規制部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るロック中央部231は、本発明に係る揺動軸部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る当接面232aは、本発明に係る当接部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る挿通ピン233aは、本発明に係る作用部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るデテント240は、本発明に係る保持部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る操作レバー250は、本発明に係る操作具の実施の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、ロックバー230は、メインフレーム側ピン131との係合及び当該係合の解除を、揺動により行うものとしたが、ロックバー230の移動の態様は揺動に限定されるものではなく、例えばサブフレーム210に対してスライドすることにより行うものであってもよい。
また、本実施形態においては、デテント240は、ロックバー230の揺動の規制及び当該規制の解除を、揺動により行うものとしたが、デテント240の移動の態様は揺動に限定されるものではなく、例えばサブフレーム210に対してスライドすることにより行うものであってもよい。
また、メインフレーム側ピン131には、任意の形状(例えば、円筒状又はC型)の部材(ブシュ)が交換可能に嵌合されていてもよい。これにより、支持フレーム130は、フロントローダ20の着脱の際にガイド220との摩擦部分(当該部材)が削れた場合であっても、当該部材(ブシュ)を交換することにより、元の形状を維持することができる。
また、本実施形態においては、表示部261の後面の上部に「ON」との文字が示され、下部に「OFF」との文字が示されるものとしたが、表示部261における表示は、ロックバー230が規制位置又は規制解除位置にあることを運転者が把握できるものであれば、任意の表示とすることができる。また、表示部261における表示は、文字による表示でなくても、例えば表示部261の上半分と下半分とが色分けされていてもよい。
また、操作レバー250は、回動しないようにロックされ、ロックを解除することで回動可能となるように形成されていてもよい。これにより、ロックの解除操作と操作レバー250の回動操作という2つの操作が必要となり、不意に操作レバー250が回動してしまうのを防止することができる。
1 車体
20 フロントローダ
100 メインフレーム
131 メインフレーム側ピン
210 サブフレーム
220 ガイド
221 フック部
222a 被当接面
230 ロックバー
231 ロック中央部
231a 揺動軸
231b 凹部
232a 当接面
233a 挿通ピン
240 デテント
250 操作レバー
300 ブーム

Claims (9)

  1. ブームを支持するサブフレームに、車体に設けられたメインフレームと係合可能に形成された係合部と、
    前記サブフレームに設けられた揺動軸を具備し、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を規制する規制位置と、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を許可する規制解除位置との間で、前記揺動軸回りに揺動可能に支持されると共に、前記規制解除位置から前記規制位置へ向かう規制方向に付勢された規制部材と、
    前記規制部材を、付勢力に抗して前記規制位置から前記規制解除位置へと揺動させるように操作可能な操作具と、
    前記サブフレームに、前記規制部材を前記規制解除位置で保持する保持位置と、前記規制解除位置にある前記規制部材の保持を解除する非保持位置との間で移動可能に支持されると共に、前記非保持位置から前記保持位置へ向かう保持方向に付勢された保持部材と、
    を具備し、
    前記保持部材は、
    前記操作具によって前記規制部材を前記規制解除位置へと移動させると、付勢力によって前記保持位置へ移動し、前記揺動軸が挿通された揺動軸部に設けられた凹部に係合して前記規制部材を前記規制解除位置で保持する、
    フロントローダの着脱構造。
  2. 前記保持部材は、
    前記保持位置で前記規制部材を保持している状態において、前記メインフレームが前記係合部から離間する方向に相対移動するに従い、付勢力に抗して前記非保持位置側へと移動し、前記凹部から離間して前記規制部材の保持を解除する、
    請求項1に記載のフロントローダの着脱構造。
  3. 前記保持部材は、
    前記非保持位置において、前記規制位置にある前記規制部材に対して当接することで、前記保持位置への移動が規制されている、
    請求項1又は請求項2に記載のフロントローダの着脱構造。
  4. 前記係合部は、
    前記メインフレームに形成されたピンを上下方向から挟み込むことにより、前記メインフレームの上下方向の移動を規制するフック部と、
    前記メインフレームに対して面接触することにより、前記メインフレームの前方への移動を規制する当接面と、
    を具備し、
    前記フック部の開口部は、車両前後方向の後方に向けられている、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。
  5. 前記規制部材は、
    前記メインフレームに当接することにより前記メインフレームの移動を規制する当接部と、
    前記操作具からの力を受ける作用部と、
    を具備し、
    前記揺動軸部は、
    前記当接部と前記作用部との間に形成されている、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。
  6. 前記操作具は、
    前記サブフレームに、前記規制位置にある前記規制部材の前記作用部と当接する第一の位置と、前記規制解除位置にある前記規制部材の前記作用部と当接する第二の位置との間で移動可能に支持されると共に、前記第二の位置から前記第一の位置へ向かう方向に付勢されており、
    付勢力に抗して前記第一の位置から前記第二の位置へ移動するように操作されることにより、前記規制部材を前記規制位置から前記規制解除位置へと移動させるように形成されている、
    請求項5に記載のフロントローダの着脱構造。
  7. 前記規制部材は、
    前記規制位置において、前記メインフレームが前記係合部に近接する方向に相対移動すると、付勢力に抗して前記規制位置と前記規制解除位置との間の中間位置へと移動し、
    前記メインフレームが前記係合部に係合すると、付勢力によって前記規制位置へと移動し、前記係合部に係合された前記メインフレームの移動を規制する、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のフロントローダの着脱構造。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の着脱構造を備えるフロントローダ。
  9. 請求項8に記載のフロントローダを備える作業車。
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