JP4866565B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、トレッド部と、一対のビード部と、ビード部を介して折り返されるカーカス層とを備える空気入りタイヤに関する。
従来、ビード部で折り返されたカーカス層の両端部が、トレッド部のタイヤ径方向内側で積層する空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、従来において複数配置されていたカーカス層を1層とすることができるため、空気入りタイヤの軽量化を図ることができる。
特許第2644505号
しかしながら、近年において、乗用車の高性能化が進むにつれて、軽量化だけではなく、操縦安定性及び静粛性も兼ね備える空気入りタイヤの開発が望まれている。
この場合において、上記のように、カーカス層を1層とすると、空気入りタイヤへの入力に対する抵抗力が弱まり、空気入りタイヤの変形が大きくなるため、操縦安定性が悪化するという問題があった。そのため、空気入りタイヤのトレッド部における赤道線付近の剛性を高めることによって入力に対する抵抗力を強め、操縦安定性の低下を抑制することが考えられるが、トレッド部における赤道線付近の剛性が向上することによって静粛性が悪化するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、トレッド部と、一対のビード部と、ビード部を介して折り返されるカーカス層とを備える空気入りタイヤにおいて、トレッド部は、タイヤ赤道線付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列を有し、カーカス層の両端部は、陸部列の近傍に位置することを特徴とする空気入りタイヤであることを要旨とする。
かかる特徴によれば、カーカス層がビード部を介して折り返されており、このカーカス層の両端部が、トレッド部のタイヤ赤道線付近に形成された陸部列の近傍に位置する、すなわち、カーカス層がエンベロープ構造であるため、トレッド部やサイド部におけるカーカス層の積層枚数を変えることなく、実質的なカーカス層の積層枚数を減らすことができるため、空気入りタイヤの軽量化を図ることができる。
また、軽量化を図ることによって操縦安定性が低下し易くなるが、トレッド部が、タイヤ赤道線付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列を有するため、タイヤ赤道線付近の剛性を高めることにより、操縦安定性を得ることができる。
また、トレッド部のタイヤ赤道線付近に陸部列を形成し、この位置の剛性を高めることにより、空洞共鳴による騒音の問題が発生するが、カーカス層の両端部が、陸部列の近傍に位置するため、トレッド部におけるタイヤ赤道線付近の曲げ剛性を局所的に下げることにより、空洞共鳴音を低減させ、静粛性を得ることができる。
すなわち、上記のような構造にすることにより、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる。
また、カーカス層の両端部は、陸部列のタイヤ幅方向内側に位置することが好ましい。カーカスの両端部が、陸部列のタイヤ幅方向外側に位置することにより、両端部が溝にかかり、溝底にクラックが入った場合において、タイヤ内に水が浸入する可能性があるが、カーカス層の両端部が、陸部列のタイヤ幅方向内側に位置することによって、上記問題の発生を抑制することができる。
また、カーカス層は、1層配置されており、ポリエステルコードをゴムで被覆したものであることが好ましい。カーカス層が1層配置されているため、軽量化を図ることができる。また、カーカス層が、ポリエステルコードをゴムで被覆したものであるため、スチールコードをゴムで被覆したものに比べ、更なる軽量化を図ることができる。
また、カーカス層は、1層配置されており、レーヨンコードをゴムで被覆したものであることが好ましい。カーカス層が1層配置されているため、軽量化を図ることができる。また、カーカス層が、レーヨンコードをゴムで被覆したものであるため、スチールコードをゴムで被覆したものに比べ、更なる軽量化を図ることができる。
また、カーカス層の両端部は、10〜40mm隔てて位置することが好ましい。カーカス層の両端部が、10〜40mm隔てて位置するため、トレッド部のタイヤ赤道線付近の剛性を効果的に下げることができ、空洞共鳴音を効果的に低減させることができる。なお、カーカス層の両端部が隔たれている長さが、10mmより短いと、トレッド部のタイヤ赤道線付近の剛性を下げる効果が少ないため、好ましくない。
また、陸部列のタイヤ幅方向長さは、少なくとも15mmであることが好ましい。陸部列のタイヤ幅方向長さが、少なくとも15mmであるため、タイヤ赤道線付近の剛性を効果的に高めることができ、操縦安定性を効果的に得ることができる。なお、陸部列のタイヤ幅方向長さが15mmより短いと、トレッド部のタイヤ赤道線付近の剛性を効果的に高めることができないため、好ましくない。
また、陸部列は、タイヤ周方向に連続的に形成されていることが好ましい。陸部列が、タイヤ周方向に連続的に形成されているため、タイヤ赤道線付近の剛性を更に効果的に高めることができ、操縦安定性を更に効果的に得ることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2に特徴は、トレッド部と、一対のビード部と、ビード部を介して折り返されるカーカス層とを備える空気入りタイヤにおいて、トレッド部は、タイヤ赤道線付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列を有し、陸部列近傍のカーカス層の厚さは、他の部分のカーカス層の厚さより薄いことを特徴とする空気入りタイヤであることを要旨とする。
かかる特徴によれば、陸部列近傍のカーカス層の厚さが、他の部分のカーカス層の厚さより薄いため、空気入りタイヤの軽量化を図ることができる。
また、軽量化を図ることによって操縦安定性が低下し易くなるが、トレッド部が、タイヤ赤道線付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列を有するため、タイヤ赤道線付近の剛性を高めることにより、操縦安定性を得ることができる。
また、トレッド部のタイヤ赤道線付近に陸部列を形成し、この位置の剛性を高めることにより、空洞共鳴による騒音の問題が発生するが、陸部列近傍のカーカス層の厚さが、他の部分のカーカス層の厚さより薄いため、トレッド部におけるタイヤ赤道線付近の曲げ剛性を局所的に下げることにより、空洞共鳴音を低減させ、静粛性を得ることができる。
すなわち、上記のような構造にすることにより、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる。
また、カーカス層における厚さは、階段状に変化することが好ましい。カーカス層の一箇所で厚さが大きく変わる場合においては、この箇所に負担が大きくかかり、クラック等が発生する恐れがあるが、カーカス層における厚さが、階段状に変化するため、クラック等が発生することを抑制することができる。
本発明によれば、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる空気入りタイヤを提供することができる。
[実施形態1]
以下において、本実施形態に係る空気入りタイヤ1について説明する。
図1は、本実施形態における空気入りタイヤ1を示す断面図である。
空気入りタイヤ1は、一対のビード部2と、一対のサイド部3と、トレッド部4と、カーカス層5と、ベルト層6とから構成されている。
ビード部2は、一対備えられており、リング状で、空気入りタイヤ1をリム(図示せず)に固定するための補強材である。
サイド部3は、後述するトレッド部4を介してタイヤ幅方向(矢印W方向)に形成された壁面である。
トレッド部4は、路面と接触する厚いゴム層であり、後述するカーカス層5やベルト層6を保護するためのものである。トレッド部4は、タイヤ赤道線CL付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列4aを有する。この陸部列4aのタイヤ幅方向W長さ(同図において、長さA)は、特には限定されないが、少なくとも15mmであることが好ましい。
カーカス層5は、サイド部3を構成しており、荷重や衝撃に耐え、タイヤ構造を保持するためのものである。また、カーカス層5は、1層配置されており、ポリエステルコード、若しくはレーヨンコードをゴムで被覆したものであり、同図に示すように、ビード部2を介して折り返される。
カーカス層5の両端部5aは、陸部列4aの近傍に位置する。なお、同図に示すように、カーカス層5の両端部5aは、陸部列4aのタイヤ幅方向内側、すなわち、タイヤ赤道線CL側に位置することが好ましいが、これに限定されるものではなく、両端部5aが、陸部列4aのタイヤ幅方向外側に位置していてもよい。
カーカス層5の両端部5aは、10〜40mm隔てて位置する。すなわち、2つの両端部5aの間隔Bは、10〜40mmである。
なお、カーカス層5は、空気入りタイヤ1の重量は増えてしまうが、2層以上配置されていてもよく、また、ポリエステル又はレーヨン以外からなるコード(例えば、スチール)をゴムで被覆したものであってもよい。
図2は、本実施形態におけるトレッド部4のパターンを示す図である。
なお、図2は、図1をC方向から見た図である。
トレッド部4は、陸部列4aと、端部陸部列4bと、周方向溝7と、幅方向溝8と、サイプ9とから構成されている。
陸部列4aは、上述したように、トレッド部4におけるタイヤ赤道線CL付近において、タイヤ周方向(矢印S方向)に延びる陸部である。
なお、同図に示すように、陸部列4aは、タイヤ周方向Sに連続的に形成されていることが好ましい。すなわち、陸部列4aには、後述するような溝及びサイプは形成されていないことが好ましい。
端部陸部列4bは、陸部列4aよりもタイヤ幅方向W端部に形成された陸部である。
周方向溝7は、タイヤ周方向Sに延びる溝である。
幅方向溝8は、タイヤ幅方向Wに延びる溝である。
サイプ9は、周方向溝7及び幅方向溝8よりも溝幅が細く、深さが浅い溝である。
なお、このサイプ9は、同図において、タイヤ幅方向Wにのみ延びているが、これに限定されるものではなく、タイヤ周方向に延びてもよい。
[実施形態2]
以下において、本実施形態における空気入りタイヤ10について説明する。
本実施形態における空気入りタイヤ10は、第1実施形態とカーカス層が異なるのみである。本実施形態においては、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、重複する点についての説明は省略する。
図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤ10を示す断面図である。
同図に示すように、トレッド部40は、タイヤ赤道線CL付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列40aを有している。
また、陸部列40a近傍のカーカス層50の厚さは、他の部分のカーカス層50の厚さより薄い。
なお、カーカス層50における厚さは、特に限定はされないが、階段状に変化することが最も好ましい。
(本実施形態に係る空気入りタイヤの作用・効果)
本実施形態の空気入りタイヤ1によると、カーカス層5がビード部2を介して折り返されており、このカーカス層5の両端部5aが、トレッド部4のタイヤ赤道線CL付近に形成された陸部列4aの近傍に位置する、すなわち、カーカス層5がエンベロープ構造であるため、トレッド部4やサイド部3におけるカーカス層5の積層枚数を変えることなく、実質的なカーカス層5の積層枚数を減らすことができるため、空気入りタイヤ1の軽量化を図ることができる。
また、軽量化を図ることによって操縦安定性が低下し易くなるが、トレッド部4が、タイヤ赤道線CL付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列4aを有するため、タイヤ赤道線CL付近の剛性を高めることにより、操縦安定性を得ることができる。
また、トレッド部5のタイヤ赤道線CL付近に陸部列4aを形成し、この位置の剛性を高めることにより、空洞共鳴による騒音の問題が発生するが、カーカス層5の両端部5aが、陸部列4aの近傍に位置するため、トレッド部4におけるタイヤ赤道線CL付近の曲げ剛性を局所的に下げることにより、空洞共鳴音を低減させ、静粛性を得ることができる。
すなわち、上記のような構造にすることにより、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる。
また、カーカス5の両端部5aが、陸部列4aのタイヤ幅方向外側に位置することにより、両端部5aが溝にかかり、溝底にクラックが入った場合において、タイヤ内に水が浸入する可能性があるが、カーカス層5の両端部5aが、陸部列4aのタイヤ幅方向内側に位置することによって、上記問題の発生を抑制することができる。
また、カーカス層5が1層配置されているため、軽量化を図ることができる。また、カーカス層5が、ポリエステルコードをゴムで被覆したものであるため、スチールコードをゴムで被覆したものに比べ、更なる軽量化を図ることができる。
また、カーカス層5が1層配置されているため、軽量化を図ることができる。また、カーカス層5が、レーヨンコードをゴムで被覆したものであるため、スチールコードをゴムで被覆したものに比べ、更なる軽量化を図ることができる。
また、カーカス層5の両端部5aが、10〜40mm隔てて位置するため、トレッド部4のタイヤ赤道線CL付近の剛性を効果的に下げることができ、空洞共鳴音を効果的に低減させることができる。なお、カーカス層5の両端部5aが隔たれている長さが、10mmより短いと、トレッド部4のタイヤ赤道線CL付近の剛性を下げる効果が少ないため、好ましくない。
また、陸部列4aのタイヤ幅方向長さが、少なくとも15mmであるため、タイヤ赤道線CL付近の剛性を効果的に高めることができ、操縦安定性を効果的に得ることができる。なお、陸部列4aのタイヤ幅方向長さが15mmより短いと、トレッド部4のタイヤ赤道線CL付近の剛性を効果的に高めることができないため、好ましくない。
また、陸部列4aが、タイヤ周方向に連続的に形成されているため、タイヤ赤道線CL付近の剛性を更に効果的に高めることができ、操縦安定性を更に効果的に得ることができる。
また、本発明の空気入りタイヤ10によると、陸部列40a近傍のカーカス層50の厚さが、他の部分のカーカス層50の厚さより薄いため、空気入りタイヤ10の軽量化を図ることができる。
また、軽量化を図ることによって操縦安定性が低下し易くなるが、トレッド部40が、タイヤ赤道線CL付近において、タイヤ周方向に延びる陸部列40aを有するため、タイヤ赤道線CL付近の剛性を高めることにより、操縦安定性を得ることができる。
また、トレッド部40のタイヤ赤道線CL付近に陸部列40aを形成し、この位置の剛性を高めることにより、空洞共鳴による騒音の問題が発生するが、陸部列40a近傍のカーカス層50の厚さが、他の部分のカーカス層50の厚さより薄いため、トレッド部40におけるタイヤ赤道線CL付近の曲げ剛性を局所的に下げることにより、空洞共鳴音を低減させ、静粛性を得ることができる。
すなわち、上記のような構造にすることにより、軽量化、操縦安定性及び静粛性を両立することができる。
また、カーカス層50の一箇所で厚さが大きく変わる場合においては、この箇所に負担が大きくかかり、クラック等が発生する恐れがあるが、カーカス層50における厚さが、階段状に変化するため、クラック等が発生することを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1の実施例について、以下詳細に説明する。
本発明の空気入りタイヤ(実施例1)を製造し、空洞共鳴音(250Hz)の強さと、操縦安定性とを調査した。また比較として、本発明とは異なる空気入りタイヤ(比較例1)を製造し、同一条件で調査した。
(実施例1)
図1に示すように、カーカス層がエンベロープ構造になっている。トレッド部のタイヤ赤道線付近には、タイヤ幅方向長さが40mmの陸部列が形成されており、カーカス層の両端部は、陸部列のタイヤ径方向内側に位置する。この2つの両端部の間隔は、20mmである。
(比較例1)
トレッド部のタイヤ赤道線付近には、タイヤ幅方向長さが40mmの陸部列が形成されており、カーカス層の両端部は、空気入りタイヤの接地端付近に位置する。この2つの両端部の間隔は、150mmである。
<空洞共鳴音(250Hz)>
試験車輌であるトヨタのアルテッツァに上記空気入りタイヤを装着し、運転手1名及び車輌自体の荷重をかけ、この空気入りタイヤの空気圧を230kPaとし、60km/hで走行した場合における空洞共鳴音(250Hz)の強さを調査した。なお、比較例1を基準として、結果を表1に示した。
<操縦安定性>
空洞共鳴音の調査と同一の条件を設定し、プロのテストドライバーが運転した場合における操縦安定性を、このドライバーの感覚で評価した。なお、この数値は、大きいほど操縦安定性に優れることを示している。
なお、空気入りタイヤのサイズは、215/45R17であった。
Figure 0004866565
表1の結果より、実施例1は、比較例1と比較し、空洞共鳴音(250Hz)が1.1dB低減していることが分かった。
また、実施例1は、比較例1と比較し、操縦安定性が向上していることが分かった。
これにより、本発明の構造を用いることにより、カーカス層を1層とすることによって軽量化を図ることができ、操縦安定性及び静粛性も得ることができることが分かった。
本発明の実施形態1に係る空気入りタイヤを示す断面図である。 本発明の実施形態に係るトレッド部のパターンを示す図である。 本発明の実施形態2に係る空気入りタイヤを示す断面図である。
符号の説明
1、10…空気入りタイヤ
2…ビード部
3…サイド部
4、40…トレッド部
4a、40a…陸部列
4b…端部陸部列
5、50…カーカス層
5a、50a…両端部
6、60…ベルト層
7…周方向溝
8…幅方向溝
9…サイプ

Claims (7)

  1. トレッド部と、一対のビード部と、前記一対のビード部を介して折り返される1層のカーカス層とを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道線おいて、タイヤ周方向に連続的に延びる陸部列を有し、
    前記1層のカーカス層の両端部は、前記陸部列のタイヤ幅方向内側に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記1層のカーカス層はポリエステルコードをゴムで被覆したものであることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記1層のカーカス層はレーヨンコードをゴムで被覆したものであることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記1層のカーカス層の両端部は、10〜40mm隔てて位置することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記陸部列のタイヤ幅方向長さは、少なくとも15mmであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. トレッド部と、一対のビード部と、前記一対のビード部を介して折り返される1層のカーカス層とを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道線おいて、タイヤ周方向に連続的に延びる陸部列を有し、
    前記陸部列に対するタイヤ径方向の内側における前記1層のカーカス層の厚さは、他の部分における前記1層のカーカス層の厚さより薄いことを特徴とする空気入りタイヤ。
  7. 前記1層のカーカス層厚さは、階段状に変化することを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤ。
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