JP4866346B2 - 光ファイバスプライス把持デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、ファイバスプライス把持デバイスに関する。
電気通信産業において、光ファイバをスプライスするための機械デバイスが知られている。例えば、特許文献1では、2つの脚を連結するフォーカスヒンジを有する延性材料シートを含む光ファイバスプライスについて記載されており、従来のガラス光ファイバのクランプ力を最適化するために、脚の各々にV字型の溝がある。上述したスプライスデバイスは、ミネソタ州セントポールのスリーエム・カンパニー(3M Company(Saint Paul、 Minnesota)から入手可能な「ファイバロック・ツーTM」(FIBRLOK IITM)という商品名の機械的光ファイバスプライスデバイスに商業的に組み込まれている。さらに、特許文献2では、コネクタ本体およびフェルールが互いに取り付けられ、光ファイバを適所に保持するために、コネクタ本体に機械的把持エレメントがある接着剤なしのコネクタについて記載されている。同文献に記載された把持エレメントは、コネクタ本体およびフェルールに形成された孔に横断する方向にプラグを移動させることによって係合可能である。上述したコネクタは、ミネソタ州セントポールのスリーエム・カンパニー(3M Company(Saint Paul、 Minnesota)から入手可能な「クリンプロックTM」(CRIMPLOKTM)という商品名の光ファイバコネクタに商業的に組み込まれている。また、特許文献3、特許文献4、特許文献5、および特許文献6に、従来のデバイスについて記載されている。特許文献7では、光ファイバ把持デバイスについて記載されている。
米国特許第5,159,653号明細書 米国特許第5,337,390号明細書 米国特許第4,824,197号明細書 米国特許第5,102,212号明細書 米国特許第5,138,681号明細書 米国特許第5,155,787号明細書 米国特許出願公開第2005−0063645−A1号明細書
本発明の第1の態様によれば、光ファイバスプライス把持デバイスが、蝶着された第1および第2の部材を有する材料を含む。把持領域が、部材の各々の第1および第2の内側部分上に配置された第1および第2の把持部分を含む前記材料に形成される。この材料は、把持領域の長さに沿って別々の第1および第2のクランプゾーンをさらに含む。光ファイバスプライス把持デバイスは、第2のクランプゾーンの作動とは独立して、第1のクランプゾーンを選択的に作動させるように前記材料と係合可能なキャップをさらに含む。
別の実施形態によれば、光ファイバスプライス把持デバイスを係合可能に接合するための作動キャップが、キャップの長さに沿って延在する主要本体部分を含む。第1のキャップ部材および第2のキャップ部材が、主要本体によって連結され、主要本体から延在する。キャップは、第1および第2の部材の少なくとも1つの内面上に配置された、第1のカムおよび第2のカムをさらに含む。
本発明のさらなる別の実施形態によれば、光コネクタが、上述した光ファイバスプライス把持デバイスを収容するベースを含む。
本発明の上記開示は、図示した各実施形態または本発明のあらゆる実施例について記載することを意図したものではない。以下の図および詳細な記載は、これらの実施形態をさらに詳細に例示したものである。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明についてさらに記載する。
本発明は、さまざまな修正および別の形態に補正可能であるが、その具体例を図面に例示的に示し、以下、詳細に記載する。しかしながら、本発明は、記載する特定の実施形態に本発明を限定するものではないことを理解されたい。逆に、本発明は、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内にあるすべての修正例、等価物、および変更例に及ぶものである。
図面に、光ファイバスプライス把持デバイスのさまざまな実施形態を示す。「把持」、「スプライス」、「クランプ」、または「接続」という用語は、図示したデバイスに適用されることもあるが、本発明のデバイスおよび方法が、ファイバ把持、ファイバクランプ、ファイバスプライス、および/またはファイバ接続の用途に利用可能であるため、相互に排他的であるように意図されたものではない。「スプライス」という用語は、実際に、さまざまな実施形態に示すエレメントでファイバを取り外すことができるため、限定的な意味で解釈されるべきではない。
図1Aおよび1Bは、本発明の第1の実施形態によるファイバスプライス把持デバイスの2つの構成部品、すなわち、スプライスエレメント110(図1A)および作動キャップ150(図1B)を示す。図1Aには、エレメント110が折り畳まれた状態で示されている。この例示的な折り畳まれた状態において、エレメント110は、スプライスされるファイバの初期位置合わせを行う。エレメント110は、第1の部材112および第2の部材114を含み、これらの部材は、例えば、材料シート111(図2Aを参照)で形成され、本願明細書においてヒンジ領域116として示す各部材の第1の端部で蝶着される。エレメント110は、別々のスプライスおよび/またはクランプゾーンをさらに含む。1つの例示的な実施形態において、別々のスプライス/クランプゾーンを画成するために、スロット141などの1つ以上スロットを設けることができる。この代わりとして、別々のスプライス/クランプゾーンは、スプライス/クランプゾーン間のシート111の材料厚みを薄層化することで画成することもできる。また、把持領域120が設けられ、各部材の第1および第2の内側部分上に配置された第1の把持部分122および第2の把持部分124を含む(例えば、図2Dを参照)。把持領域120は、光ファイバを把持部分に受け入れるように適合される。光ファイバは、ポート121aおよび121bを介して、エレメント110に挿入され得る。本発明の例示的な実施形態において、把持デバイス110は、閉(作動または係合)状態にあるとき、把持領域に配置された光ファイバの外周部に実質的な力を適用できる。
シート111(例えば、図2A〜図2Cを参照)の寸法は、用途に応じて非常に変動するものであってもよい。把持デバイス110は、変形可能な材料、好ましくは、アルミニウムなどの延性金属のシート111から形成され得る。1つの例示的な材料は、0の調質および23〜32のブリネルスケール硬度(BHN)を有する「3003」として従来知られているアルミニウム合金である。別の許容可能な合金は、「1100」と呼ばれるもので、0、H14、またはH15の調質を有する。許容可能な引っ張り強度は、35〜115メガパスカルの範囲で変動する。他の金属および合金、またはそれらのラミネートが、シート111の構成に使用されてもよい。このような金属は、銅、錫、亜鉛、鉛、インジウム、金、およびそれらの合金を含む。さらに、透明または不透明の高分子材料が、シート111に使用されてもよい。適切なポリマーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートグリコール、アセテート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、および「ビバック」(VIVAK)(マサチューセッツ州シェフィールドのシェフィールド・プラスチックス・インコーポレイテッド(Sheffield Plastics,Inc.(Sheffield,MA))の商標)などのコポリエステル類を含む。
図1Aおよび図2Dを参照すると、シート111の外面上に、一般に、シート111の長さに延在するヒンジ領域116が形成され得る。ヒンジ領域116は、中央に位置する溝を含むことができ、この溝は、2つの同一の板状の部材または脚112および114にシート111を分離するヒンジを規定する厚みを薄くしたエリアから形成され得る。このようなヒンジは、米国特許第5,159,653号明細書に記載されている方法で形成され得る。折り畳まれた状態において、エレメント110の実施形態は、「ファイバロック・ツーTM」(FIBRLOK IITM)という商品名の機械的光ファイバスプライスデバイスなどの光ファイバスプライスに挿入可能であるように構成される。エレメント110はまた、本願明細書が与えられた当業者に明らかなように、他の光ファイバスプライスおよび光コネクタにも実装できる。
図1Bは、例示的なキャップ150の正面斜視図を示す。キャップ150は、エレメント110を閉状態または作動状態に置くように、エレメント110と係合するように設計される。本発明の例示的な実施形態によれば、エレメント110が、別々のクランプゾーンを含むため、キャップ150は、主要本体部分155に連結された領域160および領域170などの別々の作動機構を含むように設計される。キャップ150がエレメント110と係合すると、異なるクランプゾーンが、異なる時点で作動状態/閉状態にされ得る。以下、例示的なキャップの構造について、さらに詳細に記載する。
図2Aは、折り畳まれていない状態にある例示的なエレメント110Aの平面図を示す。エレメント110Aは、別々のスプライス/クランプゾーン185および187を規定するスロット141を含む。スロット141は、片側からヒンジ領域116が位置し得るエレメントの中心付近へシート111に切り込みが入れられ得る。エレメント110Aは、上述したように、ヒンジ領域116を経由して蝶着された部材112および114を有する材料シート111を含む。部材112は、把持部分または溝192および193を含み、それらはV溝のような形状であってもよく、把持および/またはスプライスするファイバのタイプに応じて、何らかの他の多角形状であってもよい。溝192および193は、用途に応じて、同じ溝形状、または異なる溝形状を有するように形成され得る。この代わりとして、溝192および193は、米国特許出願公開第2005−0063645−A1号明細書に記載するように、予め溝を付けることができる。部材114は、予め溝が付けられ、V溝として構成され、または何らかの他の多角形状として構成され得る把持部分194および195(それぞれ対向する把持部分192および193に位置する)を含む。溝194および195は、用途に応じて、同一の溝形状または異なる溝形状を有するように形成され得る。例えば、折り畳まれたファイバ受け取り(開いた)状態にあるエレメント110Aの端面図である図2Dに示すように、第1の把持部分122および第2の把持部分124が、V溝を含むように構成され得る。
図2Cに示すエレメント110Cの別の実施形態において、スロット141cは、把持部分の溝部分を切り開かないように、片側からシート111内に部分的に切り込まれ得る。
エレメント110Aは、従来のガラス−ガラス−ポリマー(「GGP」)ファイバ(米国特許再発行第34,146号に記載)、従来のガラスベースファイバ、POF(プラスチック光ファイバ)、およびTECS(技術強化されたクラッドシリカ)ファイバなどの任意のタイプの光ファイバをスプライスするために利用できる。これらのファイバは、単一モードまたは多モードファイバであってもよく、約125μm(バッファコーティングが除去されている場合または除去されていない場合)、250μm外径、および/または900μm外径などの標準的な直径(バッファコーティングを含む)とともに、125μmより小さいか、125μm〜900μmの間、および/または900μmより大きい非標準的な直径などを有するものであってもよい。1つの例示的な別の実施形態において、溝192および194は、デバイスの作動時に第1の直径(または溝サイズ)を形成するように構成され、溝193および195は、デバイスの作動時、第2の直径(または溝サイズ)を形成するように予め溝が付けられる。第2の直径(または溝サイズ)は、第1の直径(または溝サイズ)と同じか、または異なるものであり得る。1つの例示的な実施形態において、例えば、シリカクラッドファイバをスプライスする場合、溝192は、V溝形状とすることができ、溝194は省いてもよく、一方で、溝193および195は、直径がより大きなバッファファイバを締め付けるように構成され得る。さらに、部材112および114の把持領域の1つ以上は、任意に、引き込みファイバ受け取り領域を形成するように、円錐部またはレセス132a〜132dおよび134a〜134dの1つ以上をさらに含み得る。
図2Aに示すように、エレメント110Aは、単一スロット構造、例えば、部材112または部材114を切り開かれたスロット141を含む(同図において、スロット141は、部材112を切り開かれる)。1つ以上のスロットは、異なるクランプゾーンを画成するように使用することができ(エレメント110Aが折り畳まれた状態に置かれるとき)、ゾーン185は、スプライスゾーンを与え、ゾーン187は、バッファクランプゾーンを与えることができ、またその逆もあり得る。このようにして、スプライスゾーン185は、バッファクランプゾーン187から独立して開閉することができ、またはその逆もあり得、終端シーケンスの異なる時間で開閉することができる。例えば、ファイバスタブを終端ファイバにスプライスする場合、ファイバスプライスは、ゾーン185(スプライス領域とも呼ばれる)の位置に設けられ、バッファコーティングされた終端ファイバは、クランプゾーン187によって適所に保持され得る。例えば、バッファクランプの溝193および195は、250μmバッファコーティングされた光ファイバ(閉状態または作動状態にあるとき)にクランプするように設計され得る。このクランプにより、エレメントが完全に閉じられると、ファイバの保持が与えられ得る。
図2Bに示す別の実施形態において、エレメント110Bは、ゾーン185および187を形成するために、ダブルスロット構造(互いにヒンジ116に対して向き合ってシート111に形成されたスロット141aおよび141bを含む)を含む。さらなる複数スロットの配置は、用途に応じて異なる強度を与え得る。本願明細書が与えられた当業者には明らかなように、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる数のスロットが利用されてもよいことは言うまでもない。
さらなる別の実施形態において、ゾーン185および187は、スプライスゾーンおよび/またはクランプゾーンを分離するシート材料の厚み111を薄くすることによって規定され得る。例えば、スプライスゾーンおよびまたはクランプゾーンの分離は、使用するシート材料のタイプに応じて、ゾーン間の領域において、元の厚みの50%〜90%だけシート材料の厚みを低減することによって達成され得る。
これらの例示的な構成により、各ゾーンに位置するファイバに異なるレベルの応力を与えることができる。1つの例示的なコネクタの実施形態において、フェルールに付着され、フェルールからスプライスゾーンの中心に延在する一端に固定された短い長さの光ファイバが、終端ファイバにスプライスされることによって、スプライスゾーンは、最初に作動され(閉じられ)、その後、終端ファイバを適所に固定するクランプ(または把持)ゾーンを作動することができる。このようなスプライスシーケンスにより、ファイバ端部間に十分な光学接触が確保できる。他の形態として、スプライスゾーンにおいて2つのファイバを正確に位置合わせするために、軽い応力を利用できるのに対して、全体的なファイバ保持を増大させるために、クランプゾーンにあるファイバに増加した応力を与えることができる。クランプゾーンの作動後、スプライスは、スプライスゾーンを完全に作動させることによって完了され得る。「閉」または「作動」という用語は、エレメントの把持部分が、スプライス/把持/保持するファイバの外側部分に実質的な力をかけるときのことを意味するように意図されることに留意されたい。このように、デバイスを完全に作動させなくても、少なくともある程度の保持力がファイバまたはバッファに置かれ得る。
このように、本発明の例示的な実施形態によれば、本願明細書に記載する機構を用いて、別のクランプゾーンの作動から独立して(例えば、作動前、作動と同時に、または作動後)、1つのクランプゾーンの完全な作動を達成できる。
前述したように、本発明の例示的な実施形態によれば、キャップ150(本願明細書において、作動キャップとも呼ぶ)が、エレメント110、110A、110B、110Cを作動させるために使用され得る。キャップ150は、金属やプラスチックなどの剛性材料から構成され得る。例えば、キャップ150は、射出成形されたプラスチック構成部品として形成され得る。他の適切な材料は、本願明細書が与えられた当業者に明らかであろう。
図3A〜図3Dは、例示的なキャップ150のさまざまな図を示す。外面の断面側面図である図3Aにおいて、キャップ150は、キャップの長さに沿って延在し、第1のクランプ機構160および第2のクランプ機構170を連結する主要本体部分155を含む。図3Aに示す例示的な構成において、キャップ150は、任意に、第1のクランプ機構160および第2のクランプ機構170の一方または両方の外面上に位置するデテント156および157などの1つ以上のデテントをさらに含み得る。デテントは、キャップの位置決めおよびコネクタまたはスプライス本体(図5A〜図5Cにさらに詳細に図示)との係合に利用することができる。任意に、キャップ150上に、3つ以上のデテントを設けることもできる。
図3Bは、内部カム162および内部カム171を含むキャップ150の内部の断面側面図を示す。クランプ機構160内面上に、カム162が配置され、クランプ機構170の内面上に、カム171が配置される。カム162は、第1のカム領域161を含む。スプライス把持デバイスが閉じられている間、スプライス把持エレメントの脚は、領域161上に載ることができ、脚は開いた位置に維持されたままの状態である(すなわち、エレメント脚は、互いの方へ促されていないため、ファイバを侵入させることができる)。カム162は、第1のカム移行エリア164および第2のカム移行エリア166をさらに含む。カム171は、第1のカム領域176と、第1のカム移行エリア172と、第2のカム移行エリア173とを含む。参考例として図3Cおよび図3Dにある例示的なキャップ150の断面端面図を使用すると、カム移行部分164は、バッファクランプの作動前に、エレメント110、110A、110B、110Cのスプライスゾーンの閉鎖を段階的に作動するように設計できる。この例において、カム移行部分164は、カム部材(または脚)151および152上でカム移行部分172の位置より(主要本体部分155に対して)低い位置にある。さらに、カム移行エリア164の突出部を傾斜させることによって、エレメントゾーン(例えば、ゾーン185)を段階的にクランプすることができる。また、カム移行エリア172は、カム移行部分166がスプライスエレメントと係合するまで、エレメント110、110A、110B、110Cと係合しない。このように、キャップ150が、エレメント110、110A、110B、110Cと係合するさい、カム162および171は、互いの方へと促しながら、エレメント脚112および114上を滑動する。1つの例示的な実施形態において、エレメント脚112および114(例えば、図2Cを参照)の外面に沿った丸みのある縁により、カム作用をさらに助長できる。
本発明の別の実施形態によれば、キャップ150は、カム162および171の一方または両方のカム移行部分をさらに含む。
図4A〜図4Dは、キャップ250によってスプライスエレメント210の1つの例示的な作動シーケンスを示す。この例では、スプライスゾーン285の把持部分にファイバスタブおよび終端ファイバ(図示せず)が挿入され、クランプゾーン287の把持部分に終端ファイバのバッファ部分が受け入れられたものと仮定する。組み立てられていない図である図4Aにおいて、キャップ250は、エレメント210と接触状態にない。図4Aの断面側面図に示すように、エレメント210のゾーン285および287を画成するシングル(またはダブル)スロット241が図示されている。
図4Bは、キャップ250が、エレメント210を矢印205の方向に移動させ、ファイバスタブおよび終端ファイバの端部が、スプライスゾーン285において予め光学接触できるように、第1のカム領域161および176と接触した状態にある。図4Bにおいて、カム移行エリア164の始まりは、スプライスゾーン285の上部分と一致する。
閉鎖の動きは、手動で達成でき、好ましくは、ツールを用いて達成できる。例えば、例示的なツールは、ツールベースの一部である位置決めネストに、ファイバ位置合わせ把持デバイス(スプライスまたはコネクタ)の主要本体を受け入れる。ツールベースは、平坦な表面に置かれ、および/またはオペレータの手に保持されるように設計され得る。ファイバ位置合わせ把持デバイスは、作動キャップが上向き位置(例えば、図5A〜図5Cに示すように)にあるように、ネストに配置される。このツールはまた、取り付け点で旋回し、取り付け点から位置決めネストを越えて延在する端部まで延在するベースに取り付けられたレバーアームを含むことができる。レバーアームの端部は、ツールベースの方へ駆動するために、親指や指を上に載せることができ、その端部に力がかかるように設計される。ベース上のレバーアーム取り付け点と、レバーアームの端部との間の点で、ほぼ作動キャップのサイズであり得る第3の点が、デバイス位置決めネストと一直線の位置にあり得る。この第3の点、すなわち作動点は、レバーアームがツールベースの方へと回転されると、作動キャップの上部と接触した状態になる。このレバーアームに力がかかると、キャップは、矢印205と同じ方向にデバイス内に駆動される。このレバーアームはまた、作動キャップが過度に作動されないように止め具を含んでもよい。作動すると、レバーアームは、進路外に回転し、デバイスは、ツールから取り外される。
キャップ250は、例えば、ツールのレバーアームによって、矢印205の方向に継続的に移動し、図4Cは、移行カムエリア164が、ゾーン287との係合前に、ゾーン285と完全に係合し、このゾーン287は、カム移行部分172によってまだ作用されていないことを示す。この作用により、終端ファイバへのファイバスタブのスプライスが完了する。図4Dは、エレメント210の完全な作動を示し、ゾーン285は、カム162によって閉じられ、ゾーン287は、カム171によって閉じられる。このように、ゾーン287が完全に作動するため、終端ファイバは、エレメント210内で確実に把持されて、スプライスの保持がさらに良好なものとなる。
図5A〜図5Cの断面図に、エレメント210の作動の別の図が示されており、同図において、エレメント210は、光学コネクタや単独型のスプライスデバイスの一部であり得るベース290に配置される。この例において、ファイバスタブおよび終端ファイバ(図示せず)が、スプライスゾーン285の把持部分に挿入され、終端ファイバのバッファ部分が、クランプゾーン287の把持部分に受け入れられたと再度仮定する。図5Aにおいて、エレメント210は、ベース290のペデスタル部分292上に配置される。この例示的な実施形態において、ペデスタル部分292は、エレメント210のヒンジ部分216を受けて支持する窪み296をさらに含み得る。ベース290は、キャップ部材251および252を受け入れるためのスロット295と、キャップデテント256および257を受け止める(または適所にロックする)ためのベースキャッチ294とをさらに含む。エレメント210およびキャップ250の構造は、上述したものと同様である。
図5Aにおいて、キャップ250が、デテント257がベースキャッチ294によって固定される位置まで矢印205の方向に移動する。例示的な実施形態において、この位置はまた、移行カムエリア164によってゾーン285の部材(または脚)212および214の係合の開始に対応する。図5Bに示すように、この点から、矢印205の方向にキャップ250をさらに動かすと、ゾーン285の部材212および214が、カム移行エリア164によって互いの方へ促されるため、ゾーン285(この場合、スプライスゾーンとして構成される)が作動(閉)状態になるのに対して、ゾーン287(この場合、バッファクランプゾーンとして構成される)が、折り畳まれた開いた状態に維持される。この例示的な実施形態において、ゾーン285は、終端ファイバにファイバスタブのスプライスを達成させるために、V溝構成を含む把持領域120bをさらに含む。さらに、ゾーン287は、終端ファイバのバッファ部分を把持またはクランプするように構成された把持領域120aを含む。
図5Cは、矢印205の方向へ(エレメント210の方へ)キャップ250を続けて移動させた場合の、ゾーン285およびゾーン287の両方の完全に作動した位置を示す。この例示的な実施形態において、完全な作動は、ベース290のベースキャッチ294によって固定されているデテント256と一致する。この点で、キャップは、ベース290上の適所にロックされるが、矢印205とは反対の方向に、引っ張り力で取り外すことができる。別の実施形態において、キャップデテント256および257間の距離は、距離を長くしたり短くしたりすることで、エレメントの作動速度を遅くしたり速くしたりできるように変更することができる。このように、1つの例示的な実施形態によれば、ファイバスプライス把持デバイスは、スプライス/把持されるファイバの異なる部分に独立した把持/スプライスを与えることができる。
本願明細書が与えられた当業者に明らかなように、異なる構造体を使用して、異なるゾーンエレメントクランプ/スプライスゾーンの連続しておよび/または段階的にクランプすることができる。例えば、作動キャップは、単一のカム構造体を有することができ、ゾーン287のエレメント部材212および214は、ゾーン285の部材212および214より短い長さ(ヒンジ領域から延在する長さ)を有し得る。このようにして、キャップ250をエレメント210の方に動かすことによって、ゾーン285は、ゾーン287の作動から独立して、またはその作動前に作動される。他の形態として、ゾーン285および287の把持領域は、保持されたファイバの外周部に異なるレベルの応力をかけることで、ファイバの異なる部分に異なる時点で作動を生じさせるように異なった構造のものであり得る。さらなる別の形態において、作動キャップは、異なる時点でスプライス把持エレメントの異なる部分に対して閉鎖可能な2つ以上の別々の作動キャップに分離され得る。さらなる別の形態において、作動キャップは、ファイバの軸に平行な方向に滑動するように設計され得る。このようにして、アクチュエータキャップは、まず第1のクランプゾーンと係合した後、ファイバの軸に平行な方向にさらに動いて、第2のクランプゾーンを作動させる。
別の例示的な実施形態によれば、作動キャップは、対称的または非対称的なカム作用のいずれかを与えるように設計され得る。例えば、図6Aは、対称的な構成を示し、キャップ250(すでに図示したものと類似)は、キャップ部材251および252の両方にカム162および171を含む。他の形態として、図6Bは、キャップ部材352上でのみ形成されたカム362および371を含むキャップ350を示す。別の形態(図示せず)において、カム362は、キャップ部材351上に形成され得、カム371は、キャップ部材352上に形成され得る。他の別の構成は、本願明細書が与えられた当業者に明らかであろう。
上述したように、エレメント110は、多くの光ファイバスプライスおよび光コネクタにおいて実施され得る。例えば、図7に、1つの例示的なファイバコネクタ400を示す。この構成において、エレメント210は、コネクタベース290に収容される。上述したように、例えば、ファイバ432を有するスタブ430などのファイバスタブが、完全な作動前にゾーン285内で位置合わせされ得る。スタブ430は、ベース290のポート297内に挿入され得る。位置合わせポート298、ゾーン287内の開いた把持領域を介して、ゾーン285内のファイバ432に隣接するまで、コネクタ400内に終端ファイバ端部(図示せず)が挿入され得る。上記の1つ以上の例示的な実施形態と一貫して、デバイスの作動は、エレメント210の方へキャップ250を動かすことによって達成され得る。この例示的な構成において、カム162は、カム171の作動ゾーン287の前にゾーン285を作動させる。他の形態として、キャップ250は、カム171が、カム162によるゾーン285の作動と同時またはその前にゾーン287を作動させる。本願明細書が与えられた当業者に明らかなように、デバイス400は、2つの終端ファイバなど、他のファイバをスプライス/把持するように設計され得る。
さらに、本願明細書が与えられた当業者に明らかなように、別の実施形態において、本願明細書に記載するスプライス把持デバイスの変形例は、4×4「ファイバロックTM」(FIBRLOKTM)および「マルチファイバ ファイバロックTM」(Multifiber FIBRLOKTM)光ファイバデバイス(スリーエム・カンパニー(3M Company)から市販されている)内で利用可能である。
さらなる別の実施形態において、エレメント110は、光ファイバスプライス把持デバイス用の本体に位置し、エレメントの各セクションを個々に閉じることができる1つ以上の作動キャップを利用し得る。例えば、既知の直径のバッファコーティングされたある長さの光ファイバ(例えば、光ファイバピグテール)が、劈開され研磨された第1の端部、または第1の端部に取り付けられた従来の光コネクタ(例えば、ST、LC、またはFCタイプの光コネクタ)を含み得る。ピグテールの他の(第2の)端部は、エレメント110のバッファクランプセクションの内側に位置し得る。ファイバのこの第2の端部は、バッファコーティングが取り除かれ、剥離部分は、同じエレメントのスプライスセクション内に部分的に延在し得る。第1のキャップが、バッファクランプセクションを作動できることで、バッファコーティングされたファイバにエレメントがクランプされる一方で、終端ファイバが与えられるとき、エレメントのファイバスプライス部分を作動させるために、第2のキャップを後に使用できる。その結果、エレメント110は、現場成端可能な光ファイバピグテールの一部分を形成することができ、現場での迅速な敷設が可能となる(例えば、スプライスセクション用の第2の光ファイバ(すなわち、終端ファイバ)のみを敷設者が準備して、光ファイバピグテールをその第2のファイバに相互接続する)。
図8に、別の例示的な実施形態が示され、同図は、エレメント510および作動キャップ550を含むファイバスプライス把持デバイス500を示す。この例示的な実施形態において、エレメント510は、3つの別々のクランプゾーン、すなわち、スプライスゾーン585、第1のバッファクランプゾーン587、および第2のバッファクランプゾーン588を含む。エレメント510は、任意に、引き込みファイバ受け取り領域を形成するために、レセス/ポート532、534、535、536の1つ以上を含み得る。スロット541Aおよび541Bが、エレメント510の溝領域まで延在する実施形態において、引き込みファイバ受け取り領域535および536は不要となり得る。
上述したものに類似したV溝または他の形状の溝として、溝594、595、および596の1つ以上がエレメント510に形成され得る。この例示的な実施形態において、溝594は、デバイスの作動時に第1の直径(または溝サイズ)を有するように形成され、溝595および596は、デバイスの作動時、第2の直径(または溝サイズ)を形成するように溝が付けられる。第2の直径(または溝サイズ)は、第1の直径(または溝サイズ)と同じか、または異なるものであり得る。例えば、1つの例示的な実施形態において、シリカクラッドファイバをスプライスする場合、溝594は、剥ぎ取られたファイバを把持するためにV溝形状を有し、溝595、596は、スプライスされるファイバのバッファ部分を把持するような形状にされ得る。エレメント510は、3つの別々の作動機構560、570、および580を含み得るキャップ550によって作動され得る。例えば、図8に示すように、キャップ550は、3つの別々のカム、すなわち、ゾーン585を作動させるためのカム562と、ゾーン587を作動させるためのカム574と、ゾーン588を作動させるためのカム577とを含み得る。例示的な構成において、キャップ550は、カム562が、カム574および577のそれぞれによってゾーン587および588を作動させるのと同時に、またはその前に、ゾーン585を作動させる。本願明細書が与えられた当業者に明らかなように、デバイス500は、任意のタイプのファイバをスプライス/把持するように設計され得る。
上述したように、本発明のスプライス把持デバイスは、特定のゾーンおよびスプライスシーケンスの特定の場所に位置するファイバに、異なるレベルの応力を与えることができるように、複数の把持/スプライスゾーンを含むように構成され得る。
光ファイバは、地下鉄およびネットワークのアクセスエリア内の深くに配備されるため、このような機械的相互接続製品の利益は、ファイバ・トゥ・ザ・ホーム/デスク/ビルディング/ビジネス(ファイバ・トゥ・ザ・エックス(FTTX))の用途に利用することができる。本発明のデバイスは、複数のスプライスおよび接続を取り扱う場合、特に、人件費のコストがより高い場合に使いやすさが必要とされる敷設環境において利用可能である。
本発明は、上述した特定の例に限定されるものとみなされるべきではなく、添付の特許請求の範囲に適切に述べているような本発明のすべての態様に及ぶことを理解されたい。本発明を適用してもよいさまざまな修正例、同等のプロセス、および多数の構造体は、本願明細書を検討することで、本発明が対象とする当業者には容易に明らかであろう。特許請求の範囲は、このような修正例およびデバイスに及ぶように意図される。
本発明の実施形態によるファイバスプライス把持エレメントの斜視図を示す。 本発明の実施形態による例示的な作動キャップの斜視図を示す。 本発明の実施形態による折り畳まれていないファイバスプライス把持エレメントの平面図を示す。 本発明の別の実施形態による折り畳まれていないファイバスプライス把持エレメントの平面図を示す。 本発明の別の実施形態による折り畳まれていないファイバスプライス把持エレメントの平面図を示す。 本発明の実施形態による折り畳まれたファイバスプライス把持エレメントの側面図を示す。 本発明の実施形態による例示的な作動キャップのさまざまな断面図を示す。 本発明の実施形態による例示的な作動キャップのさまざまな断面図を示す。 本発明の実施形態による例示的な作動キャップのさまざまな断面図を示す。 本発明の実施形態による例示的な作動キャップのさまざまな断面図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの別の略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの別の略図を示す。 例示的なファイバスプライス把持デバイスの作動シーケンスの別の略図を示す。 別の作動キャップの端面図を示す。 別の作動キャップの端面図を示す。 光コネクタデバイスに実装された例示的なファイバスプライス把持デバイスの断面図を示す。 本発明の別の実施形態によるファイバスプライス把持エレメントおよび作動キャップの側面図を示す。

Claims (5)

  1. 蝶着された第1および第2の部材を有するスプライスエレメントと、
    前記第1の部材の第1および第2の内側部分上に個別に配置された第1および第2の把持部分と、前記第2の部材の第1および第2の内側部分上に個別に配置された第1および第2の把持部分とを含むスプライスエレメントに形成された把持領域であって、スプライスエレメントが、更に、前記把持領域の長手方向に沿って分離した第1および第2のクランプゾーンを含み、少なくとも1つのスロットが、把持領域の長手方向に沿って形成された第1および第2のクランプゾーンの間に配置された、把持領域と、
    前記第2のクランプゾーンの作動とは独立して前記第1のクランプゾーンを選択的に作動させるように前記スプライスエレメントに係合可能なキャップであって、前記キャップが、当該キャップの長手方向に延びる主要本体部分と該主要本体部分から延びる第1及び第2のキャップ部材とを含み、前記キャップが前記第1のクランプゾーンに対応する第1のカムおよび前記第2のクランプゾーンに対応する第2のカムを含み、該第1及び第2のカムは、前記第1と第2のキャップ部材のいずれか1方または双方に配置することができ、第1のカムは第1の量の応力を第1のクランプゾーンにおける把持領域に挿入されたファイバに伝えるよう形成され、第2のカムは第2の量の応力を第2のクランプゾーンにおける把持領域に挿入されたファイバに伝えるよう形成されたキャップを備えており、
    前記第1のクランプゾーンの前記第1の把持部分が第1の溝を含み、前記第2のクランプゾーンの前記第2の把持部分が第2の溝を含み、前記第1の溝のサイズが前記第2の溝の溝サイズとは異なり、前記第1の溝と前記第2の溝に同一径のファイバが装着されたときに前記第1の量の応力と前記第2の量の応力が異なるように構成されている、光ファイバスプライス把持デバイス。
  2. 前記第2のカムが前記第2のクランプゾーンに係合する前に、前記第1のカムは、前記第1のクランプゾーンに係合するように構成されている、請求項1に記載の光ファイバスプライス把持デバイス。
  3. 前記第1のカムは、前記第1および第2のキャップ部材の少なくとも1つの内面上に配置され、
    前記第2のカムは、前記第1および第2のキャップ部材の少なくとも1つの内面上に配置される、請求項1に記載の光ファイバスプライス把持デバイス。
  4. 前記第1のカムは、前記内面から徐々に外向きに傾斜する第1の移行部分を含み、
    前記第2のカムは、前記内面から徐々に外向きに傾斜する第2の移行部分を含み、
    前記第2の移行部分は、前記第1の移行部分よりも前記主要本体部分に対して近くに配置される、請求項3に記載の光ファイバスプライス把持デバイス。
  5. 前記スプライスエレメントは、前記把持領域の長手方向に沿って分離した第1、第2、および第3のクランプゾーンを形成するように、少なくとも2つのスロットを含み、
    前記キャップは、第1のカム、第2のカム、および第3のカムを含み、
    前記第1のカムは、前記第2のクランプゾーンと係合する前記第2のカムおよび前記第3のクランプゾーンと係合する前記第3のカムとは独立して、前記第1のクランプゾーンに係合するように構成されている、請求項2に記載の光ファイバスプライス把持デバイス。
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