JP4866130B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、地上波デジタル放送等の外部コンテンツを受信可能な携帯端末に関する。
近年、放送のデジタル化の普及が急速に進み、現在、全国で視聴されている地上波アナログ放送に代わる新しい地上波デジタル放送の準備が進んでいる。この地上波デジタル放送は、2003年に関東、近畿、東海の3大都市圏で開始され、2006年には全国へ拡大される計画である。これにともない、現行の地上波アナログも2011年には廃止される予定になっている。
この地上波デジタル放送では、従来の地上波アナログ放送で困難であった携帯可能な小型の端末による受信や移動時の受信が可能になる。すなわち、地上波デジタル放送は、携帯可能な小型の端末や移動時の受信に適した方式を採用しているため、一般的に、電波の伝送経路における様々な電波障害の影響を受け、ノイズ、画面の欠落、同期異常が発生し易いアナログテレビ放送に比べると、移動等による環境の変化に影響されずに安定した受信が可能となる。このため、地上波デジタル放送を受信する機能を搭載した携帯端末が実用化されるに至っている。しかしながら、地上波デジタル放送を受信する機能を搭載した携帯端末においては、消費電力が多いため、電池の消耗が激しいことが大きな課題となっている。携帯端末における省電力化においては、例えば、特許文献1に、バッテリの残量が低下すると液晶表示部のバックライトを制御して省電力化を図る手段が記載されている。
特開2003−274313号公報
地上波デジタル放送であっても、受信環境によっては、電波の受信電力が微弱であったり、ノイズの重畳が著しかったりする場合があるため、地上波デジタル放送を受信する機能を搭載した携帯端末において、特に、受信信号の強度が時間とともに変化するようなフェージングの影響が大きい環境下では、良好な映像を再生することができないこともある。また、地上波デジタル放送では、電波伝搬が複雑でマルチパス妨害や雑音妨害、現行地上波アナログからの干渉妨害を受けるため高性能な受信機が要求される。
このように放送受信のための必要条件が十分に満たされない悪条件において、地上波デジタル放送では、雑音による搬送波対雑音比(Carrier to Noise Ratio、以下単に「C/N比」という。)の低下や強入力の干渉妨害による所要C/N比の低下、移動受信環境の変化により正常な受信ができなくなり、急激に映像、音声が乱れ受信できない状態に陥る。
従来、テレビジョン受信機一体型携帯電話機において、移動受信環境下などで外部コンテンツを受信中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合、受信したノイズを含む画像をそのまま表示するか、あるいは表示機能を停止させていた。
受信したノイズを含む画像をそのまま表示する場合、使用者にとって不要な情報が強いられ、不快な思いをさせ、また無駄な消費電力を費やして電池の消耗を早めるという欠点があった。一方で、表示機能を停止させると、電波の受信品質の回復時に携帯電話機を操作して表示機能を起動しなければ画像を再び表示させることはできないため、電波の受信品質の劣化が回復するまで何回も携帯電話機を操作することもあり、手間がかかるという欠点があった。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、移動受信環境下などで外部コンテンツを再生中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消が可能となり、手間をかけずに消費電力を削減できる携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る携帯端末は、コンテンツのデータを受信する受信部と、前記コンテンツのデータの受信強度を検出する電界強度検出部と、前記コンテンツのデータに基づいてコンテンツを表示する表示部と、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを調節する輝度調節部と、前記電界強度検出部により検出される電界強度に応じて前記輝度調節部および前記表示部を制御する制御部とを有し、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記電界強度検出部により検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げて消費電力を下げる構成を有している。
この構成により、本発明の携帯端末は、外部コンテンツを再生中、受信強度が一定以下になると、制御部によって輝度調節部の輝度レベルを調節し表示部の明るさを低下させることにより表示部での電力を抑制することが可能となる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は、使用者に対して輝度レベル変更の予告を行い、前記変更の予告に対して使用者から輝度レベル変更を了承する指示があった場合に限り、前記制御部は前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げる構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、受信電界強度が所定値以下になる際に、事前に表示部の制御を行うことを報知するため、突然表示部が暗くなることを防止し、外部コンテンツ視聴時に省電力モードに切り替わる際の不快感、誤操作を回避することができる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は前記表示部を制御して、前記コンテンツのデータの受信強度が所定の閾値を上回るまで、前記表示部の電源を切る構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、移動受信環境下での電界強度、電波品質の劣化により放送が受信不可に陥った場合であっても、表示部の電源を切り、省電力化が図れるため電池の消耗を抑えることが可能となる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は、使用者に対して表示部の電源を切る予告を行い、前記変更の予告に対して使用者から表示部の電源を切ることを了承する指示があった場合に限り、前記制御部は前記表示部を制御して、前記表示部の電源を切る構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、受信電界強度が所定値以下になる際に、事前に表示部の制御を行うことを報知するため、突然表示部が暗くなることを防止し、外部コンテンツ視聴時に省電力モードに切り替わる際の不快感、誤操作を回避することができる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回ったとき、前記制御手段は、前記表示部を制御して、前記表示部に前記コンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに画面を分割し、前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツ画面の輝度レベルを下げて消費電力を削減下げる構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、表示したい部分のみ表示可能となり、かつ外部コンテンツが簡易表示されることで、必要な情報のみ得られたうえに表示部の電力制御による省電力化が可能となる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回ったとき、前記制御手段は、前記表示部を制御して、前記表示部に前記コンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに画面を分割し、前記コンテンツ画面の電源を切る構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、表示したい部分のみ表示可能となり、かつ外部コンテンツが簡易表示されることで、必要な情報のみ得られたうえに表示部の電力制御による省電力化が可能となる。
また、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回っていたために前記制御部は前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げた後に、前記受信強度が再び前記所定の閾値を上回ったとき、前記制御部は前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを上げる構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、受信電界強度の低下により表示部を制御し輝度レベルを低下させた状態でも外部コンテンツの受信強度が常に検出され、受信電界強度および電波の品質が改善し、外部コンテンツの視聴が可能になった場合、速やかに表示部の輝度を制御し視聴への切り替えが可能となる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回っていたために前記制御部は前記表示部を制御して前記表示部の電源を切った後に、前記受信強度が再び前記所定の閾値を上回ったとき、前記制御部は前記表示部を制御して前記表示部の電源を入れる構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、受信電界強度の低下により表示部の電源を切った状態でも外部コンテンツの受信強度が常に検出され、受信電界強度および電波の品質が改善し、外部コンテンツの視聴が可能になった場合、速やかに表示部の電源を入れ、視聴への切り替えが可能となる。
さらに本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が前記所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は前記輝度調節部を制御して、前記表示部により表示される前記コンテンツの輝度レベルを所定の時間間隔をおいて下げる構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、外部コンテンツを再生中、受信強度が所定値以下になると、所定の時間間隔を経た後に輝度調節部の輝度レベルを調節し表示部の明るさを低下させることにより、視聴中の急な電界強度の変化により表示部が暗くなることによる視聴者への混乱、不快な思いを防ぐことができる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記コンテンツが前記表示部により表示されている際に、前記受信強度が所定の閾値を下回ったとき、前記制御部は前記表示部を制御して前記表示部の電源を所定の時間間隔をおいて切る構成を有しても良い。
この構成により、本発明の携帯端末は、外部コンテンツを再生中、受信強度が所定値以下になると、所定の時間間隔を経た後に表示部の電源を切ることにより、視聴中の急な電界強度の変化により表示部が暗くなることによる視聴者への混乱、不快な思いを防ぐことができる。
本発明は、外部コンテンツを再生中、受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消し、手間をかけずに消費電力を削減できる携帯端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の携帯端末を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態の携帯端末の外観を表す斜視図で、図2は図1に示す携帯端末の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態では、本発明の携帯端末を携帯電話機に適応した場合を例に説明するが、本発明はこれに限定されないことは言うまでもない。本発明の携帯端末は、例えば、PDA(Portable Digital Assistant)、無線機、モバイル型のPC(Personal Computer、以下単に「PC」という。)、ノート型PC等、外部からコンテンツのデータを受信して、受信したデータに基づいてコンテンツを表示可能なものであれば、如何なる端末でも良い。
図1に示すように、本実施の形態の携帯端末を構成する携帯電話機100は、上部筐体21と下部筐体22からなる筐体部20と、上部筐体21と下部筐体22にそれぞれ設けられ、上部筐体21と下部筐体22を折り畳み自在に連接するヒンジ23a、23bからなるヒンジ部23とを備えている。
上部筐体21と下部筐体22はそれぞれ、二つ折りに折り畳まれる際に重ね合わされて相互に内向する裏面を有しており、上部筐体21の裏面には、液晶等で構成される表示装置30と音声を出力する受話部31が配設されており、下部筐体22の裏面には、携帯電話機100の各種機能への指示を入力する複数のスイッチから構成される操作部34と、音声を集音する送話部35が配設されている。この他、筺体部20には図示しないアンテナ、カメラ撮像部、バイブレータ、各種回路部を備えた回路基板等が設けられている。
図2に示すように、携帯電話機100にはテレビ受信部50と、携帯電話部60と、表示部70とから構成される放送受信装置40が備えられている。携帯電話機100の放送受信装置40は筐体部20に内蔵される図示されない回路基板によって実現される。
テレビ受信部50は、受信アンテナ51と、本発明の受信部を構成するチューナー部52と、チューナー電源検出部53と、テレビ視聴検出部54と、電界強度検出部55と、タイマー部56と、テレビ受信部50全体の動作を制御するテレビ受信制御部57とから構成されている。
受信アンテナ51は、外部コンテンツであるテレビ等の放送信号を受信するためのアンテナである。外部コンテンツとしては、TV、ラジオ(アナログ、デジタル)放送、web閲覧、オンラインゲーム等が挙げられる。チューナー部52は、外部コンテンツを受信可能としている。
すなわち、チューナー部52は、受信アンテナ51で受信した信号を増幅、検波、復調し誤り訂正等を施しMPEG2,H.264(MPEG4)等の信号を得るようになっている。チューナー電源検出部53は、テレビ受信部50がオンであるかオフであるかを検出し、テレビ受信部50が動作中であるか否かを判断するようになっている。テレビ視聴検出部54は、再生部である表示部70の電源がオンであるかオフであるかを検出する機能を有している。電界強度検出部55は、受信した外部コンテンツの受信強度、すなわち、信号レベルを検出するようになっている。タイマー部56は、テレビ受信制御部57が各構成要素を制御する際の基準となる時間を設定するようになっている。
テレビ受信部50はさらに、あらかじめ使用者が選択したコンテンツを記憶可能な、図示されていない、記憶部を備えている。記憶部に記憶されるコンテンツとしては、HD(Hard Disk)、メモリカード等に記憶させた動画、音声、ゲームを含む各種アプリケーション等を含む。
テレビ受信制御部57は、テレビ受信部50全体の動作を制御し、各種信号を処理する手段である。テレビ受信制御部57は、チューナー部52で得られたトランスポートストリームから必要な番組のパケットデータを分離し、MPEG2,H.264方式等の圧縮された映像、音声データを複合し、複合された映像信号を表示部70へ出力するようになっている。また、本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っているか否かを判断し、所定の閾値を下回っていると判断した場合、輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整するようになっている。
携帯電話部60は、無線基地局と携帯電話機100との間でやりとりされる電波を送受信する携帯用アンテナ61と、携帯用アンテナ61で受信した電波を増幅、検波、復調し誤り訂正等を処する無線伝送部62と、携帯用アンテナ61で受信され、無線伝送部62により処理された無線基地局からの情報(ストリーミング配信等も含む)に必要な処理を施し、使用者に知らせるべき情報を表示部70に出力する携帯用制御部63とから構成されている。
表示部70はテレビ受信制御部57により制御され、各種コンテンツを再生可能とする。表示部70はさらに表示部70の明るさを調節する輝度調節部75を有している。この表示部70は、上記の表示装置30の他、スピーカ、イヤホンジャック等が備えられている。このようにして構成された表示装置30を含む表示部70は、携帯電話機100の通話およびテレビ等の情報を表示する手段となっている。
次に、上記の構成を有する携帯電話機100の動作を、図3を参照して説明する。図3は本実施の形態の携帯電話機100の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機100を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S11)、テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S12)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、輝度調整が必要かを判断し(S13)、輝度調整が必要と判断された場合は所定の輝度に調整する(S14)。ステップS12でテレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを下げる(S16)。また、ステップS12でテレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断され、ステップS16で、表示部70の輝度レベルを下げ、視聴不可になった期間も、ステップS11に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターしているものとする。さらに、輝度調整が必要か否かの判断は、テレビ受信制御部57により輝度調節部75を制御して行っても良いし、また、使用者が判断しても良い。ステップS13で輝度調整が不要と判断された場合はそのままの輝度で、またはステップS14で輝度を調整した場合は調整された輝度で、テレビ視聴が開始される(S15)。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機100は、テレビ放送信号を受信するテレビ受信部50と、テレビ放送信号の電界強度を検出する電界強度検出部55と、テレビ受信部50により受信されたテレビ放送信号に基づいてテレビ放送を表示する表示部70と、表示部70により表示されるテレビ放送の輝度を調節する輝度調節部75と、電界強度検出部55により検出された電界強度に応じて、輝度調節部75および表示部70を制御するテレビ受信制御部57とを有し、テレビ放送が表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55により検出された電界強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70により表示されるテレビ放送の輝度レベルを下げて消費電力を削減することが可能で、移動受信環境下などで外部コンテンツを再生中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消することが可能となり、手間をかけずに消費電力を削減することができる。
なお、本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っているか否かを判断し、所定の閾値を下回っていると判断した場合、輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整するとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、テレビ受信制御部57は、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っていると判断した場合、表示部70の電源を切る構成にしても良い。これについては後述の実施の形態で説明する。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、図1および図2に示す携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っているか否かを判断し、所定の閾値を下回っていると判断した場合、使用者に対して輝度レベル変更の予告を行い、変更の予告に対して使用者から輝度レベル変更を了承する指示があった場合に限り、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整するようになっている。
本実施の形態の携帯電話機の動作を、図4を参照して説明する。図4は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S21)、テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S22)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、輝度調整が必要かを判断し(S23)、輝度調整が必要と判断された場合は所定の輝度に調整する(S24)。ステップS22でテレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、表示部70の明るさを下げるか否かを使用者に対して報知し(S27)、使用者が表示部70の明るさを下げることに了承した場合、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを下げる(S26)。また、ステップS27で使用者が表示部70の明るさを下げることに了承し、ステップS26で、表示部70の輝度レベルを下げ、視聴不可になった期間も、ステップS21に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターしているものとする。さらに、輝度調整が必要か否かの判断は、テレビ受信制御部57により輝度調節部75を制御して行っても良いし、また、使用者が判断しても良い。ステップS23で輝度調整が不要と判断された場合はそのままの輝度で、ステップS24で輝度を調整した場合は調整された輝度で、またはステップS27で使用者が表示部70の明るさを下げることを拒否した場合はそのままの輝度で、テレビ視聴が開始される(S25)。
ステップS27において、表示部70の明るさを下げるか否かを使用者に対して報知する際に、表示部70にメッセージを表示しても良いし、また、表示部70の明るさを下げることを了承した場合、選択可能な輝度レベルを使用者に示しても良い。報知は、LCD表示、音声案内、専用LEDの点灯等によって行うことができる。また、選択は、LCD上のカーソルを移動させて決定ボタンを押す、あるいは操作部34の特定のスイッチを押す等により行わせることができる。
図5を参照して一例を示す。ステップS27において、図5(a)に示す画面を表示して、表示部70の明るさを下げるか否かを使用者に報知する。使用者が表示部70の明るさを下げることを了承した場合、図5(b)に示す画面を表示して使用者に変更する輝度レベルを指定させる。使用者が輝度レベルを指定すると、図5(c)に示すように、指定された輝度レベルでテレビ視聴が開始される。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機は、テレビ放送が表示部70により表示されている際に、受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、使用者に対して事前に輝度レベル変更の予告を行い、変更の予告に対して使用者から輝度レベル変更を了承する指示があった場合に限り、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して、表示部70により表示されるコンテンツの輝度レベルを下げるので、受信電界強度が所定の閾値を下回る際に、突然表示部70が暗くなることを防止し、使用者に対して、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。
なお、本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っているか否かを判断し、所定の閾値を下回っていると判断した場合、使用者に対して輝度レベル変更の予告を行い、変更の予告に対して使用者から輝度レベル変更を了承する指示があった場合に限り、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整するとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、テレビ受信制御部57は、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っていると判断し、さらに事前の予告に対して使用者から表示部70の電源を切る旨を了承する指示があった場合に限り、テレビ受信制御部57は表示部70の電源を切る構成を有しても良い。これについては後述の実施の形態で説明する。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、図1および図2に示す携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、電界強度検出部55にて検出される外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を下回っているか否かを判断し、所定の閾値を下回っていると判断した場合、テレビ受信制御部57は表示部70を制御して、電界強度検出部55にて検出するコンテンツのデータの受信強度が所定の閾値を上回るまで、前記表示部の電源を切るようになっている。
本実施の形態の携帯電話機の動作を、図6を参照して説明する。図6は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S31)、テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S32)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、テレビ視聴検出部54の検出結果に基づいて表示部70の電源がオンであるか否かを確認し(S33)、表示部70の電源がすでにオンの状態の場合は、そのままテレビ視聴を開始する(S35)。また、表示部70の電源がオフであった場合は、表示部70の電源をオンにして(S34)テレビ視聴を開始する(S35)。これに対して、ステップS32において、テレビ視聴が不可、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、表示部70の電源をオフにする(ステップS38)。さらにステップS38で、表示部70の電源がオフとなり、視聴不可になった期間も、ステップS31に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターする。このため、テレビ視聴が不可と判断されて表示部70の電源が切られても、放送信号の強度が回復すると、ステップS32において所定の閾値を上回ったと判断され、ステップS33、ステップS34を経て再びオンとなるようになっている。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機は、テレビ放送が表示部70により表示されている際に、受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は表示部70を制御して表示部70の電源を切る一方で、受信強度が所定の閾値を上回ると再び表示部70の電源を入れるので、消費電力を削減することができ、移動受信環境下などで外部コンテンツを再生中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消することが可能となり、手間をかけずに消費電力を削減することができる。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、図1および図2に示す携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、使用者に対して表示部70の電源を切る予告を行い、変更の予告に対して使用者から表示部70の電源を切ることを了承する指示があった場合に限り、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を上回るまで、テレビ受信制御部57は、表示部70を制御して、表示部70の電源を切るようになっている。
本実施の形態の携帯電話機の動作を、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S41)、テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S42)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、テレビ視聴検出部54の検出結果に基づいて表示部70の電源がオンであるか否かを確認し(S43)、表示部70の電源がすでにオンの状態の場合は、そのままテレビ視聴を開始する(S45)。また、表示部70の電源がオフであった場合は、表示部70の電源をオンにして(S44)テレビ視聴を開始する(S45)。これに対して、ステップS42において、テレビ視聴が不可、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、表示部70の電源をオフにするか否かを使用者に対して報知し(ステップS47)、使用者が表示部70の電源をオフにすることに了承した場合、テレビ受信制御部57は表示部70を制御して表示部70の電源をオフにする(S46)。さらにステップS46で、表示部70の電源がオフとなり、視聴不可になった期間も、ステップS41に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターする。このため、テレビ視聴が不可と判断されて表示部70の電源が切られても、放送信号の強度が回復すると、ステップS42において所定の閾値を上回ったと判断され、ステップS43、ステップS44を経て再びオンとなるようになっている。
ステップS47において、表示部70の電源をオフにするか否かを使用者に対して報知する際に、表示部70にメッセージを表示しても良い。報知は、LCD表示、音声案内、専用LEDの点灯等によって行うことができる。また、選択は、LCD上のカーソルを移動させて決定ボタンを押す、あるいは操作部34の特定ボタンを押す等により行わせることができる。
図8を参照して一例を示す。ステップS47において、図8(a)に示す画面を表示して、電界強度が劣化したために、表示部70の電源をオフにするか否かを使用者に報知する。使用者が表示部70の電源をオフにすることを了承した場合、図8(b)に示すように、表示部70の電源はオフになる。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機は、テレビ放送が表示部70により表示されている際に、受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、使用者に対して事前に表示部70の電源を切る旨の予告を行い、使用者から表示部70の電源を切ることを了承する指示があった場合に限り、テレビ受信制御部57は表示部70を制御して、表示部70の電源を切るので、受信電界強度が所定の閾値を下回る際に、突然表示部70が暗くなることを防止し、使用者に対して、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。さらに、受信強度が所定の閾値を上回ると再び表示部70の電源を入れるので、移動受信環境下などで外部コンテンツを再生中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消するとともに、手間をかけずに消費電力を削減することができる。
(第5の実施の形態)
続いて、本発明の第5の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、第1および第3の実施の形態の携帯端末と基本構成および動作を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、表示部70を制御して、表示部70が表示する画面をコンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに分割し、輝度調節部75を制御して、表示部70により表示されるコンテンツ画面の輝度レベルを下げる、または表示部70の電源を切り、消費電力を削減するようになっている。
図9および図10は、本実施の形態の携帯端末の表示部70の表示方法を説明する図である。
本表示方法を第1の実施の形態の携帯端末に適用した場合について図9を参照して説明する。通常の視聴可能時において、表示部70は図9(a)に示す画面を表示する。一方で、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断され、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを下げる際、テレビ受信制御部57は、輝度調節部75とともに表示部70を制御する。ここで、テレビ受信制御部57は、表示部70が表示する画面をコンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに分割し、任意個所に例えば図9(b)に示すようなテレビ視聴可能であるマークMを表示し、使用者ヘの通知を行う。電界強度検出部55にてテレビ視聴が不可能な状態であれば、図9(c)のようにテレビ視聴可能マークMが消え、輝度調節部75により表示部70の明るさは調節される。
本表示方法を第3の実施の形態の携帯端末に適用した場合について図10を参照して説明する。通常の視聴可能時において、表示部70は図10(a)に示す画面を表示する。一方で、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断され、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の電源をオフにする際、テレビ受信制御部57は、輝度調節部75とともに表示部70を制御する。ここで、テレビ受信制御部57は、表示部70が表示する画面をコンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに分割し、任意個所に例えば図10(b)に示すようなテレビ視聴可能であるマークMを表示し、使用者ヘの通知を行う。電界強度検出部55にてテレビ視聴が不可能な状態であれば、図10(c)のようにテレビ視聴可能マークMが消え、表示部70の電源はオフになる。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機は、テレビ放送が表示部70により表示されている際に、受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、表示部70を制御して、表示部70が表示する画面をコンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに分割し、輝度調節部75を制御して、表示部70により表示されるコンテンツ画面の輝度レベルを下げる、または表示部70の電源を切る、または消費電力を削減するようになっているので、消費電力を削減することができ、移動受信環境下などで外部コンテンツを再生中に受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消することが可能となり、手間をかけずに消費電力を削減することができる。
なお、本表示方法について、第1の実施の形態および第3の実施の形態の形態端末に適用した例について説明したが、本発明は、第2および第4の実施の形態の携帯端末にも適用可能であることは明かである。この場合、例えば、マークMを輝度レベル変更または電源を切る予告とし、使用者からの了承する指示があった場合に限り輝度レベルの変更または電源を切る構成とすることができる。
(第6の実施の形態)
続いて、本発明の第6の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、第1の実施の形態の携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、受信強度が劣化したために表示部70の輝度レベルが下げられて視聴不可の状態になっている間にも、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を上回っているか否かを判断し、所定の閾値を上回っていると判断した場合、輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整して再び外部コンテンツを視聴可能にするようになっている。
次に、上記の構成を有する本実施の形態の形態端末の動作を、図11を参照して説明する。図11は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。ただし、表示部70は輝度レベルを下げられ、視聴不可の状態とする。
電界強度検出部55にて、電波の状態をモニターし(S51)、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断される(S52)。視聴不可と判断された場合、ステップS51に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態のモニターは続けられる。一方で、視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断された場合、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して、使用者が視聴可能な明るさまで表示部70の輝度レベルを変更する。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機において、テレビ受信制御部57は、受信強度が劣化したために表示部70の輝度レベルが下げられて視聴不可の状態になっている間にも、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を上回っているか否かを判断し、所定の閾値を上回っていると判断した場合、輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを調整して再び外部コンテンツを視聴可能にするようになっているので、受信強度が劣化したために表示部70の輝度レベルが下げられて視聴不可の状態になった後も、電波の受信品質の劣化が回復すると、手間をかけずに表示部70の輝度を戻して外部コンテンツの視聴を継続することができ、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。
(第7の実施の形態)
続いて、本発明の第7の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、第3の実施の形態の携帯端末と基本構成および動作を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、受信強度が劣化したために表示部70の電源がオフにされて視聴不可の状態になっている間にも、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を上回っているか否かを判断し、所定の閾値を上回っていると判断した場合、表示部70を制御して表示部70の電源をオンにして再び外部コンテンツを視聴可能にするようになっている。
次に、上記の構成を有する本実施の形態の形態端末の動作を、図12を参照して説明する。図12は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。ただし、表示部70は電源を切られ、視聴不可の状態とする。
電界強度検出部55にて、電波の状態をモニターし(S61)、テレビ視聴が可能か否かを判断する(S62)。視聴不可の場合、テレビ受信制御部57より表示部70はそのままとなり、視聴が可能な場合、表示部の電源をオンにする(S63)。視聴不可と判断された場合、ステップS61に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態のモニターは続けられる。一方で、視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断された場合、表示部70を制御して、表示部70の電源をオンにして再び外部コンテンツを視聴可能にするようになっている。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機において、テレビ受信制御部57は、受信強度が劣化したために表示部70の電源がオフにされて視聴不可の状態になっている間にも、電界強度検出部55にて検出された外部コンテンツの受信強度が所定の閾値を上回っているか否かを判断し、所定の閾値を上回っていると判断した場合、表示部70を制御して表示部70の電源をオンにして再び外部コンテンツを視聴可能にするようになっているので、受信強度が劣化したために表示部70の電源が切られて視聴不可の状態になった後も、電波の受信品質の劣化が回復すると、手間をかけずに表示部70の輝度を戻して外部コンテンツの視聴を継続することができ、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。
(第8の実施の形態)
続いて、本発明の第8の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、第1の実施の形態の携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、外部コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、輝度調節部75を制御して、表示部70により表示されるコンテンツの輝度レベルを所定の時間間隔をおいて下げて消費電力を削減するようになっている。
本実施の形態の携帯電話機の動作を、図13を参照して説明する。図13は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S71)テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S72)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、輝度調整が必要かを判断し(S73)、輝度調整が必要と判断された場合は所定の輝度に調整する(S74)。ステップS72でテレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、タイマー部56にて設定した時間間隔の間、表示部70を点灯させ(S77)、その後、テレビ受信制御部57は輝度調節部75を制御して表示部70の明るさを下げる(S76)。また、ステップS72でテレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断され、ステップS76で、表示部70の輝度レベルを下げ、視聴不可になった期間も、ステップS71に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターしているものとする。さらに、輝度調整が必要か否かの判断は、テレビ受信制御部57により輝度調節部75を制御して行っても良いし、また、使用者が判断しても良い。ステップS73で輝度調整が不要と判断された場合はそのままの輝度で、またはステップS74で輝度を調整した場合は調整された輝度で、テレビ視聴が開始される(S75)。
ステップS77において、表示部70が点灯する時間間隔はタイマー部56に予め設定されていても良いし、またはタイマー部56を操作して設定可能であっても良い。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機において、テレビ受信制御部57は、外部コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、輝度調節部75を制御して、表示部70により表示されるコンテンツの輝度レベルを所定の時間間隔をおいて下げて消費電力を削減するようになっているので、受信電界強度が所定の閾値を下回る際に、突然表示部70が突然暗くなることを防止し、使用者に対して、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。
(第9の実施の形態)
続いて、本発明の第9の実施の形態の携帯端末について説明する。本実施の形態の携帯端末は、第1の実施の形態の携帯端末と基本構成を同じくするため、同様の構成については同一の番号を用いて表記し、詳細な説明を省略する。本実施の形態において、テレビ受信制御部57は、外部コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、表示部70を制御して、表示部70の電源を時間間隔をおいて切って消費電力を削減するようになっている。
本実施の形態の携帯電話機の動作を、図14を参照して説明する。図14は本実施の形態の携帯電話機の動作を説明するフロー図である。
最初に、携帯電話機を構成するテレビ受信部50の電源が使用者の操作によりオンになると、電界強度検出部55にて電波の状態が検出され(S81)テレビ受信制御部57により、テレビ視聴が可能か否か、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っているか否かが判断され(S82)、テレビ視聴が可能、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていないと判断された場合、テレビ視聴検出部54の検出結果に基づいて表示部70の電源がオンであるか否かを確認し(S83)、表示部70の電源がすでにオンの状態の場合は、そのままテレビ視聴を開始する(S85)。また、表示部70の電源がオフであった場合は、表示部70の電源をオンにして(S84)テレビ視聴を開始する(S85)。これに対して、ステップS82において、テレビ視聴が不可、すなわち、テレビの放送信号の強度が所定の閾値を下回っていると判断された場合、タイマー部56にて設定した時間間隔の間、表示部70を点灯させ(S87)、その後、テレビ受信制御部57は表示部70を制御して表示部70の電源を切る(S86)。さらにステップS88で、表示部70の電源がオフとなり、視聴不可になった期間も、ステップS81に戻り、電界強度検出部55にて電波の状態をモニターする。このため、テレビ視聴が不可と判断されて表示部70の電源が切られても、放送信号の強度が回復すると、ステップS82において所定の閾値を上回ったと判断され、ステップS83、ステップS84を経て再びオンとなるようになっている。ステップS87において、表示部70が点灯する時間間隔はタイマー部56に予め設定されていても良いし、またはタイマー部56を操作して設定可能であっても良い。
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話機において、テレビ受信制御部57は、外部コンテンツが表示部70により表示されている際に、電界強度検出部55にて検出される受信強度が所定の閾値を下回ったとき、テレビ受信制御部57は、表示部70を制御して、表示部70の電源を所定の時間間隔をおいて切り、消費電力を削減するようになっているので、受信電界強度が所定の閾値を下回る際に、突然表示部70が突然暗くなることを防止し、使用者に対して、テレビ放送視聴時における不快感、誤操作を防ぐことができる。
以上のように、本発明の携帯端末は、外部コンテンツを再生中、受信電界強度や電波の受信品質が劣化した場合であっても、使用者への不要な情報の表示を解消し、手間をかけずに消費電力を削減できるという効果を有し、電波の不感エリアでの省電力を可能とする移動体端末として有効である。
本発明の第1の実施の形態の携帯端末の外観を示す斜視図 本発明の第1の実施の形態の携帯端末の概略構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図 本発明の第2の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図 本発明の第2の実施の形態の携帯端末の表示部の輝度レベル選択方法を示した説明図 本発明の第3の実施の形態の携帯端末の動作を示すフロー図 本発明の第4の実施の形態の携帯端末の動作を示すフロー図 本発明の第4の実施の形態の携帯端末を構成する表示部に表示される電源オン、オフを選択する画面の説明図 本発明の第5の実施の形態の携帯端末を構成する表示部に表示される画面を複数分割し輝度レベルを変更する画面の説明図 本発明の第5の実施の形態の携帯端末を構成する表示部に表示される画面を複数分割し電源のオン、オフを変更する画面の説明図 本発明の第6の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図 本発明の第7の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図 本発明の第8の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図 本発明の第9の実施の形態の携帯端末の動作を説明するフロー図
符号の説明
20 筐体部
21 上部筐体
22 下部筐体
23 ヒンジ部
23a ヒンジ
23b ヒンジ
30 表示装置(表示部)
31 受話部
34 操作部
35 送話部
40 放送受信装置
50 テレビ受信部
60 携帯電話部
51 受信アンテナ
52 チューナー部(受信部)
53 チューナー電源検出部
54 テレビ視聴検出部
55 電界強度検出部
56 タイマー部
57 テレビ受信制御部
61 携帯用アンテナ
62 無線伝送部
63 携帯用制御部
70 表示部
75 輝度調節部
100 携帯電話機(携帯端末)

Claims (6)

  1. コンテンツのデータを受信する受信部と、
    前記コンテンツのデータの受信強度を検出する電界強度検出部と、
    前記コンテンツのデータに基づいてコンテンツを表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記コンテンツの輝度レベルを調節する輝度調節部と、
    前記コンテンツが前記表示部に表示されている第1の状態から、前記第1の状態より受信強度が低い第2の状態になったとき、前記表示部に前記コンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに画面を分割し、前記第2の状態より受信強度が低い第3の状態になったとき、前記コンテンツ画面に表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げる、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切るよう制御する制御部と、
    を有する携帯端末。
  2. 前記表示部は、前記第2の状態のとき、前記情報画面に受信状態を示すマークを表示し、前記第3の状態のとき、前記情報画面に前記マークを表示しないことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御部は、前記マークが表示されているときに、使用者から輝度レベル変更、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切ることを了承する指示があった場合に、前記コンテンツ画面に表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げる、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切ることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. コンテンツのデータを受信するステップと、
    前記コンテンツのデータの受信強度を検出するステップと、
    前記コンテンツのデータに基づいてコンテンツを表示部に表示するステップと、
    前記表示部に表示される前記コンテンツの輝度レベルを調節するステップと、
    前記コンテンツが前記表示部に表示されている第1の状態から、前記第1の状態より受信強度が低い第2の状態になったとき、前記表示部に前記コンテンツを表示するコンテンツ画面と受信状態を表示する情報画面とに画面を分割し、前記第2の状態より受信強度が低い第3の状態になったとき、前記コンテンツ画面に表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げる、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切るよう制御するステップと、
    を有する表示制御方法。
  5. 前記第2の状態のとき、前記情報画面に受信状態を示すマークを表示し、前記第3の状態のとき、前記マークを表示しないことを特徴とする請求項4記載の表示制御方法。
  6. 前記マークが表示されているときに、使用者から輝度レベル変更、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切ることを了承する指示があった場合に、前記コンテンツ画面に表示される前記コンテンツの輝度レベルを下げる、もしくは、前記コンテンツ画面の電源を切ることを特徴とする請求項5記載の表示制御方法。
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