JP4850937B2 - テレビ放送受信端末、テレビ放送受信端末の制御方法、プログラム - Google Patents

テレビ放送受信端末、テレビ放送受信端末の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、テレビ放送を受信可能な電子機器に備えられるテレビ番組告知装置に関するものである。
従来、テレビ放送受信機能付きの携帯電話機(テレビ携帯電話)が開発されている。
例えば、特許文献1には、携帯電話機とは別体の録画サーバーにテレビ番組を録画しておくシステムが開示されている。このシステムでは、ユーザーの指示に応じて、録画サーバーから携帯電話機にテレビ番組のデータが送信され、携帯電話機において録画したテレビ番組を見ることが可能となっている。
また、特許文献2では、地上波デジタル放送を良好に視聴するために、MPEG−4を効率よく処理できるテレビ携帯電話が開示されている。
特開2002−77839号公報(公開日2002年3月15日) 特開2003−153111号公報(公開日2003年5月23日)
しかしながら、従来のテレビ携帯電話では、テレビ視聴を行うための指示入力を電話機に与えない限り、視聴可能な放送中の番組を知ることはできない。
すなわち、従来のテレビ携帯電話では、放送中の番組を知るために、逐一、電話機に対して指示入力を与える必要があり、利便性に欠けていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものである。そして、その目的は、上記した携帯電話機のような、テレビ放送を受信可能な電子機器を使用する際、テレビ番組の映像を表示するディスプレイによらなくとも、受信可能なテレビ番組の内容を容易に知ることのできるような、テレビ番組告知装置を提供することにある。
本発明のテレビ放送受信端末は、テレビ番組を受信する受信部と、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を表示する第1ディスプレイと、第2ディスプレイと、前記受信部が前記テレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を、前記第2ディスプレイに表示する制御部とを備えていることを特徴としている。
また、前記テレビ情報は、放送中または今後放送されるテレビ番組の内容を示す情報であることが好ましい。
そして、前記テレビ放送受信端末は、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を、前記第1ディスプレイに表示させる指示を受け付ける操作部をさらに備え、前記制御部は、前記操作部が前記指示を受け付けたときに、前記第2ディスプレイに表示している前記テレビ情報に対応し、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を前記第1ディスプレイに表示させることが好ましい。
また、前記テレビ放送受信端末は、ヒンジで接続された2つの部分で構成され、該ヒンジを軸に閉じた状態と開いた状態とを切り替えることができるようになっており、前記閉じた状態において前記第2ディスプレイが自端末のユーザーから見えると共に、前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから隠れると共に、前記開いた状態において前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから見えるように、前記第1及び第2ディスプレイが配置されていることが好ましい。
そして、前記制御部は、前記閉じた状態から開いた状態へ切り替えられたときに、前記第2ディスプレイに表示している前記テレビ情報に対応し、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を前記第1ディスプレイに表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記テレビ情報を前記第2ディスプレイに表示した状態を維持しながら、前記受信部をパワーダウン状態とすることが好ましい。
そして、本発明の上記とは別のテレビ放送受信端末は、テレビ番組を受信する受信部と、他の装置と通信するための通信部と、前記通信部が他の装置からの着信を待ち受けている状態において、所定の待ち受け画像を表示するための第1ディスプレイと、前記受信部が前記テレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組の少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を表示するための第2ディスプレイとを備えていることを特徴としている。
また、前記第2ディスプレイは、前記第1ディスプレイより小型の画面であることが好ましい。
そして、前記第2ディスプレイは、前記第1ディスプレイより消費電力が少ないことが好ましい。
また、本発明のテレビ放送受信端末の制御方法は、テレビ番組を受信する受信部と、該受信部が受信するテレビ番組の映像を表示する第1ディスプレイと、第2ディスプレイとを備えるテレビ放送受信端末の制御方法であって、前記受信部が、前記テレビ番組の映像と共に、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を受信するステップと、前記受信したテレビ情報を前記第2ディスプレイに表示するステップを含むことを特徴としている。
なお、上記テレビ放送受信端末を動作させるためのプログラムであって、コンピューターを前記制御部として機能させるためのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明のテレビ放送受信端末は、テレビ番組を受信する受信部と、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を表示する第1ディスプレイと、第2ディスプレイと、前記受信部が前記テレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を、前記第2ディスプレイに表示する制御部とを備えている。
そして、本発明の上記とは別のテレビ放送受信端末は、テレビ番組を受信する受信部と、他の装置と通信するための通信部と、前記通信部が他の装置からの着信を待ち受けている状態において、所定の待ち受け画像を表示するための第1ディスプレイと、前記受信部が前記テレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を表示するための第2ディスプレイとを備えている。
また、本発明のテレビ放送受信端末の制御方法は、受信部が、テレビ番組の映像と共に、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を受信するステップと、前記受信したテレビ情報を前記第2ディスプレイに表示するステップとを含む構成である。
本発明の一実施形態にかかる携帯電話機の機能ブロック図である。 図1に示した携帯電話機における、待ち受けモードでの動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について説明する。
本実施の形態にかかる携帯電話機(本電話機)は、モバイルデジタルテレビと携帯電話機との融合品である。すなわち、本電話機は、テレビジョン放送受信機能付きの携帯電話機であり、デジタルのテレビジョン放送(テレビ放送)を受信可能なものである。そして、本電話機は、テレビモード,通話モード,ネットワークモード,待ち受けモードの、4種類のモードで動作する機能を有している。
ここで、テレビモードは、テレビ視聴モードおよびテレビ録画モードの2種類のモードを有している。テレビ視聴モードとは、テレビ放送を受信し、受信した内容(テレビ番組)の映像および音声を、本電話機の性能の範囲内で高品位に出力するモードである。一方、テレビ録画モードとは、受信したテレビ番組の画像および音声を録画するモードである。
また、通話モードとは、他の電話機との間の電話通信を行うモードである。
さらに、ネットワークモードとは、本電話機の接続可能なコンピューターネットワーク(インターネットあるいはイントラネット)を利用した、情報授受(電子メール交換など)を行うモードである。
また、待ち受けモードとは、上記のいずれのモードにも該当しない、ユーザーによる積極的な指示入力(キー操作など)を受けていない状態(電源投入後での放置状態)である。このモードでは、他の電話からの着信や、ネットワーク経由でのメール着信を受け付けることが可能である。なお、ユーザーから何らかの指示入力を受けた場合、待ち受けモードは解消される。
まず、本電話機の構成について説明する。
図1は、本電話機の機能ブロック図である。
なお、この図は、本発明の説明に関係する部分のみを示すものであり、実際の本電話機における全機能ブロックを示すものではない。
この図に示すように、本電話機は、TV受信部1,TSデコード部2,画像表示部3,バックライト4,操作部5,フラッシュメモリ6,RAM7,携帯電話無線部8,制御部9,記録メディア10,スピーカー11,テレビアンテナ12,電話アンテナ13を備えた構成である。
テレビアンテナ12は、テレビ放送を受信するためのアンテナである。
TV受信部(テレビ受信部)1は、テレビアンテナ12を介してテレビ放送データ(テレビ放送波)を受信して復調し、TS(トランスポートストリーム)を出力するものである。
TSデコード部2は、TV受信部1から入力されるTSを、映像や音声,データ等のコンテンツに分離し、それぞれのコンテンツのデコードを行うものである。また、TSデコード部2は、TSの動画ストリームから静止画を取得する機能も有している。
画像表示部(表示部,表示画面)3は、本電話機の表示画面であり、LCD(液晶画面)を備えたものである。この画像表示部3は、待ち受けモードでは、後述する略式テレビ画像を待受画像(待受画面に表示する画像)として画面表示する一方、テレビ視聴モード(テレビ放送受信中)では、放送番組の画像を表示(出力)するものである。
バックライト4は、画像表示部3の液晶画面のバックライトである。
スピーカー(表示部,表示画面)11は、テレビ視聴モードにおいては、放送番組の音声を出力し、また、通話モードにおいては、通話相手からの音声を出力する機能を有するものである。
制御部9は、本電話機の全動作を制御する、本電話機の中枢部であり、図示しないタイマーを有している。
操作部5は、本電話機に対するユーザーの指示を入力するためのものであり、テンキー(10キー)や十字キーを備えている。また、操作部5は、ユーザーによるテレビ放送の視聴開始(受信開始)の指示(テレビ視聴モードへの移行指示)や、他のモードへの移行指示を受け付け、制御部9に伝達する機能も有している。
フラッシュメモリ6は、制御部9の使用するプログラムを格納するとともに、待ち受け画面の画像データも格納するものである。
RAM7は、制御部9の使用するメモリである。
記録メディア10は、様々な用途に使用されるが、本電話機においては、特に放送番組の録画という機能(放送番組を録画するための記録媒体としての機能)を受け持っている。
電話アンテナ13は、携帯電話用の無線信号を送受信するためのアンテナ(携帯電話無線部8用のアンテナ)である。
携帯電話無線部8は、本電話機における電話通信用の無線部である。
すなわち、携帯電話無線部8は、通話モード時、図示しないマイクロホンに入力された音声に基づいて、電話通信にかかる音声信号を生成し、電話アンテナ13を介して送信するものである。一方、携帯電話無線部8は、外部から受信した音声信号を受信して復調し、スピーカー11において再生可能な形態の信号に変換する機能も有している。
次に、本電話機のテレビ視聴モードについて説明する。
テレビ視聴モードは、操作部5に対するユーザーの指示入力(キー入力)により開始される。すなわち、ユーザーによるテレビ視聴モードへの移行指示に応じて、制御部9は、TV受信部1およびTSデコード部2の動作を開始する。これにより、制御部9は、TSデコード部2を制御して、受信したテレビ放送データから音声ストリームや動画ストリームを分離させ、それぞれのデコード処理を行わせる。そして、制御部9は、画像表示部3およびスピーカー11を制御して、動画および音声をユーザーに出力する。
次に、本電話機の特徴的な動作である、待ち受けモードについて説明する。
本電話機の待ち受けモードでは、画像表示部3に、現在放送中のテレビ番組の画像(テレビ画像)を簡略化した画像(略式テレビ画像)を、待受画像として表示するように設定されている。
図2は、待ち受けモードでの本電話機(制御部9)の動作を示すフローチャートである。
まず、本電話機が待ち受けモードに入った後、制御部9は、TV受信部1およびTSデコード部2をONとし、あらかじめ定められたチャンネルのテレビ放送の受信を開始する(S1)。また、待ち受けモードでは音声を再生しないので、制御部9は、スピーカー11をOFFとする。
これを受けて、TSデコード部2が受信したテレビ画像(動画像)をデコードし、制御部9の指示により、これを画像表示部3が表示する(S2)。なお、このとき、制御部9は、バックライト4の光量を、テレビ視聴モード時よりも少なくする(バックライト4を暗くする)ように制御する。
その後、一定時間が経過すると(S3)、制御部9は、TSデコード部2を制御してテレビ画像を静止画として取り込ませ(S4)、画像表示部3を制御して、取り込んだ静止画を表示させて(S5)、テレビ放送の受信を停止する(S6;すなわち、TV受信部1およびTSデコード部2をOFF(パワーダウン状態)とする)。なお、制御部9は、このような時間経過を、自身の有するタイマーによって計測する。
画像表示部3によって静止画を表示した状態で一定時間経過すると(S7)、制御部9は、受信チャンネルを切り替えるか否かを判断する(S8)。
そして、切り替える必要はないと判断した場合、制御部9は、処理をS1に戻し、再びテレビ放送の受信を開始する(S1)。一方、制御部9は受信チャンネルを切り替える必要があると判断した場合、受信チャンネルを切り替えた後(S10)に、処理をS1に戻す。
なお、制御部9による受信チャンネルの切り替えに関する判断は、S1〜S8の処理を連続して行った回数(ループ数)に応じて行われる。すなわち、制御部9は、ループ数が所定回数以上となった場合に、S10に進んで受信チャンネルを切り替えるように設定されている。
また、このような処理により実現される待受画像は、例えば2秒間動画が再生(表示)されて、その最終画面が停止した状態で4秒間経過すると、再び2秒間動画が再生されるような、略式テレビ画像(動画像と静止画像とが交互に連なる画像)となる。
一方、S1〜S10の処理中(すなわち、略式テレビ画像を待受画像として表示しているとき)に、ユーザーから、操作部5に対して何らかの入力(キー操作)があった場合(S10)、制御部9は、その入力に応じた処理を行う。
例えば、テレビ視聴モードに移行する旨の指示(キー入力)を受けた場合、制御部9は、即座にテレビ視聴モードに移行する(S11)。すなわち、バックライト4を明るくし、スピーカー11をONとして音声出力(音声再生)を行うとともに、略式テレビ画像の表示を停止し、この略式テレビ画像に応じた番組の略式でないテレビ画像(テレビ放送の連続受信により得られる画像)の表示を行う。
一方、キー操作による指示がテレビ録画モードへの移行指示であった場合は、出力していた略式テレビ画像に応じた番組の連続受信を開始して、記録メディア10に対する録画を行う(S11)。
そして、テレビ視聴モードあるいはテレビ録画モードの終了後、制御部9は、ユーザーの指示に応じた処理を行う(図2における『次の処理へ』に対応)。ここで、ユーザーから何らの指示も入力されずに所定時間経過した場合には、制御部9は、本電話機を待ち受けモードに戻す(すなわち、S1に戻る)。
以上のように、本電話機では、待ち受けモード時に、制御部9が、TV受信部1およびTSデコード部2に、テレビ放送のテレビ番組を間欠的に受信させ、画像表示部3によって、テレビ番組の概略を示す略式テレビ画像を出力させるように設定されている。
このため、ユーザーは、現在放送中の番組の概略を、待ち受けモード時に、リアルタイムで容易に取得できる。従って、ユーザーは、テレビ視聴モードに移行してテレビ番組を正式(正規)に視聴すべきか否かを容易に判断できる。
また、本電話機では、待ち受けモードに略式テレビ画像を表示するようになっているため、通常の(略式でない)テレビ画像をテレビ情報とする場合に比して、消費電力(動画像処理に要する電力)を低減できる。
また、本電話機では、制御部9が、待ち受けモード時に略式テレビ画像を表示するときに、バックライト4の光量を、テレビ視聴モード時よりも少なくするように設定されている。これにより、消費電力をより抑制できる。
また、本電話機では、制御部9が、略式テレビ画像を表示しているときに、ループ数に応じて、受信するテレビ放送のチャンネル(テレビ情報にかかるチャンネル)を変更するように設定されている。これにより、様々なチャンネルの番組概要を表示できる。これにより、ユーザーは、略式テレビ画像に基づいて気に入った番組を、即座に視聴することが可能となる。
また、本電話機では、ユーザーのキー操作により、待ち受けモード時に出力している略式テレビ画像に応じた番組を、テレビ視聴モードで正式に出力(表示)できるようになっている。
さらに、本電話機では、ユーザーのキー操作により、待ち受けモード時に出力している略式テレビ画像に応じた番組を、テレビ録画モードで記録メディア10に記録できるように設定されている。これにより、ユーザーは、略式テレビ画像に基づいて気に入った番組を、記録メディア10に即座に記録することが可能となる。
また、本電話機では、上記の略式テレビ画像を待ち受けモードで表示する(略式テレビ画像を待受画像とする)ようになっている。
すなわち、携帯電話機では、着信を逃さないように、電源投入されている時間が長い。また、電源投入されている時間の大部分は、待ち受けモードとなっている可能性が高い。従って、略式テレビ画像を表示することによって、ほとんど何も機能していなかった待ち受けモードで、テレビ番組の概要を知ることが可能となるため、本電話機の利便性を向上できるようになっている。
なお、本実施の形態では、図2において、待ち受けモード時に、テレビ放送を間欠的に受信し、動画像と静止画像とを交互に連ねた略式テレビ画像を表示する(すなわち、動画を間欠的に表示する)としている。
しかしながら、テレビ放送を間欠的に受信した状態で、略式テレビ画像として、静止画のみを画面表示するようにしてもよい(すなわち、図2に示した処理において、S2・S3を省く処理としてもよい)。これにより、待ち受けモード時での消費電力をより低減できる。
また、本電話機のような携帯電話機(携帯受信機)では、電波状況により、テレビ放送を常に正常に受信できるとは限らない。従って、待ち受けモード時、図2におけるループ中(S1〜S9)で、テレビ放送を正常に受信できなくなった場合には、制御部9は、略式テレビ画像として、直前に表示していた静止画をそのまま表示するように設定されていることが好ましい。
また、制御部9は、待ち受けモード時に表示する略式テレビ画像として、フレームレートを落とした動画像を表示するように設定されていてもよい。これにより、待ち受けモード時における消費電流を低減できる。
また、制御部9は、略式テレビ画像として、フレームレートを落とした動画像と静止画像とが交互に連なる画像を表示するようにしてもよい。
このように、本電話機における略式テレビ画像としては、動画像と静止画像とを交互に連ねた画像、静止画像、および、フレームレートを落とした動画像と静止画像とを交互に連ねた画像を使用できる。
また、本電話機において利用できる略式テレビ画像としては、これらの他に、通常の動画像,フレームレートを落とした動画像および静止画像を、ランダムにあるいは一定の周期をもって混在させた画像を利用できる。
また、本電話機の画像表示部3に、2つのディスプレイを備えるようにしてもよい。すなわち、近年の携帯電話機には、メインディスプレイに加えて、高精細なサブディスプレイが搭載されることも多い。
従って、このような携帯電話機においては、待ち受けモードでは、図2に示した処理によって、サブディスプレイに略式テレビ画像を表示するようにしてもよい。通常、サブディスプレイは、メインディスプレイに比べて、小型の画面であり、消費電力の小さいものである。従って、この構成では、待ち受けモードでの消費電力を抑制できる。
また、この構成では、ユーザーのキー操作(指示)により、サブディスプレイでの略式テレビ画像表示(待ち受けモード)から、メインディスプレイおよびスピーカー11での画像および音声表示(テレビ視聴モード)に移行できるように設定されていることが好ましい。
さらに、ユーザーのキー操作により、サブディスプレイでの略式テレビ画像表示(待ち受けモード)から、記録メディア10に対するテレビ番組の録画(テレビ録画モード)に移行できるように設定されていることが好ましい。
また、本電話機を、クラムシェル型の携帯電話機として構成するようにしてもよい。クラムシェル型の携帯電話機は、表示画面を備えた画面部分と、キー群を備えた本体部分とを、ヒンジで接続してなるものである。また、このような携帯電話機の画面部分には、通常、サブディスプレイ(小型画面)とメインディスプレイ(大型画面)とが備えられている。
このような携帯電話機のメインディスプレイは、電話機を閉じた状態(画面部分と本体部分とを重ねた状態)で、本体部分のキー群に接する(対面する)位置(画面部分の内側)に設けられている。従って、キー群およびメインディスプレイは、電話機を閉じているときには、ユーザーから隠れた状態となる。一方、電話機を開くと(画面部分と本体部分とを略直線状とすると)、メインディスプレイは、本体部分のキー群とともに、ユーザーによって観察可能(利用可能)な状態となる。
一方、サブディスプレイは、画面部分におけるメインディスプレイの裏側(画面部分の外側)に位置している。従って、サブディスプレイは、電話機を閉じた状態でも、ユーザーから見える位置にある。
このようなクラムシェル型の携帯電話機では、制御部9は、電話機が閉じている状態を、待ち受けモードとして認識するようにしてもよい。そして、制御部9は、この状態で、略式テレビ画像をサブディスプレイに表示する一方、電話機が開かれたときに、テレビ視聴モードに移行(メインディスプレイおよびスピーカー11を用いた画像および音声表示に移行)するように設定されていてもよい。
また、本実施の形態では、待ち受けモードでの略式テレビ画像時では、バックライト4の光量をテレビ視聴モード時よりも(通常よりも)少なくする(バックライト4を暗くする)としている。
しかしながら、これに限らず、待ち受けモードでのバックライト4の光量については、ユーザーの所望の値に設定できるようにしてもよい。また、動画像の表示中(S2〜S4)のときにはバックライト4の光量を通常通りとし、静止画の表示しているときだけ光量を落とすようにしてもよい。
また、本実施の形態では、TSデコード部2が、TSの動画ストリームから静止画を取得する機能を有するとしている。しかしながら、この機能を、制御部9に持たせてもよい。また、経過時間を計測するためのタイマーを制御部9に備えているとしているが、このタイマーをTSデコード部2に備えてもよい。
また、本実施の形態では、待ち受けモードの開始時、図2に示したS1において、あらかじめ定められたチャンネルのテレビ放送を受信するとしている。しかしながら、これに限らず、待ち受けモード開始時での受信チャンネルを、その直前のテレビ視聴モードで受信していたチャンネルとするようにしてもよい。また、待ち受けモードの開始時に、受信チャンネルを、操作部5を介してユーザーに選択させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、図2に示したS1において、制御部9が、TV受信部1およびTSデコード部2をONとするとしている。しかしながら、TSデコード部2が、音声デコード部および画像デコード部を備え、各部を個別にパワーダウンできる構成であれば、制御部9は、画像デコード部のみをONとし、音声デコード機能をOFFとしておくことが好ましい。
また、本実施の形態では、図2に示した処理において、待ち受けモード中に、ループ数に応じて受信チャンネルを切り替えるとしている。しかしながら、これに限らず、制御部9による受信チャンネルの切り替えを、他の基準(待ち受けモードの継続時間や通算時間など)に応じて行うようにしてもよい。また、待ち受けモード中では、受信チャンネルを切り替えない(受信チャンネルを固定する)ように設定してもよい。
また、本実施の形態では、待ち受けモードに、制御部9が、画像表示部3に略式テレビ画像を表示するとしている。しかしながら、制御部9は、待ち受けモードに、スピーカー11から、現在放送中のテレビ番組の音声(テレビ音声)を簡略化したもの(略式テレビ音声)を出力するように設定されていてもよい。また、制御部9が、略式テレビ画像および略式テレビ音声の双方を出力するように設定されていてもよい。
これらの構成においても、待ち受けモード時に、ユーザーに対して現在放送中のテレビ番組の概略を知らせることが可能となる。
また、上記では、制御部9が、待ち受けモード時に、略式テレビ画像あるいは略式テレビ音声を表示するとしている。しかしながら、これに限らず、制御部9は、通常の略式でない高品位のテレビ画像(通常テレビ画像)あるいはテレビ音声(通常テレビ音声)の一方を、画像表示部3あるいはスピーカー11から出力するように設定されていてもよい。
また、待ち受けモード時に、制御部9が、一定時間ごとにTSに含まれるEIT(Event Information Table:現在放送中の番組(あるいは今後に放送される番組)の名称や番組内容を説明するための情報を含むデータ列)を取得して、そこから得られる番組に関する情報(文字列;文字画像)を、画像表示部3の表示画面に表示するようにしてもよい(EITを他の待ち受け画面に重ねて表示してもよい)。この構成でも、現在放送中の(あるいは今後に放送される)テレビ番組の概略をユーザーに知らせることが可能である。
このように、本電話機では、待ち受けモード時に現在放送中(あるいは今後に放送される)テレビ番組の概略をユーザーに示すための情報(テレビ情報)としては、1)略式テレビ画像、2)略式テレビ音声、3)略式テレビ画像および略式テレビ音声、4)通常テレビ画像,5)通常テレビ音声、6)EITに応じた文字画像、のいずれかを用いることが可能である。
また、7)略式テレビ画像および通常テレビ音声、8)通常テレビ画像および略式テレビ音声、8)EITに応じた文字画像および略式テレビ音声、9)EITに応じた文字画像および通常テレビ音声、をテレビ情報として用いてもよい。
また、本実施の形態では、制御部9が、待ち受けモード時に、上記したようなテレビ情報をユーザーに表示するとしている。しかしながら、制御部9は、これに限らず、テレビ視聴モード以外の全てのモードにおいて、画像表示部3あるいはスピーカー11によってテレビ情報を表示するように設定されていてもよい。
また、本実施の形態では、図2等に示した本発明のテレビ情報の表示処理を行うための電子機器として、本電話機を示している。
しかしながら、テレビ情報の表示処理を、携帯電話機に限らず、テレビ放送を受信可能な他の携帯型通信端末や携帯機器(PDA(personal digital assistant)やノートブック型パーソナルコンピューターなど)、あるいは、他の情報処理装置(デスクトップ型コンピューター、あるいは、テレビジョン受信機そのもの)、に応用するようにしてもよい。
例えば、コンピューターのスクリーンセーバー用の画像として、略式テレビ画像を用いるようにしてもよい。あるいは、待機状態(主電源だけが投入されており、通常は画像を表示していない状態)にあるテレビの画面に、本発明の処理を用いて略式テレビ画像を表示するようにしてもよい。
すなわち、本発明のテレビ情報の表示処理は、アイドリング中に、現在放送中の(あるいは今後に放送される)テレビ番組の概略をユーザーに知らせることが有意義である電子機器であれば、どのような電子機器にも応用可能なものである。
ここで、電子機器がアイドリング中である、とは、電子機器がテレビ視聴モードにない状態(すなわち、電子機器がテレビ視聴以外の他の用途に使用されている状態(テレビ視聴モードにない状態)、あるいは、使用されずに放置されている状態)のことである。従って、本電話機のような携帯電話機であれば、待ち受けモード時はアイドリング中であることとなる。
また、本実施の形態では、テレビ情報の表示処理を行う制御部9を、本電話機の中枢部であるとしている。しかしながら、これに限らず、テレビ情報の表示処理を行う制御部を、本電話機と別に設けるようにしてもよい。この場合、テレビ情報の表示処理を行う制御部は、本電話機に備えられる他の装置(テレビ番組告知装置)に備えられることとなる。また、このテレビ番組告知装置は、テレビ情報の表示処理を行う制御部そのものであるともいえる。
すなわち、本発明を、テレビ放送を受信可能な電子機器に備えられるテレビ番組告知装置において、電子機器のアイドリング中に、電子機器の表示部を用いて、テレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力させるテレビ番組告知装置、と表現することも可能である。さらに、本発明を、テレビ放送を受信可能な電子機器に備えられるテレビ番組告知装置において、電子機器のアイドリング中に、電子機器の表示部を用いて、テレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力させる制御部を備えたテレビ番組告知装置、と表現することもできる。
また、もちろん、本実施の形態に示したように、テレビ情報の表示処理を、本電話機等の電子機器の制御部によって実行してもよい。従って、本発明を、テレビ放送を受信可能な電子機器において、表示部と、この表示部を制御して、アイドリング中に、テレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力させる制御部とを備えている電子機器、と表現することも可能である。
また、上記では、テレビ情報の表示処理を、本電話機(電子機器)の制御部(あるいはテレビ番組告知装置の制御部)の制御により行うとしている。しかしながら、これに限らず、これらの処理を行うためのプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムを読み出すことのできる情報処理装置を、本電話機の制御部等に代えて用いるようにしてもよい。
この構成では、情報処理装置の演算装置(CPUやMPU)が、記録媒体に記録されているプログラムを読み出して処理を実行する。従って、このプログラム自体が処理を実現するといえる。
ここで、上記の情報処理装置としては、一般的なコンピューター(ワークステーションやパソコン)の他に、コンピューターに装着される、機能拡張ボードや機能拡張ユニットを用いることができる。
また、上記のプログラムとは、処理を実現するソフトウェアのプログラムコード(実行形式プログラム,中間コードプログラム,ソースプログラム等)のことである。このプログラムは、単体で使用されるものでも、他のプログラム(OS等)と組み合わせて用いられるものでもよい。また、このプログラムは、記録媒体から読み出された後、装置内のメモリ(RAM等)にいったん記憶され、その後再び読み出されて実行されるようなものでもよい。
また、プログラムを記録させる記録媒体は、情報処理装置と容易に分離できるものでもよいし、装置に固定(装着)されるものでもよい。さらに、外部記憶機器として装置に接続するものでもよい。
このような記録媒体としては、ビデオテープやカセットテープ等の磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM,MO,MD,DVD,CD−R等の光ディスク(光磁気ディスク)、ICカード,光カード等のメモリカード、マスクROM,EPROM,EEPROM,フラッシュROM等の半導体メモリなどを適用できる。
また、ネットワーク(イントラネット・インターネット等)を介して情報処理装置と接続されている記録媒体を用いてもよい。この場合、情報処理装置は、ネットワークを介するダウンロードによりプログラムを取得する。すなわち、上記のプログラムを、ネットワーク(有線回線あるいは無線回線に接続されたもの)等の伝送媒体(流動的にプログラムを保持する媒体)を介して取得するようにしてもよい。なお、ダウンロードを行うためのプログラムは、装置内(あるいは送信側装置・受信側装置内)にあらかじめ記憶されていることが好ましい。
また、本実施の形態では、待ち受けモードでは、制御部9が、略式テレビ画像を画像表示部3に表示するとしている。しかしながら、待ち受けモード時に画像表示部3に表示する画像(待受画像)については、略式テレビ画像に限らず、ユーザーの所望とする画像に設定できることが好ましい。
また、本実施の形態では、画像表示部3がLCDを備えているとしている。しかしながら、これに限らず、画像表示部3に備える表示画面としては、LCDの他に、有機ELパネル,プラズマディスプレイ,CRTなどの他のいずれの構造の表示パネルを使用することが可能である。
また、本電話機のTV受信部1およびTSデコード部2は、テレビ放送信号を受信して、本電話機において出力(再生)可能な形態の信号を生成するものである。従って、TV受信部1およびTSデコード部2をまとめて、本電話機のテレビ受信部と表現することもできる。また、TV受信部1を、コンテンツ分離部と表現してもよい。
また、従来のテレビ携帯電話の受信形態ではユーザーは、テレビ放送の受信を開始するまで、携帯電話機からの情報のみでは現在放送中の番組がどのようなものか知ることはできない。もし携帯電話機の待ち受け画面を受信中のテレビ放送番組とすることができれば、ユーザーは常に現在放送中の番組内容を知ることができるが、現在の技術では待ち受け画面は静止画かアニメーションで、どちらも携帯電話機のフラッシュメモリ内に格納された画像データやアニメーション表示用のデータあるいはプログラムによって表示されるものである。従って、従来の方法では受信中のテレビ放送を携帯電話機の待ち受け画面とすることはできない。
また、本発明は、テレビ放送受信機能付き携帯電話機において、放送中の番組を待ち受け画面とし、常時ユーザーが放送中の番組内容を知ることを可能とすることを目的としている。このためには、一定時間ごとにTSに含まれるEIT(Event Information Table:現在放送中あるいは次の番組の名称や番組説明の情報を含むデータ列)を取得して、そこから得られる番組に関する情報(文字列)を従来の待ち受け画面に重ねてユーザーに提示する方法や、受信される番組の動画を待ち受け画面に利用する方法が考えられる。待ち受け画面を放送中のテレビ番組とする場合、待ち受け状態でのテレビ放送受信を通常のテレビ放送受信と同じように行うと、消費電流が増大し、携帯電話機本来の機能である通話のための電池残量への影響が大きくなる。従って、受信したテレビ放送を待ち受け画面とするためには、消費電流を抑えたかたちで放送番組の映像等を提示することが好ましい。
また、フラッシュメモリ6は、本電話機の使用するプログラムを格納していてもよい。さらに、RAM7は、システムのメモリであってもよい。また、図1に示すテレビ放送受信機能を持つ携帯電話機でテレビ放送を視聴する場合は、ユーザーからキー入力によりテレビ視聴開始が指示されると、TV受信部1とTSデコード部2が動作を開始し、受信した放送データから音声ストリームや動画ストリームを分離し、それぞれのデコード処理が行われて、音声や動画がユーザーに提示されるようになっていてもよい。また、本電話機では、TSデコード部2若しくは制御部9に、TSの動画ストリームから静止画を取得する機能と、テレビ放送を間欠的に受信するためのタイマーを有していることが好ましい。
また、本発明の携帯電話機を、以下の第1〜第12携帯電話機として表現することもできる。すなわち、第1携帯電話機は、テレビ放送受信機能付き携帯電話機において、受信中のテレビ放送番組に含まれる動画やデータ放送を待ち受け画面とすることが可能な構成である。また、第2携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態では受信されるテレビ番組の音声のデコード、再生を行わないことで待ち受け中の消費電流を削減する構成である。
また、第3携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態では液晶画面のバックライトを暗くすることで待ち受け中の消費電流を低減する構成である。また、第4携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態ではテレビ受信を間欠動作させることで待ち受け中の消費電流を低減する構成である。
また、第5携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態における消費電流を第4携帯電話機と同様の方法で低減し、待ち受け画面に、受信されるテレビ番組の動画を間欠的に表示し、テレビ受信中以外は静止画を表示する構成である。
また、第6携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態における消費電流を第4携帯電話機と同様の方法で低減し、待ち受け画面に、受信されるテレビ番組の動画から取得される静止画を一定時間おきに表示する構成である。
また、第7携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態における消費電流を、放送番組の動画再生のフレームレートを落とすことで低減する構成である。また、第8携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態で表示するテレビ放送のチャンネルを自動的に一定時間で変更し、各チャンネルの放送番組から得られる映像を待ち受け画面とすることが可能な構成である。
また、第9携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、第2〜8携帯電話機のいずれかと同様の方法で待ち受け画面を表示し、ユーザーの操作により、待ち受け画面で表示されているテレビ番組をメインディスプレイでテレビ視聴を開始することが可能な構成である。また、第10携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、第2〜8携帯電話機のいずれかと同様の方法で待ち受け画面を表示し、ユーザーの操作により、待ち受け画面で表示されているテレビ番組を記録メディアに録画できる構成である。
また、第11携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態ではサブディスプレイに第2〜8携帯電話機のいずれかと同様の方法で待ち受け画面を表示し、ユーザーの操作により、待ち受け画面で表示されているテレビ番組をメインディスプレイでテレビ視聴を開始することが可能な構成である。また、第12携帯電話機は、第1携帯電話機において、受信中の番組を待ち受け画面とできる携帯電話機であって、待ち受け状態ではサブディスプレイに第2〜8携帯電話機のいずれかと同様の方法で待ち受け画面を表示し、ユーザーの操作により、待ち受け画面で表示されているテレビ番組記録メディアに録画できる構成である。
また、本発明のテレビ番組告知装置を、テレビ放送を受信可能な電子機器に備えられるテレビ番組告知装置において、メインディスプレイとサブディスプレイとを含む表示部を備え、電子機器のアイドリング中に、電子機器にテレビ放送を受信させ、サブディスプレイを用いて、受信しているテレビ番組に関連するテレビ情報を出力する制御部を有している構成である、と表現することもできる。
また、本発明の携帯電話機では、受信中のテレビ番組を待ち受け画面とするときに問題となる消費電流の増大を最低限に抑えるため、待ち受け画面でのテレビ番組表示を以下のように行ってもよい。第1に音声の再生は行わない。これにより通常テレビ受信時に動作するスピーカー部や、携帯電話機の放送受信データ処理のうち音声デコードをハードウェアで行っている場合は、その音声デコード部分の消費電流を抑えられる。第2には待ち受け中は液晶のバックライトを暗くする。これは、従来の携帯電話機で液晶のバックライトを一定時間経過すると暗くする仕様としているのと同様で、待ち受け時のテレビ表示に関しては、画面の見易さを犠牲にして消費電流を抑える。第3に、テレビ放送受信部を一定時間おきに動作させて消費電流を抑える。音声再生を行わず、液晶のバックライトを暗くしてもテレビ放送受信部分が動作し続けると、その部分で一定の電流が消費される。そこで、待ち受け時はテレビ放送の受信動作を一定時間おきに行うことで、テレビ放送受信部の消費電流を抑える。テレビ放送受信部を動作させる時間間隔を長くとるほど、消費電流を抑えられる。この場合ユーザーへの待ち受け画面の提示方法には、テレビ放送受信終了時の画面を静止画として一定時間表示しておき、再度テレビ放送を受信したときにそのとき放送されている動画を再生し、再び受信終了時には静止画とする方法や、一定時間おきに受信するテレビ放送から取得される静止画を画面表示する方法がある。以上が放送中の動画を待ち受け画面とする場合の手段となるが、これは放送されている(映像ストリームを含まない)データ番組を待ち受け画面とする場合も同様である。
また、上記の第3の手段と類似した手段で、もし再生する動画のフレームレートを落とすことで消費電流の削減が可能なシステムの場合には、受信動作自体は連続して行うが、動画再生のフレームレートを落とすことで消費電流を抑える手段もある。また、上記は待ち受け時に表示するチャンネルを固定のチャンネルとした場合について述べているが、待ち受け中に一定時間で受信チャンネルを変える処理を加えることで、ユーザーが予め設定した複数のチャンネルの番組から得られる映像をかわるがわる待ち受け画面としたり、その地域で受信可能な全てのチャンネルから得られる映像を待ち受け画面にしたりすることも可能となる。さらに、待ち受け画面に放送中のテレビ番組を表示することで、ユーザーは待ち受け画面を見て興味ある番組を放送中であれば、キー操作等により即座に通常のテレビ視聴(音声再生ありの連続視聴)に切り替えることが可能となり、必要な場合は記録メディアに録画することも可能となる。
また、本発明ではテレビ放送受信機能を持つ携帯電話機において、待ち受け画面を放送中のテレビ番組から作られる映像(放送中の番組の動画や動画から取得される静止画)とすることで、ユーザーは現在どのような番組が放送中かをリアルタイムで知ることが可能となるともいえる。従ってユーザーは、自分が興味ある番組を放送中であったり、番組中の興味ある場面となったときに即座に通常のテレビ放送受信モードに切り替えて、番組を視聴することが可能となる。また、録画したい番組、場面についても、忘れずに記録メディアに録画できるといえる。
以上のように、本発明のテレビ番組告知装置(本告知装置)は、テレビ放送を受信可能な電子機器に備えられるテレビ番組告知装置において、電子機器のアイドリング中に、電子機器にテレビ放送を受信させ、電子機器の表示部を用いて、受信しているテレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力する制御部を有していることを特徴とする構成である。
また、本告知装置では、電子機器の表示部が、サブディスプレイおよびメインディスプレイを備えている場合、制御部は、サブディスプレイを用いてテレビ情報を表示するように設定されていることが好ましい。
また、この場合、制御部は、ユーザーの指示により、テレビ情報に応じた番組を、メインディスプレイを用いて正式に出力するように設定されていることが好ましい。
また、本告知装置では、上記テレビ情報が、テレビ番組の画像であってもよい。
また、上記テレビ情報が、テレビ番組の画像を簡略化した略式テレビ画像であってもよい。さらに、上記略式テレビ画像が、動画像と静止画像とを混在させた画像であってもよい。また、上記略式テレビ画像が、静止画像であってもよい。さらに、上記略式テレビ画像が、フレームレートを落とした動画像であってもよい。
また、本告知装置では、制御部は、テレビ情報としてテレビ番組の画像を表示する際、表示部の光量を通常よりも少なくするように設定されていてもよい。
また、本告知装置では、上記テレビ情報が、テレビ番組の音声であってもよい。また、上記テレビ情報が、テレビ番組のEITに応じた文字画像であってもよい。
また、本告知装置では、上記制御部が、一定周期毎に、テレビ情報の出力に関するチャンネルを変更するように設定されていてもよい。
また、本告知装置では、上記制御部が、ユーザーの指示により、上記テレビ情報に応じた番組を、電子機器の表示部を用いて正式に出力するように設定されていることが好ましい。
また、電子機器が、テレビ番組を録画するための記録メディアを備えている場合、本告知装置の制御部が、ユーザーの指示により、上記テレビ情報に応じた番組を上記の記録メディアに記録するように設定されていることが好ましい。
また、電子機器が、テレビ番組を録画するための記録メディアを備え、電子機器の表示部が、サブディスプレイおよびメインディスプレイを備えている場合、本告知装置の制御部は、サブディスプレイを用いてテレビ情報を表示するとともに、ユーザーの指示により、上記テレビ情報に応じた番組を上記の記録メディアに記録するように設定されていることが好ましい。
また、電子機器が電話機能を含む場合、電話の待ち受け状態も、電子機器のアイドリング状態に相当する。すなわち、この場合、本告知装置の制御部は、携帯電話機の待ち受け時に、表示部によってテレビ情報を出力するように設定されていることが好ましい。
また、本発明の電子機器は、上記した本告知装置を備えた構成である。また、本発明の携帯型通信端末は、上記した本告知装置を備えた構成である。
また、本発明の携帯型通信端末を、テレビ放送を受信可能な携帯型通信端末において、
テレビ放送を受信する受信部と、表示部と、アイドリング中に、受信部を制御してテレビ放送を受信させ、表示部を用いて、受信しているテレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力する制御部とを有している構成としてもよい。
また、この構成では、上記表示部が、サブディスプレイおよびメインディスプレイとを備えている場合、制御部が、サブディスプレイを用いてテレビ情報を表示するように設定されていることが好ましい。
また、本発明のテレビ番組告知方法は、テレビ放送を受信可能な電子機器におけるテレビ番組告知方法において、電子機器のアイドリング中に、電子機器にテレビ放送を受信させ、電子機器の表示部を用いて、受信しているテレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力するテレビ情報出力工程を含むことを特徴とする方法である。
また、本発明のテレビ番組告知プログラムは、テレビ放送を受信可能な電子機器に接続されたコンピューターを、本告知装置の制御部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明のテレビ番組告知プログラムを、テレビ放送を受信可能な電子機器に接続されたコンピューターに、上記した本告知方法におけるテレビ情報出力工程を実行させるためのプログラム、と表現することもできる。
また、本発明の記録媒体は、上記した本発明のテレビ番組告知プログラムのいずれかを記録した媒体である。
そして、本告知装置は、携帯電話機,パーソナルコンピューター,PDA(personal digital assistant)あるいはテレビジョン受像機(専用機)などの、テレビジョン放送(テレビ放送)を受信し、表示部によって、画像および音声を出力可能な電子機器に備えられるものである。
ここで、電子機器の表示部とは、画像(動画像や静止画像,文字画像)を表示するための表示画面、あるいは、音声を出力するスピーカー等から構成されるものである。
そして、特に、本告知装置は、電子機器のアイドリング中に、電子機器にテレビ放送のテレビ番組を受信させる制御部を備えている。そして、この制御部が、電子機器の表示部を制御して、テレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力させるように設定されている。
ここで、電子機器がアイドリング中である、とは、電子機器がテレビ視聴以外の他の用途に使用されている状態、あるいは、使用されずに放置されている状態のことである。
また、テレビ番組とは、テレビ放送における一連の(ひとまとまりの)通信内容のことである。
さらに、テレビ情報とは、現在放送中のテレビ番組の画像(テレビ画像)あるいは音声(テレビ音声)、EIT(現在放送中の(あるいは今後に放送される)番組の名称や番組内容を説明するための情報を含むデータ)に応じた文字列(文字画像)等、テレビ番組の内容を概略的に示すことの可能な情報である。
このように、本告知装置では、制御部が、電子機器のアイドリング時に、その表示部を用いてテレビ情報を表示する構成である。このため、電子機器のユーザーは、現在放送中の(あるいは今後に放送される)番組の概略を、電子機器のアイドリング中に、いつでも(積極的にテレビ視聴していない状態であっても)、容易に取得できる。
従って、ユーザーは、テレビ番組を正式(正規)に視聴すべきか否かを容易に判断することが可能となる。
また、電子機器の表示部が、サブディスプレイおよびメインディスプレイからなる2つのディスプレイを備えている場合もある。このような場合、本告知装置の制御部は、サブディスプレイを用いてテレビ情報を表示することが好ましい。通常、サブディスプレイは、メインディスプレイに比べて、消費電力の小さいものである。従って、この構成では、アイドリング時の消費電力を抑制できる。
また、この場合、制御部は、ユーザーの指示により、サブディスプレイによって表示しているテレビ情報に応じた番組を、メインディスプレイ(および音声表示のためのスピーカー)を用いて正式に出力するように設定されていてもよい。これにより、ユーザーは、テレビ情報に応じたテレビ番組を、見やすいメインディスプレイを用いてすぐに(即座に)視聴できる。
また、上記したように、本告知装置では、制御部が、テレビ情報を、テレビ番組の画像あるいは音声の一方、また、テレビ番組のEITに応じた文字画像から構成することが可能である。これにより、テレビ画像を容易に生成することが可能となる。
また、テレビ情報として、テレビ番組の画像を簡略化した略式テレビ画像を用いるようにしてもよい。この略式テレビ画像については、例えば、動画像と静止画像とを混在させた画像(混在画像)や、動画像の一部を切り取った静止画像から構成できる。
なお、これらのような混在画像や静止画像は、テレビ放送を間欠的に受信することで実現できる。また、略式テレビ画像として静止画像のみを使用するときには、所定時間毎に表示する静止画像を変えることが好ましい。また、略式テレビ画像として、フレームレートを落とした動画像を使用してもよい。
上記のような略式テレビ画像をテレビ情報として使用すれば、通常の(略式でない)テレビ画像をテレビ情報とする場合に比して、電子機器の消費電力(動画像処理に要する電力)を低減できる。
また、本告知装置の制御部は、電子機器のアイドリング中に、テレビ情報としてテレビ画像を表示するときには、表示部の光量を通常よりも少なくするように設定されていてもよい。
ここで、通常の光量とは、テレビ番組の映像(動画像)および音声を、電子機器の性能の範囲内で高品位に(最適な状態で)出力するとき(すなわち、テレビ番組を正式に(本格的に)出力するとき)の光量のことである。
この構成でも、電子機器の消費電力を抑制できる。
また、本告知装置では、制御部は、テレビ情報を表示しているときに、一定周期(一定の表示時間、あるいは、実施形態に示したループ数など)毎に、テレビ情報の出力に関するチャンネルを変更する(出力するテレビ情報を、他のチャンネルのテレビ番組に関するものに変更する;すなわち、電子機器の受信するテレビ放送のチャンネルを変更する)ように設定されていてもよい。
これにより、電子機器のアイドリング中に、様々なチャンネルの番組概要を表示できる。
また、本告知装置の制御部は、ユーザーの指示により、アイドリング中に出力しているテレビ情報に応じた番組を、電子機器の表示部を用いて正式に出力できるように設定されていることが好ましい。
これにより、ユーザーは、テレビ情報に基づいて気に入った番組を、即座に視聴することが可能となる。
また、電子機器が、テレビ番組を録画するための記録メディアを備えている場合もある。このような場合、本告知装置の制御部は、ユーザーの指示により、アイドリング中に出力しているテレビ情報に応じた番組を、記録メディアに記録できるように設定されていることが好ましい。これにより、ユーザーは、テレビ情報に基づいて気に入った番組を、即座に記録することが可能となる。
また、本告知装置は、テレビ放送を受信可能(視聴可能)な携帯電話機に好適に備えることが可能である。すなわち、携帯電話機では、着信を逃さないように、電源投入されている時間が長い。また、電源投入されている時間の大部分では、携帯電話機は、アイドリング状態である待ち受け状態(着信待機状態)となっている。従って、本告知装置によって、待受画面にテレビ情報を表示することによって、ほとんど何も機能していなかった待ち受け状態で、テレビ番組の概要を知ることが可能となるため、携帯電話機の利便性を向上できる。
また、本発明の携帯型通信端末(携帯型通信端末装置)は、テレビ放送を受信可能な携帯型通信端末において、テレビ放送を受信する受信部と、表示部と、アイドリング中に、受信部を制御してテレビ放送を受信させ、表示部を用いて、受信しているテレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力する制御部とを有している構成である。
この携帯型通信端末は、上記した本告知装置を応用したものである。従って、端末のユーザーは、アイドリング中に、テレビ番組の概略をいつでも容易に取得できる。従って、ユーザーは、テレビ番組を正式に視聴すべきか否かを容易に判断することが可能となる。
また、このような端末の表示部に、サブディスプレイおよびメインディスプレイとを備えるようにしてもよい。この場合、端末の制御部は、上記のテレビ情報を、サブディスプレイを用いて表示するように設定されている好ましい。これにより、アイドリング時の消費電力を抑制できる。
また、本発明のテレビ番組告知方法(本告知方法)は、テレビ放送を受信可能な電子機器におけるテレビ番組告知方法において、アイドリング中に、テレビ番組の概略を示すテレビ情報を出力させるテレビ情報出力工程を含む方法である。
この本告知方法は、上記した本告知装置において使用されている方法である。従って、この方法を用いれば、電子機器のユーザーは、テレビ番組の概略を、電子機器のアイドリング中に、いつでも容易に取得できる。従って、ユーザーは、テレビ番組を正式に視聴すべきか否かを容易に判断することが可能となる。
また、本発明のテレビ番組告知プログラムは、テレビ放送を受信可能な電子機器に接続されたコンピューターを、本告知装置の制御部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明のテレビ番組告知プログラムを、テレビ放送を受信可能な電子機器に接続されたコンピューターに、上記した本告知方法におけるテレビ情報出力工程を実行させるためのプログラム、と表現することもできる。
電子機器に接続されたコンピューター(あるいは電子機器に内蔵されたコンピューター)にこれらのプログラムを読み込ませることで、本告知装置における制御部(あるいは本告知方法におけるテレビ情報出力工程)の処理を、そのコンピューターによって実現することが可能となる。
また、これらのプログラムを、コンピューターによって読取可能な記録媒体に記録させておくことで、プログラムの保存・流通を容易に行えるようになる。
以上のように、本発明は、携帯電話機,パーソナルコンピューター,PDA(personal digital assistant)あるいはテレビジョン受像機(専用機)などの、テレビジョン放送(テレビ放送)を受信し、表示部によって、画像および音声を出力可能な電子機器に利用可能なものである。
1 TV受信部
2 TSデコード部
3 画像表示部(表示部,表示画面)
4 バックライト
5 操作部
6 フラッシュメモリ
7 RAM
8 携帯電話無線部
9 制御部
10 記録メディア
11 スピーカー(表示部)
12 テレビアンテナ
13 電話アンテナ

Claims (11)

  1. テレビ番組を受信する受信部と、
    前記受信部が受信するテレビ番組の映像を表示する第1ディスプレイと、
    第2ディスプレイと、
    前記受信部が前記テレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を、前記第2ディスプレイに表示する制御部とを備え
    前記第1及び第2ディスプレイは、前記第2ディスプレイが自端末のユーザーから見える状態において、前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから隠れるように配置されていることを特徴とするテレビ放送受信端末。
  2. ヒンジを軸に自端末が閉じた状態と開いた状態とを切り替えることができるようになっており、
    前記閉じた状態において前記第2ディスプレイが自端末のユーザーから見え、前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから隠れると共に、
    前記開いた状態において前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから見えるように、前記第1及び第2ディスプレイが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のテレビ放送受信端末。
  3. 前記テレビ情報は、放送中または今後放送されるテレビ番組の内容を示す情報であることを特徴とする請求項1または2に記載のテレビ放送受信端末。
  4. 前記受信部が受信するテレビ番組の映像を、前記第1ディスプレイに表示させる指示を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部が前記指示を受け付けたときに、前記第2ディスプレイに表示している前記テレビ情報に対応し、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を前記第1ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のテレビ放送受信端末。
  5. 前記制御部は、前記閉じた状態から開いた状態へ切り替えられたときに、前記第2ディスプレイに表示している前記テレビ情報に対応し、前記受信部が受信するテレビ番組の映像を前記第1ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項に記載のテレビ放送受信端末。
  6. 前記制御部は、前記テレビ情報を前記第2ディスプレイに表示した状態を維持しながら、前記受信部をパワーダウン状態とすることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のテレビ放送受信端末。
  7. テレビ番組を受信する受信部と、
    他の装置と通信するための通信部と、
    前記通信部が他の装置からの着信を待ち受けている状態において、所定の待ち受け画像を表示するための第1ディスプレイと、
    前記受信部がテレビ番組の映像と共に受信する、該テレビ番組および他のテレビ番組の少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を表示するための第2ディスプレイとを備えていることを特徴とするテレビ放送受信端末。
  8. 前記第2ディスプレイは、前記第1ディスプレイより小型の画面であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のテレビ放送受信端末。
  9. 前記第2ディスプレイは、前記第1ディスプレイより消費電力が少ないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のテレビ放送受信端末。
  10. テレビ番組を受信する受信部と、該受信部が受信するテレビ番組の映像を表示する第1ディスプレイと、第2ディスプレイとを備えるテレビ放送受信端末の制御方法であって、
    前記受信部が、前記テレビ番組の映像と共に、該テレビ番組および他のテレビ番組のうちの少なくとも1つの内容を示すテレビ情報を受信するステップと、
    前記受信したテレビ情報を前記第2ディスプレイに表示するステップとを含み、
    前記第1及び第2ディスプレイは、前記第2ディスプレイが自端末のユーザーから見える状態において、前記第1ディスプレイが自端末のユーザーから隠れるように配置されていることを特徴とするテレビ放送受信端末の制御方法。
  11. 請求項1から6のいずれか1項に記載のテレビ放送受信端末を動作させるためのプログラムであって、コンピューターを前記制御部として機能させるためのプログラム。
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