JP2007318369A - 携帯映像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使い勝手のよい携帯映像再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明の携帯映像再生装置は、字幕信号および映像信号を含む信号を入力する入力手段と、信号から字幕信号および映像信号を抽出する抽出手段と、抽出された字幕信号から字幕を復号化し出力する字幕出力手段と、抽出された映像信号から映像を復号化し出力する映像出力手段と、ユーザによる映像を出力する動作を変更するか否かの設定を受け付ける設定手段と、を備え、映像出力手段は、設定手段により動作を変更するように設定されている場合には、字幕の出力が更新されると出力する映像を更新し、字幕の出力が更新されないと出力する映像を更新しないことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像を再生可能な携帯映像再生装置に関する。
近年、携帯端末向けのデジタルテレビ放送、いわゆるワンセグ放送の開始が予定され、放送受信可能な携帯電話などの携帯端末が現れてきている。これにより、電車などの移動中であってもTV放送を楽しむことができるようになってきている。
また、特許文献1に、放送視聴可能な端末装置が記載されている。この放送視聴端末装置は、放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送信号から映像信号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出した映像信号を復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化された映像信号を表示画面に出力する出力手段と、前記抽出手段および復号化手段、出力手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記抽出手段と復号化手段と出力手段とを連続的に動作させる通常放送視聴モードと、前記抽出手段と前記復号化手段と前記出力手段のうちの少なくとも一つの手段を断続的に動作させる低電力放送視聴モードを含む複数の制御モードを有していることを特徴とする。
特開2006−32996号公報
放送受信可能な携帯端末の利用シーンを考慮すると、電車の中等、動画を見続けると乗り物酔いをしやすい場所での利用が考えられる。このような場所では、視聴によって眼にかかる負担を、可能な限り減らすことが望ましい。
一方、デジタル放送では、受信端末が字幕データを受信することが可能である。この字幕データの内容は、映像に関連したものが表示されることが多い。特に、電車の中で利用する場合は、大きな音声をスピーカから出力することは憚られ、字幕の内容がより重要であるといえる。しかしながら、単に映像を断続的に表示するだけでは、字幕の内容と映像が関連しない場合がある。
本発明は、上記課題を考慮し、使い勝手のよい携帯映像再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯映像再生装置は、字幕信号および映像信号を含む信号を入力する入力手段と、前記信号から、前記字幕信号および前記映像信号を抽出する抽出手段と、前記抽出された字幕信号から字幕を復号化し出力する字幕出力手段と、前記抽出された映像信号から映像を復号化し出力する映像出力手段と、ユーザによる前記映像を出力する動作を変更するか否かの設定を受け付ける設定手段と、を備え、前記映像出力手段は、前記設定手段により動作を変更するように設定されている場合には、前記字幕の出力が更新されると出力する映像を更新し、前記字幕の出力が更新されないと出力する映像を更新しないことを特徴とする。
本発明によれば、使い勝手のよい携帯映像再生装置を提供することが可能となる。
まず、携帯映像再生装置の一例として、映像表示機能を有する携帯端末のハードウェア構成を、図1を用いて説明する。なお、携帯端末100の例としては、TV受信機能付きの携帯電話、TV受信機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)、TV受信機能付きのゲーム機、映像再生機能付きの携帯電話、映像再生機能付きのPDA、映像再生機能付きのゲーム機等である。また、携帯端末100は、PDAやPC等に接続することによって、PDAやPCにTV放送を受信可能とせしめるTV受信チューナやTV受信カードも含む。
入力部101は、例えば、ボタンやキーパッド等のユーザ入力を受け付ける装置で構成される。ROM102は、プログラムやデータ等を格納する。RAM103は、例えば、SRAMやDRAM等のメモリ装置で構成される。RAM103は、プログラムやデータの保存で使用する。また、RAM103はプログラムを実行する際のワーク領域等で使用する。制御部104は、例えばCPU等の制御装置で構成され、周辺部の制御、データの処理や通信に関わる各種プログラムの実行を行う。チューナ105は、アンテナ120から信号を受信する装置で構成される。復調部106は、チューナ105からの出力された信号の復調を行う。TSデコード部107は、復調部106で復調されたトランスポートストリームパケット(以下、TSパケット)の分離処理(DEMUX)を行う。分離処理されたデータは、音声、映像などのデータの型により、それぞれ、音声デコード部108、映像デコード部109、字幕デコード部110に送られる。音声デコード108は、音声データを例えばAAC(Advanced Audio Coding)形式からWAVE形式にデコードし、スピーカ114などに音声を出力する。映像デコード部109は、映像データを例えばH.264形式からYUV形式にデコードし、処理部A111を通して映像を出力する。処理部A111は、YUV形式の映像データを、表示部115が表示できる形式に変換する。表示部115は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成され、処理部A111により出力された映像を表示する。字幕デコード部110は、字幕データを例えばビットマップなどの情報にデコードする。字幕デコード部110でデコードされたデータは処理部B112を介し、映像データとともに表示部115に表示される。なお、本明細書において、字幕とは、字幕データに基づいて表示される字幕のことを指し、映像データに基づいて表示される映像に、画像として含まれる字幕とは別のものである。なお、復調部106は、DSPやASIC等の信号処理装置で構成される。TSデコード部107、音声デコード部108、映像デコード部109、字幕デコード部110、および処理部A111もDSPやASIC等の信号処理装置で構成される。なお、複数の信号処理の機能を単一のMPU等に実装してもよい。バス113は、上記各部の接続、データの伝達を行う。
次に、映像を表示するモードを示す設定情報である表示モード360の構成について図2を用いて説明する。360(a)は表示モードが通常であることを示しており、360(b)は表示モードが間引きであることを示している。表示モード360は、RAM103に保存される。処理部A111等がこのRAM103内の表示モード360を取得して、映像を出力する動作を変更する。なお、映像デコード部109がこの表示モード360を取得してもよい。また、制御部104がこの表示モード360を取得し、これによって処理部A111が映像を出力する動作を変更するように制御してもよい。
次に、表示モードを切り替えるためのユーザからの入力を受け付ける入力部101について、図3を用いて説明する。
入力部101の例として、トグルボタン1011がある。ユーザは、トグルボタン1011を押すことで、「通常」と「間引き」を切り替えることができる。この場合、表示モード360が「通常」の状態でユーザがトグルボタン1011を一度押すと、表示モード360を「間引き」モードにする。表示モード360が「間引き」の状態でユーザがトグルボタン1011を一度押すと、表示モード360を「通常」モードにする。
また、入力部101の例として、スライドボタン1012がある。ユーザはスライドボタン1012をスライドさせることで「通常」と「間引き」を切り替えることができる。この場合、例えば、スライドボタン1012をONの位置にしたときに表示モード360を「間引き」モードにし、OFFにしたときに表示モード360を「通常」モードにする。
トグルボタン1011やスライドボタン1012を備えることで、ユーザは携帯端末100の、表示モードを簡易な操作により切り換えることができる。
なお、入力部101は上記ボタン限らず、例えば、ソフトウェアキー等のソフトウェア的な処理を伴った入力部を用いてもよい。この場合、具体的には、「間引き」等の文字をディスプレイに表示した上で、携帯端末に備えられている方向キーや決定キー等の操作手段によって選択し、入力を行う。
次に、映像の間引き表示を行う処理について説明する。間引き処理の例としては、映像を所定間隔で表示する間引き処理1、所定のタイプのフレームのみ表示する間引き処理2、字幕の更新に合わせて映像を更新する間引き処理3がある。
まず、間引き処理1における処理部A111の動作例を、図4を用いて説明する。
間引き処理1では、処理部A111が、表示モード360が「通常」であるか、「間引き」であるかを判定する(ステップ521)。「通常」であれば、そのまま映像データの表示処理を行う(ステップ525)。表示モード360が「間引き」の場合、現在時刻を取得する(ステップ522)。次に、前回の表示時刻とステップ522で取得した時刻を比較し、経過時間を計算し、一定時間経過したか否かを判定する(ステップ523)。ここで、一定時間とは例えば5秒とする。一定時間以上経過した場合、ステップ522で取得した時刻を前回の表示時刻として保存する(ステップ524)。そして、映像データの表示処理を行う(ステップ525)。一定時間以上経過していない場合は何もせずに処理を終了する。この場合、処理部A111が映像データを破棄し、表示部115への映像の出力は更新されないこととなる。なお、処理部A111の代わりに制御部104がステップ521にて判定を行い、その後の処理部A111の動作を制御する構成としてもよい。
以上の処理により、ユーザが入力部101を操作し、表示モードを「間引き」にした場合は、映像の更新が一定の間隔以上となり、映像の更新の頻度を低くすることが可能となる。これにより、ユーザの見ている映像の動きが減り、乗り物酔いになりにくくすることが可能となる。なお、映像の更新間隔はユーザがメニューなどにより、例えば3秒、5秒、7秒と設定できるようにすることが望ましい。これにより、更新間隔をユーザの好みに調整できるため、ユーザの利便性がさらに向上することができる。
なお、間引き処理1においては、映像の間引きを行うのみで、音声、字幕の間引き処理は行わない。音声と字幕の内容により、番組の内容が把握できるので、ユーザは、眼にかかる負担を軽減させ、乗り物酔いを軽減させながらも、番組の内容を十分に楽しむことが可能となる。また、処理部A111が出力を更新するために消費する電力を軽減することができる。
また、図示しない放送局が、放送するデータに、映像を間引く程度を示す付加情報を付加して送信し、放送されたデータを受信した携帯端末は、付加情報に基づいて映像を間引く程度を決定してもよい。これにより、放送側が、発信するコンテンツの性質に合わせて映像を間引く程度を決めることができる。
次に、フレームタイプに基づいて間引きを行う間引き処理2について説明する。
具体的な動作の説明の前に、映像データのフレームタイプについて、図5を用いて説明する。トランスポートストリーム310は複数のトランスポートストリームパケット311で構成される。トランスポートストリームパケット311は、映像データ、音声データなどを一定のサイズで分割し、多重化(MUX)したものである。トランスポートストリーム310から映像データのトランスポートストリームパケット311aを取り出し結合すると、映像ストリーム300ができあがる。映像ストリーム300は、IDRフレーム301と、IDR以外のフレームである非IDRフレーム302で構成される。IDRフレーム301は、そのフレーム内のデータのみで映像データを作成できるフレームであり、非IDRフレーム302は他のフレームを参照することで映像データを作成できるフレームである。非IDRフレーム302の例としては、他のフレームを参照して映像データを作成するPフレームやBフレームがある。
次に、間引き処理2における映像デコード部109の動作例について、図6を用いて説明する。
間引き処理2においては、まず、映像デコード部109が、表示モード360が「通常」であるか、「間引き」であるかを判定する(ステップ501)。「通常」であれば、そのまま映像データの出力処理を行う(ステップ503)。表示モード360が「間引き」の場合、映像デコード部109が、入力される映像ストリーム300のフレームのタイプを判定する(ステップ502)。フレームのタイプがIDRの場合、そのフレームのYUV形式のデータの出力を行う(ステップ503)。フレームのタイプが非IDRの場合、何もせずに処理を終了する。そして、非IDRフレーム302の映像データは破棄され、処理部A111に入力される映像データは更新されなくなる。その結果、処理部A111が表示部115に出力する映像も更新されなくなる。なお、映像デコード部109の代わりに制御部104がステップ501にて判定を行い、その後の映像デコード部109の動作を制御する構成としてもよい。また、フレームタイプを示す情報を映像デコード109から処理部A111に出力する構成とすれば、一連の処理を処理部A111にて行うことも可能である。
以上の処理により、ユーザがボタン入力部101を操作し、表示モードを「間引き」にした場合は、IDRフレーム301のみが表示されるようになる。その結果、映像の更新の頻度を低くすることが可能となる。
間引き処理2によると、映像の更新が一定の間隔以上となり、映像の更新の頻度を低くすることが可能となる。これにより、ユーザの見ている動画の動きが少なくなり、眼にかかる負担が軽減され、乗り物酔いになりにくくすることが可能となる。また、間引き処理2においては、映像の間引きを行うのみで、音声、字幕の間引き処理は行わない。音声と字幕の内容により、番組の内容が把握できるので、ユーザは、乗り物酔いを軽減させながらも、番組の内容を十分に楽しむことが可能となる。加えて、他のフレームを参照せずに映像データを作成できるフレームのみを用いて映像を作成するため、動きベクトル等の演算を行う必要が無くなり映像デコード部109の消費電力が軽減される。
なお、IDRフレームの代わりに、Iフレーム等の、他のフレームを参照しないで映像を作成できるタイプのフレームを利用してもよい。
次に、字幕の更新に併せて映像の更新を行う間引き処理3について説明する。
まず、間引き処理3における字幕データ、映像データの表示制御の一例を、図7を用いて説明する。図5と同一のものは同符号を付し説明を省略する。字幕データのトランスポートストリームパケット311bは、分離されて字幕データ303になるパケットである。また、IDRフレーム301、非IDRフレーム302、字幕データ303には、それぞれそのデータを提示すべき時刻であるPTS(Presentation Time Stamp)が付されているものとする。通常の映像再生処理では、各データはそれぞれに付されたPTSの従って映像再生処理を行う。これに対して、間引き処理3では、処理部B112が字幕データを時刻701に出力すると、処理部Aが時刻701よりその直後の時刻702に表示すべきPTSを付された映像フレーム302aから作成された映像を表示する、その一方、時刻703に表示すべきPTSを付された映像フレーム302bや映像フレーム302cの映像は表示されない。
次に、字幕と映像の更新のタイミングを合わせるためのデータある、表示管理データについて図8を用いて説明する。表示管理データ350は、字幕表示時刻351と表示フラグ352で構成する。この字幕表示時刻351は字幕データ303に付されたPTSから取得する。表示フラグは「セット」または「リセット」である。例えば、「セット」を1、「リセット」を0と表現すればよい。なお、表示管理データ350は、RAM103に保存する。
次に、処理部B112における字幕提示処理の動作について、図9を用いて説明する。
字幕提示処理では、まず、字幕データ303をデコードする(ステップ531)。次に、デコードした字幕データ303の表示時刻PTSを表示管理データ350の字幕表示時刻351に保存する(ステップ532)。次に、表示管理データ350の表示フラグ352を「セット」状態にする(ステップ533)。
次に、間引き処理3における処理部A111の動作例について、図10を用いて説明する。
間引き処理3では、まず、処理部A111が表示モード360が「通常」であるか、「間引き」であるかを判定する(ステップ511)。「通常」であれば、そのまま映像データの表示処理を行う(ステップ515)。表示モード360が「間引き」の場合、表示管理データ350の表示フラグ352が「セット」であるか、「クリア」であるかを判定する。「クリア」の場合、何もせずに処理を終了する。この場合、映像データは破棄され、表示部115に表示されている映像が保持されることになる。「セット」の場合、これから表示を行う映像データの表示時刻PTSが、表示管理データ350の字幕表示時刻351を経過しているか、否かを判定する(ステップ513)。表示を行う映像データの表示時刻PTSが、表示管理データ350の字幕表示時刻351を経過していない場合、何もせずに処理を終了する。この場合、映像データは破棄され、処理部A111が表示部115に表示する映像は更新されない。表示を行う映像データの表示時刻PTSが、表示管理データ350の字幕表示時刻351を経過している場合、表示管理データ350の表示フラグ352を「クリア」状態にする(ステップ514)。その後、映像データの表示処理を行う(ステップ515)。なお、処理部A111の代わりに制御部104がステップ511にて判定を行い、その後の処理部A111の動作を制御する構成としてもよい。
以上の処理により、ユーザが入力部101を操作し、表示モードを「間引き」にした場合は、字幕の表示が更新された直後のフレームの映像が表示される。一般的に映像フレームと映像フレームの間隔は非常に短いので、利用者は、字幕が更新されるタイミングで映像が更新されるように認識することとなる。これにより、映像の更新の頻度を押さえることができる。なお、間引き処理3においても、映像の間引きを行うのみで、音声と字幕の間引き処理は行わない。
間引き処理3によると、ユーザの見ている映像は静止画に近くなり、眼にかかる負担を軽減し、乗り物酔いになりにくくすることが可能となる。また、処理部A111が出力を更新するために消費する電力を軽減することができる。しかも、本方式の場合、映像の更新のタイミングと、字幕の更新のタイミングと一致するため、字幕と関連した映像が表示されやすくなるという効果がある。例えば、テレビドラマの台詞が字幕データとして放送される場合は、台詞が変わる度に映像も更新されるため、ドラマの内容を把握できる更新頻度を保ちつつ、映像の更新頻度を落とすことが可能となる。また、字幕の更新される頻度が低ければ低いほど、映像が更新される頻度もそれに伴い低くなり、よりユーザの眼にかかる負担が軽減され、乗り物酔いが一層軽減される。
なお、字幕および映像の表示するタイミングの変更例として、図11のように、字幕が表示された瞬間に、その直前の映像フレームであるIDRフレーム301の映像と字幕を共に表示する構成としてもよい。この場合、処理部A111は、全てのフレームの映像データを一時的に保持し、字幕データの更新があれば保持した映像データを出力し、字幕データが更新されなければ出力する映像データを更新しない。また、図12のように、字幕データを表示するタイミングをその直後の映像フレーム302aの映像と同時に表示する構成としてもよい。これらの処理は、字幕データ303に付されたPTSと、それぞれの映像フレームのPTSを比較することにより行う。
以上、各間引き処理によると、再生される動画の動きが少なくなるため、乗り物酔いが軽減される。各実施例によると画像を再生するレートは落としつつ、音声および字幕は通常のレートで再生するため、携帯端末の利用者は、画像の動きが少ない状態においても、字幕および音声から動画の内容を把握しながらコンテンツを視聴することができる。
また、3つの間引き処理を任意に組合わせることも可能である。例えば、間引き処理1と間引き処理3と組合わせて、字幕が更新される場合及び字幕が所定の時間更新されない場合に映像の更新を行う構成としてもよい。この処理は、例えば、処理部A111が字幕の更新される時刻および最後に字幕が更新されてからの経過時間を取得し、現在時刻と比較することにより行う。この構成によると、字幕の頻繁に更新されるシーンでは字幕の更新に合わせて映像が更新され、字幕の更新頻度が低いシーンでは所定の時間ごとに映像が更新されることとなる。これにより、ユーザは内容を把握しつつ眼にかかる負担を軽減することができる。
また、間引き処理2と間引き処理3とを組合わせてもよい。つまり、映像デコード部109が、IDRフレーム301のうち、字幕データ350に付されたPTSの直前あるいは直後の時刻を示すPTSを付されたものをデコードして出力する構成を採ってもよい。眼にかかる負担が軽減されるほか、デコード処理によって映像デコード部109が消費する電力も軽減される。
また、本明細書において、一つの機能が二以上の物理的手段により実現されても、二以上の機能が一つの物理的手段により実現されてもよい。
また、本実施例の携帯端末100は、一部の機能を外部装置によって実現してもよい。例えば、図13のように外部装置に映像や音声を出力する構成としてもよいし。図14のように、トランスポートストリーム310を外部装置からインターフェースを通じて入力する構成としてもよい。
携帯端末100の構成例を示したブロック図である。 表示モード350の構成例を示した図である。 表示モードの切り替えボタンの一例を示した図である。 間引き処理1を示したフローチャートである。 トランスポートストリーム、および、映像ストリームデータの一例を示した図である。 間引き処理2を示したフローチャートである。 間引き処理3における字幕データ、映像データの表示制御の一例を示した図である。 表示管理データ350の構成の一例を示した図である。 字幕提示処理の一例を示したフローチャートである。 間引き処理3の一例を示したフローチャートである。 間引き処理3における字幕データ、映像データの表示制御の一例を示した図である。 間引き処理3における字幕データ、映像データの表示制御の一例を示した図である。 携帯端末100の構成例を説明したブロック図である。 携帯端末100の構成例を説明したブロック図である。
符号の説明
100−携帯端末、
101−入力部、
102−ROM、
103−RAM、
104−制御部、
105−チューナ部、
106−復調部、
107−TSデコード部、
108−音声デコード部、
109−映像デコード部、
110−字幕デコード部、
111−処理部A、
112−処理部B、
113−バス、
114−スピーカ、
115−表示部。

Claims (10)

  1. 字幕信号および映像信号を含む信号を入力する入力手段と、
    前記信号から、前記字幕信号および前記映像信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された字幕信号から字幕を復号化し出力する字幕出力手段と、
    前記抽出された映像信号から映像を復号化し出力する映像出力手段と、
    ユーザによる前記映像を出力する動作を変更するか否かの設定を受け付ける設定手段と、を備え、
    前記映像出力手段は、前記設定手段により動作を変更するように設定されている場合には、前記字幕の出力が更新されると出力する映像を更新し、前記字幕の出力が更新されないと出力する映像を更新しないことを特徴とする携帯映像再生装置。
  2. 前記映像出力手段は、前記設定手段により動作を変更するように設定されている場合には、前記映像信号のうち前記字幕の表示が出力された直後の映像を用いて更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯映像再生装置。
  3. 前記映像信号には、前記映像が表示される時刻を示す時刻情報が付されており、
    前記直後の映像とは、前記字幕が出力された時刻より後で前記字幕が出力された時刻に最も近い時刻を示す前記時刻情報を付された映像信号から複合化された映像であることを特徴とする請求項2に記載の携帯映像再生装置。
  4. 字幕信号および映像信号を含む信号を入力する入力手段と、
    前記信号から、前記字幕信号および前記映像信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された字幕信号から字幕を復号化し出力する字幕出力手段と、
    前記抽出された映像信号から映像を復号化し出力する映像出力手段と、
    ユーザによる前記映像を出力する動作を変更するか否かの設定を受け付ける設定手段と、を備え、
    前記映像出力手段は、前記設定手段により動作を変更するように設定されている場合において、前記字幕の出力が更新されるか前記字幕の出力が所定の時間更新されない場合に前記映像の出力を更新することを特徴とする携帯映像再生装置。
  5. 前記所定の時間とは3秒以上であることを特徴とする請求項4に記載の携帯映像再生装置。
  6. 前記所定の時間とは5秒以上であることを特徴とする請求項4に記載の携帯映像再生装置。
  7. 字幕信号および映像信号を含む信号を入力する入力手段と、
    前記信号から、前記字幕信号および前記映像信号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された字幕信号から字幕を復号化し出力する字幕出力手段と、
    前記抽出された映像信号から映像を復号化し出力する映像出力手段と、
    ユーザによる前記映像を出力する動作を変更するか否かの設定を受け付ける設定手段と、を備え、
    前記映像信号には、前記映像が表示される時刻を示す時刻情報が付されており、
    前記映像出力手段は、前記設定手段により動作を変更するように設定されている場合には、前記映像信号のうち、所定のタイプの映像信号であり前記字幕の出力が更新された時刻の直後の時刻を示す時刻情報を付された映像信号を用いて出力する映像を更新することを特徴とする携帯映像再生装置。
  8. 前記所定のタイプの映像信号とは、IDRフレームの映像信号であることを特徴とする請求項7に記載の携帯映像再生装置。
  9. 前記所定のタイプの映像信号とは、他の映像信号を参照しないで映像を再生できるタイプの映像信号であることを特徴とする請求項7に記載の携帯映像再生装置。
  10. 前記信号は、音声信号を更に含み、
    前記携帯映像再生装置は、前記信号に含まれる音声信号から音声を再生する音声再生手段を備えることを特徴とする請求項1ないし9に記載の携帯映像再生装置。
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