JP4453367B2 - テレビ放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像、音声、文字などのデータを含むデジタルテレビジョン放送を受信するテレビ放送受信装置に関する。
近時では、デジタルテレビジョン放送が開始され、対応するデジタルテレビ放送受信装置によって、映像や音声を視聴するだけでなく、データ放送によって多様な情報を取得することが可能になっている。
デジタルテレビジョン放送では、テレビジョン放送番組の内容に関連する字幕が、データ放送によって受信されて、表示画面中の所定位置に表示されるようになっている。
従来、データ放送における字幕の運用形態として、複数の字幕放送を送信して、その中の1つを選択して表示させることを想定した場合に、文字情報の表示領域のサイズ及び表示位置を可変とすることができるデータ再生装置が考えられている(例えば、特許文献1)。
ところで、携帯型のポータブルテレビ装置(テレビ放送受信装置)は、スピーカが内蔵されている他、ヘッドホン接続端子が設けられており、この端子にヘッドホンを接続することでヘッドホンから音声を出力させることができる。
従来のテレビ放送受信装置では、ヘッドホンを端子に接続するとスピーカからの出力が停止される。また、ヘッドホンを抜くと、スピーカから音声が出力されるようになっている。
特開2003−037792号公報
このよう、ヘッドホンを使用して音声を出力させている状態でヘッドホンを抜くと、スピーカから音声が出力されてしまうため、電車内など視聴マナーが必要とされる場所では、ヘッドホンを抜く前に、電源をオフさせたり、ボリューム操作などによって音声が出力されないようにするといった操作が必要となる。また、ボリューム操作によって音声が出力されないよにすると、再度、ヘッドホンを接続して使用する場合には、ヘッドホンを接続した後に音量調節を行わなくてはならない。
すなわち、従来のテレビ放送受信装置では、周囲の状況によっては、ヘッドホンを簡単に抜き差しして使用することができない場合があり、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明の課題は、ヘッドホン等の外部音声出力装置の使い勝手を良好にしたテレビ放送受信装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、映像と音声とを含むテレビジョン放送を受信するテレビ放送受信装置において、前記テレビジョン放送により受信した音声を出力する音声出力部と、外部音声出力装置を接続する接続手段と、前記接続手段により前記外部音声出力装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されていると検出された場合に、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力し、前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されていないと検出された場合に、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記音声出力部に出力し、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力している場合に、前記検出手段によって当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出されると、前記テレビジョン放送により受信した音声の前記音声出力部への出力に代えて、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字を表示部に表示させる制御手段とを具備したことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字を表示部に表示させている場合に、前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されたことが検出されると、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字の表示に代えて、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記テレビジョン放送に含まれる文字データを抽出する文字抽出手段をさらに具備し、前記表示手段は、前記文字抽出手段によって抽出された文字を表示させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記テレビジョン放送に含まれる音声について音声認識処理を実行して文字データを出力する音声認識手段をさらに具備し、前記表示手段は、前記音声認識手段によって出力された文字データに基づいて文字を表示させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記音声認識手段の音声認識により出力される文字データを、所定時間継続して文字列を表示させるための字幕データに変換する字幕変換手段を具備し、前記表示手段は、前記字幕変換手段によって変換された字幕データに基づいて、字幕を表示させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記検出手段によって前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力している場合に、前記検出手段によって当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出された場合に、前記音声出力部への出力に代えて前記表示手段によって文字を表示させるか、前記音声出力部から音声を出力させるかを設定する出力設定手段と、前記出力設定手段による設定に応じて、前記表示手段による文字の表示と前記音声出力部からの音声の出力の何れかに出力を制御する出力制御手段とをさらに具備したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、映像と音声とを含むテレビジョン放送を受信するテレビ放送受信装置において、イヤホンやヘッドホンなどの外部音声出力装置が接続されているか否かを検出し、音声を検出した外部音声出力装置に出力している場合に、当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出されると、テレビジョン放送により受信した音声の当該テレビ放送受信装置が内臓する音声出力部への出力に代えて、当該音声に関連する文字を表示させるので、外部音声出力装置から音声が出力されている状態で当該外部音声出力装置が脱離された場合であっても、内蔵している音声出力装置(例えば、内蔵スピーカ)から音声を出力させないで、音声の代わりに文字(字幕など)により放送内容を把握させることができる。このため、音声出力により周囲に迷惑を掛けることなく、外部音声出力装置を容易に接続あるいは脱離して利用することができるようになり使い勝手が向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字を表示部に表示させている場合に、外部音声出力装置が接続されたことが検出されると、テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字の表示に代えて、テレビジョン放送により受信した音声を外部音声出力装置に出力することができる。このため外部音声出力装置を更に容易に接続あるいは脱離して利用することができるようになり使い勝手が向上する。
請求項記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、テレビジョン放送に含まれる文字データ、例えば文字放送により受信される字幕データを抽出し、この文字データをもとに文字を表示させることで、音声(さらには映像)に関連する文字を表示させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、テレビジョン放送に含まれる音声について音声認識処理を実行して文字データを出力することで、テレビジョン放送により文字データ(字幕データ)が得られない場合であっても、音声認識処理により得られた文字データに基づいて文字を表示させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項4の発明の効果に加えて、音声認識により出力される文字データを、所定時間継続して文字列を表示させるための字幕データに変換することで、単に文字(あるいは文字列)を表示させるだけでなく、表示させた文字の内容をユーザが十分に把握できる字幕として表示させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、テレビジョン放送により受信した音声を外部音声出力装置に出力している場合に、当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出された場合に、前記音声出力部への出力に代えて文字を表示させるか、音声出力部から音声を出力させるかを設定できるようにすることで、外部音声出力装置が接続されていない場合に、ユーザが所望するように、文字の表示と音声出力部からの音声の出力の何れかに制御することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10(テレビ放送受信装置)のシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯地上波デジタルテレビ10は、フロントエンド12、バックエンド14、CPU16、ROM18、RAM20、液晶ディスプレイ22、内蔵スピーカ24、音声出力制御スイッチ26、及び音声外部出力端子28が設けられている。音声外部出力端子28には、プラグ32を介してヘッドホン30(外部音声出力装置)が接続可能に構成されている。なお、音声外部出力端子28には、ヘッドホン30以外にもイヤホンなどの音声を出力することが可能な他のデバイスを使用することが可能である。
フロントエンド12は、デジタルテレビジョン放送の電波をアンテナ12bにより受信し、デジタルテレビジョン放送波から生成されるRF(Radio Frequency)信号から所定の放送番組の信号を選択し、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部12cによりMPEG(Moving Picture Experts Group) TS(Transport Stream)パケット信号へ復調する。MPEG TSパケット信号には、放送番組の映像、音声、字幕などのデータが含まれている。
バックエンド14は、OFDM復調部12cによって復調されたMPEG TSパケット信号を、パケットフィルタ14aにおいてパケットヘッダに基づいて音声、映像、字幕のパケットに振り分け、それぞれ音声デコーダ14b、映像デコーダ14c、字幕デコーダ14dにおいてデコードする。音声デコーダ14bのデコードにより生成される音声は、CPU16の制御により出力先を切り替える音声出力制御スイッチ26を通じて、内蔵スピーカ24あるいはヘッドホン30から出力される。映像デコーダ14cのデコードにより生成される映像は、図示せぬ表示制御部を介して、ビデオ信号として液晶ディスプレイ22に出力されて表示される。字幕デコーダ14dのデコードにより生成される字幕は、CPU16の制御により、ヘッドホン30が音声外部出力端子28に接続されていない場合に、映像デコーダ14cにより生成された映像に表示制御部において合成され、液晶ディスプレイ22において表示される。
CPU16は、ROM18に記録された各種プログラムを実行することで各部を制御する。例えば、CPU16は、音声外部出力端子28の端子挿抜検知機構からの通知を監視して、ヘッドホン30(プラグ32)が抜出されたことが通知された場合に、音声出力制御スイッチ26に対して外部への音声出力を停止させる制御をすると共に、字幕デコーダ14dにより生成される字幕を液晶ディスプレイ22において表示させるように制御する機能を実現する。
ROM18は、CPU16により実行されるプログラムやデータなどが記録されている。
RAM20は、CPU16による動作に伴って一時的なデータなどが記録される。
液晶ディスプレイ22は、図示せぬ表示制御から出力されるビデオ信号を入力して映像を表示する。なお、液晶ディスプレイ22に限らず、携帯型のテレビ放送受信装置を実現することが可能な他の表示装置を用いることも可能である。
内蔵スピーカ24は、ヘッドホン30が接続されていない場合に、音声出力制御スイッチ26を介して入力される音声信号に応じた音声を出力させる。
音声出力制御スイッチ26は、CPU16の制御に応じて、音声デコーダ14bによって生成された音声の出力先を、音声外部出力端子28(ヘッドホン30)あるいは内蔵スピーカ24の何れかに切り替える。
音声外部出力端子28は、音声出力制御スイッチ26を通じて入力される音声信号を外部に出力するためのもので、プラグ32が挿入されることによってヘッドホン30と接続される。音声外部出力端子28には、端子挿抜検知機構が設けられており、プラグ32の挿抜を検知して、例えばCPU16に対して汎用I/Oポートもしくは割り込み入力によって通知することができる。
ヘッドホン30は、プラグ32を介して、携帯地上波デジタルテレビ10(音声外部出力端子28)に接続されるもので、装着したユーザにのみ聞こえる程度の音量によって音声を出力させる。
次に、第1実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10の動作について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、携帯地上波デジタルテレビ10は、電源がオンされると各部を起動する。携帯地上波デジタルテレビ10は、フロントエンド12においてテレビジョン放送番組を受信し、バックエンド14においてMPEG TSパケットに含まれる音声と映像をデコードして、液晶ディスプレイ22に番組の映像を表示させると共に音声を出力させる。例えば、携帯地上波デジタルテレビ10を電車内などの視聴マナーが要求される場所で使用する場合(内蔵スピーカ24から音声を出力できない場合)、ヘッドホン30が接続されて使用される。
CPU16は、音声外部出力端子28にプラグ32が挿入された状態にあり、ヘッドホン30が接続されているか否かを検知する(ステップA1)。
ここで、ヘッドホン30が接続されていると検知した場合、CPU16は、音声デコーダ14bによってデコードされた音声を音声外部出力端子28を通じて外部に出力することができるように、すなわちヘッドホン30から音声が出力されるように、音声出力制御スイッチ26を音声外部出力端子28側に切り替える(ステップA2)。
また、CPU16は、バックエンド14に対して、字幕デコーダ14dによりデコードされる字幕の表示出力を停止(字幕モードOFF)させる(ステップA3)。
これにより、ヘッドホン30から音声が出力されているヘッドホン視聴モードとなる(ステップA4)。
図3(1)には、ヘッドホン30が使用されているヘッドホン視聴モードの状況を示している。ユーザは、液晶ディスプレイ22において表示される映像を見ながら、ヘッドホン30から音声を聞くことにより、周囲に迷惑を掛けることなく番組放送を視聴することができる。
CPU16は、ヘッドホン視聴モードにおいて、音声外部出力端子28にプラグ32が接続されているか、すなわちヘッドホン30が接続された状態となっているかを端子挿抜検知機構により監視している(ステップA5)。
ここで、図3(2)に示すように、ヘッドホン30(プラグ32)が音声外部出力端子28から抜かれたものとする。
ヘッドホン視聴モードにおいて音声外部出力端子28からプラグ32から抜かれたことを検知すると(ヘッドホン脱離イベント)(ステップA5、Yes)、CPU16は、音声デコーダ14bによってデコードされた音声が外部に出力されないように、すなわち内蔵スピーカ24から音声が出力されないように、音声出力制御スイッチ26を制御する(外部音声出力OFF)(ステップA6)。
外部音声出力OFFとする場合、音声出力制御スイッチ26は、音声外部出力端子28側に切り替えられた状態をそのまま維持しても良いし、内蔵スピーカ24側と音声外部出力端子28側の何れにも切り替えられていないニュートラルな状態にしても良い。なお、後述する出力設定がされている場合には、その設定内容に応じて音声出力制御スイッチ26の切り替えが制御されるものとする。
また、CPU16は、バックエンド14に対して、字幕デコーダ14dによりデコードされる字幕の表示出力を開始(字幕モードON)させる(ステップA7)。
この場合、字幕デコーダ14dは、MPEG TSパケットから抽出された字幕のパケットについてデコードし、このデコードにより生成された字幕(文字列)の画像を映像デコーダ14cにより生成された映像に合成させる。
これにより、音声無しで、液晶ディスプレイ22に映像と共に字幕が表示される字幕視聴モードとなる(ステップA8)。
図3(3)には、ヘッドホン30が使用されていない字幕視聴モードの状況を示している。デジタルテレビジョン放送によって受信される字幕データは、同時に受信される音声データ(あるいは映像データ)と関連するデータ、すなわち音声の内容が要約された(あるいは映像内容を説明する)文字列データとなっている。従って、ユーザは、音声出力が無くても、液晶ディスプレイ22において表示される映像と共に字幕を見ながら放送番組を楽しむことができる。
こうして例えばヘッドホン30の使用が途中で煩わしくなり、プラグ32を抜いたとしても、内蔵スピーカ24から音声が出力されず、音声に代えて字幕が液晶ディスプレイ22に表示されるので、周囲に迷惑を掛けることなく、そのまま放送番組を楽しむことができる。
CPU16は、字幕視聴モードにおいて、音声外部出力端子28にプラグ32が接続されているか、すなわちヘッドホン30が接続された状態となっているかを端子挿抜検知機構により監視している(ステップA9)。
ここで、図3(4)に示すように、ヘッドホン30(プラグ32)が音声外部出力端子28に挿入されたものとする。
字幕視聴モードにおいて音声外部出力端子28にプラグ32が挿入されたことを検知すると(ヘッドホン挿入イベント)(ステップA9、Yes)、CPU16は、音声デコーダ14bによってデコードされた音声が外部、すなわちヘッドホン30から出力されるように音声出力制御スイッチ26を制御する(外部音声出力ON)(ステップA2)。
また、CPU16は、バックエンド14に対して、字幕デコーダ14dによりデコードされる字幕の表示出力を停止(字幕モードOFF)させて、ヘッドホン視聴モードにする(ステップA3,A4)(図3(4))。
以下、同様にして、ヘッドホン30の挿抜に応じて、ヘッドホン視聴モードと字幕視聴モードを切り替える。
なお、前述した説明では(図2)、内蔵スピーカ24からの音声出力について説明していないが、ヘッドホン離脱イベントが発生した場合に、音声を内蔵スピーカ24から出力させるか、あるいは字幕を表示出力させるかを任意に設定することができる(出力設定)。
CPU16は、各モード設定がユーザにより要求された場合に、スピーカ出力あるいは字幕出力の何れかを選択させる選択メニューを表示させ、図示しないボタン操作などによって何れかを選択させる。CPU16は、この設定をRAM20(あるいは不揮発性のメモリ)に記憶させておき、ヘッドホン離脱イベントが発生した場合に参照する。ここで、スピーカ出力が設定されていた場合には、CPU16は、音声出力制御スイッチ26に対して、内蔵スピーカ24側に音声出力経路を切り替えるように制御し、またバックエンド14に対する字幕の表示出力のための制御については実行しない。
これにより、ユーザにより予め出力設定をさせておくことで、ヘッドホン30が接続されていない場合の音声出力の形態をユーザが所望するように制御できる。
このようにして、第1実施形態の携帯地上波デジタルテレビ10は、ヘッドホン30から音声が出力されている状態(ヘッドホン視聴モード)において、ヘッドホン30の脱離イベントが発生した場合には、内蔵スピーカ24から音声を出力させず、テレビジョン放送により受信した字幕データをもとに画面中に字幕を表示させる。従って、電車内などの視聴マナーが要求される場所で使用していても、ボリューム操作など複雑な操作をすることなくヘッドホン30を切り離すことができ、ヘッドホン30の使い勝手を容易にすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、第2実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10(テレビ放送受信装置)のシステムの構成を示すブロック図である。第2実施形態の携帯地上波デジタルテレビ10は、図1に示す構成とバックエンド14が異なるだけであるので詳細な説明を省略する。
第2実施形態のバックエンド14には、第1実施形態における字幕デコーダ14dに代えて音声認識部14e及び字幕変換部14fが設けられている。
音声認識部14eは、音声デコーダ14bによってデコードされた音声について音声認証処理を実行して、音声に対応する文字データを出力する。
字幕変換部14fは、音声認識部14eの音声認証処理によって出力された文字データを、液晶ディスプレイ22において字幕として所定時間継続して文字列を表示させるための字幕データに変換する。
次に、第2実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10の動作について説明する。なお、全体の処理の流れについては、第1実施形態(図2)と同様に実行されるものとして詳細な説明を省略する。
ヘッドホン視聴モードにおいて音声外部出力端子28からプラグ32から抜かれたことを検知すると(ヘッドホン脱離イベント)(ステップA5、Yes)、CPU16は、音声デコーダ14bによってデコードされた音声が外部に出力されないように、すなわち内蔵スピーカ24から音声が出力されないように、音声出力制御スイッチ26を制御する(外部音声出力OFF)(ステップA6)。
また、CPU16は、バックエンド14に対して、字幕の表示出力を開始(字幕モードON)させる(ステップA7)。
フロントエンド12は、字幕モードONされると、音声デコーダ14bによってデコードされた音声について音声認識部14eによって音声認識処理を実行する。音声認識部14eは、音声認識処理によって得られた文字データを字幕変換部14fに出力する。
字幕変換部14fは、音声認識部14eから出力された文字データを字幕データに変換する。字幕変換部14fにより生成される字幕データは、例えば所定単位の文章を所定の時間継続して、字幕デコーダ14dにより生成される映像と重ね合わせて表示させるためのデータである。
字幕変換部14fにより生成される字幕データに応じた字幕の映像は、表示制御部において字幕デコーダ14dによりデコードされた映像と合成されて、液晶ディスプレイ22において表示させる。
例えば、字幕変換部14fは、音声デコーダ14bによりデコードされる音声に対応する字幕を順次表示させ、所定時間表示された字幕(文章)から順次消去させていく。
また、字幕変換部14fは、音声認識部14eから出力される複数の文字データ(文字列)について言語解析処理を実行して音声内容を解析し、その内容を要約した文章を生成して字幕として表示させるようにしても良い。音声の量が多い場合に要約による字幕を表示することで、ユーザにとって読みやすく、また文字数が少なくなることから液晶ディスプレイ22の表示画面を有効に利用することができる。
このようにして、第2実施形態の携帯地上波デジタルテレビ10では、テレビジョン放送に含まれる音声について音声認識部14eにより音声認識処理を実行して文字データを出力することで、テレビジョン放送により文字データ(字幕データ)が得られない場合であっても、音声認識処理により得られた文字データに基づいて文字(字幕)を表示させることができる。従って、ヘッドホン30を不用意に脱離させたとしても、周囲に迷惑を掛けることなく、字幕視聴モードにより映像と共に字幕を表示させて放送番組を楽しむことができる。
なお、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10(テレビ放送受信装置)のシステムの構成を示すブロック図。 第1実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10の動作について説明するためのフローチャート。 第1実施形態におけるヘッドホン30の使用状況を説明するための図。 第2実施形態における携帯地上波デジタルテレビ10(テレビ放送受信装置)のシステムの構成を示すブロック図。
符号の説明
10…携帯地上波デジタルテレビ、12…フロントエンド、12a…チューナ、12b…アンテナ、12c…OFDM復調部、14…バックエンド、14a…パケットフィルタ、14b…音声デコーダ、14c…映像デコーダ、14d…字幕デコーダ、14e…音声認識部、14f…字幕変換部、16…CPU、18…ROM、20…RAM、22…液晶ディスプレイ、24…内蔵スピーカ、26…音声出力制御スイッチ、28…音声外部出力端子、30…ヘッドホン、32…プラグ。

Claims (6)

  1. 映像と音声とを含むテレビジョン放送を受信するテレビ放送受信装置において、
    前記テレビジョン放送により受信した音声を出力する音声出力部と、
    外部音声出力装置を接続する接続手段と、
    前記接続手段により前記外部音声出力装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されていると検出された場合に、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力し、
    前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されていないと検出された場合に、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記音声出力部に出力し、
    前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力している場合に、前記検出手段によって当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出されると、前記テレビジョン放送により受信した音声の前記音声出力部への出力に代えて、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字を表示部に表示させる制御手段と
    を具備したことを特徴とするテレビ放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字を表示部に表示させている場合に、前記検出手段によって前記外部音声出力装置が接続されたことが検出されると、前記テレビジョン放送により受信した音声に関連する文字の表示に代えて、前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力することを特徴とする請求項1に記載のテレビ放送受信装置。
  3. 前記テレビジョン放送に含まれる文字データを抽出する文字抽出手段をさらに具備し、
    前記文字は、前記文字抽出手段によって抽出された文字であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ放送受信装置。
  4. 前記テレビジョン放送に含まれる音声について音声認識処理を実行して文字データを出力する音声認識手段をさらに具備し、
    前記文字は、前記音声認識手段によって出力された文字データに基づく文字であることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ放送受信装置。
  5. 前記音声認識手段の音声認識により出力される文字データを、所定時間継続して文字列を表示させるための字幕データに変換する字幕変換手段を具備し、
    前記文字は、前記字幕変換手段によって変換された字幕データに基づく字幕であることを特徴とする請求項4記載のテレビ放送受信装置。
  6. 前記検出手段によって前記テレビジョン放送により受信した音声を前記外部音声出力装置に出力している場合に、前記検出手段によって当該外部音声出力装置の接続が解除されたことが検出された場合に、前記音声出力部への音声の出力に代えて文字を表示させるか、前記音声出力部から音声を出力させるかを設定する出力設定手段を更に具備し、
    前記制御手段は、前記出力設定手段による設定に応じて、前記文字の表示と前記音声出力部からの音声の出力の何れかに制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ放送受信装置。
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