JP2005242714A - 電子機器、プログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子機器、プログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子メールが着信した場合、使用者の操作なしに、所定の送信元から送られてくる電子メールのみを表示させる電子機器を得る。
【解決手段】 電子メールの送信元を管理するための着信回数の情報を、予め、送信元毎に関連付けて記憶した着信回数記憶部17と、電子メールを受信した際に、電子メールの送信元についての着信回数の情報を、着信回数記憶部17から取得する着信回数取得部18と、着信回数取得部18により取得した着信回数の情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する判定部23と、着信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合、電子メールの表示を行う表示制御部19とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子メールを着信可能な電子機器、プログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に関する。
従来より、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)端末等の通信機能を有する電子機器が知られている。これらの電子機器では、通信機能を用いて、他の機器やネットワーク等から様々な画像データを取得できるようになってきている。この画像データとしては、例えば、MPEG2やMPEG4等のファイル形式の映像データや、電子メールデータが挙げられる。
また、電子機器には、予め、様々な表示画面を形成するための画像データが記憶されている。これら画像データとしては、例えば、電子メール作成用の表示画面、カレンダーの表示画面、または、スケジュール作成用の表示画面を形成するための画像データが挙げられる。なお、以下では、説明の便宜上、電子機器として携帯電話機を例に挙げて説明する。
このような携帯電話機では、通常、電子メールの着信時において、以下に示す動作を行うように動作モードが設定されている。つまり、携帯電話機は、携帯電話機自体のメモリに電子メールを保存すると共に、電子メールの送信元が誰であるかに関わらず、メール着信を示す表示(画面上の一部にメールマーク等のアイコン表示)を行うように動作モードが設定されている。
このような設定の場合、電子メールを着信したことは分かるが、電子メールを開封しないと、電子メールの内容については確認できない。そこで、特許文献1には、電子メールの受信(着信)時に、予め設定された条件に基づき受信メールを全文検索し、条件に合致した場合には、必要な情報をテロップとして受信者の画面上に表示して、内容や重要度を判断可能とする電子メールの着信通知方式が開示されている。
また、近年、テレビチューナを内蔵した携帯電話機が開発されている。特に、地上波デジタル放送のサービスの開始に伴い、携帯電話機でも高画質な映像を楽しめるため、今後、テレビチューナを内蔵した携帯電話機の普及が見込まれている。そのため、携帯電話機にて、映像データを受信(取得)する機会が多くなる。
このように映像データを受信する機会が増えると、以下の問題が生じる。つまり、上記動作モードの場合には、映像データの表示は継続して行われるが、電子メールの内容を確認する際には、使用者は、メール表示の操作を行う必要がある。この場合には、一旦、映像データの表示は中断されることとなる。
そこで、特許文献2には、テレビ放送信号を受信して、ディスプレイ上に画像を表示するテレビ受信機能部と、携帯電話の機能を有し、携帯電話のショートメッセージの受信機能を有する携帯電話機能部と、この携帯電話機能部でショートメッセージが受信されたとき、前記テレビ受信機能部の電源がオンのときには、そのメッセージを前記ディスプレイ上に表示し、前期テレビ受信機能部の電源がオフのときには、そのメッセージをメッセージメモリに記録する制御部とを備えたテレビ受信機が開示されている。
これにより、テレビ放送を視聴しながら、テレビ画面上でショートメッセージを確認可能としている。
さらに、特許文献3には、電子メールの概要を概要抽出機能により抽出して、この抽出した電子メールの概要を、テレビジョン画面にスーパーインポーズして、テレビジョン画面と共に表示させるテレビジョン受信機が開示されている。
また、特許文献4には、地上波デジタル放送の受信中に、電子メールの着信があった場合、メールメッセージをそれまでの表示に代えてダイレクトに表示させるか、あるいは、現在表示中の画像の中にメール到着を示すアイコンを表示させる携帯電話機が開示されている。ここで、メールメッセージを表示させるのか、あるいは、アイコンを表示させるのかは、予め、使用者が設定しておく。また、メールメッセージを表示するときは、メールブラウザのメール表示画面において、メールメッセージの表示が行われる。
さらに、所謂折畳み型の携帯電話機であって、折畳み時に外部に配されるサブディスプレイを備える携帯電話機においては、電子メールの着信時に、電子メールのタイトルや送信元の情報をサブディスプレイに表示させる構成を有している。また、この構成の場合、テレビ放送等の映像データは、折畳み時に内側面となる面に備えられた所謂メインディスプレイに表示される。
特開平10−269154号公報(公開日:平成10年10月9日) 特開2002−112139号公報(公開日:平成14年4月12日) 特開2000−165772号公報(公開日:平成12年6月16日) 特開2003−153111号公報(公開日:平成15年5月23日)
しかしながら、上記特許文献1では、受信メールを全文検索するため、テロップ表示までに時間がかかるという問題を有する。
また、上記特許文献2では、ショートメッセージの送信元が誰であろうと、テレビ画面上でショートメッセージが表示されてしまう。つまり、メッセージの内容を即座に確認したいと思わない送信元からのショートメッセージであっても、テレビ画面上に内容が表示されてしまう。このため、ショートメッセージを受信する都度、テレビ放送が見にくくなるという問題を有する。
さらに、上記特許文献3でも、特許文献2と同様に、電子メールの送信元が誰であろうと、テレビ画面上に電子メールが表示されてしまう。
また、上記特許文献4では、電子メール(メールメッセージ)を表示する場合、テレビ放送(地上波デジタル放送)の表示を中断してしまう。したがって、この場合、電子メールを受信する都度、テレビ放送の視聴が中断してしまう。
さらに、上述した折畳み型の携帯電話機では、電子メールのタイトル等が上記折畳み時に外部に配されたサブディスプレイに表示される。このため、例え電子メールのタイトル等とテレビ放送との両方を各ディスプレイに同時に表示可能な構成としても、テレビ放送等の映像データの視聴中に上記電子メールのタイトル等を確認することは面倒である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子メールが着信した場合、使用者の操作なしに、所定の送信元から送られてくる電子メールのみを表示可能な電子機器、プログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明に係る電子機器は、上記の課題を解決するために、電子メールを着信可能な電子機器において、前記電子メールの送信元を管理するための管理情報を、予め、送信元毎に関連付けて記憶した管理情報記憶手段と、前記電子メールを受信した際に、前記電子メールの送信元についての管理情報を、前記管理情報記憶手段から取得する管理情報取得手段と、前記管理情報取得手段により取得した管理情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する判定手段と、前記管理情報が電子メールの表示を指示している場合、前記電子メールの表示を行う表示制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、管理情報取得手段により、着信した電子メールの送信元についての管理情報を、管理情報記憶手段から取得することができる。また、判定手段により、取得した管理情報が、電子メールの表示を指示していると判断された場合には、表示制御手段により、電子メールの表示を行うことができる。
つまり、電子メールの送信元についての管理情報が電子メールの表示を指示していれば、電子メールの表示を行える。
したがって、管理情報により、電子メールの表示を行わせることができる。それゆえ、電子メールが着信した場合、使用者の操作なしに、所定の送信元から送られてくる電子メールのみを表示可能な電子機器を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記管理情報が、電子メールの表示を指示しており、かつ、電子メールの表示形式を指示している場合、前記表示制御手段は、前記表示形式に従って、電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、管理情報が、さらに、電子メールの表示形式を指示している場合には、この指示された表示形式に従って、電子メールの表示を行うことができる。
したがって、管理情報により指示された表示形式にて、電子メールの表示を行わせることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記管理情報は、電子メールの着信回数の情報であって、前記判定手段は、前記着信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示していると判定し、前記表示制御手段が電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、前記着信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示しているとして、電子メールの表示を行う。
したがって、電子メールが着信した場合、電子メールの着信回数が所定の回数以上の送信元から送られてくる電子メールのみを表示することができるという効果を奏する。
また、着信回数が多い相手(送信元)は、重要な送信元である場合が多い。また、緊急を要する相手からは、何度も電子メールが着信する場合が多い。それゆえ、上記の構成とすることにより、このような相手からの電子メールを表示させることができる。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記管理情報は、電子メールの着信回数の情報であって、前記判定手段が、前記管理情報が電子メールの表示を指示していると判定した場合、前記表示制御手段は、前記着信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、前記管理情報が電子メールの表示を指示している場合、前記着信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行う。
したがって、電子メールが着信した場合、管理情報により指示された表示形式にて、電子メールの表示を行わせることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記着信回数は、所定の期間内の着信回数であることを特徴としている。
上記の構成によれば、着信回数は所定の期間内の着信回数であるため、以前は着信が多かったが、このところ着信の少ない送信元からの電子メールについては、その内容に基づく表示を行わなくて済むという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、電子メールを発信可能な機器であって、前記管理情報は、電子メールの発信回数の情報で示されると共に、前記判定手段は、前記発信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示していると判定し、前記表示制御手段が電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、前記発信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示しているとして、電子メールの表示を行う。
したがって、電子メールが着信した場合、電子メールの発信回数が所定の回数以上の送信元から送られてくる電子メールのみを表示することができるという効果を奏する。
また、発信回数が多い相手(送信元)は、重要な送信元である場合が多い。また、緊急を要する相手には、何度も電子メールを発信する場合が多い。それゆえ、上記の構成とすることにより、このような相手からの電子メールを表示させることができる。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、電子メールを発信可能な機器であって、前記管理情報は、電子メールの発信回数の情報で示されると共に、前記判定手段が、前記管理情報が電子メールの表示を指示していると判定した場合、前記表示制御手段は、前記発信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、前記管理情報が電子メールの表示を指示している場合、前記発信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行う。
したがって、電子メールが着信した場合、管理情報により指示された表示形式にて、電子メールの表示を行わせることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記発信回数は、所定の期間内の発信回数であることを特徴としている。
上記の構成によれば、発信回数は所定の期間内の発信回数であるため、以前は発信が多かったが、このところ発信の少ない送信元からの電子メールについては、その内容に基づく表示を行わなくて済むという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報に対し、送信元毎に、前記電子メールの表示を指示させるか否かの設定を行う表示指示設定手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、表示指示設定手段により、管理情報に対し、送信元毎に、前記電子メールの表示を指示させるか否かの設定が行なわれる。
したがって、電子メールが着信した場合、表示を指示する設定を行った送信元から送られてくる電子メールのみを表示することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、送信元毎に、前記表示形式を設定する表示形式設定手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、表示形式設定手段により、表示形式を設定することができる。
したがって、送信元毎に、表示形式を変更することが可能となるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記表示形式の指示は、フォントの種類の指示、フォントの大きさの指示、フォントの色の指示、および、縦書き又は横書きの指示のうち、少なくとも何れか1つの指示を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、表示形式の指示により、フォントの種類の設定、フォントの大きさの設定、フォントの色の設定、および/または、縦書き又は横書きの設定ができる。
したがって、送信元毎に、フォントの種類の変更、フォントの大きさの変更、フォントの色の変更、および/または、縦書き又は横書きの変更を行えるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、映像データの表示と、前記電子メールの表示とを同時に行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、映像データの表示中に、電子メールの表示が行われる。したがって、映像データ表示中には、所定の送信元からの電子メールについてのみ、該電子メールの表示を行わせることができるという効果を奏する。それゆえ、上記以外の送信元から送られてくる電子メールの表示によって上記映像データの視聴が邪魔されることを防止できる。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、映像データと電子メールとを同時に表示可能な表示手段と、前記表示手段における前記映像データの表示方向を切換える方向切換手段と、前記第1切換手段による表示方向の切換え応じて、前記電子メールの表示についての表示位置を切換える位置切換手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、方向切換手段により、前記映像データの表示方向を切換えることができる。また、位置切換手段により、映像データの表示方向の切換に応じて、電子メールの表示位置を変更することができる。
したがって、映像データの表示方向が切換えられても、電子メールの表示を変更することにより、映像データ視聴中に、電子メールの表示についての表示内容を、容易かつ即座に確認することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器は、上記の電子機器において、前記判定手段は、さらに、前記管理情報が、映像データの非表示を指示しているか否かを判定し、前記管理情報が、前記映像データの非表示を指示する場合、前記表示制御手段は、映像データを非表示とし、電子メールの表示を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、管理情報が前記映像データの非表示を指示する場合、前記表示制御手段は、映像データを非表示とし、電子メールの表示を行う。
したがって、予め、所定の送信元に関して、前記映像データの非表示を指示するように設定しておけば、所定の送信元に関しては、電子メールの表示が確認しやすくなるという効果を奏する。
本発明に係るプログラムは、以上のように、上記電子機器の各手段としてコンピュータを機能させるためのものである。
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記電子機器をユーザに提供することが可能となるという効果を奏する。
本発明に係るプログラムを記録した記録媒体は、以上のように、上記プログラムを記録しているものである。
上記記録媒体に記録されているプログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記電子機器をユーザに提供することが可能となるという効果を奏する。
本発明に係る電子機器は、以上のように、前記電子メールの送信元を管理するための管理情報を、予め、送信元毎に関連付けて記憶した管理情報記憶手段と、前記電子メールを受信した際に、前記電子メールの送信元についての管理情報を、前記管理情報記憶手段から取得する管理情報取得手段と、前記管理情報取得手段により取得した管理情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する判定手段と、前記管理情報が電子メールの表示を指示している場合、前記電子メールの表示を行う表示制御手段とを備えている。
したがって、管理情報により、電子メールの表示を行わせることができる。それゆえ、所定の送信元に関し、電子メールの表示を指示するように管理情報を設定し、かつ、管理情報記憶手段に該管理情報を記憶させることにより、電子メールが着信した場合、所定の送信元から送られてくる電子メールのみを表示可能な電子機器を提供することができる。
特に前記電子機器が携帯電話やPDAなどの携帯型情報機器である場合、比較的画面サイズが小さいこと、及びバッテリー駆動であることから、狭い画面サイズを有効に利用できるとともに、画面切換や全文検索などの無駄な処理を行うことで無用に電力を消費するといった問題を解決できる。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図10に基づいて説明すると以下の通りである。なお、以下の説明においては、電子機器として携帯電話機を例に挙げて説明する。また、画像データとして、TV(テレビ)データを例に挙げて説明する。
図1は、本実施の形態に係る携帯電話機1の機能ブロックを示したブロック図である。上記携帯電話機1は、同図に示すとおり、第1アンテナ部11、TV表示処理部12、表示部13、第2アンテナ部14、メール処理部15、メールボックス部16、着信回数記憶部(管理情報記憶手段)17、着信回数取得部(管理情報取得部)18、表示制御部(表示制御手段)19、履歴管理部20、および、着信回数更新部21を備えている。また、TV表示処理部12は、TV表示方向切換部(方向切換手段)22を備えている。さらに、表示制御部19は、判定部(判定手段)23およびメール表示位置切換部(位置切換手段)24を備えている。
上記第1アンテナ部11は、外部から送信されてくるTV映像データを受信する。そして、第1アンテナ部11は、受信したTV映像データを、TV表示処理部12に送る。
上記TV表示処理部12は、第1アンテナ部11から送られてくるTV映像データを受け付ける。さらに、TV映像データに対して所定のデータ処理を行い、TV映像データを表示部13にて表示可能となる形式に変換する。そして、TV表示処理部12は、上記データ処理を行ったTV映像データを、表示部13に表示させる。これにより、例えば、図2に示すとおり、表示部13にTV映像が表示される。
次に、TV映像の視聴中に電子メールを受信した場合における、各ブロックの処理内容について説明する。
まず、上記第2アンテナ部14が、外部から電子メールを受信する。そして、第2アンテナ部14は、受信(着信)した電子メールをメール処理部15に送る。
上記メール処理部15は、第2アンテナ部14から送られてくる電子メールを受け付ける。さらに、メール処理部15は、電子メールを、メールボックス部16に記憶させる。また、メール処理部15は、メールボックス部16に記憶された電子メールを読出す。さらに、メール処理部15は、履歴管理部20に対して、メールの受信についての履歴データを送る。この履歴データとしては、例えば、メールの着信日時、メールの送信元(アドレス)、メールのタイトルが挙げられる。
また、メール処理部15は、表示制御部19からの指示により、表示制御部19に対して、メールボックス部16から読出した電子メールを送る。さらに、メール処理部15は、電子メールを受信すると、着信回数取得部18に対して、この電子メールの送信元の情報を通知する。
上記着信回数記憶部17には、電子メールの送信元に関連付けられて、電子メールの着信回数の情報(管理情報)が送信元毎に記憶されている。
上記着信回数取得部18は、まず、メール処理部15から送られてくる送信元の情報を受け付ける。そして、上記送信元の情報に基づいて、着信回数記憶部17から該送信元に関する着信回数の情報を取得する。また、着信回数取得部18は、取得した着信回数の情報を、表示制御部19に通知する。さらに、着信回数の情報を取得した旨の通知を、着信回数更新部21に対して行う。
上記表示制御部19は、まず、着信回数取得部18から送られてくる着信回数の情報を受け付ける。そして、表示制御部19内の判定部23は、上記着信回数の情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する。具体的には、判定部23は、着信回数が所定の回数以上の場合に、着信回数の情報が電子メールの表示を指示していると判定する。一方、着信回数が所定の回数未満の場合、着信回数の情報が電子メールの表示を指示していないと判定する。
さらに、着信回数が所定の回数以上の場合、表示制御部19は、メール処理部15に対して、電子メールを表示制御部19に送信するよう指示を出す。この指示をメール処理部15が受けると、メール処理部15はメールボックス部16から対応する電子メールを取得し、表示制御部19に送る。
そして、表示制御部19は、表示部13にて、メール処理部15から取得した電子メールについて、電子メールの表示を行う。ここで、電子メールの表示とは、表示部13に、受信した電子メールが有する複数の情報(例えば、送信元の情報、タイトルの情報、着信日時の情報、メール本文の情報)のうち、少なくとも1つの情報について、その情報の一部あるいは全部表示することを指している。また、送信元の情報については、アドレス情報であってもよいし、アドレス情報に基づいて送信元の氏名等が判断できる場合には氏名等であってもよい。
また、電子メールを受信すると自動的に付加される情報(例えば、「只今、メールを受信しました」といった情報)を同時に、上記電子メールの表示として表示させてもよい。また、メールが着信したことのみを示す描画(アイコン)は、上記電子メールの表示には含まれないが、この描画についても、電子メールの表示と同時に表示させてもよい。
以上により、表示部13において、例えば、図3に示すとおり、TV映像の表示と電子メールの表示とが同時に行われる。つまり、表示部13においては、テレビ放送で用いられているテロップ(television opaque projector)による表示と同様な表示が行われることとなる。
この表示は、電子メールの内容を所定のブロック単位(例えば、1行に表示可能な範囲、送信元やタイトル等の項目別)で表示し、所定のキー操作により、次のブロックが表示されるといった構成であってもよい。あるいは、上記所定のキー操作の代わりに、所定の時間経過後に、次のブロックが表示される構成でもよい。また、電子メールの内容が、順次、流れるように表示を行う構成であってもよい。
上記TV表示方向切換部22は、操作部(図示せず)からの指示により、表示部13におけるTV映像の表示方向を切換える。つまり、携帯電話機1について通話時に用いる方向を縦方向とし、縦方向から携帯電話機1を90度回転させた方向を横方向とすると、TV表示方向切換部22は、図2に示すように横方向でTV映像が正立する表示方向から、図4で示すように縦方向でTV映像が正立する表示方向へ、あるいは、その逆というように表示方向を切換える。また、TV表示方向切換部22は、表示方向を切換えた際に、メール表示位置切換部24に対して、TV映像の表示方向を示した信号を送る。
上記メール表示位置切換部24は、まず、TV表示方向切換部22が表示方向を切換えた場合には、TV表示方向切換部22からTV映像の表示方向を示した信号を受け付ける。そして、メール表示位置切換部24は、上記TV映像の表示方向の切換に応じて、電子メールの表示位置を切換える。例えば、TV映像の表示方向が、図2で示す方向から図4で示す方向に切換えられた場合には、メール表示位置切換部24により電子メールの表示位置も同時に切換えられ、図5で示すとおりの表示が行われる。
また、上記表示制御部19は、着信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合、着信回数に応じた表示形式で電子メールの表示を行う。例えば、上記所定の回数以上の回数において、着信回数を複数の区分に分類し、この区分に応じた表示形式で電子メールの表示を行う。ここで、表示形式とは、フォントの形式(種類、大きさ、色等)、電子メールの縦書き又は横書きといった形式、電子メールの表示位置、電子メールの表示行数等を示す。なお、表示形式は、着信回数と対応させて、表示制御部19に予め記憶されている。
以下に、具体例を挙げて説明する。例えば、上記所定の回数を10回とする。そして、10回以上30回未満を第1区分、30回以上100回未満を第2区分、100回以上を第3区分とする。
上記第1の区分では、図3に示すとおり、フォントの大きさをPポイントとし、フォントの種類を明朝体とする。そして、第2の区分では、図6(a)に示すとおり、フォントの大きさをPポイントよりも大きなPポイントとし、フォントの種類は明朝体のままとする。さらに、第3の区分では、図6(b)に示すとおり、フォントの大きさをPポイントとし、フォントの種類をポップ体とする。
このように設定しておくことにより、着信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合、着信回数が多い送信元からの電子メールを、表示部13で強調して表示させることが可能となる。
次に、履歴管理部20および着信回数更新部21について、説明する。
上記履歴管理部20は、メールの着信についての履歴データを管理する。より詳しくは、着信した電子メール毎に、メール着信日時、メールの送信元、および、メールのタイトル等を互いに関連付けて記憶する。さらに、履歴管理部20は、送信元の情報を着信回数更新部21に送る。
上記着信回数更新部21は、履歴管理部20から送信元の情報、および、着信回数取得部18からの通知を受け付ける。そして、上記送信元の情報および上記通知を受け付けた場合であって、かつ、送信元が既に着信回数記憶部17に記憶されている場合には、着信回数更新部21は、送信元の情報に基づいて、着信回数記憶部17に記憶されている着信回数を更新する。つまり、着信回数更新部21は、電子メールを受信するたびに、送信元に応じて、この送信元に関する着信回数を1回づつ増加させる。
この結果、着信回数記憶部17に記憶されている送信元毎の着信回数が更新されることとなる。
一方、上記送信元の情報および上記通知を受け付けた場合であって、かつ、送信元が着信回数記憶部17に記憶されていない場合には、着信回数更新部21は、送信元の情報と、この送信元の着信回数(つまり、1回)とを互いに関連付けて着信回数記憶部17に記憶させる。
以上のように、上記携帯電話機(電子機器)1は、前記電子メールの送信元を管理するための着信回数の情報(管理情報)を、予め、送信元毎に関連付けて記憶した着信回数記憶部(管理情報記憶手段)17と、前記電子メールを受信した際に、前記電子メールの送信元についての着信回数の情報を、前記着信回数記憶部17から取得する着信回数取得部(管理情報取得手段)18と、前記着信回数取得部18により取得した着信回数の情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する判定部(判定手段)23と、前記着信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合、前記電子メールの表示を行う表示制御部(表示制御手段)19とを備えている構成である。
上記の構成によれば、着信回数取得部18により、受信した電子メールの送信元についての着信回数を、着信回数記憶部17から取得することができる。また、判定部23により、取得した着信回数が、電子メールの表示を指示していると判断された場合には、表示制御部19により電子メールの表示を行うことができる。
つまり、電子メールの送信元についての着信回数の情報が電子メールの表示を指示していれば、電子メールの表示を行える。
したがって、着信回数の情報により、電子メールの表示を行わせることができる。それゆえ、携帯電話機1では、電子メールを受信した場合、使用者の操作なしに、所定の送信元から送られてくる電子メールのみを表示することができる。
また、上記携帯電話機1は、前記着信回数の情報(管理情報)が、電子メールの表示を指示しており、かつ、電子メールの表示形式を指示している場合、前記表示制御部(表示制御手段)19は、前記表示形式に従って、電子メールの表示を行う構成でもある。
上記の構成によれば、着信回数の情報が、さらに、電子メールの表示形式を指示している場合には、この指示された表示形式に従って、電子メールの表示を行うことができる。
したがって、着信回数の情報により指示された表示形式にて、電子メールの表示を行わせることができる。
次に、上記携帯電話機1における、電子メールの表示の処理フローについて、図7に基づいて説明する。なお、表示部13には、既に、TV映像が表示されているものとする。
まず、第2アンテナ部14にて電子メールを受信する(S1)。S1の後は、着信回数取得部18が、着信回数記憶部17から、送信元に関する着信回数の情報を取得する(S2)。S2の後は、表示制御部19内の判定部23が、着信回数の情報が電子メールの表示を指示しているか否かを判定する(S3)。
S3において、着信回数が電子メールの表示を指示している場合、表示制御部19が、表示部13に、着信回数に応じた表示形式で受信した電子メールの表示を行う(S4)。これにより、表示部13において、上記表示形式にてTV映像と電子メールの表示とが同時に行われる。S4の後は、着信回数更新部21が、着信回数記憶部17に記憶されている、送信元についての着信回数を更新する(S5)。一方、S3において、電子メールの表示を指示していない場合、電子メールの表示を行わずに、S5に進み、送信元についての着信回数の更新を行う。そして、S5の後は、処理を終了する。
ところで、上記図3では、電子メールを横方向に表示(横書き表示)させた例を示しているが、例えば図8(a)(b)に示すとおり、縦方向に表示(縦書き表示)させてもよい。つまり、TV映像における左側領域または右側領域に、縦方向に表示させてもよい。また、上記図3では、電子メールをTV映像における上側領域に表示させたが、図8(c)に示すとおり、下側領域に表示させる構成としてもよい。これは、図5のようにTV映像を表示させる場合においても同様である。また、何れの領域に表示させるかを設定するための手段を設けておき、使用者の好みに応じて上記領域を適宜変更可能な構成としてもよい。
また、上記の説明においては、電子メールの表示が、TV映像上に重なる構成を示したが、これに限定されず、図9に示すとおり、TV映像の表示領域を小さくし、かつ、TV映像の表示領域外に、電子メールの表示を行う構成としてもよい。この場合には、TV映像の表示と、電子メールの表示とが重ならないため、両表示の視認性が向上する。
また、電子メールの表示形式が、メールの表示行数を指示していると共に、複数行の表示を指示している場合であって、かつ、TV映像の表示方向が図2で示される方向である場合には、TV表示方向切換部22により、TV表示方向を切換えて、図10に示すような表示を行う構成としてもよい。つまり、TV映像の表示方向を図4で示される方向に切換えると共に、TV映像を画面の上方向にシフトし、電子メールの表示が、TV映像の表示領域外で行えるような構成としてもよい。この構成とすることにより、TV映像と重ならずに、電子メール表示用の広い領域が確保できる。
また、表示形式の初期設定として、図10に示すような表示を行っておいてもよい。つまり、電子メールの表示を行う場合には、上述したような表示形式の指示がなくても、図10に示すような表示を行うような構成としておいてもよい。
また、上記の説明においては、着信回数取得部18が着信回数記憶部17から着信回数を取得した後、着信回数更新部21が着信回数記憶部17に記憶された着信回数を更新する構成を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、着信回数更新部21が着信回数記憶部17に記憶された着信回数を更新した後、着信回数取得部18が着信回数記憶部17から着信回数を取得する構成としてもよい。つまり、電子メールの表示を指示しているか否かの判断に、過去の着信回数だけではなく、現在の着信も着信回数としてカウントして判断する構成としてもよい。
また、上記着信回数として、所定の期間内(例えば、過去3ヶ月間)の着信回数を用いる構成としてもよい。このようにすれば、以前は着信が多かったが、このところ着信の少ない送信元からの電子メールを、TV映像表示中に表示させなくて済む。
また、上記携帯電話機1に、上述した着信回数についての「所定の回数」を変更するための手段を設け、使用者が「所定の回数」を設定できるように構成しておくことが好ましい。また、着信回数と表示形式との対応関係を変更するための手段を設け、例えば、着信回数が30回でも、上記第3区分で示したような表示形式となるようにしてもよい。
ところで、上記の実施形態では、管理情報として電子メールの着信回数の情報を用いたが、代わりに、電子メールの発信回数の情報を用いていてもよい。この場合には、上記着信回数記憶部17の代わりに発信回数記憶部を、着信回数取得部18の代わりに発信回数取得部を設ける。そして、電子メールを発信するたびに、発信回数記憶部に記憶された発信回数を更新する構成とすればよい。そして、電子メールの着信時には、上記発信回数記憶部に記憶された発信回数を、発信回数取得部が取得し、取得した発信回数の情報を判定部23に送ればよい。
これにより、上記発信回数が所定の回数以上の場合に、電子メールの表示を行うことができる。また、着信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合には、着信回数に応じた表示形式で電子メールの表示を行ったように、発信回数の情報が電子メールの表示を指示している場合には、発信回数に応じた表示形式で電子メールの表示を行ってもよい。
また、上記着信回数が多い相手(送信元)は、使用者にとって、重要な送信元である場合が多い。また、上記発信回数が多い相手(送信元)も、使用者にとって、重要な送信元である場合が多い。つまり、上記着信回数の情報(管理情報)や発信回数の情報(管理情報)は、使用者にとっての、送信元の重要さの度合い(つまり重要度)を示す情報となる。この点で、上記携帯電話機1は、重要度の高い送信元からの電子メールが表示される構成であるとも言える。
さらに、上記着信回数または発信回数と、後述する実施の形態2で示す構成(登録した送信元からの電子メールを表示する構成)とを組合せることにより、TV映像表示中にける所謂迷惑メールの表示を防ぐこともできる。
また、上記説明においては、画像データとしてTV映像データを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、TV映像データ以外の、携帯電話機1で再生可能な映像データであってもよい。また、画像データとしては、例えば、電子メール作成用の表示画面、カレンダーの表示画面、または、スケジュール作成用の表示画面を形成するためのデータであってもよく、特に限定されるものではない。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について、図11〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、本実施の形態でも実施の形態1と同様に、以下の説明においては、電子機器として携帯電話機を例に挙げて説明する。また、画像データとして、TV(テレビ)映像データを例に挙げて説明する。
図11は、本実施の形態に係る携帯電話機1′の機能ブロックを示したブロック図である。上記携帯電話機1は、同図に示すとおり、第1アンテナ部11、TV表示処理部12、表示部13、第2アンテナ部14、メール処理部15′、メールボックス部16、相手情報記憶部(管理情報記憶手段)25、相手情報取得部(管理情報取得部)26、表示制御部(表示制御手段)19、履歴管理部20、表示指示設定部(表示指示設定手段)27、および、表示形式設定部(表示形式設定手段)28を備えている。また、TV表示処理部12は、TV表示方向切換部(方向切換手段)22を備えている。さらに、表示制御部19は、判定部(判定手段)23′およびメール表示位置切換部(位置切換手段)24を備えている。
上記メール処理部15′は、電子メールを受信すると、相手情報取得部26に対して、この電子メールの送信元の情報を通知する。この点において、電子メールを受信すると、着信回数取得部18に対して、電子メールの送信元の情報を通知する実施の形態1のメール処理部15と異なる。この通知先が異なる点を除けば、メール処理部15′での処理内容は、メール処理部15での処理内容と同一である。
上記相手情報記憶部25には、少なくとも、図示しない操作部により記憶させた、通信相手のアドレスまたはアドレスに基づく情報(例えば、氏名)が記憶されている。なお、上記通信相手とは、今までに通信を行ったことのない相手も含むものとする。また、相手情報記憶部25には、相手によっては、電子メールの表示を指示する情報(管理情報)が記憶されている。さらに、相手情報記憶部25には、電子メールの表示を指示している場合、相手によっては、電子メールの表示形式を指示する情報(管理情報)が記憶されている。
相手情報取得部26は、メール処理部15′から送信元の情報を受け付ける。そして、上記送信元の情報に基づいて、相手情報記憶部25から、該送信元に関する、電子メール表示についての情報を取得する。具体的には、相手情報記憶部25に、電子メールの表示を指示する情報が記憶されているときは、この電子メールの表示を指示する情報を取得する。また、相手情報記憶部25に、電子メールの表示形式を指示する情報が含まれているときは、電子メールの表示を指示する情報、および、電子メールの表示形式を指示する情報を取得する。さらに、相手情報取得部26は、相手情報記憶部25から取得した上記情報を、表示制御部19に送る。
上記表示制御部19は、まず、相手情報取得部26から送られてくる情報を受け付ける。そして、表示制御部19内の判定部23′は、送られてきた情報に、電子メールの表示を指示する情報が含まれているか否かを判定する。さらに、上記判定部23′は、上記送られてきた情報に、電子メールの表示形式を指示する情報が含まれているか否かを判定する。
そして、少なくとも電子メールの表示を指示する情報が含まれていると判定された場合には、表示制御部19は、表示部13にて、メール処理部15′から取得した電子メールについて、該電子メールの表示を行う。また、電子メールの表示形式を指示する情報も含まれていると判定した場合には、表示制御部19は、指示された表示形式で、電子メールの表示を行う。なお、電子メールの表示形式は、実施の形態1で示した形式と同じであるため、記載を省略する。
以上により、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、例えば、上記図3や図6(a)(b)に示すとおり、TV映像の表示と電子メールの表示とが同時に行われる。
なお、本実施の形態においても、TV表示方向切換部22によりTV映像の表示方向を切換える構成は、実施の形態1と同様である。また、メール表示位置切換部24により、TV映像方向の切換えに応じて、メールの表示位置を切換える構成も、実施の形態1と同様である。
次に、表示指示設定部27および表示形式設定部28について説明する。
上記表示指示設定部27は、相手情報記憶部25に対して、送信元毎に、上記電子メールの表示を行わせるか否かについての設定を行う。具体的には、携帯電話機1′の使用者による操作部(図示せず)からの指示により、表示指示設定部27は、相手情報記憶部25に対して、上記電子メールの表示を指示する情報を記憶させたり、相手情報記憶部25から、上記電子メールの表示を指示する情報を削除したりする。
ここで、表示指示設定部27により表示の指示を行う情報が記憶された場合には、該当する送信元に関しては、TV映像を表示中であっても電子メールの表示が行われる。一方、表示指示設定部27により表示の指示を行う情報が消去された場合には、該当する送信元に関しては、TV映像を表示中には電子メールの表示が行われなくなる。
また、上記表示指示設定部27が電子メールの表示の指示を行う情報を記憶させた場合には、表示指示設定部27は、表示形式設定部28に対して、その旨を通知する。
上記表示形式設定部28は、まず、電子メールの表示が行われか否かを、表示指示設定部27から上記通知の有無により判断する。そして、電子メールの表示が行われる場合には、表示形式設定部28は、上記電子メールの表示形式を、送信元毎に、相手情報記憶部25に記憶させる。具体的には、携帯電話機1′の使用者による操作部(図示せず)からの指示により、表示形式設定部28は、相手情報記憶部25に対して、上記電子メールの表示形式を指示する情報を記憶させる。
なお、表示形式を予め複数設定しておき、使用者は、この中から表示形式を選択できるように構成しておくことが好ましい。この場合には、選択した表示形式に応じた、表示形式を指示する情報が相手情報記憶部25に記憶されることになる。
以上により、使用者の所望とする表示形式で、電子メールの表示を行うことができる。
次に、上記携帯電話機1′における、電子メールの表示の処理フローについて、図12に基づいて説明する。なお、表示部13には、既に、TV映像が表示されているものとする。
まず、第2アンテナ部14にて電子メールを受信する(S11)。S11の後は、相手情報取得部26が、相手情報記憶部25から、送信元に関する、電子メール表示についての情報を取得する(S12)。S12の後は、表示制御部19内の判定部23′が、取得した情報に、電子メールの表示を指示する情報が含まれているか否かを判定する(S13)。
上記S13において、電子メールの表示を指示する情報が含まれていない場合、電子メールの表示を行わずに、処理を終了する。一方、S13において、電子メールの表示を指示する情報が含まれている場合、取得した情報に、電子メールの表示形式を指示する情報が含まれているか否かを判定する(S14)。
上記S14において、電子メールの表示形式を指示する情報が含まれていない場合、表示形式を初期設定(デフォルト)の状態で表示する(S16)。一方、S14において、電子メールの表示形式を指示する情報が含まれている場合には、指示された表示形式にて、電子メールの表示を行う(S15)。以上により、表示部13において、TV映像と電子メールの表示とが同時に行われる。そして、S15およびS16の後は、一連の処理を終了する。
次に、使用者が、「電子メールの表示の指示」の設定、および、「電子メールの表示形式の指示」の設定を行う場合に用いる、表示部13に表示されるユーザーインターフェイスの一例、および、このユーザーインターフェイスを用いた場合の設定方法について、図13に基づいて説明する。
図13は、表示部13に表示されるメモリダイヤル設定画面の状態遷移図である。まず、使用者は、名前入力画面において、相手の名前を入力する。ここで、所定のボタン(F選択ボタン)を押し、内容確認画面を表示させる。そして、この内容確認画面において、「オプション設定」を選択し、オプション設定メイン画面を表示させる。
次に、上記オプション設定メイン画面で、五番目の項目の「TV中メール表示設定」を選択し、TV中メール表示設定画面を表示させる。この画面では、4つの選択が可能となっている。ここで、1つ目の「メール優先」を選択すると、TV映像表示を終了して、電子メールの表示を行う。また、2つ目の「全文表示」を選択すると、実施の形態1でも述べたとおり、TV映像の表示方向を図4で示される方向にとすると共に、TV映像を画面の上方向とし、電子メールの表示が、TV映像の表示領域外で行える(図10参照)。なお、3つ目の「テロップ表示」を選択した場合については、後述する。さらに、4つ目の「OFF」を選択すると、電子メールの表示を行うことなく、TV映像の表示を継続する。なお、4つ目の場合、表示部13では、単にメールが着信したことのみが、アイコン表示で通知される。
ここで、使用者が、3つ目の「テロップ表示」を選択した場合について、より詳細に説明する。この場合には、「文字設定」と「表示方向/位置設定」とが表示される。
まず、「文字設定」を選択した場合について説明する。「文字設定」を選択すると、「文字サイズ」、「文字スタイル」、「文字色」の3つの項目が表示される。
ここで、「文字サイズ」を選択すると、文字の大きさ(フォントの大きさ)を示した、「小」、「中」、および、「大」の3つの項目が表示される。使用者は、この3つの項目の中から1つを選択する。なお、この選択の決定は、F選択ボタンを押すことにより行われる。また、F選択ボタンを押すと、「文字サイズ」、「文字スタイル」、「文字色」の3つの項目を表示した表示画面に戻る。
そして、「文字サイズ」を決定したのと同様に、「文字スタイル」や、「文字色」を決定する。「文字スタイル」を選択すると、文字の種類(フォントの種類)を示した、「通常」、「ゴシック」、「明朝」、「ポップ」、および、「イタリック」の5つの項目が表示される。使用者は、この5つの項目の中から1つを選択する。また、「文字色」を選択すると、文字の色(フォントの色)を示した、「ブラック」、「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」、「ブルー」、「パープル」、および、「ライトブルー」の7つの項目が表示される。使用者は、この7つの項目の中から1つを選択する。
以上により、送信元毎に、使用者が所望とする、「文字サイズ」、「文字スタイル」、および、「文字色」で、電子メールの表示を行うことができる。なお、特に設定しない場合には、「文字サイズ」が「小」、「文字スタイル」が「通常」、「文字色」が「ブラック」で、表示されることとなる。
また、「表示方向/位置設定」を選択すると、「縦書き/左側表示」、「縦書き/右側表示」、「横書き/上側表示」、および、「横書き/下側表示」の4つの項目が表示される。ここで、「縦書き/左側表示」を選択すると、電子メールの表示が、図8(a)に示すように表示される。また、「縦書き/右側表示」を選択すると、電子メールの表示が、図8(b)に示すように表示される。さらに、「横書き/上側表示」を選択すると、電子メールの表示が、図3に示すように表示される。また、「横書き/下側表示」を選択すると、電子メールの表示が、図8(c)に示すように表示される。
以上により、送信元毎に、使用者が所望とする、表示方向並びに表示位置で、電子メールの表示が行われる。なお、特に設定しない場合には、「縦書き/左側表示」で表示が行われることとなる。
ところで、使用者は、上記ユーザーインターフェイスを用いることにより、送信元に応じて、電子メールの表示を指示する情報(管理情報)や、電子メールの表示形式を指示する情報(管理情報)を、予め相手情報記憶部25に記憶させることができる。
とりわけ、使用者にとって重要な送信元(つまり、重要度の高い送信元)については、電子メールを表示させる指示を記憶させると共に、表示が強調される表示形式となるような情報を記憶させる一方、重要度の低い送信元については、電子メールの表示を指示する情報を記憶させなければ、携帯電話機1′の利便性が向上する。このような点において、上記管理情報は、送信元の重要度を示す情報であるとも言える。
また、本実施の形態においても、上記実施の形態1で述べたように、電子メールの表示を行う場合には、TV映像の表示領域を小さくし、かつ、TV映像の表示領域外に、電子メールの表示を行う構成としてもよい。
また、本実施の形態ではTV映像データを例に挙げたが、実施の形態1で示したとおり、画像データであれば、特に限定されるものではない。
また、上記実施の形態1および2では、画像データの表示中に、電子メールの表示を行う構成としたが、特定の画像データの表示中に、電子メールの表示を行う構成としてもよい。上記特定の画像データとしては、例えば、TV映像データのような、映像データが挙げられる。このような映像データは、時間と共に表示内容が変化するため、使用者は、継続的に視聴する必要がある。
このため、特に重要であると考えられる、通信回数の多い送信元や、使用者が予め定めた送信元からの電子メールのみを表示部で表示することにより、以下のことが可能となる。つまり、上記以外の送信元(特に重要でないと考えられる送信元)から送られてくる電子メールの表示によって、上記映像データの視聴が邪魔されるといったことを防止できる。
また、管理情報が、映像データの非表示を指示しているか否かを判定部(23・23′)が判定し、管理情報が、TV映像データの非表示を指示する場合、表示制御部19は、TV映像データを非表示とし、電子メールの表示を行う構成としてもよい。
上記の構成によれば、管理情報がTV映像データの非表示を指示する場合、表示制御部19は、TV映像データを非表示とし、電子メールの表示を行う。
したがって、予め、所定の送信元に関して、TV映像データの非表示を指示するように設定しておけば、所定の送信元に関しては、電子メールの表示が確認しやすくなる。
また、上記実施の形態1および2では、電子機器の一例として携帯電話機を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、PDA、コンピュータ等の様々な電子機器に本発明は適用できる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、上記実施形態の携帯電話機(電子機器)の各部(アンテナ部および表示部を除く)や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の携帯電話機(電子機器)の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記各部材のうちの着信回数記憶部、発信回数記憶部、相手情報記憶部、メールボックス部は、メモリなどの記憶装置自体であってもよい。
また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明の電子機器は、電子メール受信機能を備える、TV受像機、PDA、パーソナルコンピュータ等に適応可能である。
本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機の機能ブロック図である。 TV映像を横方向に表示させた場合の図である。 図2で示すTV映像の表示中に、電子メールを表示させた場合の図である。 TV映像を縦方向に表示させた場合の図である。 図4で示すTV映像の表示中に、電子メールを表示させた場合の図である。 (a)は、電子メールのフォントサイズを大きくして表示した場合の図であり、(b)は、フォントサイズを大きくし、さらにフォントの種類を変更した場合の図である。 上記携帯電話機における電子メール表示の処理を示したフローチャートである。 (a)は、電子メールを、TV映像における左側領域に表示した場合の図であり、(b)は、電子メールを、TV映像における右側領域に表示した場合の図であり、(c)は、電子メールを、TV映像における下側領域に表示した場合の図である。 TV映像を縮小して、電子メールを表示させた場合の図である。 TV映像を縦方向に、かつ、表示画面の上側領域に表示させると共に、電子メールを表示画面の下側領域に表示させた場合の図である。 本発明の他の実施形態に係る電子機器しての携帯電話機の機能ブロック図である。 上記携帯電話機における電子メールの表示の処理を示したフローチャートである。 電子メールの表示を設定するための設定画面についての状態遷移図である。
符号の説明
1・1′ 携帯電話機(電子機器)
12 TV表示処理部
13 表示部(表示手段)
15・15′ メール処理部
17 着信回数記憶部(管理情報記憶手段)
18 着信回数取得部(管理情報取得手段)
19 表示制御部(表示制御手段)
20 履歴管理部
21 着信回数更新部
22 TV表示方向切換部(表示方向切換手段)
23・23′ 判定部(判定手段)
24 メール表示位置切換部(位置切換手段)
25 相手情報記憶部(管理情報記憶手段)
26 相手情報取得部(管理情報取得手段)
27 表示指示設定部(表示指示設定手段)
28 表示形式設定部(表示形式設定手段)

Claims (16)

  1. 電子メールを着信可能な電子機器において、
    前記電子メールの送信元を管理するための管理情報を、予め、送信元毎に関連付けて記憶した管理情報記憶手段と、
    前記電子メールを受信した際に、前記電子メールの送信元についての管理情報を、前記管理情報記憶手段から取得する管理情報取得手段と、
    前記管理情報取得手段により取得した管理情報が、電子メールの表示を指示しているか否かを判定する判定手段と、
    前記管理情報が電子メールの表示を指示している場合、前記電子メールの表示を行う表示制御手段とを備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記管理情報が、電子メールの表示を指示しており、かつ、電子メールの表示形式を指示している場合、前記表示制御手段は、前記表示形式に従って、電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記管理情報は、電子メールの着信回数の情報であって、
    前記判定手段は、前記着信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示していると判定し、前記表示制御手段が電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記管理情報は、電子メールの着信回数の情報であって、
    前記判定手段が、前記管理情報が電子メールの表示を指示していると判定した場合、前記表示制御手段は、前記着信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記着信回数は、所定の期間内の着信回数であることを特徴とする請求項3または4記載の電子機器。
  6. 電子メールを発信可能な機器であって、
    前記管理情報は、電子メールの発信回数の情報で示されると共に、
    前記判定手段は、前記発信回数が所定の回数以上の場合に電子メールの表示を指示していると判定し、前記表示制御手段が電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  7. 電子メールを発信可能な機器であって、
    前記管理情報は、電子メールの発信回数の情報で示されると共に、
    前記判定手段が、前記管理情報が電子メールの表示を指示していると判定した場合、前記表示制御手段は、前記発信回数に応じて定められた表示形式で電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  8. 前記発信回数は、所定の期間内の発信回数であることを特徴とする請求項6または7記載の電子機器。
  9. 前記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報に対し、送信元毎に、前記電子メールの表示を指示させるか否かの設定を行う表示指示設定手段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  10. 送信元毎に、前記表示形式を設定する表示形式設定手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  11. 前記表示形式の指示は、フォントの種類の指示、フォントの大きさの指示、フォントの色の指示、および、縦書き又は横書きの指示のうち、少なくとも何れか1つの指示を含んでいることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  12. 映像データの表示と、前記電子メールの表示とを同時に行うことを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の電子機器。
  13. 映像データと電子メールとを同時に表示可能な表示手段と、
    前記表示手段における前記映像データの表示方向を切換える方向切換手段と、
    前記第1切換手段による表示方向の切換え応じて、前記電子メールの表示についての表示位置を切換える位置切換手段を備えていることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の電子機器。
  14. 前記判定手段は、さらに、前記管理情報が、映像データの非表示を指示しているか否かを判定し、
    前記管理情報が、前記映像データの非表示を指示する場合、前記表示制御手段は、映像データを非表示とし、電子メールの表示を行うことを特徴とする請求項13記載の電子機器。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載の電子機器の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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