JP4865504B2 - 電流検出回路及び電流検出回路を備えたボルテージレギュレータ - Google Patents

電流検出回路及び電流検出回路を備えたボルテージレギュレータ Download PDF

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Description

本発明は、電流検出回路及び電流検出回路を備えたリニアレギュレータをなすボルテージレギュレータに関し、特に、過剰な電流出力を防止するための過電流防止回路等に使用する電流検出回路を備えたボルテージレギュレータに関する。
近年、リニアレギュレータをなすボルテージレギュレータでは、過剰な電流出力を防止するための過電流防止回路として、出力電流の制限を行う出力電流制限回路を備えていた(例えば、特許文献1参照。)。このような出力電流制限回路では、ボルテージレギュレータから出力される出力電流の検出を行う電流検出回路を有していた。
図2は、このような電流検出回路を備えるボルテージレギュレータの従来例を示した回路図である。
図2において、ボルテージレギュレータ100は、シリーズレギュレータをなしており、ゲートに入力された電圧に応じた電流を出力するPMOSトランジスタからなる出力トランジスタM101と、出力電圧検出用の抵抗R101,R102と、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路101と、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefになるように出力トランジスタM101の動作制御を行う誤差増幅回路102と、出力トランジスタM101から出力される出力電流ioが所定値になると、出力電流ioが該所定値を超えないように出力トランジスタM101の動作を制限する電流制限回路103とを備えている。
出力トランジスタM101及びPMOSトランジスタM102の各ゲートにはそれぞれ誤差増幅回路102からの出力信号が入力されている。このため、PMOSトランジスタM102は、出力トランジスタM101から出力される出力電流ioに比例した電流を出力し、該比例電流は抵抗R103で電圧に変換される。すなわち、PMOSトランジスタM102及び抵抗R103が電流検出回路をなしている。出力電流ioが増加するとNMOSトランジスタM103のゲート電圧が上昇し、出力電流ioが前記所定値になると、NMOSトランジスタM103がオンする。NMOSトランジスタM103がオンすると、PMOSトランジスタM104のゲート電圧が低下し、出力トランジスタM101からの出力電流ioが前記所定値を超えないように出力トランジスタM101の動作が制限される。
特開2002−23868号公報
一方、ボルテージレギュレータを使用した機器の小型化を図るために、ボルテージレギュレータの小型化を図る必要があり、電流検出回路を構成するPMOSトランジスタM102においてもトランジスタサイズを小さくして小型化を図る必要があった。しかし、図2のようなボルテージレギュレータでは、出力電流ioを精度よく検出するためには、PMOSトランジスタM102から出力される比例電流の電流値をある程度大きくしなければならないことから、PMOSトランジスタM102のトランジスタサイズを小さくするにも限度があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、電流検出回路を構成し出力電流に比例した比例電流を生成するトランジスタの小型化を図ることによって、回路の小型化を図ることができる電流検出回路及び電流検出回路を備えたボルテージレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係る電流検出回路は、入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力トランジスタと、該出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部とを有し、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力するボルテージレギュレータにおける、前記出力トランジスタから出力される出力電流の検出を行う電流検出回路において、
前記出力トランジスタの制御電極に入力された制御信号が制御電極に入力され、前記出力トランジスタから出力される出力電流に比例した比例電流を生成して出力するDMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
該第1トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第1トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第1保護ダイオードと、
前記第1トランジスタから出力された電流を電圧に変換して出力する電流−電圧変換回路と、
前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように、前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力する電流制御回路と、
を備え、
前記電流制御回路は、
制御電極に入力された電圧に応じて前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力するDMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように該第2トランジスタの動作制御を行う回路と、
前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第2トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第2保護ダイオードと、
を備えるものである。
この場合、第2トランジスタの動作制御を行う前記回路は、前記第1トランジスタの電流出力端の電圧及び前記出力端子から出力される出力電圧が対応する入力端に入力され、前記第2トランジスタの制御電極に制御信号を出力する演算増幅回路で構成されるようにした。
また、この発明に係るボルテージレギュレータは、入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力トランジスタと、該出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部とを有し、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力するボルテージレギュレータにおいて、
前記出力トランジスタから出力される出力電流に応じた電圧を生成して出力する電流検出回路を備え、
該電流検出回路は、
前記出力トランジスタの制御電極に入力された制御信号が制御電極に入力され、前記出力トランジスタから出力される出力電流に比例した比例電流を生成して出力するDMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
該第1トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第1トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第1保護ダイオードと、
前記第1トランジスタから出力された電流を電圧に変換して出力する電流−電圧変換回路と、
前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように、前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力する電流制御回路と、
を備え、
前記電流制御回路は、
制御電極に入力された電圧に応じて前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力するDMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように該第2トランジスタの動作制御を行う回路と、
前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第2トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第2保護ダイオードと、
を備えるものである。
また、前記出力トランジスタから出力された出力電流が所定値になると、該出力電流が該所定値以下になるように前記出力トランジスタの動作を制限し該出力電流の制限を行う電流制限回路部を備え、前記電流検出回路は、該電流制限回路部を構成するようにした。
また、前記出力トランジスタ、制御回路部及び電流制限回路部は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
本発明の電流検出回路及び電流検出回路を備えたボルテージレギュレータによれば、前記出力トランジスタの制御電極に入力された制御信号が制御電極に入力され、前記出力トランジスタから出力される出力電流に比例した比例電流を生成して出力するDMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、該第1トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第1トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第1保護ダイオードと、前記第1トランジスタから出力された電流を電圧に変換して出力する電流−電圧変換回路とで電流検出回路を構成するようにしたことから、比例電流を生成するトランジスタの小型化を図ることができ、回路の小型化を図ることができる。
また、前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように、前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力する電流制御回路を備えるようにしたことから、電流検出精度を向上させることができる。
この場合、前記電流制御回路を、制御電極に入力された電圧に応じて前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力するDMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように該第2トランジスタの動作制御を行う回路と、前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第2トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第2保護ダイオードとで構成するようにしたことから、電流検出精度を向上させることができると共に回路の小型化を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるボルテージレギュレータの回路例を示した図である。
図1において、ボルテージレギュレータ1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを降圧して所定の定電圧に変換し、出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力するシリーズレギュレータをなしている。
ボルテージレギュレータ1は、ゲート電圧に応じて出力端子OUTから出力される電流を制御するPチャネル型のDMOSトランジスタからなる出力トランジスタM1と、出力電圧Voutに比例した比例電圧が所定の基準電圧になるように出力トランジスタM1の動作制御を行う制御回路部2と、出力端子OUTから出力される出力電流ioが所定値iaを超えないように出力トランジスタM1の動作を制限し出力電流ioの制限を行う電流制限回路部3とを備えている。
また、制御回路部2は、出力トランジスタM1の動作制御を行う誤差増幅回路5と、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路6と、出力電圧Voutを分圧して前記比例電圧をなす分圧電圧Vfbを生成する出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、出力トランジスタM1のゲート保護用のダイオードD1とを備えている。
入力電圧Vinと出力端子OUTとの間には出力トランジスタM1が接続され、出力トランジスタM1のゲートは誤差増幅回路5の出力端に接続されている。出力端子OUTと接地電圧との間には抵抗R1及びR2が直列に接続され、抵抗R1とR2との接続部からは、分圧電圧Vfbが誤差増幅回路5の非反転入力端に出力される。誤差増幅回路5の反転入力端には、基準電圧Vrefが入力されている。出力トランジスタM1のゲートにはダイオードD1のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードは出力トランジスタM1のソースに接続されている。
また、電流制限回路部3は、Pチャネル型のDMOSトランジスタM2,M3と、PMOSトランジスタM4と、NMOSトランジスタM5と、演算増幅回路7と、定電流源8と、DMOSトランジスタM3のゲート保護用のダイオードD2と、抵抗R3とで構成されている。なお、DMOSトランジスタM2は第1トランジスタを、ダイオードD1は第1保護ダイオードを、抵抗R3は電流−電圧変換回路を、DMOSトランジスタM3、演算増幅回路7及びダイオードD2は電流制御回路を、ダイオードD2は第2保護ダイオードをそれぞれなす。また、ボルテージレギュレータ1は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
入力電圧Vinと接地電圧との間には、DMOSトランジスタM2、M3及び抵抗R3が直列に接続されており、DMOSトランジスタM2のゲートは、誤差増幅回路5の出力端に接続され、PMOSトランジスタM3のゲートは、演算増幅回路7の出力端に接続されている。演算増幅回路7において、非反転入力端には出力電圧Voutが入力され、反転入力端にはDMOSトランジスタM2のドレイン電圧が入力されている。DMOSトランジスタM3のゲートにはダイオードD2のアノードが接続され、ダイオードD2のカソードはDMOSトランジスタM3のソースに接続されている。また、入力電圧Vinと接地電圧との間には、定電流源8とNMOSトランジスタM5が直列に接続され、NMOSトランジスタM5のゲートは、DMOSトランジスタM3と抵抗R3との接続部に接続されている。更に、入力電圧Vinと出力トランジスタM1のゲートとの間には、PMOSトランジスタM4が接続され、PMOSトランジスタM4のゲートは、定電流源8とNMOSトランジスタM5との接続部に接続されている。
このような構成において、制御回路部2では、誤差増幅回路5は、分圧電圧Vfbが基準電圧Vrefになるように出力トランジスタM1の動作制御を行って、出力トランジスタM1から出力端子OUTに出力される出力電流ioの制御を行う。
一方、電流制限回路部3では、DMOSトランジスタM2は、出力電流ioに比例した電流を出力し、演算増幅回路7は、DMOSトランジスタM2のドレイン電圧が出力電圧Voutと同じになるように、DMOSトランジスタM3の動作制御を行い、抵抗R3に流れる電流の制御を行っている。該電流は抵抗R3で電圧に変換されてNMOSトランジスタM5のゲートに入力されており、DMOSトランジスタM2,M3、演算増幅回路7、ダイオードD1,D2及び抵抗R3は電流検出回路を形成している。図1の場合、ダイオードD1は、DMOSトランジスタM2のゲート保護用のダイオードもなしており、制御回路部2をも構成している。
このように、出力トランジスタM1から出力される電流ioに比例した電流が抵抗R3に流れ、抵抗R3によって降下した電圧がNMOSトランジスタM5のゲートに入力される。NMOSトランジスタM5がオンすると、PMOSトランジスタM4のゲート電圧が低下し、出力トランジスタM1からの出力電流ioが所定の電流値iaを超えないように出力トランジスタM1の動作が制限される。例えば、誤差増幅回路5からの制御信号で出力トランジスタM1をオフさせて遮断状態にする場合は、DMOSトランジスタM2もオフして遮断状態になり、DMOSトランジスタM2のドレイン電圧は接地電圧になる。
このとき、ダイオードD2がなかった場合について説明する。演算増幅回路7の非反転入力端に入力されている出力電圧Voutが低下せずに演算増幅回路7の各入力端間に電圧差が生じた場合は、演算増幅回路7の出力端は電源電圧である入力電圧Vinになる。このため、入力電圧Vinが大きくなってDMOSトランジスタM3のゲート酸化膜破壊耐圧よりも大きくなると、DMOSトランジスタM3に不具合が発生するか又はDMOSトランジスタM3のしきい値電圧が大幅に増加する。また、演算増幅回路7の各入力端間の電圧差がなくなり、演算増幅回路7の出力電圧が接地電圧になった場合でも、出力トランジスタM1がオンしたときにDMOSトランジスタM2がターンオンした際に、DMOSトランジスタM3のソース電圧がDMOSトランジスタM2を介して入力電圧Vin近傍になるがDMOSトランジスタM3のゲート電圧が接地電圧のままである時期があり、このときも、DMOSトランジスタM3に不具合が発生するか又はDMOSトランジスタM3のしきい値電圧が大幅に増加する。
このようなDMOSトランジスタM3の不具合又はDMOSトランジスタM3のしきい値電圧の大幅な増加を回避するために、DMOSトランジスタM3のソースとゲートとの間に、DMOSトランジスタM3のゲート酸化膜破壊電圧以下の降伏電圧をもつダイオードD2を配置している。DMOSトランジスタM3は、通常、DMOSトランジスタM2がオンしたときにはオンする必要があり、ソース側が高い電圧になる。このため、DMOSトランジスタM3のソースにカソードが接続されるようにダイオードD2が接続されている。また、ダイオードD2は、DMOSトランジスタM3のゲート電圧を正確に制御できるようにする必要があることから、基板から独立した、リーク電流が非常に小さい、例えばNPNバイポーラトランジスタのコレクタとベースを接続してなるダイオードを使用するようにすればよい。
ダイオードD2が接続されたDMOSトランジスタM3は、DMOSトランジスタM2がオフしたときにはゲート電圧が電源電圧になろうとするが、ダイオードD2が順方向特性となるため、ダイオードD2の順方向電圧以上になることはない。また、逆に、DMOSトランジスタM3のゲート電圧が接地電圧近傍になっているときに、DMOSトランジスタM2がオンしてDMOSトランジスタM3のソースが入力電圧Vinになった場合が発生しても、ダイオードD2が、DMOSトランジスタM3のゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有していることから、DMOSトランジスタM3のソースとゲートとの間の電圧差がゲート酸化膜破壊電圧以上になることはない。このため、DMOSトランジスタM3のゲート酸化膜破壊及びしきい値電圧の大幅な増加をなくすことができる。
また、ダイオードD1は、出力トランジスタM1とDMOSトランジスタM2の各ゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有しており、ダイオードD1による出力トランジスタM1及びDMOSトランジスタM2への作用も、ダイオードD2によるDMOSトランジスタM3への作用と同様であるのでその説明を省略する。
ここで、例えば、DMOSトランジスタM1のトランジスタサイズW(ゲート幅)/L(ゲート長)が80000μm/1.5μmである場合、DMOSトランジスタM2のトランジスタサイズW/Lを10μm/1.5μmに、DMOSトランジスタM3のトランジスタサイズW/Lを20μm/1.5μmにそれぞれすればよい。これに対して、DMOSトランジスタM2の代わりに他の種類のMOSトランジスタを使用した場合、該トランジスタのトランジスタサイズは100μm/5.0μmにする必要があり、DMOSトランジスタM3の代わりに他の種類のMOSトランジスタを使用した場合、該トランジスタのトランジスタサイズは200μm/5.0μmにする必要がある。このことから分かるように、回路の小型化を図ることができる。
このように、本第1の実施の形態におけるボルテージレギュレータは、出力トランジスタM1のゲートに入力される制御信号がゲートに入力されたトランジスタM2と、該トランジスタM2の電流出力端の電圧を出力電圧VoutにするためにトランジスタM2から出力された電流を制御して抵抗R3に出力するトランジスタM3にDMOSトランジスタをそれぞれ使用し、トランジスタM2のゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するダイオードD1をトランジスタM2のゲート・ソース間に接続すると共に、トランジスタM3のゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するダイオードD2をトランジスタM3のゲート・ソース間に接続するようにした。このように、トランジスタM2及びM3にDMOSトランジスタを使用したことから、電流検出回路の小型化を図ることができ、ボルテージレギュレータの小型化を図ることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、出力トランジスタM1にDMOSトランジスタを使用した場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、出力トランジスタM1にMOSトランジスタ等の他の種類のトランジスタを使用した場合にも適用することができる。また、図1では、電流検出回路がDMOSトランジスタM3、演算増幅回路7及びダイオードD2を有する場合を例にして示したが、電流検出回路をDMOSトランジスタM2と抵抗R3の直列回路及びダイオードD1で構成するようにしてもよい。また、トランジスタM2及びM3のいずれか一方だけにDMOSトランジスタを使用し、他方のトランジスタにMOSトランジスタを使用するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態におけるボルテージレギュレータの回路例を示した図である。 従来のボルテージレギュレータの回路例を示した図である。
符号の説明
1 ボルテージレギュレータ
2 制御回路部
3 電流制限回路部
5 誤差増幅回路
6 基準電圧発生回路
7 演算増幅回路
8 定電流源
M1 出力トランジスタ
M2,M3 DMOSトランジスタ
M4 PMOSトランジスタ
M5 NMOSトランジスタ
D1,D2 ダイオード
R1〜R3 抵抗

Claims (5)

  1. 入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力トランジスタと、該出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部とを有し、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力するボルテージレギュレータにおける、前記出力トランジスタから出力される出力電流の検出を行う電流検出回路において、
    前記出力トランジスタの制御電極に入力された制御信号が制御電極に入力され、前記出力トランジスタから出力される出力電流に比例した比例電流を生成して出力するDMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
    該第1トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第1トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第1保護ダイオードと、
    前記第1トランジスタから出力された電流を電圧に変換して出力する電流−電圧変換回路と、
    前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように、前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力する電流制御回路と、
    を備え、
    前記電流制御回路は、
    制御電極に入力された電圧に応じて前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力するDMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように該第2トランジスタの動作制御を行う回路と、
    前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第2トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第2保護ダイオードと、
    を備えることを特徴とする電流検出回路。
  2. 第2トランジスタの動作制御を行う前記回路は、前記第1トランジスタの電流出力端の電圧及び前記出力端子から出力される出力電圧が対応する入力端に入力され、前記第2トランジスタの制御電極に制御信号を出力する演算増幅回路で構成されることを特徴とする請求項1記載の電流検出回路。
  3. 入力された制御信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力トランジスタと、該出力端子から出力される出力電圧に比例した比例電圧が所定の基準電圧になるように前記出力トランジスタの動作制御を行う制御回路部とを有し、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧に変換して前記出力端子から出力するボルテージレギュレータにおいて、
    前記出力トランジスタから出力される出力電流に応じた電圧を生成して出力する電流検出回路を備え、
    該電流検出回路は、
    前記出力トランジスタの制御電極に入力された制御信号が制御電極に入力され、前記出力トランジスタから出力される出力電流に比例した比例電流を生成して出力するDMOSトランジスタからなる第1トランジスタと、
    該第1トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第1トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第1保護ダイオードと、
    前記第1トランジスタから出力された電流を電圧に変換して出力する電流−電圧変換回路と、
    前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように、前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力する電流制御回路と、
    を備え、
    前記電流制御回路は、
    制御電極に入力された電圧に応じて前記第1トランジスタから出力された電流を制御して前記電流−電圧変換回路に出力するDMOSトランジスタからなる第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタの電流出力端の電圧が前記出力端子から出力される出力電圧になるように該第2トランジスタの動作制御を行う回路と、
    前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、第2トランジスタのゲート酸化膜破壊電圧よりも小さい降伏電圧を有するゲート保護用の第2保護ダイオードと、
    を備えることを特徴とするボルテージレギュレータ
  4. 前記出力トランジスタから出力された出力電流が所定値になると、該出力電流が該所定値以下になるように前記出力トランジスタの動作を制限し該出力電流の制限を行う電流制限回路部を備え、前記電流検出回路は、該電流制限回路部を構成することを特徴とする請求項3記載のボルテージレギュレータ
  5. 前記出力トランジスタ、制御回路部及び電流制限回路部は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項4記載のボルテージレギュレータ。
JP2006293780A 2006-10-30 2006-10-30 電流検出回路及び電流検出回路を備えたボルテージレギュレータ Expired - Fee Related JP4865504B2 (ja)

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