JP4865497B2 - 遠心式送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両用空調装置の送風装置に用いて好適な遠心式送風装置に関するものである。
車両用空気調和装置には、HVAC(Heating Ventilation & Air Conditioning)ユニットが多用されている。このHVACユニットは、送風装置として、例えば遠心式送風装置を備えている。この遠心式送風装置として、シュラウド付き羽根車を備えた遠心式送風装置を採用する場合、シュラウドに対向するケーシング側の壁部との間に隙間が不可避的に存在することになる。この隙間には、羽根車出口側の昇圧した主流流れによって圧力差が形成され、主流に対して逆流する漏れ流れが発生する。この漏れ流れは、送風装置の効率を落とす原因となるだけでなく、漏れ流れが再び主流に合流することによって発生する騒音の原因ともなる。
下記特許文献1では、このような漏れ流れを抑えるために、シュラウドの外周側から内周側にわたって上記隙間を一定の間隔で設けることとしている。
特許第3351438号公報(図1)
しかし、特許文献1のように、隙間を一定の間隔としても、依然として漏れ流れは存在する。この漏れ流れを更に抑える技術が要望されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、シュラウドと対向する壁部との間を逆流する漏れ流れを可及的に抑えることができる遠心式送風装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遠心式送風装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる遠心式送風装置では、軸線回りに回転駆動される羽根車と、該羽根車を格納し、前記軸線と同軸とされた略円形の気体取入口を形成するベルマウスを有し、該羽根車の外周側に渦巻き状流路を形成するケーシングと、前記羽根車を回転駆動する駆動装置とを備え、前記羽根車は、前記駆動装置によって前記軸線回りに回転駆動される円盤状の底板と、該底板の外周上に立設された複数の翼と、前記底板との間に各前記翼を挟んで同軸にして配置されて各前記翼の端部を連結する略円環状のシュラウドとを有し、該シュラウドは、内周側から外周側に向かうにつれて前記底板に接近するように前記軸線に対して傾斜した形状とされ、前記ケーシングは、前記シュラウドの外周側から内周側にかけて、該シュラウドとの間に略一定の隙間を有するシュラウド対向壁部を有する遠心式送風装置において、前記シュラウド対向壁部には、前記略一定の隙間を形成する該シュラウド対向壁部の外周端よりも内周側に、前記略一定の隙間よりも大きな隙間となるように形成された凹所が周方向に延在して形成され、該凹所は、前記シュラウドの前記外周側から前記内周側にかけて延在する前記略一定の隙間の途中位置に設けられていることを特徴とする。
さらに、前記シュラウドは、外周側に向けて円錐面を成すように傾斜する傾斜部と、該傾斜部から前記軸線方向に沿って立ち上がる立上り部とから構成され、前記立上り部の内周側壁部には、内周側に向けて突出する凸部が設けられ、該凸部により、前記シュラウドの前記内周側壁部と該内周側壁部に対向するベルマウス内壁との隙間の寸法が、前記立上り部の上端から下方の前記凸部へと進行するにしたがい、一旦拡大した後、漸次減少することとしてもよい。
羽根車が駆動装置によって回転させられると、羽根車に設けられた翼の作用により、気体取込口を形成するベルマウスから気体(例えば空気)が流入する。流入した気体は、底板とシュラウドとの間に立設する翼を通って渦巻き状流路へと流出する。シュラウドは、内周側から外周側に向かうにつれて底板に接近するように傾斜した形状となっており、これにより遠心羽根車が形成されている。ベルマウスから翼を通り渦巻き流路へと主流が流れると、この主流流れによって下流側(羽根車出口)の圧力が上昇する。これにより、シュラウドとシュラウド対向壁部との間の隙間には圧力差が形成され、外周側から内周側へと逆流する漏れ流れが発生する。
本発明では、シュラウド対向壁部の外周端よりも内周側に、他の部分よりも大きな隙間となるように形成された凹所を周方向に延在して形成することとした。これにより、漏れ流れは、シュラウド対向壁部の外周端との間に形成された隙間にて急縮小された後、凹所にて急拡大されることになる。このように、漏れ流れは急縮小および急拡大を経ることで損失が与えられるので、流量が可及的に抑えられることになる。
さらに、本発明の遠心式送風装置では、前記凹所の内周側には、前記シュラウド側に向けて突出する突出部が形成されていることを特徴とする。
凹所の内周側に、シュラウド側に向けて突出する突出部を設けたので、凹所にて急拡大した漏れ流れを堰き止めることができる。このように、漏れ流れに対して更に抵抗を与えることができるので、漏れ流れの流量を抑えられるだけでなく、周方向(回転方向)における流速分布を一様化させることができ、流速変動に伴う騒音の発生を抑えることができる。
また、本発明の遠心式送風装置では、軸線回りに回転駆動される羽根車と、該羽根車を格納し、前記軸線と同軸とされた略円形の気体取入口を形成するベルマウスを有し、該羽根車の外周側に渦巻き状流路を形成するケーシングと、前記羽根車を回転駆動する駆動装置とを備え、前記羽根車は、前記駆動装置によって前記軸線回りに回転駆動される円盤状の底板と、該底板の外周上に立設された複数の翼と、前記底板との間に各前記翼を挟んで同軸にして配置されて各前記翼の端部を連結する略円環状のシュラウドとを有し、該シュラウドは、内周側から外周側に向かうにつれて前記底板に接近するように前記軸線に対して傾斜した形状とされ、前記ケーシングは、前記シュラウドの外周側から内周側にかけて、該シュラウドとの間に略一定の隙間を有するシュラウド対向壁部を有する遠心式送風装置において、前記シュラウド対向壁部には、該シュラウド対向壁部の外周端から内周側に向けて、略半径方向に延在する溝部が形成されていることを特徴とする。
略半径方向に延在する溝部をシュラウド対向壁部に形成することにより、シュラウドから見ると、シュラウド対向壁部との隙間が羽根車の回転に応じて繰り返し変化することになる。これにより、漏れ流れに対して抵抗を与えることができ、漏れ流れを遮ることができる。
なお、本発明の溝部は、シュラウド対向壁部の全周にわたって設ける必要はなく、例えば、漏れ流れが顕著な舌部近傍に設けると好適である。
また、本発明は、上述の各発明と組み合わせることもできる。
さらに、本発明の遠心式送風装置では、前記溝部は、前記羽根車の回転方向に対向する方向に傾斜した外周部と、該外周部に接続されて流路の向きを変更する変曲部とを有することを特徴とする。
漏れ流れは、羽根車の回転方向の速度成分をもって隙間内に流入してくる。そこで、羽根車の回転方向に対向する方向に傾斜した外周部によって、漏れ流れを取り込み、その後、外周部に接続された変曲部によって漏れ流れを曲げることで圧力を上昇させる。これにより、漏れ流れを遮ることができる。
また、本発明の遠心式送風装置では、軸線回りに回転駆動される羽根車と、該羽根車を格納し、前記軸線と同軸とされた略円形の気体取入口を形成するベルマウスを有するケーシングと、前記羽根車を回転駆動する駆動装置とを備えた遠心式送風装置において、前記ベルマウスには、その下流側内周縁部に、曲面が形成されていることを特徴とする。
ベルマウスの下流側内周縁部に曲面を形成することとしたので、気体取入口から取り込まれた気体流れを乱すことがない。曲面としては、円弧状の断面を有するR(アール)面取りで形成することが好ましい。
なお、本発明は、上述の各発明と組み合わせることができる。
シュラウド対向壁部の外周端よりも内周側に、他の部分よりも大きな隙間となるように形成された凹所を周方向に延在して形成することとしたので、漏れ流れに対して急拡大および急縮小を与えて損失を与えることができ、漏れ流れの流量を可及的に抑えることができる。
また、凹所の内周側に、シュラウド側に向けて突出する突出部を設けたので、凹所にて急拡大した漏れ流れを堰き止めることができ、漏れ流れの流量を抑えられるだけでなく、周方向(回転方向)における流速分布を一様化させることができ、流速変動に伴う騒音の発生を抑えることができる。
また、略半径方向に延在する溝部をシュラウド対向壁部に形成することにより、シュラウド対向壁部とシュラウドとの隙間を羽根車の回転に応じて繰り返し変化させることで、漏れ流れに対して抵抗を与え、漏れ流れを遮ることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
図1には、車両用空調装置であるHVACユニットに用いられる遠心式送風装置が示されている。
この遠心式送風装置1は、駆動用モータ(駆動装置)33と、ケーシング22と、遠心式の羽根車20とを備えている。
駆動用モータ33は、電動モータとされ、図示しない電源から電力が供給されるようになっている。駆動用モータ33の回転軸50は、図において上方に延在しており、羽根車20のボス部28に連結されている。
ケーシング22は、その上部略中央に円形の空気取入口を形成するベルマウス31を備えている。ケーシング22の外周側、すなわち羽根車20の出口側には、スクロール状流路(渦巻き状流路)22aが形成されている(図1以外には、例えば図7参照)。
羽根車20は、底板24と、多数のメインブレード(翼)25と、シュラウド26とを備えている。
底板24は、駆動用モータ33の回転軸50側を包囲するように中央部分が突出したコーン形状となっている。この底板24の中心位置には、駆動用モータ33からの駆動力が伝達されるボス部28が設けられている。
メインブレード25は、その一端側(図1において下側)が底板24の外周部に差し込まれた状態で固定されており、その長手方向が駆動用モータ33の回転軸線方向に向いた状態で立設されている。各メインブレード25は、円周方向に所定間隔をおいて多数配置されている。
シュラウド26は、各メインブレード25の他端(図1において上端)に接続されている。
図2に示すように、シュラウド26は、内周側から外周側に向かうにつれて前記底板に接近するように、駆動用モータ33の回転軸線に対して傾斜した形状を有している。すなわち、シュラウド26は、外周側に向けて円錐面を成すように傾斜する傾斜部26cと、この傾斜部26cから駆動用モータの軸線方向に沿って上方に立ち上がる立上り部26bとから構成されている。この立上り部26bは、ベルマウス31の外周側に設けられた下方に開口する凹部内に位置している。
図3(a)に示すように、シュラウド26断面の概略形状は、シュラウド26の下方を流れる主流の空気流れに沿った略円弧状形状とされている。
シュラウド26の立上り部26bの上端から傾斜部26cの外周端(図において左下)にかけて、ケーシング22側のシュラウド対向壁部32との間に、微小な隙間が形成されている。この隙間は、シュラウド26の傾斜部26cの下端から立上り部26bの上端の領域にかけて、凹所32aを除いて、略一定の寸法とされている。
凹所32aは、シュラウド対向壁部32の内周側に周方向に連続して形成されている。この凹所32aは、シュラウド26の外周面からの距離が他の部分よりも増大させられた形状となっている。この凹所32aは、シュラウド対向壁部32の外周端32bよりも内周側に位置している。
したがって、シュラウド対向壁部32の外周端32bとシュラウド26との間には微小な隙間が形成され、この微小な隙間よりも大きい隙間が、凹所32aとシュラウド26との間に形成されている。
立上り部26bの内周側(図3(a)において右方)壁部には、内周側に向けて突出する凸部26dが設けられている。この凸部26dにより、シュラウド26とベルマウス31内壁との隙間の寸法は、立上り部26bの上端から下方の凸部26dへと進行するにしたがい、一旦拡大した後、漸次減少するようになっている。
次に、上記構成の遠心式送風装置1の作用効果について説明する。
駆動用モータ33により羽根車20が回転させられると、羽根車20のメインブレード25の作用により、ベルマウス31から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、主流として、シュラウド26と底板24との間を流れ、メインブレード25を通過してケーシング22のスクロール状流路22aへと流出する。スクロール状流路22aへと流出した空気は、図7に示した出口22bを通って、エバポレータやヒータコアが設けられたHVACユニット本体部へと導かれる。
上述のように、ベルマウス31からメインブレード25を通りスクロール状流路22aへと主流が流れるが、この主流流れによって下流側(羽根車20の出口)の圧力が上昇する。これにより、シュラウド26とシュラウド対向壁部32との間には圧力差が形成され、図3(a)の矢印で示すように、外周側から内周側へと逆流する漏れ流れが発生する。
この漏れ流れの流路は、隙間に流入する際に、シュラウド対向壁部32の外周端32bによって急縮小される。これにより縮流した漏れ流れは、隙間内を流れて凹所32aへと到達し、この凹所32aにて急拡大することになる。このような急縮小および急拡大を経ることにより、漏れ流れに損失を与えて、漏れ流れの流量を可及的に抑えることができる。
なお、本実施形態のベルマウス31の形状として、図3(b)に示す形状を採用しても良い。すなわち、ベルマウス31の下流側内周縁部に、R(アール)面取り部31aを設けて曲面を形成してもよい。R面取り部31aの曲率半径は、R面取りが施されていないR面取り部31aよりも上方位置の厚さtを2mm程度とした場合、10mm程度とするのが好ましい。これにより、取り込まれた空気流れを乱すことがない。
このベルマウス31の下流側内周縁部にR面取り部31aを形成する構成は、本実施形態のように凹所32aとともに用いても良く、あるいは、凹所32aの構成とは独立して用いても良い。また、後述する各実施形態にも適用できるものである。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、シュラウド対向壁部32の内周面形状が異なる。それ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図4に示されているように、凹所32cの内周側(図4において右側)には、シュラウド26側に向けて突出する第1突出部32dが形成されている。この第1突出部32dにより、駆動用モータ33の回転軸線に沿った方向(図4において上下方向)に一定間隔の幅を有して延在する凹所32cが形成される。このように、第1突出部32dを設けることにより、凹所32cにて急拡大した漏れ流れを堰き止めることができる。このように、漏れ流れに対して更に抵抗を与えることができるので、漏れ流れの流量を抑えられるだけでなく、周方向(羽根車20の回転方向)における流速分布を一様化させることができ、流速変動に伴う騒音の発生を抑えることができる。
また、図5に示した変形例のように、漏れ流れをすくい取るようにして受け止める方向に延在する第2突出部32fを設けても良い。この変形例では、略三角形状の断面を有する凹所32eとなっている。第2突出部32fにより、漏れ流れを堰き止め、また、周方向における流速分布を均一化させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図6〜図8を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、シュラウド対向壁部32の内周面形状が異なる。それ以外の構成は第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図6に示すように、シュラウド対向壁部32には、このシュラウド対向壁部32の外周端から内周側に向けて、略半径方向に延在するスリット(溝部)34が形成されている。スリット34は、シュラウド対向壁部32の内面から所定深さだけ除去したものである。このスリット34の半径方向長さは、シュラウド対向壁部32の全体にわたって設けても良いが、図6に示すように、シュラウド26の傾斜部26cに対応する範囲に設けても良い。
また、スリット34は、シュラウド対向壁部32の全周にわたって所定間隔をおいて複数設けても良いが、図7に示すように、所定の領域に限定して設けても良い。
図7には、遠心式送風装置の横断面の概略が示されている。図7の矢印Bは、羽根車20の回転方向を示す。スクロール状流路22aの出口22bの上流側には、羽根車20との距離を最小とするような舌部40が設けられている。羽根車20から流出した主流は、スクロール状流路22aに向けて流れるが、各矢印Cに示すように、舌部40の近傍では逆流による漏れ流れが発生する傾向が顕著となる。したがって、舌部40を含む例えば90°の範囲を有する所定領域Aに対応する領域に限定して、スリット34をシュラウド対向壁部32に設けることとすればよい。
図8には、シュラウド対向壁部32をシュラウド側からみた底面図である。同図において、矢印Bは、羽根車20の回転方向を示す。
図8(a)に示されたスリット34は、半径方向に向けて直線状に設けられている。このスリット34による作用効果は以下の通りである。
半径方向に延在するスリット34をシュラウド対向壁部32に形成することにより、シュラウド26から見ると、シュラウド対向壁部32との隙間が繰り返し変化することになる。これにより、漏れ流れに対して抵抗を与えることができ、漏れ流れを遮ることができる。
また、図8(b)に示したスリット34は、羽根車の回転方向Bに対向する方向に傾斜するように曲げられた外周部34aと、この外周部34aに接続され、半径方向に延在する直線部34bとを有する。この構成により、外周部34aと直線部34bとの接続部には、流路が屈曲された変曲部34cが形成される。この構成による作用効果は以下の通りである。
漏れ流れは、図7の矢印Cで示すように、羽根車20の回転方向の速度成分をもって隙間内に流入してくる。そこで、羽根車の回転方向に対向する方向に傾斜した外周部34aによって、漏れ流れを取り込み、その後、外周部34aに接続された変曲部34cによって漏れ流れを曲げることで圧力を上昇させる。これにより、漏れ流れを遮ることができる。
また、図8(c)に示したスリット34は、羽根車の回転方向Bに対向する方向に傾斜するように曲げられた外周部34dと、この外周部34dに接続され、変曲部34eにて向きを変えて内周側に延在する内周部34fとを有する。このスリット34は、曲線にて構成されている。この構成による作用効果は、基本的に図8(b)に示したスリット34と同様であり、羽根車の回転方向に対向する方向に傾斜した外周部34dによって、漏れ流れを取り込み、その後、外周部34dに接続された変曲部34eによって漏れ流れを曲げることで圧力を上昇させ、漏れ流れを遮るものである。
なお、上述の各実施形態は、HVACユニットに用いられる遠心式送風装置を一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、シュラウドを有する遠心式送風装置であれば広く適用できるものである。
本発明の一実施形態にかかる遠心式送風装置を示した部分断面斜視図である。 図1のベルマウス近傍を拡大視した部分断面斜視図である。 図2のベルマウスとシュラウドとの位置関係を示した拡大断面図である。 第2実施形態にかかる遠心式送風装置のベルマウスとシュラウドとの位置関係を示した拡大断面図である。 第2実施形態の変形例であるベルマウスとシュラウドとの位置関係を示した拡大断面図である。 第3実施形態にかかる遠心式送風装置のベルマウスとシュラウドとの位置関係を示した拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかる遠心式送風装置の概略横断面図である。 図6のシュラウド対向壁部の底面図である。
符号の説明
1 遠心式送風装置
20 羽根車
22 ケーシング
22a スクロール状流路
24 底板
25 メインブレード(翼)
26 シュラウド
31 ベルマウス
31a 曲面
32 シュラウド対向壁部
32d,32f 突出部
33 駆動用モータ(駆動装置)
34 スリット(溝部)
34a,34d 外周部
34c,34e 変曲部

Claims (6)

  1. 軸線回りに回転駆動される羽根車と、
    該羽根車を格納し、前記軸線と同軸とされた略円形の気体取入口を形成するベルマウスを有し、該羽根車の外周側に渦巻き状流路を形成するケーシングと、
    前記羽根車を回転駆動する駆動装置と、を備え、
    前記羽根車は、前記駆動装置によって前記軸線回りに回転駆動される円盤状の底板と、該底板の外周上に立設された複数の翼と、前記底板との間に各前記翼を挟んで同軸にして配置されて各前記翼の端部を連結する略円環状のシュラウドとを有し、
    該シュラウドは、内周側から外周側に向かうにつれて前記底板に接近するように前記軸線に対して傾斜した形状とされ、
    前記ケーシングは、前記シュラウドの外周側から内周側にかけて、該シュラウドとの間に略一定の隙間を有するシュラウド対向壁部を有する遠心式送風装置において、
    前記シュラウド対向壁部には、前記略一定の隙間を形成する該シュラウド対向壁部の外周端よりも内周側に、前記略一定の隙間よりも大きな隙間となるように形成された凹所が周方向に延在して形成され
    該凹所は、前記シュラウドの前記外周側から前記内周側にかけて延在する前記略一定の隙間の途中位置に設けられていることを特徴とする遠心式送風装置。
  2. 前記シュラウドは、外周側に向けて円錐面を成すように傾斜する傾斜部と、該傾斜部から前記軸線方向に沿って立ち上がる立上り部とから構成され、
    前記立上り部の内周側壁部には、内周側に向けて突出する凸部が設けられ、
    該凸部により、前記シュラウドの前記内周側壁部と該内周側壁部に対向するベルマウス内壁との隙間の寸法が、前記立上り部の上端から下方の前記凸部へと進行するにしたがい、一旦拡大した後、漸次減少することを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風装置。
  3. 前記凹所の内周側には、前記シュラウド側に向けて突出する突出部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心式送風装置。
  4. 記シュラウド対向壁部には、該シュラウド対向壁部の外周端から内周側に向けて、略半径方向に延在する溝部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠心式送風装置。
  5. 前記溝部は、前記羽根車の回転方向に対向する方向に傾斜した外周部と、該外周部に接続されて流路の向きを変更する変曲部とを有することを特徴とする請求項に記載の遠心式送風装置。
  6. 記ベルマウスには、その下流側内周縁部に、曲面が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遠心式送風装置。
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