JP4865346B2 - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、監視システム及び監視方法に係り、特に、監視区域内における高精度な監視を実現するための監視システム及び監視方法に関する。
従来より、コンビニエンスストアや百貨店、スーパーマーケット等の販売店や病院、銀行、工場、オフィスビル等の監視区域において、窃盗(万引き)や強盗、放火等の犯罪を未然に防止するための手法が提案されている。例えば、服装や挙動等が不審な者を発見した店員や警備員等(以下、「監視者」という。)が、監視区域に設置された非常ボタン等を操作することにより、監視区域に設置されたカメラ等により撮影した画像を警備会社等の監視センタに送信し、監視区域内の監視を警備会社等に要請する監視システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−109973号公報
ところで、上述した従来の監視システムでは、監視者が常時監視区域内に入ってきた来店客等の周囲の人物(以下、「被監視者」という。)の行動を監視している必要がある。しかしながら、例えば監視者が店員等の場合、品出しやレジ打ち等の通常の作業を行う必要があるため、その作業を行いながら不審な動きをする者を監視することは困難である。また、監視者の死角にいる不審者は発見することができないという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、監視区域内における高精度な監視を実現するための監視システム及び監視方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、予め設定された監視区域内にいる被監視者を監視する監視システムにおいて、前記監視区域を撮影し画像情報を出力する1又は複数の撮像手段と、前記撮像手段により得られた画像情報に基づいて、前記監視区域内の人の位置を検出する人物位置検出手段と、前記監視区域内の監視者の位置を検出する監視者位置検出手段と、前記人物位置検出手段により得られた人の位置と、前記監視者位置検出手段により得られた監視者の位置とに基づいて、前記監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する判別手段と、前記画像情報から被監視者の視線を取得する視線情報取得手段と、前記被監視者の位置及び視線情報と、前記監視者の位置に基づいて、前記被監視者の視線に前記監視者がいる場合に、前記被監視者を不審者と判断する不審者判断手段とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載された発明は、前記不審者判断手段により、被監視者が不審者であると判断した場合、前記監視者へ不審者がいることを報知する報知手段を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載された発明は、前記不審者判断手段は、前記被監視者の視線に前記監視者がいる時間を累積し、累積時間が所定時間以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする。
また、請求項4に記載された発明は、前記不審者判断手段は、前記被監視者の視線に前記監視者がいる回数を累積し、累積回数が所定回数以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする。
また、請求項5に記載された発明は、予め設定された監視区域内にいる被監視者を監視するための監視方法において、1又は複数の撮像手段により前記監視区域を撮影し画像情報を出力する撮像段階と、人物位置検出手段により前記監視区域内の人の位置を検出する人物位置検出段階と、監視者位置検出手段により前記監視区域内の監視者の位置を検出する監視者位置検出段階と、前記人物位置検出段階により得られた人の位置と、前記監視者位置検出段階により得られた監視者の位置とに基づいて、前記監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する判別段階と、前記画像情報から被監視者の視線を取得する視線情報取得段階と、前記被監視者の位置及び視線情報と、前記監視者の位置に基づいて、前記被監視者の視線に前記監視者がいる場合に、前記被監視者を不審者と判断する不審者判断段階とを有することを特徴とする。
また、請求項6に記載された発明は、前記不審者判断段階により、被監視者が不審者であると判断した場合、前記監視者へ不審者がいることを報知する報知段階を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載された発明は、前記不審者判断段階は、前記被監視者の視線に前記監視者がいる時間を累積し、累積時間が所定時間以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする。
また、請求項8に記載された発明は、前記不審者判断段階は、前記被監視者の視線に前記監視者がいる回数を累積し、累積回数が所定回数以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、監視者の監視の負担を軽減すると共に、多くの被監視者の中から確実に不審者を検出することができる。これにより、監視区域内における高精度な監視を実現することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、不審者がいた場合に、迅速に監視者に知らせることができる。これにより、監視者の監視の負担を軽減することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、被監視者の視線に監視者がいる時間情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かの判断を行うことができる。
また、請求項4記載の発明によれば、被監視者が監視者を見た回数情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かを判断することができる。
また、請求項5記載の発明によれば、監視者の監視の負担を軽減すると共に、多くの被監視者の中から確実に不審者を検出することができる。これにより、監視区域内における高精度な監視を実現することができる。
また、請求項6記載の発明によれば、不審者がいた場合に、迅速に監視者に知らせることができる。これにより、監視者の監視の負担を軽減することができる。
また、請求項7記載の発明によれば、被監視者の視線に監視者がいる時間情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かの判断を行うことができる。
また、請求項8記載の発明によれば、被監視者が監視者を見た回数情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かを判断することができる。
以下に、本発明における監視システム及び監視方法を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、監視区域の一例として、コンビニエンスストア等の店舗を例に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明における監視システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す監視システム10は、撮像手段としての1又は複数のカメラ11−1〜11−nと、監視装置12と、1又は複数の受信器13−1〜13−nと、1又は複数の発信器14−1〜14−nとを有するよう構成されている。
カメラ11は、監視区域内に設置され、監視区域内を常時又は所定の時間毎に撮像し、得られた画像情報を監視装置12に出力する。なお、カメラ11は、出力する画像情報にどのカメラで撮影したかを識別するための識別情報を付加してもよい。また、カメラ11は、出力する画像情報に撮影した日時情報やカメラ周辺の音声情報等を付加してもよい。ここで、カメラ11としては、例えば立体写真撮影用のカメラであるステレオカメラ等を適用してもよい。
また、監視装置12は、各カメラ11−1〜11−nから得られる画像情報に基づいて、店舗内にいる人の位置を検出する。また、監視装置12は、各受信器13−1〜13−nから得られる信号に基づいて、各発信器14−1〜14−nの位置を特定し、画像情報から得られた店舗内の人の位置と各発信器14−1〜14−nの位置に基づいて、発信器14を所持する監視者である店員又は被監視者である来店者(客)に判別する。
また、監視装置12は、予め店舗内にある各カメラ11−1〜11−nの設置位置や、各受信器13−1〜13−nの設置位置、商品陳列棚等の視覚の妨げとなる遮蔽物の位置を記憶している。更に、監視装置12は、各カメラ11−1〜11−nで撮影された画像情報から人の位置と顔の角度(視線)と、受信器13にて受信される各発信器14−1〜14−nの位置とに基づいて被監視者(来店者)が監視者(店員)を見ているか否かを検出する。また、監視装置12は、被監視者が不審者であるか否かを判断し、不審者であると判断した場合には、店員等にその旨を報知する。また、各受信器13−1〜13−nは、店員や警備員が所持する各発信器14−1〜14−nからの信号を受信し、監視装置12に出力する。
ここで、発信器14は、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)等のIC(Integrated Circuit)タグを用いて電波や電磁波等を利用して非接触で読み出しや書き込みを行う無線認証システムを用いてもよく、また携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の無線通信が可能な携帯端末等を用いてもよい。
上述した監視システム10により、被監視者が監視者を確認(観察)する行為を不審な行動として被監視者の中から不審者を高精度に検出することができる。
<監視装置12:機能構成>
次に、上述した監視装置12の機能構成について図を用いて説明する。図2は、監視装置の機能構成の一例を示す図である。図2に示す監視装置12は、入力手段21と、出力手段22と、人物位置検出手段23と、監視者位置検出手段24と、判別手段25と、視線情報取得手段26と、不審者判断手段27と、報知手段28と、蓄積手段29と、送受信手段30と、制御手段31とを有するよう構成されている。
入力手段21は、使用者等からの監視開始指示や監視区域内に存在する人に対して監視者、被監視者の判別指示、不審者判断指示等の各種処理の入力を受け付ける。なお、入力手段21は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス、音声により指示を入力するためのマイク等からなる。
また、出力手段22は、入力手段21により入力された指示内容や、カメラ11からの画像情報、各受信器13−1〜13−nで受信した各送信器14−1〜14−nからの位置情報の内容等を出力する。なお、出力手段22は、ディスプレイの他にもスピーカ等の音声出力手段を有し、カメラ11に設けられたマイク等の音声入力手段から得られる音声データを出力することもできる。更に、出力手段22は、プリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には画像情報の内容等、取得可能なデータを紙等の印刷媒体に印刷して、使用者等に提供することもできる。
また、人物位置検出手段23は、カメラ11により撮影された画像から監視区域内に存在する人の位置を検出する。具体的には、カメラ11から得た画像中の各画素を実空間上の場所に対応させる対応テーブルやステレオカメラによる距離計測等を用いて、画像中の人の位置を実際の空間上の位置に変換する。
また、監視者位置検出手段24は、各受信器13−1〜13−nにより得られる受信情報から対応する各発信器14−1〜14−nの位置を検出する。なお、位置情報を取得する手段としては、例えば発信器14にGPS(Global Positioning System)等の機能を設けて3次元の位置情報を取得してもよく、また監視区域内に設置される複数の受信器13−1〜13−nを用いて、発信器14からの信号を受信した複数の受信器13の設置位置と、各受信器で受信した同一信号の時間差情報との関係から位置情報を取得してもよい。
なお、上述の実施形態では、人の位置を検出する人物位置検出手段23と監視者の位置を検出する監視者位置検出手段24とを別々に設けたが、本発明においてはこの限りではなく、一つの位置検出手段で人の位置を検出したり、監視者のみの位置を検出するようにしてもよい。
また、判別手段25は、人物検出手段23により得られた人の位置と、監視者位置検出手段24により得られた監視者の位置に基づいて、監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する。
また、視線情報取得手段26は、カメラ11−1〜11−nにて撮影された画像情報から被監視者の顔の角度(視線情報)を取得する。具体的には、従来の画像認識処理により、まず撮影された画像情報から人の顔が存在するか否かを検出し、顔の検出後にその顔の特徴量を抽出して人物の頭の重心に3次元座標(XYZ)を規定し、頭の回転角度や位置等の顔の角度(視線情報)を取得する。なお、視線情報としては、顔の角度を基準にしているが、本発明においてはこの限りではなく、例えば、画像情報から目(瞳孔)の位置を取得可能な場合、その瞳孔の位置を基準にして視線情報を取得してもよい。これにより、更に正確に被監視者の視線情報を取得することができる。
また、不審者判断手段27は、視線情報取得手段26により得られる被監視者の視線方向と、監視者位置検出手段24により得られる各発信器14−1〜14−nの位置情報から被監視者が不審者であるか否かを判断する。
具体的には、不審者判断手段27は、被監視者の視線に監視者がいる時間を累積し、その累積時間が所定時間以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断する。これにより、被監視者の視線に監視者がいる時間情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かの判断を行うことができる。
また、不審者判断手段27は、前記被監視者の視線に前記監視者がいる回数を累積し、累積回数が所定回数以上の場合、被監視者を不審者であると判断してもよい。これにより、被監視者が監視者を見た回数情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かを判断することができる。
また、報知手段28は、不審者判断手段27により、被監視者が不審者であると判断された場合、監視者へ報知する。この場合、報知手段28は、例えば監視区域内の監視者が見える所にランプ等を設け、不審者がいると判断した場合にそのランプを点灯させることで、監視者全員に報知することができる。また、受信器13に送信機能を有し、送信器14に受信機能を設け、監視装置12から不審者がいることを示す情報を、送信器14を有する監視者全員に送信することで報知することができる。
また、報知手段28は、不審者がいることを示す情報を監視者全員ではなく、予め蓄積手段29に蓄積されている監視者等の連絡先情報(メールアドレス、携帯番号、RFIDの識別情報等)に基づいて、不審者と判断した人物から近い1又は複数の監視者、又は不審者の死角にいる監視者等、所定の監視者に報知することができる。これにより、不審者がいた場合に、迅速に監視者に知らせることができる。したがって、監視者の監視の負担を軽減することができる。
なお、報知手段28において報知する情報としては、不審者がいることを示す情報や、不審者の位置情報、不審者の画像情報、不審者と判断した理由等の詳細情報等も含まれる。
また、報知手段28は、監視者に送信する他に、警備会社等に連絡を行うこともできる。これにより、監視者又は警備員等が迅速且つ正確に不審者の情報を取得することができる。
また、蓄積手段29は、カメラ11により撮影された画像情報や、不審者判断手段27による不審者判断結果、被監視者が不審者であると判断された場合にその旨の報知を行う監視者等の連絡先情報(メールアドレス、携帯番号、RFIDの識別情報等)等の監視者情報、不審者と判断された監視者の画像情報等の各種情報を蓄積する。また、蓄積手段29は、後述する被監視者を不審者と判断するための目安となる予め設定される時間情報、回数情報等を蓄積する。更に、蓄積手段29は、人物位置検出手段23が監視区域内に存在する人の位置を検出するために用いる対応テーブル等を蓄積する。なお、蓄積手段29に蓄積された各種データは、制御手段31からの制御信号に基づいて、必要に応じて読み出すことができ、また、データ等の更新、追加等の書き込み、削除等を行うことができる。
また、送受信手段30は、アンテナや通信回線等からなり、無線や有線通信により所定のカメラ11とのデータ又は制御信号の送受信を行う。また、送受信手段30は、受信器13からの受信信号を取得することができる。
更に、送受信手段30は、不審者を検出した場合に、受信器13及び送信器14を介して所定の監視者等に報知情報等を送信することができる。また、送受信手段30は、不審者を検出した場合に、警備会社等に連絡を行うことができる。これにより、監視者又は警備員等が迅速且つ正確に不審者の情報を取得することができる。
また、制御手段31は、監視装置12の各構成部全体の制御を行う。具体的には、制御手段31は、カメラ11により監視区域内を撮影させたり、人物位置検出手段23により監視区域内の人の位置を検出させたり、監視者位置検出手段24により受信器13にて受信した情報から発信器14(監視者)の位置を検出させたり、判別手段25により監視区域内に存在する人物が監視者であるか又は被監視者であるかを判別させたり、視線情報取得手段26により撮影された被監視者の視線を取得させたり、不審者判断手段27により被監視者が不審者であるか否かを判断させる等といった処理を制御する。
上述した機能構成により、監視区域内に設置された1又は複数のカメラから得られる画像情報を用い、監視者の動きを確認する行為を不審な行動として、不審者を検出することができる。また、不審者がいた場合に監視者に知らせることで、監視者の監視の負担を軽減すると共に、多くの被監視者の中から確実に不審者を検出することができる。これにより、監視区域内における高精度な監視を実現することができる。
次に、本発明における監視処理について図面等を用いて具体的に説明する。
<実施例>
図3は、本発明における監視処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、カメラ等の撮像手段により監視区域内を撮影して(S01)、画像情報を受信する(S02)。画像情報を取得すると、カメラ等から得た画像中の各画素を実空間上の場所に対応させる対応テーブルやステレオカメラによる距離計測等を用いて、画像中の人の位置を実際の空間上の位置に変換し、監視区域内に存在する人の位置を検出する(S03)。
ここで、図4は、監視区域の一例を説明するための図である。なお、図4では、監視区域の一例として、コンビニエンスストア等の売店を例にしている。図4に示すように、監視区域としての店40は、店の天井等に複数のカメラ41−1〜41−6と、複数の受信器42−1〜42−5が設置されている。なお、図4に示すカメラ41及び受信器42の設置台数や設置位置は一例であり、本発明においては特に限定されるものではなく、店内において撮影及び受信の死角ができないように所定位置に所定数が設置されていればよい。
また、図4に示すように、一般に店40の中には、商品を陳列するための陳列棚43等が設けられているため、店員等の監視者が、被監視者を観察する際には、陳列棚43が遮蔽物となるため、死角ができやすくなる。ここで、図4に示すような店40においては、店員と客(来店者)とが存在するが、カメラ41から得られる映像からでは、撮影された人物が店員であるか客であるかの判別を迅速且つ正確に行うことは困難となる。そこで、予め店員に発信器としてRFIDを所持させておき、店員に所持させたRFID情報を受信器42で受信する(S04)。なお、RFIDタグの所持方法は、店員が身に着けるバッジ等に一体に付加させておいてもよく、専用のRFID付き携帯端末を所持させてもよい。
ここで、図5は、店内の人物の位置関係を説明するための図である。なお、図5では、店内フロアを上から撮影した図である。ここで、図5に示すように、店40には1又は複数の店員(図5においては、店員51−1〜51−3)と、客(図5においては、客52−1〜52−4)が存在するものとする。また、各店員51−1〜51−3には、上述したようにRFIDを備えた発信器53−1〜53−3を有している。つまり、各店員51−1〜51−3が所持する発信器53−1〜53−3を受信器42で受信することにより、RFID情報を受信する。
なお、RFID情報としては、例えばRFIDの識別情報や、GPS等の機能を有する場合は位置情報、方位計等の機能を有する場合は方位情報等が含まれている。なお、例えば予め蓄積手段28に店員毎にどのRFIDが割り当てられているかの情報を設定しておくことで、受信したRFID情報により、店員毎の位置を随時把握することができる。また、図5では、陳列棚43の他にも、商品の精算、会計を行うレジ台54等が遮蔽物として存在する。
次に、S04にて取得したRFID情報から店員の位置情報を検出する(S05)。RFID情報から店員の位置情報を検出する手法としては、例えば、発信器53からの信号(RFID情報)を受信した受信器42の設置位置により場所を特定してもよく、また、発信器53にGPS等の機能を設けておき、GPSから得られる位置情報をRFID情報に含めて送信することで、店員の位置を検出することができる。
次に、S05で検出した店員の位置情報に基づいて、S02にて得られる画像情報に含まれる人が店員(監視者)であるか、又は客(被監視者)であるかの判別を行う(S06)。なお、S06により被監視者と判別された場合には、画像情報等に基づき、店の外に出るまで追跡して監視される。
次に、S06にて、被監視者と判別された人の視線情報を取得する(S07)。具体的には、従来の画像認識処理により、まず撮影された画像情報から被監視者の顔を検出し、その顔の特徴量を抽出して被監視者の頭の重心に3次元座標(XYZ)を規定し、頭の回転角度や位置等の顔の角度(視線情報)を取得する。
ここで、図6は、視線情報の取得内容を説明するための一例の図である。図6(a)には、あるカメラ41から取得した画像情報60に監視者として判別された店員51と、被監視者として判別された客52が映っている。また、図6(b)は、カメラ41から得た画像中の各画素を実空間上の場所に対応させる対応テーブルやステレオカメラによる距離計測等を用いて、画像中の店員51と被監視者52の位置を実際の空間上の位置に変換したものである。そして、被監視者52の頭の重心に3次元座標(XYZ)を規定し、被監視者52の顔の角度(視線)情報を取得して、図6(b)の矢印61に示すような被監視者52の視線の方向を定める。このとき、図6(b)の矢印62に示すように監視者51の視線の方向を取得してもよい。なお、視線とは、図6(b)の矢印61,62に示すような監視者51、被監視者52の視線の方向を基準として所定の角度範囲からなる領域を示している。
また、上述の例では、被監視者の顔の角度から視線情報を取得しているが、本発明においてはこの限りではなく、例えば画像情報から目(瞳孔)の向きを検出して、その被監視者の視線情報を取得することができる。
次に、S07にて得られる客の視線情報に基づいて、客(被監視者)が店員(監視者)の動きを確認するような行為を不審な行動として不審者を検出する(S08)。ここで、S08における不審者の検出処理の内容についてフローチャートを用いて説明する。
<検出処理1>
図7は、第1の不審者検出処理手順の一例を示すフローチャートである。図7では、まず、上述のS07に示すように、店員(監視者)の動きを見ている客(被監視者)を検出すると、その客の被監視者の視線方向に監視者がいる累積時間を計測する(S11)。ここで、累積時間とは、その被監視者が一端監視者から外れ、その後、また視線方向に監視者がいる状態となった場合には、それまで累積していた時間から継続して計時される時間である。
次に、累積時間が所定時間を経過したか否かを判断し(S12)、累積時間が所定時間を経過した場合(S12において、YES)、その客を不審者であると判断する(S13)。また、累積時間が所定時間を経過していない場合(S12において、NO)、その被監視者が監視区域外である店外に移動したかを判断し(S14)、被監視者が店外に移動した場合(S14において、YES)、検出処理を終了する。また、S14において被監視者が店外に移動していない場合(S14において、NO)、S11に戻り累積時間の計測を行う。
このように、時間情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かの判断を行うことができる。
<検出処理2>
図8は、第2の不審者検出処理手順の一例を示すフローチャートである。図8では、まず、上述のS07に示すように、店員(監視者)の動きを見ている客(被監視者)を検出すると、その客の被監視者の視線方向に監監視者がいる累積回数を計測する(S21)。ここで、累積回数とは、その被監視者が一端監視者の視線方向から外れ、その後、また視線方向にいるような状態となった場合には、それまで回数から継続してカウントされる回数である。
次に、累積回数が所定回数を経過したか否かを判断し(S22)、累積回数が所定回数を経過した場合(S22において、YES)、その客を不審者であると判断する(S23)。また、累積回数が所定回数を経過していない場合(S22において、NO)、その被監視者が監視区域外である店外に移動したかを判断し(S24)、被監視者が店外に移動した場合(S24において、YES)、検出処理を終了する。また、S24において被監視者が店外に移動していない場合(S24において、NO)、S21に戻り累積回数の計測を行う。
このように、被監視者が監視者を見る回数情報に基づいて、より高精度に被監視者が不審者であるか否かを判断することができる。
<その他の検出処理>
また、上述した検出処理としては、例えば被監視者の視線情報を基準として、予め店舗(監視領域)内における出口の位置やレジの位置等の店舗情報等を蓄積しておき、被監視者の視線方向にレジや出口付近がある時間が所定時間以上、あるいはレジや出口付近を確認する回数が所定回数以上である場合、又は他の客の動きを所定時間又は所定回数観察しているような場合、店の通路の端で左右や背後を確認している場合等に、その被監視者を不審者と判断してもよい。
また、本発明における不審者検出処理については、上述の内容に限定されることはなく、例えば上述の検出処理のうち、複数を組み合わせて不審者の検出を行ってもよい。この場合、複数の検出手法により検出された場合には、視線方向に監視者がいる時間や回数により、より不審者に近い人物を不審者確実度(度数)として優先付けて管理してもよい。これにより、不審者と判断された人物の中からより不審者と思われる人物を特定することができる。
ここで、本発明では、不審者の判断を行うことで、高精度な監視を実現できるが、図3に示すように、不審者を検出した場合に、監視者である店員等にその旨を報知する(S09)。なお、S09において報知する情報としては、例えば上述した検出処理手順により不審者と判断された被監視者がいる場合、その監視者の現在位置、又はどのような検出手段により不審者を判断したか等の情報を文字又は音声等により監視者が所持するRFID等を有する発信器に報知する。また、不審者をカメラで撮影した画像を報知することもできる。この場合、監視者が所持する発信器には、画像を表示できる携帯端末を用いることができる。
また、報知する際には、監視者の全員に報知してもよく、予め設定された監視者(代表監視者等)又は不審者に近い1又は複数の監視者、不審者に気付かれないように不審者の死角にいる監視者等、特定の監視者に報知することもできる。
また、不審者と判断した人物の顔画像情報を蓄積しておき、蓄積された画像情報から人物の顔の特徴データを生成し、その人物の顔の特徴データを記録して、顔の特徴データを用いて同一人物であるかを照合して過去にも不審行動を行っているかを判断し、判断結果に応じて店員への警告内容(要注意、注意等)を変化させてもよい。更に、監視者に報知すると共に、警備会社に連絡することもできる。
上述したように、本発明によれば、監視者の監視の負担を軽減すると共に、多くの被監視者の中から確実に不審者を検出することができる。これにより、監視区域内における高精度な監視を実現することができる。
具体的には、監視区域内に設置された1又は複数のカメラから得られる画像を用い、被監視者の視線に基づいて監視者の動きを確認する行為を不審な行動として、被監視者の中から不審者の検出を行う。また、不審者がいることを監視者等に知らせることで、監視者の監視の負担を軽減すると共に、多くの被監視者の中から確実に不審者を検出することができる。また、監視者は報知内容に基づいて、特定の被監視者を注視すればよいため、監視業務の負担を軽減することができる。
なお、上述の実施形態では、監視区域として店を用いて説明したが、本発明においては、オフィス等の建物や病院、銀行等と警備員の関係等においても適用することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における監視システムの概略構成の一例を示す図である。 監視装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明における監視処理手順の一例を示すフローチャートである。 監視区域の一例を説明するための図である。 店内の人物の位置関係を説明するための図である。 視線情報の取得内容を説明するための一例の図である。 第1の不審者検出処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の不審者検出処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 監視システム
11,41 カメラ
12 監視装置
13,42 受信器
14,53 発信器
21 入力手段
22 出力手段
23 人物位置検出手段
24 監視者位置検出手段
25 判別手段
26 視線情報取得手段
27 不審者判断手段
28 報知手段
29 蓄積手段
30 送受信手段
31 制御手段
40 店
43 陳列棚
51 店員
52 客
54 レジ台
60 画像情報
61,62 矢印

Claims (8)

  1. 予め設定された監視区域内にいる被監視者を監視する監視システムにおいて、
    前記監視区域を撮影し画像情報を出力する1又は複数の撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた画像情報に基づいて、前記監視区域内の人の位置を検出する人物位置検出手段と、
    前記監視区域内の監視者の位置を検出する監視者位置検出手段と、
    前記人物位置検出手段により得られた人の位置と、前記監視者位置検出手段により得られた監視者の位置とに基づいて、前記監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する判別手段と、
    前記画像情報から被監視者の視線を取得する視線情報取得手段と、
    前記被監視者の位置及び視線情報と、前記監視者の位置とに基づいて、前記被監視者の視線に前記監視者がいる場合に、前記被監視者を不審者と判断する不審者判断手段とを有することを特徴とする監視システム。
  2. 前記不審者判断手段により、被監視者が不審者であると判断した場合、前記監視者へ不審者がいることを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記不審者判断手段は、
    前記被監視者の視線に前記監視者がいる時間を累積し、累積時間が所定時間以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の監視システム。
  4. 前記不審者判断手段は、
    前記被監視者の視線に前記監視者がいる回数を累積し、累積回数が所定回数以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の監視システム。
  5. 予め設定された監視区域内にいる被監視者を監視するための監視方法において、
    1又は複数の撮像手段により前記監視区域を撮影し画像情報を出力する撮像段階と、
    人物位置検出手段により前記監視区域内の人の位置を検出する人物位置検出段階と、
    監視者位置検出手段により前記監視区域内の監視者の位置を検出する監視者位置検出段階と、
    前記人物位置検出段階により得られた人の位置と、前記監視者位置検出段階により得られた監視者の位置とに基づいて、前記監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する判別段階と、
    前記画像情報から被監視者の視線を取得する視線情報取得段階と、
    前記被監視者の位置及び視線情報と、前記監視者の位置とに基づいて、前記被監視者の視線に前記監視者がいる場合に、前記被監視者を不審者と判断する不審者判断段階とを有することを特徴とする監視方法。
  6. 前記不審者判断段階により、被監視者が不審者であると判断した場合、前記監視者へ不審者がいることを報知する報知段階を有することを特徴とする請求項に記載の監視方法。
  7. 前記不審者判断段階は、
    前記被監視者の視線に前記監視者がいる時間を累積し、累積時間が所定時間以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする請求項5又は6に記載の監視方法。
  8. 前記不審者判断段階は、
    前記被監視者の視線に前記監視者がいる回数を累積し、累積回数が所定回数以上の場合、前記被監視者を不審者であると判断することを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の監視方法。
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