JP4864468B2 - エレベータのかご位置検出装置 - Google Patents
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Description
また、仮に1つの検出センサが故障した場合にでも、かごが終端階付近に進入している状態を検出できるように、検出プレートの配置パターンには冗長性が持たされている。具体的には、検出プレートは、4列に分けて配置されており、その内の2列で、上部及び下部のいずれかの終端階付近にかごが位置されていることを示すことができ、残りの2列で、上部及び下部の終端階付近での詳細なかご位置を4箇所ずつ示すことができるように配列されている(例えば、特許文献1参照)。
まず、この実施の形態1の概要を説明する。従来のかご位置検出装置では、検出センサとして磁気センサや光センサを用いていたので、検出プレートの有無(ON/OFF)を検出し、その検出結果を例えば0及び1等の2値データとして扱う。従って、この2値データを用いて4箇所のかご位置を判定するためには、例えば00,01,10,11等の2列(2桁)のデータが必要となるので、検出センサ及び検出プレートを2列に分けて配置する必要がある。
これに対して、この実施の形態1のかご位置検出装置では、検出センサとして静電容量センサを用いるとともに、検出するかご位置毎に、それぞれ異なる形状(厚み・幅)で形成された検出プレートを配置する。これによって、検出結果を例えば1,2,3,4等の多値データとして扱うことができ、4箇所のかご位置を1列(1桁)のデータで判定することができる。つまり、この実施の形態1のかご位置検出装置では、従来4箇所のかご位置を判定するために必要だった検出センサ及び検出プレートの列数を、2列から1列に減らすことができる。また、この実施の形態1のかご位置検出装置では、検出プレートの配置方法を工夫したり、かご位置の判定方法を工夫したりすることで、1列に配置された2つの検出センサと4種類の検出プレートとによって、8箇所のかご位置を判定できるようにしている。
また、検出センサとして光電センサを用いる場合には、素子寿命による特性劣化が発生したり、例えば昇降路1内に多くの埃が舞っている等、昇降路1内の環境の影響によって検出精度が悪化したりするが、検出センサとして静電容量センサ24a,24bを用いることで、そのような問題も解消できる。
図6は、この発明の実施の形態2による上部終端階付近で第1及び第2の静電容量センサ24a,24bからエレベータ制御装置30に入力される情報を示す説明図である。図において、上部終端階付近では、第1及び第2の静電容量センサ24a,24bは、静電容量C1及び静電容量C2を検出する。即ち、上部検出プレート5a〜8aの形状の種類は2種類である。上部検出プレート5a〜8aは、第1及び第2の静電容量センサ24a,24bによって同時に検出される静電容量の値が、第1〜4の上部作動位置15U〜18U毎に異なるように配置されている。
図8は、この発明の実施の形態3によるエレベータのかご位置検出装置を示す構成図である。図において、各作動位置15U〜18U,15D〜18Dには、検出プレート5b〜12bが配置されている。検出プレート5b〜12bは、実施の形態1の検出プレート5a〜12aと同様に、検出エリア41aに進入した状態で検出エリア41aの静電容量をそれぞれ異ならしめる。検出プレート5b〜12bの形状の種類は、4種類であり、検出プレート5b〜12bの形状毎の配置パターンは、実施の形態1の検出プレート5a〜12aの配置パターンと同様である。
Claims (4)
- かごに搭載され、かつ上記かごの昇降方向に平行な一直線上に配置された複数の静電容量センサ、
上記かごの昇降により上記静電容量センサの検出エリア内に進入されるように昇降路内に設置され、上記検出エリア内に位置した状態での上記検出エリアの静電容量をそれぞれ異ならしめる複数の被検出部材、及び
上記静電容量センサからの情報に基づいて上記かごの位置を判定するかご位置判定部
を備えていることを特徴とするエレベータのかご位置検出装置。 - 上記各静電容量センサは、それぞれ異なる上記被検出部材がそれぞれの上記検出エリア内に同時に位置するように、上記かごの昇降方向に互いに間隔を置いて配置されており、
上記各被検出部材は、上記各静電容量センサによって同時に検出される静電容量が、上記かご位置判定部によって判定される上記かごの位置毎に異なるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご位置検出装置。 - 上記各静電容量センサは、同じ上記被検出部材がそれぞれの上記検出エリア内に同時に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご位置検出装置。
- 上記各被検出部材は、上記かごの昇降に伴って1つの上記静電容量センサによって順に検出される第1の静電容量と第2の静電容量との組み合わせが、それぞれ異なるように配置されており、
上記かご位置判定部は、上記静電容量センサによって検出された第1及び第2の静電容量に基づいて上記かごの位置を判定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご位置検出装置。
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