JP7156396B2 - エレベーター用の層間変位検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーター用の層間変位検出装置に関する。
中間免震建物の免震層には、強風又は地震等により層間変位が生じ得る。免震層を通過するエレベーターは、層間変位量に応じて運行制御される必要がある。特許文献1には、エレベーター管制運転用の変位感知器が開示されている。
日本特許第5688042号公報
特許文献1に記載の変位感知器では、感知プレートの開口部に上から挿入された感知レバーが感知プレートに接触することで、層間変位が検出される。しかしながら、一定以上の大きさの層間変位が発生した場合、感知レバーが開口部から外れて感知プレートの外側に移動することが起こり得る。この場合、層間変位が無い状態に戻ったとしても、変位感知器では層間変位が発生していると誤検出される。
この発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、常に層間変位を正しく検出することができるエレベーター用の層間変位検出装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター用の層間変位検出装置は、建物の免震層に設置され、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する検出器建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の一方の壁に支持された検出体と、を備え、検出器は、建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て検出体と重なる位置で検出体と接触するように配置され、検出体と接触しているか否かを検出する。
また、この発明に係るエレベーター用の層間変位検出装置は、建物の免震層に設置され、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する検出器と、建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の一方の壁に支持された検出体と、を備え、検出器は、建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て検出体と重なる位置で検出体と接触しないように配置され、検出体との垂直方向の距離を検出する。
この発明によれば、昇降路の壁の水平方向の変位が垂直方向の変位に変換して検出される。このため、常に層間変位を正しく検出することができる。
実施の形態1における層間変位検出装置が設置された建物の昇降路の正面図である。 実施の形態1における層間変位検出装置が設置された建物の昇降路の平面図である。 実施の形態1における層間変位検出装置の正面図である。 実施の形態1における層間変位検出装置の側面図である。 実施の形態1における層間変位検出装置の平面図である。 層間変位発生時の昇降路の正面図である。 層間変位発生時の層間変位検出装置の側面図の例である。 層間変位発生時の層間変位検出装置の側面図の例である。 実施の形態1における検出体の第1例を示す平面図である。 実施の形態1における検出体の第1例を示す側面図である。 実施の形態1における検出体の第2例を示す平面図である。 実施の形態1における検出体の第2例を示す側面図である。 実施の形態1における検出体の第3例を示す平面図である。 実施の形態1における検出体の第3例を示す側面図である。 実施の形態1における検出体の第4例を示す平面図である。 実施の形態1における検出体の第4例を示す側面図である。 実施の形態1における検出体の第5例を示す平面図である。 実施の形態1における検出体の第5例を示す側面図である。 実施の形態2における層間変位検出装置の側面図である。 実施の形態2における検出体の第6例を示す平面図である。 実施の形態2における検出体の第6例を示す側面図である。
以下、添付の図面を参照して実施の形態について説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号が付される。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における層間変位検出装置が設置された建物の昇降路の正面図である。図2は、実施の形態1における層間変位検出装置が設置された建物の昇降路の平面図である。
図1及び図2は、中間免震建物の昇降路の構造の一例を示す。昇降路は、建物の下層1、免震層2及び上層3を貫くように形成されている。エレベーターのかご4は、一対のかごガイドレール5に案内される。エレベーターの釣合おもり6は、一対のおもりガイドレール7に案内される。エレベーターの運行制御は、図示しないエレベーター制御装置によって行われる。
免震層2の昇降路は、下層1及び上層3よりも水平方向に拡大されて形成されている。免震層2の昇降路の壁は、例えば、水平な免震スリット8によって上下に分かれている。
エレベーター用の層間変位検出装置9は、建物の免震層2に設置される。層間変位検出装置9は、例えば、免震層2の昇降路の内壁面又は外壁面に設置される。
図1及び図2は、免震層2の昇降路の外壁面に層間変位検出装置9が設置された場合を例示する。当該外壁面は、例えば、免震層2に含まれる階の特定の部屋等の壁面に相当する。
図3は、実施の形態1における層間変位検出装置の正面図である。図4は、実施の形態1における層間変位検出装置の側面図である。図5は、実施の形態1における層間変位検出装置の平面図である。
層間変位検出装置9は、少なくとも1つの検出体10及び少なくとも1つの検出器11を備える。
図3から図5は、検出体10として、検出体10a及び検出体10bが設けられる場合を例示する。図3から図5は、検出器11として、検出器11a及び検出器11bが設けられる場合を例示する。
検出体10は、検出体ブラケット12に取り付けられる。検出器11は、検出器ブラケット13に取り付けられる。免震スリット8には、例えば、免震目地14が充填されている。
検出体ブラケット12は、例えば、免震スリット8の下側の壁に固定される。この場合、検出体10は、免震スリット8の下側の壁に支持される。検出器ブラケット13は、例えば、免震スリット8の上側の壁に固定される。この場合、検出器11は、免震スリット8の上側の壁に支持される。なお、図5は、免震スリット8の高さから下方を見た状態を示す。
検出体10は、例えば、垂直方向から見て円形状を呈する。検出体10は、免震層2に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て、検出器11と重なる位置に配置される。つまり、免震層2に層間変位が発生していない時は、図3から図5に示す検出体10の上面が検出器11と対向する。
検出器11は、免震層2に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て、検出体10の中央部と重なる位置に配置される。検出器11は、検出体10との垂直方向の位置関係に基づいて、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位として検出する。
実施の形態1における検出器11は、例えば、垂直方向において検出体10と接触しているか否かを検出する機能を有する。接触式の検出器11としては、例えば、プランジャ型リミットスイッチが用いられる。この場合、検出器11は、免震層2に層間変位が発生していない状態でプランジャの先端が検出体10の上面の中央部で垂直方向に押し込まれるように配置される。つまり、免震層2に層間変位が発生していない時は、接触式の検出器11の接点がオン状態となる。
図6は、層間変位発生時の昇降路の正面図である。図7及び図8は、層間変位発生時の層間変位検出装置の側面図の例である。
強風又は地震等による建物の揺れが収まった後は、図6に示すように、免震スリット8の上下の壁が水平方向にずれた状態となり得る。このとき、図7又は図8に示すように、検出器11と検出体10とが垂直方向に重ならない状態となり得る。つまり、免震層2に一定以上の層間変位が発生している時は、接触式の検出器11の接点がオフ状態となる。
検出器11による検出結果は、例えば、エレベーター制御装置によって取得される。エレベーター制御装置は、例えば、検出器11による検出結果に基づいて管制運転を実施する。
図3から図5に示す例では、検出体10aよりも検出体10bの方が垂直方向から見た径が小さく形成されている。例えば、検出器11aの接点がオン状態のままで検出器11bの接点だけがオフ状態となった場合、エレベーター制御装置は、小さい層間変位が発生したと判定し得る。例えば、検出器11a及び検出器11bの両方の接点がオフ状態となった場合、エレベーター制御装置は、大きい層間変位が発生したと判定し得る。エレベーター制御装置は、層間変位が大きい場合と小さい場合とで、異なる管制運転を実施し得る。検出体10a及び検出体10bの径は、例えば、検出したい層間変位の大きさに応じて予め設定される。
図9は、実施の形態1における検出体の第1例を示す平面図である。図10は、実施の形態1における検出体の第1例を示す側面図である。
検出体10の第1例は、円柱型の形状を呈する。検出体10の第1例は、例えば、平坦な上面を有する。検出体10の第1例は、垂直な側面を有する。
図11は、実施の形態1における検出体の第2例を示す平面図である。図12は、実施の形態1における検出体の第2例を示す側面図である。
検出体10の第2例は、円錐台型の形状を呈する。検出体10の第2例は、例えば、平坦な上面を有する。検出体10の第2例は、傾斜した側面を有する。当該側面の傾斜角は、例えば、45度である。検出体10の第2例の高さは、例えば、第1例と同じである。
図13は、実施の形態1における検出体の第3例を示す平面図である。図14は、実施の形態1における検出体の第3例を示す側面図である。
検出体10の第3例は、円錐台型の形状を呈する。検出体10の第3例は、例えば、平坦な上面を有する。検出体10の第3例は、傾斜した側面を有する。当該側面の傾斜角は、例えば、45度未満である。検出体10の第3例の高さは、例えば、第1例と同じである。
図15は、実施の形態1における検出体の第4例を示す平面図である。図16は、実施の形態1における検出体の第4例を示す側面図である。
検出体10の第4例は、円柱部分及び円錐台部分を備えた形状を呈する。円柱部分は、垂直な側面を有する。円錐台部分は、例えば、円柱部分の側面の上端から連続する傾斜した側面を有する。円錐台部分は、例えば、平坦な上面を有する。検出体10の第4例の高さは、例えば、第1例と同じである。
図17は、実施の形態1における検出体の第5例を示す平面図である。図18は、実施の形態1における検出体の第5例を示す側面図である。
検出体10の第5例は、球面型の形状を呈する。検出体10の第5例の中央部の高さは、例えば、第1例と同じである。
なお、実施の形態1において、検出体ブラケット12及び検出器ブラケット13の配置は逆であってもよい。つまり、検出体ブラケット12が免震スリット8の上側の壁に固定され、検出器ブラケット13が免震スリット8の下側の壁に固定されてもよい。この場合、検出体10が免震スリット8の上側の壁に支持され、検出器11が免震スリット8の下側の壁に支持される。この場合、免震層2に層間変位が発生していない時は、検出体10の下面が検出器11と対向する。
以上で説明した実施の形態1によれば、検出体10及び検出器11は、建物の免震層2に設置される。検出器11は、検出体10との垂直方向の位置関係に基づいて、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する。このため、常に層間変位を正しく検出することができる。
また、検出体10は、建物の免震層2において免震スリット8の上側又は下側の一方の壁に支持される。検出器11は、建物の免震層2において免震スリット8の上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層2に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て検出体10と重なる位置で検出体10と接触するように配置され、検出体10と接触しているか否かを検出する。このため、層間変位が無い状態に戻ったにもかかわらず層間変位が発生していると誤検出されることを防止できる。その結果、常に層間変位を正しく検出することができる。
また、検出体10は、例えば、円柱型の形状を呈する。この場合、垂直方向から見た検出体10の形状は円形であるため、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。
また、検出体10は、例えば、円錐台型の形状を呈する。この場合、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。また、検出体10の側面が傾斜しているため、層間変位が無い状態に戻る際に、接触式の検出器11が円滑に検出体10に乗り上がることができる。
また、検出体10は、例えば、側面の傾斜角が45度未満の円錐台型の形状を呈する。この場合、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。また、検出体10の側面の傾斜が緩やかであるため、層間変位が無い状態に戻る際に、接触式の検出器11がより円滑に検出体10に乗り上がることができる。
また、検出体10は、例えば、円柱部分と、円柱部分の側面の上端又は下端から連続する傾斜した側面を有する円錐台部分と、を備えた形状を呈する。この場合、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。また、円錐台部分の側面が傾斜しているため、層間変位が無い状態に戻る際に、接触式の検出器11が円滑に検出体10に乗り上がることができる。更に、上部のみを部分的に円錐台型に形成すればよいため、検出体10のサイズが水平方向に大きくなることを回避できる。なお、円錐台部分の高さは、例えば、接触式の検出器11のプランジャ可動量に合わせて設定される。
また、検出体10は、例えば、球面型の形状を呈する。この場合、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。また、円錐台部分の側面が傾斜しているため、層間変位が無い状態に戻る際に、接触式の検出器11が円滑に検出体10に乗り上がることができる。
また、検出器11及び検出体10は、例えば、昇降路の外壁面に支持される。この場合、昇降路内に入ることなく、免震層2に存在する階の特定の部屋等において容易に層間変位検出装置9の据付作業及び保守作業を実施できる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2について説明する。実施の形態1と重複する説明は適宜省略する。
図19は、実施の形態2における層間変位検出装置の側面図である。
実施の形態2における検出器11は、例えば、垂直方向において対向する物体との距離を非接触で検出する機能を有する。非接触式の検出器11としては、例えば、レーザー変位計が用いられる。この場合、検出器11は、免震層2に層間変位が発生していない状態で検出体10と接触せずに対向するように配置される。
免震層2に層間変位が発生していない時は、非接触式の検出器11による検出結果は、検出器11と検出体10との垂直距離に対応した値となる。免震層2に層間変位が発生して検出器11と検出体10とが垂直方向に重なっていない時は、非接触式の検出器11による検出結果は、検出器11と検出体10との垂直距離よりも大きい値となる。
実施の形態2における検出体10としては、実施の形態1における検出体10の第1例から第5例と同じものを用いることが可能である。
図20は、実施の形態2における検出体の第6例を示す平面図である。図21は、実施の形態2における検出体の第6例を示す側面図である。
検出体10の第6例は、第1の円柱部分及び第2の円柱部分を備えた形状を呈する。第1の円柱部分及び第2の円柱部分は、垂直な側面を有する。第1の円柱部分及び第2の円柱部分は、平坦な上面又は下面を有する。第2の円柱部分は、第1の円柱部分よりも径が小さく形成され、第1の円柱部分の上面又は下面に重ねられている。つまり、検出体10の第6例は、円柱を二段重ねにした形状を呈する。
以上で説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、検出器11は、検出体10との垂直方向の位置関係に基づいて、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する。このため、常に層間変位を正しく検出することができる。
また、検出体10は、建物の免震層2において免震スリット8の上側又は下側の一方の壁に支持される。検出器11は、建物の免震層2において免震スリット8の上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層2に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て検出体10と重なる位置で検出体10と接触しないように配置され、検出体10との垂直方向の距離を検出する。このため、層間変位が無い状態に戻ったにもかかわらず層間変位が発生していると誤検出されることを防止できる。その結果、常に層間変位を正しく検出することができる。
また、検出体10は、例えば、第1の円柱部分と、第1の円柱部分よりも径が小さく形成され、第1の円柱部分の上面又は下面に重ねられた第2の円柱部分と、を備えた形状を呈する。この場合、水平方向の全方位において等しく層間変位を検出できる。また、第1の円柱部分を検出体10aとして設け、第2の円柱部分を検出体10bとして設ければ、2種類の層間変位の大きさを1個の検出体10で検出できる。このため、検出体10の製作コスト及び設置スペースを低減できる。
なお、実施の形態1及び2における検出体10は、例えば、垂直方向から見て楕円形状を呈するものでもよい。この場合、水平方向のうち特定の方向における層間変位を重点的に検出できる。
以上のように、この発明に係るエレベーター用の層間変位検出装置は、中間免震建物のエレベーターに利用できる。
1 下層
2 免震層
3 上層
4 かご
5 かごガイドレール
6 釣合おもり
7 おもりガイドレール
8 免震スリット
9 層間変位検出装置
10 検出体
10a 検出体
10b 検出体
11 検出器
11a 検出器
11b 検出器
12 検出体ブラケット
13 検出器ブラケット
14 免震目地

Claims (9)

  1. 建物の免震層に設置され、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する検出器
    建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の一方の壁に支持された検出体と、を備え
    前記検出器は、建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て前記検出体と重なる位置で前記検出体と接触するように配置され、前記検出体と接触しているか否かを検出するエレベーター用の層間変位検出装置。
  2. 建物の免震層に設置され、昇降路の壁の水平方向の変位を垂直方向の変位に変換して検出する検出器と、
    建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の一方の壁に支持された検出体
    を備え、
    前記検出器は、建物の免震層において免震スリットの上側又は下側の他方の壁に支持され、免震層に層間変位が発生していない状態で垂直方向から見て前記検出体と重なる位置で前記検出体と接触しないように配置され、前記検出体との垂直方向の距離を検出するエレベーター用の層間変位検出装置。
  3. 前記検出体は、円柱型の形状を呈する請求項又は請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  4. 前記検出体は、円錐台型の形状を呈する請求項又は請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  5. 前記検出体は、側面の傾斜角が45度以下の円錐台型の形状を呈する請求項又は請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  6. 前記検出体は、
    円柱部分と、
    前記円柱部分の側面の上端又は下端から連続する傾斜した側面を有する円錐台部分と、
    を備えた形状を呈する請求項又は請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  7. 前記検出体は、球面型の形状を呈する請求項又は請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  8. 前記検出体は、
    第1の円柱部分と、
    前記第1の円柱部分よりも径が小さく形成され、前記第1の円柱部分の上面又は下面に重ねられた第2の円柱部分と、
    を備えた形状を呈する請求項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
  9. 前記検出器及び前記検出体は、昇降路の外壁面に支持された請求項から請求項のいずれか1項に記載のエレベーター用の層間変位検出装置。
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