JP2015202958A - エレベータ乗かご位置検出装置 - Google Patents

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直行 吉田
Naoyuki Yoshida
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Abstract

【課題】設置条件の異なる複数の昇降路内における設置を考慮した場合でも、ブラケットと遮蔽板の組み合わせを1組設ければ済むエレベータ乗かご位置検出装置の提供。【解決手段】本発明は、ブラケット4に取り付けられた遮蔽板6と光電式位置検出器5とを備えている。遮蔽板6は上下対称形状から成り、ブラケット4に取り付けられる取り付け部10と、光電式位置検出器5の第1検出素子7によって検出されるドア開を許容させるドアゾーン領域を決めるドアゾーン部11と、第2検出素子8によって検出される下側許容領域を決める下側リレベリングゾーン部12と、第3検出素子9によって検出される上側許容領域を決める上側リレベリングゾーン部13とを含んでいる。第1検出素子7の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に第2検出素子8を設け、仮想水平線に対して前述の所定距離と同じ距離上方の位置に第3検出素子9を設けてある。【選択図】図2

Description

本発明は、ガイドレールに固定されたブラケットに取り付けられた板体の位置に関連して乗かごの位置を検出する位置検出器を備えたエレベータ乗かご位置検出装置に関する。
図9は従来のエレベータ乗かご位置検出装置を示す平面図、図10は図9に示す従来技術の側面図である。一般にエレベータには、昇降路内に昇降可能に設けられた乗かごと、昇降路内に設けられ乗かごを上下方向に案内するガイドレールとが備えられている。
このエレベータに備えられる従来の乗かご位置検出装置は、図9,10に示すように、図示しないガイドレールに固定されたブラケット4に取り付けられた板体、すなわち遮蔽板26と、この遮蔽板26の位置に関連して昇降路1内を昇降する乗かご2に設けられ、この乗かご2の位置を検出する位置検出器、例えば光電式位置検出器25とを備えている。
光電式位置検出器25は、乗かご2がドア開を許容するドアゾーン領域に存在することを検出する第1検出素子7を含んでいる。また、乗かご2が所定の着床位置よりも予め設定される下側許容領域を超えて下降したことを検出し、所定の着床位置まで乗かご2を上昇させる信号を出力する第2検出素子8を含んでいる。また、乗かご2が所定の着床位置よりも予め設定される上側許容領域を超えて上昇したことを検出し、所定の着床位置まで乗かご2を下降させる信号を出力する第3検出素子9を含んでいる。
図10に示すように、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9のそれぞれは、同じ仮想水平線上に位置するように配置されている。乗かご2の昇降に伴って、第1検出素子7は経路34上を移動し、第2検出素子8は経路35上を移動し、第3検出素子9は経路36上を移動する。
図9に示すように、第1検出素子7は発光素子7aと受光素子7bとを備え、第2検出素子8は発光素子8aと受光素子8bとを備え、第3検出素子9は発光素子9aと受光素子9bとを備えている。
遮蔽板26は、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9それぞれの発光素子7a,8a,9aから受光素子7b,8b,9bに向って発せられる光を遮蔽可能となっており、図9に示すように、平面視がL字形状に形成され、側面視がh字形状、すなわち上下非対称の形状に形成されている。
この遮蔽板26は、図示しないガイドレールに固定されるブラケット4に取り付けられる取り付け部30と、光電式位置検出器25の第1検出素子7によって検出される前述のドアゾーン領域を決める寸法D0のドアゾーン部31を含んでいる。このドアゾーン部31は取り付け部30との間に略90°の角度を形成するように設けてある。また遮蔽板26は、第2検出素子8によって検出される前述の下側許容領域を決める下側リレベリングゾーン部32を含んでいる。この下側リレベリングゾーン部32はドアゾーン部31に連設させてある。また遮蔽板26は、第3検出素子9によって検出される前述の上側許容領域を決める上側リレベリングゾーン33を含んでいる。この上側リレベリングゾーン部33は下側リレベリングゾーン32に連設させて、かつ、乗かご2に対向するように設けてある。
図9に示すように、光電式位置検出器25の平面視形状は、遮蔽板26のドアゾーン部31、下側リレベリングゾーン部32、及び上側リレベリングゾーン部33が相対的に挿入可能な空間部25aを有するコ字形状から成っている。
図10に示す、第2検出素子8の中心を通る仮想水平線と下側リレベリングゾーン部32の下端との距離D2が、下側許容領域に相当し、第3検出素子9の中心を通る仮想水平線と上側リレベリングゾーン部33の上端との距離D1が、上側許容領域に相当する。例えばD1=D2に設定されている。
このように構成される従来技術にあっては、乗かご2が階床の正規な着床位置、すなわち所定の着床位置に停止している状態にあっては、図10に示すように、光電式位置検出器25の第1検出素子7が遮蔽板26のドアゾーン部31に対向するように位置し、第2検出素子8が遮蔽板26の下側リレベリングゾーン部32に対向するように位置し、第3検出素子9が遮蔽板26の上側リレベリングゾーン部33に対向するように位置する。したがって、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9それぞれの発光素子7a,8a,9aから発せられる光は、遮蔽板26に遮られて受光素子7b,8b,9bに入射されず、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9のそれぞれから、例えば全てOFFの信号が乗かご2の昇降を制御する図示しないエレベータ制御装置に出力される。
例えば図11に示すように、乗かご2が所定の着床位置に保たれている状態から、ドアゾーン領域内にあって前述の距離D2よりも下降すると、第2検出素子8の発光素子8aから発せられた光が受光素子8bに入射し、この第2検出素子8のみがONとなる。この第2検出素子8のON信号が図示しないエレベータ制御装置に出力され、このエレベータ制御装置の制御によって乗かご2は前述の所定の着床位置まで上昇する。
また逆に、図12に示すように、乗かご2が所定の着床位置に保たれている状態から、ドアゾーン領域内にあって前述の距離D1よりも上昇すると、第3検出素子9の発光素子9aから発せられた光は受光素子9bに入射し、この第3検出素子9のみがONとなる。この第3検出素子9のON信号が図示しないエレベータ制御装置に出力され、このエレベータ制御装置の制御によって乗かご2は前述の所定の着床位置まで下降する。
このような動作を行う光電式位置検出器25及び遮蔽板26は、昇降路1内に設けられる各種の部材や機器との干渉を避けることを考慮して、乗かご2の中心Oに対して点対称を形成するように例えば図13に示すように一対配置される。この種の従来技術が特許文献1に開示されている。
特開2012−126558号公報
前述した図9−13に示す従来技術及び特許文献1に開示された従来技術にあっては、図14に示す形態に配置することも考慮すると、ガイドレール3に固定されるブラケット4の長さを一定長さに設定した場合に、乗かご位置検出装置を昇降路1内の部材等との干渉を避けることを考えて、遮蔽板26の取り付け部30の向きの異なるブラケット4と遮蔽板26との組み合せを、例えば2組用意する必要があった。すなわち、図9に示す遮蔽板26とブラケット4との組み合せである一体構造物は、図13に示す形態に設置できるが、図14に示す形態に設置することはできない。したがって昇降路1内において、図14に示す形態に遮蔽板26とブラケット4との組み合せである一体構造物を設置する場合に備えて、取り付け部30の向きの異なる遮蔽板26をそれぞれ取り付けた2組の一体構造物を予め用意する必要があった。
このように従来にあっては、乗かご位置検出装置の設置対象である設置条件の異なる複数の昇降路1を考慮した際に、2組のブラケット4と遮蔽板26の一体構造物が必要になることから、製作が煩雑になり、製作工数が増加しやすかった。また例えば、昇降路1内に持ち運んだブラケット4と遮蔽板26の一体構造物が、本来設置されるべきものとは異なる組となる虞があり、昇降路1内にブラケット4と遮蔽板26の一体構造物を持ち運ぶ前に、慎重に選別、確認する作業が必要になり、この乗かご位置検出装置の取り付け作業が煩雑になりやすかった。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、設置条件の異なる複数の昇降路内における設置を考慮した場合でも、ブラケットと遮蔽板の組み合わせを1組設ければ済むエレベータ乗かご位置検出装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るエレベータ乗かご位置検出装置は、昇降路内に昇降可能に設けられる乗かごと、昇降路内に設けられ前記乗かごを上下方向に案内するガイドレールとを有するエレベータに設けられ、前記ガイドレールに固定されたブラケットに取り付けられた板体と、前記乗かごに取り付けられ、前記板体の位置に関連して前記乗かごの位置を検出する位置検出器とを備え、前記位置検出器は、前記乗かごがドア開を許容させるドアゾーン領域に存在することを検出する第1検出素子と、前記乗かごが所定の着床位置よりも予め設定される下側許容領域を超えて下降したことを検出し、前記所定の着床位置まで前記乗かごを上昇させる信号を出力する第2検出素子と、前記乗かごが前記所定の着床位置よりも予め設定される上側許容領域を超えて上昇したことを検出し、前記所定の着床位置まで前記乗かごを下降させる信号を出力する第3検出素子とを含み、前記板体は、前記ブラケットに取り付けられる取り付け部と、前記第1検出素子によって検出される前記ドアゾーン領域を決めるドアゾーン部と、前記第2検出素子によって検出される前記下側許容領域を決める下側リレベリングゾーン部と、前記第3検出素子によって検出される前記上側許容領域を決める上側リレベリングゾーン部とを含むエレベータ乗かご位置検出装置において、前記板体は、上下対称形状から成り、前記位置検出器の前記第1検出素子の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に前記第2検出素子を設け、前記仮想水平線に対して前記所定距離と同じ距離上方の位置に前記第3検出素子を設けたことを特徴としている。
本発明に係るエレベータ乗かご位置検出装置は、ブラケットと遮蔽板の組み合わせの形態は、上下を反転させた場合でも、遮蔽板は反転させる前の形状と同等の形状に保たれることから、設置条件の異なる複数の昇降路内における設置を考慮した場合でも、ブラケットと遮蔽板の組み合わせを1組のみ設ければ済む。したがって、このブラケットと遮蔽板の組み合わせから成る一体構造物の製作が従来に比べて簡単になり、従来よりも製作工数を低減させることができる。また、昇降路内に持ち運ぶブラケットと遮蔽板の組み合わせに従来のような誤りを生じる虞が無く、したがって従来のようにブラケットと遮蔽板の一体構造物を昇降路に持ち運ぶ際の選別、確認作業が不要になり、この乗かご位置検出装置の取り付けを従来よりも容易に行うことができる。
本発明に係るエレベータ乗かご位置検出装置の第1実施形態を示す平面図である。 本発明の第1実施形態の側面図である。 第1実施形態の動作を示す図で、乗かごが下側許容領域よりも下降したときの状態を示す側面図である。 第1実施形態の動作を示す図で、乗かごが上側許容領域よりも上昇したときの状態を示す側面図である。 第1実施形態の配置形態を説明する平面図である。 本発明の第2実施形態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態を示す側面図である。 本発明の第4実施形態を示す側面図である。 従来のエレベータ乗かご位置検出装置を示す平面図である。 図9に示す従来技術の側面図である。 図9に示す従来技術の動作を示す図で、乗かごが下側許容領域よりも下降したときの状態を示す側面図である。 図9に示す従来技術の動作を示す図で、乗かごが上側許容領域よりも上昇したときの状態を示す側面図である。 図9に示す従来技術の配置形態の第1例を示す平面図である。 図9に示す従来技術の配置形態の第2例を示す平面図である。
以下、本発明に係るエレベータ乗かご位置検出装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すエレベータ乗かご位置検出装置の第1実施形態も、図5に示すように、昇降路1内に配置され乗かご2を上下方向に案内するガイドレール3に固定されたブラケット4に取り付けられた板体、例えば遮蔽板6と、遮蔽板6の位置に関連して昇降路1内を昇降する乗かご2に設けられ、この乗かご2の位置を検出する位置検出器、例えば光電式位置検出器5とを備えている。
光電式位置検出器25は、乗かご2がドア開を許容させるドアゾーン領域に存在することを検出する第1検出素子7を含んでいる。また、乗かご2が所定の着床位置よりも予め設定される下側許容領域を超えて下降したことを検出し、所定の着床位置まで乗かご2を上昇させる信号を出力する第2検出素子8を含んでいる。また、乗かご2が所定の着床位置よりも予め設定される上側許容領域を超えて上昇したことを検出し、所定の着床位置まで乗かご2を下降させる信号を出力する第3検出素子9を含んでいる。乗かご2の昇降に伴って第1検出素子7は図2に示す経路14上を移動し、第2検出素子8は経路15上を移動し、第3検出素子9は経路16上を移動する。
第1検出素子7は発光素子7aと受光素子7bとを備え、第2検出素子8は発光素子8aと受光素子8bとを備え、第3検出素子9は発光素子9aと受光素子9bとを備えている。これらの点については前述した図9,10に示した従来技術と同じである。
遮蔽板26は、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9それぞれの発光素子7a,8a,9aから受光素子7b,8b,9bに向って発せられる光を遮蔽可能となっており、上下対称形状に形成してある。
この遮蔽板6は、ガイドレール3に固定されるブラケット4に取り付けられる取り付け部10と、光電式位置検出器5の第1検出素子7によって検出される前述のドアゾーン領域を決める寸法D0のドアゾーン部11を含んでいる。このドアゾーン部11は取り付け部10との間に略90°の角度を形成するように設けてある。また遮蔽板6は、第2検出素子8によって検出される前述の下側許容領域を決める下側リレベリングゾーン部12を含んでいる。この下側リレベリングゾーン部12はドアゾーン部11に連設させてある。また遮蔽板6は、第3検出素子9によって検出される前述の上側許容領域を決める上側リレベリングゾーン部13を含んでいる。この上側リレベリングゾーン部13は、下側リレベリングゾーン部12に連設させて、かつ、乗かご2に対向するように設けてある。これらの点についても、前述した図9,10に示した従来技術と同じである。
図1に示すように、光電式位置検出器5の平面視形状は、遮蔽板6のドアゾーン部11、下側リレベリングゾーン部12、及び上側リレベリングゾーン部13が相対的に挿入可能な空間部5aを有するコ字形状から成っている。これらの点についても、前述した図9,10に示した従来技術と同じである。
この第1実施形態は、図2に示すように、光電式位置検出器5の第1検出素子7の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に第2検出素子8を設け、前述の仮想水平線に対して前述の所定距離と同じ距離上方の位置に第3検出素子9を設けてある。
第2検出素子8の中心を通る仮想水平線と下側リレベリングゾーン部12の下端との距離D2が下側許容領域に相当し、第3検出素子9の中心を通る仮想水平線と上側リレベリングゾーン部13の上端との距離D1が、上側許容領域に相当する。例えばD1=D2に設定してある。
このように構成した第1実施形態にあっては、乗かご2が階床の正規の着床位置、すなわち所定の着床位置に停止している状態にあっては、図2に示すように、光電式位置検出器5の第1検出素子7が遮蔽板6のドアゾーン部11に対向するように位置し、第2検出素子8が遮蔽板6の下側リレベリングゾーン部12に対向するように位置し、第3検出素子9が遮蔽板6の上側リレベリングゾーン部13に対向するように位置する。したがって、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9それぞれの発光素子7a,8a,9aから発せられる光は、遮蔽板6によって遮られて受光素子7b,8b,9bに入射されず、第1検出素子7、第2検出素子8、及び第3検出素子9それぞれから例えば全てOFF信号が乗かご2の昇降を制御する図示しないエレベータ制御装置に出力される。これにより、乗かご2のドア及び乗場のドアは開状態に保たれる。
例えば図3に示すように、乗かご2が所定の着床位置に保たれている状態から、ドアゾーン領域内にあって前述の距離D2よりも下降すると、第2検出素子8の発光素子8aから発せられた光が受光素子8bに入射し、この第2検出素子8のみがONになる。この第2検出素子8のON信号が図示しないエレベータ制御装置に出力され、このエレベータ制御装置の制御によって乗かご2は前述の所定の着床位置まで上昇する。
また逆に、図4に示すように、乗かご2が所定の着床位置に保たれている状態から、ドアゾーン領域内にあって前述の距離D1よりも上昇すると、第3検出素子9の発光素子9aから発せられた光は受光素子9bに入射し、この第3検出素子9のみがONとなる。この第3検出素子9のON信号が図示しないエレベータ制御装置に出力され、このエレベータ制御装置の制御によって乗かご2は前述の所定の着床位置まで下降する。
この第1実施形態にあっては、ブラケット4と遮蔽板6の組み合わせの形態は、上下を反転させた場合でも、遮蔽板6が反転させる前の形態と同じであることから、図5に示す乗かご2の中心Oに対して同図5の左下と右上で点対称となるように一対設けることができるとともに、同図5の左上と右下で点対称となるように一対設けることができ、同図5の紙面の上下方向に描かれた第1中心線17に対して左右対称となるように一対設けることができ、また同図5の紙面の左右方向に描いた第2中心線18に対して上下対称となるように一対設けることができる。
すなわち、この第1実施形態によれば、設置条件の異なる複数の昇降路1における当該乗かご位置検出装置の設置を考慮した場合でも、ブラケット4と遮蔽板6の組み合わせを1組のみ設ければ済む。したがって、ブラケット4と遮蔽板6の組み合わせから成る一体構造物の製作が簡単になり、製作工数を低減させることができる。また、昇降路1内に持ち運ぶブラケット4と遮蔽板6の組み合わせに誤りを生じる虞がなく、昇降路1にブラケット4と遮蔽板6の一体構造物を持ち運ぶ際の選別、確認作業が不要になり、この乗かご位置検出装置の取り付けを容易に行うことができる。
なお、前述した第1実施形態にあっては、遮蔽板6のドアゾーン部11に連設させて下側リレベリングゾーン部12を設け、この下側リレベリングゾーン部12に連設させて、かつ、乗かご2に対向するように上側リレベリングゾーン部13を設けたが、ドアゾーン部11に連設させて上側リレベリングゾーン部13を設け、この上側リレベリングゾーン部13に連設させて、かつ、乗かご2に対向するように下側リレベリングゾーン部12を設けた構成にしてもよい。この場合には、光電式位置検出器5の第3検出素子9を上述のように構成した上側リレベリングゾーン部13に対向するように設け、第2検出素子8を上述のように構成した下側リレベリングゾーン部12に対向するように設ける構成とする。
図6に示す第2実施形態は、板体例えば遮蔽板が6Aが、取り付け部10Aに連設させて、かつ、取り付け部10Aとの間に略90°の角度を形成するように、上側リレベリングゾーン部13を設け、この上側リレベリングゾーン部13に連設させてドアゾーン部11を設け、このドアゾーン部11に連設させて、かつ、乗かご2に対向するように下側リレベリングゾーン部12を設けた構成にしてある。
遮蔽板6Aは上下対称形状から成り、位置検出器例えば光電式位置検出器5Aの第1検出素子7はドアゾーン部11に対向するように、また第2検出素子8は下側リレベリングゾーン部12に対向するように、また第3検出素子9は上側リレベリングゾーン部13に対向するように設けてある。
また、第1検出素子7の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に第2検出素子8を設け、前述の仮想水平線に対して前述の所定距離と同じ距離上方の位置に第3検出素子9を設けてある。このように構成した第2実施形態も、前述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる。
なお、前述した第2実施形態にあっては、取り付け部10Aに連設させて上側リレベリングゾーン部13を設け、乗かご2に対向するように下側リレベリングゾーン部12を設けたが、取り付け部10Aに連設させて下側リレベリングゾーン部12を設け、乗かご2に対向するように上側リレベリングゾーン部13を設けた構成にしてもよい。この場合には、光電式位置検出器5Aの第2検出素子8を上述のように構成した下側リレベリングゾーン部12に対向させるように設け、第3検出素子9を上述のように構成した上側リレベリングゾーン部13に対向させるように設ける構成とする。
図7に示す第3実施形態は、板体例えば遮蔽板6Bが、取り付け部10Bに連設させて、かつ、取り付け部10Bとの間に略90°の角度を形成するように、上側リレベリングゾーン部13を設け、この上側リレベリングゾーン部13に連設させて、下側リレベリングゾーン部12を設け、この下側リレベリングゾーン部12に連設させて、かつ、乗かご2に対向するようにドアゾーン部11を設けた構成にしてある。
遮蔽板5Bは、上下対称形状から成り、位置検出器例えば光電式位置検出器5Bの第1検出素子7はドアゾーン部11に対向するように、また第2検出素子8は下側リレベリングゾーン部12に対向するように、また第3検出素子9は上側リレベリングゾーン部13に対向するように設けてある。
また、第1検出素子7の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に第2検出素子8を設け、前述の仮想水平線に対して前述の所定距離と同じ距離上方の位置に第3検出素子9を設けてある。このように構成した第3実施形態も、前述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる。
なお、前述した第3実施形態にあっては、取り付け部10Bに連設させて上側リレベリングゾーン部13を設け、この上側リレベリングゾーン部13に連設させて下側リレベリングゾーン部12を設けたが、これとは逆に、取り付け部10Bに連設させて下側リレベリングゾーン部12を設け、この下側リレベリングゾーン部12に連設させて上側リレベリングゾーン部13を設けた構成にしてもよい。
図8に示す第4実施形態は、板体例えば遮蔽板6Cのドアゾーン部11、下側リレベリングゾーン部12、及び上側リレベリングゾーン部13を含む形状が、上下方向に長辺を有し、水平方向に短辺を有する長方形から成っている。この遮蔽板6Cの取り付け部10Cに連設させてドアゾーン部11を設け、このドアゾーン部11に連設させて下側リレベリングゾーン部12を設け、この下側リレベリングゾーン部12に連設させて上側リレベリングゾーン部13を設けた構成にしてある。
遮蔽板6Cのドアゾーン部11、下側リレベリングゾーン部12、及び上側リレベリングゾーン部13を含む形状は長方形であることから上下対称形状を形成する。位置検出器例えば光電式位置検出器5Cの第1検出素子7はドアゾーン部11に対向するように、また第2検出素子8は下側リレベリングゾーン部12に対向するように、また第3検出素子9は上側リレベリングゾーン部13に対向するように設けてある。
また、第1検出素子7の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に第2検出素子8を設け、前述の仮想水平線に対して前述の所定距離と同じ距離上方の位置に第3検出素子9を設けてある。このように構成した第3実施形態も、前述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる。
なお、前述した第4実施形態にあっては、取り付け部10Cに連設させてドアゾーン部7を設け、ドアゾーン部7に連設させて下側リレベリングゾーン部12を設け、この下側リレベリングゾーン部12に連設させて上側リレベリングゾーン部13を設けたが、ドアゾーン部11、下側リレベリングゾーン部12、及び上側リレベリングゾーン部13の相互位置は互いに変更させることができる。
前述した各実施形態にあっては、位置検出器としてそれぞれ光電式位置検出器5,5A,5B,5Cを備えた構成にしてあるが、本発明は、位置検出器として光電式位置検出器に代えてレーザ光発振器、磁力線発生器等を設けることができる。また、位置検出器として、ブラケット4に取り付けた板体に例えば接触して作動する第1リミットスイッチ(第1検出素子)、第2リミットスイッチ(第2検出素子)、第3リミットスイッチ(第3検出素子)を有する構成とすることもできる。
1 昇降路
2 乗かご
3 ガイドレール
4 ブラケット
5 光電式位置検出器(位置検出器)
5a 空間部
5A 光電式位置検出器(位置検出器)
5B 光電式位置検出器(位置検出器)
5C 光電式位置検出器(位置検出器)
6 遮蔽板(板体)
6A 遮蔽板(板体)
6B 遮蔽板(板体)
6C 遮蔽板(板体)
7 第1検出素子
8 第2検出素子
9 第3検出素子
10 取り付け部
10A 取り付け部
10B 取り付け部
10C 取り付け部
11 ドアゾーン部
12 下側リレべリングゾーン部
13 上側リレベリングゾーン部

Claims (6)

  1. 昇降路内に昇降可能に設けられる乗かごと、昇降路内に設けられ前記乗かごを上下方向に案内するガイドレールとを有するエレベータに設けられ、
    前記ガイドレールに固定されたブラケットに取り付けられた板体と、前記乗かごに取り付けられ、前記板体の位置に関連して前記乗かごの位置を検出する位置検出器とを備え、
    前記位置検出器は、前記乗かごがドア開を許容させるドアゾーン領域に存在することを検出する第1検出素子と、前記乗かごが所定の着床位置よりも予め設定される下側許容領域を超えて下降したことを検出し、前記所定の着床位置まで前記乗かごを上昇させる信号を出力する第2検出素子と、前記乗かごが前記所定の着床位置よりも予め設定される上側許容領域を超えて上昇したことを検出し、前記所定の着床位置まで前記乗かごを下降させる信号を出力する第3検出素子とを含み、
    前記板体は、前記ブラケットに取り付けられる取り付け部と、前記第1検出素子によって検出される前記ドアゾーン領域を決めるドアゾーン部と、前記第2検出素子によって検出される前記下側許容領域を決める下側リレベリングゾーン部と、前記第3検出素子によって検出される前記上側許容領域を決める上側リレベリングゾーン部とを含むエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記板体は、上下対称形状から成り、
    前記位置検出器の前記第1検出素子の中心を通る仮想水平線に対して所定距離下方の位置に前記第2検出素子を設け、前記仮想水平線に対して前記所定距離と同じ距離上方の位置に前記第3検出素子を設けたことを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記板体は、前記取り付け部に連設させて、かつ、前記取り付け部との間に略90°の角度を形成するように前記ドアゾーン部を設け、このドアゾーン部に連設させて前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの一方を設け、前記一方に連設させて、かつ、前記乗かごに対向するように前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの他方を設けたことを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記板体は、前記取り付け部に連設させて、かつ、取り付け部との間に略90°の角度を形成するように、前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの一方を設け、前記一方に連設させて前記ドアゾーン部を設け、このドアゾーン部に連設させて、かつ、前記乗かごに対向するように前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの他方を設けたことを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
  4. 請求項1に記載のエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記板体は、前記取り付け部に連設させて、かつ、取り付け部との間に略90°の角度を形成するように、前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの一方を設け、前記一方に連設させて前記下側リレベリングゾーン部及び上側リレベリングゾーン部のうちの他方を設け、前記他方に連設させて、かつ、前記乗かごに対向するように前記ドアゾーン部を設けたことを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記板体の前記ドアゾーン部と前記下側リレベリングゾーン部と前記上側リレベリングゾーン部とを含む形状は、上下方向に長辺を有し、水平方向に短辺を有する長方形から成ることを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエレベータ乗かご位置検出装置において、
    前記位置検出器は、光電式位置検出器から成り、
    前記第1検出素子、前記第2検出素子、及び前記第2検出素子のそれぞれは、発光素子と受光素子とから成り、
    前記板体は、前記第1検出素子、前記第2検出素子、及び前記第3検出素子それぞれの前記発光素子から前記受光素子に向って発せられる光を遮蔽可能な遮蔽板から成り、
    前記光電式位置検出器の平面視形状は、前記遮蔽板の前記ドアゾーン部、前記下側リレベリングゾーン部、及び前記上側リレベリングゾーン部が相対的に挿入可能な空間部を有するコ字形状から成ることを特徴とするエレベータ乗かご位置検出装置。
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