JP4863081B2 - 食品直詰め容器 - Google Patents

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本発明は、板紙で形成される容器の技術分野に属し、主にファーストフード店で店内用や持ち帰り用のワンハンド容器として好適に用いられる食品直詰め容器に関する。
従来より、ポテトチップス、フライドチキン、ナゲット等のファーストフードは、店頭において調理され、そのまま簡単な容器に入れて顧客に手渡しで提供されている。この場合、使用される食品直詰め容器としては、店頭で組み立てる紙箱や袋、或いは、スタック可能なプラスチック容器等がある。
実開平6−30014号公報 特開2003−252364号公報 特開2005−126089号公報
上記したファーストフード用の食品直詰め容器は、廃棄性や保管性から見ても板紙製のものが好ましい。しかしながら、2種類の異なった食品を入れる場合には、印刷面に食品が触れることは衛生上タブーとなっていることから、板紙の裏面にのみ食品が触れるようにしなければならず、かつ2つに区切れた室を形成しようとするとかなり難しい構造になってしまう。さらに、ファーストフード用としての容器は、畳んで収納されるとともに使用にあたってワンタッチで組み立てられなければならない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、店内にてワンタッチで組み立てられ、しかも2室を形成した衛生的な食品直詰め容器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の食品直詰め容器は、板紙からなる1枚のブランク板からなり、背の低い前板と背の高い後板とこれらを連結する台形状の両側板とにより角筒状の周壁が形成されており、前板及び後板の下端にはそれぞれ折線を介して底板と仕切板が順に連設され、各側板の下端にはそれぞれ折線及び斜め折線を介して重合底板と貼着板が順に連設され、貼着板が隣り合う底板に貼着されてオートボトムが形成されているとともに、そのオートボトムにおける対向する底板からそれぞれ仕切板が立設することで内部が前室と後室に区画されており、前板の上端には折線を介して蓋板が連設され、この蓋板にはその両側端にそれぞれ折線を介して側板に連設する折込み板が設けられており、蓋板を内側に押し倒すことにより折込み板が反転して前室を覆うように構成されていることを特徴とする。
そして、上記構成からなる食品直詰め容器において、各仕切板の上部に切欠を設けるとともに、その切欠に対応して蓋板の上端に突起を延設した構成としてもよい。
本発明の食品直詰め容器は、オートボトムであるため、保管時のサック貼り状態から起こすだけで底部を形成して角筒状の容器とすることができ、しかも底部から立設した仕切板により内部が背の低い方の前室と背の高い方の後室の2つに分かれているため、2種類の異なった食品を入れることができる。そして、前室に食品を入れてから蓋板を押し倒すだけの操作で前室に蓋をすることができ、その蓋板が両側板を突っ張る形になるので容器の撓みが防止され、保形性が良好となり、手でしっかりと持てることになる。また、印刷面が容器の内側にくることはなく、衛生面でも問題はない。
そして、各仕切板の上部に半円状の切欠を設けるとともに、その切欠に対応して蓋板の上端に突起を設けたことにより、突起を摘んで蓋板を開けることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る食品直詰め容器の一例を示す斜視図、図2は図1に示す食品直詰め容器を組み立てるブランク板の展開図である。なお、この食品直詰め容器は、手のひらに載るサイズを想定しているが、少し位大きくても差し支えない。
図2のブランク板は、食品に直接触れても差し支えのない処理を内面に施した板紙(例えば、樹脂コーティングした板紙、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルムをラミネートした板紙等)を打ち抜いて形成されたもので、図示のように、背の低い前板1の一方の側辺に折線aを介して台形状の側板2が連設され、他方の側辺に折線b,c,dを介して台形状の側板3、背の高い後板4、狭幅の糊代片5が順に連設されており、前板1の下端には折線e,fを介して底板6と仕切板7が順に連設され、後板4の下端には折線g,hを介して底板8と仕切板9が順に連設されており、一方の側板2の下端には折線i及び斜め折線jを介して重合底板10と貼着板11が順に連設され、他方の側板3の下端には折線k及び斜め折線lを介して重合底板12と貼着板13が順に連設されている。
そして、前板1の上端には折線mを介して蓋板14が連設され、この蓋板14にはその両側端にそれぞれ折線n,oを介して側板2,3に連設する折込み板15,16が設けられている。
また、仕切板7,9には、その先端に半円状の切欠7a,9aが設けられており、蓋板14の先端には折線pを介して半円状の突起17が設けられている。
この図2に示すブランク板を組み立てて図1に示す食品直詰め容器を形成するが、その手順は次のようである。
まず、ブランク板を図3に示す折畳み状態でサック貼りする。この場合、横方向に繋がる折線e,g,i,kでブランク板全体を下半が内側になる状態で上下半分に折り曲げた後、縦方向の折線c,dで順次折り曲げて、糊代片5の外面に側板2の端部内面を貼り合わせる。この貼合せ時において、貼着板11を斜め折線jで折り返した状態として隣接する底板6に貼り合わせるとともに、貼着板13を斜め折線lで折り返した状態として隣接する底板8に貼り合わせる。
次に、サック貼りされた図3の状態から起こして図1の箱の形状にする。この場合、折線a,b,c,dにより前板1、後板4、両側板2,3を角筒状の周壁を形成するように起こすと、貼着された底部構成部分、すなわち底板6、貼着板11及び重合底板10の部分と底板8、貼着板13及び重合底板12の部分がオートボトムの構造になっているので、底部が自動的に形成されるとともに、底板6,8に連設されている仕切板7,9がそれぞれ折り立てられつつ、内部を二等分する位置で当接し、図1に示すように箱の内部が前板寄りの前室と後板寄りの後室とに区画される。
図1の食品直詰め容器は、サック貼り状態で供給され、店頭にてワンタッチで図1のように組み立てられた後、調理した食品を入れて顧客に手渡しで提供される。例えば、前室に数個のチキンナゲットを入れ、蓋板14を前室に被せてから、後室にポテトチップを入れるという具合に、2種類の食品を分けて入れることができる。この場合、閉じる際に蓋板14を内側に押し倒すと、両サイドの折込み板15,16を介して側板2,3が押し広げられ、蓋板14と折込み板15,16が同一平面状態を乗り越えると、折込み板15,16が反転することで蓋板14は勢いよく内側に倒れ、前室に被さることになる。このように、前室に蓋がされると、蓋板14が両側板2,3を突っ張る形になるので容器の撓みが防止される。
そして、蓋板14の上端に設けた突起17を引っ張ることで、蓋板14を引き上げて前室を開けることができる。この時、仕切板7,9の上部には半円状の切欠7a,9aを設けてあるので、突起17を摘むことができる。
なお、図1及び図4では底部が平らな状態で図示しているが、実際はオートボトムを構成する板紙のスプリングバック作用により底部は若干浮いた状態となり、仕切板7,9も少し上方に位置するが、店頭における取扱いには特段の影響はない。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による食品直詰め容器は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係る食品直詰め容器の一例を示す斜視図である。 図1に示す食品直詰め容器を組み立てるブランク板の展開図である。 ブランク板をサック貼りした状態を示す平面図である。 図1に示す食品直詰め容器を前室を閉じた状態で示す斜視図である。
符号の説明
1 前板
2,3 側板
4 後板
5 糊代片
6 底板
7 仕切板
7a 切欠
8 底板
9 仕切板
9a 切欠
10 重合底板
11 貼着板
12 重合底板
13 貼着板
14 蓋板
15,16 折込み板
17 突起
a〜p 折線

Claims (2)

  1. 板紙からなる1枚のブランク板からなり、背の低い前板と背の高い後板とこれらを連結する台形状の両側板とにより角筒状の周壁が形成されており、前板及び後板の下端にはそれぞれ折線を介して底板と仕切板が順に連設され、各側板の下端にはそれぞれ折線及び斜め折線を介して重合底板と貼着板が順に連設され、貼着板が隣り合う底板に貼着されてオートボトムが形成されているとともに、そのオートボトムにおける対向する底板からそれぞれ仕切板が立設することで内部が前室と後室に区画されており、前板の上端には折線を介して蓋板が連設され、この蓋板にはその両側端にそれぞれ折線を介して側板に連設する折込み板が設けられており、蓋板を内側に押し倒すことにより折込み板が反転して前室を覆うように構成されていることを特徴とする食品直詰め容器。
  2. 各仕切板の上部に切欠を設けるとともに、その切欠に対応して蓋板の上端に突起を延設したことを特徴とする請求項1に記載の食品直詰め容器。
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