JP3154332U - 容器付紙パック入り飲料 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物が視認により即座に把握でき、陳列時に販促品が邪魔にならない、販促品を付着するための資材コストが安く、シュリンクラップを傷つけることのない、販促品用容器を付着した紙パック入り飲料を提供する。【解決手段】四角柱状の貯留部と山形の屋根板を持つ紙パック2を使用する。容器3a等は透明板からなり、本体と蓋体が連続した二つ折り型である。本体に蓋体を被せて閉じた容器とし、屋根板24に閉じた容器3を、閉じた容器の底板を屋根板に向けて接着して構成する。【選択図】図1
Description
本考案は、飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料に関するものである。
飲料入りの紙パックに景品その他の販売促進用物品を付属させる場合、従来は透明合成樹脂袋、例えばOPP袋や紙のケースに物品を入れ、容器のネック部に係合したり、接着剤を用いて容器に付着させたりして、付属させていた。(例えば、特許文献1参照)
しかし、販売促進用物品(以下販促品と呼ぶ)を視認により確認できない、陳列時に販促品が邪魔になる、販促品を付着するための資材コストが高い、などの欠点があった。また、問屋や小売店など流通段階で販促品を付着する場合には、シュリンクラップを傷つけることのない、販促品の付着が求められる。
そこで、解決しようとする課題は、内容物が視認により即座に把握でき、陳列時に販促品が邪魔にならない、販促品用容器を付着した紙パック入り飲料を提供することにある。また、販促品を付着するための資材コストが安く、シュリンクラップを傷つけることのない、販促品用容器を付着した紙パック入り飲料を提供することにある。
本考案のその他の課題は、本考案の説明により明らかになる。
以下に課題を解決するための手段を述べる。理解を容易にするために、本考案の実施態様に対応する符号を付けて説明するが、本考案は当該実施態様に限定されるものではない。また、符号である数字は部品などを集合的に示すものであり、後に説明する実施例において個別の部品などを示す場合に、当該数字のあとにアルファベットの添字を付けているものがある。
本考案の一の態様にかかる容器付紙パック入り飲料は、
飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パック(2)は四角柱状の貯留部(21)と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線(26、27)を挟んで前記側壁を各々上方に延伸した2の屋根板(24、25)を、その上端部を互いに固着して棟(28)を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部(41)を備える本体(40)と、前記収納部に被さる蓋空間(51)を備える蓋体(50)からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板(42)と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁(43)と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部(44)と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁(45)と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板(46)を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板(52)と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁(53)と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部(56)を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線(31)を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器とし、
前記屋根板(24、25)に前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板(42)を前記屋根板に向けて接着した。
飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パック(2)は四角柱状の貯留部(21)と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線(26、27)を挟んで前記側壁を各々上方に延伸した2の屋根板(24、25)を、その上端部を互いに固着して棟(28)を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部(41)を備える本体(40)と、前記収納部に被さる蓋空間(51)を備える蓋体(50)からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板(42)と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁(43)と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部(44)と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁(45)と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板(46)を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板(52)と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁(53)と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部(56)を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線(31)を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器とし、
前記屋根板(24、25)に前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板(42)を前記屋根板に向けて接着した。
本考案の好ましい実施態様にかかる容器付紙パック入り飲料は、
飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パックは四角柱状の貯留部と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線を挟んで前記側壁を各々上方に延伸し2の屋根板を、その上端部を互いに固着して棟を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部を備える本体と、前記収納部に被さる蓋空間を備える蓋体からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器としたものであり、
前記紙パック(2)は樹脂フィルム(29)に覆われていて、
前記樹脂フィルムの領域であって前記紙パック折り曲げ線(26、27)と前記棟の棟上端辺(281)の間に掛け渡された領域である屋根板覆い部分(291)に、
前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板(42)を前記屋根板に向けて接着した。
飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パックは四角柱状の貯留部と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線を挟んで前記側壁を各々上方に延伸し2の屋根板を、その上端部を互いに固着して棟を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部を備える本体と、前記収納部に被さる蓋空間を備える蓋体からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器としたものであり、
前記紙パック(2)は樹脂フィルム(29)に覆われていて、
前記樹脂フィルムの領域であって前記紙パック折り曲げ線(26、27)と前記棟の棟上端辺(281)の間に掛け渡された領域である屋根板覆い部分(291)に、
前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板(42)を前記屋根板に向けて接着した。
本考案の他の好ましい実施態様にあって、容器付紙パック入り飲料は、
前記容器が、さらに、前記鍔部の一部分が延伸された開蓋防止板(57)を備えていて、前記鍔部と開蓋防止板に間に第二折り曲げ線が存在し、
前記本体に前記蓋体を被せて閉じた容器を作成し、第二折り曲げ線を折り曲げ、開蓋防止板を張り出し底板に貼り付けてもよい。
前記容器が、さらに、前記鍔部の一部分が延伸された開蓋防止板(57)を備えていて、前記鍔部と開蓋防止板に間に第二折り曲げ線が存在し、
前記本体に前記蓋体を被せて閉じた容器を作成し、第二折り曲げ線を折り曲げ、開蓋防止板を張り出し底板に貼り付けてもよい。
本考案のその他の好ましい実施態様にあって、容器付紙パック入り飲料は、
前記蓋天板が方形であり、対向する2辺から立ち下がる蓋壁の長さが異なっていて、短蓋壁(53b)と長蓋壁(53a)が形成されていて、
前記屋根板に前記閉じた容器を付着するにあたり、前記短蓋壁が紙パックの棟と平行に配置され、かつ、前記短蓋壁を棟側、前記長蓋壁を貯留部側に配置してもよい。
前記蓋天板が方形であり、対向する2辺から立ち下がる蓋壁の長さが異なっていて、短蓋壁(53b)と長蓋壁(53a)が形成されていて、
前記屋根板に前記閉じた容器を付着するにあたり、前記短蓋壁が紙パックの棟と平行に配置され、かつ、前記短蓋壁を棟側、前記長蓋壁を貯留部側に配置してもよい。
以上説明した本考案、本考案の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本考案にかかる販促品用容器を付着した紙パック入り飲料は、その他の特徴とともに、特定の透明板からなる容器を、紙パックの屋根板部分に付着しているので、内容物が極めて容易に視認される。このため、販促品による訴求が効率的に行われる。また、その他の特徴ともに、紙パックの屋根板部分に容器を付着しているので、商品陳列において追加のスペースが発生しない。このため、販促品が付着されても、陳列の邪魔にならない。
さらに、その他の特徴とともに、シート状の材料からなる容器を使用しているため、資材コストが安い。そのうえ、内壁、外壁、蓋壁などを有する構造を採用したので、強度がある。また、その他の特徴ともに、容器を接着しているので樹脂フィルムを傷めず、容易に付着できるという利点がある。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかる容器付紙パック入り飲料をさらに説明する。本考案の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は第一の容器付紙パック入り飲料1aの説明図である。図1中に樹脂フィルムを一点鎖線で示しているが、図1(a)では貯留部21を覆う樹脂フィルムの図示を一部省略している。
容器付紙パック入り飲料1aは飲料が収められた紙パック2の屋根板24部分に第一の容器3aを接着したものである。飲料に特に限定はなく、日本酒、焼酎、ワインなどの酒類やジュース、茶、コーヒーなどの清涼飲料、みりん、しょうゆ、などの調味液などを例示することができる。
図2は紙パック2の斜視説明図である。紙パック2は四角柱状の貯留部21を有する。そして、貯留部21を形成する4の側壁の中の一の側壁22はパック折り曲げ線26を挟んで上方に延伸され、屋根板24となっている。側壁22に対向する側壁23はパック折り曲げ線27を挟んで上方に延伸され、屋根板25となっている。屋根板24と屋根板25はそれぞれの上部が密着されて、棟28を形成している。棟28は棟上端辺281を有する。
紙パック2に入れられた飲料の体積は、特に制限はないが、通常、500mLから4Lであり、好ましくは1Lから2Lである。
本考案にかかる容器付紙パック入り飲料にあって、容器は屋根板24及び/または屋根板25に接着される。あるいは容器は、樹脂フィルムを介して屋根板24部分及び/または屋根板25部分に接着される。2以上の容器を一の屋根板に接着してもよく、任意の数の容器を屋根板24と屋根板25の双方に接着してもよい。貯留部21の側壁の延長面と棟28の上端を含む仮想面に囲まれる空間を利用可能だからである。当該空間に容器を付着しても、店頭展示にあたり、付加的な空間が必要になることがない。
紙パック2は、飲料充填後に、樹脂フィルムを用いて包装されていてもよい。包装されている場合には容器は樹脂フィルムの上に接着される。樹脂フィルムを用いる包装の典型例はシュリンクパックである。樹脂フィルムの一例は、ビニールフィルムである。
図1に示した紙パック2は樹脂フィルム29に覆われている。屋根板24、25部分では、樹脂フィルム29は棟28の棟上端辺281とパック折り曲げ線26、27に支持されている。棟上端辺29とパック折り曲げ線26(又は27)間に掛け渡された樹脂フィルムの領域を屋根板覆い部分291と名付けている。屋根板覆い部分291は屋根板24、25を覆う部分である。また、屋根板覆い部分291では、樹脂フィルム29は屋根板24、25から浮いた状態にある。屋根板覆い部分291の表面側に第一の容器3aを接着している。ここで、屋根板覆い部分291は紙パックに当接ないし対面する面を裏面と定義して、表面と裏面を区別している。
図3は第一の容器3aの斜視説明図である。図4は第一の容器3aの説明図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図である。
第一の容器3aは、本体40と蓋体50からなる。本体40は、景品を収納する空間である収納部41aを備える。蓋体50は蓋空間51aを備える。第一の容器3aにおいて、収納部41aと蓋空間51aは直方体である。
本体40と蓋体50は連続している。そして、二つ折りにして、本体40に蓋体50を被せる。本体40と蓋体50は一枚シートからなる一体物である。一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下である。すなわち、当該一枚シートは透明である。光線透過率が上記の範囲にあれば、容器の内容物を即座に視認可能であり、容器に入れた販促品に由来する顧客訴求効果が高まる。
本体40と蓋体50は、ポリプロピレン樹脂シート、ポリエチレン樹脂シート、ハイインパクトスチレン樹脂シート等の透明な熱可塑性プラスチックシートの真空成形によって成形するとよい。安価に製造できるからである。
図4を参照して、本体40は、収納部41aの底部分である収納底板42と、収納底板42の周囲から立ち上がる内壁43と、内壁43の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部44と、梁部44の外縁から立ち下がる外壁45と外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板46を備えている。
蓋体50は、蓋空間51aの天板部分である蓋天板52と、蓋天板52の周囲から立ち下がる蓋壁53と、蓋壁53の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部56を備えている。
張り出し底板の一部分と鍔部の一部分が第一折り曲げ線31を挟んで連続している。第一折り曲げ線31を折り曲げて、本体40に蓋体50を被せて閉じた容器とする。このとき、外壁45の外周囲が、蓋壁53の内周囲と嵌合して、収納部41aに蓋がされる。収納部41aの壁を内壁と外壁の二重にしたことなどにより、収納部をより薄いシートで作成でき、容器のコストを下げることができる。
紙パック2の屋根板、あるいは屋根板の上に被さった樹脂フィルムに、両面粘着テープを張り、その上に、収納底板42及び/または張り出し底板46を押し付けて、紙パックと容器を接着する。接着は、接着剤など他の公知の手段でおこなってもよい。
第一の容器3aにおいて、鍔部56の一部分が延伸されて、第二折り曲げ線58を介して、開蓋防止板57が形成されていてもよい。
本体40に蓋体50を被せて閉じた容器を作成した後に、第二折り曲げ線58を折り曲げ、開蓋防止板57を張り出し底板及び/または収納底板に貼り付ける。こうすれば、不測の事態で蓋が開くことが防止され、景品落下防止が一層確実となる。
収納部41の平面形状及び蓋空間の平面形状は、長方形に限られず任意の形状にすることができる。
図5は第二の容器3bの斜視説明図である。第二の容器3bにおける本体40の収納部41bは円柱形状である。蓋50の蓋空間51bは円柱形状である。
図6は第三の容器付紙パック入り飲料1cの斜視説明図である。図7は第三の容器3cの斜視説明図である。図6中に樹脂フィルムを一点鎖線で示しているが、図6(a)では貯留部21を覆う樹脂フィルムの図示を一部省略している。
第三の容器3cは、蓋天板52が方形である。蓋天板52の一の辺54bから立ち下がる蓋壁は、短蓋壁53bである。辺54bに対向する辺54aから立ち下がる蓋壁は長蓋壁53aである。鍔56からの高さは、長蓋壁53aが高く、短蓋壁53bが低い。
図6を参照して、屋根板24に閉じた第三の容器を接着するにあたり、短蓋壁53bが紙パックの棟28と平行に配置され、かつ、短蓋壁53bを棟側、長蓋壁53aを貯留部側に配置した。屋根板24の上部空間を活用して、より一層容器の容積を大きくすることができる。
第三の容器付紙パック入り飲料1cにあっても、第一の容器付紙パック入り飲料1aと同じく、紙パック2は樹脂フィルム29に覆われている。屋根板覆い部分291では、樹脂フィルム29は屋根板24、25から浮いた状態にある。この浮いている樹脂フィルム29の表面側に第三の容器3cを接着している。
以上説明した、容器付紙パック入り飲料の内容物として、例えば飲料が日本酒であって容器に収納する物がおつまみを挙げることができる。
1a 第一の容器付紙パック入り飲料
1c 第三の容器付紙パック入り飲料
2 紙パック
3a 第一の容器
3b 第二の容器
3c 第三の容器
21 貯留部
22 側壁
23 側壁
24 屋根板
25 屋根板
26 パック折り曲げ線
27 パック折り曲げ線
28 棟
29 樹脂フィルム
31 第一折り曲げ線
40 本体
41 収納部
42 収納底板
43 内壁
44 梁
45 外壁
46 張り出し底板
50 蓋体
51 蓋空間
52 蓋天板
53 蓋壁
53a 長蓋壁
53b 短蓋壁
56 鍔部
57 開蓋防止板
58 第二折り曲げ線
281 棟上端辺
291 屋根板覆い部分
1c 第三の容器付紙パック入り飲料
2 紙パック
3a 第一の容器
3b 第二の容器
3c 第三の容器
21 貯留部
22 側壁
23 側壁
24 屋根板
25 屋根板
26 パック折り曲げ線
27 パック折り曲げ線
28 棟
29 樹脂フィルム
31 第一折り曲げ線
40 本体
41 収納部
42 収納底板
43 内壁
44 梁
45 外壁
46 張り出し底板
50 蓋体
51 蓋空間
52 蓋天板
53 蓋壁
53a 長蓋壁
53b 短蓋壁
56 鍔部
57 開蓋防止板
58 第二折り曲げ線
281 棟上端辺
291 屋根板覆い部分
Claims (4)
- 飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パックは四角柱状の貯留部と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線を挟んで前記側壁を各々上方に延伸した2の屋根板を、その上端部を互いに固着して棟を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部を備える本体と、前記収納部に被さる蓋空間を備える蓋体からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器とし、
前記屋根板に前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板を前記屋根板に向けて接着した容器付紙パック入り飲料。 - 飲料入りの紙パックに景品用容器を付着した容器付紙パック入り飲料において、
紙パックは四角柱状の貯留部と前記貯留部の対向する2の側壁の上端辺であるパック折り曲げ線を挟んで前記側壁を各々上方に延伸した2の屋根板を、その上端部を互いに固着して棟を形成した紙パックであり、
容器は景品を収納する空間である収納部を備える本体と、前記収納部に被さる蓋空間を備える蓋体からなり、
前記本体と前記蓋体が連続した二つ折り型であり、前記本体と前記蓋体は一枚シートからなる一体物であり、前記一枚シートはJIS K 7361−1:1997による全光線透過率が70%以上100%以下であり、
前記本体は、前記収納部の底部分である収納底板と、前記収納底板の周囲から立ち上がる内壁と、前記内壁の上端から本体の外側に向けて張り出す梁部と、前記梁部の外縁から立ち下がる外壁と前記外壁の下端から本体の外側に向けて張り出す張り出し底板を有し、
前記蓋体は、前記蓋空間の天板部分である蓋天板と、前記蓋天板の周囲から立ち下がる蓋壁と、前記蓋壁の下端から蓋体の外側に向けて張り出す鍔部を有し、
前記張り出し底板の一部分と前記鍔部の一部分が第一折り曲げ線を挟んで連続していて、
前記第一折り曲げ線を折り曲げて、前記本体に前記蓋体を被せた閉じた容器としたものであり、
前記紙パックは樹脂フィルムに覆われていて、
前記樹脂フィルムの領域であって前記紙パック折り曲げ線と前記棟の棟上端辺の間に掛け渡された領域である屋根板覆い部分に、
前記閉じた容器を、前記閉じた容器の収納底板を前記屋根板に向けて接着した容器付紙パック入り飲料。 - 前記容器が、さらに、前記鍔部の一部分が延伸された開蓋防止板を備えていて、前記鍔部と開蓋防止板に間に第二折り曲げ線が存在し、
前記本体に前記蓋体を被せて閉じた容器を作成し、第二折り曲げ線を折り曲げ、開蓋防止板を張り出し底板に貼り付けたことを特徴とする請求項1乃至2いずれかに記載した容器付紙パック入り飲料。 - 前記蓋天板が方形であり、対向する2辺から立ち下がる蓋壁の長さが異なっていて、短蓋壁と長蓋壁が形成されていて、
前記屋根板に前記閉じた容器を付着するにあたり、前記短蓋壁が紙パックの棟と平行に配置され、かつ、前記短蓋壁を棟側、前記長蓋壁を貯留部側に配置したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載した容器付紙パック入り飲料。
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---|---|---|---|
JP2009005247U JP3154332U (ja) | 2009-07-28 | 2009-07-28 | 容器付紙パック入り飲料 |
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JP2009005247U JP3154332U (ja) | 2009-07-28 | 2009-07-28 | 容器付紙パック入り飲料 |
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