JP4862282B2 - リニアテーブル - Google Patents

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本発明は、基枠に沿って第1テーブルと第2テーブルを互いに逆方向に同期移動させるようにしたリニアテーブルに関する。
従来のこの種のリニアテーブルとしては、例えば、ボールねじ孔を有する第1テーブルと第2テーブルを違いに逆方向に同期移動させるために、互いに逆ねじに形成されたボールねじ軸が基枠に同軸上に対向配置され、両ボールねじ軸の対向端部である基枠の中央部にはベベルギヤ等のギヤ機構を介して両ボールねじ軸を同一方向に回転駆動させるモータが備えられた構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−13787号公報
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、上述のように、第1テーブルと第2テーブルの間にベベルギヤ等の複数の歯車を要するギヤ機構を備える必要があるため、コストが高く付くと共に、ギヤ機構の分だけ基枠の長さが長くなり、また、基枠の中央部外面にモータが大きく突出した状態となるため、全体に大型化するという問題がある。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、コストの低減化とコンパクト化が可能なリニアテーブルを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載のリニアテーブルは、基枠に沿って第1テーブルと第2テーブルを互いに逆方向に同期移動させるリニアテーブルであって、一方の第1テーブルが該テーブルを貫通するボールねじ孔に対し螺合されたボールねじ軸と該ボールねじ軸を正逆回転駆動させる回転駆動手段とにより前記基枠に沿ってリニア駆動されるように構成され、前記ボールねじ軸の長手方向に沿った面において回動可能に同期アームが前記第1テーブルと第2テーブルとの間に設けられた支持部材に軸支され、該同期アームの両端部に対しそれぞれ回動可能に連結されたリンクの他端がそれぞれ第1テーブルと第2テーブルに対し回動可能に連結されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項2に記載のリニアテーブルは、請求項1に記載のリニアテーブルにおいて、前記ボールねじ軸が前記第1テーブル及び第2テーブルの移動範囲の全長に亘って設けられ、前記第2テーブルには前記ボールねじ軸が遊通されていることを特徴とする手段とした。
請求項1に記載のリニアテーブルでは、上述のように、一方の第1テーブルが該テーブルを貫通するボールねじ孔に対し螺合されたボールねじ軸と該ボールねじ軸を正逆回転駆動させる回転駆動手段とにより基枠に沿ってリニア駆動されるように構成され、 前記ボールねじ軸の長手方向に沿った面において回動可能に同期アームが前記第1テーブルと第2テーブルとの間に設けられた支持部材に軸支され、該同期アームの両端部に対しそれぞれ回動可能に連結されたリンクの他端がそれぞれ第1テーブルと第2テーブルに対し回動可能に連結されている構成とすることにより、第1テーブルと第2テーブルとの間にベベルギヤ等の複数の歯車を要するギヤ機構やモータを備える必要がなくなるため、部品コストの低減化とコンパクト化が可能になるという効果が得られる。
また、請求項2に記載のリニアテーブルでは、上述のように、前記ボールねじ軸が第1テーブル及び第2テーブルの移動範囲の全長に亘って設けられ、第2テーブルにはボールねじ軸が遊通されている構成とすることにより、1つのテーブル(第1テーブル)を備えた既成のリニアテーブルに対し、ボールねじ軸を遊通可能な孔を有する他のテーブル(第2テーブル)を組み込み、ブラケット、同期アーム、及びリンクを組み付けるだけで、第1テーブルと第2テーブルを互いに逆方向に同期移動させるリニアテーブルを形成することができるため、安価に製造することができるようになる。
なお、第2テーブルとしては、第1テーブルと同一構成のものから、ボールねじ孔とボールねじ軸との間に介装されるボールを無くし、または、ボールねじ孔及びボール循環路を備えたナットユニットを取り外すことにより、ボールねじ軸を遊通可能な孔を有する他のテーブル(第2テーブル)として利用することができるため、部品の共通化によりコストの低減化が可能になる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のリニアテーブルは、請求項1、2に記載の発明に対応する。
図1はこの実施例のリニアテーブルを示す平面図、図2は実施例のリニアテーブルを示す側面図、図3は図1のA−A線における縦断面図、図4は図1のB−B線における縦断面図、図5は図2のC部詳細図、図6は図2のD部詳細図である。
この実施例のリニアテーブルは、基枠1と、ボールねじ軸2と、回転駆動手段3と、第1テーブル4と、第3テーブル5と、同期手段6と、を備えている。
さらに詳述すると、上記基枠1は、長手方向に沿った基盤11の両側部に側壁12、12が、また、両端部には端部壁13、13がそれぞれ立設された上面開口箱状に形成されている。そして、両側壁12、12より高く形成された両端部壁13、13の上面に両端部を固定する状態で上面カバー14が設けられている。
そして、上記基枠1内には、両端部壁13、13にその両端部を回転自在に支持された状態でボールねじ軸2が組み込まれていて、このボールねじ軸2は一方の端部壁13の外側に備えた回転駆動手段3により、正逆回転駆動されるようになっている。なお、この回転駆動手段3は、ボールねじ軸2の先端に固定された大径プーリ31と、電動モータ32と、該電動モータ32の駆動軸に固定された小径プーリ33と、該小径プーリ33と大径プーリ31とにかけられたベルト34とで構成されていて、電動モータ32の回転が減速された状態でボールねじ軸2に伝達されるようになっている。
上記第1テーブル4はその下部に設けられたボールねじ孔41にボールねじ軸2を挿通させ、両者間には第1テーブル4内を循環する多数のボール42が介装されることにより、ボールねじ軸2が回転することでリニア駆動されるようになっている(図6参照)。そして、両側壁12、12の内面側にはその長手方向に沿って摺動案内溝12a、12aが形成され、この摺動案内溝12a、12aに第1テーブル4の下部両側面に形成された突条43、43が係合して摺動することにより、第1テーブル4の回転が規制されるようになっている。なお、図示は省略したが、摺動案内溝12a、12aと突条43、43との間には摺動方向に連続し第1テーブル4内を循環する多数のボール列が上下2条に備えられている。
また、第1テーブル4の上部には、上面カバー14が遊通可能な中空部44が形成されている。
なお、上述の基枠1と、ボールねじ軸2と、回転駆動手段3と、第1テーブル4とで1個のテーブルをリニア駆動させる既成のリニアテーブルを構成している。
第2テーブル5は、上記第1テーブル2と同一規格のテーブルが用いられ、第1テーブル2と同様に基枠1内に組み込まれている。ただ、この第2テーブル5はその内部を循環する多数のボールが抜き去られることにより、ボールねじ軸2の回転が第2テーブル5には伝達されないようになっている(図5参照)。
上記同期手段6は、基枠1の長手方向中央部において該基枠1と第1テーブル4及び第2テーブル5の外周を囲む状態でその底板61aを基枠1の底面に固定した略方形枠状の第1ブラケット(支持部材)61と、該第1ブラケット61の天板61bに対しその中央部がボールねじ軸2の長手方向に沿った面において回動可能に軸支された同期アーム62と、第1テーブル4と第2テーブル5の上面に基枠1の幅方向において互いに逆方向に突出する状態で固定された第2ブラケット63、63と、該各第2ブラケット63、63の先端部と同期アーム62の両端部に対しそれぞれ回動自在に連結された2枚ずつのリンク64、64とで構成されている。
次に、実施例の作用・効果について説明する。
この実施例のリニアテーブルでは、上述のように構成されるため、図1の実線で示す状態から、回転駆動手段3によりボールねじ軸2を時計方向に回転駆動させると、ボールねじ孔41とボールねじ軸2との間に多数のボール42が介装された第1テーブル4が図面右方向にリニア駆動されると同時に、この第1テーブル4の第2ブラケット63に連結されたリンク64を介して同期アーム62が時計方向に回動するため、第2テーブル5側のリンク64を介して第1テーブル4が図面左方向へリニア駆動される(図1の1点鎖線参照)。
以上詳細に説明してきたように、この実施例のリニアテーブルでは、上述のように、一方の第1テーブル4が該テーブルを貫通するボールねじ孔41に対し螺合されたボールねじ軸2と該ボールねじ軸2を正逆回転駆動させる回転駆動手段3とにより基枠1に沿ってリニア駆動されるように構成され、基枠1の略中央部で第1テーブル4と第2テーブル5との間に設けられた第1ブラケット61に対しその中央部がボールねじ軸2の長手方向に沿った面において回動可能に同期アーム62が軸支され、該同期アーム62の両先端部に対しそれぞれ回動可能に連結されたリンク64、64の他端がそれぞれ第1テーブル4と第2テーブル5の第2ブラケット63、63に対し水平方向回動可能に連結されている構成とすることにより、第1テーブル4と第2テーブル5との間にベベルギヤ等の複数の歯車を要するギヤ機構やモータを備える必要がなくなるため、部品コストの低減化とコンパクト化が可能になるという効果が得られる。
また、第1テーブル4と第2テーブル5として互いに逆ねじのボールねじ孔を設定する必要がなく、かつ、1種類のボールねじ軸2のみですむため、さらにコストを低減化することができるようになる。
また、ボールねじ軸2が基枠1の全長に亘って設けられ、第2テーブル5にはボールねじ軸2が遊通されている構成とすることにより、1つのテーブル(第1テーブル4)を備えた既成のリニアテーブルに対し、ボールねじ軸2を遊通可能な孔を有する他のテーブル(第2テーブル5)を組み込み、第1ブラケット61、同期アーム62、第2ブラケット63、及びリンク64を組み付けるだけで、第1テーブル4と第2テーブル5を互いに逆方向に同期移動させるリニアテーブルを形成することができるため、安価に製造することができるようになる。
なお、第2テーブル5としては、第1テーブル4と同一構成のものから、ボールねじ孔41とボールねじ軸2との間に介装されるボール42を無くし、または、ボールねじ孔41及びボール循環路を備えたナットユニットを取り外すことにより、ボールねじ軸2を遊通可能な孔を有する他のテーブル(第2テーブル5)として利用することができるため、部品の共通化によりコストの低減化が可能になる。
以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、ボールねじ軸2が基枠1の全長に亘って設けられ、第2テーブル5にはボールねじ軸2が遊通されている構成としたが、第1テーブル4のリニア駆動範囲にのみボールねじ軸2を設けるようにしてもよい。
また、実施例では、ボールねじ軸2が基枠1の全長に亘って設けられたが、第1テーブル及び第2テーブルの移動範囲内であれば、基枠1の全長に亘らなくてもよい。
実施例のリニアテーブルを示す平面図である。 実施例のリニアテーブルを示す側面図である。 図1のA−A線における縦断面図である。 図1のB−B線における縦断面図である。 図2のC部詳細図である。 図2のD部詳細図である。
符号の説明
1 基枠
11 基盤
12 側壁
12a 摺動案内溝
13 端部壁
14 上面カバー
2 ボールねじ軸
3 回転駆動手段
31 大径プーリ
32 電動モータ
33 小径プーリ
34 ベルト
4 第1テーブル
41 ボールねじ孔
42 ボール
43 突条
44 中空部
5 第2テーブル
6 同期手段
61 第1ブラケット(支持部材)
61a 底板
61b 天板
62 同期アーム
63 第2ブラケット
64 リンク

Claims (2)

  1. 基枠に沿って第1テーブルと第2テーブルを互いに逆方向に同期移動させるリニアテーブルであって、
    一方の第1テーブルが該テーブルを貫通するボールねじ孔に対し螺合されたボールねじ軸と該ボールねじ軸を正逆回転駆動させる回転駆動手段とにより前記基枠に沿ってリニア駆動されるように構成され、
    前記ボールねじ軸の長手方向に沿った面において回動可能に同期アームが前記第1テーブルと第2テーブルとの間に設けられた支持部材に軸支され、
    該同期アームの両端部に対しそれぞれ回動可能に連結されたリンクの他端がそれぞれ第1テーブルと第2テーブルに対し回動可能に連結されていることを特徴とするリニアテーブル。
  2. 前記ボールねじ軸が前記第1テーブル及び第2テーブルの移動範囲全長に亘って設けられ、
    前記第2テーブルには前記ボールねじ軸が遊通されていることを特徴とする請求項1に記載のリニアテーブル。
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