JP4859870B2 - チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム - Google Patents

チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4859870B2
JP4859870B2 JP2008112668A JP2008112668A JP4859870B2 JP 4859870 B2 JP4859870 B2 JP 4859870B2 JP 2008112668 A JP2008112668 A JP 2008112668A JP 2008112668 A JP2008112668 A JP 2008112668A JP 4859870 B2 JP4859870 B2 JP 4859870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comment
web page
management server
chat
comment information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008112668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009265821A (ja
Inventor
義裕 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2008112668A priority Critical patent/JP4859870B2/ja
Publication of JP2009265821A publication Critical patent/JP2009265821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859870B2 publication Critical patent/JP4859870B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、ネットワーク上で談話等のコミュニケーションを実現可能なチャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラムに関する。
従来より、インターネットなどのネットワーク上において複数のユーザ間でメッセージを送受信し、リアルタイムにコミュニケーションすること(チャット)が行われている。この場合、複数のユーザがチャットを管理している管理サーバにアクセスし、そのウェブサイト上でチャットを実施する。したがって、この管理サーバがチャット上のコメントを管理しているのが通常である。
また、あるウェブページのコンテンツをネットワークを介して取得し、これをキャプチャ画像として任意の位置にコメントを貼り付けることができるサービスが知られている(例えば、非特許文献1参照)。ユーザは、このサービスを提供している管理サーバにアクセスし、そのキャプチャ画像についてコメントするなど、コミュニケーションをとることができる。このサービスにおいても、一の管理サーバ上でウェブサイトのキャプチャ画像とコメントとが管理されている。
"ITmedia"、[online、2008年4月10日検索]、インターネット<URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/07/news109.html>
しかしながら、上記のようにチャットを開始するには、チャットを管理するウェブサーバにアクセスしなければならない。例えば、あるウェブサイト上のコンテンツについてコミュニケーションをとりたい場合には、チャットを管理するウェブサーバにアクセスした上で、話題とするウェブサイトの説明を行ったり、そのURLをコメント入力部に貼り付けたりするなど、コメントを登録する前にそのウェブサイトの説明をしなければならないなど、手間がかかってしまい操作が煩雑になるという問題がある。
非特許文献1についても同様に、ユーザが閲覧しているウェブサイトのコンテンツについてネットワーク上の不特定のユーザとコミュニケーションをとりたい場合、上記したサービスを提供する管理サーバにアクセスし、閲覧していたウェブサイトのコンテンツ画像をキャプチャしてその管理サーバに登録する必要があり、操作が煩雑となる。また、ウェブサイトの画像をキャプチャするため、その画像は最新の状態ではなく、ウェブサイトの内容とコメントの内容とがわかりづらくなるという問題がある。
本発明の目的は、様々なウェブサイト上の任意の位置で簡単にチャットを開始できるチャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラムを提供することである。
本発明のチャットシステムは、ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたチャットシステムであって、前記クライアント端末は、表示中のウェブページに対してユーザ入力されるコメント情報を当該ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)とともに前記管理サーバに送信する第1のコメント送信手段と、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を前記管理サーバから取得して当該表示中のウェブページ上の任意の位置に表示するコメント表示手段と、を備え、前記管理サーバは、前記クライアント端末から送信されるコメント情報を前記ウェブページのURLに関連付けて記憶するコメント記憶手段と、前記クライアント端末において表示中のウェブページに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出し、該当するコメント情報が無い場合はデフォルトのコメント情報を前記クライアント端末に送信し、該当するコメント情報が有る場合は読み出した前記コメント情報を前記クライアント端末に送信する第2のコメント送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、クライアント端末は、第1のコメント送信手段により、ウェブページ上でユーザ入力されたコメント情報をウェブページのURLとともに管理サーバに送信する。
管理サーバは、クライアント端末から送信されたコメント情報をURLと関連付けてコメント記憶手段に記憶させる。
このように、クライアント端末のウェブページ上で入力されたコメント情報が管理サーバのコメント記憶手段にURLに関連付けられて蓄積される。
そして、クライアント端末は、コメント表示手段により、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を管理サーバから取得して、ウェブページの任意の位置に取得したコメント情報を表示する。
このとき、管理サーバは、第2のコメント送信手段により、クライアント端末から要求されたコメント情報をコメント記憶手段から読み出して、クライアント端末に送信する。
このように、管理サーバのコメント記憶手段には各ウェブページのコメント情報がそれぞれ蓄積されるので、クライアント端末では、表示中のウェブページ上でユーザがコメントを入力することができ、また、別のクライアント端末で別のユーザによって入力されたコメント情報を管理サーバから取得してウェブページ上に表示することができる。すなわち、同じウェブページ上で複数のクライアント端末がコメントの交換を行うことができ、チャットが実現可能となる。
したがって、ウェブページのコンテンツとチャットでの話題の内容とが一目瞭然となるので、ユーザにとってわかりやすく、利用しやすいチャットシステムを提供することができる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記コメント記憶手段は、前記URLと、前記コメント情報と、前記コメント情報の登録日時とを対応付けて記憶し、前記管理サーバは、当該URLで示されるウェブページの更新日時が、前記コメント記憶手段に記憶された前記登録日時よりも新しい場合には、前記ウェブページが更新されたことを示す内容をコメント情報とし、前記ウェブページの更新日時を登録日時としたレコードを前記コメント記憶手段に記憶することが好ましい。
本発明によれば、管理サーバは、前記URLで示されるウェブページの更新日時がコメント記憶手段に記憶された登録日時よりも最新になっていた場合には、例えば、コメント内容を「ページ更新がありました」とし、登録日時をその更新日時としたレコードを作成してコメント情報データベースに記憶する。
これにより、ウェブページに対して入力されたコメント内容とウェブページの更新日時とがチャットウィンドウ上で表示されるようになり、各ユーザは、チャットを行っているウェブページに対して入力されたコメントとウェブページの更新状態との関係を確認できる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記管理サーバは、前記第1のコメント送信手段と前記コメント表示手段との機能を実現するためのチャットプログラムを前記クライアント端末の要求に応じて配信するプログラム配信手段を備え、前記クライアント端末は、前記ウェブページの表示の際に、前記管理サーバから配信される前記チャットプログラムを起動するプログラム起動手段を備えることが好ましい。
チャットプログラムは、クライアント端末での動作が記述されたプログラムであり、前述の第1のコメント送信手段およびコメント表示手段の機能を実現するものである。
このチャットプログラムは管理サーバに備えられており、クライアント端末からの要求に応じて、管理サーバがクライアント端末に配信する。
すなわち、クライアント端末は、プログラム起動手段により、管理サーバに対してチャットプログラムの配信を要求し、管理サーバから配信されたチャットプログラムを動作させる。このとき、管理サーバは、プログラム配信手段により、クライアント端末からのチャットプログラムの要求に応じて、チャットプログラムをクライアント端末に配信する。
したがって、管理サーバがクライアント端末にチャットプログラムを提供するので、クライアント端末において特別な処理が必要ないため、簡単な構成とすることができる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記プログラム起動手段は、ウェブブラウザに予め組み込まれるブックマークレット(Bookmarklet)を起動することにより、前記チャットプログラムの配信要求を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから配信された前記チャットプログラムを表示中の前記ウェブページに組み込んで起動することが好ましい。
ここで、ブックマークレットとは、JavaScriptで記述されたプログラムのことであり、ウェブサイトを閲覧する際に様々な機能を付加することが可能となる。通常は、ウェブサイトから提供されているブックマークレットをユーザのクライアント端末にダウンロードしてウェブブラウザのブックマークに登録して利用することが多く、ブックマークレットをクリックすることで簡単に実行させることができる。
したがって、この発明では、ブックマークレットを使用するので、簡単な操作で前述のプログラム起動手段を動作させることができる。すなわち、操作性に優れている。
本発明のチャットシステムにおいて、前記コメント表示手段は、コメントを入力可能なコメント入力部と、前記管理サーバから取得した前記コメント情報および入力されたコメントを表示するコメント表示部と、を有するチャットウィンドウを前記ウェブページ上に表示することが好ましい。
この発明では、コメント表示手段として、チャットウィンドウを形成する。チャットウィンドウにはコメント入力部が備えられているので、ユーザは自由にコメントを入力することができる。また、チャットウィンドウにはコメント表示部も備えられており、ユーザが入力したコメントや他のユーザが入力したコメントが表示されるので、簡単にコミュニケーションをとることができる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記コメント情報は、コメント内容と、前記ウィンドウの表示位置および/又は表示サイズに関するウィンドウ情報と、を含み、前記コメント表示手段は、前記コメント情報に含まれる前記ウィンドウ情報に基づいて前記チャットウィンドウの表示位置および/又は表示サイズの表示を行うことが好ましい。
コメント内容としては、例えば、テキスト、音声、画像、動画などが挙げられる。ウィンドウ情報のうち表示位置としてはチャットウィンドウの座標、表示サイズとしてはチャットウィンドウの幅および高さで表される。なお、ウィンドウ情報は、表示位置のみ、表示サイズのみ、または、表示位置と表示サイズを含むものであってもよい。
以上の内容を含むコメント情報が管理サーバで管理されているので、ウェブページを閲覧する際には、管理サーバからコメント情報を取得することにより、閲覧中のウェブページの任意の位置に任意のサイズのチャットウィンドウを表示するとともに、チャットウィンドウ内にコメント内容を表示することができる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記コメント表示手段は、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を所定時間おきに前記管理サーバから取得してコメント情報の表示を更新することが好ましい。
クライアント端末では、コメント表示手段により、ウェブページ上に表示されたコメント情報が所定時間おきに更新されるため、ユーザは最新のコメント内容を確認することができる。所定時間を短くするほど、リアルタイムのコミュニケーションをとることが可能となり、チャットを行うことができる。例えば、1秒間隔といった短時間間隔で秒ごとに実行することで表示するコメント情報の鮮度を保つことができる。
本発明のチャットシステムにおいて、前記コメント表示手段は、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を所定時間おきに前記管理サーバから取得して前記チャットウィンドウの表示を更新することが好ましい。
コメント表示手段により、ウェブページ上に表示されたチャットウィンドウが所定時間おきに更新されるため、最新のコメント内容を確認することができるとともに、最新のウィンドウ情報によるチャットウィンドウの表示位置および/又は表示サイズが表示される。したがって、リアルタイムのコミュニケーションをとることが可能となり、チャットを行うことができる。
本発明の管理サーバは、ウェブページを表示する複数のクライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバであって、前記クライアント端末から送信されるコメント情報を前記ウェブページのURLに関連付けて記憶するコメント記憶手段と、前記ウェブページのURLを定期的に前記クライアント端末から取得して、当該URLに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出して前記クライアント端末に送信するコメント送信手段と、を備えることを特徴とする。
管理サーバは、コメント記憶手段によりウェブページのURLに関連付けられたコメント情報を蓄積し、コメント送信手段によりクライアント端末で表示されているウェブページのURLに対応するコメント情報をコメント記憶手段から取得してクライアント端末に送信する。すなわち、管理サーバからURLごとのコメント情報を取得することができる。
したがって、クライアント端末は、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を管理サーバから取得してウェブページ上にコメントを表示することができる。
本発明の管理サーバにおいて、ウェブブラウザで表示中のウェブページに対してユーザ
入力されるコメント情報を当該ウェブページのURLとともに管理サーバに送信するコメント送信機能と、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を当該表示中のウェブページ上の任意の位置に管理サーバから取得して表示するコメント表示機能と、を実現するためのチャットプログラムを前記クライアント端末からの要求に応じて配信するプログラム配信手段を備えることが好ましい。
管理サーバは、クライアント端末で動作するチャットプログラムを備えている。このチャットプログラムは、クライアント端末で入力されたコメントを管理サーバに送信するコメント送信機能と、ウェブページ上に管理サーバから取得したコメント情報を表示するコメント表示機能を有している。
そして、管理サーバは、プログラム配信手段により、クライアント端末からの要求に応じてこのチャットプログラムを配信する。
したがって、管理サーバがクライアント端末にチャットプログラムを提供するので、クライアント端末において特別な処理が必要ないため、簡単な構成とすることができる。
本発明のチャットプログラムは、ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたチャットシステムの前記クライアント端末で実行されるチャットプログラムであって、ウェブブラウザで表示中のウェブページに対してユーザ入力されるコメント情報を当該ウェブページのURLとともに前記管理サーバに送信するコメント送信機能と、表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を当該表示中のウェブページ上の任意の位置に前記管理サーバから取得して表示するコメント表示機能と、を実現させることを特徴とする。
この発明では、例えば、クライアント端末が有する演算手段を利用して演算手段にこのチャットプログラムを実行させる。これにより、前述のように、クライアント端末が管理サーバから表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を取得し、このコメント情報をウェブページ上に表示することができ、本発明の利用促進を大幅に図ることができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
[チャットシステムの構成の概略]
図1は、本発明の実施形態にかかるチャットシステムの構成の概略を示す図である。
図1に示すように、チャットシステム10は、ウェブページが表示される複数のクライアント端末100と、このクライアント端末100にインターネット20を介して接続され、クライアント端末100に要求されたウェブページを送信するウェブサーバ200と、クライアント端末100にインターネット20を介して接続され、クライアント端末100で入力されたコメントを受信して管理するコメント管理サーバ300と、を備えている。
インターネット20はTCP/IPなどの汎用のプロトコルに基づくインターネットであるが、これに限られない。例えば、LAN(Local Area Network)などのイントラネット、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、データを直接受信するための媒体となる無線媒体自体など、データを送受信させるいずれの構成も利用できる。
クライアント端末100は、ウェブサーバ200にインターネット20を介してアクセスし、閲覧したいページを要求する。そして、要求したウェブページをウェブサーバ200から受信して表示する。本実施形態で、ウェブサーバ200がクライアント端末100に提供するウェブページは、例えば、様々な情報が表示された情報提供サイトである。
ウェブサーバ200は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)事業者に管理されたサイトを管理する装置である。様々なコンテンツのウェブサイトをクライアント端末100に提供している。
コメント管理サーバ300は、クライアント端末100で入力されたコメント情報を管理する。クライアント端末100の要求に応じて該当するコメント情報をクライアント端末100に送信するとともに、クライアント端末100から受信したコメント情報を管理する。
[チャットシステムの構成の詳細]
図2は、本発明の実施形態にかかるチャットシステムの構成の詳細を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末100は、ウェブサーバ200に対してウェブページを要求するページ要求部110と、ウェブサーバ200からウェブページを受信するページ受信部120と、受信したウェブページを表示するページ表示部130と、コメント管理サーバ300から配信されるチャットプログラムを起動させるプログラム起動手段140と、表示されたウェブページ上でチャットルームを開設するチャットルーム制御手段150と、開設されたチャットルームに入力可能なマウスやキーボードなどの入力手段160と、を備えている。
また、図2には図示しないが、クライアント端末100は、例えば、出力手段としてウェブページを画面表示として出力させる端末表示手段や各種演算を実施するCPUなどの演算手段を備えている。
クライアント端末100としては、インターネットを介してウェブサーバ200に接続可能な機器であればよく、特に限定されないが、例えば、携帯電話やノートパソコンなどが挙げられる。なお、図1においては、説明のため、2つのクライアント端末100と1つのウェブサーバ200とが接続された構成を例示したが、実際には、多数のウェブサーバ200と、多数のクライアント端末100とによってチャットシステム10が構成される。
ページ要求部110は、ユーザが閲覧したいウェブページをインターネット20を介してウェブサーバ200に要求する。
ページ受信部120は、要求したウェブページをウェブサーバ200から受信する。
ページ表示部130は、受信したウェブページを図示しない画面表示などの端末表示手段により表示する。
プログラム起動手段140は、後述のチャットルーム制御手段150を動作させるチャットプログラムを起動させる。
チャットプログラムは、JavaScript等のウェブブラウザ搭載言語で記述されたものであり、具体的には、ウェブブラウザに予め組み込まれたブックマークレット(Bookmarklet)によりコメント管理サーバ300からダウンロードされる。
ここで、ブックマークレットとは、ウェブブラウザのブックマーク(お気に入り)に登録することのできるJavaScriptで記述されたスクリプトであり、ウェブページの閲覧中に即座に呼び出すことができ、ウェブブラウザへの機能追加に用いられる。但し、このブックマークレットに登録できるスクリプトのデータサイズには制限があるため、当該ブックマークレットには、チャットプログラムのダウンロード先、即ちコメント管理サーバのアドレスがスクリプトにより登録され、ユーザのブックマークレットの実行によりチャットプログラムがコメント管理サーバからダウンロードされる。
プログラム起動手段140は、プログラム要求部141と、プログラム受信部142とを備えている。
プログラム要求部141は、マウス等の入力手段160によりブックマークレットが実行されると、コメント管理サーバ300に対してチャットプログラムを要求する。
プログラム受信部142は、コメント管理サーバ300から配信されるチャットプログラムを受信し、クライアント端末のCPUによりこのチャットプログラムをウェブブラウザ上で起動させる。
すなわち、ユーザは、予めウェブサーバ200からこのブックマークレットをクライアント端末100にダウンロードしてウェブブラウザのブックマークに登録しておく。そして、チャットを開始したい場合にこのブックマークをクリック操作等で実行させると、プログラム要求部141がコメント管理サーバ300へチャットプログラムを要求し、プログラム受信部142でコメント管理サーバ300から配信されたチャットプログラムを受信し、このチャットプログラムをウェブブラウザ上で起動させることにより、以下に説明するチャットルーム制御手段150が動作する。
チャットルーム制御手段150は、表示されたウェブページのURLをコメント管理サーバ300に送信するコメント情報要求部151と、要求したコメント情報を受信するコメント情報受信部152と、受信したコメント情報に基づいてチャットルームを作成するチャットルーム作成部153と、チャットルームで入力されたコメント情報をコメント管理サーバ300に送信するコメント情報送信部154と、を備えている。
コメント情報要求部151は、表示されているウェブページのURLをコメント管理サーバ300へ送信してコメント情報を要求する。
コメント情報受信部152は、送信したURLに該当するコメント情報をコメント管理サーバ300から受信する。
チャットルーム作成部153は、受信したコメント情報に基づいてチャットルームを作成して表示する。チャットルームとしては、例えば、コメントの入力欄と表示欄とを有するウィンドウ(以下「チャットウィンドウ」という。)を利用する。
ここで、コメント情報とは、URLごとのコメント内容およびチャットルームの位置情報および表示サイズを含むものである。本実施形態では、URLごとのコメント情報であるため、1つのウェブページ上に1つのチャットルームが開設されるのみであるが、例えば、URLおよび位置情報ごとのコメント情報とすることにより、1つのウェブページ上に複数のチャットルームを開設することも可能である。
コメント管理サーバ300から受信したコメント情報のうち、まず、位置情報とサイズに基づいてチャットウィンドウを作成する。図5に示すようなチャットウィンドウ50が作成され、チャットウィンドウ50は、コメントを表示するコメント表示部51およびコメントを入力可能なコメント入力部52を有する。コメント表示部51に受信したコメント内容が表示され、コメント入力部52にコメントを入力することができる。
コメント情報送信部154は、チャットルームで入力されたコメント情報を表示中のウェブページのURLと共にコメント管理サーバ300へ送信する。
ウェブサーバ200は、演算手段としての図示しない演算処理装置および記憶手段としての図示しない記憶装置を備えており、端末装置である。クライアント端末100にネットワーク接続されている。ウェブサーバ200は、クライアント端末100からのアクセスに対して各種データを送信する。
演算処理装置としては、クライアント端末100のページ要求部110からページ要求を受信するページ要求受信部210と、要求されたウェブページを作成するページ作成部220と、作成されたウェブページをクライアント端末100に送信するページ送信部230と、を備えている。
一方、記憶装置としては、クライアント端末100から送信出力されるデータを記憶するものであり、例えば、ユーザ情報を記憶するデータベースや、各種フォームにかかわるフォームデータを記憶するデータベースなどを備えている。
コメント管理サーバ300は、記憶手段としての記憶装置および演算手段としての演算処理装置を備えており、クライアント端末100にネットワーク接続されている。コメント管理サーバ300は、定期的または必要に応じて、クライアント端末100にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
記憶装置としては、クライアント端末100から受信したコメント情報を蓄積するコメント情報データベース310を備えている。
コメント情報データベース310は、例えば、以下の表1に示すように、ウェブページのURLごとのコメント内容、およびチャットルームの位置情報およびサイズなどが1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。なお、コメント内容としてはテキスト、音声、画像、動画等の情報が記憶され、位置情報はウェブページ上におけるチャットウィンドウの座標およびサイズ等が記憶される。尚、コメント内容として音声データを記憶する場合には、当該音声データは別サーバに格納して、コメント情報データベース310にはそのサーバへのアクセス情報を記憶することが好ましい。また、コメント情報データベース310に格納される情報はこれらに限られない。
Figure 0004859870
一方、演算処理装置としては、クライアント端末100からの要求に応じてチャットプログラムを配信するプログラム配信手段320と、クライアント端末100のコメント情報要求部151からのコメント情報要求を受信するコメント情報要求受信部330と、コメント情報をクライアント端末100に対して送信するコメント情報送信部340と、クライアント端末100のコメント情報送信部154から送信されたコメント情報を受信するコメント情報受信部350と、コメント情報データベース310からのコメント情報の取得処理または蓄積処理を行うコメント情報管理部360と、を備えている。
プログラム配信手段320は、前述のチャットプログラムを備えており、さらに、プログラム要求受信部321とプログラム配信部322とを備えている。
プログラム要求受信部321は、クライアント端末100のプログラム要求部141からのプログラム要求を受信する。
プログラム配信部322は、プログラム要求受信部321がプログラム要求を受信すると、前述のチャットプログラムをクライアント端末100へ配信する。
コメント情報要求受信部330は、クライアント端末100からウェブページのURLを含むコメント情報要求を受信し、受信したURLをコメント情報管理部360へ転送する。
コメント情報送信部340は、コメント情報管理部360で抽出されたコメント情報をクライアント端末100に対して送信する。
コメント情報受信部350は、クライアント端末100から受信したコメント情報をコメント情報管理部360へ転送する。
コメント情報管理部360は、コメント読出機能とコメント書込機能とを有しており、コメント情報データベース310に記憶されたコメント情報の読み書きを行う。具体的には、コメント読出機能により、コメント情報データベース310に蓄積されているデータから、クライアント端末100から送信されたURLに対応するコメント情報を抽出し、コメント情報送信部340へ引き渡す。また、コメント書込機能により、コメント情報受信部350で受信したコメント情報を、コメント情報データベース310へ登録または更新する。
なお、クライアント端末100における、コメント情報受信部152およびチャットルーム作成部153が本発明のコメント表示手段として機能し、コメント情報送信部154が本発明の第1のコメント送信手段として機能する。
また、コメント管理サーバ300は本発明の管理サーバとして機能する。
さらに、コメント管理サーバ300におけるコメント情報送信部340およびコメント情報管理部360は本発明の第2のコメント送信手段として機能し、コメント情報データベース310は本発明のコメント記憶手段として機能する。
[チャットシステムの動作]
図3は、本発明の実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第1説明図である。図4は、本発明の実施形態にかかるチャットシステムのクライアント端末およびコメント管理サーバにおけるフローチャートである。図5は、前記実施形態の外部装置に表示された画像を示す第2説明図である。図6は、前記実施形態にかかるチャットルームの動作を示す説明図である。図7は、前記実施形態の外部装置に表示された画像を示す第3説明図である。図8は、前記実施形態の外部装置に表示された画像を示す第4説明図である。
以下、図2を適宜参照しつつ、図3〜図8に沿ってチャットシステム10の動作を説明する。
まず、ユーザは、クライアント端末100の入力手段160を入力操作し、ウェブサーバ200にアクセスするために、例えば、ウェブブラウザを起動させてURLを入力する。このURLの入力により、クライアント端末100はページ要求部110からウェブサーバ200に対してウェブページを要求する。
ウェブサーバ200は、このページ要求をページ要求受信部210で受信すると、ページ作成部220で該当するウェブページを作成し、ページ送信部230からクライアント端末100に作成したウェブページを送信する。
ページ受信部120でウェブページを受信したクライアント端末100は、ページ表示部130にて図示しない端末表示手段で図3に示すようなウェブページ400を画像表示する。
なお、ウェブページ400は、様々なコンテンツを掲載した情報提供サイトである。
ウェブページ400を閲覧中に、掲載されているコンテンツについてチャットを開始したい場合は、ウェブブラウザのブックマーク(お気に入り)に登録されているブックマークレットをマウスのクリック操作等により実行させると、プログラム要求部141がコメント管理サーバ300へプログラムを要求する。
プログラム要求受信部321でこのプログラム要求を受信したプログラム配信手段320は、プログラム配信部322により、前述のチャットプログラムをクライアント端末100に送信する。
プログラム受信部142でチャットプログラムを受信すると、このチャットプログラムがCPUにより実行され、以下に説明するチャットルーム制御手段150が実現される。
クライアント端末100のチャットルーム制御手段150とコメント管理サーバ300間の動作を図4に基づいて以下に詳述する。
クライアント端末100で図3に示すようなウェブページ400が表示されると、ST1において、クライアント端末100のコメント情報要求部151は、表示中のウェブページ400のURLをコメント管理サーバ300へ送信してコメント情報を要求する。
コメント管理サーバ300は、ST2において、コメント情報要求受信部330でURLを受信すると、ST3へ進む。
ST3では、コメント情報管理部360が、受信したURLに該当するデータをコメント情報データベース310から抽出する。該当データがない場合はNoとなりST4へ進む。該当データがある場合はYesとなりST5へ進む。
ST4では、デフォルトのコメント情報を、コメント情報送信部340からクライアント端末100へ送信する。ここで、デフォルトのコメント情報とは、例えば、コメント内容がなしで、位置情報はウェブページの略中央の座標位置、表示サイズは初期設定値である。
ST5では、コメント情報データベース310から抽出したコメント情報を、コメント情報送信部340からクライアント端末100へ送信する。
クライアント端末100は、ST6において、コメント情報受信部152でコメント情報を受信すると、ST7へ進む。
ST7では、チャットルーム作成部153が、受信したコメント情報に含まれる位置情報およびサイズに基づいて、図5に示すようなチャットウィンドウ50を作成してウェブページ400上に表示し、ST8へ進む。なお、すでにチャットウィンドウ50が作成されている場合には、チャットウィンドウ50をコメント情報の位置情報およびサイズに合わせて再配置してST8へ進む。
ST8では、受信したコメント情報に含まれているコメント内容を、チャットウィンドウ50のコメント表示部51に表示する(図6(A)参照)。このとき、フォーカスは、チャットウィンドウ50のコメント入力部52に位置させる。
ここで、チャットウィンドウ50は、コメント表示部51およびコメント入力部52のほかにも、クリアボタン53および閉じるボタン54を有している。クリアボタン53を押すことによりコメント入力部52の入力内容を全消去することができる。また、閉じるボタン54を押すことにより、チャットウィンドウ50を閉じることができる。
ユーザは、クライアント端末100の入力手段160であるキーボード等により、チャットウィンドウ50のコメント入力部52にコメントを入力する(図6(B)参照)。コメント入力後は、キーボードのEnterキーを押すことにより、入力内容がコメント表示部51に反映される(図6(C)参照)。なお、コメント表示部51では、これまで入力されたコメント内容に続けて表示される。
クライアント端末100のチャットルーム作成部153は、ST9において、チャットウィンドウ50のコメントが編集されたか否かを判断する。コメントが編集された場合はYesとなりST10へ進む。コメントが入力されていない場合はNoとなりST13へ進む。
ST10では、コメント情報送信部154が、編集されたコメント情報を、ウェブページ400のURLと対応付けてコメント管理サーバ300へ送信する。
コメント管理サーバ300は、ST11において、コメント情報受信部350でコメント情報を受信すると、ST12へ進む。
ST12では、コメント情報管理部360が、コメント情報データベース310に記憶されているコメント情報を、受信したURLに対応するコメント情報で更新する。
なお、コメント情報データベース310に該当するURLに対応するデータが記憶されていない場合は、新規に登録する。
また、図7に示すように、チャットウィンドウ50は、マウス等の入力手段160でドラッグすることにより、ウェブページ400上を自在に移動することができるとともに、チャットウィンドウ50のサイズを自在に変更することができる。
ST13では、チャットルーム作成部153が、チャットウィンドウ50が移動またはサイズ変更されたか否かを判断する。移動またはサイズ変更された場合はYesとなりST14へ進む。移動またはサイズ変更されていない場合はNoとなりST15へ進む。
ST14では、コメント情報送信部154が、チャットウィンドウ50の位置変更またはサイズ変更後のコメント情報を、ウェブページのURLと対応付けてコメント管理サーバ300へ送信する。
また、ST15では、チャットウィンドウ50の閉じるボタン54が押されたか否かを判断する。閉じるボタン54が押された場合はYesとなり、処理を終了する。閉じるボタン54が押されていない場合は、ST1に戻り、前述と同様の動作を行う。
なお、上記ST1からST14までのステップは、短時間間隔、例えば、1秒ごとに実行され、常に最新のコメントがチャットウィンドウ50に表示されるので、リアルタイムの対話、いわゆるチャットが可能となる。
上記の処理が終了してチャットウィンドウ50を閉じたときは、図8に示すように、チャットルームが開設されていることを示すマーク60が、ウェブページ400上のチャットルームの位置情報に基づいた位置に表示される。
なお、別のクライアント端末100で同じウェブページ400を表示させた場合も同様に、チャットルームの位置情報に基づいた位置に前述のマーク60が表示される。ユーザは、このマーク60があることにより、チャットルームが開設されていることを認知することができる。チャットに参加したい場合は、このマーク60をクリックすることによりチャットウィンドウ50を開き、前述と同様にしてチャットに参加する。
具体的には、ユーザAが、あるクライアント端末100でウェブページを閲覧中に興味深いコンテンツがあった場合、ブックマークレットを実行することによりチャットルームであるチャットウィンドウ50を生成させてコメントを入力する。なお、チャットルームを所望の位置やサイズに変更することもできる。そして、別のユーザBが別のクライアント端末100で同じウェブページを閲覧してブックマークレットを起動すると、ユーザAがチャットルームを開設した位置にマーク60が表示され、チャットルームが開設されていることを認識することができる。チャットに参加する場合はマーク60をクリックしてチャットウィンドウ50を開き、チャットウィンドウ50上でコミュニケーションをとることができる。
[実施形態の作用効果]
上述した実施形態では、以下に示す作用効果を奏することができる。
本実施形態では、ウェブサイトを提供するウェブサーバ200とコメントを管理するコメント管理サーバ300とが別々に構成されている。このため、コメント管理サーバ300のコメント情報データベース310に各ウェブページのコメント情報をそれぞれ蓄積することができる。
したがって、同じウェブページを表示しているクライアント端末100がコメント管理サーバ300からコメント情報を取得することにより、複数のクライアント端末100の間で同じコメント情報を共有することができる。
また、クライアント端末100は、表示中のウェブページ上にチャットウィンドウ50を生成し、このチャットウィンドウ50内にそのウェブページに関連付けられたコメント情報を表示でき、また、コメントを入力することができる。
このように、ウェブページ上にコメント情報を表示することができるので、ウェブページのコンテンツとチャットウィンドウ50内でのコメントの内容とが一目瞭然となるので、ユーザにとってわかりやすく、利用しやすいチャットシステムを提供することができる。また、コメント情報を表示可能または入力可能としたチャットウィンドウ50により、複数のクライアント端末間でコメントの交換、すなわちチャットを行うことができる。
以上より、各ウェブページ上にチャットルーム(チャットウィンドウ50)を開設することが可能となるため、従来のようにウェブサーバ200が独自に提供するサービスへアクセスする必要がなく、操作が簡単となる。
本実施形態では、プログラム起動手段140を開始するためにブックマークレットを使用した。ブックマークレットはJavaScriptで記述されたプログラムであり、ウェブブラウザに予め組み込まれる。通常は、ウェブブラウザのブックマークに登録して利用されることが多く、ユーザにとって簡単な操作で利用することができる。
また、ブックマークレットは汎用性が高いため、使用するブラウザの種類に制限されることなく利用することができる。
また、本実施形態では、プログラム起動手段140を開始させるブックマークレットにより、チャットプログラムをコメント管理サーバ300からクライアント端末100に配信し、このチャットプログラムをクライアント端末100で動作させることとした。
クライアント端末100では、ブックマークレットをウェブブラウザのお気に入りに登録しておくだけでよいので、クライアント端末100で特別な処理を必要としない。ユーザは、チャットを開始したいときのみブックマークレットをクリックするなどして実行させるだけでよいので、簡単に利用することができる。すなわち、操作性が高い。
さらに、チャットプログラムはウェブブラウザ搭載言語であるJavaScriptで記述されているので、ウェブページに組み込むだけで動作させることができる。すなわち、クライアント端末100でチャットプログラムの組み込まれたウェブページを表示すると、CPUなどの演算手段によりチャットプログラムが実行される。
したがって、使用するブラウザの種類に制限されることなく利用することができる。
本実施形態では、チャットルームとして使用されるチャットウィンドウ50は、その表示位置およびサイズをマウス等の入力手段160により自在に変更可能とされている。
したがって、チャットウィンドウ50を、ウェブページ400上の表示したい位置に移動させたり、サイズを変更するなど、自由にコントロールすることができるため、ユーザにとって利用しやすい。
チャットルーム制御手段150は、上述のST1からST14までの処理を短時間間隔おきに実施するため、チャットウィンドウ50のコメント表示部51は常に最新情報のコメントで更新される。
したがって、別のクライアント端末100で同じウェブページ400を閲覧している他のユーザと、このチャットルーム(チャットウィンドウ50)を介してリアルタイムにコミュニケーションをとることができる。すなわち、チャットを行うことができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、コメント管理サーバ300のコメント情報データベースのテーブル構成が異なる以外は、第1実施形態と同様の構成である。なお、第2実施形態では、第1実施形態と同一の構成については同一符号を付し、説明を省略もしくは簡略にする。
このような構成により、第2実施形態では、限られたユーザ間でのみチャットを実施することができるものである。
具体的には、コメント情報データベースを以下の表2に示すようなテーブル構成とする。すなわち、同じキーを所有するユーザ間でのみチャットが可能となる。
Figure 0004859870
以下に第2実施形態におけるチャットルーム制御手段150の具体的な動作を説明する。
コメント情報要求部151は、コメント情報を要求する際に、所有しているキーをコメント管理サーバ300に対して送信する。キーは、例えばcookieにより同時に送信される。
コメント管理サーバ300は、コメント情報要求受信部330でコメント情報要求とキーを受信すると、コメント情報管理部360は、受信したURLおよびキーに該当するコメント情報をコメント情報データベース310から抽出する。抽出されたコメント情報は、コメント情報送信部340からクライアント端末100へ送信される。
クライアント端末100は、第1実施形態と同様にしてチャットルームを開設し、チャットが可能となる。なお、コメント情報送信部154で編集されたコメント情報をコメント管理サーバ300に送信する際は、コメント情報とともに所有しているキーも送信する。
このようにして、同じキーを有するユーザ間のみでのチャットが可能となる。
〔変形例〕
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
例えば、上述の実施形態において、コメント管理サーバ300で使用したコメント情報データベース310の内容は、前述したものに限られない。コメントの表示形態等に応じて、例えば、コメントを表示するフォントのサイズや色などの項目を適宜増やしてもよい。この場合、その表示項目に応じてコメントをチャットウィンドウに表示する。
また、コメントの発言者の氏名(又はニックネーム)や発言日時をコメント情報データベース310に記憶してコメントと共に表示することとしてもよい。
さらに、発言の公開範囲を示すレベル(0:完全公開、1:友達のみ、2:キーを知っている人のみ、3:自分だけ)をコメント情報データベース310に記憶することとしてもよい。この場合、コメント管理サーバ300では、友達として登録されている他のユーザのIDをユーザ毎に記憶管理しておき、コメントに対応付けられたレベルに応じて表示分けを行う。
そして、クライアント端末100を識別する識別情報(例えば、IPアドレスやMACアドレス)を使用して、その識別情報で識別されるクライアント端末100のみでコメントを表示させてもよいし、登録されたコメント内容に不適切な文言が含まれていることを示すフラグを記憶しておくことで、当該コメントの表示の可否を判定してもよい。
また、コメント管理サーバ300がコメント情報データベース310に登録されたURLのウェブページの更新状態を定期的に監視し、その更新状態をコメント情報データベース310に記憶していくこととしてもよい。具体的には、コメント管理サーバ300がコメント情報データベース310に記憶されているURLで示されるウェブページに定期的にアクセスし、ウェブページの更新日時を取得する。
また、コメント情報データベース310では、URLとコメント内容、ウィンドウ情報の他に、コメント内容の登録日時を対応付けて記憶しておく。コメント管理サーバ300は、当該URLで示されるウェブページの更新日時がコメント情報データベース310に記憶された登録日時よりも最新になっていた場合には、例えば、コメント内容を「ページ更新がありました」とし、登録日時をその更新日時としたレコードを作成してコメント情報データベースに記憶する。
これにより、ウェブページに対して入力されたコメント内容とウェブページの更新日時とがチャットウィンドウ上で表示されるようになり、各ユーザは、チャットを行っているウェブページに対して入力されたコメントとウェブページの更新状態との関係を確認できるようになる。
本発明は、ネットワーク上におけるチャットシステムとして利用できる。
本発明の実施形態にかかるチャットシステムの構成の概略を示す図。 前記実施形態にかかるチャットシステムの構成の詳細を示す図。 前記実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第1説明図。 前記実施形態にかかるチャットシステムのクライアント端末およびコメント管理サーバにおけるフローチャート 前記実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第2説明図。 前記実施形態にかかるチャットルームの動作を示す説明図。 前記実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第3説明図。 前記実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第4説明図。
符号の説明
10 チャットシステム
20 インターネット
100 クライアント端末
140 プログラム起動手段
150 チャットルーム制御手段
200 ウェブサーバ
300 コメント管理サーバ
310 コメント情報データベース
320 プログラム配信手段
330 コメント情報要求受信部
340 コメント情報送信部
350 コメント情報受信部
360 コメント情報管理部

Claims (11)

  1. ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたチャットシステムであって、
    前記クライアント端末は、
    表示中のウェブページに対してユーザ入力されるコメント情報を当該ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)とともに前記管理サーバに送信する第1のコメント送信手段と、
    表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を前記管理サーバから取得して当該表示中のウェブページ上の任意の位置に表示するコメント表示手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記クライアント端末から送信されるコメント情報を前記ウェブページのURLに関連付けて記憶するコメント記憶手段と、
    前記クライアント端末において表示中のウェブページに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出し、該当するコメント情報が無い場合はデフォルトのコメント情報を前記クライアント端末に送信し、該当するコメント情報が有る場合は読み出した前記コメント情報を前記クライアント端末に送信する第2のコメント送信手段と、を備えた
    ことを特徴とするチャットシステム。
  2. 請求項1に記載のチャットシステムにおいて、
    前記コメント記憶手段は、
    前記URLと、前記コメント情報と、前記コメント情報の登録日時とを対応付けて記憶し、
    前記管理サーバは、当該URLで示されるウェブページの更新日時が、前記コメント記憶手段に記憶された前記登録日時よりも新しい場合には、前記ウェブページが更新されたことを示す内容をコメント情報とし、前記ウェブページの更新日時を登録日時としたレコードを前記コメント記憶手段に記憶する
    ことを特徴とするチャットシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のチャットシステムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記第1のコメント送信手段と前記コメント表示手段との機能を実現するためのチャットプログラムを前記クライアント端末の要求に応じて配信するプログラム配信手段を備え、
    前記クライアント端末は、
    前記ウェブページの表示の際に、前記管理サーバから配信される前記チャットプログラムを起動するプログラム起動手段を備える
    ことを特徴とするチャットシステム。
  4. 請求項に記載のチャットシステムにおいて、
    前記プログラム起動手段は、
    ウェブブラウザに予め組み込まれるブックマークレット(Bookmarklet)を起動することにより、前記チャットプログラムの配信要求を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから配信された前記チャットプログラムを表示中の前記ウェブページに組み込んで起動する
    ことを特徴とするチャットシステム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のチャットシステムにおいて、
    前記コメント表示手段は、
    コメントを入力可能なコメント入力部と、
    前記管理サーバから取得した前記コメント情報および入力されたコメントを表示するコメント表示部と、を有するチャットウィンドウを前記ウェブページ上に表示する
    ことを特徴とするチャットシステム。
  6. 請求項に記載のチャットシステムにおいて、
    前記コメント情報は、コメント内容と、前記ウィンドウの表示位置および/又は表示サイズに関するウィンドウ情報と、を含み、
    前記コメント表示手段は、
    前記コメント情報に含まれる前記ウィンドウ情報に基づいて前記チャットウィンドウの表示位置および/又は表示サイズの表示を行う
    ことを特徴とするチャットシステム。
  7. 請求項1から請求項のいずれかに記載のチャットシステムにおいて、
    前記コメント表示手段は、
    表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を所定時間おきに前記管理サーバから取得してコメント情報の表示を更新する
    ことを特徴とするチャットシステム。
  8. 請求項5または請求項に記載のチャットシステムにおいて、
    前記コメント表示手段は、
    表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を所定時間おきに前記管理サーバから取得して前記チャットウィンドウの表示を更新する
    ことを特徴とするチャットシステム。
  9. ウェブページを表示する複数のクライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバであって、
    前記クライアント端末から送信されるコメント情報を前記ウェブページのURLに関連付けて記憶するコメント記憶手段と、
    前記ウェブページのURLを定期的に前記クライアント端末から取得して、当該URLに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出し、該当するコメント情報が無い場合はデフォルトのコメント情報を前記クライアント端末に送信し、該当するコメント情報が有る場合は読み出した前記コメント情報を前記クライアント端末に送信するコメント送信手段と、を備える
    ことを特徴とする管理サーバ。
  10. 請求項に記載の管理サーバにおいて、
    ウェブブラウザで表示中のウェブページに対してユーザ入力されるコメント情報を当該ウェブページのURLとともに管理サーバに送信するコメント送信機能と、
    表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を当該表示中のウェブページ上の任意の位置に管理サーバから取得して表示するコメント表示機能と、
    を実現するためのチャットプログラムを前記クライアント端末からの要求に応じて配信するプログラム配信手段を備える
    ことを特徴とする管理サーバ。
  11. ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末間でのチャットを管理する管理サーバとがネットワークを介して接続された請求項1から請求項8のいずれかに記載のチャットシステムの前記クライアント端末で実行されるチャットプログラムであって、
    ウェブブラウザで表示中のウェブページに対してユーザ入力されるコメント情報を当該ウェブページのURLとともに前記管理サーバに送信するコメント送信機能と、
    表示中のウェブページのURLに対応するコメント情報を当該表示中のウェブページ上の任意の位置に前記管理サーバから取得して表示するコメント表示機能と、を実現させる
    ことを特徴とするチャットプログラム。
JP2008112668A 2008-04-23 2008-04-23 チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム Active JP4859870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112668A JP4859870B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008112668A JP4859870B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009265821A JP2009265821A (ja) 2009-11-12
JP4859870B2 true JP4859870B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=41391619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008112668A Active JP4859870B2 (ja) 2008-04-23 2008-04-23 チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859870B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4859873B2 (ja) * 2008-05-12 2012-01-25 ヤフー株式会社 コメント表示システム、その方法、管理サーバおよびプログラム
JP5592167B2 (ja) * 2010-06-03 2014-09-17 しまうまプリントシステム株式会社 画像出力システム
CN101883058A (zh) * 2010-07-02 2010-11-10 苏州阔地网络科技有限公司 一种通用的网页上实现群组通讯的方法
KR101677707B1 (ko) * 2011-11-07 2016-11-29 네이버 주식회사 게시물 관리 방법, 장치, 서버 및 컴퓨터로 판독이 가능한 기록매체
KR20160039746A (ko) * 2014-10-01 2016-04-12 삼성전자주식회사 정보 공유 방법 및 이를 위한 전자 장치
JP6154528B1 (ja) * 2016-09-05 2017-06-28 株式会社ドワンゴ ユーザ投稿情報配信システム、端末装置、ユーザ投稿情報配信サーバ、ユーザ投稿情報配信システムの動作方法、ユーザ投稿情報端末装置の動作方法、ユーザ投稿情報配信サーバの動作方法、及びプログラム
WO2019106743A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 Hikutas株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、クライアント装置、レイヤー情報サーバ、およびレイヤー情報データベース
WO2022137449A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 株式会社Splyza 端末装置、表示方法および表示プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7089278B1 (en) * 1999-09-07 2006-08-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Anchored conversations: adhesive, in-context, virtual discussion forums
JP4157678B2 (ja) * 2000-12-19 2008-10-01 富士通株式会社 通信方法及び装置
JP2003150527A (ja) * 2001-11-05 2003-05-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> チャットシステム、その端末装置及びチャットサーバ並びにプログラム
JP4848206B2 (ja) * 2005-06-03 2011-12-28 株式会社リコー 文書管理システムおよび文書管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009265821A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4859870B2 (ja) チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム
US12019672B2 (en) Systems and methods for a scalable, collaborative, real-time, graphical life-management interface
US11120196B2 (en) Systems and methods for sharing user generated slide objects over a network
US8745502B2 (en) System and method for interfacing interactive systems with social networks and media playback devices
JP3617651B1 (ja) 仮想コミュニティシステム
US8732252B2 (en) Cooperating system, chat server, program, and cooperating method
US7685017B2 (en) Communication intermediating method, intermediating device, and communication device
JP5233220B2 (ja) ページ付加情報共有管理方法
JP6415817B2 (ja) 寄せ書きシステム提供サーバ、寄せ書きシステム提供方法、および、寄せ書きシステム提供プログラム
CN102067125A (zh) 用于搜索信息的方法和装置
KR20000030847A (ko) 인터넷 통합서비스 시스템 및 이 시스템에 접근하는 것을용이하게 하기 위한 사용자 인터페이스장치
JP5373191B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および、記録媒体
KR101567555B1 (ko) 이미지가 이용되는 소셜 네트워크 서비스 시스템 및 방법
JP2008305104A (ja) コメント配信システム、サーバ、端末装置、コメント配信方法、コメント表示方法、及びプログラム
JP5389972B2 (ja) データ処理システム、データ処理システムの制御方法、ユーザ装置、ユーザ装置の制御方法、データ処理装置、データ処理装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP4859873B2 (ja) コメント表示システム、その方法、管理サーバおよびプログラム
JP2010224700A (ja) Webサイト管理システム及びwebサイト管理方法
CN114556959A (zh) 允许第一屏幕设备上提供的媒体特征呈现在第二屏幕设备上
JP4767095B2 (ja) Url情報提供システム
KR102224220B1 (ko) 온라인 공유 시스템
JP5028447B2 (ja) Idでメッセージを伝達するサーバ装置及び情報処理方法
JP2007213516A (ja) 制御サーバ及び制御方法
JP2010055237A (ja) Im連動型コメントシステム
JP6161460B2 (ja) コンテンツ表示システムならびに同システムを構成するサーバ及び端末
KR20050059380A (ko) 네트워크를 통한 커뮤니티 연결 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4859870

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250