JP4859873B2 - コメント表示システム、その方法、管理サーバおよびプログラム - Google Patents
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例えば、インターネット上で掲示板、チャットなどでメッセージを表示するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。このシステムは、掲示板およびチャットを管理する管理者ページ上において、好きな画像を背景に用いたり、その画像上の任意の位置でチャットを実行することができるものである。
また、コメント情報は、コメントの内容やコメントに関するその他の情報を含み、ユーザが閲覧しているウェブページのURL(Uniform Resource Locator)ごとに管理サーバのコメント記憶手段に記憶されている。コメントの形態としては、文字、音声、画像、動画などいずれでもよい。具体的には、閲覧中のウェブページのコンテンツに対する見解等がコメントの内容となっている。
クライアント端末は、管理サーバから送信されたウェブページとコメント情報を受信し、コメント表示手段によりウェブページのHTML構造を解析して余白部分を検出するとともに、検出された余白部分の中からコメントの表示領域を決定する。そして、受信したコメント情報に基づいて、コメントの表示領域にコメントを表示する。
また、ウェブページのコンテンツに対するコメントがそのウェブページ上に表示されるので、ウェブページのコンテンツとコメントの内容とが一目瞭然となり、ユーザにとってわかりやすい。
さらに、ウェブページの余白部分にコメントが表示されるので、コメントがウェブページのコンテンツに重なって表示されることがない。すなわち、コメントによってウェブページのコンテンツの閲覧を邪魔されないので、閲覧しやすいウェブページを提供することができる。
また、前記コメント表示手段は、前記ウェブページをメモリ内で仮想表示することで該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を前記余白部分として検出することが好ましい。
クライアント端末では、送信されたウェブページを表示することにより、CPUなどの演算手段がプログラムを実行してコメント情報をウェブページの余白部分に表示することができる。
このように、クライアント端末ではプログラムを実行するだけでよいので、特別な処理が必要ない。したがって、簡単な構成とすることができる。
したがって、クライアント端末にウェブページが表示される際には、常にそのウェブページに関連付けられたコメント情報も受信してウェブページ上に表示することができる。
したがって、更新データを受信したクライアント端末では、コメント表示手段により、更新されたコメントが再表示され、ウェブページ上で最新のコメントを閲覧することができる。
また、コメントがスクロールすることにより、ユーザの注意をコメントに促すこともできるので、情報交換の場として有用である。
なお、コメントをスクロール表示する際は、余白部分の大きさやコメント情報の量に応じて、表示する文字の大きさおよびスクロールする速度を調整することができる。
したがって、複数のクライアント端末で入力されたコメントをウェブページ上に表示することができ、別のユーザとのコミュニケーションを図ることができる。すなわち、チャットも可能である。
なお、コメント入力手段としては、コメントを入力でき、かつ、入力したコメントをコメント挿入サーバに送信できるものであれば特に限定されない。具体的には、例えば、コメント入力可能なウィンドウが挙げられる。このようなウィンドウは、コメントが表示された表示領域をクリックすることで生成させるようにすると、ユーザにとってわかりやすく、簡単な操作でコメントを入力することができるので、操作性が高い。
また、ウェブページ上にコメントが表示されるので、ウェブページのコンテンツとコメントの内容とが一目瞭然となり、ユーザにとってわかりやすい。
さらに、コメントがウェブページの余白部分に表示されるので、コメントがウェブページのコンテンツに重なることがない。すなわち、コメントによってウェブページの閲覧を邪魔されないので、閲覧しやすいウェブページを提供することができる。
ここで、プログラムはクライアント端末で実行されるものであり、具体的には、ウェブページの余白を検出してこの余白部分にコメント情報を表示させる。このような機能を実現するプログラムを、例えば、スクリプトとして管理サーバに準備しておく。そして、このスクリプトに取得したコメント情報を設定し、このスクリプトをウェブページに組み込む。そして、スクリプトが組み込まれたウェブページをクライアント端末に送信する。
クライアント端末では、CPUなどの演算手段により、スクリプトが実行され、ウェブページの余白部分にコメント情報が表示される。
このように、クライアント端末においては特別な処理を必要としないので、クライアント端末を簡単に動作させることができる。
したがって、クライアント端末は、要求したウェブページに関連付けられたコメント情報を取得することができ、そのコメント情報をウェブページ上に表示することができる。なお、表示されたコメント情報は、ウェブページのコンテンツとその内容が一致しているので、コメントの内容がわかりやすい。
図1は、本発明の実施形態にかかるコメント表示システムの構成を示す図である。
図1に示すように、コメント表示システム10は、ウェブページが表示されるクライアント端末100と、このクライアント端末100にインターネット20を介して接続されたコメント挿入サーバ200と、このコメント挿入サーバ200にインターネット20を介して接続され、要求されたウェブページを提供するウェブサーバ300と、を備えている。
インターネット20はTCP/IPなどの汎用のプロトコルに基づくインターネットであるが、これに限られない。例えば、LAN(Local Area Network)などのイントラネット、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、データを直接受信するための媒体となる無線媒体自体など、データを送受信させるいずれの構成も利用できる。
本実施形態で、ウェブサーバ300がクライアント端末100に提供するウェブページは、例えば、ニュースやスポーツなどの様々な情報が表示された情報提供サイトである。
また、図1には図示しないが、クライアント端末100には、例えば、キーボードやマウス等の入力手段、ウェブページを画面表示として出力させる表示手段、各種演算を実施するCPUなどの演算手段を備えている。
ページ受信部120は、要求したウェブページをインターネット20およびコメント挿入サーバ200を介してウェブサーバ300から受信する。なお、受信するウェブページには、後述のコメント挿入サーバ200で抽出されたコメント情報が組み込まれた状態となっている。
ページ表示部130は、受信したウェブページを図示しない画面表示などの表示手段により表示する。
なお、このコメント表示手段140の動作はスクリプト(例えば、JavaScript(登録商標))として記述され、コメント挿入サーバ200に備えられている。クライアント端末100にウェブページを表示する際に、コメント挿入サーバ200においてこのスクリプトがウェブページに組み込まれてクライアント端末100へ送信される。そして、クライアント端末100のCPUなどの演算手段により、このスクリプトを動作させるものである。
そして、検出された余白部分のうちコメントを表示可能な表示領域を決定する。表示領域として必要な高さおよび幅は特に限定されないが、ユーザが認識できる大きさでコメントを表示できる程度の高さは必要である。
なお、コメントの表示方法としては、本実施形態のように表示領域内においてコメントをスクロールさせて表示させるほか、表示領域内に全コメントを表示してもよい。
コメントがテキストでない場合、例えば、画像や動画であっても、表示領域内に収まる大きさに画像処理して表示する。コメントが音声または動画である場合は、スクロール中に音声を再生させるように設定する。
コメント入力手段150は、コメントを入力可能なウィンドウを生成させるウィンドウ生成部151と、ウィンドウに入力されたコメントをコメント挿入サーバへ送信するコメント送信部152と、を備えている。
コメント送信部152は、ウィンドウのコメント入力部に入力されたコメントをウェブページのURLと対応付けてコメント挿入サーバ200へ送信する。送信するタイミングは、例えば、コメント入力後、キーボードなどの入力手段でEnterキー等が押されたときであってもよいし、ウィンドウに送信ボタンを作成し、この送信ボタンが押されたときでもよい。
記憶装置としては、コメント情報を蓄積するコメント情報記憶手段としてのコメント情報データベース210を備えている。
コメント情報データベース210は、例えば、以下の表1に示すように、ウェブページのURLごとのコメント内容が1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。コメント内容としてはテキスト、音声、画像、動画等の情報が記憶される。コメント内容として音声データを記憶する場合には、当該音声データは別サーバに格納して、コメント情報データベース210にはそのサーバへのアクセス情報を記憶することが好ましい。
なお、コメント情報データベース210に格納される情報はこれらに限られない。例えば、コメント情報の更新に備えて、登録日時や更新日時などの項目を追加してもよい。
また、図1には図示しないが、コメント挿入サーバ200は、さらに各種演算を実施するCPUなどの演算手段のほか、キーボードやマウス等の入力手段、画面表示として出力させる表示手段なども備えている。
ページ要求部230は、ページ要求受信部220で受信したページ要求をウェブサーバ300へ送信する。
ページ受信部240は、要求したウェブページをウェブサーバ300から受信する。
コメント情報管理部250は、コメント読出機能とコメント書込機能とを有しており、コメント情報データベース210に記憶されたコメント情報の読み書きを行う。具体的には、コメント読出機能により、コメント情報データベース210に蓄積されているデータから、ページ受信部240で受信したウェブページのURLに対応するコメント情報を取得し、コメント設定部260へ引き渡す。また、コメント書込機能により、コメント受信部290で受信したコメント情報を、コメント情報データベース210へ登録または更新する。また、コメント情報管理部250は、後述の更新問合受信部280から更新の有無の問い合わせがあった場合は、該当するコメント情報の更新データを取得する。更新されていない場合は処理を行わない。
ページ送信部270は、コメント設定部260でコメント情報を含むスクリプトが組み込まれたウェブページをクライアント端末100に送信する。なお、URLに関連付けられたコメント情報がコメント情報データベース210にない場合は、ページ受信部240で受信したウェブページをそのままクライアント端末100へ送信する。
コメント受信部290は、クライアント端末100で入力されたコメント情報を受信する。コメント受信部290で受信したコメント情報は、コメント情報管理部250へ送られる。コメント情報管理部250では、受信したコメント情報を、コメント情報データベース210に記憶されているコメント情報のコメント内容の最後尾に付加したものを新しいコメント内容としてコメント情報を更新する。
ウェブサーバ300は、演算手段としての図示しない演算処理装置および記憶手段としての図示しない記憶装置を備えている。ウェブサーバ300は、定期的または必要に応じて、コメント挿入サーバ200を介してクライアント端末100にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
一方、記憶装置としては、コメント挿入サーバ200を介してクライアント端末100から送信出力されるデータを記憶するものであり、例えば、ユーザ情報を記憶するデータベースや、各種フォームにかかわるフォームデータを記憶するデータベースなどを備えている。
図2は、前記実施形態にかかるコメント表示システムのクライアント端末およびコメント挿入サーバにおけるフローチャートである。図3は、前記実施形態にかかる外部装置に表示された画像を示す第1説明図である。図4は、前記実施形態の外部装置に表示された画像を示す第2説明図である。
以下、図1を適宜参照しつつ、図2〜図4に沿ってコメント表示システム10の動作を説明する。
ウェブサーバ300は、このページ要求をページ要求受信部310で受信すると、ページ作成部320で該当するウェブページを作成し、ページ送信部330からコメント挿入サーバ200に作成したウェブページを送信する。
ST5では、ウェブサーバ300から受信したウェブページをページ送信部270からクライアント端末100へ送信する。
ST7では、コメント設定部260が、クライアント端末100におけるコメント表示手段140の動作が記述されたスクリプトに、ST6で取得したコメント情報を設定してST8へ進む。
ST8では、コメント情報を設定したスクリプトを、ウェブサーバ300から受信したウェブページに組み込み、スクリプトが組み込まれたウェブページをページ送信部270からクライアント端末100へ送信する。
ST10では、ページ表示部130が、受信したウェブページを図示しない表示手段で図3に示すようなウェブページ400を画像表示する。なお、ウェブページ400は、様々なコンテンツを掲載した情報提供サイトである。
まず、ST11において、コメント表示手段140の表示領域決定部141が、閲覧中のウェブページを記述しているHTML構造を解析し、ウェブページの余白部分を検出する。そして、検出した余白部分のうち、図4に示すような表示領域410を決定し、ST12へ進む。
ST12では、コメント表示部142が、スクリプトに組み込まれたコメント情報を、表示領域410の大きさに見合った文字サイズに調整し、表示領域410内でスクロールするようにコメント情報を表示する。スクロールさせる向きは特に限定されないが、表示領域410が横に長い場合は右から左へ文字が流れるようにスクロールさせ、表示領域410が縦に長い場合は上から下へ文字が流れるようにスクロールさせる。
コメント挿入サーバ200では、ST14において、更新問合受信部280が、クライアント端末100からの更新問合を受信して、ST15へ進む。
ST15では、コメント情報管理部250が、コメント情報データベース210に蓄積されている当該コメント情報を検索し、更新の有無を検出する。更新の有無の検出方法は特に限定されない。例えば、コメント情報データベース210の各データの更新日時を登録しておき、更新日時の変化により更新の有無を判断することができる。
また、当該コメント情報が更新されている場合はYesとなりST6へ進む。コメント情報管理部250がコメント情報の更新データを取得し、前述のST6からST12と同じ処理を行うことにより、ウェブページ400およびコメント情報の更新データが表示される。
なお、ST13が、定期的、例えば1秒ごとに実行されると、コメント挿入サーバ200は、前述のST14およびST15の処理を実施する。また、コメント挿入サーバ200からウェブページを受信するたびに、クライアント端末100は前述のST9からST12の処理を実施する。
コメント入力手段150は、ウィンドウ生成部151と、コメント送信部152とを備えている。
ウィンドウ生成部151は、コメント入力可能な入力部を備えたウィンドウを生成する。ユーザは、キーボード等の入力手段により、入力部にコメントを入力する。
コメント送信部152は、ウィンドウで入力されたコメントをコメント挿入サーバ200へ送信する。例えば、ウィンドウの入力部にコメントを入力し、キーボードのEnterキーが押された場合に、コメント情報をコメント挿入サーバ200へ送信する。
クライアント端末100では、定期的にコメント情報が更新されるので、ユーザは、新しいコメントをすぐに確認することができる。
上述した実施形態では、以下に示す作用効果を奏することができる。
本実施形態では、クライアント端末100にインターネット20を介して接続されたコメント挿入サーバ200を備えている。コメント挿入サーバ200は、ウェブページのURLに関連付けられたコメント情報を蓄積するコメント情報データベース210を有しており、受信したウェブページのURLに該当するコメント情報をコメント情報データベース210から取得し、取得したコメント情報をウェブページとともにクライアント端末100へ送信する。
クライアント端末100はコメント表示手段140により、受信したウェブページの余白部分を検出してコメントの表示領域410を決定し、表示領域410に受信したコメント情報を表示する。
また、コメント表示手段140により、コメント情報がウェブページ400の余白部分である表示領域410に表示されるため、ウェブページ400に掲載されているコンテンツにコメント情報が重なって表示されることがない。したがって、コメント情報によってウェブページ400の閲覧を邪魔されないので、閲覧しやすいウェブページを提供することができる。
したがって、クライアント端末100に提供されるウェブページは、コメント情報データベース210に記憶されたコメント情報がある場合には必ずコメント情報が含まれることになる。すなわち、クライアント端末100のコメント表示手段140により、いずれのウェブページにもコメント情報を表示することができる。
また、コメント情報の更新は1秒ごとに実施されるため、常に最新のコメントが表示され、別のユーザとリアルタイムの情報交換を行うことができる。
したがって、表示領域410がコメント情報を表示するのに十分な大きさでない場合でも、コメント情報の全文を表示することができる。
また、コメント情報がスクロールすることにより、ユーザの注意をコメントに促すことができる。
したがって、ウェブページに表示されたコメント情報に対して何かコメントをしたいときは、ウィンドウに入力してコメント挿入サーバ200に送信することによって、新たなコメントをウェブページに表示させることができる。すなわち、別のユーザとコミュニケーションをとることが可能となる。
また、コメント情報の更新が1秒ごとの短時間間隔で行われるため、チャットを行うこともできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、例えば、以下に示される変形をも含むものである。
具体的には、クライアント端末100とウェブサーバ300とがインターネット20を介して接続され、クライアント端末100とコメント挿入サーバ200とがインターネット20を介して接続される。
以上より、前述と同様の作用効果を奏することができるほか、クライアント端末100とウェブサーバ300との間でコメント挿入サーバ200を経由しないので、クライアント端末100とウェブサーバ300との間の通信が高速化し、閲覧したいウェブページがクライアント端末100の表示手段により早く表示される。したがって、ユーザは操作をスムーズに行うことができ、使用感も良好となる。
以上のような構成により、クライアント端末100とコメント挿入サーバ200との間で通信する情報量が少なくなり、高速化を図ることができる。
20 インターネット
100 クライアント端末
140 コメント表示手段
141 表示領域決定部
142 コメント表示部
143 コメント更新問合部
200 コメント挿入サーバ
210 コメント情報データベース
250 コメント情報管理部
300 ウェブサーバ
Claims (12)
- ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末に表示するコメント情報を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたコメント表示システムであって、
前記クライアント端末は、
前記ウェブページの余白部分を検出してこの余白部分に前記コメント情報を表示するコメント表示手段を備え、
前記管理サーバは、
前記コメント情報を前記ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)に関連付けて記憶するコメント情報記憶手段と、
前記クライアント端末から要求されたウェブページに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出し、該コメント情報を前記ウェブページに組み込んだ状態で前記クライアント端末に送信するコメント送信手段と、を備え、
前記コメント表示手段は、前記ウェブページのHTML構造を解析して当該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を前記余白部分として検出する
ことを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1に記載のコメント表示システムにおいて、
前記コメント表示手段は、
前記ウェブページをメモリ内で仮想表示することで該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を前記余白部分として検出することを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1または請求項2に記載のコメント表示システムにおいて、
前記コメント送信手段は、
前記コメント表示手段の機能を実現するプログラムに前記コメント情報を設定し、この
プログラムを前記ウェブページに組み込んで送信することを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のコメント表示システムにおいて、
前記管理サーバは、
前記クライアント端末からのウェブページの配信要求を受信する要求受信手段と、
前記受信した配信要求に応じたウェブサーバにアクセスしてウェブページを取得するウェブページ取得手段と、を備え、
前記コメント送信手段は、
前記取得されたウェブページに対応するコメント情報を前記コメント記憶手段から読み出すことを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のコメント表示システムにおいて、
前記コメント表示手段は、前記管理サーバに前記コメント情報の更新の有無を問い合わせるコメント更新問合手段を備え、
前記コメント送信手段は、前記更新の有無の問い合わせに応じて、前記コメント情報の更新データを前記コメント記憶手段から読み出してクライアント端末に送信することを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項5に記載のコメント表示システムにおいて、
前記コメント更新問合手段は、定期的に前記コメント情報の更新の有無を問い合わせることを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のコメント表示システムにおいて、
前記コメント表示手段は、前記コメント情報をスクロールさせて前記余白部分内に表示する
ことを特徴とするコメント表示システム。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載のコメント表示システムにおいて、
前記クライアント端末は、
コメント情報を入力可能で、入力されたコメント情報を前記管理サーバへ送信するコメント入力手段を備え、
前記管理サーバは、
前記クライアント端末から送信された前記コメント情報を前記コメント記憶手段に記憶させることを特徴とするコメント表示システム。 - ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末に表示するコメント情報を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたコメント表示システムで実施されるコメント表示方法であって、
前記クライアント端末は、ウェブページの配信要求を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、
前記ウェブページの配信要求を受信すると前記ウェブページの配信要求に応じたウェブサーバにアクセスしてウェブページを取得し、
前記ウェブページに対応するコメント情報を前記ウェブページとともに前記クライアント端末に送信し、
前記クライアント端末は、受信した前記ウェブページのHTML構造を解析して当該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を余白部分として検出して、当該余白部分に前記コメント情報を表示する
ことを特徴とするコメント表示方法。 - 請求項9に記載のコメント表示方法において、
前記管理サーバは、前記ウェブページに対応するコメント情報を前記クライアント端末
に送信する際、前記クライアント端末で実行されるプログラムに前記コメント情報を設定し、このプログラムを前記ウェブページに組み込んだ状態で前記クライアント端末に送信することを特徴とするコメント表示方法。 - クライアント端末で表示されるウェブページに表示するコメント情報を管理する管理サーバであって、
前記コメント情報を前記ウェブページのURLに関連付けて記憶するコメント情報記憶手段と、
前記クライアント端末からのウェブページの配信要求を受信する要求受信手段と、
前記ウェブページの配信要求に応じたウェブサーバにアクセスしてウェブページを取得するウェブページ取得手段と、
前記ウェブページのHTML構造を解析して当該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を余白部分として検出して、当該余白部分に前記コメント情報を表示するコメント表示機能を実現するためのプログラムを、前記ウェブページに組み込み、当該ウェブページに関連付けられたコメント情報を前記コメント情報記憶手段から読み出し、当該コメント情報を前記ウェブページに組み込んだ状態で前記クライアント端末に送信するコメント送信手段と、を備える
ことを特徴とする管理サーバ。 - ウェブページを表示する複数のクライアント端末と、当該クライアント端末に表示するコメント情報を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続されたコメント表示システムの前記クライアント端末で実行されるプログラムであって、
前記ウェブページのHTML構造を解析して当該ウェブページ内のフレーム構造の頂点の座標を抽出し、その座標により囲まれる表示枠外の表示領域を余白部分として検出して、当該余白部分内に当該ウェブページに関連付けられた前記コメント情報を表示するコメント表示機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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