JP2005196504A - クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム - Google Patents

クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、電子化された文書に貼付された付箋を閲覧することができるようにして、付箋によるによるコミュニケーションを可能にするシステムを提供する。
このことは、
【解決手段】
ウェブブラウザで表示できる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示できる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含む閲覧情報を有するサーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとを利用して、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示し、それにより付箋が貼付された文書を閲覧することができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステムに関する。
ソフトウェアはソースプログラムと仕様書や設計文書などの各種のソフトウェア関連文書から構成される。それらの文書は、ソフトウェア開発グループの全員に関わる公式な情報を保持し、長期に渡って維持管理され、また文書量も多い。一方、相対的にプライベートで一時的かつ量が少ない情報も存在する。
現在、この種の情報の管理は、アドホックに管理され、個人的に利用されるだけである。しかし、これらの情報が果たす役割も大きく、ソフトウェア開発・保守を支援する上で重要である。
本願発明は、私的・一時的・少量の情報を管理するために付箋に着目した。
付箋は、本来、対象文書の注目している場所に覚え書きを残したり目印を付けるために使われる。そして、不要になった場合に簡単に取り除くことができる。付箋に書かれるのは個人的な覚え書きや少人数で回覧される情報が多く、保存期間は比較的短期であるため、ソフトウェアの開発・保守工程における私的・一時的・少量の情報を管理するのにふさわしい。
ソースプログラムの閲覧やレビュー時に、作業者は気付いたことや疑問点などを付箋に保存したり、マーカーにより重要な箇所に印を付けることは一般的である。この種の情報は私的・一時的・少量の情報の典型例である。
付箋は本来、対象文書の注目している場所に覚え書きを残したり目印を付けるために使われる。ここではその付箋がどのような特徴を持ち、どのように利用されるべきかを考察する。まず付箋の特徴を挙げると以下のような点が挙げられる。
保存期間:必要なときに付け、必要が無くなれば取ってしまうものであり、永続的なものではない。長期に保存するような情報より、短期的な情報を持つ場合が多い。
位置情報: 付箋は閲覧者が注目している場所につけられる。そのため、その場所を指しているという位置情報を持っている。場所は、一点を指している場合と、一定の範囲を指している場合が考えられる。
利用方法: 仕様書やマニュアルはフォーマルな情報を扱うのに対して、付箋は個人の覚え書きや小規模のグループで共有するような、プライベートな情報を扱う場合が多い。
文書量:覚え書きなどに用いられるため文書量は少ない。また、ある文書の上に付けるため、大量の文書を載せることはできない。
付箋を付けることは、その場所に情報を保存するということであるが、その付箋を他の人が見れば情報を伝え共有するというコミュニケーションになる。個人的な覚え書きなどの場合も、将来の自分とのコミュニケーションと考えることができる。このように付箋によるコミュニケーションは、付箋が前記した特徴を持っているため、ある文書の特定の場所に関しての短期的でプライベートな情報をやりとりするのに向いていると考えられる。
付箋によるコミュニケーションが利用できる場面の一つとして、プログラムの理解支援が考えられる。プログラムを理解するときには、ソースプログラムを閲覧するという方法が一般的である。このソースプログラムを閲覧しているときに気付いたことや疑問点などを付箋を使ってソースプログラム上に保存する。これを個人の覚え書きとして利用したり、他の閲覧者やそのプログラムの作成者の間で共有し情報交換などのコミュニケーションに利用できる。プログラムを理解する場合、自分ひとりで考えるのではなく、他の人とコミュニケーションをとることは重要である。他の人の考えを聞くことで、理解が深まったり、そのコミュニケーションの中で新たな発見が見つかる場合もある。このように付箋によるコミュニケーションはプログラムの理解支援に利用できると考えられる。
以上のように、付箋というのはこのような特徴を持った文書であることが分かる。そのため、付箋はソフトウェアの開発や保守時に存在する一時的な情報を文書化し管理するのにふさわしいと考えられる。
しかし、紙の付箋は印刷された紙に付けられる。紙の付箋でこれを行うのは難しいため、付箋は電子化する必要がある。
また、ソフトウェア関連文書には、ソースプログラム、仕様書、マニュアル、設計段階で用いられる文書や図などが考えられる。ソフトウェアの開発や保守時に存在する一時的な情報を電子化し管理すれば、付箋もこれらと同様にソフトウェアに必要なくてはならない文書となる。
このような要望に応える為に、電子化された文書などに付箋を付けることができる付箋機能を有するソフトウェアが、市場に出回っている。
このようなソフトウェアを利用することで、ネットワークを介して共有された文書に付箋を付け、複数の関係者の間で回覧やレビューを行い、付箋によるコミュニケーションをとることができる。
従来の付箋機能を有するソフトウェアを利用する場合には、
電子化文書に付箋を付けたソフトウェアと同じ種類のソフトウェアを有するコンピュータは、前記付箋を貼付した文書を表示することができ、
このようなコンピュータのユーザ間ではネットワークを介して付箋によるコミュニケーションができる特長がある。
しかし、電子化文書に付箋を付けたソフトウェアと異なる種類の付箋機能を有するソフトウェアを有するコンピュータや、付箋機能を有していないコンピュータは、前記付箋を貼付した文書を表示することができない。
このようなコンピュータのユーザは、前記付箋を貼付した文書を閲覧することができず、複数の関係者の間で回覧やレビューを行うことができず、付箋によるコミュニケーションができない問題点があった。
本件出願の目的は、クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、電子化された文書に貼付された付箋を閲覧することができるようにして、付箋によるによるコミュニケーションを可能にするシステムを提供しようとするものである。
他の目的は、クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、電子化された文書に付箋を貼付することができるようにして、付箋によるによるコミュニケーションを可能にするシステムを提供しようとするものである。
他の目的は、クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、電子化された文書に貼付された付箋を検索することができるようにして、付箋によるによるコミュニケーションを可能にするシステムを提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
本願発明におけるクライアントコンピュータに付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステムは、付箋が貼付された文書の閲覧に係る技術事項の面からすれば、
サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、前記サーバには、閲覧情報を有し、前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができるようにしたものである。
また、付箋貼付に係る技術事項の面からすれば、
好ましくは、サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、
前記サーバには、閲覧情報と、付箋貼付手段とを有し、
前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、
前記付箋貼付手段には、付箋データを保存する手段と、前記閲覧情報を生成する手段とを含み、
付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができ、前記付箋貼付手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧文書に付箋を貼付することができるものであればよい。
また、付箋検索に係る技術事項の面からすれば、
好ましくは、サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、
前記サーバには、閲覧情報と、付箋検索手段とを有し、
前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、
付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができ、
前記付箋検索手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、文書に貼付された付箋を検索できるものであればよい。
本願発明は、サーバーに、閲覧情報を有し、前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含むから、クライアントコンピュータが付箋機能を持っていなくても、ネットワークを介して、標準的なウェブブラウザを用いて前記閲覧情報を表示することによって、付箋が貼付された文書をブラウザ画面上に表示することができる特長がある。このことは、クライアントコンピュータのユーザーは、付箋が貼付された文書を閲覧することができ、付箋によるコミュニケーションが可能になる効果がある。
さらに、本願発明は、サーバーに、閲覧情報と、付箋貼付手段とを有し、
前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、前記付箋貼付手段には、付箋データを保存する手段と、前記閲覧情報を生成する手段とを含むから、
クライアントコンピュータが付箋機能を持っていなくても、ネットワークを介して、標準的なウェブブラウザを用いて前記閲覧情報を表示することによって、付箋が貼付された文書をブラウザ画面上に表示することができ、かつ、前記付箋貼付手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧文書に付箋を貼付することができる特長がある。
このことは、クライアントコンピュータのユーザーは、閲覧している文書に付箋を貼付することができ、付箋によるコミュニケーションが可能になる効果がある。
さらに、本願発明は、サーバーに、閲覧情報と、付箋検索手段とを有し、
前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含むから、
クライアントコンピュータが付箋機能を持っていなくても、ネットワークを介して、標準的なウェブブラウザを用いて前記閲覧情報を表示することによって、付箋が貼付された文書をブラウザ画面上に表示することができ、かつ、前記付箋検索手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記付箋を検索できるすることができる特長がある。
このことは、クライアントコンピュータのユーザーは、閲覧している文書に貼付された付箋を検索することができ、付箋によるコミュニケーションが可能になる効果がある。
以下本願発明の実施の形態を示す図面を用いて説明する。図1乃至図20において、図1は、本願にかかるシステム1を示す。システム1は、サーバ10と、ネットワーク40を通じて前記サーバ10に接続されているクライアントコンピュータ(計算機ともいわれている)50とを備えている。
なお、ネットワーク40としては、例えば公衆通信網を使用したインターネット等のネットワーク、LAN等がある。
クライアントコンピュータ50は、1又は任意多数であってもよい。クライアントコンピュータ50は、前記ネットワーク40を介して前記サーバ ー10と通信できるように構成されている。クライアントコンピュータ50は、データ表示用のCRTや液晶ディスプレイ等の表示手段と、データ入力用のキーボードやマウス等の入力手段とを備えている。
クライアントコンピュータ50は、広く知られているWebブラウザ(例えばNetscape NavigatorやMicrosoft Internet Explorer)を有しており、前記入力手段からの通信データの入力、及び前記表示手段への画面表示ができるように構成されている。これにより、クライアントコンピュータ50のユーザは、このクライアントコンピュータ50を前記ネットワーク40を介して前記サーバ10に接続することで、サーバ ー10に構築されたサイト(ページ)にアクセスし、当該サイト(ページ)を利用できるように構成されている。
次に、本願発明の実施の形態に係るシステムの動作を、付箋が貼付された文書の閲覧に係る面、付箋貼付に係る面、貼付された付箋の検索に係る面から説明する。
まず、付箋が貼付された文書の閲覧に係る面から説明する。
図12は、クライアントコンピュータ50がサーバ10にアクセスして、付箋が貼付された文書を閲覧する過程を示す。この過程の順に説明する
図12のステップc1(以下ステップの表記を省略する)においては:
クライアントコンピュータ50のユーザは、クライアントコンピュータ50のWebブラウザを用いてサーバ10に接続を要求(例えば、サイトのアドレス(URL)を入力して接続を要求)する。
図12のs1においては:
サーバ10からトップページの情報(データ)がクライアントコンピュータ50へ送信される。
図12のc2においては:
前記クライアントコンピュータ50のブラウザには、図13に示されるようなトップページ52aが表示される。このトップページ52aは、フレームによって4つに分割されている。ソースビューフレーム53、ツリービューフレーム54、メニューフレーム55及びサブフレーム56の4つである。
サブフレーム56には、閲覧することができるファイル(文書)名56aがリスト表示される。
図12のc3においては:
クライアントコンピュータ50のユーザは、前記サブフレーム56に表示されたファイル名56aの中から、閲覧するファイル名を選択(例えばマウスのポインタをファイル名に合わせてクリック)し、その旨の要求を送信する。
図12のs2においては:
前記c3における要求を受けたサーバは、サーバ10が有している閲覧情報の内から、選択されたファイル(文書)に係る閲覧情報をクライアントコンピュータ50へ送信する。
前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報(例えばHTMLファイル)と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報(例えばHTMLファイル)と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプト(例えばJavaScript)とを含む。
図12のc4においては:
前記クライアントコンピュータ50のブラウザには、図14に示されるような画面52bが表示される。
前記画面52bにおけるソースビューフレーム53bには文書57と、貼付された付箋58とが表示される。
ツリービューフレーム54bには前記文書57の構成がツリー型に表示される。
サブフレーム56bには前記文書に貼付されている付箋58のリストが表示される。
前記ソースビューフレーム53bに表示される付箋58の表示状態(表示モード)は、変化させることができる。付箋の表示状態(表示モード)は、通常状態、内容表示状態、縮小状態、強調状態、非表示状態(付箋が見えなくなる状態)の5つがある。なお、前記強調状態とは、任意の透明度で任意に着色され、従来、紙面に対して蛍光マーカーで印を付したように人間の視覚によって他と識別され、ある種の情報伝達をするものを意味する。
図15に、付箋の表示モードを変化させた付箋の例を示す。ソースビューフレーム53bに示される58aは通常状態の付箋を示し、タイトル部58d、オブジェクト部58e、×部58fを表示する。58bは内容表示状態の付箋を示し、タイトル部58d、オブジェクト部58e、×部58f、作成者名58g、本文58hを表示する。58cは縮小状態の付箋を示し、オブジェクト部58eを表示する。58iは強調状態の付箋を示す。
付箋58の表示状態(表示モード)の変化は、クライアントコンピュータ50の入力手段の操作(例えばマウスクリック)によってすることができる。
通常状態から内容表示状態へ変化させる場合について説明する。
通常状態の付箋におけるタイトル部58dをマウスでクリックすると、その付箋は、58bに表れるような内容表示状態に変化する。
なお、この内容表示状態において、付箋のタイトル部58dを、マウスでクリックすると、通常状態に変化する。
次に、通常状態または内容表示状態から縮小状態へ変化させる場合について説明する。
通常状態または内容表示状態の付箋におけるオブジェクト部58eをマウスでクリックすると、その付箋は、58cに表れるような縮小状態に変化する。
なお、この縮小状態において、付箋のオブジェクト部58eをマウスでクリックすると、内容表示状態に変化する。
次に、通常状態、内容表示状態、縮小状態などの表示状態から非表示状態へ変化させる場合について説明する。
通常状態、内容表示状態などの付箋における×部58fをマウスでクリックすると、その付箋は、非表示状態に変化する。
なお、この非表示状態の付箋を再表示する場合は、メニューフレーム55bに表示されているmemo: onを選択(例えばマウスのポインタを合わせてクリック)する。すると、非表示状態の付箋が再表示される。
前記のように、付箋58の表示状態を変化させる動作を図15を用いて説明した。
次に、前記付箋が貼付された文書57における全ての付箋58の表示状態を変化(表示状態から非表示状態、非表示状態から表示状態へ)させる場合を説明する。
メニューフレーム55bのmemo: offを選択(例えばマウスのポインタを合わせてクリック)する。すると図16に示されるように、前記付箋が貼付された文書57における全ての付箋58が非表示状態になる。
memo: on を選択すると全ての付箋58が表示される状態になる。
なお、付箋58は、ドラッグ操作で一時的に場所を移動させることができる。
次に、付箋貼付に係る面から説明する。
図17は、クライアントコンピュータ50のブラウザが、図12のc4における画面表示状態から、クライアントコンピュータ50がサーバ10にアクセスしてWebブラウザに表示された文書57に付箋58を貼付する過程を示す。この過程の順に説明する。
図17のc10においては:
クライアントコンピュータ50のユーザは、メニューフレーム55bのmemo: attachを選択(例えばマウスのポインタを合わせてクリック)し、その旨の要求を送信する。
図17のs10においては:
前記c10の要求を受けたサーバ10は、付箋貼付用フォームの情報(データ)をクライアントコンピュータ50へ送信する。
図17のc11においては:
クライアントコンピュータ50のブラウザには、図18(A)に示されるように、サブフレーム56cに付箋貼付用フォーム60が表示される。
前記付箋貼付用フォーム60には、memo欄60a、title欄60b、name欄60c、mail欄60d、object欄60e、object id欄60f、position欄60g,60h、attachボタン60i、resetボタン60jが表示される。
memo欄60aに入力した情報は、付箋58の本文58hに表示される内容となる。title欄60bに入力した情報は、付箋58のタイトル部58dに表示される内容となる。name欄60cに入力した情報は、付箋58の作者名58gに表示される内容となる。object欄60eに入力した情報は、付箋58のオブジェクト部58eに表示される内容となる。
図17のc12においては:
図18(A)に示されるソースビューフレーム53bの文書57において、付箋を貼付する対象(位置)を選択(例えば、文書57の付箋を貼付する位置にマウスのポインタを合わせてクリック)する。
すると、図18(B)に示されるようにサブフレーム56dにおける付箋貼付用フォーム60のobject欄60e、object id欄60f、position欄60g、60hに、前記選択した付箋を貼付する対象(位置)のデータが入力される。
図17のc13においては:
付箋に表示させる本文、タイトル、作成者、強調状態の場合は色の指定などを、前記付箋貼付用フォーム60にクライアントコンピュータ50の入力手段から任意選択的に必要な情報を入力(例えばキーボードやマウスを用いて入力)する。
図17のc14においては:
付箋貼付用フォーム60のattachボタン60iを選択(例えばマウスのポインタを合わせてクリック)し、付箋貼付用フォーム60に入力した付箋のデータを送信する。
図17のs11においては:
サーバ10に前記付箋のデータが送信されると、その付箋データを保存(例えば付箋データをXML形式でサーバ内に保存)する。
図17のs12においては:
サーバ10が有している前記付箋データの内からデータを読み出し、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報(例えばHTML形式の付箋情報)を生成(例えばDOM(Document Object Model)を実装するXMLパーサ等で生成)する。
そして前記生成した付箋情報と、サーバが有しているウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報(例えばHTML形式の文書情報)とを合わせ、新たに貼付された付箋情報を含んだ閲覧情報を生成する。
前記閲覧情報には、前記付箋情報と、前記文書情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプト(例えばJavaScript)とを含む。
新たに貼付された付箋情報を含んだ閲覧情報を送信する。
図17のc15においては:
クライアントコンピュータ50のブラウザ51には、図18(C)に示されるような画面52cが表示される。
ソースビューフレーム53cにおける58jは新たに貼付された付箋を示す。付箋58jは、内容表示状態で表示される。
前記画面52cのサブフレーム56eには前記付箋58jのリスト58kが追加されて表示される。
以上のように、図17を用いてクライアントコンピュータ50がサーバ10にアクセスしてWebブラウザに表示された文書に付箋を貼付する過程の順に説明した。この過程におけるs10及びs11におけるサーバ10の付箋データ保存手段と、s12におけるサーバ10の閲覧情報生成手段との付箋貼付手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧文書に付箋を貼付することができる。
最後に、貼付された付箋の検索に係る面から説明する。
図19は、クライアントコンピュータ50のブラウザが、図12のc4における画面表示状態から、クライアントコンピュータ50がサーバ10にアクセスしてWebブラウザに表示された付箋58の検索をする過程を示す。この過程の順に説明する。
図19のc20においては:
クライアントコンピュータ50のユーザは、メニューフレーム55bのmemo: searchを選択(例えばマウスのポインタを合わせてクリック)し、その旨の要求を送信する。
図19のs20においては:
前記c20の要求を受けたサーバ10は、付箋検索用フォームの情報(データ)をクライアントコンピュータ50へ送信する。
図19のc21においては:
クライアントコンピュータ50のブラウザには、図20(A)に示されるように、サブフレーム56fに付箋検索用フォーム61が表示される。
前記付箋検索用フォーム61には、keyword欄61a、target欄61b、scope欄61c、searchボタン61d、resetボタン61eが表示される。
keyword欄61aは、検索する語を入力する欄。target欄61bは、検索の対象を入力する欄。例えば、付箋の本文を対象とする場合はmemoを選択する。
scope欄61cは、現在ソースビューフレーム53dに表示されているファイルの付箋から検索する場合は、current fileを選択し、全てのファイルの付箋から検索する場合は、all filesを選択する。
図19のc22においては:
付箋を検索する条件を図20(B)に示されるサブフレーム56gにおける前記付箋検索用フォーム61にクライアントコンピュータ50の入力手段から入力(例えばキーボードやマウスを用いて入力)する。
そして、付箋検索用フォーム61のsearchボタン61dを選択(例えばマウスのポインタをsearchボタン61dに合わせてクリック)し、付箋検索用フォーム61に入力した付箋検索する内容の情報を送信する。
図19のs21においては:
前記c22の要求を受けたサーバは、サーバ10が有している付箋情報の内から、検索条件に合う付箋の情報をクライアントコンピュータ50へ送信する。
図19のs23においては:
前記クライアントコンピュータ50のブラウザには、図20(C)に示されるように、サブフレーム56hに、前記検索条件に合う付箋のリスト56iが表示される。この付箋のリストには、付箋へのリンクが張られていている。
以上のように、図19を用いてクライアントコンピュータ50がサーバ10にアクセスしてWebブラウザに表示された付箋58の検索をする過程の順に説明した。この過程におけるs20、s21のサーバ10のステップの付箋検索手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、文書に貼付された付箋を検索できる。
次に、本願システムに関しての具体的な実施例である”JSPIE2”について説明する。
あらまし:ソフトウェア開発において、情報の交換や共有などのコミュニケーションは重要な役割を果たす。本願では、ソースプログラムに関係するソフトウェア開発者間のコミュニケーションの一種である、付箋によるコミュニケーションに注目する。また、ソースプログラムに対して電子化された付箋を貼る機能を備え、ソースプログラム上のオンラインコミュニケーションを可能にしたソフトウェアブラウザJSPIE2を提供する。
概要:本願では付箋によるコミュニケーション機能を備えたソフトウェアブラウザJSPIE2を作成する。対象のプログラミング言語はJavaとし、Webブラウザを用いてJavaソースプログラムを閲覧する。特定のオブジェクトに対して付箋を付けることができ、ネットワークを介して多人数で閲覧できる。
このシステムの構成を図1に示す。JSPIE2はWebアプリケーションである。サーバにインストールし、クライアントマシンからWebブラウザを使ってアクセスして使用する。そのため、ネットワークを(LAN、インターネット)経由して利用できる。また情報はサーバを介してクライアント間で共有される。
サーバに、Jakarta Projectで広く知られているTomcatを使用し、JSP/Servletで実装されている。出力にはDHTML(HTML、JavaScript、CSS)を使い付箋機能を実現している。
画面構成:
JSPIE2はフレームによって4つに分割されている。図2は動作中の画面である。ソースビューフレーム(画面右上)ではソースプログラムと付箋を表示し、ツリービューフレーム(画面左上)ではツリービューを表示する。表示する単位はファイルである。また、メニューフレーム(画面左下)とサブフレーム(画面右下)ではJSPIE2の様々な操作を行う。
基本機能:
JSPIE2の基本機能は以下の5つである。
ツリービュー:
Javaソースプログラムの構成をツリー型に表示する。クラスまたはインタフェースがノードとなり、フィールド、メソッド、コンストラクタがリーフとなる。ツリーは折りたたみが可能で、Windowsのエクスプローラー風の動作をする。ツリービューの例を図3に示す。図3のツリービューではこのファイルにはクラスSampleA、クラスSampleC、インタフェースSampleIがあること示している。そしてSampleAクラスを展開し、その中にフィールドa、フィールドb、コンストラクタSampleA()、メソッドm1()、インナークラスSampleB があることを示している。
ソースビュー:
ツリービューのオブジェクトのリンクから、ソースプログラム上のそのオブジェクトを参照する。付箋はこのソースビュー上に表示される。
付箋貼付:
ソースプログラム上をクリックして対象オブジェクト、及びその位置を決め、テキスト形式の付箋を貼り付けることができる。付箋の持つ情報を表1に示す。obj、id、posx、posyはユーザがマウスクリックで入力する。またtitle、name、mail、contentsはユーザがキーボードで入力する。id(memo)、date、ipはサーバで自動的に入力される。
Figure 2005196504

付箋表示:
貼付された付箋はソースプログラム上の対象オブジェクト上の指定された位置に表示される。付箋の状態は4つあり、状況に応じて変えられる。付箋の状態については後に詳しく述べる。
付箋検索:
付けられている付箋の検索を行う。HTMLフォームから検索するキーワード、検索する付箋データの種類、検索する範囲(ブラウズ中のファイルについている付箋か全ファイルに付いている付箋)を入力し条件に一致した付箋のリストが表示される。この付箋のリストには、付箋へのリンクが張られていている。
付箋の状態(表示モード)は4つあり、クリックなどの操作によって状態を変化させることができる。この例を図4に示す。また、ドラッグで一時的に場所を移動させることができる。これはリロードすると元の場所に戻る。
通常状態:
付箋の付けられているオブジェクトとタイトルを表示する。どの状態になっていてもリロードするとこの状態に戻る。
内容表示状態:
付箋のタイトルをクリックし内容を表示させた時、貼り付け直後、リストから付箋を選択した時、検索結果から付箋を選択した時にこの状態になる。表示される内容は、付箋id、日時、作成者、対象オブジェクトid、本文である。
縮小状態:
付箋が付けられているオブジェクトを確認する場合に使用する。オブジェクト名のみを表示し、不透明度を80から40にする。オブジェクト名をクリックするとこの状態になり、このときソースプログラム上の対象オブジェクトが一定時間オレンジ色に変わり、そのオブジェクトが分かるようになっている。
非表示状態:
付箋の"×"をクリックするとこの状態になる。全ての付箋を表示にするmemo on、付箋のリストから選択、リロード、で非表示から戻る。
基本的な利用の流れを説明する。
JSPIE2を開くと、サブフレームにfile list (閲覧できるファイルのリスト) が表示される。そこから閲覧するファイルを選択する。
ソースビューフレームには付箋の付けられたプログラムソースが表示される。このとき、サブフレームには付箋のリストが表示され、そこから付箋を参照できる。また、ツリービューフレームにはプログラムがツリー型に表示され、そこからオブジェクトを参照できる。
付箋を付けるには、メニューフレームのattachを選択する。サブフレームに付箋貼付用のフォームが表示されるので、ソースビューフレームのソースプログラム上で付箋を付けるオブジェクトをクリックして対象を決め、内容を書き込み送信する。
貼り付けが完了すると、ソースビューフレームが更新されて貼り付けた付箋が内容表示状態で表示される。
JSPIE2の実装において、Javaソースプログラムを特定のオブジェクト分類し、そのオブジェクトに対して付箋を付けるようにするためJX-model(「XMLを用いた汎用的な細粒度ソフトウェアリポジトリの実装」(吉田 一, 山本 晋一郎, 阿草 清滋)情報処理学会2002シンポジウム, pp.83−90 (2002/8)で広く知られている)を使用する。JX-modelとはJavaソースプログラムのXMLリポジトリのモデルである。
JX-modelはJava(Java2 ver. 1.4)のソースプログラムを20種類の非終端要素と7種類の終端要素によってモデル化している。ここで、終端要素は子ノードとしてJX-model要素を持たない要素のことをいう。要素の一覧を表2に示す。表2において、File要素からExpr要素までが非終端要素であり、ident要素以下が終端要素である。
Figure 2005196504


JX-modelは様々なCASEツールの要求に応えるために、Javaのソースプログラムを細粒度で抽象化して表現されている。ソースプログラムに直接タグ付けを行い、インデントや改行などのスタイルを保持している。また、XMLリポジトリからはXSLTやDOM/SAXなどのXML関連技術を用いて情報を取り出すことができる。
このJX-modelに基づいたXMLリポジトリはJapid(Hachisu Yoshinari, Yamamoto Shinichirou and Agusa Kiyoshi: `「A CASE Tool Platform for an Object Oriented Language'」, IEICE Trans. on Information and Systems, Vol.E82-D, No.5, pp.997-984 (1999/5) で広く知られている)を使って生成する。Japidとは、広く知られているCASEツールプラットフォームSapid(http://www.sapid.org/)の一部であり、Javaソースプログラムの解析を行う。JX-modelの例として、図5のJavaソースプログラムに対するXMLリポジトリは図6のように得られる。
JSPIE2では、このJX-modelのオブジェクトのうち、Members、Type、ident、kw、op、sp、nlの7種類の要素を除いた20種類の要素を単位として付箋を付けを行うようにした。
システム構成:
まずJapidを用いてJavaソースプログラムからXMLリポジトリを生成する。XSLTを用いて、ツリービューHTMLとソースビューHTMLを生成する。この処理を図7に示す。このとき図7にはないが、付箋のデータを保存するための付箋データXMLも作成する。この処理はファイル登録時に一度だけ行われる。
ソースビューHTMLは、ソースプログラムの表示と付箋付けのベースとして使用する。付箋の対象とするオブジェクトをspanタグで囲み、id属性にJX-modelのidを、title属性にオブジェクトの種類を設定したものである。ソースビューHTMLの例を図8に示す。ツリービューHTMLはツリービューのためのもので、クラス、インタフェース、フィールド、メソッド、コンストラクタの情報を取り出し、ツリー型になるように配置したものである。
次に付箋の貼り付け時と表示時に行われる処理を示す。Webブラウザ上のフォームから送信された付箋データは、付箋データXMLに保存される。ここから必要な情報を読み出し、ソースビューHTMLと合わせて出力する。この処理を図9に示す。
ソースビューでのマウスクリックは新規付箋の貼り付け操作になる。ソースビューHTMLに埋め込んだspanタグのid属性より、どのオブジェクトを指しているかを特定し、付箋貼付フォームにデータを送る。このときフォームのobject id、object(対象オブジェクトの種類)、position(付箋を付ける位置)の欄が入力される。付箋を付ける位置はオブジェクト上での位置である。残りのmemo、title、name、mailの欄がユーザにより入力され、フォームデータが送信されると、そのデータを付箋データXMLに記録する。
SourceView.jspは付箋データXMLからデータを読み出して付箋部分のHTMLを生成し、これとソースビューHTMLを合わせてソースフレームに出力する。ソースビューフレームに出力されるHTMLにはJavaScriptが入っており、これがCSSのtop属性とleft属性を操作することで付箋を正しい位置に表示する。このSourceView.jspが生成するHTMLファイルの構成を図10に示す。
JSPIE2の利用例を挙げる。
ユーザAが作成したプログラムを、ネットワーク越しにユーザBとユーザCがレビューするというケースを考える。この作業の流れを図11に示す。
(1)ユーザAが作成したプログラムをJSPIE2に登録する。このとき、覚書やユーザBやユーザCに伝えたいことなど、プライベートな内容の情報や短期的な情報などはを付箋に書き付けておく。(フォーマルな情報や長期的な情報はコメントや別の文書に書く。)
(2)ユーザB、ユーザCがレビューし、気になることを付箋で書いて付ける。
ユーザBが先にレビューしたとすると、ユーザCはソースプログラムやユーザAの付箋だけでなく、ユーザBが付けた付箋も見ることになる。
(3)ユーザAはユーザBとユーザCがつけた付箋を見ながらプログラムを修正し、もう一度そのプログラムをJSPIE2に登録する。
修正前付いていた付箋は、その修正前のプログラムに付いたままで、修正後の方は何も付いていない状態になる。このとき、ユーザBとユーザCの指摘に、どのように対応したかや新たに気付いたことなどを付箋で付けておく。
(4)ユーザB、ユーザCは修正内容を確認する。十分な内容でなければ、この手順をさらに繰り返す。
目の前に作成者がいる場合は、間違いを指摘したり、気になることを伝えるのことは難しくないが、ネットワーク経由の場合などで、そうできないことも多い。このケースではJSPIE2を利用することで作業を効率よく進められ、有効な利用例だと考えられる。
付箋によるコミュニケーション機能を備えたソフトウェアブラウザJSPIE2を説明した。XMLに関する技術(XML、XSLT、DOM)やWebに関する技術(JSP、JavaScript、CSS)を多く活用したことで、Webブラウザを通してソースプログラムに付箋を付けるというシステムを実現した。これによりソースプログラム上で付箋を利用したコミュニケーションが可能となり、プログラムを再利用する場合や保守する場合など、プログラム理解を支援に有効に利用できる。利用法としては次のような場合が考えられる。
共同開発:
前述で例を挙げたネットワーク経由のレビューなど、共同開発においてプロジェクトのメンバーの間の情報共有や情報交換にJSPIE2を使用する。JSPIE上で行われるコミュニケーションによって効果的に開発を進めることができる。
ソースプログラムの公開:
ソースプログラムを公開する場合、単にソースプログラムを公開するだけでなく、JSPIE2を使って公開する。この場合、プロジェクト外の閲覧者も、Webブラウザでプログラムソースが閲覧し、コミュニケーションに参加できるので、より多くの情報を集めることができる。
チュートリアル:
プログラムのチュートリアルを行う場合、サンプルプログラムを用意しその解説を行うという方法がよく行われるが、このときJSPIE2を使いサンプルプログラム表示し、解説を付箋でつけておく。
付箋で簡単に解説が付けられるので、チュートリアルが作成しやすい。学ぶ側は付箋が付けられたサンプルプログラムを見ることで、より理解が進む。
また学ぶ側も疑問点を付箋で付け、教える側とのコミュニケーションをとることも考えられる。このようにJSPIE2を用いれば、チュートリアルを効果的に行うことができる。
以上のように文書がJavaソースプログラムの場合について説明したが、他の文書でも、付箋を付けることで情報の共有や交換を行うシステムは有効に利用できる。例えば、他のプログラミング言語のソースプログラム、ソフトウェアに関連する文書、一般的な文書などが考えられる。
以上のように、電子的な付箋に蓄積された情報をネットワークを介して利用でき、作業者間で共有できるため、付箋を使ったソースプログラム上のオンラインコミュニケーションが可能となる。
このシステムを用いることで、ソースプログラム閲覧中に発生する一時的な情報を電子的な付箋として保存し管理することができる。
本発明の実施の形態によるシステムを概念的に説明する為の概略図。 フレームによって4つに分割されている動作中の画面を説明する為の図。 ツリービューの例を説明する為の図。 付箋の状態(表示モード)の変化の例を説明する為の図。 解析対象Javaソースプログラムの例を説明する為の図。 図5のJavaソースプログラムに対するXMLリポジトリの例を説明する為の図。 JavaソースプログラムからXMLリポジトリを生成し、XSLTを用いて、ツリービューHTMLとソースビューHTMLを生成する処理の例を説明する為の図。 ソースビューHTMLの例を説明する為の図。 付箋の貼付時と表示時に行われる処理で、送信された付箋データが付箋データXMLに保存され、ここから読み出した必要な情報とソースビューHTMLと合わせて出力する処理の例を説明する為の図。 SourceView.jspが生成するHTMLファイルの構成の例を説明する為の図。 利用例を説明する為の図。 クライアントコンピュータがサーバにアクセスして、付箋が貼付された文書を閲覧する過程を説明する為の図。 クライアントコンピュータのブラウザに表示されたトップページの画面例を説明する為の図。 クライアントコンピュータのブラウザに表示された付箋が貼付された文書の画面例を説明する為の図。 ブラウザに表示された画面例で、付箋の表示モードの変化を説明する為の図。 ブラウザに表示された画面例で、全ての付箋が非表示状態を説明する為の図。 図17は、クライアントコンピュータがサーバにアクセスしてWebブラウザに表示された文書に付箋を貼付する過程を説明する為の図。 (A)はブラウザに表示された画面例で、サブフレームに付箋貼付用フォームが表示された状態を説明する為の図。(B)はブラウザに表示された画面のサブフレームの例で、付箋貼付用フォームにデータが入力例を説明する為の図。(C)はブラウザに表示された画面例で、新たに付箋が貼付された例を説明する為の図。 クライアントコンピュータがサーバにアクセスしてWebブラウザに表示された付箋の検索をする過程を説明する為の図。 (A)はブラウザに表示された画面例で、サブフレームに付箋検索用フォームが表示された状態を説明する為の図。(B)はブラウザに表示された画面のサブフレームの例で、付箋検索用フォームに検索内容が入力例を説明する為の図。(C)はブラウザに表示された画面例で、検索の結果が表示例を説明する為の図。
符号の説明
1・・・クライアントコンピュータに付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム、10・・・サーバ、40・・・ネットワーク、50・・・クライアントコンピュータ、51・・・Webブラウザ、52・・・ブラウザ画面、53・・・ソースビューフレーム、54・・・ツリービューフレーム、55・・・メニューフレーム、56・・・サブフレーム、57・・・文書、58・・・付箋、60・・・付箋貼付用フォーム、61・・・付箋検索用フォーム

Claims (3)

  1. サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、
    前記サーバには、閲覧情報を有し、前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、
    付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができることを特徴とするクライアントコンピュータに、付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム
  2. サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、
    前記サーバには、閲覧情報と、付箋貼付手段とを有し、
    前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、
    前記付箋貼付手段には、付箋データを保存する手段と、前記閲覧情報を生成する手段とを含み、
    付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができ、前記付箋貼付手段の実行によって、付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧文書に付箋を貼付することができる
    ことを特徴とするクライアントコンピュータに、付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム
  3. サーバと、ネットワークを通じて前記サーバに接続されているウェブブラウザを有するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、
    前記サーバには、閲覧情報と、付箋検索手段とを有し、
    前記閲覧情報には、ウェブブラウザで表示することができる形式の文書情報と、ウェブブラウザで表示することができる形式の付箋情報と、前記文書情報に前記付箋情報を配置する為のスクリプトとを含み、
    付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、前記閲覧情報を表示することによって付箋が貼付された文書を閲覧することができ、
    前記付箋検索手段の実行によって、
    付箋機能を持たないクライアントコンピュータが、ウェブブラウザを用いて、文書に貼付された付箋を検索できることを特徴とするクライアントコンピュータに、付箋機能を与えて、付箋によるコミュニケーションを可能にするシステム
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