JP4856554B2 - 吊りボルト振れ止め装置 - Google Patents

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本発明は、建物躯体の天井部より垂下された天井材吊持用の吊りボルトの隣り合うものどうし間に振れ止め用筋違いを入れるようにした吊りボルト振れ止め装置に関する。
地震発生時における天井材の損壊・落下を防止するために、建物躯体の天井部より垂下された天井材吊持用の吊りボルトの隣り合うものどうし間に振れ止め用筋違いを入れるようにした吊りボルト振れ止め装置が種々提案されている。従来の吊りボルト振れ止め装置として、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来の吊りボルト振れ止め装置は、部品点数が多く、構造が複雑で、製作コストが高くつく上に、振れ止め用筋違いを吊りボルトに取り付けるにあたって、筋違いの上端部は高位置での取付作業となるため、その取付作業に手間がかかる、といった問題があった。
本発明は、構造が簡単で部品点数が少なく、安価に製作できると共に、吊りボルトへの取付けが簡単容易に行なえるようにした吊りボルト振れ止め装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、天井部Sより垂下された吊りボルト1の隣り合うものどうし間に振れ止め用筋違い2を入れ、筋違い2の上端部を筋違い上端部取付金具3によって隣り合う一方の吊りボルト1の上端部に取り付け、筋違い2の下端部を他方の吊りボルト1の下端部に取り付けるようにした吊りボルト振れ止め装置において、
筋違い上端部取付金具3は、主板部7の下端側に主板部7に対し垂直で正面視逆ハの字状に突出する一対のネジ孔8a,9a付き斜板部8,9を設け、主板部7の中央部片側には一方の斜板部8に近い側から吊りボルト1を抱持する吊りボルト抱持片10を突設してなる金具本体5と、振れ止め用筋違い2の上端部に基端部6oが取り付けられ且つ先端部6aが金具本体5の斜板部8,9のネジ孔8a,9aに螺入される取付ボルトとからなるもので、金具本体5の一方の斜板部8のネジ孔8aに螺入した取付ボルト6の先端部6aは、吊りボルト1を抱持した吊りボルト抱持片10に当接し、他方の斜板部9のネジ孔9aに螺入した取付ボルト6の先端部6aは吊りボルト1のネジ部に食い込むようになっていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の吊りボルト振れ止め装置において、金具本体5の吊りボルト抱持片10に開口部11を設け、金具本体5の一方の斜板部8のネジ孔8aに螺入した取付ボルト6の先端部6aを、その開口部11から通して吊りボルト1のネジ部に食い込ませるようにしたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の吊りボルト振れ止め装置において、金具本体5の吊りボルト抱持片10を横断面略L字状又は円弧状に形成してなることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の吊りボルト振れ止め装置において、金具本体5の吊りボルト抱持片10は主板部7の一部による切り起こし片からなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、筋違い上端部取付金具3は、主板部7の下端側に主板部7に対し垂直で正面視逆ハの字状に突出する一対の斜板部8,9を設け、主板部7には一方の斜板部8に近い側から吊りボルト1を抱持する吊りボルト抱持片10を突設してなる金具本体5と、振れ止め用筋違い2の上端部に基端部6oが取り付けられ、先端部6aが金具本体5の斜板部8,9のネジ孔8a,9aに螺入される取付ボルトとからなるもので、金具本体5の一方の斜板部8のネジ孔8aに螺入した取付ボルト6の先端部6aは吊りボルト1を抱持した吊りボルト抱持片10に当接し、他方の斜板部9のネジ孔9aに螺入した取付ボルト6の先端部6aは吊りボルト1のネジ部に食い込むようになっているから、吊りボルト1を挟んで両側の振れ止め用筋違い2,2の上端部を吊りボルト1の上端部に取り付ける場合は、振れ止め用筋違い2の上端部に取り付けた取付ボルト6を金具本体5の斜板部8,9にねじ込んだ状態で、金具本体5を吊りボルト1の下端部に吊りボルト抱持片10によって保持させ、この状態で、両方の振れ止め用筋違い2,2を手で持って金具本体5を吊りボルト1に沿って上方へスライドさせ、吊りボルト1の上端所要位置で各振れ止め用筋違い2を取付ボルト6の軸線周りに回転させて取付ボルト6をねじ込むことにより、両取付ボルト6,6と金具本体5と吊りボルト1とを一体化させて、両側の振れ止め用筋違い2,2の上端部を夫々吊りボルト1の上端所要部に簡単容易に取り付けることができる。
この筋違い上端部取付金具3の使用において、吊りボルト1の片方のみに振れ止め用筋違い2が配置される場合は、金具本体5の両斜板部8,9のうち片方の斜板部9のネジ孔9aにのみ取付ボルト6をねじ込むようにすればよい。
また、筋違い上端部取付金具3は、金具本体5と、これの斜板部8,9のネジ孔8a,9aに螺入される取付ボルトとからなるもので、構造が簡単で、部品点数が少ないから、製作が容易で安価に提供することができると共に、取り扱いが簡単で使い易く、天井部が高い場合でもその取付作業を容易迅速に行なう事ができる。
請求項2に係る発明によれば、金具本体5の吊りボルト抱持片10に開口部11を設け、金具本体5の一方の斜板部8のネジ孔8aに螺入した取付ボルト6の先端部6aを、その開口部11から通して吊りボルト1のネジ部に食い込ませるようにしたから、両取付ボルト6,6と金具本体5と吊りボルト1との一体化がより強固となる。
請求項3に係る発明によれば、金具本体5の吊りボルト抱持片10を横断面略L字状又は円弧状に形成しているから、金具本体5を吊りボルト1に対し確実に保持させることができる。
請求項4に係る発明によれば、金具本体5の吊りボルト抱持片10が主板部7の一部による切り起こし片からなるため、金具本体5の製作が容易で、安価に提供できる。
以下に本発明の好適な実施形態を図面にもとづいて説明すると、図1は建物躯体の天井スラブSより垂下された吊りボルト1…の互いに隣り合う吊りボルト1,1どうし間に、振れ止め用筋違い2を入れた状態を示す正面図であり、図2は図1の矢印Xで囲まれる部分の拡大斜視図、図3は図1の矢印Yで囲まれる部分の拡大分解斜視図である。各吊りボルト1の上端部は、天井スラブ(天井部)Sに埋設されたインサート(図示せず)に螺着され、そして各吊りボルト1の下端部には、ハンガー21が取り付けられ、このハンガー21により野縁受け22が支持され、この野縁受け22に取り付けられた野縁23を介して天井材24が吊持される。
この実施形態の吊りボルト振れ止め装置は、図1に示すように、天井スラブ(天井部)Sより垂下された吊りボルト1…の隣り合う吊りボルト1,1間に振れ止め用筋違い2を入れ、この振れ止め用筋違い2の上端部を筋違い上端部取付金具3によって隣り合う一方の吊りボルト1の上端部に取り付け、振れ止め用筋違い2の下端部を筋違い下端部取付金具4によって他方の吊りボルト1の下端部に取り付けるようにしたものである。
筋違い上端部取付金具3は、図2、図4及び図5から分かるように、主板部7の下端側に当該主板部7に対して垂直に突出すると共に正面視逆ハの字状に突出する一対の斜板部8,9を設け、主板部7の中央部片側には一方の斜板部8に近い側から吊りボルト1を抱持する横断面略L字状の吊りボルト抱持片10を突設してなる金具本体5と、振れ止め用筋違い2の上端部に基端部6oが取り付けられ且つ先端部6aが金具本体5の斜板部8,9のネジ孔8a,9aに螺入される取付ボルト6と、から構成される。
上記筋違い上端部取付金具3の構造についてさらに詳しく説明すれば、金具本体5の主板部7は、図5に示すように、野球のホームプレートによく似た形状に形成されていて、水平に配置される上辺側の端縁イに対し下辺側の2つの斜辺ロ,ロが所定の角度α(この実施形態では45度)を成すように形成され、そして両斜辺ロ,ロから斜板部8,9が夫々主板部7に対し垂直に突出し且つ正面から見て逆ハの字状に突出するように形成され、両斜板部8,9には夫々取付ボルト6の先端部6aが螺入するネジ孔8a,9aが設けてある。取付ボルト6は、基端部6oが図2に示すような扁平状の取付部を形成し、先端部6aがボルト本体部(ネジ部)を形成している。
この実施形態において、主板部7の上辺側端縁イに対する各下辺側斜辺ロの傾斜角度α(=45度)は、天井スラブSより垂下された隣り合う吊りボルト1,1間に振れ止め用の筋違い2を吊りボルト1に対して45度の傾斜角度で配置する場合であって、振れ止め用筋違い2を吊りボルト1に対し例えば30度の角度で配置する場合には、上記角度αは30度に設定される。何れにしても、斜板部8,9は、吊りボルト1に対し所定角度(例えば30度や45度等)に配置される振れ止め用筋違い2に取り付ける取付ボルト6がこの斜板部8,9に対し直交するような傾斜角度に形成される。
金具本体5の吊りボルト抱持片10は、主板部7に対し直角に突出すると共に吊りボルト1と平行に延びる本体部10aと、この本体部10aの先端から主板部7と平行に突出する突片部10bとで横断面L字状に形成され、本体部10aには、取付ボルト6の先端部6aの外径より径大の開口部11が開口形成されている。この開口部11は、図6から分かるように、金具本体5の一方の斜板部8のネジ孔8aに螺入した取付ボルト6の先端部6aの端縁を、この開口部11から通して吊りボルト1のネジ部に食い込ませるようにするためのものである。
この吊りボルト抱持片10は、一方の斜板部8に近い側から吊りボルト1を抱持して金具本体5を吊りボルト1に保持させるためのものであるから、この実施形態に示すような横断面略L字状に限らず、横断面円弧状に形成してもよい。このように吊りボルト抱持片10を横断面略L字状又は円弧状に形成しれば、金具本体5を吊りボルト1に対してより確実に保持させることができる。
上記のように構成される金具本体5は、鉄板等の金属板をプレス加工することによって製作される。この金具本体5の製作にあたり、吊りボルト抱持片10は、主板部7の一部を切り起こすことによって形成されるものである。即ち、主板部7の所定位置にコ字状の切り込みを入れて、その切り込み部分を起こした後、その切り起こし片を実施形態に図示のようにL字状に折曲することによって吊りボルト抱持片10を形成する。このように、金具本体5をプレス加工によって形成すると共に、吊りボルト抱持片10を切り起こし片とすることにより、金具本体5を安価に製作することができる。尚、図2、図4〜図6において、7oは主板部7の一部が切り起こされて形成された開口部を示す。
振れ止め用筋違い2の下端部を吊りボルト1の下端部に取り付ける筋違い下端部取付金具4は、図3に示すように、ボルト嵌合溝12を有する水平片部13aの両端部から斜片部13b,13bが上り傾斜状に延設された取付金具13からなるもので、水平片部13aのボルト嵌合溝12を吊りボルト1に嵌め込んで、吊りボルト1の下端部に螺合されるハンガー取付用ナット14とハンガー21とによって水平片部13aを挟着固定し、斜片部13bを振れ止め用筋交い2の下端部に固着するようになっている。この取付金具13の斜片部13bは、水平片部13aの両端部から延びた斜片部本体13b1 と、各斜片部本体13b1 の一側縁部から直角に突設された筋交い取付部片13b2 とからなるもので、筋交い取付部片13b2 にビス挿通孔15が設けられている。
ハンガー21は、図3に示すように、鉄板等の金属板をプレス加工することにより形成された周知構造のもので、ボルト挿通孔17を有する水平支持壁部21aと、この水平支持壁部21aの一端部から下方へ延設されて野縁23を受持し得るように略U字状に形成された野縁受け21bとからなり、吊りボルト1への取付けにあたっては、水平支持壁部21aのボルト挿通孔17を吊りボルト1に通し、ハンガー取付用の一対のナット14,14により水平支持壁部21aを挟み付けることで、吊りボルト1に取り付けられる。
振れ止め用筋交い2は、好ましくは図1〜図3に示すようなチャンネル材(溝形鋼材)からなるが、アングル材(L形鋼材)や帯板材等を使用してもよい。
次に、上記したような構成よりなる吊りボルト振れ止め装置の取付施工について説明する。
先ず、振れ止め用筋違い2の上端部を吊りボルト1の上端部に取り付けるにあたって、振れ止め用筋違い2としてのチャンネル材の底壁部2aの一端部に取付ボルト6の基端部(扁平状取付部)6oをビス16で取り付け、こうして振れ止め用筋違い2に取り付けた取付ボルト6の先端部6aを金具本体5の両斜板部8,9のネジ孔8a,9aに夫々ねじ込む。この時、取付ボルト6の先端部6aは、図4の仮想線図示のように浅くねじ込んでおく。
上記のように振れ止め用筋違い2の一端部(上端部)に取り付けた取付ボルト6を金具本体5の斜板部8,9に浅くねじ込んだ状態で、この金具本体5を吊りボルト1の下端部に吊りボルト抱持片10によって保持させる。この際、金具本体5を左右適宜に傾転させながら吊りボルト抱持片10と片方の斜板部9と吊りボルト抱持片10との間から吊りボルト1に嵌め込のようにして、金具本体5を吊りボルト1に保持させた状態とする。こうして金具本体5を吊りボルト抱持片10を介して吊りボルト1に保持させた状態で、両方の振れ止め用筋違い2,2を手で持って金具本体5を図4の仮想線図示のように吊りボルト1に沿って上方へスライドさせ、吊りボルト1の上端所要位置で各振れ止め用筋違い2を取付ボルト6の軸線周りに回転させて取付ボルト6をねじ込むことにより、図4の実線図示のように両方の取付ボルト6,6と金具本体5と吊りボルト1とを一体化する。
この時、一方の斜板部8のネジ孔8aにねじ込んだ取付ボルト6の先端部6aは、吊りボルト抱持片10の開口部11を貫通して吊りボルト1のネジ部に食い込ませ、また他方の斜板部9のネジ孔9aにねじ込んだ取付ボルト6の先端部6aは、そのまま先端縁を吊りボルト1のネジ部に食い込ませる。この時の状態は、図6に示される通り、金具本体5の主板部7が吊りボルト1の後側面部に押し付けられると共に、一方の斜板部8側の取付ボルト6の先端縁と他方の斜板部9側の取付ボルト6の先端縁とが夫々吊りボルト1の前側面部寄りから吊りボルト1に食い込んでいるから、金具本体5が吊りボルト1に強固に引き付けられると共に、両方の取付ボルト6が金具本体5及び吊りボルト1に強く係止されることになって、両方の取付ボルト6,6と金具本体5と吊りボルト1とが一体化し、それにより吊りボルト1を挟んでその左右両側の振れ止め用筋違い2,2の上端部を吊りボルト1の上端所要部に確実強固に取り付けることができる。
尚、この実施形態では、金具本体5の吊りボルト抱持片10に開口部11を設けて、取付ボルト6の先端部6aを開口部11に通して、先端縁を吊りボルト1に食い込ませるようにしているが、吊りボルト抱持片10に開口部11を設けない場合は、この取付ボルト6の先端縁を吊りボルト抱持片10の外側面部に押し付けることにより、吊りボルト抱持片10の内側面が吊りボルト1に押し付けられることになって、この場合も金具本体5を吊りボルト1に十分引き付けて固定させることができる。
上記のように吊りボルト1を挟んでその左右両側の振れ止め用筋違い2,2の上端部を、筋違い上端部取付金具3である取付ボルト6,6と金具本体5を介して吊りボルト1の上端部に取り付けた後、両振れ止め用筋違い2,2の夫々下端部を、この吊りボルト1と隣り合う他の吊りボルト1の下端部に夫々筋違い下端部取付金具4を介して取り付ける。この筋交い2の下端部の取付けにあたっては、図3に示すように、吊りボルト1の下端部で水平支持壁部21aを挟着している上下ナット14,14の上側のナット14を緩め、上側へ引き上げて下側のナット14の間に図示のような適当な隙間を設ける。しかして、下端部取付手段4である取付金具13の水平片部13aのボルト嵌合溝12を、上下ナット14,15の隙間から吊りボルト1に嵌合させ、上側のナット14を締付方向に回すことにより、水平片部13aを上下両ナット14,14で挟着して、取付金具13を吊りボルト1の下端部に取付け固定する。
こうして取付金具13を吊りボルト1の下端部に取り付けた後に、この取付金具13の一方の斜片部13bに振れ止め用筋違い2の下端部を連結する。この連結にあたっては、振れ止め用筋違い2の底壁部2aの内面を、図3に示すような状態から斜片部13bの筋違い取付部片13b2 に当て付け、この状態でタッピングタイプ又はドリルタイプのビス16を筋交い取付部片13b2 のビス挿通孔15より筋違い2の底壁部2aにねじ込むようにすればよい。
これによって、吊りボルト1を挟んでその左右両振れ止め用筋違い2,2の上端部を、夫々この吊りボルト1の上端部に取り付けると共に、両振れ止め用筋違い2,2の下端部を夫々他の吊りボルト1,1の下端部に夫々取り付け、以降同様にして全ての振れ止め用筋違い2の上端部を所定の吊りボルト1の上端部に取り付け、その筋違いの下端部を他の吊りボルト1の下端部に取り付けることができる。
この実施形態では、振れ止め用筋違い2の下端部を図3に示すような筋違い下端部取付金具4によって吊りボルト1の下端部に取り付けるようにしたが、振れ止め用筋違い2の下端部の取付手段については図示のような筋違い下端部取付金具4に限るものではなく、それ以外の他の種々の取付手段によって取り付けることができる。
この発明に係る吊りボルト振れ止め装置の筋違い上端部取付金具3は、両斜板部8,9のうち片方の斜板部9のネジ孔9aにのみ取付ボルト6をねじ込むようにしてもよい。図1の左端に示す筋違い上端部取付金具3では、吊りボルト1の右側に配置される振れ止め用筋違い2の上端部に取り付けた取付ボルト6を片方の斜板部9に螺合して、その筋違い2の上端部を吊りボルト1の上端部に取り付けた状態を示す。
建物躯体の天井スラブより垂下された吊りボルトの互いに隣り合う吊りボルトどうし間に振れ止め用筋違いを入れた状態を示す正面図である。 図1の矢印Xで囲まれる部分の拡大斜視図である。 図1の矢印Yで囲まれる部分の拡大分解斜視図である。 筋違い上端部取付金具を使用して振れ止め用筋違いの上端部を吊りボルトの上端部に取り付ける状態を示す正面図である。 金具本体を示す斜視図である。 図4のZ−Z線拡大斜視図である。
符号の説明
S 天井スラブ(天井部)
1 吊りボルト
2 振れ止め用筋違い
3 筋違い上端部取付金具
5 金具本体
6 取付ボルト
6o 取付ボルトの基端部
6a 取付ボルトの先端部
7 主板部
8,9 斜板部
8a,9a 斜板部のネジ孔
10 吊りボルト抱持片

Claims (4)

  1. 天井部より垂下された吊りボルトの隣り合うものどうし間に振れ止め用筋違いを入れ、筋違いの上端部を筋違い上端部取付金具によって隣り合う一方の吊りボルトの上端部に取り付け、筋違いの下端部を他方の吊りボルトの下端部に取り付けるようにした吊りボルト振れ止め装置において、
    筋違い上端部取付金具は、主板部の下端側に主板部に対し垂直で正面視逆ハの字状に突出する一対のネジ孔付き斜板部を設け、主板部の中央部片側には一方の斜板部に近い側から吊りボルトを抱持する吊りボルト抱持片を突設してなる金具本体と、振れ止め用筋違いの上端部に基端部が取り付けられ且つ先端部が金具本体の斜板部のネジ孔に螺入される取付ボルトとからなるもので、金具本体の一方の斜板部のネジ孔に螺入した取付ボルトの先端部は、吊りボルトを抱持した吊りボルト抱持片に当接し、他方の斜板部のネジ孔に螺入した取付ボルトの先端部は吊りボルトのネジ部に食い込むようになっている吊りボルト振れ止め装置。
  2. 金具本体の吊りボルト抱持片に開口部を設け、金具本体の一方の斜板部のネジ孔に螺入した取付ボルトの先端部を、その開口部から通して吊りボルトのネジ部に食い込ませるようにした請求項1に記載の吊りボルト振れ止め装置。
  3. 金具本体の吊りボルト抱持片を横断面略L字状又は円弧状に形成してなる請求項1又は2に記載の吊りボルト振れ止め装置。
  4. 金具本体の吊りボルト抱持片は主板部の一部による切り起こし片からなる請求項1〜3の何れかに記載の吊りボルト振れ止め装置。
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