JP4856103B2 - メディアサーバ装置及びその処理方法とプログラム - Google Patents

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本発明は、音声ガイダンスに従って端末よりDTMF信号を受付けるメディアサーバ装置及びその処理方法とプログラムに関する。
従来、DTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を用いて音声ガイダンスを順次行うメディアサーバは、例えばコールセンタなどで用いられており、音声による顧客サービスを行っている。DTMF信号とは、電話機などの端末において、プッシュボタンを操作することにより発信される信号音のことであり、各プッシュボタンについて2種類の周波数の音声信号が割り当てられている。そして交換機やメディアサーバなどの装置ではこの周波数から押されたボタンを識別する仕組みを用いて音声ガイダンスを行っている。なお、近年、プッシュボタンの番号やそのボタンの押下の時間的長さなどの情報を保持したメッセージデータを送受信することによりDTMF信号と同様の仕組みを提供する技術が利用されている(RFC2833で規定された技術)。以下、信号音によるDTMF信号を音DTMF信号、メッセージデータによるDTMF信号をメッセージDTMF信号とする。なおRFC2833やDTMF信号を用いた音声ガイダンスに関連する技術として特許文献1が公開されている。
特開2003−289335号公報
ここで、音DTMF信号の検出には多くの計算処理が必要であり、多チャンネルの音DTMF信号が入力されるメディアサーバ装置においては専用の計算回路を搭載するか、または極めて高性能の汎用プロセッサを用いるか、または複数の汎用プロセッサを同時に使用することで処理負荷の軽減を実現している。また図3従来例の図に示すように、メッセージDTMF信号の検出には、メッセージデータから抽出した情報に基づいて一旦音DTMF信号に復号し(音DTMF信号変換部の処理)、これを端末から直接受信した音声重畳し(重畳処理部の処理)、重畳した結果得られる音DTMF信号を解析する処理を行っている(音DTMF信号検出部の処理)。そのため、従来の技術ではメッセージDTMF信号を音DTMF信号に復号する処理や、メッセージDTMF信号から復号した音DTMF信号を端末から受信した音DTMF信号と重畳する処理を行う必要があり、それらの処理の実現のための専用の計算回路による高い処理性能を具備する必要がある。
そこでこの発明は、処理負荷を軽減すると共に、高い処理性能を行う為の専用処理を削減することのできる、メディアサーバ装置及びその処理方法とプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置であって、音DTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を検出する音DTMF信号検出手段と、メッセージDTMF信号を検出するメッセージDTMF信号検出手段と、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送出手段と、前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定する動作要否判定手段と、前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御する動作制御手段と、を備えることを特徴とするメディアサーバ装置である。
また本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置であって、音DTMF信号を検出する音DTMF信号検出手段と、メッセージDTMF信号を検出するメッセージDTMF信号検出手段と、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送出手段と、前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御する動作制御手段と、を備え、前記メッセージDTMF信号検出手段は、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知し、前記動作制御手段は、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御することを特徴とするメディアサーバ装置である。
また本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置の処理方法であって、音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出し、メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出し、音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出し、動作要否判定手段が、前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定し、動作制御手段が、前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御することを特徴とする処理方法である。
また本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置の処理方法であって、音DTMF信号検出手段は、音DTMF信号を検出し、メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出し、音声ガイダンス送出手段は、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出し、動作制御手段は、前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御し、前記メッセージDTMF信号検出手段は、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知し、前記動作制御手段は、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御することを特徴とする処理方法である。
また本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出する処理と、メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出する処理と、音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する処理と、動作要否判定手段が、前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定する処理と、動作制御手段が、前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
また本発明は、通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出する処理と、メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出する処理と、音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する処理と、動作制御手段が、前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御する処理と、前記メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知する処理と、前記動作制御手段が、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御するをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、音声ガイダンスのデータが端末に送信されて、端末で音声ガイダンスが出力される際に、メディアサーバ装置側でDTMF信号を受信しない間はメッセージDTMF信号検出手段や音DTMF信号検出手段を停止する。これにより、メディアサーバ装置の処理負荷を軽減することができる。また、メッセージDTMF信号検出手段でメッセージDTMF信号を検出した場合には、音DTMF信号検出手段を停止するので、音DTMF信号検出手段で発生する処理負荷を軽減することができる。また従来の技術の様に、メッセージDTMF信号を音DTMF信号に復号する処理や、当該復号後の音DTMF信号を音声データに重畳する必要が無いので、メディアサーバ装置の構成を簡易にすることができ、これにより製造コストも抑制することができる。またメッセージDTMF信号と音DTMF信号を同時に受信した場合には、誤信号となる確率の少ないメッセージDTMF信号を優先して受信するので、メディアサーバ装置における誤動作を軽減することができる。
以下、本発明の一実施形態によるメディアサーバ装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態によるメディアサーバ装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1はメディアサーバ装置である。また2は通信ネットワークを介してメディアサーバ装置1と音声や映像を送受信する端末である。なお端末2はRTP(Real-time Transport Protocol)などのIP(Internet Protocol)通信によりメディアサーバ装置1と映像や音声などの送受信を行う。
またメディアサーバ装置1において、符号11は通信ネットワークを介して端末2と情報を送受信する通信処理部である。また12はメッセージDTMF信号の受信を検出するメッセージDTMF信号検出部である。また13は音声信号を通信処理部11を介して受信する音声受信部である。また14は音声から音DTMF信号を検出する音DTMF信号検出部である。また15はメッセージDTMF信号検出部12や音DTMF信号検出部14の動作始動、動作停止の制御を行う動作制御部(動作始動判定手段、動作制御手段)である。また16は端末2に対して音声ガイダンスの処理を行う音声ガイダンス処理部(音声ガイダンス送出手段)である。
そして、メディアサーバ装置1において、動作制御部15は、動作始動の要求情報を音声ガイダンス処理部16より受信した場合には音DTMF信号検出部14およびメッセージDTMF信号検出部12の動作始動を制御し、動作終了要求を受信した場合には音DTMF信号検出部14およびメッセージDTMF信号検出部12の動作停止を制御する。また、メッセージDTMF信号検出部12が、メッセージDTMF信号を端末2より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を動作制御部15に通知し、動作制御部15は、メッセージDTMF信号検出部12におけるメッセージDTMF信号の受信に基づいて、音DTMF信号検出部14の動作停止を制御する。これにより、音DTMF信号検出部14の処理負荷を軽減する。また従来におけるメッセージDTMF信号から音DTMF信号に復号する処理や、その復号した音DTMF信号を音声に重畳する処理を削減することで、メディアサーバ装置1の製造コストを軽減する。
図2はメディアサーバ装置の処理フローを示す図である。
次に図2を用いてメディアサーバ装置の処理フローを順を追って説明する。
まず端末2を利用するユーザの操作に基づいて、端末2がRTPなどの通信プロトコルにより通信ネットワークを介して接続されたメディアサーバ装置1に対して接続要求を行う。するとメディアサーバ装置1の通信処理部11が接続要求に基づいて呼の確立処理を行う(ステップS1)。音声ガイダンス処理部16は呼の確立を検出すると、音声ガイダンスのデータを再生し、通信ネットワークを介して端末2へ音声ガイダンスの音声情報を順次送信する(ステップS2)。ここで、音声情報の送信の処理においては、例えば、音声ガイダンスのデータは1つのガイダンスの中で複数存在し、プログラムや設定ファイルで記述されている順番に各音声ガイダンスのでデータを再生することによりガイダンスの音声が送信される。そして動作制御部15は、DTMF信号の要求を促すガイダンス内容の録音された音声ガイダンスデータを音声ガイダンス処理部16が再生する際に、例えば、プログラムや設定ファイルにおいて、音声ガイダンスデータの識別情報等に対応付けられて、音DTMF信号検出部14とメッセージDTMF信号検出部12の動作始動の要求情報の送信命令(動作制御指示情報)が記述されているかを判定する(ステップS3)。これにより動作始動の要否を判定する。そして動作制御部15は、送信命令が記述されていれば当該命令を読み込み、音DTMF信号検出部14とメッセージDTMF信号検出部12に対して動作始動の信号を送出し、これにより音DTMF信号検出部14とメッセージDTMF信号検出部12が動作を始動し、DTMF信号の待受け状態に移行する(ステップS4)。なお、動作始動の信号を受けてから所定の時間経過後や、音DTMF信号またはメッセージDTMF信号を受信した後には、音DTMF信号検出部14やメッセージDTMF信号検出部12は動作を自動停止しても良い。
一方端末2においては音声ガイダンスが音出力部から発信されており、ユーザは音声ガイダンスによる指示に基づいて、プッシュボタンの押下の操作を行う。なお、端末2において音声ガイダンスがプッシュボタンの押下をユーザに通知するタイミングは、メディアサーバ装置1の動作制御部15が音DTMF信号検出部14とメッセージDTMF信号検出部12に対して動作始動の信号を送出するタイミングと同じである。ユーザはプッシュボタンの押下の際に、音DTMF信号で送信するかまたはメッセージDTMF信号で送信するかを選択することができる。または音DTMF信号とメッセージDTMF信号のどちらにより送信するかが予め端末2内部で定められている。そしてユーザのプッシュボタンの押下が行われると端末2は設定された音DTMF信号またはメッセージDTMF信号を通信ネットワークを介してメディアサーバ装置1へ送信する。または、端末2は音DTMF信号とメッセージDTMF信号の両方を出力する場合もある。音DTMF信号とメッセージDTMF信号のいずれか一方を送信するか、または両方を送信するかは、端末2における設定次第である。
次に、メディアサーバ装置1の通信処理部11が音DTMF信号またはメッセージDTMF信号のいずれか又は両方を受信すると、メッセージDTMF信号についてはメッセージDTMF信号検出部12がその受信を検出し、音DTMF信号については音DTMF信号検出部14がその受信を検出する(ステップS5)。ここで、(1)音DTMF信号のみの受信を検出する場合、(2)メッセージDTMF信号のみの受信を検出する場合、(3)音DTMF信号とメッセージDTMF信号の両方を同時に検出する場合がある。
(1)音DTMF信号のみの受信を検出した場合には、音DTMF信号検出部14は、音DTMF信号で示されるプッシュボタンの番号などの解析結果を動作制御部15に通知する。そして動作制御部15はその解析結果を音声ガイダンス処理部16へ通知する(ステップS6)。また(2)メッセージDTMF信号のみの受信を検出した場合には、メッセージDTMF信号検出部12は動作制御部15にメッセージDTMF信号の受信を通知し、また当該メッセージDTMF信号の解析結果を通知する。すると動作制御部15はメッセージDTMF信号のみの受信を判定し、その結果として音DTMF信号検出部14の動作停止を指示する。そして音DTMF信号検出部14は動作を停止する(ステップS7)。これにより、メッセージDTMF信号のみを受信する場合の音DTMF信号検出部14の処理負荷を軽減することができる。また動作制御部15はメッセージDTMF信号の解析結果を音声ガイダンス処理部16へ通知する(ステップS8)。
また(3)音DTMF信号とメッセージDTMF信号の両方を同時に検出した場合には、メッセージDTMF信号検出部12はメッセージDTMF信号の解析結果を動作制御部15に通知し、また音DTMF信号検出部14は音DTMF信号の解析結果を動作制御部15へ通知する。すると動作制御部15はメッセージDTMF信号よりも音DTMF信号がより信号精度が劣るので、音DTMF信号の解析結果を破棄して(ステップS9)、メッセージDTMF信号の解析結果のみを有効とし、その情報を音声ガイダンス処理部16へ通知する(ステップS10)。ここで、メッセージDTMF信号は、メッセージにより情報を受付ける為データの欠落などが発生しにくくまたその解析結果の誤りが少ないが、音DTMF信号である場合には信号にアナログ信号処理を施すため、解析結果の誤りが多くなる。従って音DTMF信号よりもメッセージDTMF信号のほうがより信号としての精度が良い。
次に音声ガイダンス処理部16は音声ガイダンスのデータの送信とともに、受信した音DTMF信号またはメッセージDTMF信号の解析結果に基づいて、その解析結果(例えばプッシュボタンの番号)に紐付けられて記憶している音声ガイダンスのデータを順次送信する(ステップS11)。これにより端末2ではプッシュボタンの押下に応じた音声ガイダンスが順次出力される。
ここで、動作制御部15は上述のステップS3の処理と同様に、DTMF信号の要求を促すガイダンス内容の録音された音声ガイダンスデータを音声ガイダンス処理部16が再生する際に、プログラムや設定ファイルにおいて、音声ガイダンスデータの識別情報等に対応付けられて、音DTMF信号検出部14とメッセージDTMF信号検出部12の動作始動の要求情報の送信命令が記述されているかを判定する(ステップS12)。そして動作制御部15は、動作始動の要求情報の送信命令が記述されている場合(Yes)には、DTMF信号の待ち受け状態を継続する(ステップS13)。また動作始動の要求情報の送信命令が記述されていない場合には(No)、音DTMF信号検出部14やメッセージDTMF信号検出部12へ動作停止を通知し、DTMF信号の待ち受け状態を終了する(ステップS14)。そして、音声ガイダンス処理部16が、次に送信する音声ガイダンスのデータがあるか否かを判定し(ステップS15)、あればステップS2へ戻り、音声ガイダンスのデータがなければ音声ガイダンスの再生処理を終了する(ステップS16)。
以上の処理により、音声ガイダンスのデータが端末2に送信されて、端末2で音声ガイダンスが出力される際に、メディアサーバ装置1側でDTMF信号を受信しない間はメッセージDTMF信号検出部12や音DTMF信号検出部14を停止する。これにより、メディアサーバ装置1の処理負荷を軽減することができる。また、メッセージDTMF信号検出部12でメッセージDTMF信号を検出した場合には、音DTMF信号検出部14を停止するので、音DTMF信号検出部14で発生する処理負荷を軽減することができる。また従来の技術の様に、メッセージDTMF信号を音DTMF信号に復号する処理や、当該復号後の音DTMF信号を音声データに重畳する必要が無いので、メディアサーバ装置1の構成を簡易にすることができ、これにより製造コストも抑制することができる。またメッセージDTMF信号と音DTMF信号を同時に受信した場合には、誤信号となる確率の少ないメッセージDTMF信号を優先して受信するので、メディアサーバ装置1における誤動作を軽減することができる。
なお、上述のメディアサーバ装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、DVD−ROMなど)、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
メディアサーバ装置の構成を示すブロック図である。 メディアサーバ装置の処理フローを示す図である。 従来のメディアサーバ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・・・メディアサーバ装置
2・・・端末
11・・・通信処理部
12・・・メッセージDTMF信号検出部
13・・・音声受信部
14・・・音DTMF信号検出部
15・・・動作制御部
16・・・音声ガイダンス処理部
17・・・映像送信部

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置であって、
    音DTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を検出する音DTMF信号検出手段と、
    メッセージDTMF信号を検出するメッセージDTMF信号検出手段と、
    呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送出手段と、
    前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定する動作要否判定手段と、
    前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御する動作制御手段と、
    を備えることを特徴とするメディアサーバ装置。
  2. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置であって、
    音DTMF信号を検出する音DTMF信号検出手段と、
    メッセージDTMF信号を検出するメッセージDTMF信号検出手段と、
    呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送出手段と、
    前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御する動作制御手段と、を備え、
    前記メッセージDTMF信号検出手段は、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知し、
    前記動作制御手段は、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御する
    ことを特徴とするメディアサーバ装置。
  3. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置の処理方法であって、
    音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出し、
    メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出し、
    音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出し、
    動作要否判定手段が、前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定し、
    動作制御手段が、前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御する
    ことを特徴とする処理方法。
  4. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置の処理方法であって、
    音DTMF信号検出手段は、音DTMF信号を検出し、
    メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出し、
    音声ガイダンス送出手段は、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出し、
    動作制御手段は、前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御し、
    前記メッセージDTMF信号検出手段は、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知し、
    前記動作制御手段は、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御する
    ことを特徴とする処理方法。
  5. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出する処理と、
    メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出する処理と、
    音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する処理と、
    動作要否判定手段が、前記音声ガイダンスの送出時に用いる音声データに対応付けて記憶する動作制御指示情報に基づいて、前記音DTMF信号検出手段と前記メッセージDTMF信号検出手段の動作の要否を判定する処理と、
    動作制御手段が、前記動作を行う場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動を制御し、前記動作を終了する場合には前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作停止を制御する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 通信ネットワークを介して端末と接続されたメディアサーバ装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    音DTMF信号検出手段が、音DTMF信号を検出する処理と、
    メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を検出する処理と、
    音声ガイダンス送出手段が、呼接続された前記端末へ、前記音DTMF信号または前記メッセージDTMF信号の送信を促す音声ガイダンスを送出する処理と、
    動作制御手段が、前記音DTMF信号検出手段および前記メッセージDTMF信号検出手段の動作始動または動作停止を制御する処理と、
    前記メッセージDTMF信号検出手段が、メッセージDTMF信号を前記端末より受信した場合には当該メッセージDTMF信号の受信を前記動作制御手段に通知する処理と、
    前記動作制御手段が、前記メッセージDTMF信号検出手段における前記メッセージDTMF信号の受信に基づいて、前記音DTMF信号検出手段の動作停止または音DTMF信号を受信した場合にはその信号の破棄のいずれかを制御する
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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