JP4852291B2 - フラットケーブル用折り曲げ保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、FFC{即ち、Flexible Flat Cable(フレキシブルフラットケーブル)}、リボン電線、等といった可撓性を有するフラットケーブルを例えば自動車等といった車両の内部に配索する際に用いられるフラットケーブル用折り曲げ保持具に係り、特にフラットケーブルを折り曲げて方向を変える際に用いられるフラットケーブル用折り曲げ保持具に関する。
例えば、自動車の内部において配索されるフラットケーブルは、配索しようとする経路に応じて方向を変えるために任意の角度に折り曲げられることが多い。フラットケーブルを折り曲げるための手段としては、図17(a)〜図17(c)に示すような折り曲げ固定具が知られている(例えば、特許文献1参照)。図17(a)は固定具の構成、図17(b)および図17(c)は図17(a)の固定具の使い方の手順を示している。
このフラットケーブル固定具1は、フラットケーブルFCの長さ方向の中間部を挟持する挟持板2と、挟持板2の一辺に設けられた折り曲げ辺3と、挟持板2から突設された図示略の固定部とを有するものである。挟持板2は、一端側がヒンジ4で結合され、他側縁にロック部5が設けられた2つ割り型のものである。また、折り曲げ辺3の角度は、折り曲げるべきフラットケーブルFCの折り曲げ角度と等しくなるように設定されている。
この固定具1を使用する場合には、まず、2つ割り型の挟持板2でフラットケーブルFCを挟み込み、ロック部5をロックすることにより、図17(b)に示されるように、フラットケーブルFCの長手方向の中間部に固定具1を取り付ける。このとき、折り曲げ予定の線(これを本明細書では「折り曲げ線」という)は、折り曲げ辺3に位置合わせしておく。次に、折り曲げ辺3の位置を境界にして、フラットケーブルFCを折り曲げる。そして、その状態で車体等に固定具1の固定部を係合させることで、フラットケーブルFCの折れ曲がり部を固定する。
ところで、上述の従来のフラットケーブルを折り曲げるための手段は、部品単体で折り曲げた形状を安定保持できない。そのため、その後の作業、例えば車体に固定具を取付固定するときに、作業しづらい。
特開平10−92238号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラットケーブルの折り曲げを簡単且つ適切に行なうことができると共に、折り曲げた形状を安定して維持することのできるフラットケーブル用折り曲げ保持具を提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具は、下記(1)〜(11)を特徴としている。
(1) フラットケーブルを折り曲げる際の折り曲げ線が位置決めされる直線状の折り曲げ基準辺を外周縁に有すると共に、板面の表面側に前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルが載置され、且つ、板面の裏面側に前記折り曲げ線の先方側のフラットケールが載置される基板と、
該基板の表面側と裏面側にそれぞれ設けられ、前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルおよび先方側のフラットケーブルを前記基板の表面および裏面に沿わせてそれぞれ保持する保持片と、
前記基板上に設けられ、所定の挟角をもって延びる前記折り曲げ線の手前側と先方側のフラットケーブルの外側縁側に位置して、各保持片により保持された前記手前側と先方側のフラットケーブルの外側への跳ね返りを規制する規制部と、
を備えること。
(2) 上記(1)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記基板の表面側と裏面側の保持片の少なくとも一方が、該保持片と前記基板との間にフラットケーブルを挟持する挟持板として設けられ、且つ、前記規制部を兼ねる支持部により、基板との間にフラットケーブルを挿入し得る隙間を開けて片持支持されており、その保持片の自由端側に、該保持片と基板との間にフラットケーブルを挿入するための挿入口が確保されていること。
(3) 上記(2)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記基板の板面上に、前記フラットケーブル側の孔に係合することでフラットケーブルの長手方向の位置決めを行なう位置決め突起が設けられていること。
(4) 上記(2)または(3)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記挟持板として設けられた保持片の下面に、前記フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されていること。
(5) 上記(1)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記基板の表面側と裏面側の保持片の少なくとも一方が、前記フラットケーブル側に形成された貫通孔に突き通すことでフラットケーブルを長手方向に位置決めしながら保持する貫通板として設けられ、且つ、前記規制部を兼ねる支持部により、基板との間にフラットケーブルを挿入し得る隙間を開けて片持支持されており、その保持片の自由端側に、該保持片と基板との間にフラットケーブルを挿入するための挿入口が確保されていること。
(6) 上記(5)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記貫通板として設けられた保持片の上面と下面に、前記フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されていること。
(7) 上記(5)または(6)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記貫通板として設けられた保持片の自由端が楔形断面に形成されていること。
(8) 上記(2)〜(7)のいずれかの構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記挿入口または前記挿入口の延長上の位置に、挿入口から前記基板と保持片との間に挿入したフラットケーブルの抜け止めを行なう抜け止め突起が設けられていること。
(9) 上記(1)〜(8)のいずれかの構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記基板が、前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルおよび先方側のフラットケーブルがそれぞれ載置される左右一対の帯板状の袖部を有した平面視L字形をなしており、そのL字形の基板の外周角部が、前記各袖部の延長方向に対し傾斜した斜辺でカットされ、その斜辺でカットされた縁部が、前記折り曲げ線の長さ以上の長さを有した前記折り曲げ基準辺として形成されていること。
(10) 上記(9)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記袖部のうちの少なくとも一方に、該袖部と共に前記フラットケーブルをテープ巻きするためのテープ巻き用凹部が設けられていること。
(11) 上記(1)〜(10)のいずれかの構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具において、
前記基板の表面側および裏面側に、前記フラットケーブルを載置する位置およびフラットケーブルを前記保持片に係合させるための作業スペースを避けて、平坦な被取付面に対して安定的に当接させるための、前記保持片以上の高さを有する取付面が設けられていること。
上記(1)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、折り曲げ基準辺を外周縁に持つ基板の表面側と裏面側に、折り曲げ線の手前側のフラットケーブルと先方側のフラットケーブルを保持することのできる保持片を設けているので、折り曲げ基準辺に折り曲げ線を位置決めしながら容易にフラットケーブルを折り曲げることができ、その上、折り曲げた後の形状を保持具単体で確実に保持することができる。また、スプリングバックの強いフラットケーブルを折り曲げた場合には、折り曲げた状態でフラットケーブルに外側へ跳ね返ろうとする力が発生するが、基板上にはフラットケーブルの外側への跳ね返りを規制する規制部を設けているので、確実に保持片によってフラットケーブルを定位置に保持することができる。従って、折り曲げた状態での形状保持性能が向上し、折り曲げ後に保持具を車体等に取り付ける場合に作業しやすくなる。
上記(2)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、挟持板として設けられた保持片と基板との間にフラットケーブルを挿入するだけで、簡単にフラットケーブルを保持することができる。この場合、折り曲げ線の手前側と先方側のフラットケーブルの外側縁側に位置する規制部を支持部として保持片を片持支持しているので、保持片の自由端側である内側(前記挟角の内側)からフラットケーブルを保持片と基板との間に簡単に挿入することができる。
上記(3)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、フラットケーブル側の孔に基板上の位置決め突起を係合させるだけで、簡単にフラットケーブルを長手方向に位置決めすることができる。従って、保持具単体で折り曲げる位置を適正に決めることができる。この場合のフラットケーブル側の孔は、最初からフラットケーブルの絶縁体に明けられたものであってもよいし、基板上の位置決め突起をフラットケーブルの絶縁体に突き刺すことにより、係合と同時に明けたものであってもよい。
上記(4)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、挟持板として設けられた保持片の下面に、フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されているので、導体配設部分が凸になったフラットケーブルであっても、保持片をフラットケーブルに密着させることができ、フラットケーブルをガタツキなく安定保持することができる。
上記(5)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、フラットケーブル側に形成された貫通孔に、貫通板として形成された保持片を突き通すことで、簡単にフラットケーブルを長手方向に位置決めしながら基板上に保持することができる。従って、保持具単体で折り曲げる位置を適正に決めることができる。また、折り曲げ線の手前側と先方側のフラットケーブルの外側縁側に位置する規制部を支持部として保持片を片持支持しているので、保持片を貫通孔へ突き通した結果、保持片の下側になるフラットケーブルの幅方向の一部分を、保持片の自由端側である内側(前記挟角の内側)から保持片と基板との間に挿入することができ、保持片と基板との間で挟持することができる。
上記(6)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、貫通板として設けられた保持片の上面と下面に、フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されているので、導体配設部分が凸になったフラットケーブルであっても、フラットケーブルの貫通孔に保持片を突き通した結果、保持片の上面側と下面側に位置するフラットケーブルに対し保持片を密着させることができ、フラットケーブルをガタツキなく安定保持することができる。
上記(7)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、貫通板として設けられた保持片の自由端が楔形断面に形成されているので、フラットケーブルの貫通孔に保持片を突き通しやすくなると共に、いったん突き通した後は抜けにくくなる。
上記(8)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、挿入口または前記挿入口の延長上の位置に抜け止め突起を設けたので、挿入口から基板と保持片との間に挿入したフラットケーブルを確実に抜け止めすることができる。
上記(9)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、基板を左右袖部を有する平面視L字形に形成して、その外周角部に斜めカットによる折り曲げ基準辺を設けたので、無駄のないコンパクトな形状の保持具とすることができる。
上記(10)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、テープ巻きによりフラットケーブルを固定する際に、テープを適正位置に確実に巻き付けることができる。
上記(11)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、基板に保持片以上の高さを有する取付面を設けたので、その取付面を平坦な被取付面に当接させることで、保持具をガタツキなく安定して取り付けることができる。
本発明によれば、フラットケーブルの折り曲げを簡単且つ適切に行なうことができると共に、折り曲げた形状を安定して維持することのできるフラットケーブル用折り曲げ保持具を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態および第4実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
尚、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具が取り付けられるフラットケーブルとしては、上述したように、例えば、FFC、リボン電線、等といった可撓性を有する本体を備えたものが例示される。ここでは、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具の実施形態としてFFCに取り付けられる形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具を説明する。
即ち、後述される本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具の各実施形態は、平行に配置された複数の電線部と、それら複数の電線部の絶縁外皮間を繋ぐように当該絶縁外皮に一体的に形成されたブリッジ部と、該ブリッジ部に形成されたスリット状の貫通孔と、を有するFFCに用いられる。
より詳細には、後述する本発明の各実施形態に用いたFFCは、少なくとも一本の導線からなる導体部および該導体部の外周面を被覆する絶縁外皮を有する4本の電線部と、それら電線部を平行にそれらの絶縁外皮間を繋ぐように当該絶縁外皮に一体的に形成された3つの短冊状のブリッジ部と、該ブリッジ部の長手方向に沿った打ち抜きにより当該ブリッジ部に形成されたスリット状の貫通孔と、を有する。
<第1実施形態>
図1〜図6は第1実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具を示すもので、図1は折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3は折り曲げ保持具の裏面側にフラットケーブルを配した状態を表面側から見た斜視図、図4は図3の状態を裏面側から見た斜視図、図5は図3の次の操作として折り曲げ保持具の表面側にフラットケーブルを折り曲げようとしている状態を表面側から見た斜視図、そして図6は折り曲げを完了した状態を表面側から見た斜視図である。
図1に示されるように、このフラットケーブル用折り曲げ保持具10は、基板11と、保持片12と、規制部13とを有するプラスチックの一体成形品として構成されている。
基板11は、フラットケーブルFCを折り曲げる際の折り曲げ線Sが位置決めされる直線状の折り曲げ基準辺14を外周縁に有し、板面の表面TA側に折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaが載置され、且つ、板面の裏面TB側に折り曲げ線Sの先方側のフラットケールFCbが載置されるものである。ここで、折り曲げ線Sとは、フラットケーブルFCの長手方向に斜めに交差する直線で、折り曲げようとする位置に想定された仮想的な直線のことである。
基板11は、折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaおよび先方側のフラットケーブルFCbがそれぞれ載置される左右一対の帯板状の袖部11A、11Bを有した平面視L字形をなしており、そのL字形の基板11の外周角部が、各袖部11A、11Bの延長方向に対し傾斜した斜辺でカットされ、その斜辺でカットされた縁部が、折り曲げ線Sの長さ以上の長さを有した折り曲げ基準辺14として形成されている。
保持片12は、基板11の表面TA側と裏面TB側にそれぞれ設けられており、折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaおよび先方側のフラットケーブルFCbを、基板11の表面TAおよび裏面TBに沿わせてそれぞれ保持する機能を果たす。
規制部13は、基板11の各袖部11A、11Bの外側縁に沿って設けられており、所定の挟角をもって延びる折り曲げ線Sの手前側と先方側のフラットケーブルFCa、FCbの外側縁側に位置して、各保持片12により保持された手前側と先方側のフラットケーブルFCa、FCbの外側への跳ね返りを規制する機能を果たす。
本実施形態では、基板11の表面TA側と裏面TB側の保持片12が共に、保持片12と基板11との間にフラットケーブルFC(FCa、FCb)を挟持する挟持板として設けられており、前記規制部13を兼ねる支持部13aにより、図2に示されるように、基板11との間にフラットケーブルFC(FCa、FCb)を挿入し得る隙間Suを開けて片持支持され、基板11の表面TAおよび裏面TBと略平行に配されている。この場合、保持片12を成形するための型抜き穴15が、保持片12の下側の基板11上に設けられており、この型抜き穴15によって前記の隙間Suが確保されている。
そして、保持片12が、規制部13を兼ねる支持部13aによって片持支持されることにより、保持片12の自由端12a側に、保持片12と基板11との間にフラットケーブルFC(FCa、FCb)を挿入するための挿入口16が確保されている。この挿入口16に関しても、前記の型抜き穴15によって少なくとも一部が確保されている。
また、挿入口16を構成する保持片12の自由端12側の下面、並びに、挿入口16の延長上に位置する基板11の板面上には、挿入口16から基板11と保持片12との間に挿入したフラットケーブルFC(FCa、FCb)の抜け止めを行なう抜け止め突起17、18が設けられている。こられの抜け止め突起17、18の頂面には、フラットケーブルFC(FCa、FCb)の挿入を容易にし且つ抜けを困難にする方向の傾斜が付けられている。
また、基板11の袖部11A、11BのフラットケーブルFCを載置する側の板面上には、フラットケーブルFC(FCa、FCb)側の孔(図示略)に係合することで、フラットケーブルFC(FCa、FCb)の長手方向の位置決めを行なう位置決め突起19が設けられている。この場合の位置決め突起19は、フラットケーブルFC(FCa、FCb)の絶縁体(より詳細にはブリッジ部)に突き刺さる形状のものであり、フラットケーブルFC(FCa、FCb)側の孔は、前記位置決め突起19をフラットケーブルFC(FCa、FCb)の絶縁体に突き刺すことにより、係合と同時に明けられるようになっている。
また、挟持板として設けられた保持片12の下面には、フラットケーブルFC(FCa、FCb)の表面の凸部(導体配設部が凸部となっている)Cpの嵌まる溝12mが形成されている。
また、基板11の表面TA側および裏面TB側には、フラットケーブルFC(FCa、FCb)を載置する位置R1並びにフラットケーブルFC(FCa、FCb)を保持片12に係合させるための作業スペースR2を避けて、平坦な被取付面に対して安定的に当接させるための、保持片12以上の高さを有する取付面TCが設けられている。取付面TCは、基板11を部分的に肉厚にしたり規制部13として壁を起立させることによって確保されている。特に図中のR3で示す箇所は、図5に示されるように、フラットケーブルFC(FCa、FCb)をスムーズに保持片12と基板11との間に挿入するための作業スペースとして必要な箇所であることから、取付面TCが切り欠かれている。
次に上記のように構成された折り曲げ保持具10を用いて、フラットケーブルFCを折り曲げて保持する場合の手順を説明する。
まず、図3(表面TA側)、図4(裏面TB側)に示されるように、折り曲げ線Sを折り曲げ基準辺14に位置決めしながら、例えば、折り曲げ保持具10の裏面TB側にフラットケーブルFCをセットする。つまり、折り曲げ線Sの先方側のフラットケーブルFCbを、挿入口16から保持片12と基板11との間に挿入する。そうすると、保持片12によって、基板11との間にフラットケーブルFCbが挟持される。このとき、フラットケーブルFCbを位置決め突起19に向けて押し付けることにより、位置決め突起19をフラットケーブルFCbの絶縁体に突き刺させ、それにより、フラットケーブルFCbを長手方向に位置決めする。
次に、折り曲げ基準辺14を曲げ型として、折り曲げ線SでフラットケーブルFCを保持具10の表面TA側に折り曲げながら、折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaを、表面TA側の挿入口16から保持片12と基板11との間に挿入する。この場合も、フラットケーブルFCaを位置決め突起19に向けて押し付けることにより、位置決め突起19をフラットケーブルFCaの絶縁体に突き刺させ、それにより、フラットケーブルFCaを長手方向に位置決めする。
このように折り曲げたフラットケーブルFCa、FCbを共に、表面TA側と裏面TB側の保持片12にそれぞれ係合させることにより、折り曲げた後の形状を保持具10単体で確実に保持することができる。また、スプリングバックの強いフラットケーブルFCの場合は、折り曲げた状態でフラットケーブルFCa、FCbに外側へ跳ね返ろうとする力が発生するが、基板11の外縁部に起立させて設けた規制部13の働きにより、フラットケーブルFCa、FCbの外側への跳ね返りを確実に規制することができるので、保持片12によってフラットケーブルFCa、FCbを適正位置に保持することができる。従って、折り曲げた状態での形状保持性能が向上し、折り曲げ後に保持具10を車体等に取り付ける場合にも作業しやすくなる。
また、この折り曲げ保持具10は、挟持板として設けられた保持片12と基板11との間に内側からフラットケーブルFCa、FCbを挿入するだけで、簡単にフラットケーブルを保持することができるので、折り曲げ時の作業性がよい。しかも挿入口16からフラットケーブルFCa、FCbを挿入すると、抜け止め突起17、18の作用で抜け止めされるので、脱落の心配がない。
また、基板11上に位置決め突起19を設けて、簡単にフラットケーブルFCを長手方向に位置決めすることができるようにしてあるので、保持具10単体で折り曲げる位置を適正に決めることができる。尚、この場合のフラットケーブルFC側の孔は、最初からフラットケーブルFCの絶縁体に明けられたものであってもよいし、前述したように、基板11上の位置決め突起19をフラットケーブルFCの絶縁体に突き刺すことにより、係合と同時に明けたものであってもよい。
また、挟持板として設けられた保持片12の下面には、フラットケーブルFCの表面の凸部Cpの嵌まる溝12mが形成されているので、図示例のように導体配設部分が凸になったフラットケーブルFCであっても、保持片12をフラットケーブルFCに密着させることができ、フラットケーブルFCをガタツキなく安定保持することができる。
また、基板11に保持片12以上の高さを有する取付面TCを設けているので、その取付面TAを車体等の平坦な被取付面に当接させることにより、保持具10をガタツキなく安定して取り付けることができる。
また、本実施形態の折り曲げ保持具10は、基板11を左右袖部11A、11Bを有する平面視L字形に形成して、その外周角部に斜めカットによる折り曲げ基準辺14を設けた構成としているので、無駄のないコンパクトな形状の保持具とすることができる。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の構成を示す斜視図、そして図8は同保持具にフラットケーブルをセットした状態を示す斜視図である。
この第2実施形態の折り曲げ保持具10Bの前記第1実施形態の折り曲げ保持具10との違いは、左右の袖部11A、11Bの長さを延長して、各袖部11A、11Bの保持片12を設けた位置よりも各端部側の位置に、袖部11A、11Bと共にフラットケーブルFCa、FCbをテープ巻きするためのテープ巻き用凹部TKを設けた点である。その他の構成は、第1実施形態と同じであるので、同一要素に同一符号を付して説明を省略する。
このようにテープ巻き用凹部TKを設けた場合、テープTPを巻き付けてフラットケーブルFCa、FCbを固定する際に、テープTPを適正位置に確実に巻き付けることができる利点が得られる。
<第3実施形態>
図9〜図14は第3実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具を示すもので、図9は折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図、図10は図9のX−X矢視断面図、図11は折り曲げ保持具の裏面側にフラットケーブルを配した状態を表面側から見た斜視図、図12は図11の状態を裏面側から見た斜視図、図13は図11の次の操作として折り曲げ保持具の表面側にフラットケーブルを折り曲げようとしている状態を表面側から見た斜視図、そして図14は折り曲げを完了した状態を表面側から見た斜視図である。
この第3実施形態の折り曲げ保持具10Cの前記第1実施形態の折り曲げ保持具10との違いは、基板11の表面TA側と裏面TB側の保持片12が、フラットケーブルFC側に形成されたスリット状の貫通孔Csに突き通すことでフラットケーブルFCを長手方向に位置決めしながら保持する貫通板として設けられている点、また貫通板として設けられた保持片12の上面と下面に、フラットケーブルFCの表面の凸部Cpの嵌まる溝12mが形成されている点、また貫通板として設けられた保持片12の自由端12aが楔形断面に形成されている点である。その他の構成は、第1実施形態と同じであるので、同一要素に同一符号を付して説明を省略する。
この折り曲げ保持具10Cを用いて、フラットケーブルFCを折り曲げて保持する場合は、次の手順で作業を進める。
まず、図11(表面TA側)、図12(裏面TB側)に示されるように、折り曲げ線Sを折り曲げ基準辺14に位置決めしながら、例えば、折り曲げ保持具10の裏面TB側にフラットケーブルFCをセットする。つまり、折り曲げ線Sの先方側のフラットケーブルFCbの貫通孔Csに、貫通板として形成された保持片12の自由端12a側を突き通すことで、フラットケーブルFCbの幅方向の略半分を保持片12の上側に位置させ、残りの略半分を保持片12の下側に位置させる。保持片12の下側に位置する部分は、例えば、自由端12a側に位置させて、挿入口16から保持片12と基板11の間に挿入し、保持片12で挟持する。また、保持片12の上側に位置する部分は、保持片12の根元側に押し込んで、フラットケーブルFCbをできるだけフラットな状態に保持する。
このように、保持片12をフラットケーブルFCbの貫通孔Csに突き通すことで、簡単にフラットケーブルFCbを長手方向に位置決めしながら基板11上に保持することができる。従って、第1実施形態のような位置決め突起19は不要である。
次に、折り曲げ基準辺14を曲げ型として、折り曲げ線SでフラットケーブルFCを保持具10Cの表面TA側に折り曲げながら、折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaを、保持具10Cの表面TA側に、裏面TB側と同様にセットする。即ち、折り曲げ線Sの手前側のフラットケーブルFCaの貫通孔Csに、貫通板として形成された保持片12の自由端12a側を突き通すことで、フラットケーブルFCaの幅方向の略半分を保持片12の上側に位置させ、残りの略半分を保持片12の下側に位置させる。保持片12の下側に位置する部分は、例えば、自由端12a側に位置させて、挿入口16から保持片12と基板11の間に挿入し、保持片12で挟持する。また、保持片12の上側に位置する部分は、保持片12の根元側に押し込んで、フラットケーブルFCaをできるだけフラットな状態に保持する。
このように、保持具10Cの表面TA側についても、保持片12をフラットケーブルFCbの貫通孔Csに突き通すことで、簡単にフラットケーブルFCaを長手方向に位置決めしながら基板11上に保持することができる。
従って、上記の如く、折り曲げたフラットケーブルFCa、FCbを共に、表面TA側と裏面TB側の保持片12にそれぞれ係合させることにより、折り曲げた後の形状を保持具10C単体で確実に保持することができる。また、スプリングバックの強いフラットケーブルFCの場合は、折り曲げた状態でフラットケーブルFCa、FCbに外側へ跳ね返ろうとする力が発生するが、基板11の外縁部に起立させて設けた規制部13の働きにより、フラットケーブルFCa、FCbの外側への跳ね返りを確実に規制することができるので、保持片12によってフラットケーブルFCa、FCbを適正位置に保持することができる。従って、折り曲げた状態での形状保持性能が向上し、折り曲げ後に保持具10Cを車体等に取り付ける場合にも作業しやすくなる。
また、この折り曲げ保持具10Cは、貫通板として設けられた保持片12を挟角の内側からフラットケーブルFCa、FCbの貫通孔Csに突き通すだけで、簡単にフラットケーブルFCを保持することができるので、折り曲げ時の作業性がよい。しかも、挿入口16から挿入したフラットケーブルFCa、FCbの幅方向の略半分は、抜け止め突起17、18の作用で抜け止めされるので、フラットケーブルFCa、FCbの脱落の心配がない。
また、貫通板として設けられた保持片12の自由端12aが楔形断面に形成されているので、フラットケーブルFCa、FCbの貫通孔Csに保持片12を突き通しやすく、且つ、いったん突き通した後は抜けにくいという利点がある。
また、貫通板として設けられた保持片12の上面と下面には、フラットケーブルFCの表面の凸部Cpの嵌まる溝12mが形成されているので、図示例のように導体配設部分が凸になったフラットケーブルFCであっても、保持片12をフラットケーブルFCに密着させることができ、フラットケーブルFCをガタツキなく安定保持することができる。
また、基板11に保持片12以上の高さを有する取付面TCを設けているので、その取付面TAを車体等の平坦な被取付面に当接させることにより、保持具10をガタツキなく安定して取り付けることができる。
また、本実施形態の折り曲げ保持具10は、基板11を左右袖部11A、11Bを有する平面視L字形に形成して、その外周角部に斜めカットによる折り曲げ基準辺14を設けた構成としているので、無駄のないコンパクトな形状の保持具とすることができる。
<第4実施形態>
図15は第4実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の構成を示す斜視図、そして図16は同保持具にフラットケーブルをセットした状態を示す斜視図である。
この第4実施形態の折り曲げ保持具10Dの前記第3実施形態の折り曲げ保持具10Cとの違いは、左右の袖部11A、11Bの長さを延長して、各袖部11A、11Bの保持片12を設けた位置よりも各端部側の位置に、袖部11A、11Bと共にフラットケーブルFCa、FCbをテープ巻きするためのテープ巻き用凹部TKを設けた点である。その他の構成は、第3実施形態と同じであるので、同一要素に同一符号を付して説明を省略する。
このようにテープ巻き用凹部TKを設けた場合、テープTPを巻き付けてフラットケーブルFCa、FCbを固定する際に、テープTPを適正位置に確実に巻き付けることができる利点が得られる。
尚、上記実施形態では、左右両袖部11A、11Bに設けた保持片12のタイプを同じものとした(第1、第2実施形態は両方とも挟持タイプ、第3、第4実施形態は両方とも突き通しタイプ)が、両タイプを左右で組み合わせてもよい。また、テープ巻き用凹部TKを設ける点についても、必ずしも両袖部11A、11Bに設けなくてもよい。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、実施形態の組み合わせ、等が可能である。その他、上述した各実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の第1実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図である。 図1のII−II矢視断面図である。 同折り曲げ保持具の裏面側にフラットケーブルを配した状態を表面側から見た斜視図である。 図3の状態を裏面側から見た斜視図である。 図3の次の操作として折り曲げ保持具の表面側にフラットケーブルを折り曲げようとしている状態を表面側から見た斜視図である。 同折り曲げ保持具の折り曲げを完了した状態を表面側から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の構成を示す斜視図である。 同折り曲げ保持具にフラットケーブルをセットした状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図である。 図9のX−X矢視断面図である。 同折り曲げ保持具の裏面側にフラットケーブルを配した状態を表面側から見た斜視図である。 図11の状態を裏面側から見た斜視図である。 図11の次の操作として折り曲げ保持具の表面側にフラットケーブルを折り曲げようとしている状態を表面側から見た斜視図である。 同折り曲げ保持具の折り曲げを完了した状態を表面側から見た斜視図である。 本発明の第4実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の構成を示す斜視図である。 同折り曲げ保持具にフラットケーブルをセットした状態を示す斜視図である。 従来の折り曲げ固定具を示す図で、(a)は同固定具の構成、(b)および(c)はその使い方の手順を示す図である。
符号の説明
10,10B,10C,10D 折り曲げ保持具
11 基板
11A,11B 袖部
12 保持片
12a 自由端
12m 溝
13 規制部
13a 支持部
14 折り曲げ基準辺
16 挿入口
17,18 抜け止め突起
19 位置決め突起
Cs 貫通孔
Cp 凸部
FC フラットケーブル
FCa 折り曲げ線の手前側のフラットケーブル
FCb 折り曲げ線の先方側のフラットケーブル
R1 フラットケーブルを載置する位置
R2 フラットケーブルを保持片に係合させるための作業スペース
S 折り曲げ線
Su 隙間
TA 表面
TB 裏面
TC 取付面
TK テープ巻き用凹部
TP テープ

Claims (11)

  1. フラットケーブルを折り曲げる際の折り曲げ線が位置決めされる直線状の折り曲げ基準辺を外周縁に有すると共に、板面の表面側に前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルが載置され、且つ、板面の裏面側に前記折り曲げ線の先方側のフラットケールが載置される基板と、
    該基板の表面側と裏面側にそれぞれ設けられ、前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルおよび先方側のフラットケーブルを前記基板の表面および裏面に沿わせてそれぞれ保持する保持片と、
    前記基板上に設けられ、所定の挟角をもって延びる前記折り曲げ線の手前側と先方側のフラットケーブルの外側縁側に位置して、各保持片により保持された前記手前側と先方側のフラットケーブルの外側への跳ね返りを規制する規制部と、
    を備えることを特徴とするフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  2. 前記基板の表面側と裏面側の保持片の少なくとも一方が、該保持片と前記基板との間にフラットケーブルを挟持する挟持板として設けられ、且つ、前記規制部を兼ねる支持部により、基板との間にフラットケーブルを挿入し得る隙間を開けて片持支持されており、その保持片の自由端側に、該保持片と基板との間にフラットケーブルを挿入するための挿入口が確保されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  3. 前記基板の板面上に、前記フラットケーブル側の孔に係合することでフラットケーブルの長手方向の位置決めを行なう位置決め突起が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  4. 前記挟持板として設けられた保持片の下面に、前記フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  5. 前記基板の表面側と裏面側の保持片の少なくとも一方が、前記フラットケーブル側に形成された貫通孔に突き通すことでフラットケーブルを長手方向に位置決めしながら保持する貫通板として設けられ、且つ、前記規制部を兼ねる支持部により、基板との間にフラットケーブルを挿入し得る隙間を開けて片持支持されており、その保持片の自由端側に、該保持片と基板との間にフラットケーブルを挿入するための挿入口が確保されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  6. 前記貫通板として設けられた保持片の上面と下面に、前記フラットケーブルの表面の凸部の嵌まる溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  7. 前記貫通板として設けられた保持片の自由端が楔形断面に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  8. 前記挿入口または前記挿入口の延長上の位置に、挿入口から前記基板と保持片との間に挿入したフラットケーブルの抜け止めを行なう抜け止め突起が設けられていることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  9. 前記基板が、前記折り曲げ線の手前側のフラットケーブルおよび先方側のフラットケーブルがそれぞれ載置される左右一対の帯板状の袖部を有した平面視L字形をなしており、そのL字形の基板の外周角部が、前記各袖部の延長方向に対し傾斜した斜辺でカットされ、その斜辺でカットされた縁部が、前記折り曲げ線の長さ以上の長さを有した前記折り曲げ基準辺として形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  10. 前記袖部のうちの少なくとも一方に、該袖部と共に前記フラットケーブルをテープ巻きするためのテープ巻き用凹部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  11. 前記基板の表面側および裏面側に、前記フラットケーブルを載置する位置およびフラットケーブルを前記保持片に係合させるための作業スペースを避けて、平坦な被取付面に対して安定的に当接させるための、前記保持片以上の高さを有する取付面が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のフラットケーブル用折り曲げ保持具。
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