JP4851308B2 - 多ビームスキャニングシステム及びイメージ形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学スキャニングシステムに関し、詳細には、多ビームラスタ出力スキャニング(ROS)システムのためのバウのないテレセントリック光学装置に関する。
レーザ・プリンティングのための次世代の多ビームスキャナは、多数のビーム(最大32もしくはそれ以上)を伴う半導体レーザアレイを採用することになる。多数のビームを使用することの利点は、帯域幅可能容量の増加であり、それを使用して速度ならびにスキャン解像度を4倍もしくはそれ以上に増加し、かつ革命的なプリンタ機能を可能にすることができる。
多ビームスキャニング光学システムに関連する1つの問題は、アレイの2次元性に起因してビームがスキャン方向にオフセットされることである。これは、軸ずれビームが非ゼロ角でコリメートされるという結果を招く。非ゼロ角は、すべてのビームを捕捉するために、より大きなポリゴンファセットを必要とする。6もしくはそれを超える数のファセットを伴うポリゴンの場合、ポリゴンのサイズが許容不能な大きさとなり得る。多ビームスキャニング光学システムに関連する別の問題は、低レベルのバウ、回折限界収差補正、およびウォブル補正が、良好なイメージ品質のために必要になることである。図12を参照するが『スキャンライン・バウ』は、スキャンの一方の端から他方までの交差スキャン方向のひずみの測度である。バウは、スキャンラインの両端における交差スキャン方向の高さBH1およびBH3の平均を取り、それをスキャンラインの中央における交差スキャン方向の高さBH2から減ずることによって計算することができる。多ビームシステムにおいては、ビームを発射する各光源がそれぞれ独自のバウ曲線を有する。図12に示されているとおり、多ビームシステムの最上端ビームは上側のスキャンラインをトレースし、最下端ビームは下側のスキャンラインをトレースする。最上端ビームと最下端ビームの間の最大間隔は、スキャンラインに沿ったいずれかの場所にあり、BSmaxとして示されている。最上端ビームと最下端ビームの間の最小間隔は、スキャンラインに沿ったいずれかの場所にあり、BSminとして示されている。最大と最小のビーム間隔の差、すなわちBSmax−BSminは、『差分バウ』を定義する。回折限界光学システムは、光学収差が充分に低く、回折効果がそのパフォーマンスを決定する光学システムである。ウォブルは、回転ポリゴン・ミラーの非対称性に起因するポリゴンのティルト角における変化によってもたらされ、それが反射されたビームを、光受容体上の理想的な交差スキャン方向の位置に対して変位させる。製造可能性の理由から、多ビーム・スキャニング光学システムには、合理的な程度のテレセントリック性、すなわち小さい交差スキャン方向の主光線角を伴う出力ビームも求められる。テレセントリック性は、ビームの分離がROSと光受容体の間の距離における変化によって大きく変動しないことを保証する。
従来のデュアルビームシステムの場合は、一般にそれらのビームが、光受容体平面において交差スキャン方向に21μmから63.5μmの軸ずれを生じる。これらの寸法においては、単一円柱ミラーのウォブル補正光学を伴う近テレセントリックシステムでも低バウの回折限界パフォーマンスの達成に充分である。しかしながら、最大で32もしくはそれを超える数のビームを伴う2次元レーザアレイを採用する将来的なシステムの場合には、光受容体平面における交差スキャン方向の軸ずれが500μmに達し、現行のシステムは適切でなくなる。
図2Bは、下記の特許文献1に開示された従来の光学システムを示す交差スキャン方向の展開図であり、これは、大きなビーム分離に対して、無視可能な量のスキャンライン・バウおよび回折限界イメージングを達成することができる。この光学システムは、レーザ・アレイLAと光受容体PRの間に配置され、コリメータ・レンズCL、開口絞りAS、およびビームコンディショニングレンズBCから構成されるポリゴン前(レーザからファセットまで)光学サブシステム、およびFθスキャン・レンズ、第1および第2の凹面円柱ミラーM1およびM2、および出力窓OWを含むポリゴン後(ファセットから光受容体まで)光学サブシステムを包含する。ポリゴン前およびポリゴン後光学サブシステムは、いずれも入力および出力テレセントリックである。ポリゴン後光学システムは、それが入力および出力テレセントリックであることから無限焦点である。これは、単一円柱ミラーのウォブル補正システムが機能しない理由を説明しており、それは所望の特性を伴う無限焦点システムが少なくとも2つのエレメントを必要とすることによる。
屈折円柱レンズと円柱ミラーの組み合わせは、無限焦点システムを作ることができる(下記の特許文献2を参照。)しかしながら、この光学システムのパフォーマンスは、大きなビーム分離に不適切である。
ウォブル補正は、交差スキャン方向の光受容体PR上にファセットPFのイメージングを行うか、もしくはイメージングをほぼ行うことによって図2Bの光学システム内において達成される。ファセットが実対象であることから、無限焦点光学システムは、ケプラー・タイプでなければならない。ケプラー構成においては、対象とイメージの離隔距離が、円柱ミラーの焦点距離の合計の2倍、すなわち2(f1+f2)となり、第2のミラーM2から光受容体PRまでの距離が第2の円柱ミラーM2の焦点距離f2に等しくなる。倍率は焦点距離の比の負数、すなわち−f2/f1に等しく、それにおいてf1およびf2は、それぞれ第1および第2の円柱ミラーM1およびM2の焦点距離である。
図2Bの光学システムを用いると、交差スキャン方向のポリゴン後の倍率が一般に−0.5より小さくなる。このことは、第2の円柱ミラーM2と光受容体PRの間の距離が、ファセットPFと第1の円柱ミラーM1の間の距離より小さいことを意味する。
±500μmの軸ずれを生じるビームの場合、図2Bの光学システムは、1mm以下の最大ビーム分離、および0.1mrad未満のテレセントリック性において、0.1ミクロンより低いレベルの残留スキャンライン・バウを達成することができる。このアーキテクチャは、この種のパフォーマンスをより高いビーム分離において獲得できると見られる。
図2Bの光学システムは、2円柱ミラー・ウォブル補正光学を採用する次世代スキャニング光学システムにおいて使用可能であるが、その種の2円柱・ミラー・システムは、短い作動距離D1(すなわち、第2のミラーM2と光受容体PRの間の距離)を有し、それが、光受容体表面近傍に配置されなければならない別のサブシステムのための余裕を提供するために、もしくは複数の光学スキャニング・システムを使用するプリント・エンジンにより高密度のパッキングを提供するために、より大きな作動距離を必要とする応用におけるその用途を排除することになる。
米国特許第6,833,939号 米国特許第5,512,949号
必要とされていることは、最小ファセットサイズを有するポリゴン・ビーム偏向器の使用を容易にし、かつ低レベルのバウ、回折限界収差補正、ウォブル補正、および合理的な程度のテレセントリック性を特徴とし、さらには比較的大きな作動距離を出力窓と光受容体の間に提供する多ビーム光学システムの提供である。
本発明は、所定スキャン方向の所定表面上に複数の光ビームをスキャンするための多ビームスキャニングシステムであって、前記複数の光ビームを第1光路に沿って生成する光源と、前記複数の光ビームを第2光路に沿って向け直すように整列された少なくとも1つの光学エレメントを含む第1の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、前記第2光路の終端と周期的に交差する反射表面、及び前記複数の光ビームが第1スキャン光路に沿って周期的にスキャンされるように前記反射表面を移動させる手段を含む偏向器と、前記偏向器からの光ビームを受光して前記第1スキャン光路にのみ出力するf−θスキャンレンズシステムと、前記f−θスキャンレンズシステムからの光ビームを受光し、前記スキャンされる複数の光ビームを第2スキャン光路に沿って前記所定表面上に向け直すように連続して光学的に整列された複数の光学エレメントを含む第2の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、を有し、前記複数の光学エレメントが、前記f−θスキャンレンズシステム側から順に、正の交差スキャン方向の円柱状の第1光学エレメント、負の交差スキャン方向の円柱状の第2光学エレメント、および正の交差スキャン方向の円柱状の第3光学エレメントを有する。
また、本発明は、イメージ形成装置であって、光受容体と、前記光受容体の表面上に、複数の光ビームを前記表面に沿ったスキャン方向にスキャンするための多ビームスキャニングシステムと、を有し、前記多ビーム・スキャニング・システムが、前記複数の光ビームを第1光路に沿って生成する光源と、前記複数の光ビームを第2光路に沿って向け直すように整列された少なくとも1つの光学エレメントを含む第1の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、前記第2光路の終端と周期的に交差する反射表面、及び前記複数の光ビームが第1スキャン光路に沿って周期的にスキャンされるように前記反射表面を移動させる手段を含む偏向器と、前記偏向器からの光ビームを受光して前記第1スキャン光路にのみ出力するf−θスキャンレンズシステムと、前記f−θスキャンレンズシステムからの光ビームを受光し、前記スキャンされる複数の光ビームを第2スキャン光路に沿って前記表面上に向け直すように連続して光学的に整列された複数の光学エレメントを含む第2の入力および出力テレセントリック光学サブシステムと、を有し、前記複数の光学エレメントが、前記f−θスキャンレンズシステム側から順に、正の交差スキャン方向の円柱状の第1光学エレメント、負の交差スキャン方向の円柱状の第2光学エレメント、および正の交差スキャン方向の円柱状の第3光学エレメントを有する。
本発明では、バウを抑制し、また、比較的大きな作動距離を有することができる。
図1は、本発明に従った多ビームスキャニングシステム100を含むイメージ形成装置10の部分を示した簡略図である。本発明の理解を提供する目的からイメージ形成装置10の代表的な部分を示し、以下において説明するが、それらは特に言及されていない限り、付随する特許請求の範囲を限定するものではない。当業者であれば認識することになろうが、これらの代表的な部分の説明は、簡潔のために大幅に簡略化されている。多ビームスキャニングシステム100は、図1に代表的な形式で図示されており、代替実施態様に従った多ビームスキャニングシステム100に関連付けされる特定の特徴がここに与えられている。
図1を参照すると、イメージ形成装置10は、イメージ形成セクション14を取り囲むケーシング12を含む。イメージ形成セクション14は、矢印Aの方向に一定速度で回転する円柱状感光体ドラム(光受容体)16を含み、多ビームスキャニングシステム100が、以下に述べる態様でスキャニングを行いつつ、感光体ドラム16に向かって光ビームを放射するべく位置決めされている。スキャニング光ビームは、所望のイメージデータ(たとえば、モノクロームイメージを形成する場合にはバイナリもしくはグレイスケールイメージデータ)を基礎として変調される。帯電器20は、感光体ドラム16の周囲表面の近傍に配置される。帯電器20は、ドラム16の表面上に形成された感光材料を一様に帯電させ、続いてそれがスキャニングシステム100から放射される変調された光ビームによって照射される。このようにして感光体ドラム16の周囲表面上に潜像が形成される。現像器22が感光体ドラム16にトナーを供給するべく位置決めされており、その結果、照射された部分にトナーが吸着され、それによってトナーイメージが感光体ドラム16の周囲表面上に形成される。帯電器24は、現像器22の下流に配置され、周知のテクニックに従って用紙トレイ26もしくはマニュアル給紙トレイ28から転写のためにドラム16と帯電器24の間に案内された用紙30上に、ドラム16からトナー・イメージを転写するべく機能する。ドラム16上の残留トナーを除去するためにクリーナ32が帯電器24の下流に配置されており、それによって新しいサイクルのためのドラム16の表面の準備が整う。トナー・イメージが転写された用紙30は、矢印Cの方向に搬送されて、加圧ローラ34および加熱ローラ36を含む定着器38に通される。定着器38は、用紙30に熱および圧力を与え、それによってトナーを溶かして用紙30に付着させる。定着処理の後、上にイメージがプリントされた用紙30が排紙トレイ40上に排出される。
図1に示されているとおり、多ビームスキャニングシステム100は、概して、光源110、ポリゴン前光学サブシステム120、偏向器130、およびポリゴン後光学サブシステム140を含む。光源110は、第1の光路LP1に沿って複数の平行な光ビームをポリゴン前光学サブシステム120に向けて送出し、それが以下に述べるとおりに動作し、それらの光ビームを第2の光路LP2に沿って偏向器130に指向させる。一実施態様においては偏向器130が、軸132を中心に回転するべく駆動されるポリゴンミラー構造131を含むが、この構造は、第2の光路LP2と交差するべく位置決めされた複数のファセット・ミラー135を含み、その結果、光ビームが、扇形状の(第1の)スキャン光路SP1を通って反復的に掃引される。ポリゴン後光学サブシステム140は、第1のスキャン光路SP1に沿って渡される光ビームを受光するべく位置決めされたスキャンレンズセクション142、および3もしくはそれを超える数の一連の光学エレメント(すなわち、レンズもしくはミラーのいずれかであり、図1においてはブロック145−1、145−2、145−3によって表されている)を含み、これらの光学エレメントは、連続して光学的に整列されており、第1のスキャン光路SP1に沿ってスキャンされる光ビームを受光し、それらのスキャンされる複数の光ビームを、出力ミラー149を通る第2のスキャン光路SP2に沿って向け直し、その結果、スキャニング光ビームが感光体ドラム16上に指向される。ここで用いている『連続して光学的に整列されている』という表現は、偏向器130から感光体ドラム16に向かって移動する光ビームが、関連付けされた光学エレメントと順序を保って交差する光路セグメントに沿って指向されることを示す。たとえば、図1において、スキャン・レンズ・セクション142から渡される光ビームは、光学エレメント145−1によって受光されて処理された後に光学エレメント145−2によって受光/処理され、光学エレメント145−1から渡される光ビームは、光学エレメント145−2によって受光されて処理された後に光学エレメント145−3によって受光/処理される。ここで注意を要するが、『連続して光学的に整列されている』という表現には、1ないしは複数の追加の光学エレメント(たとえば平面ミラー)が光学エレメント145−1から145−3までの間に含められ、光学エレメント145−1から145−3までの間において光ビームを種々の方向に指向することを考慮に入れる意図がある。
本発明の側面によれば、ポリゴン前光学サブシステム120およびポリゴン後光学サブシステム140が、ともに交差スキャン方向の平面内において入力ならびに出力テレセントリックもしくは近テレセントリック(すなわち、数ミリラジアン内でテレセントリック)である。それに加えて、ポリゴン後光学サブシステム140と感光体ドラム16の間において望ましい増加された作動空間WSが、正の交差スキャン方向の円柱状の第1の光学エレメント145−1、負の交差スキャン方向の円柱状の第2の光学エレメント145−2、および、正の交差スキャン方向の円柱状の第3の光学エレメント145−3を含む光学エレメント145−1、145−2、および145−3を使用してポリゴン後光学サブシステム140を形成することによって達成される。より詳細に述べれば、光ビームの収斂(第1の光学エレメント145−1による)、その後の発散(第2の光学エレメント145−2による)、さらにその後の収斂(第3の光学エレメント145−3による)を行うべく配置された3もしくはそれを超える数の光学エレメントを偏向器130と感光体ドラム16の間に備えることによって、ポリゴン後光学サブシステム140は、出力スキャン光路SP2上における所望の出力テレセントリックを容易にするだけでなく、それに加えて第3の光学エレメント145−3と感光体ドラム16の間に比較的大きな作動距離WSが提供されるアーキテクチャを提供し、それによってたとえば光受容体16に隣接するホスト・イメージ形成装置のコンポーネントの配置が容易になる。
図2Aは、本発明の第1の実施態様に従った多ビームスキャニングシステム100Aを示した交差スキャン方向の展開図である。スキャニングシステム100Aは、概してレーザ・アレイ110、ポリゴン前光学サブシステム120、偏向器130、およびポリゴン後光学サブシステム140Aを含む。ポリゴン前光学サブシステム120は、概して、レーザ・アレイ110によって第1の光路LP1上に送出された光ビームを受光するコリメータ・レンズ121、開口絞り123、および調和させた光ビームを第2の光路LP2に沿って偏向器130の回転ミラー・ファセット135に渡すビーム・コンディショニング光学125を含む。回転ミラー・ファセット135は、第1のスキャン光路SP1に沿って光ビームをスキャンし、それにおいてスキャンされた光ビームは、ポリゴン後光学サブシステム140Aによって処理される。この実施態様によれば、ポリゴン後光学サブシステム140Aが1ないしは複数のスキャン・レンズ142Aを含み、それが、第1の凹面(正の)円柱ミラー145A1、凸面(負の)円柱ミラー145A2、第2の凹面(正の)円柱ミラー145A3を含む3ミラー構成上に光ビームを指向する。図2Aに図示されている光のラインによって示されるとおり、凹面円柱ミラー145A1によって受光された光は、収斂されて凸面円柱ミラー145A2上に指向され、それが光ビームの発散および凹面円柱ミラー145A3上への向け直しを行い、続いてそれが光ビームの再収斂を行って、平面ガラス出力窓149Aを通して再収斂後の光ビームを感光体ドラム16上に渡す。図2Aに例示されている態様でポリゴン後光学サブシステム140Aに凹面−凸面−凹面ミラー構成を使用することによって、本発明は、比較的長い焦点距離を伴う凹面円柱ミラー145A3の形成、およびそれによる従来の2ミラー構成(図2Bに図示)で可能であった作動距離D1より実質的に長い作動距離D2の提供を可能にしている。
図3は、本発明の特定の実施態様に従った多ビーム光学スキャニングシステム100Aの追加の詳細を示している。多ビーム光学スキャニングシステム100Aは、第1の光路LP1に沿って光ビームを発生する半導体レーザアレイ110、光ビームを処理し、第2の光路LP2に沿って偏向器130に向け直す低スキャンライン・バウのポリゴン前光学サブシステム120A、およびスキャン光路SP1を通って渡されるスキャンされた光ビームを受光するため、およびそれらの光ビームを処理し、第2のスキャン光路SP2に沿って光受容体16上に向け直すための3円柱ミラーのウォブル補正ポリゴン後光学サブシステム140Aを含む。この光学スキャニング・システム100Aの各種の部分について追加の詳細を以下に述べる。
図4Aおよび図4Bは、一例の半導体レーザアレイを示しており、この実施態様においてはそれが、2次元配列またはレイアウトで配置された32個の発光領域112(すなわち、発光領域112は、8行4列のパターンで配列されている)を有するVCSEL(垂直キャビティ面発光レーザ)アレイ110である。図4Aは、第1の(回転されていない)姿勢のVCSELアレイ110を示し、図4Bは、回転された姿勢のVCSELアレイ110を示している。光は、発光領域112からレーザ・アレイの表面と垂直に(たとえば、図の紙面から外に向かって)放射され、その結果、32個の光ビームがVCSELアレイ110を離れるとき、互いに平行になる。
再び図3を参照するが、すべての32個の平行光ビームは、コリメータレンズ121、開口123、および多レンズのビームコンディショニングシステム125Aによって構成されるポリゴン前光学サブシステム120Aに光ビームが入るように光路LP1に沿って進む。
コリメータレンズ121は、VCSELアレイ110から光路LP1に沿って放射された複数の光ビームを、発散光から実質的に平行な光に変換する。これらのコリメートされた光ビームはコリメータ・レンズ121の後方焦点において交差し、図5および6に示されているとおり、そこに開口絞り123が配置されている。光ビームは、通常、開口絞り123内に画定された孔を過剰に満たし、したがってその孔を光が通過するとき、光が成形される。開口絞り123において、すべてのビームが交差するか、オーバーラップすることから、同一の開口形状がすべての光ビームに付与される。開口孔の形状は、一般に矩形であり、通常はY方向すなわちスキャン方向が、X方向すなわち交差スキャン方向より広い。
図3を再び参照すると、ビームコンディショニングシステム125Aは、開口絞り123とポリゴンファセット135の間において光学的に整列されており、以下に説明するが、光ビームを調和させて所望のテレセントリックならびに焦点特性を生じるべく作用する。この実施態様においてはビームコンディショニングシステム125Aが、第1の円柱レンズ125−1、第1の折り返しミラー127−1、第2の円柱レンズ125−2、第2の折り返しミラー127−2、第3の円柱レンズ125−3、第4の円柱レンズ125−4、第5の円柱レンズ125−5をこの順序で連続して含む。円柱レンズ125−1〜125−5および折り返しミラー127−1ならびに127−2は、開口絞り123と偏向器130の間において、図3に示されている態様で連続して光学的に整列されている。
図5は、ビームコンディショニングシステム125Aの一部を構成し、ポリゴンファセット135の近傍にビームを焦点させ、所望の交差スキャン方向のビーム間隔を作り出すべく機能する第1のテレセントリック対物レンズサブシステム125A−X(ブロック形式で示されている)を図示した展開図である。ここで暫時図3を参照すると、一実施態様においては、テレセントリック対物レンズサブシステム125A−Xが、第1の円柱レンズ125−1、第3の円柱レンズ125−3、および第5の円柱レンズ125−5によって形成され、X(交差スキャン)方向にのみ光学出力を有するように形成され、配置される。別の実施態様においては、対物レンズサブシステム125A−Xを1ないしは複数のレンズによって形成することができる。テレセントリック対物レンズ125−1、125−3、および125−5は、瞳リレーレンズ125−2および125−4の表面曲率と直交する表面曲率を有し、それについては後述する。図5に示されているとおり、レンズサブシステム125A−Xは、前方焦点距離(FEL)および後方焦点距離(BFL)(FELおよびBFLは、組み合わせにおけるこれら3つのレンズシステムについてのものを言う)を有し、開口絞り123と偏向器130の間において、サブシステム125A−Xの前方焦点が開口絞り123に、もしくはその近傍に位置し、サブシステム125A−Xの後方焦点がミラーファセット135の近傍に位置するように位置決めされる。開口絞り123を出るコリメートされたビームは、交差スキャン方向において後方焦点に焦点される。これらのビームが前方焦点もしくはその近傍にある開口絞り123から現れることから、ポリゴンファセット135に入射する各ビームの主または中心光線は、Y−Z平面と平行もしくはほぼ平行に進み、したがってポリゴンファセット135において交差スキャン方向のテレセントリック・ビームのセットを形成する。レンズ125−1、125−3、および125−5の正確な円柱表面曲率およびレンズ位置は、上記の特性を達成し、かつポリゴンファセット135において所望の交差スキャン方向のビーム間隔を提供する焦点距離を獲得するべく選択される。
図6は、開口123とポリゴンファセット135の間の光学システムを図示した展開図である。レンズサブシステム125A−Yが、第2の円柱レンズ125−2および第4の円柱レンズ125−4によって形成され、これらは、Y(スキャン)方向にのみ光学出力を有するように形成されて配置されており、スキャン方向に無限焦点光学システムを形成する。サブシステム125A−Yは、スキャン方向において瞳リレーシステムとして機能し、必要な場合には、スキャン方向においてビームの直径を拡張するべく設計することも可能である。レンズ152−2および125−4は、それぞれ焦点距離fおよびfを有しており、第2の円柱レンズ125−2の前方焦点が開口123の近傍に位置し、第4の円柱レンズ125−4の後方焦点がポリゴン・ファセット135の近傍に位置するように位置決めされている。この構成においては開口123がポリゴンファセット135の近傍にイメージされる。したがって、瞳または開口がファセット135の近傍の平面に中継されることになる。この構成は、図6に示されているとおり、開口123から現れるコリメートされたビームが、ポリゴンファセット135の近傍の第4の円柱レンズ125−4の後方焦点においてスキャン方向に交差することから、すべてのビームの捕捉に充分な大きさを有していなければならないポリゴンファセット135のサイズを最小化する。またここで注意を要するが、第2の円柱レンズ125−2および第4の円柱レンズ125−4が無限焦点システムを形成することから、ビームがポリゴンファセット135に伝播するとき、スキャン方向においてビームがコリメートされる。それに加えて、第2の円柱レンズ125−2および第4の円柱レンズ125−4は、テレセントリック対物レンズ・サブシステム125A−Xを構成するレンズの外側、内側、あるいはそれらの間に位置決めすることができる。したがって、開示している実施態様におけるレンズ125−1〜125−5の順序は、付随する特許請求の範囲の中で特に述べられていない限り、限定ではなく、例示であることが意図されている。
テレセントリック対物レンズサブシステム125A−Xおよび125−Yの両方にビーム・コンディショニング・システム125Aを備えることによって、前述したとおり、第2の光路LP2に沿って伝播するビームがX方向、すなわち交差スキャン方向に焦点され、Y方向、すなわちスキャン方向にコリメートされ、複数の光ビームが個別に、ポリゴンファセット135の近傍の線形イメージとして焦点される。
再び図3に戻るが、第1の折り返しミラー127−1および第2の折り返しミラー127−2は、平面ミラーであり、ポリゴン前光学サブシステム120が適切な機械的エンベロープまたはパッケージ内に収まるようにレーザアレイ110とポリゴンファセット135の間の光路を指向し、構成する。
図3に示されているとおり、ポリゴン前光学サブシステム120を通過した後に光ビームが第1のスキャン光路SP1に沿ってポリゴン後光学サブシステム140内へスキャンされるが、このサブシステムは、協働してf−θスキャンレンズシステム142Aを形成する第1および第2の円柱スキャンレンズ142A1および142A2、第1の円柱ミラー145A1、第2の円柱ミラー145A2、第3の折り返しミラー147、第3の円柱ミラー145A3、および出力窓149を含む。出力窓149を通過した光ビームは、第2のスキャン光路SP2に沿って光受容体16上に指向される。
図7は、多ビーム光学スキャニング・システム100Aの平面図であり、図8はポリゴン後光学サブシステム140Aを示した立面図である。
図7を参照すると、偏向器130に入射する複数の光ビームが、各ポリゴンファセット135の回転によって第1のスキャン方向SP1に偏向され、f−θスキャンレンズ142A1および142A2、ウォブル補正円柱ミラー145A1、145A2、および145A3、折り返しミラー147および出力窓149Aを通り、第2のスキャン方向SP2に沿って指向され、光受容体16に沿ってスキャンラインを生成する。
第1のスキャン・レンズ142A1および第2のスキャン・レンズ142A2は、Y(スキャン)方向にのみ光学出力を有する。それらは協働してf−θスキャン・レンズを形成し、それが光受容体16上のスキャン位置をスキャン角の関数として線形化し、同時にそれぞれの個別のビームをスキャン方向において光受容体に焦点する。
第1の円柱ミラー145A1、第2の円柱ミラー145A2、および第3の円柱ミラー145A3は、X方向、すなわち交差スキャン方向にのみ光学出力を有する。折り返しミラー147は、ポリゴン後光学サブシステム140が適切な機械的エンベロープまたはパッケージ内に収まるようにスキャン・レンズ142と光受容体16の間の光路の指向および構成を補助する。出力窓149Aは、外部環境から残りのスキャニング光学システムを分離し、保護する。
本発明の側面によれば、第1の円柱ミラー145A1、第2の円柱ミラー145A2、および第3の円柱ミラー145A3が、協働して、ポリゴン・ファセット135近傍の平面と光受容体16の間において交差スキャン方向内で共役の関係を有する無限焦点システムを形成する。この共役関係は、光受容体16におけるスキャンラインのウォブルをもたらす交差スキャン方向のファセットのティルト誤差を補償し、また同時にそれぞれの個別のビームを交差スキャン方向において光受容体に焦点する。この無限焦点特性は、ポリゴン・ファセット135においてY−Z平面と平行な複数の光ビームを確保し、この平行性を、ビームがこの光学システムから出て光受容体16に衝突するまで維持する。この特性は、Z方向における光受容体の位置決め誤りに伴うビーム間隔に急激な変化がないことから重要である。
本発明の別の側面によれば、第1の円柱ミラー145A1は、凹面の交差スキャン方向の円柱状の反射表面を有し、第2の円柱ミラー145A2は、凸面の交差スキャン方向の円柱状の反射表面を有し、第3の円柱ミラー145A3は、凹面の交差スキャン方向の円柱状の反射表面を有する。正確な円柱状表面の曲率およびミラーの間隔は(1)無限焦点システムを作る、(2)ポリゴン・ファセット135近傍の平面と光受容体の平面の間において交差スキャン方向の共役関係を確立し、スキャンラインのウォブルを補正し、交差スキャン方向において光受容体16に光ビームを焦点する、かつ(3)光受容体において所望の交差スキャン方向のビーム間隔の達成に必要な交差スキャン方向の倍率を獲得するべく、選択される。
図9Aおよび図9Bは、ポリゴン後光学サブシステム140Aの3円柱ミラー・アーキテクチャ(図9Aに示す)と、イチカワ(Ichikawa)の米国特許第6,833,939号(すでに引用済み、図9Bに図示)に開示されている従来的な2円柱ミラーアーキテクチャを比較した展開図である。これに示されているとおり、3円柱ミラーアーキテクチャは、前述した3つの光学特性の達成に充分な自由度を提供する。これに加えて3円柱ミラーアーキテクチャは、システム内の最終ミラー(すなわち第3の円柱ミラー145A3)と光受容体16の間に、図9Bの従来的な2ミラーアーキテクチャによって提供されるより有意に大きい物理的な距離D2を提供し、さらにほぼゼロレベルのスキャンライン・バウを達成する。
一実施態様においては32ビームのレーザ・アレイ110が、図4Bに示されている回転された(時計方向に80.84°)アレイ構成で使用される。この構成においては、発光ポイントが交差スキャン方向に4.459μm間隔で離隔される。コリメータレンズの焦点距離は23.3mmであり、円柱レンズ125−1、125−3、および125−5の組み合わせの交差スキャン方向における焦点距離は650.68mmである。レーザアレイからポリゴンファセットまでの交差スキャン方向の倍率は−27.926であり、ポリゴン・ファセットから光受容体までの交差スキャン方向の倍率は−0.17である。すなわち、レーザ・アレイから光受容体の平面までの交差スキャン方向の倍率は4.747である。したがって、交差スキャン方向に4.459μmの間隔でレーザ・アレイから放射された複数の光ビームが、光受容体または記録媒体上にイメージされるか、焦点されるとき、図10に示されているとおり、21.167μm(4.459μm×4.747)の間隔(すなわち、入射光のポイント115の間隔)でイメージを書き込むことが可能になる。この間隔は、32ビームを伴うインターレース1スキャニング・スキームを使用した1200spiのイメージ書き込み密度、もしくは31ビームを伴うインターレース・スキャニング・スキームを使用した2400spiのイメージ書き込み密度に等しい。インターレース・スキャニング・スキームを、より低いビーム数について図11に例示する。
上記の例において、レーザ・アレイから光受容体もしくは記録媒体までのY(スキャン)方向の倍率は12.7743である。スキャン方向の光受容体平面における種々のビーム間隔を図10に示す。光受容体上のスキャンの長さは15インチであり、この長さにわたって達成される差分スキャンライン・バウは、0.212μmに満たない。差分バウは、図12に示されており、前述したとおりである。円柱ミラー145A3と光受容体の間の作動距離D2(図9A)は200mmを超え、従来の2円柱ミラー・アーキテクチャを用いて一般に達成される作動距離D1(図9B)のほぼ2倍である。匹敵する差分バウ値および円柱ミラー145A3と光受容体の間における200mmの間隔が、図4Aに示されている回転のないレーザアレイ構成について達成された。また、32ビーム構成を用いるインターレース3スキャニングスキームについて、匹敵する差分バウ値および円柱ミラー145A3と光受容体の間における200mmの空間も達成され、その場合の光受容体における交差スキャン方向のビーム間隔は31.75μmであった。
多ビームスキャニングシステム100Aを参照して前述した3ミラー構成は、現在のところほかの実施態様に対して優れていると考えられるが、当業者であれば認識するとおり、ポリゴン後光学サブシステム140Aのミラーのうちの1ないしは複数を、修正される光学エレメント構成が、本発明の正−負−正(収斂−発散−収斂)シーケンスを満たす限り、レンズに置き換えることができる。次に、1つのレンズおよび2つのミラーを含む一例の実施態様を、図13〜15を参照して説明する。
図13は、本発明の第2の実施態様に従った多ビーム・スキャニング・システム100Bを示した交差スキャン方向の展開図である。スキャニング・システム100A(前述)と同様に、スキャニング・システム100Bは、概して、レーザ・アレイ110、ポリゴン前光学サブシステム120A、偏向器130、およびポリゴン後光学サブシステム140Bを含む。ポリゴン前光学サブシステム120Aおよび偏向器130は、スキャニング・システム100A(前述)に使用されていた対応の構造と概念的に類似であり、したがってここではそれらの追加の詳細を述べない。回転ミラー・ファセット135は、第1のスキャン光路SP1に沿って光ビームのスキャンを行い、スキャン後の光ビームは、ポリゴン後光学サブシステム140Aによって処理される。
この実施態様によれば、ポリゴン後光学サブシステム140Bが、凸面を伴う円柱レンズ145B1を包含する第1の光学エレメント、凸面円柱ミラー145B2を包含する第2の光学エレメント、および凹面円柱ミラー145B3を包含する第3の光学エレメントを含み、これらが、偏向器130と出力窓149Bの間に連続して光学的に整列されている。図13に図示されている光のラインによって示されるとおり、凸面円柱レンズ145B1によって受光される光は、収斂されて凸面円柱ミラー145B2上に指向され、それが光ビームを発散して凹面円柱ミラー145B3上に指向し、続いてそれが光ビームを再収斂させて、再収斂させた光ビームを、出力窓149Bを通して光受容体16上に渡す。このようにポリゴン後光学サブシステム140Bは、正−負−正の光学エレメント構成を使用し、これはポリゴン後光学サブシステム140A(前述)において使用されるものに類似であるが、ミラーに代えて凸面円柱レンズ145B1が使用されている。しかしながらポリゴン後光学サブシステム140Aと同様に、ポリゴン後光学サブシステム140Bもまた、比較的長い焦点距離を伴う凹面円柱ミラー145B3の形成を容易にし、したがって従来の2ミラー構成(図2Bに図示)で可能であった作動距離D1より実質的に長い作動距離D3を提供する。
第2の実施態様の側面によれば、オプションの第4の円柱状光学エレメントを使用して、凸面円柱レンズ145B1の使用によって導入されることのある望ましくない光学的特性を平衡させることができる。図13に示されているとおり、この第4の光学エレメントは、凹面円柱レンズとして出力窓149Bを形成することによって導入することができる。
図14および15は、追加の詳細を伴ってポリゴン後光学サブシステム140Bの光学的特性を示している簡略化された展開図および側面図である。図15を参照すると、スキャン・レンズ・システム142Bは、サブシステム140A(前述)の対応するスキャン・レンズに類似の第1のレンズ142A1および第2のスキャン・レンズ145B1を含む。第1のスキャン・レンズ142A1は、Y(スキャン)方向にのみ光学出力を有するが、第2のスキャン・レンズ145B1は、X(交差スキャン)方向にのみ光学出力を有する第1の表面145B1−1、およびY(スキャン)方向にのみ光学出力を有する第2の表面145B1−2を有している。スキャン・レンズ142A1および145B1は、協働してf−θスキャン・レンズを形成し、それが光受容体16上のスキャン位置をスキャン角の関数として線形化し、同時にそれぞれの個別のビームを光受容体16においてスキャン方向に焦点する。また、第2のスキャン・レンズ145B1は、X(交差スキャン)方向においてウォブル(ファセット・ティルト誤差)を補正するための屈折光学出力の一部も提供する。円柱ミラー145B2および円柱ミラー145B3は、X(交差スキャン)方向にのみ光学出力を有する。出力窓149Bは、外部環境から残りのスキャニング光学システムを分離し、保護するために使用されるが、X(交差スキャン)方向にのみ光学出力を有する第1の表面149B−1を有している。
図13〜15に示されている上記の構成を用いた場合に、レーザ・アレイからポリゴン・ファセットまでの交差スキャン方向の倍率が−6.539に、ポリゴン・ファセットから光受容体までの交差スキャン方向の倍率が−0.726になる。したがって、レーザ・アレイから光受容体平面までの交差スキャン方向における倍率は4.747である。これに加えて、光受容体上におけるスキャンの長さが15インチであり、この長さにわたって得られる差分スキャンライン・バウが、好ましい実施態様のそれより大きく、したがって充分でない。円柱ミラー145B3と光受容体の間の離隔は、200mmを超え、従来の2円柱ミラー・アーキテクチャを用いて一般に達成可能な距離の約2倍である。
以上、特定の具体的な実施態様に関連して本発明を説明してきたが、当業者には明らかであるように、本発明の発明的特徴は、ほかの実施態様にも同様に適用可能であり、それらすべては、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
本発明の実施態様に従った多ビーム・スキャニング・システムを含むイメージ形成装置の部分を簡略化して示した説明図である。 本発明の第1の特定の実施態様に従った多ビーム・スキャニング・システムを示した交差スキャン方向の展開図である。 従来の多ビーム・スキャニング・システムを示した交差スキャン方向の展開図である。 本発明の特定の実施態様に従った多ビーム光学スキャニング・システムを示した分解斜視図である。 32ビームの半導体レーザ・アレイを、回転のない姿勢で示した説明図である。 32ビームの半導体レーザ・アレイを、回転のある姿勢で示した説明図である。 図3の多ビーム・スキャニング・システムのポリゴン前光学サブシステム内に使用されるビーム・コンディショニング・システムの第1の部分を示した交差スキャン方向の展開図である。 図3の多ビーム・スキャニング・システムのポリゴン前光学サブシステム内に使用されるビーム・コンディショニング・システムの第2の部分を示した交差スキャン方向の展開図である。 図3の多ビーム光学スキャニング・システムを示した平面図である。 図3の多ビーム・スキャニング・システムのポリゴン前光学サブシステム内に使用されるポリゴン後光学サブシステムを示した側面図である。 図8のポリゴン後光学サブシステムの光学的特徴を簡略化して示した交差スキャン方向の展開図である。 従来の2ミラー・ポリゴン後光学サブシステムの光学的特徴を簡略化して示した交差スキャン方向の展開図である。 本発明の側面に従って光受容体上に生成されるビーム・パターンを簡略化して示した説明図である。 本発明の側面に従って光受容体上に生成されるビーム・パターンを簡略化して示した説明図である。 スキャンライン・バウを示した説明図である。 本発明の第2の特定の実施態様に従った多ビーム・スキャニング・システムを示した交差スキャン方向の簡略化した展開図である。 図13の多ビーム・スキャニング・システムのポリゴン後光学サブシステムの光学的特徴を簡略化して示した展開図である。 図13の多ビーム・スキャニング・システムのポリゴン前光学サブシステム内に使用されるポリゴン後光学サブシステムを示した側面図である。
符号の説明
10 イメージ形成装置、12 ケーシング、14 イメージ形成セクション、16 円柱状感光体ドラム(光受容体);感光体ドラム;ドラム;光受容体、20 帯電器、22 現像器、24 帯電器、26 用紙トレイ、28 マニュアル給紙トレイ、30 用紙、32 クリーナ、34 加圧ローラ、36 加熱ローラ、38 定着器、40 排紙トレイ、100 多ビームスキャニングシステム、100A 多ビームスキャニングシステム、100B 多ビームスキャニングシステム、110 光源、112 発光領域、115 入射光のポイント、120 ポリゴン前光学サブシステム、120A ポリゴン前光学サブシステム、121 コリメータレンズ、123 開口絞り、125 ビームコンディショニング光学、125A ビームコンディショニングシステム、125A−X 第1のテレセントリック対物レンズサブシステム、125A−Y レンズサブシステム、130 偏向器、131 ポリゴンミラー構造、132 軸、135 ファセットミラー、140 ポリゴン後光学サブシステム、140A ポリゴン後光学サブシステム、140B ポリゴン後光学サブシステム、142 スキャンレンズセクション、142A スキャンレンズ、142A1 第1の円柱スキャンレンズ、142A2 第2の円柱スキャンレンズ、142B スキャンレンズシステム、145A1 第1の凹面(正の)円柱ミラー、145A2 凸面(負の)円柱ミラー、145A3 第2の凹面(正の)円柱ミラー、145B1 円柱レンズ、145B2 凸面円柱ミラー、145B3 凹面円柱ミラー、147 第3の折り返しミラー、149 出力ミラー、149A 平面ガラス出力窓、149B 出力窓、149B−1 第1の表面、LP1 第1の光路、125−1 第1の円柱レンズ、125−2 第2の円柱レンズ、125−3 第3の円柱レンズ、125−4 第4の円柱レンズ、125−5 第5の円柱レンズ、127−1 第1の折り返しミラー、127−2 第2の折り返しミラー、145−1 光学エレメント、145−2 光学エレメント、145−3 光学エレメント、LP2 第2の光路。

Claims (2)

  1. 所定スキャン方向の所定表面上に複数の光ビームをスキャンするための多ビームスキャニングシステムであって、
    前記複数の光ビームを第1光路に沿って生成する光源と、
    前記複数の光ビームを第2光路に沿って向け直すように整列された少なくとも1つの光学エレメントを含む第1の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、
    前記第2光路の終端と周期的に交差する反射表面、及び前記複数の光ビームが第1スキャン光路に沿って周期的にスキャンされるように前記反射表面を移動させる手段を含む偏向器と、
    前記偏向器からの光ビームを受光して前記第1スキャン光路にのみ出力するf−θスキャンレンズシステムと、
    前記f−θスキャンレンズシステムからの光ビームを受光し、前記スキャンされる複数の光ビームを第2スキャン光路に沿って前記所定表面上に向け直すように連続して光学的に整列された複数の光学エレメントを含む第2の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、
    を有し、
    前記複数の光学エレメントが、前記f−θスキャンレンズシステム側から順に、正の交差スキャン方向の円柱状の第1光学エレメント、負の交差スキャン方向の円柱状の第2光学エレメント、及び正の交差スキャン方向の円柱状の第3光学エレメントを有する多ビームスキャニングシステム。
  2. イメージ形成装置であって、
    光受容体と、
    前記光受容体の表面上に、複数の光ビームを前記表面に沿ったスキャン方向にスキャンするための多ビームスキャニングシステムと、
    を有し、前記多ビームスキャニングシステムが、
    前記複数の光ビームを第1光路に沿って生成する光源と、
    前記複数の光ビームを第2光路に沿って向け直すように整列された少なくとも1つの光学エレメントを含む第1の入力及び出力テレセントリック光学サブシステムと、
    前記第2光路の終端と周期的に交差する反射表面、及び前記複数の光ビームが第1スキャン光路に沿って周期的にスキャンされるように前記反射表面を移動させる手段を含む偏向器と、
    前記偏向器からの光ビームを受光して前記第1スキャン光路にのみ出力するf−θスキャンレンズシステムと、
    前記f−θスキャンレンズシステムからの光ビームを受光し、前記スキャンされる複数の光ビームを第2スキャン光路に沿って前記表面上に向け直すように連続して光学的に整列された複数の光学エレメントを含む第2の入力および出力テレセントリック光学サブシステムと、
    を有し、
    前記複数の光学エレメントが、前記f−θスキャンレンズシステム側から順に、正の交差スキャン方向の円柱状の第1光学エレメント、負の交差スキャン方向の円柱状の第2光学エレメント、及び正の交差スキャン方向の円柱状の第3光学エレメントを有するイメージ形成装置。
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