JP3142380B2 - テレセントリックなfθレンズおよび光走査装置 - Google Patents

テレセントリックなfθレンズおよび光走査装置

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JP3142380B2 JP04202350A JP20235092A JP3142380B2 JP 3142380 B2 JP3142380 B2 JP 3142380B2 JP 04202350 A JP04202350 A JP 04202350A JP 20235092 A JP20235092 A JP 20235092A JP 3142380 B2 JP3142380 B2 JP 3142380B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレセントリックな
fθレンズおよび、このfθレンズを用いる光走査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】fθレンズは、等角速度的に偏向される
偏向光束による光走査を等速化する結像レンズであり、
光走査装置に関連して広く知られている。テレセントリ
ックなfθレンズでは被走査面に入射する走査光束の主
光線が被走査面に直交的になるので、光走査される感光
体の表面が被走査面(装置の設計条件に応じて一義的に
定まり、感光体は、その表面を被走査面位置に合致させ
るように配備される)に対し被走査面直交方向にずれて
もfθ特性が不変に保たれる。このため、精度のよいf
θ特性を必要とする光走査装置用のfθレンズとして、
テレセントリックなfθレンズが提案されている(特開
昭56−123509号公報、特開昭62−29992
7号公報)。
【0003】しかし、これら従来のテレセントリックな
fθレンズは、いずれも明るさの点で十分ではなく、性
能も必ずしも十分に高いとは言い難い。また特開昭62
−299927号公報記のfθレンズはレンズ最終面と
被走査面との間隔が狭く、面倒れ補正用シリンダーレン
ズを配備することが困難であり、光偏向器として面倒れ
を高度に補正した回転多面鏡や面倒れのないピラミダル
ミラーが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、FNo=8.5程度
と明るく、高性能のテレセントリックなfθレンズと、
このfθレンズを用い、光偏向器の面倒れを良好に補正
できる新規な光走査装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のテレセントリ
ックなfθレンズレンズは、図1に示すように、物体側
から像側に向かって順次、第1ないし第5群を配してな
る(請求項1)。第1群は物体側に凹面を向けた正メニ
スカスレンズ1、第2群はメニスカスレンズ3と負レン
ズ2の組合せレンズ、第3群は物体側が凹面である正メ
ニスカスレンズ4、第4群は物体側が凹面である正メニ
スカスレンズ5、第5群は正レンズ6である5群6枚構
成である。なお図1においてP点は入射瞳位置、即ち光
偏向器による偏光の起点、Sは被走査面を示す。
【0006】全系の焦点距離をf、第1群の焦点距離を
1、第2群の合成焦点距離をf2、第3群と第4群との
合成焦点距離をf3,4、物体側から数えて第i番目のレ
ンズ面の曲率半径をRi(i=1〜12)とするとき、
このfθレンズは条件: (1) −0.9<R2/f1<−0.1 (2) −0.7<f2/f1<−0.1 (3) −0.8<f2/f<−0.3 (4) 0.5<R8/R10<1.0 (5) 0.4<f3,4/f<1.8 を満足する。
【0007】第2群は、「物体側に凹面を向けたメニス
カスレンズと物体側が凹面である負レンズの組合せ」と
して構成することができる(請求項2)。この場合、図
1に示すように、2枚のレンズのうちの負レンズ2を物
体側に配してもよいし、図2に示すように、物体側に凹
面を向けたメニスカスレンズ3Aを物体側に配し、負レ
ンズ2Aを像側に配しても良い。
【0008】あるいはまた、第2群を、図3に示すよう
に「物体側に凸面を向け物体側に配されるメニスカスレ
ンズ3Bと、物体側が凹面で像側に配される負レンズ2
Bとにより構成する」こともできる(請求項3)。
【0009】上記請求項2または3記載のfθレンズに
おいて、第2群の負レンズを「負メニスカスレンズもし
くは両凹レンズ」とすることができる(請求項4)。ま
た、これら請求項2〜4記載のfθレンズにおいて、第
5群の正レンズは、「両凸レンズ、もしくは物体側に凹
面を向けたメニスカスレンズ、もしくは物体側が平面で
ある平凸レンズ」として構成することができる(請求項
5)。
【0010】この発明の光走査装置は、光源装置と、シ
リンダーレンズと、光偏向器と、fθレンズと、面倒れ
補正用シリンダーレンズとを有する(請求項6)。「光
源装置」は、平行光束を放射する。「シリンダーレン
ズ」は、光源装置から放射される平行光束を副走査対応
方向(光源装置から被走査面に到る光路を直線的に延長
した仮想的な光路上で、副走査方向と平行に対応する方
向)に収束させて主走査対応方向(上記仮想的な光路上
で、主走査方向と平行に対応する方向)に長い線像とし
て結像させる。「光偏向器」は、線像の結像位置近傍に
偏向反射面を有し、反射光束を等角速度的に偏向させ
る。「fθレンズ」は、偏向光束を主走査対応方向に関
して被走査面上に集光させるとともに光走査を等速化す
るレンズであって、上記請求項1または2または3また
は4または5記載のものである。
【0011】「面倒れ補正用シリンダーレンズ」は、f
θレンズと被走査面との間に配備され、fθレンズと共
働し、副走査対応方向に関して偏向光束を被走査面上に
集光させる。従って上記fθレンズと面倒れ補正用シリ
ンダーレンズとは、副走査対応方向に関して、上記「線
像」と被走査面位置とを幾何光学的に共役な関係とす
る。
【0012】
【作用】請求項1記載のテレセントリックなfθレンズ
における条件(1)〜(6)は、8.5程度の明るいF
Noを実現しつつ、良好な性能を得るための条件であ
る。
【0013】条件(1)は像面湾曲を良好に補正するた
めの条件である。条件(1)の範囲外では残存像面湾曲
が大きく、補正することができない。
【0014】条件(2)はコマ収差とfθ特性とを補正
するための条件である。条件(2)の範囲外では補正不
能なコマ収差が発生する。fθ特性は、条件(2)の下
限を超えるとオーバー、上限を超えるとアンダーとな
り、補正できなくなる。
【0015】条件(3)もコマ収差とfθ特性とを補正
するための条件である。条件(3)の範囲外では補正不
能なコマ収差が発生する。fθ特性は、条件(3)の下
限を超えるとアンダー、上限を超えるとオーバーとな
り、補正できなくなる。
【0016】条件(4),(5)は、像面湾曲とコマ収
差とfθ特性を補正するための条件である。これら条件
(4),(5)の範囲外では、残存像面湾曲、コマ収差
共に大きく、良好な補正ができない。fθ特性は、条件
(4),(5)の下限を超えるとアンダー、上限を超え
るとオーバーとなり、補正できなくなる。
【0017】なお、副走査対応方向に関する像面湾曲お
よび他の収差は、面倒れ補正用シリンダーレンズの使用
に依り容易に補正できるため問題とする必要がない。従
って上記条件(1)〜(5)の説明における「像面湾
曲」は主走査対応方向の像面湾曲を意味する。
【0018】
【実施例】以下、テレセントリックなfθレンズの具体
的な実施例を7例挙げる。図1に示したように、各実施
例において、物体側から数えて第i番目のレンズ面の曲
率半径をRi(i=1〜12)、第i番目と第i+1番目
のレンズ面の光軸上面間隔をDi(i=1〜11)、物体
側から数えて第j番目のレンズの材質の、波長670n
mの光に対する屈折率をNj(j=1〜6)とし、偏向
角:0における偏向反射面から第1番目のレンズ面まで
の光軸上の距離をD0とする。また、全系の焦点距離:
fを100として規格化し、画角(最大偏向角)を2ω
で表す。各実施例ともFNo=8.5である。
【0019】実施例1 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 17.500 1 −117.500 4.844 1 1.67358 2 −48.750 11.625 3 −31.125 5.000 2 1.83468 4 −275.000 6.875 5 −42.188 8.750 3 1.67358 6 −43.750 3.125 7 −175.625 10.725 4 1.67358 8 −69.500 18.063 9 −186.250 13.125 5 1.67358 10 −78.313 0.625 11 425.000 11.250 6 1.67358 12 −293.750 。
【0020】条件値の値 R2/f1=−0.405,f2/f1=−0.40,f2
/f=−0.481,R8/R10=0.887,f3,4
f=0.956 。
【0021】実施例2 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 19.310 1 −320.279 9.904 1 1.79465 2 −58.560 8.274 3 −38.847 5.869 2 1.79465 4 25000.000 14.680 5 −31.852 7.500 3 1.61420 6 −38.358 8.475 7 −104.749 8.764 4 1.71962 8 −69.623 2.870 9 −889.368 13.750 5 1.79465 10 −98.411 0.625 11 531.445 10.625 6 1.79465 12 −721.747 。
【0022】条件値の値 R2/f1=−0.660,f2/f1=−0.525,f
2/f=−0.466,R8/R10=0.707,f3,4
/f=0.909 。
【0023】実施例3 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 15.625 1 −66.971 3.385 1 1.79465 2 −40.748 9.920 3 −27.240 9.375 2 1.79465 4 −37.964 0.625 5 −56.104 6.250 3 1.52791 6 2500.000 25.489 7 −117.966 9.375 4 1.76702 8 −81.787 9.512 9 −325.374 10.000 5 1.76702 10 −120.097 0.625 11 −3963.656 11.250 6 1.76702 12 −140.341 。
【0024】条件値の値 R2/f1=−0.329,f2/f1=−0.499,f
2/f=−0.618,R8/R10=0.681,f3,4
/f=1.386 。
【0025】実施例4 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 18.750 1 −74.247 4.918 1 1.71962 2 −47.539 12.361 3 −33.619 9.343 2 1.79465 4 −49.413 9.441 5 −45.407 6.189 3 1.68146 6 −190.480 12.807 7 −88.937 8.125 4 1.79465 8 −66.497 0.625 9 −239.800 12.500 5 1.79465 10 −82.091 0.625 11 487.039 12.500 6 1.79465 12 −224.781 。
【0026】条件値の値 R2/f1=−0.279,f2/f1=−0.313,f
2/f=−0.535,R8/R10=0.810,f3,4
/f=0.990 。
【0027】実施例5 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 15.625 1 −66.875 4.630 1 1.71496 2 −39.244 8.938 3 −28.585 10.068 2 1.79465 4 −40.604 6.729 5 −47.698 5.000 3 1.68146 6 −257.474 24.777 7 −127.193 9.660 4 1.79465 8 −76.080 0.625 9 −331.129 11.250 5 1.79465 10 −121.378 0.625 11 ∞ 12.500 6 1.79465 12 −162.763 。
【0028】条件値の値 R2/f1=−0.316,f2/f1=−0.427,f
2/f=−0.530,R8/R10=0.627,f3,4
/f=1.144 。
【0029】実施例6 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 23.750 1 −180.889 6.250 1 1.79465 2 −93.207 0.625 3 58.446 5.625 2 1.79465 4 51.245 17.078 5 −32.818 4.375 3 1.61420 6 −223.727 9.954 7 −77.545 10.643 4 1.79465 8 −59.585 0.625 9 −273.786 13.125 5 1.79465 10 −90.187 0.625 11 43224.140 13.750 6 1.79465 12 −115.905 。
【0030】条件値の値 R2/f1=−0.397,f2/f1=−0.255,f
2/f=−0.598,R8/R10=0.661,f3,4
/f=0.990 。
【0031】実施例7 f=100,2ω=35.8 i Rii j Nj 0 17.987 1 −222.996 8.750 1 1.79465 2 −100.009 8.531 3 54.481 5.168 2 1.61420 4 50.300 10.625 5 −35.554 4.375 3 1.61420 6 5000.000 8.088 7 −79.347 9.213 4 1.79465 8 −62.287 6.908 9 −312.014 13.125 5 1.79465 10 −90.647 0.625 11 1680.373 13.750 6 1.79465 12 −113.389 。
【0032】条件値の値 R2/f1=−0.452,f2/f1=−0.260,f
2/f=−0.576,R8/R10=0.687,f3,4
/f=1.026 。
【0033】図5〜11に順次、上記実施例1〜7に関
する像面湾曲、コマ収差、fθ特性の図を示す。前述し
たように、副走査対応方向の像面湾曲は面倒れ補正用シ
リンダーレンズの使用により補正可能であるので、上記
図5〜11には主走査対応方向の像面湾曲のみを示して
いる。図中のθは偏向角を表す。fθ特性は周知の如
く、偏向角:θに対する理想像高をfθ、実際の像高を
Hとするとき、{(H−fθ)/fθ}×100%で定
義される量である。各実施例とも、収差、fθ特性は良
好に補正されている。
【0034】図4は、この発明の光走査装置の1実施例
を示している。符号10で示す光源装置は半導体レーザ
ーやLED等の光源とコリメートレンズとを有して構成
され、実質的な平行光束を放射する。光源装置10から
放射された平行光束はシリンダーレンズ12により副走
査対応方向にのみ収束されて光偏向装置である回転多面
鏡13の偏向反射面14の位置に、主走査方向に長い線
像Iとして結像し、回転多面鏡13の回転に伴い等角速
度的に偏向される。
【0035】偏向光束はテレセントリックなfθレンズ
15と面倒れ補正用シリンダーレンズ16との作用によ
り被走査面17上に光スポットとして集光され、被走査
面17を等速的に走査する。即ち偏向光束は、主走査対
応方向に関してはfθレンズ15により被走査面17上
に集光され、副走査対応方向に関してはfθレンズ15
と面倒れ補正用シリンダーレンズ16とにより被走査面
17上に集光される。fθレンズ15としては実施例1
〜7に示したようなテレセントリックなfθレンズが用
いられる。fθレンズ15と面倒れ補正用シリンダーレ
ンズ16とは、線像Iと被走査面17の位置とを副走査
対応方向に関し幾何光学的な共役関係としており、線像
Iの結像位置が偏向反射面14の位置であるので偏向反
射面14の面倒れは光スポットの副走査対応方向におけ
る結像位置に影響しない。
【0036】面倒れ補正用シリンダーレンズ16は、副
走査対応方向の像面湾曲や他の収差を良好に補正するよ
うに設定される。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、新規
なテレセントリックなfθレンズおよび、このfθレン
ズを用いる光走査装置を提供できる。この発明のテレセ
ントリックなfθレンズは、前述の如く構成されている
ので、8.5程度と明るいFNoを実現しつつも主走査
対応方向の像面湾曲およびコマ収差が良好に補正され、
尚且つfθ特性に優れた高性能のものが実現できる。ま
た、この発明の光走査装置は上記の如き構成となってい
るので、面倒れを補正し、感光体と被走査面との位置誤
差に拘らずfθ特性の変化しない良好な光走査を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテレセントリックなfθレンズのレ
ンズ構成の1例を説明するための図である。
【図2】この発明のテレセントリックなfθレンズのレ
ンズ構成の別例を説明するための図である。
【図3】この発明のテレセントリックなfθレンズのレ
ンズ構成の他の例を説明するための図である。
【図4】この発明の光走査装置の1実施例を示す斜視図
である。
【図5】テレセントリックなfθレンズに関する実施例
1に関する収差とfθ特性の図である。
【図6】テレセントリックなfθレンズに関する実施例
2に関する収差とfθ特性の図である。
【図7】テレセントリックなfθレンズに関する実施例
3に関する収差とfθ特性の図である。
【図8】テレセントリックなfθレンズに関する実施例
4に関する収差とfθ特性の図である。
【図9】テレセントリックなfθレンズに関する実施例
5に関する収差とfθ特性の図である。
【図10】テレセントリックなfθレンズに関する実施
例6に関する収差とfθ特性の図である。
【図11】テレセントリックなfθレンズに関する実施
例7に関する収差とfθ特性の図である。
【符号の説明】
1 第1群(正メニスカスレンズ) 2 第2群の負レンズ 3 第2群のメニスカスレンズ 4 第3群(正メニスカスレンズ) 5 第4群(正メニスカスレンズ) 6 第5群(正レンズ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から像側に向かって順次、第1ない
    し第5群を配してなり、 第1群は物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、第
    2群はメニスカスレンズと負レンズの組合せレンズ、第
    3群は物体側が凹面である正メニスカスレンズ、第4群
    は物体側が凹面である正メニスカスレンズ、第5群は正
    レンズである5群6枚構成であり、 全系の焦点距離をf、第1群の焦点距離をf1、第2群
    の合成焦点距離をf2、第3群と第4群との合成焦点距
    離をf3,4、物体側から数えて第i番目のレンズ面の曲
    率半径をRi(i=1〜12)とするとき、条件: (1) −0.9<R2/f1<−0.1 (2) −0.7<f2/f1<−0.1 (3) −0.8<f2/f<−0.3 (4) 0.5<R8/R10<1.0 (5) 0.4<f3,4/f<1.8 を満足することを特徴とするテレセントリックなfθレ
    ンズ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のfθレンズにおいて、 第2群は、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズと物
    体側が凹面である負レンズの組合せレンズであることを
    特徴とするテレセントリックなfθレンズ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のfθレンズにおいて、 第2群は、物体側に凸面を向け物体側に配されるメニス
    カスレンズと、物体側が凹面で像側に配される負レンズ
    との組合せレンズであることを特徴とするテレセントリ
    ックなfθレンズ。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のfθレンズにおい
    て、 第2群の負レンズが負メニスカスレンズもしくは両凹レ
    ンズであることを特徴とするテレセントリックなfθレ
    ンズ。
  5. 【請求項5】請求項2または3または4記載のfθレン
    ズにおいて、 第5群が、両凸レンズ、もしくは物体側に凹面を向けた
    メニスカスレンズ、もしくは物体側が平面である平凸レ
    ンズであることを特徴とするテレセントリックなfθレ
    ンズ。
  6. 【請求項6】平行光束を放射する光源装置と、 光源装置から放射される平行光束を副走査対応方向に収
    束させて主走査対応方向に長い線像として結像させるシ
    リンダーレンズと、 上記線像の結像位置近傍に偏向反射面を有し、反射光束
    を等角速度的に偏向させる光偏向器と、 偏向光束を主走査対応方向に関して被走査面上に集光さ
    せ、且つ光走査を等速化するfθレンズと、 このfθレンズと被走査面との間に配備され、fθレン
    ズと共働し、副走査対応方向に関して偏向光束を被走査
    面上に集光させる面倒れ補正用シリンダーレンズとを有
    し、 上記fθレンズが、請求項1または2または3または4
    または5記載のテレセントリックなfθレンズであるこ
    とを特徴とする光走査装置。
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