JP4850192B2 - 巻上牽引機 - Google Patents
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Description
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1の巻上牽引機を示す拡大正面図、図2は連結ボックスの側面図、図3は図1に示す巻上牽引機の連結ボックスを取りはずした状態を示す拡大正面図である。図において、1は巻上牽引機であるチェーンブロック本体で、ロードシーブ2、ロードシーブ2を駆動する駆動軸3、ロードシーブ2及び駆動軸3を支持する一対の本体フレーム4、本体フレーム4を 固定し、先端が駆動装置9のカバー13を貫通する固定ボルト5、ロードシーブ2に巻き掛けられたロードチェーン6、チェーンブロック本体の上端に設けられ
た上フック7、ロードチェーン6の下端に設けられた下フック8を備えている。9は駆動軸3を駆動する駆動装置で、チェーンブロック本体1の本体フレーム4の1側に設けられている。駆動装置9は、駆動軸3の端部に螺合された駆動部材であるハンドホイール10、ハンドホイール10の回転を駆動軸3に伝達し、かつ、吊荷の落下を防止するメカニカルブレーキ11、ハンドホイール10に巻き掛けられるハンドチェーン12を備え、駆動装置9全体は伝達プレート16を挿入可能とするように、伝達プレート16の外径よりわずかに大きい内径の開口部13aを備えるカバー13で被われている。尚、ハンドホイール10は、ハンドチェーン12を巻き掛け保持するためのホイール溝10aと、ブレーキ板30と当接する円形のブレーキ面10bと、ハンドホイール10を貫通する嵌合孔10cを備え、駆動軸3に螺進退自在に螺合されている。14は動力連結装置で、ハンドホイール10に設けた嵌合孔10cに嵌装される伝達軸15を有する伝達プレート16、伝達プレート16と増速ギヤ19aとをスプライン結合し、先端に動力手段嵌合部17を有する第1入力軸18、第1入力軸18と増速ギヤ19bを介して連接され、増速ギヤ19bとスプライン結合し、先端に動力手段嵌合部20を有する第2入力軸21を備え、第1入力軸18、第2入力軸21及び増速ギヤ19a、19bは一対のフレーム22a、22bで形成される連結ボックス22に内設されている。連結ボックス22は、連結ボックス22に嵌挿された連結ナット23を、駆動装置9のカバー13を貫通する固定ボルト5に螺着することによって、チェーンブロック本体1に対して取り外し可能に装着される。24はカバー13と連結ボックス22のフレーム22a間に設けられる位置決め部材で、連結ボックス22の連結ナット23による固定を確実とするように、カバー13の外側端面と接する長さを有する。25は連結ボックス22のフレーム22bの第1入力軸及び第2入力軸近傍に設けられ、モータを内蔵する動力手段26に設けた係止片27が嵌合する逆U字状ストッパーである。29は駆動軸3の段部に軸方向(図1の左側方向)の移動を規制され、駆動軸3と一体回転するよう嵌装されるブレーキ受け、30は爪車31を介してブレーキ受け29に回転自在に嵌装される一対のリング状のブレーキ板、31は爪軸32に回動可能に軸支される爪(図示せず)と係合する歯を備え、ブレーキ受け29に回転自在に嵌装された爪車である。26は動力手段、27は前記した逆U字状ストッパー25に嵌合する係止片、28はスイッチ、37は連結ボックス22に設けた第1入力軸18または第2入力軸21の動力手段嵌合部17、20に嵌合する動力伝達部である。上記動力手段26、係止片27、動力伝達部37で動力手段を構成する。
〔実施の形態2〕
本発明の実施の形態2について、図4〜図8を参照して説明する。
〔実施の形態3〕
本発明の実施の形態は、ノズルの動力手段側突出部を直接動力手段支持フレームに嵌合するようにし、かつノズルの係着手段において、実施の形態2と異なるが、その他の構成は実施の形態2と同じである
以下、本実施の形態について、図9〜図11を参照して説明する。図において、ノズル41は連結ボックス22のフレーム22bに固設され、該ノズル41のフレーム22bから動力手段26側への突出部は、中空の突出軸である被接続部43であって、動力手段支持フレーム33に設けた嵌合孔33aに嵌挿され、その先端部には、後記する係止体46が嵌入される抜け止め溝43cを備えている。また、被接続部43の端は、エアー排気ホース35の端部に設けた接続部42と係着して、エアー排気ホース35と接続する。また、被接続部43の端部はテーパー部43dとなっており、動力手段支持フレーム33をノズル41に嵌挿する際、嵌合孔33a及び係止体46をスムースにガイドする。係止体46は一端が動力手段支持フレーム33に設けられた支持軸47に軸支され、他端には係止体46を開閉操作する操作レバー48が設けられている。また、支持軸47にはバネ50が巻着されており、係止体46に下方に回動する付勢力を与えている。49は係止体46の端部が係合するストッパーである。図11に示す43a、43bはノズルの被接続部で、43bは実施の形態2において記載した通り、カバー13の開口部13b側に設けられており、オイルミストが混入したエアーを外部に排出し易くする場合に用いられる。
〔実施の形態4〕
本実施の形態は、連結フレーム及び動力手段支持フレームに、両者を固設する固着手段を設けた点で、実施の形態3と異なるが、その他の構成は実施の形態と同一であるので、説明を省略する。
2 ロードシーブ
3 駆動軸
4 本体フレーム
5 固定ボルト
6 ロードチェーン
7 上フック
8 下フック
9 駆動装置
10 ハンドホイール
10a ホイール溝
10b ブレーキ面
10c 嵌合孔
10d ブレーキ面外径部
10e エアー供給孔
11 メカニカルブレーキ
12 ハンドチェーン
13 カバー
13a カバー開口部
13b 開口部(ハンドチェーン開口部)
14 連結装置
15 伝達軸
16 伝達プレート
17 動力手段嵌合部
18 第1入力軸
19a、19b 増速ギヤ
20 動力手段嵌合部
21 第2入力軸
22 連結ボックス
22a フレーム
22b フレーム
23 連結ナット
24 位置決め部材
25 ストッパー
26 動力手段
26a 動力軸
26b 駆動ギヤ
26c 従動ギヤ
27 係止片
28 スイッチ
29 ブレーキ受け
30 ブレーキ板
31 爪車
32 爪軸
33 動力手段支持フレーム
33a 嵌合孔
34 エアー供給ホース
35 エアー排気ホース
37 動力伝達部
38 支持ブラケット
38a 2又状嵌合部
39 補助ブラケット
40 軸受部
41 ノズル
42 接続部
43、43a、43b 被接続部
43c 抜け止め溝
43d テーパー部
45 係止フレーム
46 係止体
47 支持軸
48 操作レバー
49 ストッパ
50 バネ
51 リブ
52 抜け止め体
52a 凹部
52b 狭幅部
53 係止部材
54 係止ピン
54a 大径部
54b 小径部
55a、55b 三方逆支弁
56a、56b 逆止弁
Claims (7)
- ロードチェーンが巻回されるロードシーブと、ブレーキ手段を内側に備え、ブレーキ手段を介して前記ロードシーブを回転させるハンドホイールと、前記ハンドホイールと係合し、動力手段の動力をハンドホイールに伝達する伝達プレートと、連結ボックスに装着され、前記伝達プレートと動力伝達可能に連結し、かつ動力手段と着脱可能に係合する入力軸と、動力手段である正逆転可能なエアーモータと、前記ブレーキ手段を前記エアーモータの排気エアーで冷却する冷却エアー排出手段を備えたことを特徴とする巻上牽引機。
- 入力軸は、動力手段と着脱可能に係合する第1入力軸と、第1入力軸と増速ギヤを介して連設され、動力手段と着脱可能に係合する第2入力軸を備えたことを特徴とする請求項1記載の巻上牽引機。
- 動力手段を支持フレームに装着し、前記支持フレームは、連結ボックスに固設された突出部材と嵌合する嵌合手段からなる係止手段と、前記動力手段である正逆転可能なエアーモータと、前記エアーモータの排気エアーで前記ブレーキ手段を冷却する冷却エアー排出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の巻上牽引機。
- 冷却エアー排出手段は、前記エアーモータと連通するエアーホースと、前記エアーホースと連結し、連結ボックスに固設されて、ハンドホイール外側面を冷却するノズルであることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の巻上牽引機。
- ハンドホイールは、排気エアーをブレーキ部に排出するエアー供給孔を有することを特徴とする請求項4記載の巻上牽引機。
- 係止手段は、前記支持フレームに設けたL字型支持ブラケットであり、前記突出部材は、前記エアーモータと連通するエアーホースに連結されるノズルであり、前記L字型支持ブラケットを前記ノズルの基端部に係止し、前記連結ボックスと前記支持フレームを係止することを特徴とする請求項3記載の巻上牽引機。
- 係止手段は、前記連結ボックスに固設された抜け止め部材と係合する係止部材を有することを特徴とする請求項6記載の巻上牽引機。
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