JP4849469B2 - 接続頭部と曲げ部を有する高圧用燃料噴射管の製造方法 - Google Patents
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従来、噴射管の接続頭部については、前記したごとく、配設使用時の高圧流体に起因して該ポケット部付近に発生するキャビテーションエロージョンによる前記亀裂の発生を防止する手段として、頭部内側のポケットを深さが浅くかつなだらかとする方法や、頭部内側のポケットを金属製円筒部材で被覆する方法等が提案されているが、200MPa以上の内圧疲労強度を確保するためには技術的には必ずしも十分とは言えなかった。
すなわち、最近の蓄圧式燃料噴射システムの高圧仕様に伴い、燃料噴射による脈動が大きくなり、その影響は多数回噴射を行う場合、プレ噴射による圧力変動がメイン噴射時の圧力すなわち噴射量に影響を与える時の弊害が大きいため、この脈動を減少させるためには管内径を大きくする必要が生じ、前記した肉厚/外径の比率が小さくなる傾向にあること、コモンレールシステムの場合は、ポンプとノズルの間にコモンレールが入るために噴射管自体の長さが短くなり、かつ狭い場所(空間)での配管が必要となったことにより、曲げ加工部(屈曲部分)の曲げRが小さくなり、内径偏平率が10%を超えるようになったこと、内圧による繰返し疲労に起因する破壊を防止するために噴射管の内表面精度をより高める必要があること(内面疵を小さくすること)等である。
また、本発明は、前記接続頭部の内周面が当該鋼管の内周面の径に近い管軸方向断面の輪郭が略フラットな円筒状面を有することを好ましい態様とするものである。
さらに、本発明の噴射管は、前記記環状フランジ部の首下部にワッシャーを圧嵌もしくは遊嵌させて組込んで構成したり、さらに、少なくとも前記シート面に軟質層を設けるとより効果的であり、かつその軟質層は脱炭層であることが好ましい。この場合、前記軟質層は加熱による軟化層であること、または前記軟質層にさらに軟質金属が被着されていることが好ましい。
さらに、本発明方法は、前記同じ手法で厚肉細径鋼管の端部に接続頭部を形成せしめた後、当該鋼管に曲げ加工を施して内径偏平率が6%以下の曲げ部を形成し、しかる後熱処理工程にて焼き入れ・焼戻し処理を施してもよい。
また、本発明法では、前記厚肉細径鋼管の熱処理工程における熱処理雰囲気ガス中のO2、CO、CO2 、H2 、湿度などを調整して脱炭雰囲気とすることにより、前記脱炭層を設けることができる。またその場合、前記厚肉細径鋼管の接続頭部の少なくともシート面が形成される部位を露出させ、他の外周表面をマスキングして熱処理工程を実施することが好ましいが、マスキングしないで熱処理工程を実施してもよい。
前記接続頭部の形成後、該接続頭部のシート面もしくはシート面より先端部分と首下部付近に配設した電極間に通電しシート面を加熱する方法、前記電極のシート面の接触面に高電気抵抗材料製チップを設けてシート面を加熱する方法、前記シート面の加熱前もしくは加熱後、加熱電流より小さな電流をさらに継続して通電してシート面付近を予熱もしくは徐冷する方法、前記シート面の加熱前もしくは加熱後、炉中にて予熱もしくは徐冷する方法、接続頭部のシート面を高周波誘導加熱方式により加熱する方法等を用いることができる。さらに、前記シート面に近接して電気ヒーターを設け、該ヒーターに通電して発熱させて該ヒーター表面からの輻射熱により前記シート面を加熱し当該シート面表層を軟化させる方法、前記シート面に高温に加熱した昇温パンチ部材を接触・押圧して該昇温パンチ部材の熱をシート面に伝熱させて該シート面の表面層を軟化させる方法、前記シート面を火炎により直接加熱して該シート面の表面層を軟化させる方法、前記シート面を溶融した軟質金属またはガラスに浸漬し、その後シート面を仕上げ加工する方法等を用いることもできる。
さらに、本発明に係る噴射管は、曲げ加工部の偏平率が6%以下と小さいので、当該曲げ部が内周面から疲労破壊することがなく、偏平部分の破損の危険性が大幅に少なくなる。
また、本発明に係る噴射管の製造方法によれば、管端末成形後、焼入れ・焼戻し処理を施すことにより、管端末および直管部等が前記熱処理によって残留応力が除去され、かつ強度が高くなるので、接続頭部の形状およびポケットの大きさは適宜選択することができる上、焼入れ・焼戻し処理前で伸びの大きい状態でのプレス成形においてポケットに有害な亀裂の発生がない形状が選定できる。さらに好ましくは、前記したポケット(環状凹部)がほとんど存在しないように接続頭部を成形することにより、該頭部内周面からの疲労破壊を大幅に減少させることが可能となり、さらに曲げ加工部における疲労破壊を可及的に防止することが可能となるので、200MPa以上の内圧疲労強度を有する噴射管を得ることができる。
さらに、本発明の接続頭部はシート面の表層に脱炭雰囲気中の熱処理により形成された脱炭による軟質層又は加熱により形成された焼鈍による軟質層が存在するので締結時に相手部品(コモンレール、インジェクター、高圧ポンプ)継手部の受圧座面の塑性変形を防止することができ、高いシール性が得られる。また、焼入れや焼戻しの熱処理時の雰囲気を脱炭雰囲気とすることにより接続頭部のシート面の表層に脱炭層としての軟質層を得ることができ、さらに接続頭部を通電などにより直接もしくは間接に加熱することによりシート面に加熱による軟質層を得ることができるので、前記と同様、相手部品継手部の受圧座面の塑性変形を防止することができ、高いシール性が得られる。
さらに、該噴射管の硬さをHv285以上、引張強度を900MPa以上としたのは、硬さがHv285未満あるいは引張強度が900MPa未満では耐内圧疲労性が確保できないためである。さらにまた、熱処理工程にて焼き入れ・焼戻し処理を施し伸びが5%以上の管材を得ることとしたのは、その後の曲げ加工を施すのに5%以上の伸びを必要とするからである。
通電加熱方式としては、接続頭部のシート面もしくはシート面より先端部分と該頭部首下部付近に配設した電極間に通電してシート面の表層を加熱し、好ましくはその前に予熱もしくはその後徐冷して軟化焼鈍する方法を採用することができる。その際、シート面側電極のシート面との接触部に高電気抵抗材料製チップを取付けてシート面の表面を加熱すると、高電気抵抗材料製チップが集中的に発熱するので当接部を選択的に軟化することができ、より効果的に軟化焼鈍することができる。ここで、高電気抵抗材料としては、例えばタングステン、モリブデン、ニッケル−クロム合金、シリコン−カーバイド等を用いることができる。電熱ヒーター表面からの輻射熱による間接加熱方式、好ましくはシート面の形状にほぼ沿うように形成した電熱ヒーター表面からの輻射熱により、好ましくは噴射管を回転させながらシート面を加熱して軟化焼鈍する方法を採用することができる。高温パンチ部材による直接加熱方式は、例えばプレス成形装置と同様の装置に昇温パンチ部材を退避位置で高温に加熱しておき、その高温に加熱された昇温パンチ部材を前進動させてシート面に当接させて該シート面を加熱軟化させる方式を採用することができる。火炎による直火加熱方式は、例えば可燃性ガス等によるバーナーフレームで好ましくは噴射管を回転させながら直接シート面を加熱して軟化焼鈍する方法を採用することができる。浸漬方式は、高温液体にシート面部を浸漬して該シート面を加熱軟化する方式であり、溶融状態の金属(Sn、Al、Bi、Sb、およびこれらの基合金等)、ガラス等の高温液体中に接続頭部のシート面部を浸漬して軟化焼鈍する方法を採用することができる。この方式の場合、シート面部に付着した溶融金属は切削あるいはエッチング等により除去することができるが、僅かに残留させてこれをプレスで押圧してシート面表層として使用することも可能である。また、シート面に付着したガラスは、焼入れ温度以下まで冷却されたことを確認後、水冷により破砕して除去することができる。
なお、上記した各種加熱軟化方式によるシート面の軟化焼鈍は700〜800℃程度で行なわれることが好ましい。また、軟化焼鈍前に予熱したり軟化焼鈍後に徐冷することによりシート面の急冷による硬さの軟化不足が妨げられてよい。
前記した曲げ加工方法を実施するための装置としては、例えば上下二分割構造の曲げロール、この曲げロールの周面に噴射管を押圧しながら、この噴射管を介してロール周面上を所定角度回動して当該噴射管を順次曲げ加工する上下二分割構造のクランプ治具および反力受具を有する曲げ手段を備えた装置を用いることができる。
[実施例]
この噴射管を製造する場合は、まず当該素管を規定の製品長さに切断し、端末加工および部品の装着を施す。端末加工は、例えば図3に示す接続頭部成形方法を採用することができる。すなわち、成形に際しては、規定の製品長さに切断されかつ開口端部を面取り加工された厚肉細径鋼管1−1の端部に、予め先端側に接続頭部の頭部加工代Lを残して短寸筒状のワッシャー(スリーブワッシャー)4を組込み、しかる後当該鋼管1−1をチャック15に保持した状態で当該鋼管1−1の先端部をパンチ部材16により軸芯方向へ押圧する。この押圧により厚肉鋼管1−1の頭部加工代Lの部分が塑性流動し、厚肉鋼管1−1の先端部に、外側周面を相手座部への球面状のシート面2−1と、該シート面2−1から軸芯方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部2−3と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部2−3まで先端に向って先細りとなる円錐面2−2とから構成され、かつ頭部内周面が当該鋼管の内周面に近いフラットな面を有する接続頭部2が得られる。この方法の場合は、成形加工の際、予め先端側に接続頭部の加工代Lを残してワッシャー4を組込み、しかる後に端部付近をチャック15に保持した状態でプレス成形するので、前記ワッシャー4は頭部首下部に圧嵌されるが、所定長さの厚肉細径鋼管1−1にワッシャー4をチャック15から離して当該鋼管に遊嵌せしめた状態で前記プレス成形を施して接続頭部2を成形し、しかる後に該頭部首下部に前記短寸筒状のワッシャー4を移動させて圧嵌もしくは遊嵌して嵌着せしめてもよい。このワッシャー4を遊嵌せしめた状態で接続頭部2を成形する方法としては、図4にその一例を示すように規定の製品長さに切断されかつ開口端部を面取り加工された厚肉細径鋼管1−1に前記ワッシャー4をチャック15から離して当該鋼管に遊嵌せしめた状態で当該鋼管を接続頭部の頭部加工代Lを残してチャック15’に保持し、この状態で当該鋼管1−1の先端部をパンチ部材16により軸芯方向へ押圧する。この押圧により前記と同様、厚肉鋼管1−1の頭部加工代Lの部分が塑性流動し、厚肉鋼管1−1の先端部に、外側周面を相手座部への球面状のシート面2−1と、該シート面2−1から軸芯方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部2−3と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部2−3まで先端に向って先細りとなる円錐面2−2とから構成され、かつ頭部内周面が当該鋼管の内周面に近いフラットな面を有する接続頭部2が得られる。この方法の場合は、プレス成形後にワッシャー4を頭部首下部に移動させて嵌着する。
なお、接続頭部2の成形に用いるパンチ部材16としては、球面状のシート面2−1、円錐面2−2、環状フランジ部2−3、環状フランジ部外径D1、接続頭部端末から環状フランジ部背面までの距離L1およびシート面2−1の球体半径Rのそれぞれに対応する球面16−1、円錐面16−2、フラット部16−3および芯金16−4を形成したものを用いることはいうまでもない。
Pr=[(MaxhーMinh)/ h ]×100(%)
Maxh:曲げ加工後の管の最大内径(mm)
Minh:曲げ加工後の管の最小内径(mm)
h :曲げ加工前の管の平均内径(mm)
すなわち、燃料噴射管の高圧繰返し試験を行うと、曲げ部3の曲げ平面に垂直な管内(中立軸付近)壁を起点に疲労破壊が発生する。この要因としては、管の曲げ加工により曲げ部は加工硬化されるが、特に中立軸付近では他の部位に比べ変形が少なく硬化が少ないため、疲労限界の向上が乏しく、また、断面が曲げ加工により潰れるため、中立軸付近が応力集中し易い形になることが考えられる。このため、曲げ加工品のFEM解析を行うと、曲げ部3の内径偏平率Prが6%を超える7%の潰れ部分では最大40%アップの応力増加となっていることが判明した。かかる知見より、本発明では曲げ部3の内径偏平率Prを6%以下と規定した。
まず図6に示す方法は、通電加熱方式により噴射管1の接続頭部2のシート2−1面を加熱軟化する方法を例示したもので、図6(a)では接続頭部2のシート面2−1側に、図6(b)ではシート面2−1先端部分にカップ状電極7を、接続頭部2の首下部付近にチャック状電極8をそれぞれ配設する。この方法の場合は、より効果的にシート面を加熱するために、パイプ側のチャック状電極8の接触面積をシート面2−1側のカップ状電極7の接触面積より大きく、好ましくは2倍以上大きくしてシート面2−1以外の表面の軟化を防止する。そして、両電極7、8間に通電してシート面2−1の表層を軟化温度(700〜800℃程度)に加熱した後、通電電流を小さくしながら継続して通電もしくは炉中に保持することにより徐冷して急冷による硬化を防止する。このようにしてシート面2−1の表層を軟化させる。なお、通電もしくは炉中加熱により予熱して急冷されることによる硬化を防止してもよい。
さらに、本発明に係る噴射管は、曲げ加工部の内径偏平率が6%以下と小さいので、当該曲げ部が内周面から疲労破壊することがなく、偏平部分の破損の危険性が大幅に少なくなる。
また、本発明に係る噴射管の製造方法によれば、管端末成形後、焼入れ・焼戻し処理を施すことにより、管端末および直管部等が前記熱処理によって残留応力が除去され、かつ強度が高くなるので、接続頭部の形状およびポケットの大きさは適宜選択することができる上、プレス成形においてポケットに有害な亀裂の発生がない形状が選定できる。さらに好ましくは、前記したポケット(環状凹部)はほとんど存在しないように接続頭部を成形することにより、該頭部内周面からの疲労破壊を大幅に減少させることが可能となり、さらに曲げ加工部における疲労破壊を可及的に防止することが可能となるので、200MPa以上の内圧疲労強度を有する噴射管を得ることができる。
したがって、本発明は、ディーゼル内燃機関における燃料の供給路として配設多用される高圧用燃料噴射管に限らず、比較的細径からなる厚肉鋼管による接続頭部を有する各種の高圧金属配管にも適用可能である。
さらに、本発明の接続頭部はシート面の表層に脱炭雰囲気中の熱処理により形成された脱炭による軟質層又は加熱により形成された焼鈍による軟質層が存在するので、締結時に相手部品(コモンレール、インジェクター、高圧ポンプ)継手部の受圧座面の塑性変形を防止することができる。
また、焼入れや焼戻しの熱処理時の雰囲気を脱炭雰囲気とすることにより接続頭部のシート面の表層に脱炭層としての軟質層を得ることができ、さらに接続頭部を通電などにより直接もしくは間接に加熱することによりシート面に加熱による軟質層を得ることができる。
2 接続頭部
3 曲げ部
4 ワッシャー
5 締付ナット
6−1 下型
6−2 上型
7 カップ状電極
8 チャック状電極
9 高電気抵抗材料製チップ
10 電熱ヒーター
11 昇温パンチ部材
12 バーナー
13 渦巻状電極
14 高温の溶融金属または溶融ガラス等の高温液体
15、15’ チャック
16 パンチ部材
Claims (10)
- 内径偏平率が6%以下の曲げ部を有し、かつ硬さがHv285以上、引張強度が900MPa以上の高圧燃料噴射管の製造方法であって、最終伸管後の厚肉細径鋼管を規定の製品長さに切断し、次いで該所定長さの厚肉細径鋼管の端部に、予め先端側に接続頭部の加工代を残してチャックに保持した状態で押型を備えたパンチ部材による軸方向先端部外方からプレス成形して、端部に外側周面を球面となすシート面を有する接続頭部と、該頭部に連なる拡径した環状フランジ部および前記シート面に連なって前記環状フランジ部まで先端に向かって先細りとなる円錐面を形成せしめた後、熱処理工程にて焼き入れ・焼戻し処理を施し伸びが5%以上の管材を得、該管材に曲げ加工を施して内径偏平率が6%以下の曲げ部を形成することを特徴とする、接続頭部と曲げ部を有する高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 内径偏平率が6%以下の曲げ部を有し、かつ硬さがHv285以上、引張強度が900MPa以上の高圧燃料噴射管の製造方法であって、最終伸管後の厚肉細径鋼管を規定の製品長さに切断し、次いで該所定長さの厚肉細径鋼管の端部に、予め先端側に接続頭部の加工代を残してチャックに保持した状態で押型を備えたパンチ部材による軸方向先端部外方からプレス成形して、端部に外側周面を球面となすシート面を有する接続頭部と、該頭部に連なる拡径した環状フランジ部および前記シート面に連なって前記環状フランジ部まで先端に向かって先細りとなる円錐面を形成せしめた後、当該鋼管に曲げ加工を施して内径偏平率が6%以下の曲げ部を形成し、しかる後熱処理工程にて焼き入れ・焼戻し処理を施すことを特徴とする、接続頭部と曲げ部を有する高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記厚肉細径鋼管の熱処理工程における熱処理雰囲気を脱炭雰囲気とすることを特徴とする請求項1または2に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記厚肉細径鋼管の接続頭部の少なくともシート面が形成される部位を露出させ、他の外周表面をマスキングして熱処理工程を実施することを特徴とする請求項3に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記所定長さの厚肉細径鋼管の端部に、予め先端側に接続頭部の加工代を残して短寸筒状のワッシャー部材を組込み、しかる後に端部付近をチャックに保持した状態でプレス成形し、かつ前記接続頭部の形成に伴って、該直管部分に位置して前記ワッシャー部材を圧嵌もしくは遊嵌させて嵌着せしめることを特徴とする請求項1または2に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記接続頭部の形成後、該接続頭部のシート面もしくはシート面より先端部分と首下部付近に配設した電極間に通電しシート面を加熱することを特徴とする請求項1、2、5のいずれか1項に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記電極のシート面との接触面に高電気抵抗材料製チップを設けたことを特徴とする請求項6に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記接続頭部の形成後、該接続頭部のシート面を高周波誘導加熱方式により加熱することを特徴とする請求項1、2、5のいずれか1項に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記シート面の加熱による軟化時、加熱前に予熱および/または加熱後に徐冷することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
- 前記予熱および/または徐冷を加熱炉中にて保持または通電による加熱により行うことを特徴とする請求項9に記載の高圧用燃料噴射管の製造方法。
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