JP4849318B2 - マグネットロール収容容器及びその多段重ね構造体 - Google Patents

マグネットロール収容容器及びその多段重ね構造体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば複写機やレーザプリンタ等の現像ロールに用いられるマグネットロールを搬送したり保管する際に使用されるマグネットロール収容容器に関するものであり、さらにはその多段重ね構造体に関する。
複写機やプリンタ等の感光ドラムに形成された静電潜像を可視化する現像ロールに用いられるマグネットロールは、例えばシャフトの周面にマグネットピースを貼り合わせ、その外側にアルミニウムやステンレス等からなる円筒状のスリーブを装着することにより構成されている。そして、現像に際しては、前記スリーブにより現像剤(トナー)を感光ドラム表面に搬送し、これを紙等に定着することで、静電潜像に応じた文字や画像等を可視化(印刷)する。
前記マグネットロールは、磁気を帯びていること、長尺で比較的重量が大きな製品であること、及びスリーブ表面の傷や汚れ等が画像に影響することから、その搬送や保存に際しては紙やフィルム、緩衝シート等で個別に包装し、さらに段ボール箱等の容器に箱詰めするというのが一般的である。ただし、このような梱包形態を採用した場合、製品を個別に包装する手間が増え、また容器の他に包装材も必要であるので、その処理の問題も発生する。
そこで、マグネットロールを個別に包装することなく収容可能とした搬送容器が提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。特許文献1には、柔軟性を有する合成樹脂材料を用いてビーズ法型内発泡成形により製作され、複数のマグネットローラーを相互に間隔をあけて並列状に収容可能なマグネットローラー輸送容器であって、マグネットローラーの支軸部を保持する、上端を開放した上下方向に細長い保持溝を設け、保持溝の途中部にマグネットローラーの支軸部の直径よりも通路幅を狭くして、素材の弾性変形を利用して支軸部の通過を許容する狭隘部を一体的に形成し、保持溝の奥部に支軸が嵌合可能な嵌合受け部を一体的に形成したマグネットローラー輸送容器が開示されている。
特開2004−18009号公報
一般に、搬送容器としては、紙製の容器やプラスチックの真空成形品、射出成形品、ビーズ法発泡ポリスチレンの成形品、押出法発泡ポリオレフィンの加工品等が実用化されている。しかしながら、例えば厚さが厚いプラスチック製の容器では、剛性の点では十分であるが、製造コストを要し、かさばるため未使用時の保管や容器のみの搬送時に利便性に乏しいという問題がある。逆に、厚さが薄いものを選択すると、重量物に対して剛性が不足し、積み重ねることが難しいという問題がある。また、十分な保護機能を果たせず、マグネットロールに対して不用意に衝撃が加わったり、搬送中にマグネットロールを破損する等の問題が生ずるおそれもある。
したがって、マグネットロールをそのまま収容するに適した容器は、これまでほとんど見当たらず、特許文献1記載の輸送容器は、マグネットロールをそのまま収容し得る数少ない容器の一つである。特許文献1記載の輸送容器は、ビーズ法型内発泡成形により製作されるものであり、軽量であるという利点を有し、スリーブを中空に保持する構造を有するのでスリーブを確実に保護することができるという特徴を有する。また、素材の弾性変形を利用してシャフトを保持する保持構造を有し、マグネットロールの飛び出し防止も図られている。
しかしながら、前記特許文献1記載の容器は、発泡ポリスチレン等の発泡材料により形成されており、摩耗等により簡単に微粉が発生し、これがスリーブに付着して悪影響を及ぼすおそれがある。また、発泡材料は非常にかさばり、不使用時の利便性に乏しいという問題がある。さらに大きな問題として、前記シャフトの保持構造ではシャフトの掴み所がなく、マグネットロールの出し入れの際のハンドリングが悪いという問題がある。マグネットロールにおいては、スリーブ部分を掴むことは好ましくなく、その出し入れに際してはシャフトを掴む必要があるが、特許文献1記載の容器では、シャフトは溝内に入り込んでしまっており、簡単に取り出すことができない。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、マグネットロールのスリーブ部分を確実に保護することができ、しかもシャフト部分を掴んでマグネットロールを簡単に取り出すことが可能なマグネットロール収容容器を提供することを目的とする。また、本発明は、積み重ねた場合に十分な強度を発揮し、重量物であっても破損することなくマグネットロール収容容器内に収容することが可能な多段重ね構造体を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明のマグネットロール収容容器は、樹脂材料からなる板材の成形品として構成され、スリーブ及びその両端に突出するシャフトを有するマグネットロールを収容するマグネットロール収容容器であって、前記シャフトを保持するシャフト保持部を有し、前記シャフトの少なくとも先端部分及びスリーブが中空状態で保持され、前記シャフト保持部は、前記スリーブが中空状態で収容されるスリーブ収容部と前記シャフトが中空状態で収容されるシャフト収容部とを隔てる隔壁として形成され、前記シャフトの外径に対応する寸法を有する凹部が形成されており、前記スリーブが収容されるスリーブ収容部は、マグネットロール毎に仕切り部により仕切られており、マグネットロールの中心軸方向に平行な一方の外周面から当該外周面側のスリーブ収容部までの距離と、他方の外周面から当該外周面側のスリーブ収容部までの距離は、スリーブ収容部のピッチの略1/2に相当する距離の差を有することを特徴とする。
本発明のマグネットロール収容容器は、発泡材料ではなく樹脂製の板材の成形品として構成されている。したがって、発泡材料で形成した場合のように摩耗等によって微粉が発生することはない。また、軽量であり、かさばらず取り扱いが容易である。さらに、シャフトが中空状態で保持されているので、シャフトを掴んで簡単にマグネットロールの取り出しを行うことができる。
また、本発明のマグネットロール収容容器の多段重ね構造体は、樹脂材料からなる板材の成形品として構成されたマグネットロール収容容器が複数積み重ねられてなるマグネットロール収容容器の多段重ね構造体であって、同一形状のマグネットロール収容容器が面内方向において交互に180°反転して積み重ねられ、少なくとも下段のマグネットロール収容容器にスリーブ及びその両端に突出するシャフトが中空状態で保持されてマグネットロールが収容されており、前記中空状態で保持されたシャフトは、上段のマグネットロール収容容器のシャフト収容部の底面によって支持されており、各マグネットロール収容容器において、スリーブが収容されるスリーブ収容部がマグネットロール毎に仕切り部により仕切られ、下段のマグネットロール収容容器の前記仕切り部の上面が上段のマグネットロール収容容器のスリーブ収容部の底面の略中央部に当接されていることを特徴とする。
各マグネットロール収容容器は同一形状を有するが、面内方向において交互に反転することで互いに補強し合う形で各部で突き当てられる。その結果、各マグネットロール収容容器の剛性が確保され、重量物であるマグネットロールを収容して積み重ねた場合にも、これを保持し得る十分な強度が確保される。
本発明のマグネットロール収容容器によれば、マグネットロールのスリーブ部分を確実に傷や汚れ等から保護することが可能であり、マグネットロールの出し入れもシャフトを掴んで簡単に行うことが可能である。また、本発明のマグネットロール収容容器においては、摩耗等によって微粉が発生することがなく、マグネットロールのスリーブ部分に悪影響を与えることもない。さらに、本発明のマグネットロール収容容器は、軽量で取り扱いの利便性に優れ、例えばマグネットロール未収容時には互いに密着した状態でコンパクトにまとめて片付けておくことができる。
また、本発明の多段重ね構造体によれば、重量物であるマグネットロールに衝撃を与えたり損傷を与えることなく十分な剛性をもってこれを収容することが可能である。したがって、例えばマグネットロールを複数且つ多段に積載して大量に搬送する際にも、安定した搬送を実現することが可能である。
以下、本発明を適用したマグネットロール収容容器及びその多段重ね構造体の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明のマグネットロール収容容器に収容されるマグネットロール(現像ロール)の構造について説明すると、図1に示すように、マグネットロール1は、円筒形状のスリーブ2の中に磁石軸3を組み込むことにより構成されている。スリーブ2は、非磁性材料により形成されており、例えばアルミニウムやステンレス等の金属材料により形成されている。また、前記磁石軸3を収容するに足る長さの筒状体として形成されている。スリーブ2の具体的寸法例としては、外径20mm、内径18.8mm(厚さ0.6mm)、長さ230mm〜320mmである。さらに、スリーブ2の内周面と、この中に収容される磁石軸3の外周面の間には、所定間隔の空隙が形成されている。
磁石軸3は、例えば金属製のシャフト4の周囲に複数の長尺状磁石5を配列し、接着固定することにより構成されている。各長尺状磁石5は、いずれも断面形状が略扇形であり、これらをシャフト4の周囲に貼り合わせることで、全体形状が円筒形の磁石体が構成されることになる。また、長尺磁石5は、シャフト4を嵌合できる内径をもつ円筒形状磁石を使用することもできる。
各長尺状磁石5は、バインダー(熱可塑性樹脂)と磁石粉末を含む混合物を押し出し成形、あるいは射出成形することにより形成されるものが多い。ここで、前記バインダーの種類は、特に限定されないが、具体的には、ポリアミド樹脂(ナイロン6、ナイロン12等)や、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂等を用いることができる。磁石粉末としては、フェライト磁石粉末(例えば、Sr系フェライト粉末やBa系フェライト粉末等)や、希土類金属磁石粉末(例えば、SmCo系、NdFeB系、SmFeN系等)等を挙げることができる。これらの中から要求される特性に応じて選定すればよい。
長尺状磁石5は、それぞれ径方向に磁化されており、外周面側がN極、あるいはS極とされ、磁石軸3の外周面において、N極とS極が交互に配列されように貼り合わされている。これら長尺状磁石5は、それぞれ層規制極、搬送極、現像極、汲み上げ極、剥離極として機能し、スリーブ2の回転方向に所定の配列で取り付けられている。
シャフト4は、金属等の高強度材料により形成されており、周面に貼り付けられる長尺状磁石5の長さよりも長く、したがって、周面に前記長尺状磁石5を貼り付けた際に、その両端が露呈する形になっている。露呈したシャフト4の両端部は、前記スリーブ2の両端に設けられたフランジ6,7に対し、軸受け8,9を介して回転可能に挿入されている。なお、シャフト4の一端側はフランジ6を挿通し外方まで延在されているが、他端側はフランジ7に突き当てられ、このフランジ7にシャフト4を延長する如くシャフト部7aが設けられている。
以上の構成を有するマグネットロール1を容器に収容する場合、スリーブ2が容器に対して非接触状態になるように中空状態で保持されることが望まれる。本実施形態のマグネットロール収容容器は、このようなマグネットロールの収容状態を実現するものである。
図2は、本実施形態のマグネットロール収容容器10を示すものである。本実施形態のマグネットロール収容容器10は、樹脂材料により形成される1枚の板材を真空成形したものであり、金型によって所定の形状に加工されている。マグネットロール収容容器10の成形方法としては射出成形も考えられるが、射出成形では薄肉品や大型品の成形が難しく、大型の成形機や高価な金型が必要であるため、真空成形により成形することが好ましい。
前記樹脂材料としては、具体的にはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂やポリスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂等を使用することができる。これら樹脂は、安価であり厚みに対する汎用性も高く、簡単に成形することができるという利点を有する。その中においても、耐熱性、耐摩耗性等の点からみてポリプロピレンが好ましい。また、前記板材の厚さは0.5mm〜1.5mmとすることが好ましい。
なお、マグネットロール収容容器10は透明、あるいは半透明であることが好ましい。成形されたマグネットロール収容容器10が透明または半透明であれば、収容されたマグネットロール1の収容状態を外部から確認することができ、また後述の積み重ねに際して位置合わせが容易になる。
次に、本実施形態のマグネットロール収容容器10の形態上の特徴について説明すると、図2乃び図3に示すように、前記マグネットロール収容容器10においては、収容されるマグネットロール1の中心軸方向において、両端外周壁11,12から所定距離を有する位置にマグネットロール1のシャフト4及びシャフト部7aを保持するシャフト保持部13、14が形成されている。これらシャフト保持部13,14は、マグネットロール収容容器10の内部空間をマグネットロール1の中心軸方向において仕切る隔壁として形成されており、シャフト保持部13,14間の空間がマグネットロール1のスリーブ2部分を収容する部分(スリーブ収容部15)とされている。したがって、前記シャフト保持部13,14間の間隔は、マグネットロール1のスリーブ2の長さよりも若干大きく設定されている。
一方、シャフト保持部13と外周壁11の間、及びシャフト保持部14と外周壁12の間の距離は、前記シャフト4やシャフト部7aを収容するに足る距離に設定されており、シャフト保持部13と外周壁11の間の空間、及びシャフト保持部14と外周壁12の間の空間が、それぞれシャフト収容部16,17とされている。これらシャフト収容部16,17は、前記シャフト4やシャフト部7aの配列方向に連通する空間として構成されており、各シャフト4間やシャフト部7a間には遮るものがない。
また、前記スリーブ収容部15は、各マグネットロール1毎に収容空間を仕切る形で仕切り部18が形成されており、一対の仕切り部18で挟まれた空間が各マグネットロール1のスリーブ収容部15とされている。なお、最外部に位置するスリーブ収容部15においては、マグネットロール1の中心軸方向と平行な外周壁19、20が一方の仕切り部の役割を果たしており、前記仕切り部18は片側にのみ配置されている。したがって、本実施形態のマグネットロール収容容器10では、前記仕切り部18によって仕切られたスリーブ収容部15の数だけマグネットロール1を収容することが可能であり、本例の場合、10本のマグネットロール1を収容することが可能である。
前記シャフト保持部13,14には、それぞれシャフト4やシャフト部7aが挿入されるシャフト保持凹部13a,14aが形成されている。これらシャフト保持凹部13a,14aは、前記仕切り部18によって仕切られた各スリーブ収容部15に対応して形成されており、各スリーブ収容部15のほぼ中心位置に、且つスリーブ収容部15の数だけ形成されている。前記シャフト保持凹部13a,14aは、例えばU字形状に形成され、その切り欠き幅は前記シャフト4やシャフト部7aの外径寸法とほぼ等しいか、あるいはシャフト4やシャフト部7aの外径寸法より若干大きく設定されている。
以上が本実施形態のマグネットロール収容容器10の基本構造であり、複数のマグネットロール1が収容可能とされている。図4(a)及び図4(b)は、それぞれ図3(a)のa−a線、あるいはb−b線における断面を示すものであるが、これら図面においてはマグネットロール1の収容状態を示している。
マグネットロール1は、シャフト4の基端部(スリーブ2から突出するシャフト4の根元部分)近傍をシャフト保持部13のシャフト保持凹部13aに挿入するとともに、シャフト部7aの基端部(スリーブ2から突出するシャフト部7aの根元部分)近傍をシャフト保持部14のシャフト保持凹部14aに挿入することによりマグネットロール収容容器10に収容される。この時、マグネットロール1のスリーブ2部分が前記スリーブ収容部15に収容される形になるが、前記シャフト4やシャフト部7aがシャフト保持部13,14によって支持されることにより、スリーブ2はスリーブ収容部15の底面15aから離間した状態で保持され、中空状態で支持されることになる。スリーブ2は傷や汚れ等の影響を受けやすく、その表面には何も接触しないことが望まれる。前記スリーブ収容部15においてスリーブ2を中空状態で収容すれば、マグネットロール収容容器10がスリーブ2に接触することがなく、傷や汚れ等の発生を抑えることができる。
一方、前記シャフト4及びシャフト部7aは、それぞれ基端部近傍がシャフト保持部13,14によって支持されているが、先端部分はシャフト保持部13,14から突出した形になっている。この突出した先端部分は、それぞれシャフト収容部16,17に収容される形になるが、これらシャフト収容部16,17はマグネットロール1の配列方向に連通する空間を形成する凹部として形成されている。したがって、前記シャフト4及びシャフト部7aの先端部分もシャフト収容部16,17の底面16a,17aから離間した状態で保持され、前記シャフト保持部13,14から十分に突出し、且つ中空状態で支持されることになる。
前記マグネットロール1のマグネットロール収容容器10への収容及び取り出しに際しては、マグネットロール1のスリーブ2部分に触れることは好ましくない。前述のようにシャフト4及びシャフト部7aが十分に突出し且つ中空状態で保持されるようにすることで、作業者は容易に前記シャフト4及びシャフト部7aを掴んでマグネットロール1を出し入れすることが可能になる。
なお、前記シャフト4及びシャフト部7aを掴んで作業を行うことを考えると、各シャフト4間の間隔及び各シャフト7a間の間隔が3cm以上となるように設定することが好ましい。シャフト4及びシャフト部7a間の間隔を3cm以上とすることで、これらシャフト4やシャフト部7aを掴んで取り出す際に隣接するシャフト4やシャフト部7aが邪魔にならず、円滑に作業を行うことが可能になる。
前述のマグネットロール収容容器10は、単独でマグネットロール1を収容するための容器として利用することも可能であるが、例えば多段重ね構造体とすることで、大量のマグネットロール1を効率的に搬送することが可能になる。ただし、この場合、各段のマグネットロール収容容器10にそれぞれマグネットロール1を収容すると、下段のマグネットロール収容容器10には大きな荷重が加わることになる。本実施形態のマグネットロール収容容器10は、1枚の樹脂製の板材を成形することにより形成されるものであるので、前記荷重に耐え得るようにするには、何らかの工夫が必要である。そこで、以下においては、耐荷重のためにマグネットロール収容容器10に施された工夫について説明する。
図3(a)は前記マグネットロール収容容器10の平面図であり、図3(b)は前記マグネットロール収容容器10の底面図である。マグネットロール収容容器10には、マグネットロール1のシャフト4及びシャフト部7aを保持するシャフト保持部13,14、さらには各スリーブ収容部15を仕切る仕切り部18が形成されていることは前述した通りである。ここで、前記スリーブ収容部15は一定の間隔(ピッチp)で形成されているが、本実施形態のマグネットロール収容容器10では、これらスリーブ収容部15は図4(b)において左右対称(図3においては上下対称)に形成されておらず、いずれか一方に若干片寄って形成されている。
すなわち、マグネットロール収容容器10の長辺(マグネットロールの中心軸方向と平行な辺)の一方の外周壁19から当該外周壁19に最も近いスリーブ収容部15の中心までの距離L1と、他方の外周壁20から当該外周壁20に最も近いスリーブ収容部15の中心までの距離L2とが同じ距離に設定されているのではなく、異なる距離に設定されている。具体的には、L2>L1であり、且つL2−L1=p×1/2に設定されている。このように設定することで、例えばマグネットロール収容容器10を面内方向において180°反転(回転)させると、スリーブ収容部15の配列が1/2ピッチ分ずれることになる。
また、前記スリーブ収容部15の底面15aには、図3(b)や図4(b)に示すように、スリーブ収容部15の中心線を挟んで両側に沿って2本の長尺状のリブ21が形成されている。このリブ21は、やはり板材の加工により底面側に突出する長尺状の凸部として形成されるもので、前記スリーブ収容部15の底面15aを補強する役割を果たすと同時に、マグネットロール収容容器10を積み重ねた際に位置決め手段としての役割も果たす。
さらに、マグネットロール収容容器10の短辺(マグネットロールの中心軸方向と直交する辺)側の外周壁11,12及び長辺(マグネットロールの中心軸方向と平行な辺)側の外周壁19,20には、それぞれ外周支持部22が複数設けられている。この外周支持部22は、高さの異なる段差面22a、22bの組み合わせにより構成されており、段差面22aはマグネットロール収容容器10の底面に対応する高さを有する。一方、段差面22bは、好ましくはマグネットロール収容容器10の高さ中心から上面までの間とし、例えばマグネットロール収容容器10の高さのほぼ中間の高さとする。
この外周支持部22においては、前記高さの異なる段差面22a、22bの配置が重要であり、対向する2辺で同じ配列とされている。例えば、短辺として対向する外周壁11と外周壁12においては、いずれも段差面22aが図中上側、段差面22bが図中下側に配置されるように外周支持部22が設置されている。同様に、長辺として対向する外周壁19と外周壁20においては、いずれも段差面22aが図中右側、段差面22bが図中左側に配置されるように外周支持部22が設置されている。このような配置とすることで、面内方向で180°反転された際に、各外周支持部22において段差面22aと段差面22bの位置関係が逆転する。なお、前記外周支持部22は、多段重ね構造体としたときの安定性の観点から、各辺(外周壁11,12,19,20)に少なくとも2箇所以上設置されていることが好ましい。
図5は、本実施形態のマグネットロール収容容器10の多段重ねの様子を示すものである。マグネットロール収容容器10を多段重ねする場合、先ず、下段のマグネットロール収容容器10Aにマグネットロール1を収容する。マグネットロール1は仕切り部18によって仕切られたスリーブ収容部15にスリーブ2部分を収容し、シャフト4及びシャフト部7aをシャフト保持部13,14によって保持した状態で収容される。下段のマグネットロール収容容器10Aにマグネットロール1を収容した後、この上に上段のマグネットロール収容容器10Bを積み重ねるが、上段のマグネットロール収容容器10Bは、下段のマグネットロール収容容器10Aに対して面内方向において180°反転させて積み重ねる。
図6は、マグネットロール収容容器10を多段重ね(本例の場合、5段重ね)した状態を示すものである。この場合、1段目、3段目、5段目のマグネットロール収容容器10A,10C,10Eが同じ向きであり、2段目、4段目のマグネットロール収容容器10B,10Dが180°反転されている。ここで、例えばマグネットロール収容容器10Aとマグネットロール収容容器10Bについては、これらの向きが同じであると、スリーブ収容部15や仕切り部18等が完全に重なり、例えば下段のマグネットロール収容容器10Aのスリーブ収容部15に収容されたマグネットロール1のスリーブ2に上段のマグネットロール収容容器10Bのスリーブ収容部15の底面15aが接触してしまうことになる。
これに対して、上段のマグネットロール収容容器10Bを180°反転させて積み重ねると、前述したようにスリーブ収容部15の配列が半ピッチ分ずれることになり、図7に示すように、下段のマグネットロール収容容器10Aの仕切り部18の上面が上段のマグネットロール収容容器10Bのスリーブ収容部15の底面15aに突き当てられてこれを支持する形になる。その結果、下段のスリーブ収容部15においてマグネットロール1のスリーブ2を収容する空間が確保され、マグネットロール1のスリーブ2部分はマグネットロール収容容器10A,10Bに接触することなく中空状態で支持される。また、前記仕切り部18の上面がスリーブ収容部15の底面15aに突き当てられる際、当該底面15aに形成されたリブ21が位置決めのためのガイドの役割を果たし、これらリブ21の間に前記仕切り部18の上面を挿入する形で突き当てることで、下段の仕切り部18と上段のスリーブ収容部15とが確実に位置合わせされた状態で積み重ねることが可能である。さらに、前記リブ21は、各スリーブ収容部15の強度を補強する効果ももたらし、マグネットロール1が収容される領域において、耐荷重強度が十分に確保され、マグネットロール収容容器10の潰れ等によるマグネットロール1の損傷を防止することが可能である。
前記下段の仕切り部18と上段のスリーブ収容部15との突き当てによりマグネットロール1が収容される領域における強度が確保されるが、さらに外周部分においても突き当て構造が実現され、下段のマグネットロール収容容器10Aの外周支持部22で上段のマグネットロール収容容器10Bの外周支持部22を支持し、上段のマグネットロール収容容器10Bを所定の高さに保持することが可能となっている。
図8は、下段のマグネットロール収容容器10Aに設けられた外周支持部22と上段のマグネットロール収容容器10Bに設けられた外周支持部22の相対位置関係を示すものである。下段のマグネットロール収容容器10Aと上段のマグネットロール収容容器10Bの向きが同じであると、図8(a)に示すように、各外周支持部22において、段差面22aと段差面22bの位置関係が同じとなり、段差面22a同士及び段差面22b同士が対向することになる。この状態で積み重ねると下段のマグネットロール収容容器10Aと上段のマグネットロール収容容器10Bとは密着して重なり合ってしまう。一方、下段のマグネットロール収容容器10Aに対して上段のマグネットロール収容容器10Bの向きを180°反転させると、各外周支持部22において段差面22aと段差面22bの位置関係が逆転し、段差面22aと段差面22bとが対向することなる。この状態で重ね合わせると、図8(b)に示すように、下段の外周支持部22の段差面22bに上段の外周支持部22の段差面22aが突き当たり、上段のマグネットロール収容容器10Bは下段のマグネットロール収容容器10Aに対して段差面22bの高さ位置に保持される。前記支持構造は外周壁11,12,19,20に設けられた全ての外周支持部22で実現され、したがって上段のマグネットロール収容容器10Bはその外周部全体が所定の高さに支持されることになる。
また、前記多段重ね構造体では、上段のマグネットロール収容容器10Bによって下段のマグネットロール収容容器10Aに収容されるマグネットロール1のシャフト4あるいはシャフト部7aを上から支持し、マグネットロール1の収容状態を一層安定化することができるという効果も得られる。前述の通り、マグネットロール1のシャフト4やシャフト部7aの先端部分は、マグネットロール収容容器10のシャフト収容部16,17に中空状態に支持される。この場合、マグネットロール1の支持部分はシャフト4やシャフト部7aの基端部のみであり、出し入れに際してはシャフト4やシャフト部7aが掴み易く好都合である。本実施形態のマグネットロール収容容器10では、図9に示すように、下段のマグネットロール収容容器10Aに収容されたマグネットロール1のシャフト4やシャフト部7aが上段のマグネットロール収容容器10Bのシャフト収容部16,17の底面によって上から支持される形になり、マグネットロール1の収容状態がより一層安定化されている。
以上のように、本実施形態のマグネットロール収容容器10では、多段重ね構造体とすることで剛性が上昇し、重量物であるマグネットロール1を多数収容してもこれに十分耐え得る強度を確保することが可能である。また、マグネットロール1の収容状態も安定化する。したがって、例えばマグネットロール1を複数且つ多段に積載して大量に搬送する際に、安定した搬送が可能となる。一方、マグネットロール収容容器10にマグネットロール1を収容しない状態では、マグネットロール収容容器10をそのまま重ねると形状が一致し、マグネットロール収容容器10を構成する板材の厚みにて重ねることが可能になる。したがって、未使用時には多数のマグネットロール収容容器10を重ねることでコンパクトに取り扱うことができ、保管や搬送に関して利便性が高い。
(第2の実施形態)
本実施形態のマグネットロール収容容器も、先の第1の実施形態のマグネットロール収容容器と基本構造は同じであり、シャフト保持部13,14やスリーブ収容部15,仕切り部18等の形状を変更した例である。
図10乃至図12に、本実施形態のマグネットロール収容容器30の形状を示す。このマグネットロール収容容器30においても、マグネットロール1のシャフト4やシャフト部7aの基端部を保持するシャフト保持部33,34や、各スリーブ収容部35を仕切る仕切り部38が形成されている。さらに、各外周壁31,32,39,40には、やはり段差を有する段差面42a,42bから構成される外周支持部42が全周に亘り形成されている。なお、前記外周支持部42は、対向する2辺で同じ配列とされていることは先の第1の実施形態の場合と同様であり、面内方向で180°反転された際に、各外周支持部42において段差面42aと段差面42bの位置関係が逆転し、外周支持構造が実現される。
ここで、本実施形態のマグネットロール収容容器30では、前記シャフト保持部33,34の形状が改良されており、シャフト4やシャフト部7aが挿入されるシャフト保持凹部33a,34aが形成されるとともに、その入り口側の寸法を拡大する形でテーパ面33b,34bが形成されている。これらテーパ面33b,34bを形成することで、シャフト4やシャフト部7aの挿入をより円滑に行うことが可能である。
前記スリーブ収容部35や仕切り部38は、先の実施形態と同様、図11において左右非対称(図10において上下非対称)に半ピッチ分ずれた状態で形成されており、180°反転することによりスリーブ収容部35の底面35aに仕切り部38の上面が突き当てられる。スリーブ収容部35の底面35aは、先の実施形態ではリブを設けることで強度を確保するようにしたが、本実施形態では、一部膨出して円弧面部35bが形成され、強度を確保するようにしている。また、仕切り部38の上面には凸部38aが形成されており、仕切り部38の上面がスリーブ収容部35の底面35aに突き当てられた際に、当該凸部38aが前記円弧面部35bの端部に係止される。すなわち、前記凸部38aと円弧面部35bの端部とがそれぞれ係止部として機能し、これらを係止することで、下段のマグネットロール収容容器10と上段のマグネットロール収容容器10とがマグネットロール1の中心軸方向において位置規制され、位置ズレを起こすことがない。
本実施形態のマグネットロール収容容器30においても、図12に示すように、マグネットロール1のシャフト4及びシャフト部7aの基端部がシャフト保持部33,34によって保持され、シャフト4,シャフト部7aの先端部分やスリーブ2部分が中空状態で保持される。
図13及び図14は、前記マグネットロール収容容器30の多段重ね構造体を示すものである。本実施形態においても、下段のマグネットロール収容容器30と上段のマグネットロール収容容器30とでスリーブ収容部35の位置が半ピッチ分ずれ、マグネットロール1のスリーブ2部分を収容する空間が確保される。この時、下段のマグネットロール収容容器30の仕切り部38上には上段のマグネットロール収容容器30のスリーブ収容部35の円弧面部35bが当接し、高い強度をもって積み重ねられる。また、下段のマグネットロール収容容器30に収容されたマグネットロール1のシャフト4やシャフト部7aの先端部分は、上段のマグネットロール収容容器30のシャフト収容部36,37の底面36a,37aによって支持され、安定な収容状態が実現される。
マグネットロールの一構成例を示す概略断面図である。 第1の実施形態のマグネットロール収容容器の概略斜視図である。 (a)は第1の実施形態のマグネットロール収容容器の平面図であり、(b)は底面図である。 (a)は図3(a)のa−a線における断面図であり、(b)は図3(a)のb−b線における断面図であり、いずれもマグネットロールを収容した状態を示す。 第1の実施形態のマグネットロール収容容器の多段重ねの様子を示す分解斜視図である。 多段重ね状態を正面から見た模式的な図である。 スリーブ収容部と仕切り部の突き当て状態を示す要部拡大断面図である。 外周壁に設けられた外周支持部を示す要部概略斜視図であり、(a)は下段と上段の向きが同じ場合、(b)は上段を面内方向に180°反転した場合である。 2段重ね状態を側面から見た模式的な図面である。 第2の実施形態のマグネットロール収容容器の平面図である。 図10(a)のx−x線における断面図である。 図10(a)のy−y線における断面図である。 多段重ね構造体をマグネットロールの中心軸方向から見た模式的な図である。 多段重ね構造体をマグネットロールの中心軸と直交する方向から見た模式的な図である。
符号の説明
1 マグネットロール、2 スリーブ、4 シャフト、7a シャフト部、10,30 マグネットロール収容容器、11、12,19,20,31,32,39,40 外周壁、13,14,33,34 シャフト保持部、13a,14a,33a,34a シャフト保持凹部、15,35 スリーブ収容部、15a,35a 底面、35b 円弧面部、16,17,36,37 シャフト収容部、18,38 仕切り部、21 リブ、22,42 外周支持部、22a,22b,42a,42b 段差面

Claims (7)

  1. 樹脂材料からなる板材の成形品として構成され、スリーブ及びその両端に突出するシャフトを有するマグネットロールを収容するマグネットロール収容容器であって、
    前記シャフトを保持するシャフト保持部を有し、前記シャフトの少なくとも先端部分及びスリーブが中空状態で保持され、
    前記シャフト保持部は、前記スリーブが中空状態で収容されるスリーブ収容部と前記シャフトが中空状態で収容されるシャフト収容部とを隔てる隔壁として形成され、前記シャフトの外径に対応する寸法を有する凹部が形成されており、
    前記スリーブが収容されるスリーブ収容部は、マグネットロール毎に仕切り部により仕切られており、
    マグネットロールの中心軸方向に平行な一方の外周面から当該外周面側のスリーブ収容部までの距離と、他方の外周面から当該外周面側のスリーブ収容部までの距離は、スリーブ収容部のピッチの略1/2に相当する距離の差を有することを特徴とするマグネットロール収容容器。
  2. 各スリーブ収容部の底面には、マグネットロールの中心線を挟んで両側に前記中心線に沿う形で長尺状のリブが底面側に向かって突出形成されていることを特徴とする請求項1記載のマグネットロール収容容器。
  3. 外周面に高さの異なる段差面が隣接して形成されており、対向する2つの外周面において、前記段差面の配置が同じであることを特徴とする請求項1または2記載のマグネットロール収容容器。
  4. 樹脂材料からなる板材の成形品として構成されたマグネットロール収容容器が複数積み重ねられてなるマグネットロール収容容器の多段重ね構造体であって、
    同一形状のマグネットロール収容容器が面内方向において交互に180°反転して積み重ねられ、
    少なくとも下段のマグネットロール収容容器にスリーブ及びその両端に突出するシャフトが中空状態で保持されてマグネットロールが収容されており、
    前記中空状態で保持されたシャフトは、上段のマグネットロール収容容器のシャフト収容部の底面によって支持されており、
    各マグネットロール収容容器において、スリーブが収容されるスリーブ収容部がマグネットロール毎に仕切り部により仕切られ、
    下段のマグネットロール収容容器の前記仕切り部の上面が上段のマグネットロール収容容器のスリーブ収容部の底面の略中央部に当接されていることを特徴とするマグネットロール収容容器の多段重ね構造体。
  5. 各スリーブ収容部の底面には、スリーブの中心線を挟んで両側にリブが突出形成されており、前記下段の仕切り部の上面は上段のスリーブ収容部の前記リブ間に入り込む形でスリーブ収容部の底面の略中央部に当接されていることを特徴とする請求項4記載のマグネットロール収容容器の多段重ね構造体。
  6. 前記仕切り部の上面とスリーブ収容部の底面には互いに係止する係止部が形成されており、マグネットロール収容容器を積み重ねた際にこれら係止部が係止されてマグネットロールの中心軸方向における移動が規制されていることを特徴とする請求項4または5記載のマグネットロール収容容器の多段重ね構造体。
  7. 前記マグネットロール収容容器の外周面に高さの異なる段差面が隣接して形成されており、前記反転により下段のマグネットロール収容容器における高さの高い段差面に上段のマグネットロール収容容器の高さの低い段差面が当接し、上段のマグネットロール収容容器が所定の高さに保持されることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載のマグネットロール収容容器の多段重ね構造体。
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