JP2013154887A - Oaローラ用梱包容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】合成樹脂により形成されたOAローラ用梱包容器であって、製造コストや搬送コストを低減することのできるOAローラ用梱包容器を提供する。
【解決手段】OAローラRを囲い込む深さをなす凹みを有する収容部11と、収容部11の周囲に設けられた側壁部12とを備えるOAローラ用梱包容器10からなる。容器の収容部11は、OAローラRのシャフトR2を支持する支持部112cを有する。容器の側壁部12は、収容部11の上端と接続するフランジ121と、フランジ121の外端から下方に延びる外壁122とを有する中空形状であって、収容部11を挟んで相対する少なくとも二辺に、外壁122の上下方向中間に底123aがある部分的な凹部123を有する。凹部123は、2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】OAローラRを囲い込む深さをなす凹みを有する収容部11と、収容部11の周囲に設けられた側壁部12とを備えるOAローラ用梱包容器10からなる。容器の収容部11は、OAローラRのシャフトR2を支持する支持部112cを有する。容器の側壁部12は、収容部11の上端と接続するフランジ121と、フランジ121の外端から下方に延びる外壁122とを有する中空形状であって、収容部11を挟んで相対する少なくとも二辺に、外壁122の上下方向中間に底123aがある部分的な凹部123を有する。凹部123は、2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、OAローラを搬送する際に用いられるOAローラ用梱包容器に関する。
オフィスオートメーション機器(OA機器)のなかで、複写機やプリンタ、ファクシミリ等のような電子写真方式を用いた画像形成装置においては、転写ローラ、トナー供給ローラ、クリーニングローラ等の各種のローラが用いられている。これらのローラを総称したOAローラは、回転軸としてのシャフトの外周に円柱状の機能体を備える基本構造になり、当該機能体は、樹脂発泡体、例えばポリウレタン発泡体よりなる円柱形状の弾性層と、この弾性層上に形成され導電性等の機能を付与する機能層と、表面を保護する保護層等とを有している。
OAローラの機能体は、OAローラを製造後、画像形成装置に組み込むまでの搬送過程で、他物と接触することを極力避けなければならない。また、搬送過程で外部からの粉塵、異物などがOAローラに付着することを避けなければならない。
OAローラを収納して搬送するために用いられるOAローラ用梱包容器に関し、合成樹脂から一体成形された上トレイ及び下トレイを備え、上トレイ及び下トレイの各々にはOAローラの半径に対応する深さの凹部が形成されて、上トレイ及び下トレイを対向させて上下に重ねたときに、当該凹部がOAローラを収納する空間となるように構成されたものがある(特許文献1、特許文献2)。また、上トレイ及び下トレイからなる内ケースと、内ケースを収容する外ケースとを含む梱包容器であって、内ケース及び外ケースのうちの一方がOAローラの感光層の材料よりも摩擦帯電列の上位に、他方が摩擦帯電列の下位になる材料で形成されたものがある(特許文献3)。
特許文献1〜3に記載のOAローラ用梱包容器は、OAローラのシャフトの部分を保持し、かつ、上トレイ及び下トレイを対向させて上下に重ねたときに凹部により形成される空間が、ローラ弾性体とは非接触状態となっている。また、上トレイが下トレイに形成された凹部の蓋を兼ねるので、上トレイと下トレイとを重ねたときに、凹部により形成される空間及びOAローラの表面に外部から粉塵、異物などが混入することを防止する。
また、OAローラ用梱包容器に関し、特許文献1〜3に記載のものの他に、OAローラの直径以上の深さの凹部を有するトレイと、このトレイの上蓋との組み合わせよりなり、トレイ及び上蓋が、それぞれ合成樹脂から一体成形されているOAローラ用梱包容器がある。このOAローラ用梱包容器は、上蓋を備えることにより、トレイ内に収容されたOAローラに外部から粉塵、異物などが混入することを防止する。
特許文献1〜3に記載のOAローラ用梱包容器又はトレイと上蓋との組み合わせからなるOAローラ用梱包容器は、合成樹脂から一体成形されたものであることから紙製のOAローラ用梱包容器に比べて高価であり、よってOAローラの搬送コストの増大を招く。そのため、OAローラ用梱包容器を用いてOAローラを搬送した後は、OAローラ用梱包容器を使い切りとせずに回収して、繰り返しOAローラの搬送のために使用することにより、搬送コストの増大を抑制していた。しかし、OAローラの搬送コストを抑制又は低減することの要望は、止むことがなく、OAローラ用梱包容器について、より一層のコスト低減が求められていた。
本発明は、上記の問題を有利に解決するものであり、合成樹脂により形成されたOAローラ用梱包容器であって、製造コストや搬送コストを低減することのできるOAローラ用梱包容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する、本発明のOAローラ用梱包容器は、OAローラを囲い込む深さをなす凹みを有する収容部と、収容部の周囲に設けられた側壁部とを備え、合成樹脂により一体成形された容器からなり、複数個の該容器を上下方向に積み重ね可能なOAローラ用梱包容器であって、収容部は、OAローラのシャフトを支持する支持部を有し、側壁部は、収容部の上端と接続するフランジと、このフランジの外端から下方に延びる外壁とを有する中空形状であって、収容部を挟んで相対する少なくとも二辺に、外壁の上下方向中間に底がある部分的な凹部を有し、前記側壁部の部分的な凹部が、当該容器の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されていることを特徴とする。
本発明のOAローラ用梱包容器は、収容部が、容器に収容されるOAローラのシャフトに対応する位置に形成されるシャフト用凹み部を更に有し、シャフト用凹み部が、上側の容器と下側の容器とを組み重ねたときに上側のシャフト用凹み部の裏側が下の容器に収容されたOAローラのシャフトに近接する深さを有することが好ましい。また、側壁部の部分的な凹部が、フランジの周方向に沿って複数個が設けられていることが好ましい。更に、収容部は、複数本のOAローラを区画するリブを有する構成とすることもできる。また、更に、容器が、真空成形により製造されてなることが好ましい。
本発明のOAローラ用梱包容器によれば、OAシャフトを収容した容器を上下方向に複数個で積み重ねたときに、上側の容器が下側の容器の蓋として機能することから、容器とは別途に蓋を用意することが不要になる。そのため、蓋を準備するためのコストが不要になることから、製造コストや搬送コストを低減することができる。
以下、本発明のOAローラ用梱包容器の実施の形態について、図面を用いつつ具体的に説明する。
図1に示す本発明の一実施形態のOAローラ用梱包容器10の模式的な平面図において、OAローラ用梱包容器10は、上方から見た外形が概略的に長方形のトレイ形状を有している。このOAローラ用梱包容器10は、OAローラRを収容する凹みを有する収容部11を有している。この収容部11の周囲には、側壁部12を有している。
収容部11及び側壁部12は、合成樹脂のシートから真空成形により一体成形されている。OAローラ用梱包容器10は、一体成形後に成形型からOAローラ用梱包容器10を取り外すための抜き勾配を有しているが、抜き勾配の傾きがわずかであるため、図1及び以下の図面では、抜き勾配が表されていない。OAローラ用梱包容器10は、OAローラRを収容していない時、例えば保管時に、OAローラ用梱包容器10の複数個を、一方の容器に対して、他方の容器を図1に示した平面状態のままで、換言すれば平面内で回転させることなく上下に積み重ねることにより、部分的に入れ子状態となる。これによりOAローラ用梱包容器10をコンパクトに保管することができる。
OAローラ用梱包容器10の一体成形法は、例えば真空成形が挙げられる。もっとも、真空成形に限られない。OAローラ用梱包容器10に用いられる合成樹脂は、OAローラ用梱包容器に適用可能な材料であれば特に限定されない。例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール等を用いることができる。
収容部11に、OAローラRの複数個が並列に収容される。図示したOAローラ用梱包容器10は、収容されるOAローラRを個別に区画するリブ111が形成されていて、このリブ111の間にOAローラRが個別に収容される。
収容部11におけるOAローラRを収容ずるための凹み112は、OAローラRの機能体R1に対応する機能体用凹み部112aと、OAローラRのシャフトR2に対応するシャフト用凹み部112bと、機能体用凹み部112a及びシャフト用凹み部112bとの間に設けられ、シャフトR2を支持するシャフト支持部112cとを有している。
機能体用凹み部112aは、OAローラRをOAローラ用梱包容器10に収容したときに、OAローラRの機能体R1の表面が機能体用凹み部112aの底面に接触しないように、当該機能体R1の直径よりも深い凹みとなっている。シャフト用凹み部112bは、後述するようにOAローラ用梱包容器10の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたとき、上側のOAローラ用梱包容器10の当該シャフト用凹み部112bの裏側が下側のOAローラ用梱包容器10に収容されたOAローラRのシャフトR2に近接して、シャフトR2の上下方向の遊動を抑止することのできる深さの凹みとなっている。シャフト支持部112cは、シャフトR2を支持しかつ水平方向の移動を規制する溝112dが形成されている。
OAローラ用梱包容器10の側壁部12は、収容部11に形成された凹みの上縁と接続して水平に延びるフランジ121と、このフランジ121の外周端から下方に延びる外壁122とを有している。側壁部12は、フランジ121と外壁122とにより上方に向けて凸形となる中空な断面形状となっていて、OAローラ用梱包容器10の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに下側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の上部が、上側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の中空部に入り込むことが可能になっている。
側壁部12は、収容部11を挟んで相対する長辺の2辺及び短辺の2辺のうち、少なくとも一方に、図示した例では長辺の2辺及び短辺の2辺の両方に、フランジ121と外壁122にわたる部分的な凹部123が複数個で形成されている。この凹部123は、図2に、図1のOAローラ用梱包容器10の模式的な正面図を、図3に図1のOAローラ用梱包容器10のA−B線断面図を示すように、この側壁部12の上下方向の中間に底123aを有する凹部である。
図1に示したOAローラ用梱包容器10は、側壁部12に設けられた凹部123が、当該OAローラ用梱包容器10を平面内で180度回転した場合と比較して、異なる位置に位置する。したがって、凹部123が、OAローラ用梱包容器の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されていることになる。このことにより、OAローラ用梱包容器10の2個を、一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたとき、上側の容器が下側の容器の蓋として機能する。
本実施形態のOAローラ用梱包容器10の2個を、一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねた状態の模式的な正面図を図4に示す。図4に示すように、上側のOAローラ用梱包容器10と下側のOAローラ用梱包容器10とを互いに平面内で180度回転させた状態で積み重ねたときには、上側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の裏側に形成された中空空間に、下側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の上部が入り込む。このとき、下側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12に設けられた部分的な凹部123の位置と、上側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12に設けられた部分的な凹部123の位置とが異なっていることから、当該下側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の上端が、上側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の部分的な凹部123の底面123aの裏側に当接する。したがって、この状態のとき、上側のOAローラ用梱包容器10の収容部11の機能体用凹み部112aの裏面が、下側のOAローラ用梱包容器10の収容部11に収容されたOAローラRの機能体R1に接触しないような空隙を有しつつ、上側のOAローラ用梱包容器10が下側のOAローラ用梱包容器10の上面を覆うように構成されているので、上側のOAローラ用梱包容器10は、下側のOAローラ用梱包容器10の蓋の役割を果たす。このことにより、OAローラ用収納容器の蓋を別途に用意することが不要となり、また、蓋を製造、使用することが不要となったため、OAローラ用収納容器を用いたOAローラの搬送コストを低下させることができる。
また、本実施形態のOAローラ用梱包容器10は、OAローラ用梱包容器10の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに、両容器の側壁部の外壁が部分的に重なっていることから、両者を積み重ねたときに上下のOAローラ用梱包容器10の間に外部からゴミが侵入することを防止することができる。
更に、本実施形態のOAローラ用梱包容器10は、収容部11のシャフト用凹み部112bが、当該OAローラ用梱包容器10の2個を、一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに、上側のOAローラ用梱包容器10の当該シャフト用凹み部112bの裏側が下側のOAローラ用梱包容器10に収容されたOAローラRのシャフトR2に近接する深さを有していることから、下側のOAローラ用梱包容器10に収容されたOAローラRのシャフトR2の上下方向の遊動を抑止することができ、よってOAローラRを安定的に搬送することができる。
容器の積み重ねは、図4に示したOAローラ用梱包容器10の2個を積み重ねる例に限られず、3個以上を積み重ねてもよい。
図示した本実施形態のOAローラ用梱包容器10は、側壁部12の部分的な凹部123が、上方から見て概略的に長方形を有する側壁部12の長辺、短辺のいずれにも設けられているが、少なくとも長辺又は短辺のいずれかの2辺に設けられていることにより本発明で所期した効果を得ることができる。もっとも、図示したように四辺に設けることが、容器を上下に積み重ねたときに確実に蓋としての役割を果たすことができるので好ましい。
また、OAローラ用梱包容器10の側壁部12の部分的な凹部123について、平面内で180℃回転させた前後の位置関係は、OAローラ用梱包容器10の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上方から見て、完全に入れ違いになっている必要はない。要は、OAローラ用梱包容器10の2個を、互いに平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに、一方のOAローラ用梱包容器10の凹部123の底部123aに、他方のOAローラ用梱包容器10の側壁部22の上端の少なくとも一部が当接して、それ以上に容器同士が入り込まないように容器の移動が抑止できればよい。
更に、OAローラ用梱包容器10の側壁部12に形成された部分的な凹部123の形状は、図1〜3に示された形状に限定されない、部分的な凹部の形状が異なる本発明の別の実施形態のOAローラ用梱包容器の一つの要部を図5に示す。図5の容器20は、側壁部22が、曲線的な波形のフランジ221と、フランジ221と接続する外壁222とを有し、外壁222の上側が、曲面になって凹部が形成されている例である。容器の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに側壁部の対応する位置で、この波形の位相が異なっているか、又は周期が異なっている構成を具備することにより、側壁部の凹部が、上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されていて、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
OAローラ用梱包容器10の収容部11に設けられたリブ111は、収容部11の底面から突出する高さが、OAローラRの機能体R1の直径よりも大きいものであることが好ましい。これは、OAローラ用梱包容器10の2個を、一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねた状態で、上側のOAローラ用梱包容器10の中央部に何らかの外力が下向きに加わった場合に、上側のOAローラ用梱包容器10の収容部1の底面が、下側のOAローラ用梱包容器10のリブ111に優先的に接触し、これにより、上側のOAローラ用梱包容器10の収容部1の底面が、下側のOAローラ用梱包容器10の収容部11に収容されたOAローラRの機能体R1の表面に接触するのを効果的に回避することができるからである。
また、OAローラ用梱包容器10のリブ111は、OAローラ用梱包容器10の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねて上側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の凹部123の底面123aに、下側のOAローラ用梱包容器10の側壁部12の上端が当接したときに、上側のOAローラ用梱包容器10の収容部11の底面が、下側のOAローラ用梱包容器10のリブ111の上端と近接又は当接するように構成することが、上側のOAローラ用梱包容器10に何らかの外力が下向きに加わった場合に、上側のOAローラ用梱包容器10の変形を抑制することから、より好ましい。
本実施形態のOAローラ用梱包容器10に収容するOAローラRは、機能体R1の両端から突出しているシャフトR2の寸法又は形状が、互いに同一であるものとすることができる。もっとも、本実施形態のOAローラ用梱包容器10は、シャフトの寸法又は形状が、互いに異なる構成とすることができることはいうまでもない。シャフトの寸法又は形状が、互いに異なるOAローラRを収容する場合は、OAローラ用梱包容器10の収容部11のシャフト用凹み部112bの寸法、形状をシャフトに応じて異ならせた寸法、形状とすればよい。
以上、本発明のOAローラ用梱包容器を、実施の形態に基づいて説明したが、本発明のOAローラ用梱包容器は、実施の形態又は図面に記載されたものに限定されず、幾多の変形が可能である。
1 OAローラ用梱包容器
10 容器
11 収容部
12 側壁部
111 リブ
112 凹み
112a 機能体用凹み部
112b シャフト用凹み部
112c シャフト支持部
112d 溝
121 フランジ
122 外壁
123 部分的な凹部
123a 底
10 容器
11 収容部
12 側壁部
111 リブ
112 凹み
112a 機能体用凹み部
112b シャフト用凹み部
112c シャフト支持部
112d 溝
121 フランジ
122 外壁
123 部分的な凹部
123a 底
Claims (5)
- OAローラを囲い込む深さをなす凹みを有する収容部と、収容部の周囲に設けられた側壁部とを備え、合成樹脂により一体成形された容器からなり、複数個の該容器を上下方向に積み重ね可能なOAローラ用梱包容器であって、
収容部は、OAローラのシャフトを支持する支持部を有し、
側壁部は、収容部の上端と接続するフランジと、このフランジの外端から下方に延びる外壁とを有する中空形状であって、収容部を挟んで相対する少なくとも二辺に、外壁の上下方向中間に底がある部分的な凹部を有し、
前記側壁部の部分的な凹部が、当該容器の2個を一方の容器に対して他方の容器を平面内で180度回転させた状態で上下に積み重ねたときに上側の容器と下側の容器との対応する側壁部で、異なる位置に形成されていることを特徴とするOAローラ用梱包容器。 - 前記収容部が、容器に収容されるOAローラのシャフトに対応する位置に形成されるシャフト用凹み部を更に有し、シャフト用凹み部が、上側の容器と下側の容器とを組み重ねたときに上側のシャフト用凹み部の裏側が下の容器に収容されたOAローラのシャフトに近接する深さを有する請求項1記載のOAローラ用梱包容器。
- 前記側壁部の部分的な凹部が、フランジの周方向に沿って複数個が設けられている請求項1又は2記載のOAローラ用梱包容器。
- 前記収容部は、複数本のOAローラを区画するリブを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のOAローラ用梱包容器。
- 前記容器が、真空成形により製造されてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のOAローラ用梱包容器。
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- 2012-01-26 JP JP2012014523A patent/JP2013154887A/ja active Pending
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