JP2015152803A - 梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】落下したときの現像剤漏れを抑制することができる梱包体を提供する。【解決手段】梱包体10は、現像剤を収容するフレーム60とフレーム60に対して回転可能な現像ローラ61を有する現像カートリッジ6Bと、現像カートリッジ6Bを収納する収納ケース100を有する収納体11とを備える。収納ケース100は、現像ローラ61の回転軸線方向においてフレーム60の両側に配置される一対の第1側面110と、一対の第1側面110をつなぐ複数の第2側面120とを有する。収納体11は、回転軸線61Aが複数の第2側面120のうちの少なくとも1つに対して傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、現像剤を収容するフレームと現像ローラを有するカートリッジと、カートリッジを収納する収納体とを備える梱包体に関する。
電子写真方式の画像形成装置で使用されるカートリッジは、輸送時の振動や衝撃などから保護するため、箱などに収納された状態の梱包体として出荷される。例えば、特許文献1には、現像剤を収容する収容器や現像ローラを有するカートリッジと、カートリッジを収納する箱材(収納ケース)と、この箱内でカートリッジを周囲から支持する緩衝材とを備えた梱包体が開示されている。
特開2004−205793号公報
ところで、従来技術では、梱包体が落下して収納ケースの一側面が床などに衝突すると、内部に収納されたカートリッジに大きな衝撃がかかる。そうすると、カートリッジのフレームなどが撓んだり、カートリッジ内に収容された現像剤から現像ローラに比較的大きな圧力がかかったりすることで、現像剤がカートリッジ外に漏れ出すおそれがあった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、落下したときの現像剤漏れを抑制することができる梱包体を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の梱包体は、現像剤を収容するフレームと、前記フレームに対して回転可能な現像ローラとを有するカートリッジと、前記カートリッジを収納する収納ケースを有する収納体と、を備える。
前記収納ケースは、前記現像ローラの回転軸線方向において前記フレームの両側に配置される一対の第1側面と、前記一対の第1側面をつなぐ複数の第2側面とを有する。
前記収納体は、前記回転軸線が前記複数の第2側面のうちの少なくとも1つに対して傾斜した状態で前記カートリッジを保持するように構成されている。
このような構成によれば、収納体が、現像ローラの回転軸線が第2側面に対して傾斜した状態でカートリッジを保持していることで、梱包体が落下して収納ケースの側面が床などに衝突したとき、カートリッジにかかる衝撃を小さくすることができる。また、梱包体が落下したときには、収納体はカートリッジの角部分から集中的に力を受けることになるので、その一部が変形することで落下時の衝撃を吸収して、カートリッジにかかる衝撃をより小さくすることができる。この結果、フレームなどの撓み(変形)を抑制することができる。また、現像ローラが傾斜していることで、フレーム内の現像剤が傾斜している現像ローラの表面に沿って流動できるので、現像剤から現像ローラの特に回転軸線方向中央部に大きな圧力がかかりにくい。これらにより、落下したときの現像剤漏れを抑制することができる。
前記した梱包体において、前記収納体は、すべての第2側面に対して傾斜した状態で前記カートリッジを保持するように構成することができる。
これによれば、収納ケースの何れの側面が床などに衝突した場合であっても、落下時の現像剤漏れを抑制することができる。
前記した梱包体において、前記収納体は、前記収納ケースに収納された状態で前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部材と、前記収納ケースに収納された状態で前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部材とを有する構成とすることができる。
前記した梱包体において、前記第1保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部を有し、前記第2保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部を有し、前記第1保持部および前記第2保持部は、前記回転軸線に対して平行な保持面をそれぞれ有する構成とすることができる。
これによれば、保持面がカートリッジの対応する端部に沿うことになるので、カートリッジの端部を対応する保持部で保持したときに、カートリッジの端部と保持部材とをいわば嵌合した状態とすることが可能となる。これにより、カートリッジと保持部材との脱落が抑制されるので、カートリッジと保持部材を嵌めた状態で容易に収納ケースに収納することが可能となる。
また、前記した梱包体において、前記第1保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部を有し、前記第2保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部を有し、前記第1保持部および前記第2保持部は、前記回転軸線に対して傾斜する保持面をそれぞれ有する構成とすることもできる。
これによれば、第1保持部材と第2保持部材が対面する方向から保持部材をカートリッジに取り付けることが可能となるので、カートリッジと保持部材を容易に組み付けることが可能となる。
前記した梱包体において、前記第1保持部材は、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面を下にして置かれたときに前記一端部を支持する第1支持面を有し、前記第2保持部材は、前記第2側面を下にして置かれたときに前記他端部を支持する第2支持面を有し、前記第2側面と前記第1支持面の間隔は、前記第2側面と前記第2支持面の間隔よりも小さい構成とすることができる。
前記した梱包体において、前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記フレームよりも変形しやすく、自身が変形することで衝撃を吸収するように構成することができる。
これによれば、梱包体が落下して収納ケースの側面が床などに衝突したときには、保持部材が変形することで落下の衝撃を好適に吸収することができるので、フレームなどの変形をより抑制することができる。これにより、落下時の現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した梱包体において、前記収納体は、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面と前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部との間に配置される第1介在部と、前記第2側面と前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部の間に配置される第2介在部とを有し、前記第2側面と前記一端部の間隔は、前記第2側面と前記他端部の間隔よりも小さく、前記第1介在部は、前記フレームおよび前記第2介在部よりも変形しやすく構成することができる。
これによれば、梱包体が落下して収納ケースの第2側面が床などに衝突したときには、カートリッジの角部分から大きな力を受ける第1介在部を優先的に変形させることができるので、落下の衝撃を効率的に吸収することができる。これにより、落下時の現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した梱包体において、前記回転軸線と、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面とがなす角度は、例えば、5度〜45度とすることができる。
前記した梱包体において、前記収納ケースは、前記カートリッジが着脱可能な画像形成装置の装置本体であり、前記収納体は、前記カートリッジに取り付けられた状態で前記装置本体に装着されたときに、前記回転軸線が前記複数の第2側面のうちの少なくとも1つに対して傾斜した状態となるように前記カートリッジを保持する保持部材を有する構成とすることができる。
本発明によれば、梱包体が落下したときの現像剤漏れを抑制することができる。
実施形態に係るカートリッジが使用される画像形成装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る梱包体の全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る梱包体の断面図である。 第1実施形態における収納ケースの各側面と現像カートリッジとの位置関係を示す図(a)〜(c)である。 発明の効果の説明図であり、実施形態を示す図(a)と、比較例を示す図(b)である。 第1の変形例に係る梱包体の断面図である。 第2の変形例における収納ケースの各側面と現像カートリッジとの位置関係を示す図(a)〜(c)である。 第2実施形態に係る梱包体の断面図(a)と、第2実施形態の変形例に係る梱包体の断面図(b)である。 第3実施形態に係る梱包体の全体構成を示す斜視図である。 プロセスカートリッジと保持部材の斜視図である。 第3実施形態における本体筐体の側面とプロセスカートリッジとの位置関係を示す図であり、梱包時を示す図(a)と、使用時を示す図(b)である。 第3の変形例に係る梱包体を示す図である。 第4の変形例に係る梱包体を示す図である。
[第1実施形態]
次に、第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、まず、実施形態に係るカートリッジが使用される画像形成装置とカートリッジの概略構成について説明し、その後、発明に係る梱包体の詳細について説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、本体筐体2内に、給紙部3と、画像形成部4とを主に備えている。なお、カラープリンタ1の説明においては、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」とし、図1の紙面奥側を「左」とし、図1の上下を「上下」とする。
本体筐体2は、上部に開口を有する箱状の本体フレーム21と、本体フレーム21の上側に設けられ、図示しない後側の回動軸を中心として上下に回動することで本体フレーム21の開口を開閉するアッパーカバー22とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ31と、用紙Sを画像形成部4に供給する供給機構32とを主に備えている。給紙部3は、給紙トレイ31内の用紙Sを供給機構32により1枚ずつ分離して画像形成部4に供給する。
画像形成部4は、4つの露光ユニット5と、4つのプロセスカートリッジ6と、転写ユニット7と、定着装置8とを主に備えて構成されている。
露光ユニット5は、感光体ドラム51に対向して配置され、下端に左右に配列された図示しない複数の発光ダイオード(LED)を備えている。露光ユニット5は、形成すべき画像のデータに基づいてLEDが明滅することで、感光体ドラム51の表面を露光する。また、露光ユニット5は、露光ユニット保持部24を介してアッパーカバー22に保持され、アッパーカバー22を開くことでアッパーカバー22とともに移動して感光体ドラム51から離間する(図9も参照)。
プロセスカートリッジ6は、アッパーカバー22と給紙トレイ31との間で前後に並んで配置され、アッパーカバー22が開かれた状態において本体フレーム21に対し着脱可能となっている。各プロセスカートリッジ6は、ドラムカートリッジ6Aと、カートリッジの一例としての現像カートリッジ6Bとを備えている。
ドラムカートリッジ6Aは、感光体ドラム51と、帯電器52と、感光体ドラム51や帯電器52を支持するドラムフレーム50とを主に有している。
現像カートリッジ6Bは、ドラムカートリッジ6Aに対して着脱可能に構成されており、現像ローラ61と、供給ローラ62と、層厚規制ブレード63と、現像剤の一例としてのトナーを収容する収容部64が形成されたフレーム60とを主に有している。フレーム60は、現像ローラ61や供給ローラ62を回転可能に支持している。収容部64内のトナーは、供給ローラ62を介して現像ローラ61に供給され、現像ローラ61と層厚規制ブレード63との間で一定の厚さに規制された上で現像ローラ61上に担持される。
転写ユニット7は、給紙トレイ31とプロセスカートリッジ6との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設され、外側の面が各感光体ドラム51に対向している。転写ローラ74は、搬送ベルト73を介して感光体ドラム51に対向して配置されている。
定着装置8は、プロセスカートリッジ6および転写ユニット7の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを主に備えている。
画像形成部4は、回転する感光体ドラム51の表面を、帯電器52により帯電し、露光ユニット5により露光することで、感光体ドラム51上に静電潜像を形成する。そして、現像ローラ61に担持されたトナーを感光体ドラム51に供給することで静電潜像を可視像化し、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。その後、給紙部3から搬送ベルト73上に供給された用紙Sを感光体ドラム51と転写ローラ74との間で搬送することで、感光体ドラム51上のトナー像を用紙Sに転写する。そして、トナー像が転写された用紙Sを加熱ローラ81と加圧ローラ82との間で搬送することで、用紙Sにトナー像を熱定着する。
トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ91や排出ローラ92によってアッパーカバー22の上面に設けられた排紙トレイ23上に排出される。
次に、実施形態に係る梱包体の詳細について説明する。なお、以下の説明においては、現像ローラ61の回転軸線方向を単に「回転軸線方向」という。
図2に示すように、梱包体10は、現像カートリッジ6Bと、現像カートリッジ6Bを保護するための収納体11とを備えて構成されている。そして、収納体11は、収納ケース100と、第1保持部材200と、第2保持部材300とを主に有している。
現像カートリッジ6Bは、前記したとおり、トナーを収容するフレーム60や、フレームに対して回転可能な現像ローラ61(図2では図示せず)などを有するカートリッジである。本実施形態においては、現像ローラ61を保護するために、現像カートリッジ6Bにカバー6Cが取り付けられている。このカバー6Cは、現像カートリッジ6Bをカラープリンタ1で使用する際には取り外される。
収納ケース100は、現像カートリッジ6Bを収納するための箱状の部材であり、段ボールなどの紙から形成されている。詳しくは、収納ケース100は、現像カートリッジ6Bが収納された状態(図3も参照)で、現像ローラ61の回転軸線61Aと交差するように回転軸線方向においてフレーム60の両側に配置される一対の第1側面110と、一対の第1側面110をつなぐ4つの第2側面120とを有している。第1側面110および第2側面120は、いずれも長方形状をなしており、収納ケース100は、全体として直方体形状に形成されている。
以下の説明では、図2の左側の第1側面110を左側面111といい、左側面111に平行な図2の右側の第1側面110を右側面112という。また、第1側面110に直交する図2の手前側の第2側面120を前側面121といい、前側面121に平行な図2の奥側の第2側面120を後側面122という。さらに、第1側面110、前側面121および後側面122に直交する上側の第2側面120を上側面123といい、上側面123に平行な図2の下側の第2側面120を下側面124という。収納ケース100(梱包体10)は、通常、下側面124を下にして置かれるものとする。
図3に示すように、第1保持部材200および第2保持部材300は、収納ケース100に収納された状態で現像カートリッジ6Bを保持する部材である。より詳しくは、回転軸線方向において、第1保持部材200が現像カートリッジ6Bの一端部である第1端部6Eを保持し、第2保持部材300が現像カートリッジ6Bの他端部である第2端部6Fを保持する。
第1保持部材200は、本体部210と、本体部210から収納ケース100の内面に向けて突出して先端が収納ケース100の内面に接触する接触部220と、本体部210の回転軸線方向内側の面に形成された凹状の第1保持部230を有している。同様に、第2保持部材300は、本体部310と、本体部310から収納ケース100の内面に向けて突出して先端が収納ケース100の内面に接触する接触部320と、本体部310の回転軸線方向内側の面に形成された凹状の第2保持部330とを有している。
第1保持部230および第2保持部330は、現像カートリッジ6Bの対応する端部6E,6Fに係合して現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fを保持する部分である。第1保持部230は、現像カートリッジ6Bの第1端部6Eを支持可能な保持面240を有し、第2保持部330は、現像カートリッジ6Bの第2端部6Fを支持可能な保持面340を有している。
保持面240,340は、4つの第2側面120に対応して各保持部230,330に4つずつ形成され(一部図示せず)、梱包体10が第2側面120を下にして置かれたときに現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fを下側から支持する。
詳しくは、図4(a)に示すように、梱包体10が下側面124を下にして置かれたとき、各端部6E,6Fの下に位置する保持面244,344(以下、下保持面244,344という。)が端部6E,6Fを下側から支持する。同様に、梱包体10が上側面123を下にして置かれたとき、各端部6E,6Fの下に位置する保持面243,343(以下、上保持面243,343という。)が端部6E,6Fを下側から支持する。
また、図4(b)に示すように、梱包体10が前側面121を下にして置かれたとき、各端部6E,6Fの下に位置する保持面241,341(以下、前保持面241,341という。)が端部6E,6Fを下側から支持する。同様に、梱包体10が後側面122を下にして置かれたとき、各端部6E,6Fの下に位置する保持面242,342(以下、後保持面242,342という。)が端部6E,6Fを下側から支持する。
図4(a)に示すように、上保持面243,343同士および下保持面244,344同士は、それぞれ、保持部材200,300が現像カートリッジ6Bとともに収納ケース100に収容された状態において、図4(a)の上下方向にずれて配置されている。詳しくは、上保持面243,343同士および下保持面244,344同士は、梱包体10が下側面124を下にして置かれたとき、下側面124と下保持面244の間隔D11が、下側面124と下保持面344の間隔D12よりも小さくなるように、図4(a)の上下方向にずれて配置されている。なお、ここでは、下保持面244が「第1支持面」に相当し、下保持面344が「第2支持面」に相当する。
また、図4(b)に示すように、前保持面241,341同士および後保持面242,342同士は、それぞれ、保持部材200,300が現像カートリッジ6Bとともに収納ケース100に収容された状態において、図4(b)の上下方向にずれて配置されている。詳しくは、前保持面241,341同士および後保持面242,342同士は、梱包体10が前側面121を下にして置かれたとき、前側面121と前保持面241の間隔D13が、前側面121と前保持面341の間隔D14よりも小さくなるように、図4(b)の上下方向にずれて配置されている。なお、ここでは、前保持面241が「第1支持面」に相当し、前保持面341が「第2支持面」に相当する。
このように保持面240,340が設けられていることで、現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fに保持部材200,300の第1保持部230,330を係合して収納ケース100の収納したとき、収納体11は、すべての第2側面120(具体的には、前側面121と後側面122、および、上側面123と下側面124)に対して現像ローラ61の回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されている。
また、すべての第2側面120に対して回転軸線61Aが傾斜していることで、図4(a)〜(c)に示すように、収納体11は、第1側面110(左側面111と右側面112)に対しても回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持する。つまり、本実施形態において、収納体11は、すべての側面110,120に対して回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されている。なお、図4(c)では、保持部材200,300の図示を省略している。
現像ローラ61の回転軸線61Aと、第2側面120とがなす角度は、5度〜45度であることが好ましい。図面を参照してより具体的に説明すれば、図4(a)に示す回転軸線61Aと、上側面123および下側面124とがなす角度θ1や、図4(b)に示す回転軸線61Aと、前側面121および後側面122とがなす角度θ2は、5度〜45度程度であることが好ましい。
図3に示すように、各保持面240,340は、第2側面120に対して傾斜する現像ローラ61の回転軸線61Aに対して略平行な面として形成されている。詳しくは、各保持面240,340は、現像カートリッジ6B(フレーム60)の回転軸線方向に沿って延びる外面に対し、略平行な面として形成されている。対向する一対の保持面240,230の間隔は、その間に入り込む現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fの回転軸線61Aに直交する方向の寸法と略等しくなっている。
第1保持部材200および第2保持部材300は、現像カートリッジ6Bのフレーム60を構成する材料よりも軟らかい材料、具体的には、縦弾性係数(ヤング率)が小さい材料から形成されている。一例として、フレーム60は、耐衝撃性変性ポリスチレン(PH−HI)から形成され、第1保持部材200および第2保持部材300は、発泡スチロールから形成されている。これにより、第1保持部材200および第2保持部材300は、フレーム60よりも変形しやすく、梱包体10が落下したときに現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fから力を受けて自身が変形することで落下時の衝撃を吸収するように構成されている。
次に、以上のように構成された梱包体10の作用効果について説明する。
図5(b)に比較例として示すように、保持部材200A,300Aが、第2側面120に対して現像ローラ61の回転軸線61Aが平行な状態で現像カートリッジ6Bを保持している場合、梱包体10Aが落下して、例えば、上側面123が床Fに衝突すると、内部に収納された現像カートリッジ6Bに大きな衝撃がかかる。そうすると、長尺状のフレーム60のうち、端部6E,6Fよりも剛性が低い中央部が撓むなどすることで、現像ローラ61と、フレーム60に支持された層厚規制ブレード63などとの間に隙間ができ、この隙間からトナーが漏れ出すおそれがある。また、梱包体10Aが現像ローラ61を下にして落下したときには、黒の矢印で示すようにフレーム60内に収容されたトナーから現像ローラ61の特に中央部に大きな圧力がかかり、この大きな圧力によってトナーが、例えば、現像ローラ61と層厚規制ブレード63との間などから吹き出すように漏れるおそれがある。
図5(a)に示すように、本実施形態では、収納体11が、回転軸線61Aが第2側面120(上側面123)に対して傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持していることで、梱包体10が落下して上側面123が床Fに衝突したとき、現像カートリッジ6Bにかかる衝撃を図5(b)に示す比較例の場合よりも小さくすることができる。また、梱包体10が落下したときには、第2保持部材300の上保持面343が、現像カートリッジ6Bの第2端部6Fの角部分から集中的に力を受けることになるので、上保持面343が変形することで落下時の衝撃を吸収して、現像カートリッジ6Bにかかる衝撃をより小さくすることができる。その結果、フレーム60などの撓みを抑制することができ、フレーム60と層厚規制ブレード63などとの間に隙間ができることを抑制することができる。また、回転軸線61A(現像ローラ61)が傾斜していることで、フレーム60内のトナーが傾斜している現像ローラ61の表面に沿って流動できるので、トナーから現像ローラ61の回転軸線方向中央部に大きな圧力がかかりにくい。これらにより、本実施形態によれば、落下時のトナー漏れを抑制することができる。
特に本実施形態では、収納体11が、すべての第2側面120(前側面121と後側面122、および、上側面123と下側面124)に対して傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するので、収納ケース100の前側面121、後側面122、上側面123および下側面124の何れの側面が床Fに衝突した場合であっても、上記したとおり落下時のトナー漏れを抑制することができる。
また、本実施形態では、保持部材200,300がフレーム60よりも変形しやすいので、梱包体10が落下して第2側面120が床Fに衝突したときには、保持部材200,300が積極的に変形することで落下の衝撃を好適に吸収することができ、フレーム60などの変形をより抑制することができる。これにより、トナー漏れをより抑制することができる。
また、本実施形態では、保持面240,340が回転軸線61Aに対して平行なので、保持面240,340が、回転軸線方向に長い現像カートリッジ6Bの、対応する端部6E,6Fに沿う形状となっている。これにより、端部6E,6Fを対応する保持部材200,300の保持部230,330で保持したときに、端部6E,6Fと保持部材200,300とを嵌合した状態とすることができる。そのため、現像カートリッジ6Bと保持部材200,300との脱落が抑制されるので、現像カートリッジ6Bと保持部材200,300を嵌めた状態で容易に収納ケース100に収納することが可能となる。
なお、上記した形態では、図3に示したように、各保持面240,340が第2側面120に対して傾斜する現像ローラ61の回転軸線61Aに対して略平行な面として形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、各保持面240,340は、回転軸線61Aに対して傾斜する面として、詳しくは、第2側面120に略平行な面として形成されていてもよい。このような構成によれば、第1保持部材200と第2保持部材300が対面する方向である図示左右方向から保持部材200,300を現像カートリッジ6Bに取り付けることができるので、現像カートリッジ6Bと保持部材200,300を容易に組み付けることが可能となる。
また、上記した形態では、図4(a)〜(c)に示したように、保持部材200,300(収納体11)が、すべての側面110,120に対して回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図7(a)〜(c)に示すように、収納体11(保持部材200,300)は、一対の第2側面120、一例として、上側面123と下側面124に対してのみ、回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されていてもよい。この形態では、図7(b)に示すように、回転軸線61Aは、前側面121と後側面122に対しては平行となっている。図7(c)では、保持部材200,300の図示を省略している。
なお、図7(a)を参考にして説明すると、例えば、上側面123と下側面124が互いに平行でない場合には、収納体11は、1つの第2側面(例えば、下側面124)に対してのみ回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態を含む以下で説明する実施形態では、先に説明した実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
図8(a)に示すように、収納体11は、収納ケース100と、4つの保持部材410〜440とを主に有している。保持部材410は、下側面124と現像カートリッジ6Bの第1端部6Eとの間に配置され、保持部材420は、下側面124と現像カートリッジ6Bの第2端部6Fとの間に配置されている。また、保持部材430は、上側面123と第1端部6Eとの間に配置され、保持部材440は、上側面123と第2端部6Fとの間に配置されている。
保持部材410,420は、図示上下方向の寸法が異なっており、詳しくは、下側面124と第1端部6Eの間隔D21が、下側面124と第2端部6Fの間隔D22よりも小さくなるように形成されている。ここで、保持部材410は「第1介在部」に相当し、保持部材420は「第2介在部」に相当する。また、保持部材430と保持部材440も、図示上下方向の寸法が異なっており、詳しくは、上側面123と第2端部6Fの間隔D24が、上側面123と第1端部6Eの間隔D23よりも小さくなるように形成されている。
これにより、現像カートリッジ6Bと保持部材410〜440を収納ケース100の収納したとき、収納体11は、上側面123と下側面124に対して現像ローラ61の回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されている。
保持部材410〜440は、フレーム60よりもヤング率が小さい材料、例えば、発泡スチロールから形成されている。さらに、保持部材410,440は、保持部材420,430よりも、例えば、空隙率が高い発泡スチロールから形成されている。これにより、保持部材410,440は、フレーム60および保持部材420,430よりも変形しやすく構成されている
このような本実施形態によっても、回転軸線61Aが第2側面120に対して傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持しているので、第1実施形態の場合と同様に、落下時のトナー漏れを抑制することができる。また、保持部材410,440がフレーム60や保持部材420,430よりも変形しやすく構成されているので、梱包体10が落下して第2側面120(123,124)が床などに衝突したときには、現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fの角部分から大きな力を受ける保持部材410,440を優先的に変形させることができ、落下の衝撃を効率良く吸収することができる。これにより、トナー漏れをより抑制することができる。
なお、上記した形態では、発泡スチロールの空隙率などを異ならせることで、一方の保持部材(410,440)を他方の保持部材(420,430)よりも変形しやすく構成したが、これに限定されるものではない。例えば、保持部材を段ボールなどの紙から形成しても、その構造を変えることで、一方の保持部材を他方の保持部材よりも変形しやすく構成することができる。
例えば、図8(b)に示す収納体11は、収納ケース100と、段ボールなどの紙から形成された4つの保持部材450〜480とを主に有している。保持部材450,460は、下側面124と第1端部6Eの間隔D25が下側面124と第2端部6Fの間隔D26よりも小さく形成され、保持部材470,480は、上側面123と第2端部6Fの間隔D28が上側面123と第1端部6Eの間隔D27よりも小さく形成されている。これにより、収納体11は、上側面123と下側面124に対して現像ローラ61の回転軸線61Aが傾斜した状態で現像カートリッジ6Bを保持するように構成されている。ここでは、保持部材450が「第1介在部」に相当し、保持部材460は「第2介在部」に相当する。
保持部材450,480は、紙を断面視略U字形状に折ることで形成され、保持部材460,470は、紙を断面視略M字形状に折ることで形成されている。これにより、保持部材460,470は、図示左右方向中央部分が補強されることになるので、保持部材450,480よりも剛性が高い構成となる。その結果、保持部材450,480は、相対的に、保持部材460,470よりも変形しやすく構成される。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
図9に示すように、本実施形態の梱包体(符号省略)は、カートリッジとしての4つのプロセスカートリッジ6と、収納体13とを備えている。そして、収納体13は、プロセスカートリッジ6が着脱可能な収納ケースとしてのカラープリンタ1の本体筐体2(「装置本体」に相当)と、4つの保持部材500とを有して構成されている。
図10に示すように、プロセスカートリッジ6は、ドラムカートリッジ6Aに、フレーム60や現像ローラ61を有する現像カートリッジ6Bを装着した状態のカートリッジである(図1も参照)。
保持部材500は、輸送中のプロセスカートリッジ6のがたつきを抑えるために、プロセスカートリッジ6に取り付けられる部材である。プロセスカートリッジ6は、保持部材500が取り付けられた状態でも本体筐体2(本体フレーム21)に対し着脱可能となっている。保持部材500は、プロセスカートリッジ6の回転軸線方向一方側の側面を覆う第1側部510と、他方側の側面を覆う第2側部520と、第1側部510と第2側部520を接続する接続部530とを一体に有している。第1側部510の図示上端部には回転軸線方向外側に向けて突出する突出部511が形成されている。
図11(a)に示すように、本体筐体2は、プロセスカートリッジ6を収納する部材であり、回転軸線方向においてフレーム60の両側に配置される第1側面としての左右一対の側面2L,2Rと、側面2L,2Rをつなぐ第2側面としての上下の側面2A,2Bおよび図示しない前後の側面とを有している。
プロセスカートリッジ6は、保持部材500が取り付けられた状態で本体フレーム21に装着されると、保持部材500の突出部511が本体フレーム21の上端縁に当接することで、左側の端部が斜め上を向く傾斜した状態となる。つまり、収納体13は、回転軸線61Aが第2側面としての本体筐体2の上下の側面2A,2Bに対して傾斜した状態でプロセスカートリッジ6を保持するように構成されている。
なお、カラープリンタ1を使用するときには、図11(a)に示す状態から、アッパーカバー22を開いてプロセスカートリッジ6を取り外し、プロセスカートリッジ6から保持部材500を取り外す。そして、保持部材500を取り外した状態のプロセスカートリッジ6を本体フレーム21に装着してアッパーカバー22を閉じる。これにより、図11(b)に示すように、現像ローラ61は、回転軸線61Aが本体筐体2の上下の側面2A,2Bに対して平行となり、カラープリンタ1は画像形成可能な状態となる。
このような本実施形態によっても、回転軸線61Aが側面2Bなどに対して傾斜した状態でプロセスカートリッジ6を保持しているので、例えば、下側の側面2Bなどから衝撃がかかったときには、第1実施形態や第2実施形態の場合と同様に、落下時のトナー漏れを抑制することができる。ちなみに、図示は省略するが、本実施形態の収納体13は、本体筐体2と保持部材500のほか、本体筐体2(カラープリンタ1)を収納する箱と、この箱内で本体筐体2を周囲から支持する、発泡スチロールなどから形成された緩衝材をさらに備えていてもよい。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、現像カートリッジ6Bの端部6E,6Fが保持部材200,300などを介して収納ケース100に保持されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、現像カートリッジ6Bは、その端部6E,6Fのうちの、図示上下方向の一方が紙製の保持部材600を介して収納ケース100に保持され、図示上下方向の他方が収納ケース100に直接保持されていてもよい。これによれば、収納ケース100の小型化が可能となるため、収納ケース100を作るために必要な紙などの資源の消費量を減らすことができる。なお、フレーム60やカバー6Cの形状は、収納ケース100の内面形状に沿うように適宜変更することができる。なお、図12を参考に説明すると、1枚の段ボールを折るなどして、保持部材600が収納ケース100の一部として一体に形成される場合、本発明において、収納体は収納ケースのみを有する構成、つまり、収納体と収納ケースは同一部材となる。
前記実施形態では、発泡スチロールや紙から形成された保持部材を例示したが、保持部材の構成は前記した構成に限定されるものではない。例えば、図13に示すように、保持部材として、樹脂製のシート状部材を溶着するなどして形成された空気袋710を複数有する保持部材700を採用してもよい。この保持部材700は、全体としては、図示左右方向の一端が開口した袋状に形成され、その中に現像カートリッジ6Bを入れた状態で、現像カートリッジ6Bとともに収納ケース100に収納されている。
前記実施形態では、収納体11は、現像ローラ61の回転軸線61Aが一対の第1側面110と交差するように現像カートリッジ6Bを保持する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、図3を参考にして説明すると、収納体11は、現像ローラ61の回転軸線61Aが第1側面110と第2側面120とによって形成される角部分を通るように現像カートリッジ6Bを保持する構成であってもよい。
前記実施形態では、図3などに示したように、第2側面120が第1側面110に対し直交した状態で配置されていたが、これに限定されず、例えば、図13に示すように、第2側面120は、第1側面110に対し傾斜した状態で配置されていてもよい。また、前記実施形態では、収納ケース100が第2側面120を4つ有していたが、これに限定されず、例えば、収納ケースは、第2側面を5つ以上有していてもよい。また、第2側面は、4つ未満であってもよい。
前記実施形態では、カートリッジとして、第1実施形態などで現像カートリッジ6Bを例示し、第3実施形態でプロセスカートリッジ6を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、現像カートリッジは、現像ローラや供給ローラが配置される部分と、現像剤を収容する部分(トナーボックス)とが着脱可能に構成されていてもよい。また、プロセスカートリッジは、現像カートリッジとドラムカートリッジが一体、つまり、着脱不能に構成されていてもよい。
前記実施形態では、本発明のカートリッジが使用される画像形成装置として、カラー画像を形成可能なカラープリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、本発明のカートリッジを1つだけ備える、モノクロ画像のみを形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
6B 現像カートリッジ
6E 第1端部
6F 第2端部
10 梱包体
11 収納体
60 フレーム
61 現像ローラ
61A 回転軸線
100 収納ケース
110 第1側面
111 左側面
112 右側面
120 第2側面
121 前側面
122 後側面
123 上側面
124 下側面
200 第1保持部材
230 第1保持部
240 保持面
241 前保持面
242 後保持面
243 上保持面
244 下保持面
300 第2保持部材
330 第2保持部
340 保持面
341 前保持面
342 後保持面
343 上保持面
344 下保持面

Claims (10)

  1. 現像剤を収容するフレームと、前記フレームに対して回転可能な現像ローラとを有するカートリッジと、
    前記カートリッジを収納する収納ケースを有する収納体と、を備えた梱包体であって、
    前記収納ケースは、前記現像ローラの回転軸線方向において前記フレームの両側に配置される一対の第1側面と、前記一対の第1側面をつなぐ複数の第2側面とを有し、
    前記収納体は、前記回転軸線が前記複数の第2側面のうちの少なくとも1つに対して傾斜した状態で前記カートリッジを保持するように構成されたことを特徴とする梱包体。
  2. 前記収納体は、すべての第2側面に対して傾斜した状態で前記カートリッジを保持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
  3. 前記収納体は、前記収納ケースに収納された状態で前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部材と、前記収納ケースに収納された状態で前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部材とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の梱包体。
  4. 前記第1保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部を有し、
    前記第2保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部を有し、
    前記第1保持部および前記第2保持部は、前記回転軸線に対して平行な保持面をそれぞれ有することを特徴とする請求項3に記載の梱包体。
  5. 前記第1保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部を保持する第1保持部を有し、
    前記第2保持部材は、前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部を保持する第2保持部を有し、
    前記第1保持部および前記第2保持部は、前記回転軸線に対して傾斜する保持面をそれぞれ有することを特徴とする請求項3に記載の梱包体。
  6. 前記第1保持部材は、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面を下にして置かれたときに前記一端部を支持する第1支持面を有し、
    前記第2保持部材は、前記第2側面を下にして置かれたときに前記他端部を支持する第2支持面を有し、
    前記第2側面と前記第1支持面の間隔は、前記第2側面と前記第2支持面の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の梱包体。
  7. 前記第1保持部材および前記第2保持部材は、前記フレームよりも変形しやすく、自身が変形することで衝撃を吸収するように構成されていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の梱包体。
  8. 前記収納体は、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面と前記カートリッジの前記回転軸線方向一端部との間に配置される第1介在部と、前記第2側面と前記カートリッジの前記回転軸線方向他端部の間に配置される第2介在部とを有し、
    前記第2側面と前記一端部の間隔は、前記第2側面と前記他端部の間隔よりも小さく、
    前記第1介在部は、前記フレームおよび前記第2介在部よりも変形しやすく構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の梱包体。
  9. 前記回転軸線と、前記回転軸線に対して傾斜する第2側面とがなす角度は、5度〜45度であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の梱包体。
  10. 前記収納ケースは、前記カートリッジが着脱可能な画像形成装置の装置本体であり、
    前記収納体は、前記カートリッジに取り付けられた状態で前記装置本体に装着されたときに、前記回転軸線が前記複数の第2側面のうちの少なくとも1つに対して傾斜した状態となるように前記カートリッジを保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
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