JP2008260556A - 梱包資材 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤の漏れをより確実に防止することができる作像カートリッジ及び現像カートリッジの梱包資材を提供する。
【解決手段】現像剤を収納する容器と容器に取り付けられた現像ローラと現像ローラに対向する感光体ドラム4とを有する作像カートリッジ21を収納する梱包資材45。梱包資材45は、等脚台形の形状を有する側面45a,45bを有する六面体である。作像カートリッジ21は、現像装置側の作像カートリッジ21の側面が側面45eと対向し、クリーナー側の作像カートリッジ21の側面が側面45fと対向するように梱包資材45に収納される。
【選択図】図4

Description

本発明は、梱包資材に関し、より特定的には、作像カートリッジ及び現像カートリッジの梱包資材に関する。
プリンタやコピー機等の画像形成装置には、交換可能な作像カートリッジが取り付けられている。このような作像カートリッジは、工場において現像剤が注入された後に、直方体の箱に梱包されて出荷される。なお、作像カートリッジを梱包するための直方体の梱包資材については、特許文献1又は特許文献2に記載されている。
ところで、直方体の梱包資材に梱包された作像カートリッジは、現像ローラの軸方向が鉛直方向と一致するように、該作像カートリッジが立てられた状態で搬送されることがある。立てられた状態の作像カートリッジ内では、重力により下側の端部に現像剤が集中している。このように作像カートリッジの端部に現像剤が集中した状態で、運搬中の衝撃により作像カートリッジが倒れてしまうと、現像剤を収納する容器と現像ローラとの隙間から現像剤が漏れてしまう。
そこで、従来では、作像カートリッジは、図7に示すような平行四辺形の面を持った六面体の箱103に梱包されていた。図7は、箱103に梱包された状態の従来の作像カートリッジ100を示した図である。具体的には、作像カートリッジ100の現像ローラの軸方向の端部に緩衝部材102が取り付けられ、作像カートリッジ100及び緩衝部材102が平行四辺形の面を持った六面体の箱103に収納される。
図7に示すように、現像ローラの軸方向の端部の面を下側に配置して、作像カートリッジ100を立てた場合、作像カートリッジ100の重心が、現像ローラの軸方向の端部の面に対して水平方向にずれる。その結果、作像カートリッジ100には倒れる方向にモーメントが発生し、該作像カートリッジ100は、図7に示すように立てられた状態を維持することができず、横に倒れる。このように、作像カートリッジ100が立った姿勢を維持できないようにすることで、作像カートリッジ100内の一方の端部に現像剤が集中することを防止している。
しかしながら、図7に示す箱103では、作像カートリッジ100から現像剤が漏れることを十分に防止することができなかった。以下に詳しく説明する。
作像カートリッジ100は、現像剤が漏れやすい姿勢と漏れにくい姿勢とを有している。例えば、図7の作像カートリッジ100においてA側の面を下側にした姿勢での現像剤の漏れよりも、B側の面を下側にした姿勢での現像剤の漏れの方が多い場合がある。この場合、作像カートリッジ100は、図7に示す状態に対して上下を逆にして立てられると、B側の面が下側になるように倒れる。その結果、箱103が倒れる際の衝撃により現像剤が作像カートリッジ100から漏れてしまっていた。
特開2004−299713号公報 特開2006−327649号公報
そこで、本発明の目的は、現像剤の漏れをより確実に防止することができる作像カートリッジ及び現像カートリッジの梱包資材を提供することである。
本発明は、現像剤を収納する容器と該容器に取り付けられた現像ローラと該現像ローラに対向する感光体とを有する作像カートリッジを収納する梱包資材において、前記作像カートリッジの収納時において、前記現像ローラの軸方向の両端に位置する2つの端部と、前記端部間を繋ぐ複数の側面と、を備え、前記2つの端部のいずれが水平面に接触しても、前記複数の側面の内の特定の側面と該水平面とのなす角が鋭角を形成すること、を特徴とする。
本発明は、現像剤を収納する容器と該容器に取り付けられた現像ローラとを有する現像カートリッジを収納する梱包資材において、前記現像カートリッジの収納時において、前記現像ローラの軸方向の両端に位置する2つの端部と、前記端部間を繋ぐ複数の側面と、を備え、前記2つの端部のいずれが水平面に接触しても、前記複数の側面の内の特定の側面と該水平面とのなす角が鋭角を形成すること、を特徴とする。
本発明によれば、梱包資材を立てかけた場合には、2つの端部のいずれが下側に位置していたとしても、特定の側面が下側となるように倒れるようになる。そのため、この特定の側面が下側となったときに現像剤が漏れにくいように作像カートリッジ又は現像カートリッジを梱包資材に収納すれば、作像カートリッジ又は現像カートリッジの運搬時において現像剤が漏れることを効果的に防止できる。
本発明において、前記側面は、4つの面により構成されており、前記特定の側面に隣接する2つの側面は、台形状であってもよい。
本発明において、前記感光体と対向する台形状の前記側面が開閉可能であってもよい。作像カートリッジでは、現像剤は、現像ローラが感光体と対向するために形成された開口から漏れる。そのため、感光体と対向する台形状の側面から作像カートリッジを取り出し可能とすることにより、該開口を下側に向けることなく作像カートリッジを取り出すことができるようになる。その結果、作像カートリッジの取り出し時に現像剤が漏れることが防止される。
本発明において、前記台形状は、等脚台形であってもよい。台形状の側面が、等脚台形の形状を有しているので、作像カートリッジが梱包資材内で動いて破損することを防止するために該作像カートリッジの両端に設けられる緩衝部材を、それぞれの両端用に2種類準備する必要がなくなる。その結果、梱包資材の製造コストを削減することができる。
本発明において、前記作像カートリッジは、その重心が、前記特定の側面に対向する側面よりも該特定の側面に近くなるように配置されてもよい。これにより、特定の側面が下側になるように作像カートリッジが倒れる方向へのモーメントが大きくなる。
本発明において、前記現像ローラの一部は、前記感光体と対向するために、前記容器に形成された開口を介して該容器から露出しており、前記作像カートリッジは、前記開口が、前記特定の側面と対向する側面を向くように収納されてもよい。これにより、特定の側面が下側を向くように倒れた場合、開口は上側を向くようになる。その結果、開口から現像剤が漏れることが防止される。
本発明において、前記端部と前記作像カートリッジとの間に設けられる緩衝部材を、更に備え、前記緩衝部材は、前記現像ローラの軸方向に延びる第1の脚部及び第2の脚部を、含み、前記第1の脚部は、前記第2の脚部よりも長く、かつ、前記端部に接触しており、前記第2の脚部と前記端部との間には、隙間が形成されてもよい。これにより、現像ローラの軸方向と鉛直方向とが一致する状態で梱包資材が水平面に落下した場合には、第1の脚部により衝撃が吸収され、その後、残った衝撃により梱包資材が撓んで隙間がなくなり、水平面と第2の脚部とが衝突するようになる。すなわち、第2の脚部が衝突する前に、第1の脚部及び梱包資材により大半の衝撃が吸収されるようになる。その結果、衝撃吸収性に劣る第2の脚部には、わずかな衝撃しか伝わらなくなり、作像カートリッジが落下による衝撃により破損することが効果的に防止される。
(画像形成装置)
以下に、本発明の一実施形態に係る梱包資材に梱包される作像カートリッジを備えた画像形成装置の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、該画像形成装置1の全体構成を示した図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式による複写機であって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、印刷ジョブを受付けて紙等の印刷媒体に画像を形成する機能を有し、印刷部2、給紙部14、定着装置19及び排紙トレイ20を備える。
給紙部14は、用紙を一枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ15及び給紙ローラ16を含む。用紙トレイ15は、印刷前の状態の複数種類の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ16は、用紙トレイ15に載置された紙を一枚ずつ取り出す。
印刷部2は、給紙部14から供給されてくる用紙にトナー画像を形成するトナー画像形成手段としての役割を果たし、作像カートリッジ21(21Y,21M,21C,21K)、露光制御部3、露光装置6(6Y,6M,6C,6K)、1次転写ローラ8(8Y,8M,8C,8K)、転写ベルト10、駆動ローラ11、従動ローラ12、転写ローラ13及びクリーニングブレード17を含む。また、作像カートリッジ21(21Y,21M,21C,21K)は、画像形成装置1に対して取り外し可能に取り付けられ、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)、帯電器5(5Y,5M,5C,5K)、現像装置7(7Y,7M,7C,7K)及びクリーナー9(9Y,9M,9C,9K)を含む。
感光体ドラム4の周面は、帯電器5により帯電させられる。そして、露光装置6は、露光制御部3の制御により、レーザを照射する。これにより、感光体ドラム4の周面には静電潜像が形成される。この静電潜像が形成された感光体ドラム4に対して、現像装置7の現像ローラがトナーを供給することにより、感光体ドラム4の周面にトナー画像が形成される。
前記トナー画像は、駆動ローラ11と従動ローラ12との間に張り渡された転写ベルト10に転写される。そして、該トナー画像は、転写ベルト10が駆動させられることにより、転写ローラ13まで搬送され、転写ローラ13により、給紙部14から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー画像が転写された用紙は、定着装置19に搬送される。定着装置19は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる定着手段としての役割を果たす。排紙トレイ20には、印刷済みの用紙が載置される。
(作像カートリッジについて)
次に、作像カートリッジ21について、図2を参照しながら説明する。図2は、作像カートリッジ21に含まれる現像ローラ31の軸方向に対する垂直方向における作像カートリッジ21の断面構造図である。
作像カートリッジ21は、画像形成装置1に対して取り外し可能に取り付けられ、図2に示すように、容器30、現像ローラ31、感光体ドラム4、クリーナー9及び帯電器5を備える。
容器30は、磁性材料を含む現像剤を収納する役割を果たし、上部に開口Oを有する。現像ローラ31は、容器30内に回動自在に取り付けられ、現像剤をその周面に担持する。現像ローラ31の一部は、前記開口Oから露出している。現像ローラ31は、この開口Oを介して、感光体ドラム4と対向し、感光体ドラム4の周面にトナー画像を形成する。なお、感光体ドラム4、クリーナー9及び帯電器5については既に説明を行ったので説明を省略する。
ここで、感光体ドラム4は、印刷時には、図2に示すように時計回りに回転する。感光体ドラム4にトナー画像が形成された後に現像ローラ31の周面に残留したトナーは、容器30と現像ローラ31との間に形成された隙間Gより、容器30内に回収される。そのため、該隙間Gは、現像剤を回収できる程度の隙間(1〜1.5mm程度)が空けられている。
しかしながら、このような隙間Gが存在すると、作像カートリッジ21の運搬時において、該隙間Gから現像剤が漏れてしまうおそれがある。特に、開口Oが下側を向く姿勢(クリーナー側が下側に位置する姿勢)で作像カートリッジ21が搬送されると、隙間Gから現像剤が漏れてしまうおそれがある。
そこで、以下に説明する本実施形態に係る梱包資材では、開口Oが下側を向いた姿勢で作像カートリッジ21が搬送されることを防止している。
(梱包資材)
以下に、梱包資材について図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、作像カートリッジ21にカバー41L,41Rが取り付けられる様子を示した斜視図である。図4は、作像カートリッジ21が梱包資材45に収納される様子を示した斜視図である。
図3に示すように、作像カートリッジ21には、現像ローラ31の軸方向の両端部分に、カバー41L,41Rが取り付けられる。カバー41L,41Rは、プラスチック等の樹脂により形成される。
更に、図4に示すように、カバー41L,41Rの上から覆いかぶさるように、緩衝部材42L,42Rが、作像カートリッジ21に取り付けられる。該緩衝部材42L,42Rは、梱包資材45内で作像カートリッジ21が動いてしまうことにより、該作像カートリッジ21が破損することを防止する役割を果たすと共に、外部からの衝撃を吸収する役割を果たす。そこで、緩衝部材42L,42Rは、衝撃吸収性に優れる発泡スチロールにより形成され、現像ローラ31の軸方向に延びる2本の脚部43及び脚部43よりも短い2本の脚部44を備える。脚部43,44の詳細については後述する。
緩衝部材42L,42Rが取り付けられた作像カートリッジ21は、図4に示すような台形の面を有する六面体の梱包資材45に収納される。以下に、梱包資材45の構造について詳しく説明する。
梱包資材45は、側面45a,45b,45e,45f及び端面45c,45dからなるダンボール箱である。端面45c,45dは、作像カートリッジ21の収納時において、現像ローラ31の軸方向の両端に位置する長方形の面である。また、側面45a,45b,45e,45fは、端面45cと端面45dとの間を繋ぐ4つの面である。
側面45a,45bは、等脚台形の形状を有し、上視したときに互いに重なり合うように並行に配置される。そして、側面45aは、作像カートリッジ21を収納及び取り出し可能とするために開閉可能に形成されている。具体的には、側面45aの長辺が、隣接する側面45fとつながった状態とされると共に、側面45aの他の辺が、端面45c,45d及び側面45eから切り離された状態とされる。
側面45eは、長方形の形状を有し、隣接する側面45a,45bのそれぞれの互いに平行な辺の短辺に挟まれるように配置される。更に、また、側面45fは、長方形の形状を有し、側面45a,45bのそれぞれの互いに平行な辺の長辺に挟まれると共に側面45eと対向するように配置される。
次に、作像カートリッジ21の収納方向について図4を参照しながら説明する。作像カートリッジ21は、図2に示す開口Oが側面45fの方を向くように梱包資材45に収納される。より具体的には、図4に示すように、作像カートリッジ21は、現像装置7側の側面が側面45eに対向し、クリーナー9側の側面が側面45fに対向し、かつ、感光体ドラム4の上側が側面45aに対向するように収納される。
(効果)
以下に、図5を参照しながら梱包資材45が奏する効果について説明する。図5は、作像カートリッジ21が収納された梱包資材45を側面45dの法線方向から見た透視図である。
以上のように構成された梱包資材45によれば、図5に示すように、端面45cと端面45dとが側面45eと鈍角をなすように配置されている。したがって、2つの端面45c,45dのいずれの面が水平面に接触するように梱包資材45が立てかけられたとしても、特定の側面45eと水平面とのなす角θは、鋭角となる。そのため、該梱包資材45は、図5に示すように立てられた場合には、端面45c又は端面45dのいずれが水平面と接触していたとしても、特定の側面45eが下側となるように倒れる。すなわち、作像カートリッジ21が倒れる方向が一方向に規制されるようになる。
ここで、前記特定の側面45eは、現像装置7側の作像カートリッジ21の側面が対向している。図2に示すように、現像装置7側の作像カートリッジ21の側面と開口Oとは互いに反対向きに配置されているので、側面45eが下側となるように倒れた場合、開口Oは、上側を向くようになる。そのため、作像カートリッジ21が倒れた際の衝撃により、隙間Gを介して容器30から現像剤が漏れてしまうことを効果的に防止することができる。
なお、作像カートリッジ21は、その重心が側面45fよりも側面45eの方が近くなるように、梱包資材45内において配置されることが好ましい。作像カートリッジ21の重心が側面45eに近づくにしたがって、梱包資材45が倒れる方向へのモーメントが大きくなるからである。更には、図5に示すように、梱包資材45が水平面状に載置された場合に、重心は、端面45cと側面45eの接点よりも現像装置7側に位置することが好ましい。これにより、より確実に、側面45eが下側に位置するように梱包資材45が倒れるようになる。なお、作像カートリッジ21では、現像装置7寄りに重心が位置しているので、図4に示すように作像カートリッジ21が梱包されることにより、作像カートリッジの重心は、側面45fよりも側面45eの近くに位置している。
また、緩衝部材42L,42Rは、相対的に長い脚部43と相対的に短い脚部44とを有しているので、梱包資材45の落下時において作像カートリッジ21が受ける衝撃を緩和することができる。より詳細には、現像ローラ31の軸方向と鉛直方向とが一致する状態で梱包資材45が水平面に落下した場合には、長い方の脚部43が短い方の脚部44よりも先に水平面に衝突し、その後、脚部44が水平面に衝突する。ここで、脚部44よりも長く形成された脚部43は、脚部44よりも衝撃吸収性において優れている。そのため、梱包資材45の落下時には、衝撃吸収性に優れる脚部43により大半の衝撃が吸収され、衝撃吸収性が劣る脚部44には残余のわずかな衝撃しか伝わらない。その結果、作像カートリッジ21が落下による衝撃により破損することが効果的に防止される。
更に、図5に示すように、相対的に長い方の脚部43が端面45c,45dに接触し、相対的に短い方の脚部44が隙間Sを空けて端面45c,45dに離間するように、緩衝部材42L,42Rが配置されているので、梱包資材45が落下した際に作像カートリッジ21が受ける衝撃を軽減することができる。以下に、詳しく説明する。
現像ローラ31の軸方向と鉛直方向とが一致する状態で梱包資材45が水平面に落下した場合には、脚部43により衝撃が吸収され、その後、残った衝撃により梱包資材45が撓んで隙間Sがなくなり、水平面と脚部44とが衝突するようになる。すなわち、脚部44が衝突する前に、脚部43及び梱包資材45により大半の衝撃が吸収されるようになる。その結果、衝撃吸収性に劣る脚部44には、わずかな衝撃しか伝わらなくなり、作像カートリッジ21が落下による衝撃によって破損することが効果的に防止される。
また、側面45a,45bは、等脚台形の形状を有しているので、緩衝部材42L,42Rは、同じ形状のものを使用することができる。そのため、2種類の緩衝部材42L,42Rを準備する必要がなくなり、梱包資材45の製造コストを削減することができる。
(変形例)
なお、本実施形態に係る梱包資材45の側面45a,45bは、台形の形状を有するとしたが、側面45a,45bの形状はこれに限らない。例えば、図6(a)に示すように、側面45a,45bは、台形の脚の辺が階段状になった形状を有していてもよい。また、図6(b)及び図6(c)に示すように、側面45a,45bは、台形の脚の辺が丸みを帯びた形状を有していてもよい。
なお、本実施形態に係る梱包資材45における梱包対象は、作像カートリッジ21であるとしたが、梱包対象は、例えば、現像カートリッジであってもよい。なお、現像カートリッジとは、現像剤を収納する容器及び現像ローラを備えており、感光体ドラムやクリーナー、帯電器などは備えていない。
なお、画像形成装置1は、複写機であるとしたが、例えば、カラープリンタやファクシミリ等であってもよい。
本発明に係る梱包資材に梱包される作像カートリッジを備えた画像形成装置の全体構成を示した図である。 作像カートリッジに含まれる現像ローラの軸方向に対する垂直方向における作像カートリッジの断面構造図である。 作像カートリッジにカバーが取り付けられる様子を示した斜視図である。 作像カートリッジが梱包資材に収納される様子を示した斜視図である。 作像カートリッジが収納された梱包資材を側面の法線方向から見た透視図である。 側面の形状の変形例を示した図である。 箱に梱包された状態の従来の作像カートリッジを示した図である。
符号の説明
1 画像形成装置
4 感光体ドラム
7 現像装置
21 作像カートリッジ
30 容器
31 現像ローラ
41L,41R カバー
42L,42R 緩衝部材
43,44 脚部
45 梱包資材
45a,45b,45e,45f 側面
45c,45d 端面
G,S 隙間
O 開口

Claims (8)

  1. 現像剤を収納する容器と該容器に取り付けられた現像ローラと該現像ローラに対向する感光体とを有する作像カートリッジを収納する梱包資材において、
    前記作像カートリッジの収納時において、前記現像ローラの軸方向の両端に位置する2つの端部と、
    前記端部間を繋ぐ複数の側面と、
    を備え、
    前記2つの端部のいずれが水平面に接触しても、前記複数の側面の内の特定の側面と該水平面とのなす角が鋭角を形成すること、
    を特徴とする梱包資材。
  2. 前記側面は、4つの面により構成されており、
    前記特定の側面に隣接する2つの側面は、台形状であること、
    を特徴とする請求項1に記載の梱包資材。
  3. 前記感光体と対向する台形状の前記側面が開閉可能であること、
    を特徴とする請求項2に記載の梱包資材。
  4. 前記台形状は、等脚台形であること、
    を特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の梱包資材。
  5. 前記作像カートリッジは、その重心が、前記特定の側面に対向する側面よりも該特定の側面に近くなるように配置されること、
    を特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の梱包資材。
  6. 前記現像ローラの一部は、前記感光体と対向するために、前記容器に形成された開口を介して該容器から露出しており、
    前記作像カートリッジは、前記開口が、前記特定の側面と対向する側面を向くように収納されること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の梱包資材。
  7. 前記端部と前記作像カートリッジとの間に設けられる緩衝部材を、
    更に備え、
    前記緩衝部材は、
    前記現像ローラの軸方向に延びる第1の脚部及び第2の脚部を、
    含み、
    前記第1の脚部は、前記第2の脚部よりも長く、かつ、前記端部に接触しており、
    前記第2の脚部と前記端部との間には、隙間が形成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の梱包資材。
  8. 現像剤を収納する容器と該容器に取り付けられた現像ローラとを有する現像カートリッジを収納する梱包資材において、
    前記現像カートリッジの収納時において、前記現像ローラの軸方向の両端に位置する2つの端部と、
    前記端部間を繋ぐ複数の側面と、
    を備え、
    前記2つの端部のいずれが水平面に接触しても、前記複数の側面の内の特定の側面と該水平面とのなす角が鋭角を形成すること、
    を特徴とする梱包資材。
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