JP2017178384A - 緩衝材及び緩衝材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るカートリッジの梱包材の実施例1について図1〜図12を用いて説明する。
まず、本実施例の画像形成装置の断面図を図2に示す。
図3に示すように、本実施例の第1〜第4の各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)の断面図を示す。また図4に、本実施例に関わるカートリッジP(PY、PM、PC、PK)の斜視図を示す。第1〜第4の各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、電子写真感光体4(以下、感光体ドラム)と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えた第一枠体を有する。尚、第一枠体をクリーニングユニット8とする。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた第二枠体である現像装置9を有する。なお、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像剤担持体6(以下、現像ローラ)を用いている。
図2に示すように、第1〜第4のカートリッジP(PY、PM、PC、PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
図1は、緩衝材140をカートリッジPに装着した状態で段ボール箱142の中に収容される様子を示した図である。図1に示すように、緩衝材140と段ボール箱142を総称して梱包材143とする。また図5は、カートリッジPが緩衝材140に装着され、段ボール箱142に収容された後の状態を示す図1におけるAーA断面図である。また図6は、図5のBーB断面図である。カートリッジPを包み込むように覆う緩衝材140は、カートリッジPと段ボール箱142の間に位置しており、振動や落下から被梱包物であるカートリッジPを保護する役割を持っている。尚、さらにカートリッジPを埃等から守る為、カートリッジに樹脂製の袋(不図示)に収容した状態で、緩衝材140を装着する構成としてもよい。
図6に示す様に、緩衝材140は、段ボール箱142内において、カートリッジPを支持する構成とされている。緩衝材140は、カートリッジPを囲うように構成され、本実施例では4つの面でカートリッジPの周囲を囲うように構成されている。
緩衝材140の組立について図7、図8、図9、図10を用いて説明する。なお、被梱包物となるカートリッジPは省略している。
図12を用いて、本実施例に係る緩衝材140と、比較例に係る緩衝材と、の緩衝性について、説明を行う。
この結果、第3面141cと段ボール箱142の内壁(床)が接触してカートリッジPに大きな衝撃が加わることを防止しつつ、凸部141d1、141b1、141b2等が変形する事により衝撃を軽減することができる。
なお、上記実施例では電子写真画像形成装置に着脱可能なカートリッジPの梱包材として、第1方向と交差する方向に延びた補強凸部161a、161bを有する緩衝材140を示したが、これに限らない。例えば、図13に示すように、第1方向へ延びた補強凸部161c、161dを有する構成としてもよい。この構成では補強凸部161a、161bは、折り曲げ線152と交差する折り曲げ線157c、157dにより第2面141bの第1部分141ba、第3部分141bcにそれぞれ繋がる構成としている。このような構成にした場合であっても。上記実施例と同様の効果が得られる。
140 緩衝材
141 段ボールシート
141a〜141f 面
142 段ボール箱
143 梱包材
151〜155、156a、156b、157a、157b、158a、158b 折り曲げ線
160a、160b カートリッジ受け面
161a、161b 補強凸部
141a1、141a2、141b1〜141b5、141c1、141c2、141d1〜141d4 凸部
170a〜170d スリット
180a、180b 端部緩衝部
190a、190b 切り込み
Claims (15)
- 被梱包物に装着され、箱に収容される緩衝材であって、
前記緩衝材は、前記被梱包物の周囲を囲うシートからなり、
第1面と、
前記第1面と第1折り曲げ線を介して繋がる第2面と、
前記第2面と第2折り曲げ線を介して繋がる第3面と、
を少なくとも備え、
前記第1面は、前記第1折り曲げ線に比べより外方へ突出するように延びた第1凸部を有し、
前記第3面は、前記第2折り曲げ線に比べより外方へ突出するように延びた第2凸部を有し、
前記第2面は、前記緩衝材の外周面となる部分に、前記第2面と交差する方向に突出した補強凸部を有している
ことを特徴とする緩衝材。 - 前記緩衝材は、前記第1面、前記第2面、及び前記第3面と交差する方向に延びる押圧面を有し、
前記押圧面は、第3凸部を有し、
前記第3凸部は、第3折り曲げ線を介して前記第2面に繋がる前記補強凸部を前記第2面と交差する方向へ突出させるように構成された
ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝材。 - 前記押圧面は、前記第1面と第4折り曲げ線を介して繋がっている
ことを特徴とする請求項2に記載の緩衝材 - 前記緩衝材は、前記第1折り曲げ線及び前記第2折り曲げ線が延びる方向に2つの前記押圧面が配列され、
前記被梱包物は、2つの前記押圧面の間に配置される
ことを特徴とする請求項2または3に記載の緩衝材。 - 前記第3折り曲げ線は、前記第1折り曲げ線及び前記第2折り曲げ線が延びる方向と交差する方向に延びる
ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の緩衝材。 - 前記第3凸部は、前記第2面に設けられたスリットに挿入され、前記補強凸部を前記第2面と交差する方向へ突出するように構成された
ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の緩衝材。 - 前記補強凸部は、前記第2面と直接的または間接的に接合され、固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝材。 - 前記補強凸部は、前記第1折り曲げ線と前記第2折り曲げ線の配列方向において、前記第1折り曲げ線と前記第2折り曲げ線の間に位置する
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の緩衝材。 - 前記シートは、段ボールである
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の緩衝材。 - 前記被梱包物は、画像形成装置に用いられるカートリッジである
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の緩衝材。 - 被梱包物に装着され、箱に収容される緩衝材の製造方法であって、
第1面と、前記第1面と第1折り曲げ線を介して繋がる第2面と、前記第2面と第2折り曲げ線を介して繋がる第3面と、押圧面と、を少なくとも備え、
前記第1面に前記第1折り曲げ線に比べより外方へ突出するように延びた第1凸部、前記第3面に前記第2折り曲げ線に比べより外方へ突出するように延びた第2凸部、前記第2面に第3折り曲げ線を介して前記第2面に繋がる補強凸部を有するシートを用意する工程と、
前記第1面と前記第2面を前記第1折り曲げ線で、前記第2面と前記第3面を前記第2折り曲げ線で、曲げる第1の曲げ工程と、
前記補強凸部を前記押圧面で押し、前記シートを前記第3折り曲げ線で曲げ、前記補強凸部を前記第2面から突出させる組立工程と、
を有することを特徴とする緩衝材の製造方法。 - 前記組立工程において、前記押圧面が前記第2面を貫通して前記補強凸部を前記押圧面で押し、前記補強凸部を前記第2面から突出させる
ことを特徴とする請求項11に記載の緩衝材の製造方法。 - 前記シートを用意する工程において、前記第2面に前記補強凸部に繋がるスリットを形成し、
前記組立工程は、前記第2面にスリットに前記押圧面を挿入し、前記シートを前記第3折り曲げ線で曲げ、前記補強凸部を前記第2面から突出させる
ことを特徴とする請求項12に記載の緩衝材の製造方法。 - 前記第1の曲げ工程と前記組立工程を同時に行う
ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載の緩衝材の製造方法。 - 前記シートを用意する工程において、前記押圧面は、第4の折り曲げ線を介して前記第2面と繋がるように構成し、
前記第2面と前記押圧面を前記第4の折り曲げ線で曲げる第2の曲げ工程を有し、
前記第2の曲げ工程を行った後、前記第1の曲げ工程と前記組立工程を同時に行う
ことを特徴とする請求項14に記載の緩衝材の製造方法。
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