JP6297187B2 - 梱包材及びカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に着脱可能なカートリッジの梱包材、梱包材に梱包されたカートリッジに関するものである。
ここで、画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。またカートリッジとは、例えば像担持体である電子写真感光体を有するもの、また、電子写真感光体と電子写真感光体に作用する現像手段を一体的にカートリッジ化し、画像形成装置に対して着脱可能とするものである。
また、梱包材とは、カートリッジを輸送する際に外部からの振動、衝撃からカートリッジを保護するためのものである。
電子写真プロセスを用いたプリンタ等の電子写真画像形成装置は、像担持体である電子写真感光体を一様に帯電させ、前記電子写真感光体への選択的な露光によって潜像を形成する。そして前記潜像は現像剤で現像され、現像剤像として顕在化される。そして前記現像剤像を記録媒体に転写する。
転写された現像剤像に熱や圧力を加えることで前記現像剤像を記録媒体に定着させて画像を記録している。従来このような電子写真画像形成装置は現像剤補給や各種プロセス手段のメンテナンスを伴っていた。
この現像剤補給作業やメンテナンスを容易にする手段として電子写真感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の全てもしくは一部を枠体内にまとめてカートリッジ化している。そして、このプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称す)の交換という形でユーザ自身が行えるため、格段に操作性を向上させることができた。このように着脱可能にしたカートリッジにおいては、ユーザがカートリッジの交換を行う。この際、電子写真画像形成装置本体からカートリッジを取り出し、新しいカートリッジと交換することが一般的となっている。
ここで、生産工場から出荷された新品のカートリッジは、運搬時の振動や衝撃からカートリッジを保護するための梱包材に梱包されている。そして、電子写真画像形成装置本体への新品のカートリッジ装着時には、梱包材を開梱し、カートリッジの把持部を把持し梱包材から取り出し、電子写真画像形成装置本体に装着する。
カートリッジを梱包し、運搬時の振動や衝撃から保護する梱包材については、例えば特許文献1、特許文献2に示すような種々の梱包材が提案されている。
このうち、特許文献2に示す構成によると、梱包材はカートリッジの外形に沿って押し出し成形された部材である。梱包材には多数の凹凸が形成され、その凹凸によりカートリッジを支持している。また、梱包材の両端の開口を、カートリッジの外形に合わせて成形された蓋で塞いでいる。
特許第3639834号 特開平4−114173
しかしながら、先行技術で示す構成では、以下のような課題がある。
カートリッジを装置本体に装着するためには、袋に入ったカートリッジを段ボール箱から取り出し、袋と発泡スチロール製のケースを外す必要があった。即ち、ユーザが梱包材からカートリッジを取り出すために、煩雑な工程を行わなければならない。
そこで本発明の目的は、より簡易な構成で、カートリッジを運搬時の振動や衝撃から保護し、梱包材からカートリッジを簡単に取り出すことができる梱包材、カートリッジを提供することである。
上記課題を解決するための、本出願に係る発明の構成の一つは以下のようなものである。画像形成装置に着脱可能なカートリッジを梱包する梱包材であって、
(a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
(b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
(c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部であって、前記梱包材の長手方向に延びて設けられた連結部と、
を有し、
前記蓋部が前記閉じ位置に位置した状態から、前記カートリッジに対して前記蓋部の位置を変えることなく、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とする梱包材。
上記課題を解決するための、本出願に係る発明の構成の一つは以下のようなものである。画像形成装置に着脱可能なカートリッジを梱包する梱包材であって、
(a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
(b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
(c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部であって、前記梱包材の長手方向に延びて設けられた連結部と、
を有し、
前記蓋部が前記閉じ位置に位置し、かつ前記カートリッジを支持した状態から、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記蓋部に支持された前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とする梱包材。
以上説明したように、本発明によれば、カートリッジを運搬時の振動や衝撃から保護する梱包材から、簡単にカートリッジを取り出すことができる。
本実施例のカートリッジと梱包材の梱包状態を示す概略断面図 本実施例の画像形成装置本体の一例を示す概略断面図 本実施例のカートリッジの一例を示す概略断面図 本実施例のカートリッジの一例を示す概略斜視図 本実施例のカートリッジが着脱可能な状態を示した概略断面図 本実施例のカートリッジのカートリッジトレイへの着脱動作を示した概略断面図 本実施例の現像装置の一例を示す概略斜視図 本実施例の梱包材からカートリッジを取り出し可能な状態を示す概略斜視図 本実施例の梱包材の梱包状態を示す概略斜視図 本実施例の梱包材の蓋部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図 本実施例の梱包材の枠体部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図 本実施例の梱包材からカートリッジを取り出し可能な状態を示す梱包材の概略斜視図 本実施例の梱包材とカートリッジの係合状態を示すカートリッジと梱包材の概略斜視図 本実施例のカートリッジと梱包材の梱包状態を示す概略断面図 本実施例の梱包材の蓋部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図 本実施例の梱包材の枠体部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について図2〜11を用いて説明する。
なお、以下の実施形態では電子写真画像形成装置として、4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置を示している。
しかしながら、前記電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と称す)に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。
例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、前記画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。また、以下説明する実施形態によれば、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示している。
しかしながら、これに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
《画像形成装置の概略構成》
まず、本実施例の画像形成装置の断面概略図を図2に示す。
この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称す)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、現像剤(以下トナーと称す)の色が各々異なるものである。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。
また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
図3に示すように第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、電子写真感光体4(以下、感光体ドラムと称す)と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する。
また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた現像装置9を有する。
クリーニングユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像剤担持体6(以下、現像ローラと称す)を用いている。カートリッジのより具体的な構成については後述する。
第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にイエロー色のトナー像を形成する。
第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。
第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にシアン色のトナー像を形成する。
第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にブラック色のトナー像を形成する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13・ターンローラ14・テンションローラ15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が1次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて1次転写ローラ16を設けている。
ターンローラ14には転写ベルト12を介して2次転写ローラ17を当接させている。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が2次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19、給紙ローラ20を有する。
図2における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。
記録媒体Sは前記定着ユニット21に設けられた定着手段によりトナー像が定着され、前記排出トレイ23へ排出される。
《画像形成動作》
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図3矢印D方向、図2において反時計回り)。
転写ベルト12も感光体ドラムの回転に順方向(図2矢印C方向)に感光体ドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。
レーザスキャナユニットLBも駆動される。レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジにおいて帯電ローラ5が感光体ドラム4の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは各感光体ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。
これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図3矢印E方向、図2において時計回り)される現像ローラ6により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に1次転写される。
同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて1次転写される。
同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて1次転写される。
同様に第4のカートリッジPKの感光体ドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である2次転写部に導入される。
これにより、記録媒体Sが前記2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
《カートリッジの構成》
図4に示すように、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4の回転軸線aの方向を長手方向とする横長の形状であり、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。
図3に示すように、クリーニングユニット8は、感光体ドラム4と、帯電ローラ5と、クリーニングブレード7を有するクリーニング容器26、把持部45により構成される。
感光体ドラム4は、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25によって回転可能に支持されており、ドラム駆動カップリング4aから装置本体2のモータ(図不示)の駆動力を得て回転駆動する(矢印D方向)。
帯電ローラ5は、クリーニング容器26の帯電ローラ軸受27によって両端部を回転可能に支持されており、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、表面を均一に帯電させるため、帯電ローラ5の両端部は加圧バネ28によって感光体ドラム4の表面に加圧されている。
クリーニングブレード7はクリーニング容器26に固定されており、先端の弾性ゴム部を感光体ドラム4の回転方向(図3矢印D方向)に対してカウンター方向に当接させて設けている。画像形成時には、感光体ドラム4上に残留した転写残トナーを掻きとって感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを掻き取るためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
また、クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリーニング容器26の廃トナー収容部26aに収容される。そのためクリーニング容器26には、感光体ドラム4やクリーニングブレード7との隙間からの廃トナーの漏れ出しを防止するための廃トナー回収シート部材44を感光ドラム4の長手方向に固定している。また、クリーニングブレード7の長手方向両端部にクリーニングブレード端部シール部材(図不示)が設けられている。
また本実施例では、カートリッジPは、略直方体である。6面体のうち一面58は、先に述べた感光体ドラム4上のトナー像を中間転写ベルトユニット11に転写するための露出部4bを有している。また、一面58に対向する面59は上述した把持部45を有している。
本実施例においては、カートリッジとして感光体ドラム4及び、感光体ドラム4に作用するプロセス手段として、現像手段である帯電ローラ5、クリーニング手段であるクリーニングブレード7、廃トナー収容部26aを一体化しているが、その限りではない。感光体ドラム4及び、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つ以上をカートリッジとして、装置本体2に着脱自在としても良い。
《カートリッジの着脱構成》
次に、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。
図5はカートリッジトレイ43が装置本体2から引き出され、カートリッジPが着脱可能な状態を示した概略断面図である。図6はカートリッジPのカートリッジトレイ43への着脱動作を示した概略断面図である。
装置本体2内にはカートリッジPを装着可能なカートリッジトレイ43が設けられている。カートリッジトレイ43は図5に示すように装置本体2に対して実質的に水平方向であるG1、G2方向に直線移動(押し込み/引き出し)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ43は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置とをとりうる。
まず、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作について説明する。
装置開閉ドア3を開け、カートリッジトレイ43を図5中矢印G1方向に移動させることで、カートリッジトレイ43は引き出し位置に移動する。この状態において、カートリッジPは図6中矢印H1方向からカートリッジトレイ43に装着され、保持される。カートリッジPを保持したカートリッジトレイ43を図5中矢印G2方向に移動させ、カートリッジトレイ43は装置本体2内の装着位置に移動する。そして、装置開閉ドア3を閉めることで、カートリッジPの装置本体2への装着動作が完了する。
一方で、カートリッジPの装置本体2からの取り出しについて説明する。前述したカートリッジPの装置本体2への装着動作と同様にして、カートリッジトレイ43を引き出し位置に移動させる。この状態において、カートリッジPが図6中矢印H2方向に取り出され、カートリッジPの装置本体2からの取り出し動作が完了する。以上の動作により、カートリッジPは装置本体2に着脱可能となっている。
《現像装置の構成》
図4、図7に示したように、現像装置9は現像手段としての現像ローラ6の回転軸方向を長手方向に延びた横長の形状である。現像ローラ6の他に、現像枠体29、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34L、可撓性シート部材35、供給ローラ軸シール37R・37Lによって構成される。
現像枠体29は、トナーを収容するためのトナー収容室29cを備え、トナー収容室29cからトナーを排出するための開口部29bを有している。
現像ローラ6および現像剤供給ローラ33は現像枠体29の開口部29bに配置され、前記ローラの軸両端部はそれぞれ現像枠体29の両側面に取り付けられた駆動側軸受38、非駆動側軸受39によって回転自在に支持されている。
また、現像ローラ6の芯材6aと現像剤供給ローラ33の芯材33aの駆動側端部にはそれぞれ現像ローラギア40と供給ローラギア41が配置され、現像駆動入力ギア42と噛み合っている。現像駆動入力ギア42は、現像駆動カップリング42aを備えており、装置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)が係合して装置本体2の駆動モータ(不図示)の駆動力の伝達がなされ、現像ローラ6と現像剤供給ローラ33が所定の速度で回転駆動される。
現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図3における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接している。
図7に示すように、現像端部シール部材34R・34Lは現像枠体29の開口部の両端に配置され、現像ブレード31および現像ローラ6と、現像枠体29との隙間からのトナー漏れを防止している。
また、可撓性シート部材35は、現像枠体29の開口部における現像ブレード31と対向する側の長手方向側面に現像ローラ6と当接するように配置され、現像枠体29と現像ローラ6との隙間からのトナー漏れを防止している。また、供給ローラ軸シール37R・37Lは、現像剤供給ローラ33の芯材33aにおける現像枠体29の外側に露出した部分に装着されており、現像枠体29に設けられた芯材通し穴と芯材33aの隙間からのトナー漏れを防止している。
現像装置9は、図4に示した揺動中心(軸線b)を中心に現像ローラ6が感光体ドラム4に接触する方向(図3矢印W1方向)に加圧バネ(不図示)によって常に付勢されており、現像ローラ6が感光体ドラム4に当接している。
画像形成時には、駆動により現像剤供給ローラ33と現像ローラ6が回転して摺擦することで現像枠体29内のトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。
そして現像ローラ6と感光体ドラム4の接触部で現像ローラ6上の電荷を帯びたトナーが感光体ドラム4上の静電潜像に付着し、潜像が現像されている。
《梱包材の構成》
梱包材46の構成について図1、図8(a)、(b)を用いて説明する。
図1は、本発明に係るカートリッジPと梱包材46の梱包状態を示す概略断面図である。図8(a)は、本発明に係る梱包材46からカートリッジPを取り出し可能な状態を示す梱包材46の概略斜視図である。図8(b)は、本発明に係る梱包材46からカートリッジPを取り出し可能な状態を示す梱包材とカートリッジPの概略斜視図である。図9は、本発明に係る梱包材46の梱包状態を示す概略斜視図である。
梱包材46は、枠体部47と蓋部48、ヒンジ部49から構成される。ヒンジ部49は、枠体部47と蓋部48の回転支点として、その中心で枠体部47と蓋部48は互いに回転自在の構成である。そして、図8に示すように、枠体部47の開口47c1を開放する蓋部48の位置を開放位置とする。梱包材46を構成する枠体部47、蓋部48、ヒンジ部49は、薄肉のプラスチックフィルム、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等から構成され、例えば真空成形によって一体成形することが可能である。また、段ボール等の紙材で構成されていても構わない。
また、枠体部47は第一凹部47cを、蓋部48は第二凹部48bを有する凹形状である。また、枠体部47、蓋部48は、第一凹部47c、第二凹部48bの外周を囲うフランジ部48a、47aが形成されている。また、枠体部47と蓋部48は、ヒンジ部49で連結し、枠体部47と蓋部48は一体成形されている。ただし、この限りではなく、枠体部47と蓋部48は別々に成形し、後で組み付けても構わない。枠体部47の第一凹部47cは、略直方体であるカートリッジPの感光体ドラム4の露出部4bと第一凹部47cの底部47c2が対向するようにカートリッジPの一部を覆っている。蓋部48の第二凹部48bは、略直方体であるカートリッジPの把持部45と相対するようにカートリッジPの一部を覆っている。そして、枠体部47のフランジ部47aと蓋部48のフランジ部48aが対向し接合する。つまり、第一凹部47cと第二凹部48bが対向することで、収納空間を作り、その収納空間にカートリッジPを内包する。よって、カートリッジP全体が枠体部47と蓋部48により覆われ、梱包状態となる(図1、図9)。図9に示す枠体部47の開口47c1を閉鎖する蓋部48の位置を閉じ位置とする。即ち、蓋部48は、この閉じ位置と、前述した開放位置(図8参照)との間を移動可能である。
尚、図1では、カートリッジPに対する枠体部47のフランジ部47aと蓋部48のフランジ部48aの接合位置は、カートリッジPを長手方向から見て、カートリッジPの高さcの略半分の位置に形成されているが、その限りではない。例えば、カートリッジPの対角線上等にフランジ部47a48aが形成されていても構わない。また、カートリッジPは直方体として、梱包材は相似形状としたが、カートリッジPは、どのような形でもよく、カートリッジの全体もしくは、保護すべき一部が包まれていれば梱包材もどのような形状でも構わない。
枠体部47のフランジ部47aと蓋部48のフランジ部48aとの接合方法は、熱溶着、接着剤、両面テープ、引っ掛け等である。
枠体部47には保持部47bが形成されている(図8(a))。保持部47bは、カートリッジPが内包された状態で、感光体ドラム4の軸線方向aの両端部に形成されている。そして、図4に示す駆動側カバー部材24の被支持部56と非駆動側カバー部材25の被支持部57を支持することにより、カートリッジPを特定の姿勢で保持している。
ここで特定の姿勢とは、梱包材46がカートリッジPの取り出し可能状態において、梱包材46の枠体部47にカートリッジPが保持された状態で、カートリッジPの感光体ドラム4の露出部4bを梱包材46により覆っている状態である。即ち、第一凹部47cは、感光体ドラム4が露出しないようにカートリッジPを収納している。また、第一凹部47cは、感光体ドラム4の露出部4bが梱包材46の枠体部47に接することがなく、且つカートリッジPの把持部45を開口47c1から露出させ把持可能な姿勢にしている。
蓋部48には押さえ部48cが形成されている(図8(a))。押さえ部48cは、梱包材46が梱包状態において、カートリッジPの現像枠体29と当接する位置に形成されている(図1)。そして、梱包材46は梱包状態において、カートリッジPは保持部47bと押さえ部48cに支持され、梱包材46に対して固定される。
そして、保持部47bと押さえ部48c以外の部位はカートリッジPに接しておらず、運搬時の振動や衝撃を感光体ドラム4及びプロセス手段に直接伝えないことで、カートリッジPを保護する保護部材として機能する。
また、押さえ部48cは、現像枠体29と当接するとしたが、クリーニング容器26または、駆動側カバー部位材24、非駆動側カバー部材25等カートリッジの電子写真感光体の潜像を形成する領域を除く部位と当接しても構わない。さらに押さえ部48cは、蓋部48に成形されているとしたが、枠体部47に成形されてもよく、別部材としてあってもよい。
次に、カートリッジPの梱包材46の開梱動作について、図1、図10、図11を用いて説明する。図10は、本発明に係る梱包材46の蓋部48側からのカートリッジPを取り出す過程を示す概略断面図である。図11は、本発明に係る梱包材46の枠体部47側からのカートリッジPを取り出す過程を示す概略断面図である。
まず、第一凹部47cに対して蓋部48を移動した場合について図1、図10を用いて説明する。即ち、第一凹部47cにカートリッジPが収納された状態で蓋部48を移動する場合である。蓋部48からの開梱動作は、蓋部48が閉じ位置にある状態で、フランジ部47a、48bの接合を解除し、蓋部48をヒンジ部49の回転支点49aとして、図10中矢印R方向へ回転移動させる。即ち、蓋部48を閉じ位置(図9参照)から解放位置(図8参照)の方へ回転させる。この時、蓋部48のフランジ部48aと第二凹部48bを結ぶ内壁面48dのうち、最もヒンジ部49に近い点48eの回転軌跡Q上にカートリッジPがないため、蓋部48は、枠体部47に対してヒンジ部49を中心に回転することが可能である。よって、カートリッジPの把持部45が開口47c1から露出した状態になり、カートリッジPが第一凹部47cから容易に取り出し可能な状態になる。そして、カートリッジPの把持部45を把持し、梱包材46から矢印J方向に取り出し、装置本体2に装着することが可能となる。
次に蓋部48に対して枠体部47を開いて開梱した場合について図1、図11を用いて説明する。即ち、蓋部48にカートリッジPが支持された状態で枠体部47を移動する場合であり、梱包材46が図10の状態に対して図11に示すように天地逆になる状態である。枠体部47側から開梱した場合は、蓋部48側からの動作と同様に、蓋部48が閉じ位置にある状態でフランジ部47a、48bの接合を解除し、枠体部47をヒンジ部49の回転支点49aとして、図11中矢印V方向へと移動させる。ここで、蓋部48と枠体部47は同一の回転支点49aを持つことになる。
枠体部47のフランジ部47aと第一凹部47cを結ぶ内壁面47dのうち、最もヒンジ部49に近い点47eの回転軌跡U上にクリーニング容器26が存在する。つまり、カートリッジPは被干渉部である干渉領域65を有する。よって、図11に示すように、枠体部47側からの開梱時には、枠体部47の内壁面47dとクリーニング容器26が干渉する。これにより、ユーザが枠体部47から開梱しようとした場合、開梱しにくいことを感覚的に知らせることができる。よって、ユーザに第一凹部47cに対して蓋部48を移動させる開梱動作を行うように選択させることができ、ユーザビィティ向上につながる。
また、蓋部48に対して枠体部47を開く開梱動作をしないことにより、不用意にユーザが感光体ドラム4に触れて、画像不良につながる懸念が低下する。さらに、以上の構成により、開梱可能な蓋部48側に把持部45、開梱困難な枠体部47側に感光体ドラム4の露出部4b等、特に保護が必要な部品を配置する。これにより、ユーザが梱包材46の開梱をスムーズに行い、画像形成装置1に支障なく簡単にカートリッジPを装着することができる。また、蓋部48を移動した後、カートリッジPを梱包材46の枠体部47から取り出す際には、枠体部47の第一凹部47cに対して垂直に取り出すことで、カートリッジPと枠体部47は、干渉なく取り出すことができる。
《実施例2》
前述したように、枠体部47を移動して開梱した場合、枠体部47の回転軌跡U上にカートリッジPの一部が存在するようにしたがこの限りではない。前述した構成に寄らず枠体部47側からの開梱を防ぐ構成を図12、図13、図14、図15、図16を用いて説明する。図12は、本実施例の梱包材からカートリッジを取り出し可能な状態を示す梱包材の概略斜視図である。図13は、本実施例の梱包材とカートリッジの係合状態を示すカートリッジと梱包材の概略斜視図である。図14は、本実施例のカートリッジと梱包材の梱包状態を示す概略断面図である。図15は、本実施例の梱包材の蓋部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図である。図16は、本実施例の梱包材の枠体部側からカートリッジを取り出す過程を示す概略断面図である。尚、実施例1と同一の構成においては説明を省略する。
図12、図13(a)に示すように、梱包材50の枠体部51には突起部である係合部51dが、駆動側カバー部材(不図示)、非駆動側カバー部材125には被係合部55が設けられている。
そして、カートリッジTが梱包材50に梱包された時、係合部51dと被係合部55とがそれぞれ係合する(図13(b))。つまりカートリッジTを枠体部51からJ方向に取り出す際に干渉する干渉領域165を有する。尚、駆動側カバー部材と枠体部の係合部51dの係合状態は非駆動側カバー部材125と同様のため省略する。
そして、カートリッジTは保持部51bと枠体部51の係合部51dに保持され、梱包材50に対して固定され、第一凹部51cからカートリッジTが離間するのを規制する。そして、枠体部51の接合面51aと蓋部52の接合面52aの接合により梱包状態となる。また、実施例1と同様に、第一凹部51cの開口51c1を開閉する蓋部52の第二凹部52bと把持部145は対向しており、枠体部51の第一凹部51cと感光体ドラム114の露出部114bは対向している。(図14)
蓋部52を移動させて開梱した場合について説明する。蓋部52側からの開梱は実施例1と同様、フランジ部51a、52aの接合を解除し、蓋部52をヒンジ部53の回転支点53aとして、図15中矢印R方向へ回転移動させる。
この時、蓋部52のフランジ部52aと第二凹部52bを結ぶ内壁面52dのうち、最もヒンジ部53に近い点54の回転軌跡Q上にカートリッジTがないため、蓋部52は、枠体部51に対してヒンジ部53を中心に回転することが可能である。よって、梱包材46はカートリッジPが取り出し可能な状態となる。よって、実施例1と同様、把持部145を把持可能な状態となり、カートリッジTの把持部145を把持し、梱包材50から取り出し、装置本体2に装着可能となる
次に枠体部51を移動させて開梱した場合について説明する(図16)。枠体部51側からの開梱方法は前述と同様、フランジ部51a、52aの接合を解除し、枠体部51をヒンジ部53を回転支点53aとして、枠体部51を図16中矢印方向Vへ移動させる。
この時、カートリッジTは枠体部51の係合部51dにより保持されているため、カートリッジTも枠体部51と同時に矢印V方向に移動することになる。そのため、ユーザはカートリッジTの重量を感じることになり、枠体部51からの開梱はしにくいことを感じる。よって、ユーザは蓋部52を移動させて開梱後、把持部145をスムーズに把持することができる。そして、片手でカートリッジTの把持部145を、片手に梱包材50の枠体部51を持ち、係合部51dを変形させながらカートリッジTを矢印J方向へ取り出す。そうすることで、簡単に係合部51dと被係合部55の係合を解除することができユーザビィティを損なうことはない。
以上説明したように、枠体に対して蓋部を移動して開梱した場合は、蓋部とカートリッジとの干渉領域がなく、蓋部に対して枠体部を移動して開梱した場合は、枠体部とカートリッジが干渉領域を持つ梱包材とした。したがって、枠体部側から開梱した時に、開梱しにくいことを感覚的に知らせることがで、ユーザビリティを向上することができる。
46 梱包材
47 枠体部
47c 第一凹部
47c1 開口
48 蓋部
48b 第二凹部
50 梱包材
51 枠体部
51c 第一凹部
51c1 開口
51d 係合部
52 蓋部
52b 第二凹部
56、57 被支持部
60 梱包材
61 枠体部
62 蓋部
65、165 干渉領域

Claims (22)

  1. 画像形成装置に着脱可能なカートリッジを梱包する梱包材であって、
    (a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
    (b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
    (c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部であって、前記梱包材の長手方向に延びて設けられた連結部と、
    を有し、
    前記蓋部が前記閉じ位置に位置した状態から前記カートリッジに対して前記蓋部の位置を変えることなく、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とする梱包材。
  2. 前記梱包材の長手方向は、前記カートリッジの長手方向であることを特徴とする請求項1に記載の梱包材。
  3. 前記蓋部は、前記閉じ位置と前記開放位置との間を移動可能となるように、前記枠体部に一体成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の梱包材。
  4. 前記枠体部前記カートリッジと干渉して前記枠体部の移動が規制されたとき、前記カートリッジに設けられた感光体であって、表面に静電潜像が形成される感光体が、前記開口に対して前記枠体部側に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の梱包材
  5. 画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、梱包材で梱包されたカートリッジにおいて、
    前記梱包材は、
    (a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
    (b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
    (c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部と、
    を有し、
    前記カートリッジは、表面に静電潜像が形成される感光体を有し、
    前記蓋部が前記閉じ位置に位置した状態から前記カートリッジに対して前記蓋部の位置を変えることなく、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とする梱包材で梱包されたカートリッジ。
  6. 前記連結部は、前記カートリッジの長手方向に長手方向に延びて設けられることを特徴とする請求項5に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  7. 前記蓋部は、前記閉じ位置と前記開放位置との間を移動可能となるように、前記枠体部に一体成形されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  8. 前記枠体部前記カートリッジと干渉して前記枠体部の移動が規制されたとき前記感光体、前記開口に対して前記枠体部側に位置することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  9. 画像形成装置に着脱可能なカートリッジを梱包する梱包材であって、
    (a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
    (b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
    (c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部であって、前記梱包材の長手方向に延びて設けられた連結部と、
    を有し、
    前記蓋部が前記閉じ位置に位置し、かつ前記カートリッジを支持した状態から、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記蓋部に支持された前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とする梱包材。
  10. 前記梱包材の長手方向は、前記カートリッジの長手方向であることを特徴とする請求項9に記載の梱包材。
  11. 前記蓋部は、前記閉じ位置と前記開放位置との間を移動可能となるように、前記枠体部に一体成形されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の梱包材。
  12. トナーを収容する収容部が前記カートリッジに設けられることを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の梱包材。
  13. 静電潜像が形成される感光体が前記カートリッジに設けられることを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載の梱包材。
  14. 前記枠体部が前記カートリッジと干渉して前記枠体部の移動が規制されたとき、前記感光体が、前記開口に対して前記枠体部側に位置することを特徴とする請求項13に記載の梱包材。
  15. 静電潜像を現像する現像手段が前記カートリッジに設けられることを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載の梱包材。
  16. 画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、梱包材で梱包されたカートリッジにおいて、
    前記梱包材は、
    (a)開口と、前記開口から前記カートリッジが収納される第一凹部と、を有する枠体部と、
    (b)前記開口を開放する開放位置と、前記開口を塞ぐ閉じ位置との間を前記枠体に対して移動可能とされ、前記閉じ位置に位置した状態において、前記第一凹部とともに前記カートリッジが収納される第二凹部を有する蓋部と、
    (c)前記枠体部と前記蓋部を互いに回転自在につなぐ連結部であって、前記梱包材の長手方向に延びて設けられた連結部と、
    を有し、
    前記蓋部が前記閉じ位置に位置し、かつ前記カートリッジを支持した状態から、前記枠体部が前記蓋部に対して、前記連結部を介して前記開口が開放される方向に移動した場合、前記枠体部が前記蓋部に支持された前記カートリッジと干渉し前記枠体部の移動が規制されることを特徴とするカートリッジ。
  17. 前記連結部は、前記カートリッジの長手方向に延びて設けられることを特徴とする請求項16に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  18. 前記蓋部は、前記閉じ位置と前記開放位置との間を移動可能となるように、前記枠体部に一体成形されていることを特徴とする請求項16又は17に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  19. トナーを収容する収容部を備えることを特徴とする請求項16から18のいずれか一項に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  20. 表面に静電潜像が形成される感光体を備えることを特徴とする請求項16から19のいずれか一項に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  21. 記枠体部が前記カートリッジと干渉して前記枠体部の移動が規制されたとき、前記感光体が、前記開口に対して前記枠体部側に位置することを特徴とする請求項20に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
  22. 静電潜像を現像する現像手段を備える請求項16から21のいずれか一項に記載の梱包材で梱包されたカートリッジ。
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