JP2005104520A - 成形容器 - Google Patents

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JP2005104520A JP2003339742A JP2003339742A JP2005104520A JP 2005104520 A JP2005104520 A JP 2005104520A JP 2003339742 A JP2003339742 A JP 2003339742A JP 2003339742 A JP2003339742 A JP 2003339742A JP 2005104520 A JP2005104520 A JP 2005104520A
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Ayumi Tsukada
歩 塚田
Hiroaki Doi
宏明 土井
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Abstract

【課題】 保形性を有する成形容器を提供する。
【解決手段】 本発明は、収納対象物を収納するための複数の凹部を互いに離間させた状態でフランジ部から突出するように成形した成形容器であって、フランジ部は、少なくとも隣接する凹部を連結する連結部を備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の製品を収納可能な成形容器に関し、製品の搬送は勿論、陳列にも利用することができる成形容器に関する。
飲料、食品、医薬品、ドリンク剤等の液状物あるいは固形物を充填した例えばビン製品は、積み重ねることが困難であるため、出荷時の梱包に当たり、段ボール内に直接収納することはできない。そこで、いったん数本ずつの製品をまとめて紙箱に収納し、この紙箱を段ボール内に積み重ねていく方法が採られている。
しかしながら、紙箱にそのまま収納されたビン製品は、輸送中に生じる衝撃によってビン同士が直に接触し、破損あるいは欠損するおそれがある。しかも、製品を店頭に陳列するに際しては、箱から取り出す手間がかかる。
そこで、このような問題点を解消するためには、数個の製品を収納可能な凹部を互いに離間させた状態で突出するようにシート成形した成形容器が考えられる。このような成形容器によれば、製品同士が接触し得ないので、搬送の際に破損する危険性は少ない。
しかしながら、上記成形容器は、フランジ部が平坦で撓みやすいために保形性に欠け、段ボール内に積み重ねると、製品の重みで変形するおそれがある。また、ブリスターパックではなく、二つの分割体をフランジ部にて接合する分割式では、一方側の分割体が製品の重みで変形して両者の間に隙間が生じることにより、取り扱い時に中の製品が落下するおそれもある。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、保形性を有する成形容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る成形容器は、収納対象物を収納するための複数の凹部を互いに離間させた状態でフランジ部から突出するように成形した成形容器であって、フランジ部は、少なくとも隣接する凹部を連結する連結部を備えることを特徴とするものである。
上記構成からなる成形容器によれば、フランジ部が連結部によって隣接する凹部(収納部)と一体化されるため、保形性を有することができる。すなわち、フランジ部が撓んで成形容器が変形するのを防止することができる。
また、前記凹部は、外方に突出する緩衝部を備えるようにするのが好ましい。この構成からなる成形容器によれば、積層方向に荷重される力を緩和することができ、成形容器に収納された製品が破損するのを好適に防止することができる。
さらに、前記連結部は、前記凹部の外方に突出する構成を採用することができる。この構成からなる成形容器によれば、連結部が緩衝部としても機能する。
この場合、連結部の突出部分は、少なくとも隣接する凹部に跨って且つ表面が平らであるのが好ましい。これにより、突出部分を例えば商品の表示面として、あるいは注意書き等の収納スペースとして利用することができる。尚、突出部分はいかなる形状であってもよく、略矩形状であってもよいし、略円形状であってもよい。
このように、本発明に係る成形容器は、フランジ部が連結部によって隣接する凹部(収納部)と一体化されるため、フランジ部が撓みにくくなり、保形性を保つことができる。
以下、本発明の一実施形態として、収納する製品の数が三個であって、分割式の成形容器について図面を参酌しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る成形容器の第一分割体の斜視図、図2は、第二分割体の斜視図、図3は、図2を反転させた斜視図をそれぞれ示す。
まず、図1を参照して、第一分割体1Aについて説明する。第一分割体1Aは、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)を真空成形等、シート成形した樹脂成形品であり、略矩形のフランジ部1aと、収納する製品の形状を象った3個の凹部2a,…とを備えている。
凹部2a,…は、互いに離間した状態で突出し、フランジ部1aは、隣接する凹部2a,2a間において、この凹部2a,2aを互いに連結するリブ3を備えている。リブ3は、互いに離間した状態で突出する複数個からなり、具体的には、三個のリブ3,…が等間隔に形成され、凹部2aの一端位置、中間位置、他端位置を連結するようになっている。
また、フランジ部1aは、両端部において、凹部2aに接続されるリブ4を備えている。該リブ4も、リブ3と同様、該リブ3の延長位置に互いに離間した状態で突出する複数個からなる。
さらに、フランジ部1aは、四つの角部において、後述する第二分割体1Bを接合するための嵌合部5a…を備えている。そして、フランジ部1aは、両端部において、接合された第一分割体1A及び第二分割体1Bを離間させるために指を掛ける指掛部6aを備えている。
一方、凹部2a,…は、頂部(底部)において、外方に突出し且つ凹部2aの長手方向に沿って長尺に形成されたリブ7を備え、しかも、図に現れないが、長手方向の基端側における側面部において、外方に突出し且つ略三角形状のリブも備えている。
つまり、これらフランジ部1a、凹部2a,…、リブ3,…、リブ4,…、嵌合部5a,…、指掛部6a,6a、リブ7,…及び図示しないリブが一体的に成形されている。
次に、図2及び図3を参照して、第二分割体1Bについて説明する。第二分割体1Bも、第一分割体1Aと同様、例えば、PETを真空成形等、シート成形した樹脂成形品であり、略矩形のフランジ部1bと、収納する製品の形状を象った3個の凹部2b,…とを備えている。
凹部2b,…は、第一分割体1Aと対抗すべく、互いに離間した状態で突出し、フランジ部1bは、全て(本実施形態においては三個)の凹部2b,…間に跨ってこれら凹部2b,…を互いに連結するリブ8を備えている。リブ8は、凹部2bの長手方向に所定の幅を有し、具体的には、凹部2bの両端を除いた領域を連結するようになっている。
リブ8は、一端の凹部2bの長手方向の中心線位置と他端の凹部2bの長手方向の中心線位置とを幅広に架設した頂面部(底面部)8aと、頂面部(底面部)8aの縁に連続してフランジ部1b及び凹部2b,…に繋がる側面部8bとからなり、頂面部(底面部)8a及び側面部8bが一体的に成形されてリブ8を構成している。そして、リブ8の頂面部(底面部)8aは、平ら(フランジ部1bと略平行)で略矩形を有し、凹部2b,…の頂部(底部)よりも外方に突出した状態となっている。
また、フランジ部1bは、四つの角部において、第一分割体1Aを接合するための嵌合部5b…を備えている。そして、フランジ部1bは、両端部において、接合された第一分割体1A及び第二分割体1Bを離間させるために指を掛ける指掛部6bを備えている。
一方、凹部2b,…は、長手方向の基端側における側面部において、外方に突出し且つ略三角形状のリブ9を備えている。
つまり、これらフランジ部1b、凹部2b,…、嵌合部5b,…、指掛部6b,6b、リブ8及びリブ9が一体的に成形されている。
参考のために、図2の第二分割体を反転させた図を図3に示す。図3から明らかなように、リブ8の頂面部(底面部)8aは、フランジ部1bから最も離れた位置に形成されている。リブ8は、図1に示す連結部として機能するリブ3,…及び緩衝部として機能するリブ7,…を一体化したものとして構成されている。
このように構成された成形容器について、その動作を説明する。
まず、第一分割体1A又は第二分割体1Bの凹部2a(2b)内に、製品を収納する。次いで、図1に示す第一分割体1Aのフランジ部1aと、図2に示す第二分割体1Bのフランジ部1bとを合わせ、嵌合部5a,…及び嵌合部5b,…を凹凸嵌合させて、第一分割体1Aと第二分割体1Bとを接合する。このようにして、製品を収納した成形容器を組み立てることができる。
また、上述した成形容器から製品を取り出すには、以下の動作を行う。フランジ部1a,1bの側方に設けた指掛部6a,6bの開口部に指を掛けて、成形容器を離反する方向に作用する。これにより、嵌着された嵌合部5a,5bを容易に嵌脱することができる。
このように、本実施形態に係る成形容器は、離間している凹部2a,…あるいは凹部2b,…をリブ3あるいはリブ8で連結させたので、保形性を有することができる。つまり、リブ3及びリブ8が補強の役目を果たすため、離間された部分が撓むことなく、取り扱いが容易であり、変形に伴って中の製品がはみ出し、不用意に落下するのを好適に防止することができる。
また、本実施形態に係る成形容器は、凹部2aあるいは凹部2bの最頂部(最底部)にリブ7あるいはリブ8を形成したので、凹部2a及び2bそのものの保形性が高まると共に、緩衝作用によって中の製品が破損するのを防止することができる。
さらに、リブ8は、頂面部(底面部)8aが平坦であるため、その表面に製品の情報を表示することができる。例えば、製品名の表示、薬品などの注意書きなど表示面として利用することができる。従って、製品をこの成形容器に収納した場合、搬送後そのまま店頭に陳列することもできる。
また、リブ8は、平坦な頂面部(底面部)8aが凹部2b,…の頂部(底部)よりも突出し、その内部に偏平な空間部が形成されるため、例えば製品の注意書き、説明書等の冊子を製品と干渉することなく収納することができる。
また、本実施形態に係る成形容器は、切断面の厚みに関係なく適用することが可能である。例えば、少量の樹脂原料で、薄肉成形した成形容器であっても同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る成形容器は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、収納する三つの凹部のうち、二つが同一の製品形状を有し、残る一つが筒状の形状を有している。この筒状の形状は、ビンに専用の計量用コップを被せた形状を想定したものである。従って、製品の付属物がない場合、凹部は、全て同一の形状であってもよいし、逆に、全てが異なる形状であってもよい。
また、凹部には、ビンを収納する以外にも定形性を有する箱型の形状でもよく、要は、収納する製品は問わない。
また、隣接する凹部は、三本のリブで連結されている。しかし、離間された部分を補強することができれば、リブの数は、三本に限られず、また、幅も自由に設定することができる。
また、分割体の材料はPETに限られず、それ以外のプラスチックでもよく、あるいは、発泡材料や紙などを用いてもよい。
さらに、指掛部をフランジ部上の対向する位置に2カ所設けたが、1カ所であっても構わない。
また、本発明に係る成形容器は、上記実施形態の如く、分割式でなく、製品全体が収納できる大きさに凹部を形成して、フランジ部に台紙やフィルムを貼ったり、ヒートシールする、いわゆるブリスターパックをも対象とする。
本発明の実施形態による第一分割体の斜視図である。 同実施形態による第二分割体の斜視図である。 図2を反転させた斜視図である。
符号の説明
1A 第一分割体
1B 第二分割体
1a,1b フランジ部
2a,2b 凹部(収納部)
3 リブ(連結部)
4 リブ(補強部)
5a,5b 嵌合部
6a,6b 指掛部
7 リブ(緩衝部)
8 リブ(連結・緩衝・収納部)
8a 頂面部(底面部)
8b 側面部
9 リブ(緩衝部)

Claims (4)

  1. 収納対象物を収納するための複数の凹部を互いに離間させた状態でフランジ部から突出するように成形した成形容器であって、フランジ部は、少なくとも隣接する凹部を連結する連結部を備えることを特徴とする成形容器。
  2. 前記凹部は、外方に突出する緩衝部を備える請求項1記載の成形容器。
  3. 前記連結部は、前記凹部の外方に突出するものである請求項1記載の成形容器。
  4. 前記連結部の突出部分は、少なくとも隣接する凹部に跨って且つ表面が平らである請求項3記載の成形容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538526A (ja) * 2005-04-22 2008-10-30 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 予めパッケージ化された医療器具、パッケージ化用トレイおよび方法
JP5843083B1 (ja) * 2014-09-29 2016-01-13 浩亮 鹿山 Ptpシート
JP2016124546A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 小林製薬株式会社 包装体

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