JP4844553B2 - 車両用走行支援システム - Google Patents
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この従来技術においては、複数の車両からのデータに基づいて、実際の道路上での渋滞の度合いを検出することができ、各車両が渋滞がなく短時間で走行できる経路を選択することが可能となる。
具体的に言えば、例えば片側が複数車線の道路の中央寄り車線において、右折車両が停止して渋滞が発生しているような場合、自車両が渋滞箇所を直進あるいは左折するのであれば、道路上の左側車線に移動することにより渋滞の影響を受けずに走行することができる。上述した従来技術による走行支援システムは、このように道路前方に停止した車両に対して、ユーザが対処できる情報を走行車両に提供するものではなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、走行中の車両のユーザが、道路前方に停止している車両に対して対処することのできる情報を与えることができる車両用走行支援システムを提供することにある。
これにより、道路前方に発生した渋滞が走行に影響を与える場合、ユーザが進路変更予定の車両の存在から渋滞の原因を知ることができ、早めに走行中の車線変更等を行うことにより渋滞で停止している車両に対処することができる。
以下、図1乃至図4に基づいて、本発明の実施形態1による車両用走行支援システムについて説明する。図1は、車両用走行支援システムを構成する各車両が搭載する車載ナビゲーション装置1およびセンタ23を示すブロック図である。車両用走行支援システムは、車載ナビゲーション装置1を備えた各車両(図示せず)およびセンタ23からなる。各車両は基本的に同一のものであってよく、道路上での状況に応じて、同一の車両が本発明の走行中の車両となったり進路変更予定の車両となったりするものである。
位置検出器3は、道路上のレーン(車線)を判別するために、これに限定されるものではないが、検出精度が1m程度のもの(いわゆる高精度ロケ)を使用することが望ましい。なお、精度によっては、位置検出器3を上述したセンサ19〜22の一部のみで構成してもよい。
外部メモリ9は、フラッシュメモリカード等から構成されている。この外部メモリ9には、特定のデータ例えば経路案内時に制御装置2が設定した目的地までの経路のデータ、車両が通過した経路のデータ等が記憶される。
送受信機18は、これに限定されるものではないがDCM(Data Communication Module)による無線機が使用され、センタ23との間で情報の送受信を行う。
制御装置2を構成するマイコンはCPU、メモリ(RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等)、I/Oなどを備えている。制御装置2は位置検出器3により検出された自車両の現在位置と、操作スイッチ群5あるいはリモコン15を用いてユーザが入力した目的地とに基づいて、自車両の走行経路を演算する。
車両Bと直前車両Cは同一車両ではないため上述した双方の距離は異なり、制御装置2は「右折しようとしている車がいるため渋滞が発生しています。」というメッセージをスピーカ11から発声させた後に本制御を終了させる(ステップA9)。この時、表示装置10にも同じメッセージを表示させてもよい。
上述したように、車両Bが自車Aの直前の車両であってもなくても、車両Bが自車Aと同一車線上に位置する場合、車両Bが自車Aの走行に影響を与えるため自車Aのユーザに対して進路変更予定の車両である車両Bの存在を通知して注意を促す。
これにより、道路前方に発生した渋滞が走行に影響を与える場合、ユーザが右折のために停止している車両Bの存在から渋滞の原因を知ることができ、早めに走行中の車線変更を行って渋滞により停止している車両に対処することができる。
また、ユーザは進路変更予定の車両Bの存在を通知されることにより、渋滞の原因を知ることができるため、渋滞によるイライラ感、不安感を一掃できる。
<実施形態2>
次に、図5乃至図7に基づき、実施形態2による車両用走行支援システムの制御方法について説明する。図5に示すように、自車Aは片側一車線(走行レーン)を有する道路上を走行している。自動モード時においては自車Aから常時、上述した自車位置情報、経路情報および速度情報(速度センサ6により検出された自車Aの速度情報を含む信号)をセンタ23に対して定期的に繰り返し送信している(図6におけるステップA1、A2:図7における(1))。
センタ23からの判定結果を受信した自車Aの制御装置2は、「右折しようとしている車がいます。ご注意ください。」というメッセージをスピーカ11から発声させ、ユーザに車両Bの存在を通知してその注意を促した後に本制御を終了させる(ステップA3)。この時、表示装置10にも同じメッセージを表示させてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
実施形態1において、ステップA4〜A6のうちの全部あるいはいずれかは、センタ23において実行されてもよい。
実施形態2において、ステップC1およびC2のうちの双方あるいはいずれかは、自車Aにおいて実行されてもよい。
本発明の実施形態において、車両Bが左折指示のウィンカーを操作した場合およびハザードを操作した場合も、スピーカ11によるメッセージ内容が異なる以外は上述した実施形態による制御方法と同様である。
本発明において、進路検出手段としてターンシグナルスイッチ7およびハザードスイッチ8の代わりに、車両のステアリング装置の舵角センサ、パーキングブレーキスイッチ等を使用してもよい。
Claims (3)
- 自車両の現在位置を検出する現在地検出手段と、
前記現在地検出手段により検出された自車両の現在位置とユーザが入力した目的地とに基づいて、自車両の走行経路を演算する走行経路形成手段と、
自車両の進行方向を検出する進路検出手段と、
センタとの間で情報の送受信を行う送受信手段とを各車両が備え、
前記現在地検出手段により検出された自車両の現在位置と、前記走行経路形成手段により形成された自車両の走行経路を、走行中の車両から前記センタへと送信する走行車両情報送信手段と、
前記現在地検出手段により検出された自車両の現在位置と、前記進路検出手段により検出された自車両の進行方向を、進路変更予定の車両から前記センタへと送信する進路変更情報送信手段と、
送信された前記走行中の車両の現在位置、前記走行中の車両の走行経路、前記進路変更予定の車両の現在位置および前記進路変更予定の車両の進行方向とに基づき、前記走行中の車両の前方において、前記進路変更予定の車両により前記走行中の車両の走行に影響を与えるか否かを判定する走行状況判定手段と、
前記走行状況判定手段により、前記進路変更予定の車両が前記走行中の車両の走行に影響を与えると判定された場合に、前記走行中の車両において前記進路変更予定の車両の存在をユーザに通知する走行状況通知手段を備えたことを特徴とする車両用走行支援システム。 - 前記センタは前記走行車両情報送信手段により送信された前記走行中の車両の現在位置および前記走行中の車両の走行経路を受信すると、前記走行中の車両の走行経路上において前記走行中の車両の前方所定距離以内にある車両に対し、ウィンカーまたはハザードを作動させているか否かおよび当該車両の現在位置を前記進路変更情報送信手段を用いて送信するように要求信号を発信するとともに、前記要求信号を受け取った車両からウィンカーまたはハザードを作動させているか否かおよび自車両の現在位置を示す回答信号を受信すると、前記回答信号を前記走行中の車両に送信し、前記走行状況判定手段は前記走行中の車両において、前記回答信号に基づき自車両と同一の車線上における前記進路変更予定の車両の有無を判定し、前記進路変更予定の車両が自車両と同一の車線上に有ると判定された場合、前記走行状況通知手段は前記走行中の車両において前記進路変更予定の車両の存在をユーザに通知することを特徴とする請求項1記載の車両用走行支援システム。
- 各車両は自車速度を検出する速度検出手段を備え、前記走行車両情報送信手段は常時前記走行中の車両の現在位置、前記走行中の車両の走行経路および前記走行中の車両の速度を前記センタに送信し、前記進路変更情報送信手段は前記進路変更予定の車両の現在位置、進行方向および速度を前記センタに送信し、前記走行状況判定手段が前記センタにおいて受信した前記走行中の車両の現在位置、前記走行中の車両の走行経路、前記走行中の車両の速度、前記進路変更予定の車両の現在位置、前記進路変更予定の車両の進行方向および前記進路変更予定の車両の速度に基づき、前記走行中の車両が所定時間以内に前記進路変更予定の車両に接近すると判定した場合、前記走行状況通知手段は前記走行中の車両において前記進路変更予定の車両の存在をユーザに通知することを特徴とする請求項1記載の車両用走行支援システム。
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