JP4844201B2 - Gps受信装置及びgps信号受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GPS受信装置及びGPS信号受信方法に関する。
GPS(Global Positioning System)衛星は、高度2万km、傾斜角約55度の6軌道を周る周回衛星である。GPS衛星の数は、GPS受信装置の受信範囲の拡大や受信状態の地域差の減少等による理由により増加してきた。現在、GPS衛星は28衛星が作動している。
また、GPS衛星の数の増加に応じて、GPS受信装置も多チャネル化している。例えば、携帯用のGPS受信装置は電池駆動であり、多チャネルの受信動作を行うと、非常に大きな消費電力が必要となる。このため、GPS受信装置の消費電力抑制の要請があった。
GPS受信装置の消費電力抑制の技術としては、アルマナックデータ又はエフェメリスデータにより計算した結果を用いて、受信するGPS衛星を選択する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該技術では、選択されたGPS衛星に対応する受信チャネルのみに動作クロックを供給してGPS受信処理を行う。したがって、クロック信号が供給されない受信チャネルは不動作状態となって消費電力の低減が可能となる。
特開2004−191054号公報
しかしながら、上述した技術の場合、選択される衛星の数は6個〜11個である。また、動作する受信装置のチャネル数も6個〜11個である。当該6個〜11個の受信チャネルを同時に駆動させた場合、電池残量が少ないほど電池の消耗が激しい。この場合、GPS受信装置の受信動作が突然遮断されることも考えられる。
例えば、腕時計で用いられるボタン電池を例にして、使用するチャネル数によりGPS受信装置の動作時間を比較してみる。ここで、ボタン電池の仕様を電圧3V、標準電流0.1mA、標準容量30mAhとする。この場合、3Vで0.1mAの電流を流した場合に300時間使用することができる。
GPS受信装置において、1チャネル当たり0.4mAの電池消費があるものとすると、上記のボタン電池を用いた場合、以下の式の関係が成り立つ。
連続計測可能時間=30(mAh)/0.4(mA)×チャネル数
したがって、例えば3チャネルの場合は
連続計測可能時間=30(mAh)/0.4(mA)×3(ch)=25hとなる。
ここで、上記の式を用いてチャネル数に応じた連続計測可能時間を計算すると、チャネル数が1チャネルの場合は75時間、3チャネルの場合は25時間、4チャネルの場合は18.75時間、10チャネルの場合は7.5時間、16チャネルの場合は、4.6875時間となる。ただし、この計算は暫定的な数値演算処理である。実際には、GPS受信装置を動作させた際の時間と電力消費の関係、及び使用した電池の消耗度合いから算出する。
上記の計算は暫定的な数値演算ではあるが、使用するチャネル数によりGPS受信装置の動作時間に格段の差が出ることがわかる。
したがって、本発明の課題は、電池残量(消耗度合い)に応じて動作させる受信チャネルを決定し、必要最小限の受信チャネルを動作させることにより、消費電力の低減化を図ることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載のGPS受信装置は、
電池で駆動されるGPS受信装置(例えば、図1のGPS受信装置100)において、
複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を受信する複数の受信チャネルを有する受信手段(例えば、図1の多チャネルデコーダ16)と、
前記電池の残量を検出する電池残量検出手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)と、
前記電池残量検出手段により検出された電池残量値の大きさに基づいて、前記受信チャネルの数を決定する受信チャネル数決定手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)と、
この受信チャネル数決定手段により決定された数の受信チャネルで前記GPS信号の受信動作を行うように前記受信手段を制御する受信チャネル制御手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)とを備え、
前記受信チャネル数決定手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)は、
互いに異なる値の複数の電池残量閾値が記憶された記憶手段(例えば、図1のROM28)と、
前記電池残量検出手段により検出された電池残量値と前記記憶手段に記憶された電池残量閾値とを比較する比較手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)と、
この比較手段により比較された結果に応じて動作させるべき受信チャネルの数を決定する決定手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)とを備え、
前記記憶手段(例えば、図1のROM28)は、
第1の電池残量閾値(例えば、図2の電池残量の閾値Bエリア28d;図5の閾値B)と第2の電池残量閾値(例えば、図2の電池残量の閾値Cエリア28e;図5の閾値C)とが記憶されており、
前記決定手段(例えば、図1のGPS制御回路部18)は、
前記電池残量値が前記第1の電池残量閾値以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定し、
前記電池残量値が前記第2の電池残量閾値よりも大きい場合、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定し、
前記電池残量値が前記第2の電池残量閾値以下の場合、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定することを特徴とする。
請求項に記載の発明のGPS信号受信方法は、
複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を複数の受信チャネルを有する受信部を備えており、電池で駆動されるGPS受信装置に用いられるGPS信号受信方法において、
前記電池の残量を検出する電池残量検出工程(例えば、図5のS101)と、
この電池残量検出工程により検出された電池残量値の大きさに基づいて、前記受信チャネルの数を決定する受信チャネル数決定工程(例えば、図5のステップS103、ステップS107、ステップS111)と、
この受信チャネル数決定工程により決定された数の受信チャネルで前記GPS信号の受信動作を行うように前記受信部を制御する受信チャネル制御工程(例えば、図5のステップS103、ステップS107、ステップS111)と、を含み、
前記受信チャネル数決定工程は、
前記電池残量検出工程により検出された電池残量値と予め定められている電池残量閾値とを比較する比較工程(例えば、図5のステップS102、ステップS106、ステップS110)と、
この比較工程により比較された結果に応じて動作させるべき受信チャネルの数を決定する決定工程(例えば、図5のステップS103、ステップS107、ステップS111)とを含み、
前記決定工程は、
前記電池残量値が前記予め定められている第1の電池残量閾値以上の場合(例えば、図5のステップS106)、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定し(例えば、図5のステップS107)
前記電池残量値が前記予め定められている第2の電池残量閾値よりも大きい場合(例えば、図5のステップS110;YES)、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定し(例えば、図5のステップS111)、
前記電池残量値が前記予め定められている第2の電池残量閾値以下の場合(例えば、図5のステップS110;NO)、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定(例えば、図5のステップS119)することを特徴とする。
請求項1又はに記載の発明によれば、電池残量値の大きさに応じて動作させる受信チャネルの数を決定し、この決定された受信チャネルの数だけ受信チャネルを動作させるように制御することができる。このため、全ての受信チャネルを動作させる場合と比較して消費電力の低減化が可能となる。
また、請求項又はに記載の発明によれば、電池残量値と電池残量閾値との比較結果に応じて、動作させるべき受信チャネルの数を決定することができる。これにより、消費電力の低減化が可能となる。
さらに、請求項又はに記載の発明によれば、電池残量値が第1の閾値以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定することができる。これにより、GPS受信装置の消費電力の低減化と共に、GPS受信装置の位置測定及び時刻修正が可能となる。また、電池残量値が第2の閾値よりも大きい場合、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定することができる。これにより、GPS受信装置の消費電力の低減化と共に、GPS受信装置の位置測定及び時刻修正が可能となる。また、電池残量値が第2の閾値以下の場合、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定することができる。これにより、消費電力の低減化と共に、GPS受信装置の時刻修正が可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に本実施の形態のGPS受信装置100を示す。
図1を参照して、本実施の形態のGPS受信装置100を説明する。GPS受信装置100は、アンテナ10と、アンテナ・プリアンプ11と、高周波受信回路部12と、デジタル信号処理部13と、時計部14と、電源回路部15と、を備えて構成される。
アンテナ10は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信する無指向性のアンテナである。ここで、GPS信号とは、GPS衛星から送信される無線信号のことである。当該GPS衛星が送信しているGPS信号の周波数は基本的には1575.42MHz(名称:L1波)である。この周波数に民間用のC/Aコード(Coarse/acquisition code)コードと呼ばれる信号が乗せられている。ここで、C/Aコードとは、擬似雑音符号であるPRNコード(Pseudo Random Noise Code)で符号化されているコードのことをいう。当該C/Aコードは、28個のGPS衛星にそれぞれ異なるC/Aコードが割り当てられている。したがって、それぞれの衛星に固有のC/Aコードで逆拡散することで、衛星毎に信号を分離受信することができる。
また、C/Aコードは1023ビットの信号を1msの周期(即ち、1.023MHz)で繰り返し送信される。このC/Aコードの20周期分をひとかたまりとして1ビットとするデータが航法データである。ここで、航法データとは、GPS衛星の軌道情報、時刻情報等を含んだデータのことをいう。当該航法データについて図3を参照して説明する。図3(A)、(B)は、GPS衛星から送信される航法データの構成を示す図である。GPS衛星から送信される航法データは、図3(A)に示すように、同期ワードを含むそれぞれ10ワード(1ワードは、30ビット)のデータからなる5個のサブフレームで構成される。当該サブフレーム5個で1フレーム(即ち、1500ビット)とするデータが、50ビット/sのビットレートで出力されている。
次に図3(B)を参照して、5つのサブフレームについて説明する。図3(B)に示すように、サブフレーム1は、送信している衛星自身の衛星時計補正計数、データ更新時期及び各種フラッグが含まれている。サブフレーム2、3は、軌道情報が含まれている。サブフレーム4、5については、全衛星が同じ内容を送信している。その内容はサブフレーム4に軌道上のすべてのGPS衛星(最大32衛星)のアルマナック(概略軌道情報)や電離補正係数が含まれる。また、サブフレーム5にアルマナックや衛星の健康状態等を示す情報が含まれる。これらのサブフレーム4、5のデータはデータ量が多いため、さらにページ単位に分割されてサブフレームに収容される。即ち、図3(A)に示すように、サブフレーム4、5より送信されるデータはそれぞれ1〜25ページに分割されており、フレームごとに異なるページの内容が順番に送られる。全てのページ内容を送信するには25フレームを必要とし、航法データの全内容を得るには12分30秒かかる。
アンテナ・プリアンプ11は、アンテナ10で受信された、1575.42MHzの高周波信号を増幅して高周波受信回路部12へ出力する。高周波受信回路部12は、高周波信号を検波・増幅し、1.023MHzの中間周波数信号に変換してデジタル信号処理部13へ出力する。
デジタル信号処理部13は、多チャネルデコーダ16と、メモリ17と、GPS制御回路部18と、電圧検出回路部19と、を備えて構成される。
多チャネルデコーダ16は、例えば16個の受信チャネルから構成される。当該受信チャネルに複数のGPS衛星の1個が割り当てられ、各チャネルで独立した受信処理が行われる。ここで、受信処理とは、GPS信号を受信して航法データを復調する処理のことをいう。
ここで、多チャネルデコーダ16で行われる航法データを復調する処理について説明する。まず、予め受信しようとする衛星のC/AコードがROM28のC/Aコード(全GPS衛星)エリア28hに記憶されているものとする(以下、記憶されているC/Aコードを記憶C/Aコードとする)。そして、記憶C/Aコードが読み出され、当該記憶C/AコードとGPS衛星から受信したC/Aコードとの位相同期をとる。そして、位相同期が取れた後に、逆拡散を行う。当該逆拡散により航法データの復調が可能となる。当該航法データは、メモリ17に一次的に記憶される。
メモリ17は、多チャンネルデコーダ16から受信した航法データを受信チャネル毎に一次的に記憶する。
GPS制御回路部18は、デジタル信号処理部13の各部を中央制御する。GPS制御回路部18は、ROM(Read Only Memory)28に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM(Random Access Memory)29に展開する。そして、RAM29に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。特にROM28には、後述する第1のGPS受信制御プログラムが記憶される。
ここで、図2(a)、(b)を参照して、ROM28とRAM29の記憶エリアについて説明する。図2(a)はROM28の記憶エリアを示した図である。ROM28は、第1のGPS受信制御プログラムエリア28a、第2のGPS受信制御プログラムエリア28b、電池残量の閾値Aエリア28c、電池残量の閾値Bエリア28d、電池残量の閾値Cエリア28e、PDOPの閾値Dエリア28f、電池残量の閾値Eエリア28g、C/Aコード(全GPS衛星)エリア28h、を備えている。
第1のGPS受信制御プログラムエリア28aには、第1のGPS受信制御プログラムが記憶されている。第2のGPS受信制御プログラムエリア28bには、第2のGPS受信制御プログラムが記憶されている。電池残量の閾値Aエリア28cには、電池残量の閾値Aが記憶されている。電池残量の閾値Bエリア28dには、電池残量の閾値Bが記憶されている。電池残量の閾値Cエリア28eには、電池残量の閾値Cが記憶されている。PDOPの閾値DエリアにはPDOPの閾値Dが記憶されている。電池残量の閾値Dエリア28gには、電池残量の閾値Eが記憶されている。C/Aコード(全GPS衛星)エリア28hには、C/Aコード(全GPS衛星)が記憶されている。
図2(b)は、RAM29の記憶エリアを示した図である。RAM29は、電池残量検出値エリア29a、PDOPエリア29b、第1のGPS受信制御プログラムエリア29c、第2のGPS受信制御プログラムエリア29d、を備えている。
電池残量検出値エリア29aには、電池残量検出値が記憶される。PDOPエリア29bには、PDOPが記憶される。第1のGPS受信制御プログラムエリア29cには、第1の受信制御プログラムが展開される。第2のGPS受信制御プログラムエリア29dには、第2のGPS受信制御プログラムが展開される。
GPS制御回路部18は、第1のGPS受信制御プログラムにより、GPS受信装置100の電池残量値と電池残量閾値との比較を行う。ここで、電池残量値とは、電圧検出回路部19により検出された値のことをいう。また、電池残量閾値とは、ROM28の電池残量の閾値エリア28c、28d、28e、28gに記憶されている電池残量の一定値のことをいう。また、GPS制御回路部18は、比較された結果に応じて、動作させるべき受信チャネルの数を決定する。
電圧検出回路部19は、電源回路部15の一定負荷に一定の電流を流した際の電圧値を検出する。そして、この電圧の変化から電池残量値を検出する。また、電池残量値の検出方法は、電池からの電流値と時間とから消費電力量を算出し、「使用する電池の電池容量−消費電力量」から電池残量値を算出する方法としてもよい。
時計部14は、装置制御回路部20と、計時回路部21と、発振回路部22と、入力部23と、表示出力部24と、表示部25と、ROM26と、RAM27と、を備えて構成される。
装置制御回路部20は、時計部14の各部を中央制御する。装置制御回路部20は、ROM26に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM27に展開する。そして、当該RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。特にROM26には、後述する第1の時刻修正プログラムが記憶される。
ここで、図2(c)、(d)を参照して、ROM26とRAM27の記憶エリアについて説明する。図2(c)はROM26の記憶エリアを示した図である。ROM26は、第1の時刻修正プログラムエリア26a、第2の時刻修正プログラムエリア26b、を備えている。
第1の時刻修正プログラムエリア26aには、第1の時刻修正プログラムが記憶されている。第2の時刻修正プログラムエリア26bには、第2の時刻修正プログラムが記憶されている。
図2(d)は、RAM27の記憶エリアを示した図である。RAM27は、時刻情報エリア27a、第1の時刻修正プログラムエリア27b、第2の時刻修正プログラムエリア27c、を備えている。
時刻情報エリア27aには、時刻情報が記憶される。第1の時刻修正プログラムエリア27bには、第1の時刻修正プログラムが展開される。第2の時刻修正プログラムエリア27cには、第2の時刻修正プログラムが展開される。
装置制御回路部20は、第1の時刻修正プログラムにより、GPS受信装置の内部時刻を修正する。ここで、内部時刻とは、計時回路部21で計時される現在時刻のことをいう。
計時回路部21は、発振回路部22の出力する周波数に基づき計時する。計時回路部21から装置制御回路部20に、例えば、1秒単位で刻まれる現在時刻を示す値が出力される。装置制御回路部20は、現在時刻を示す値を、表示出力部24を介して表示部25に出力する。表示部25はこの出力された時刻を表示する。入力部23は、ユーザからの操作入力情報、他のコンピュータや記憶媒体からの情報を装置制御回路部20に入力する。
電源回路部15は、電池などの電源を備えており、この電源からの電圧、電流を各部に供給する。
次に、図4を参照して、受信するチャネル数とGPS衛星との対応関係について説明する。図4(a)は、全チャネル受信時のチャネル番号とGPS衛星の対応関係の一例を示した図である。例えば、GPS衛星がN個の場合、各衛星から送信される航法データ(サブフレーム1~5のデータ)はチャネル毎に対応付けられる。図4(a)の例では衛星Aから送信されるサブフレーム1~5のデータがch1で受信される。図4(a)の場合、チャネル数はGPS衛星の数に対応するため、GPS受信装置100の消費電力は高くなる。
図4(b)は、4チャネル受信時のチャネル番号とGPS衛星の対応関係の一例を示した図である。例えば、衛星Aから送信されるサブフレーム1~5のデータがch1で受信されるとする。このとき、衛星Aからサブフレーム1〜5のデータを受信出来ない場合、又は衛星Aが有するPDOP(Position Dilution of Precision)に基づいて受信状態が悪いと判断された場合、衛星Eが選択される。ここで、PDOPとは、“1”をGPS受信装置100から4つのGPS衛星を結んで形成されるピラミッド容量で割ったものに比例する単位のない指数のことをいう。PDOPは、GPS受信装置100の受信状態を判断する基準として用いられる。したがって、PDOPに基づいて受信精度が悪いと判断された場合は、異なるGPS衛星が選択される。例えば、ch1で衛星A、ch2で衛星B、ch3で衛星C、ch4で衛星Dから送信されるサブフレーム1〜5のデータを受信する場合、この4つの衛星の組み合わせでPDOPが算出される。算出されたPDOPに基づいて、GPS受信装置100の受信精度が悪いと判断された場合、ch1で受信するGPS衛星は衛星Aに代わって衛星Eが選択される。そして、衛星E、衛生B、衛星C、衛生Dの組み合わせでPDOPが算出される。当該PDOPに基づいて、GPS受信装置100の受信状態が良好であると判断された場合、ch1は衛星Eからサブフレーム1〜5のデータを受信する。
図4(b)のch2、ch3及びch4においても、ch1と同様の衛星の選択が行われる。
図4(c)は、3チャネル受信時のチャネル番号とGPS衛星の対応関係の一例を示した図である。4チャンネル受信時と同様に、各衛星からサブフレーム1〜5のデータを受信出来ない場合、又は各衛星のPDOPに基づいて受信状態が悪いと判断された場合、各チャネルで受信状態が良好な衛星の選択が行われる。
図4(d)は、1チャネル受信時のチャネル番号とGPS衛星の対応関係の一例を示した図である。図4(d)の例では、衛星Aからサブフレーム1〜5のデータを受信できない場合、衛星B、衛星C、衛星Dの順で受信状態の良好な衛星が1つ選択される。
図4(a)〜(d)に示すように、受信するチャネル数が少なくなるにしたがって、GPS衛星の数は少なくなる。即ち、GPS受信装置の消費電力は低減される。
次に図5を参照して、GPS受信装置100の動作を説明する。図5に、GPS制御回路部18で実行される第1のGPS受信制御処理と、装置制御回路部20で実行される第1の時刻修正処理を示す。まず、第1のGPS受信制御処理ついて説明する。第1のGPS受信制御処理は、GPS受信装置100の電池残量値を検出し、その後、受信するチャネルの数を決定し、更にGPS信号の受信動作を行う処理である。
例えば、GPS受信装置100において、第1のGPS受信制御処理の実行指示が入力部23を介して入力されたこと等をトリガとして、ROM28の第1のGPS受信制御プログラムエリア28aから第1のGPS受信制御プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第1のGPS受信制御プログラムがRAM29の第1のGPS受信制御プログラムエリア29cに展開され、展開された第1のGPS受信制御プログラムとGPS制御回路部18との協働により第1のGPS受信制御プログラムが実行される。
まず、電圧検出回路部19から電池残量検出値が取得される(ステップS101)。そして、ROM28に記憶されている電池残量の閾値Aが読み出される。ここで、電池残量の閾値Aは、全チャネルを動作させた場合でも十分チャネル動作が可能な電池残量の閾値である。
そして、電池残量検出値が閾値A以上か否かの判断が行われる(ステップS102)。電池残量検出値が閾値A以上の場合(ステップS102;YES)、全サーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS103)。ここで、サーチエンジンの駆動とは、多チャネルデコーダ16のチャネル毎に行われるGPS信号の受信処理のことをいう。
ステップS103の実行後、GPS受信処理が行われる(ステップS104)。ここで、GPS受信処理とは、複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を受信する処理のほかに、GPS受信装置100の現在位置を算出する処理及びGPS信号に含まれる時刻情報を取得する処理を含む。
そして、PDOPが閾値D以下となる衛星が再選択される(ステップS105)。ここで、閾値Dとは、GPS受信装置100の受信精度を判断する基準となる閾値のことをいう。ここで、GPS受信装置100の受信精度が閾値Dよりも良好な場合は、PDOPが閾値Dよりも大きくなるものとする。また、再選択とは、ステップS104のGPS受信処理にて選択されているGPS衛星の中からPDOPを算出し、算出したPDOPに基づいてGPS衛星を選択することをいう。
ステップS102にて、電池残量検出値が閾値A以下の場合(ステップS102;NO)、電池残量検出値が閾値B以上か否かの判断が行われる(ステップS106)。ここで、電池残量の閾値Bとは、4チャネルを動作させた場合でも十分チャネル動作が可能な電池残量の閾値のことをいう。
電池残量検出値が閾値B以上の場合(ステップS106;YES)、4つのサーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS107)。そして、3DFixmodeでGPS受信処理が行われる(ステップS108)。ここで、3DFixmodeとは、4つのGPS衛星で位置測定を行う測定モードのことをいう。
ステップS108の実行後、4チャネルにより選択された4つのGPS衛星に基づくPDOPと閾値Dとの比較が行われる(ステップS109)。PDOPが閾値Dよりも小さい場合(即ち、4つのGPS衛星の組み合わせでGPS受信装置100の受信状態が悪い場合)は(ステップS109;NO)、GPS衛星の選択が行われる。そして、選択されたGPS衛星において、再度ステップS108のGPS計測が実行される。PDOPが閾値Dよりも大きい場合(即ち、4つのGPS衛星の組み合わせでGPS受信装置100の受信状態が良好な場合)は、(ステップS109;YES)、ステップS114へ移行される。
ステップS106にて、電池残量検出値が閾値B以下の場合(ステップS106;NO)、電池残量検出値が閾値C以上か否かの判断が行われる(ステップS110)。ここで、電池残量の閾値Cとは、3チャネルを動作させた場合でも十分チャネル動作が可能な電池残量の閾値のことをいう。
電池残量検出値が閾値C以上の場合(ステップS110;YES)、3つのサーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS111)。そして、2DFixmodeでGPS受信処理が行われる(ステップS112)。ここで、2DFixmodeとは、3つのGPS衛星で位置測定を行う測定モードのことをいう。
ステップS112の実行後、3チャネルにより選択された3つのGPS衛星に基づくPDOPと閾値Dとの比較が行われる(ステップS113)。PDOPが閾値Dよりも小さい場合(即ち、3つのGPS衛星の組み合わせでGPS受信装置100の受信状態が悪い場合)は(ステップS113;NO)、GPS衛星の選択が行われる。そして、選択されたGPS衛星において、再度ステップS112のGPS計測が実行される。PDOPが閾値Dよりも大きい場合(即ち、3つのGPS衛星の組み合わせでGPS受信装置100の受信状態が良好な場合)は、(ステップS112;YES)、ステップS114へ移行される。
ステップS110にて、電池残量検出値が閾値C以下の場合(ステップS110;NO)、1つのサーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS119)。そしてGPS信号に含まれる時刻情報の取得が行われる(ステップS120)。ステップS120の実行後、ステップS116へ移行される。
ステップS105、S109、S113の実行後、GPS受信装置100の現在位置確定処理が行われる(ステップS114)。ここで、現在位置確定処理とは、ステップS105にて再選択されたGPS衛星からGPS受信装置100の現在位置を確定する処理のことをいう。例えば、ステップS105よりGPS衛星が4つ再選択された場合、当該4つのGPS衛星から受信した航法データに基づいて、GPS受信装置100の現在位置が確定される。そして、GPS受信装置100の現在位置が装置制御回路部20に出力される(ステップS115)。当該GPS受信装置100の現在位置が表示部25を介して表示されることにより、ユーザは現在位置を知ることが出来る。
ステップS115の後、時刻修正を行うか否かの判断が行われる(ステップS116)。ステップS116は、例えば、表示部25を介して表示がされ、当該表示をユーザが参照することにより行われる。ユーザは表示部25に表示された内容を参照して、入力部23を介して時刻修正を行うか否かの指示を入力することができる。
ユーザにより時刻修正を行う旨の指示が入力された場合(ステップS116;YES)、航法データに含まれる時刻情報が装置制御回路部20へ送信される(ステップS117)。そして、装置制御回路部20から内部時刻修正の終了通知を受信する(ステップS118)。ステップS118の実行後、第1のGPS受信制御処理は終了する。また、ユーザより時刻修正処理を行わない旨の指示が入力された場合(ステップS116;NO)についても、第1のGPS受信制御処理は終了する。
次に、装置制御回路部20で実行される第1の時刻修正処理を説明する。第1の時刻修正処理は、GPS制御回路部18から時刻情報を受信して、時計部14の内部時刻を修正する処理のことである。
例えば、GPS受信装置100において、GPS制御回路部18から時刻情報が送信されたこと等をトリガとして、ROM26の第1の時刻修正プログラムエリア26aから第1の時刻修正プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第1の時刻修正プログラムがRAM27の第1の時刻修正プログラムエリア27bに展開され、展開された第1の時刻修正プログラムと装置制御回路部20との協働により第1の時刻修正プログラムが実行される。
まず、GPS制御回路部18から送信された時刻情報が受信される(ステップS121)。そして、内部時刻の修正が行われる(ステップS122)。ここで、内部時刻の修正とは、取得された時刻情報に基づいて、計時回路部21で計時されていた現在時刻を修正することをいう。内部時刻の修正後、内部時刻の修正終了通知がGPS制御回路部18へ送信される(ステップS123)。ステップS123の実行後、第1の時刻修正処理は終了する。
(第1の実施の形態の変形例)
次に、図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態の変形例を説明する。図6に第2の電池残量検出処理と第2の時刻修正処理との流れを示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態と同様にGPS受信装置100を用い、同様な部分については同一の符号を付している。また、その詳細な説明を援用し、異なる部分について以下説明する。
GPS受信装置100において、ROM28のGPS受信制御プログラムエリア28bに第2のGPS受信制御プログラムが記憶される。また、ROM26の第2の時刻修正プログラムエリアに第2の時刻修正プログラムが記憶される。
図6を参照して、本実施の形態におけるGPS受信装置100の動作を説明する。図6にGPS制御回路部18で実行される第2のGPS受信制御処理と装置制御回路部20で実行される第2の時刻修正処理とを示す。まず、第2のGPS受信制御処理について説明する。第2のGPS受信制御処理は、GPS受信装置100の電池残量を検出し、その後、受信するチャネルの数を決定し、更にGPS信号の受信動作を行う処理である。
例えば、GPS受信装置100において、第2のGPS受信制御処理の実行指示が入力部23を介して入力されたこと等をトリガとして、ROM28の第2のGPS受信制御プログラムエリア28bから第2のGPS受信制御プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第2のGPS受信制御プログラムがRAM29の第2のGPS受信制御プログラムエリア27cに展開され、展開された第2のGPS受信制御プログラムとGPS制御回路部18との協働により第2のGPS受信制御プログラムが実行される。
まず、電圧検出回路部19から電池残量検出値が取得される(ステップS201)。そして、ROM28に記憶されている電池残量の閾値Eが読み出される。ここで、電池残量の閾値Eは、全チャネルを動作させた場合でも十分チャネル動作が可能な電池残量の閾値である。
そして、電池残量検出値が閾値E以上か否かの判断が行われる(ステップS202)。電池残量検出値が閾値E以上の場合(ステップS202;YES)、全サーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS203)。ステップS203の実行後、時刻情報の取得が行われる(ステップS204)。
ステップS202にて、電池残量検出値が閾値E以下の場合(ステップS202;NO)、1つのサーチエンジンを駆動するように設定が行われる(ステップS205)。そして、時刻情報の取得が行われる(ステップS206)。ステップS206の実行後、ステップS207へ移行される。
ステップS204、S206の実行後、装置制御回路部20に時刻情報の送信が行われる(ステップS207)。そして、装置制御回路部20より内部時刻の修正終了通知が送信され、当該内部時刻の修正終了通知が受信される(ステップS208)。ステップS208の実行後、第2のGPS受信制御処理は終了する。
次に、装置制御回路部20で実行される第2の時刻修正処理を説明する。第2の時刻修正処理は、GPS制御回路部18から時刻情報を受信して、時計部14の内部時刻を修正する処理のことである。
例えば、GPS受信装置100において、GPS制御回路部18から時刻情報が送信されたこと等をトリガとして、ROM26の第2の時刻修正プログラムエリア26bから第2の時刻修正プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第2の時刻修正プログラムがRAM27の第2の時刻修正プログラムエリア27cに展開され、展開された第2の時刻修正プログラムと装置制御回路部20との協働により第2の時刻修正プログラムが実行される。
まず、GPS制御回路部18から送信された時刻情報が受信される(ステップS209)。そして、内部時刻の修正が行われる(ステップS210)。内部時刻の修正後、内部時刻の修正終了通知がGPS制御回路部18へ送信される(ステップS211)。ステップS211の実行後、第2の時刻修正処理は終了する。
以上、第1の実施の形態及び第1の実施の形態の変形例によれば、電池残量値の大きさに応じて動作させる受信チャネルの数を決定し、この決定された受信チャネルの数だけ受信チャネルを動作させるように制御することにより、消費電力の低減化が可能となる。
また、電池残量値と電池残量閾値との比較結果に応じて、動作させるべき受信チャネルの数を決定することができる。これにより、消費電力の低減化が可能となる。
また、電池残量値が閾値B以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定することができる。これにより、GPS受信装置100の消費電力の低減化と共に、GPS受信装置100の位置測定及び時刻修正が可能となる。また、電池残量値が閾値C以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定することができる。これにより、GPS受信装置100の消費電力の低減化と共に、GPS受信装置100の位置測定及び時刻修正が可能となる。また、電池残量値が閾値C以下の場合、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定することができる。これにより、消費電力の低減化と共に、GPS受信装置100の時刻修正が可能となる。
また、GPS受信装置100の全チャネルでGPS信号を受信する場合、GPS衛星の選択の幅が広くなる。また、全GPS衛星の中からPDOPに基づいてGPS衛星を選択できるので、GPS衛星を選択する時間の高速化を図ることができる。また、GPS受信装置100の位置測定及び時刻修正が可能となる。
また、上記の実施の形態においては表示部25を設けたが、これを設けず、外部の表示装置やコンピュータ等任意のハードウエアにGPS受信装置100の位置情報及び現在時刻情報を出力するGPS受信装置としても良い。
その他、上記実施の形態におけるGPS受信装置100の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係るGPS受信装置100を示すブロック図である。 ROM28、RAM29、ROM26及びRAM27の記憶エリアを示す図である。 航法データの内容を示す図である。 受信チャネルと衛星との対応関係を示す図である。 本発明に係る第1のGPS受信制御処理及び第1の時刻修正処理を示すフローチャートである。 本発明に係る第2のGPS受信制御処理及び第2の時刻修正処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 アンテナ
11 アンテナ・プリアンプ
12 高周波受信回路部
13 デジタル信号処理部
14 時計部
15 電源回路部
16 多チャネルデコーダ
17 メモリ
18 GPS制御回路部
19 電圧検出回路部
20 装置制御回路部
21 計時回路部
22 発振回路部
23 入力部
24 表示出力部
25 表示部
26、28 ROM
27、29 RAM
100 GPS受信装置

Claims (2)

  1. 電池で駆動されるGPS受信装置において、
    複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を受信する複数の受信チャネルを有する受信手段と、
    前記電池の残量を検出する電池残量検出手段と、
    前記電池残量検出手段により検出された電池残量値の大きさに基づいて、前記受信チャネルの数を決定する受信チャネル数決定手段と、
    この受信チャネル数決定手段により決定された数の受信チャネルで前記GPS信号の受信動作を行うように前記受信手段を制御する受信チャネル制御手段とを備え、
    前記受信チャネル数決定手段は、
    互いに異なる値の複数の電池残量閾値が記憶された記憶手段と、
    前記電池残量検出手段により検出された電池残量値と前記記憶手段に記憶された電池残量閾値とを比較する比較手段と、
    この比較手段により比較された結果に応じて動作させるべき受信チャネルの数を決定する決定手段とを備え、
    前記記憶手段は、
    第1の電池残量閾値と第2の電池残量閾値とが記憶されており、
    前記決定手段は、
    前記電池残量値が前記第1の電池残量閾値以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定し、
    前記電池残量値が前記第2の電池残量閾値よりも大きい場合、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定し、
    前記電池残量値が前記第2の電池残量閾値以下の場合、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定することを特徴とするGPS受信装置。
  2. 電池駆動されるGPS信号受信方法において、
    複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を複数の受信チャネルを有する受信部を備えており、電池で駆動されるGPS受信装置に用いられるGPS信号受信方法において、
    前記電池の残量を検出する電池残量検出工程と、
    この電池残量検出工程により検出された電池残量値の大きさに基づいて、前記受信チャネルの数を決定する受信チャネル数決定工程と、
    この受信チャネル数決定工程により決定された数の受信チャネルで前記GPS信号の受信動作を行うように前記受信部を制御する受信チャネル制御工程とを含み、
    前記受信チャネル数決定工程は、
    前記電池残量検出工程により検出された電池残量値と予め定められている電池残量閾値とを比較する比較工程と、
    この比較工程により比較された結果に応じて動作させるべき受信チャネルの数を決定する決定工程とを含み、
    前記決定工程は、
    前記電池残量値が前記予め定められている第1の電池残量閾値以上の場合、動作させるべき受信チャネルの数を4個と決定し、
    前記電池残量値が前記予め定められている第2の電池残量閾値よりも大きい場合、動作させるべき受信チャネルの数を3個と決定し、
    前記電池残量値が前記予め定められている第2の電池残量閾値以下の場合、動作させるべき受信チャネルの数を1個と決定することを特徴とするGPS信号受信方法。
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