JP4843972B2 - 液滴吐出制御装置 - Google Patents
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Description
そこで、1つの画像を4×4、8×8等の複数のドットで表現することで中間階調を表現する方法が用いられている。
これに対し、ドット径を変えることで階調表現を行うようにした方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、印刷速度の低下を伴うことなく、多階調表現を実現することの可能な液滴吐出制御装置を提供することを目的としている。
また、上記した液滴吐出制御装置は、前記制御装置は、前記印字データ及び前記プログラムデータを、前記駆動パルス選択信号生成手段に対してシリアル伝送する構成を有する。
図1は、本発明の液滴吐出制御装置をインクジェットプリンタに適用した場合の概略構成を示す側面図である。
このインクジェットプリンタ1は、図1に示すように、記録用紙Pを一枚ずつ給紙する給紙装置2と、インクジェット方式で印刷を行うヘッドユニット3と、給紙装置2により給紙された記録用紙Pを前記ヘッドユニット3の下部近傍を通過して搬送する搬送装置4と、搬送装置4で搬送された記録用紙Pを排出する排紙装置5と、これら各装置を制御する後述の制御装置6とを備えている。
搬送装置4は、所定間隔を保って平行に配設された駆動ローラ41及び従動ローラ42と、これら駆動ローラ41及び従動ローラ42間に張設された幅広帯状の無端搬送ベルト43と、搬送ベルト43の調節するテンションローラ44とを備えている。前記駆動ローラ41は給紙装置2側、従動ローラ42は排紙装置5側に配設され、前記駆動ローラ41を駆動モータ41Mで駆動することで、搬送ベルト43が図1中の矢印方向に移動し、給紙装置2から搬送ベルト43上に給紙された記録用紙Pが、搬送ベルト43の移動と共に搬送されて排紙装置5に排出される。
ヘッドユニット3K、3C、3M、3Yは同一に構成され、図2に示すように、各ヘッドユニット3K、3C、3M、3Yは、インク滴を吐出する多数のノズルを配列した記録幅Aの印字幅を有するプリントヘッド31を、記録用紙Pの幅方向に6個、これを搬送方向に2列に千鳥状に配列させたヘッド列を有し、各プリントヘッド31は、同一に構成され、図3に示すように、インクジェット式記録ヘッド100を多数備えている。
キャビティ基板126は、図示のように所定形状に形成され、これにより、キャビティ123と、これに連通するリザーバ128とが形成されている。また、リザーバ128は、インク供給チューブ129を介してインクカートリッジ129aに接続されている。
このような構成からなる圧電式アクチュエータ122では、第1電極131と第2電極132との間に印加される印加波形源からの印加波形により、図3に示すように上下方向に伸び縮みするモードを利用している。この圧電式アクチュエータ122は、圧電素子127が積層されているために、大きな駆動力が得られるのが特徴である。
各プリントヘッド31では、記録幅Aの印刷が可能となるようにノズル124が配置され、2列に配列されたプリントヘッド31のそれぞれが有するノズルによりインク滴の吐出を行うことによって、ヘッドユニット3により記録用紙幅L分の印字幅が可能に構成されている。そして、各プリントヘッド31のそれぞれと制御装置6とが図示しないフレキシブルフラットケーブルによって電気的に接続されている。
制御装置6は、例えば、パーソナルコンピュータ、ディジタルカメラ等のホストコンピュータ60から入力された印刷データに基づいて、給紙装置2、ヘッドユニット3や、搬送装置4等を制御することにより記録用紙Pに印刷を行うものである。
制御部62は、入力インタフェース部61を介してホストコンピュータ60から印刷データを入手すると、その印刷データをSDRAM62bに格納する。そして、CPU62aは、この印刷データに所定の処理を実行して、印刷データを、画素の階調を表す、画素毎に設定される画素情報に展開し、この展開した画素情報及び各種センサからの入力データに基づいて、各ドライバ63〜65に制御信号を出力する。各ドライバ63、64及び65から制御信号が出力されると、これらが入出力インタフェース部67を通して信号が送られ、ヘッドユニット3の複数のインクジェットヘッド100に対応する圧電式アクチュエータ122、搬送装置4、給紙装置2がそれぞれ作動して、記録用紙Pに対する印刷処理が行われる。
このヘッドドライバ65は、複数の駆動パルスを時系列的に配列した駆動波形COMを形成する駆動波形COM発生回路70と、同期用のクロック信号SCKを出力する発振回路90とを備えている。
前記印字データ信号SLaは、図7(a)に示すように、印字データ信号SLa及びプログラムデータ信号SLbのいずれであるかを表す1ビットの制御データScと、印字データSIと、2ビットのSPラベルSlavとで構成される。
また、プログラムデータ信号SLbは、図7(b)に示すように、前記制御データScと、前記2ビットのSPラベルSlavと、このSPラベルSlavで特定される16ビットのプログラムデータSPとで構成される。
まず、ステップS1で印刷データを入力すると、この印刷データを、画素毎にその階調を表す画素情報に展開する(ステップS2)。なお前記印刷データと共に、指定された階調を実現し得る駆動パルス選択信号を生成するための前記プログラムデータSP等といった液滴吐出制御情報を入力する。
例えば、この印刷データの液滴吐出制御情報で指定される階調数が“4”であって、4階調表現を行う際の駆動波形COMが図6(a)に示すように、駆動パルスWD1〜WD4で構成され、各階調を表現する際の駆動パルスの選択パターンが、図6(b)に示すプログラムデータSPで表される場合には、このプログラムデータSPに対して、SPラベルをSlav1として設定し、また、制御データScとして、プログラムデータ信号SLbであることを表すデータ例えば“1”を設定し、図7(b)に示すプログラムデータ信号SLbを生成する。
このステップS6では、駆動波形COM発生回路70で発生させる駆動波形COMの駆動パルスWD1の出力を開始する時のラッチ信号LAT、その後の駆動パルスWD2〜WD4の出力を開始するチャンネル信号CHを順次出力する波形選択処理を実行した後、ステップS7に移行する。
そして、プリントヘッド31毎に、印字データSIを順次生成して、この印字データSIからなる印字データ信号SLaを出力し、全ての画素に対する印刷が終了したならば、印刷制御処理を終了する。
今、インクジェットプリンタ1の電源を投入すると、まず、制御部62で所定の初期化処理が行われる。そして、ホストコンピュータ60から印刷データが入力されると、制御部62で、図11の印刷制御処理を実行する。
すなわち、ホストコンピュータ60から入力された印刷データを読み込むと、図11のステップS1からステップS2に移行し、印刷データを、各画素の階調を表す画素情報に展開する。
このプログラムデータ信号SLbは、各プリントヘッド31において、データ判別部211に入力され、その制御データScはプログラムデータ信号SLbであることを表しているから、データ判別部211は、入力したプログラムデータ信号SLbのうち、SPラベルSlav1とプログラムデータSPとをSP記憶部212に格納する。
これによって、各印字データSIが、対応するプリントヘッド31に対して順次出力され、各プリントヘッド31が記録用紙Pに対して所定の位置に到達したときにインク滴が吐出されることによって、1つの画素に対して、黒、シアン、マゼンタ、イエローの4色による印刷が行われることになって、カラー印刷が行われることになる。そして、各ノズル位置において指定されたドット印刷が行われ、全ての画素について印刷が行われることによって、記録用紙Pには、入力された印刷データに応じたカラー印刷が行われることになる。
また、印刷速度の低下を伴うことなく階調数を増加することができるから、例えば、印刷速度の低下を回避するために、制御部62からプリントヘッド31に対して、印字データSIとプログラムデータSPとを個別のケーブルで、送信する等といった、ケーブル数の増加を伴うことなく実現することができる。
そして、データ判別部211では、入力したプログラムデータ信号SLbをもとに、プログラムデータSPとSPラベルSlavとを対応付けてSP記憶部212に格納する。
また、例えば、1つの印刷データに対し異なる階調を用いて印刷を行う場合、つまり例えば、インクの色毎に異なる階調で印刷を行う場合等には、印刷を行う際に、複数のプログラムデータSPを用いることになる。この場合には、用いるプログラムデータSPにそれぞれSPラベルSlavを付加し、プログラムデータSP毎、或いは複数のプログラムデータSPからなるプログラムデータ信号SLbを生成し、これを、印刷を開始する前に送信する。そして、プリントヘッド31のデータ判別部211では、複数のプログラムデータSPをSPラベルSlavと対応させてSP記憶部212に格納する。そして、制御ロジック215において、印字データ信号SLaで指定されるSPラベルSlavに応じて、対応するプログラムデータSPを読み出しこれを用いて印刷を行うことにより、1つの印刷データを、複数の異なる階調を用いて印刷することができる。
また、上記実施形態では、前記制御ロジック215及びデコーダ216として、図9に示す回路構成を備えた場合について説明したが、これに限るものではなく、プログラムデータ及び印字データに応じて上記と同様の出力を得ることができればどのような回路構成であってもよい。
Claims (4)
- 記録媒体に液滴を吐出する複数のノズルと、印加波形の入力によって前記ノズルから液滴を前記記録媒体に対して吐出させるアクチュエータと、前記アクチュエータに前記印加波形を供給して駆動制御する駆動制御手段と、を有する液滴吐出ヘッドと、入力される印刷データを、所定数の画素の階調情報からなる印字データに展開し当該印字データを出力する制御装置と、を備え、
前記駆動制御手段は、前記印字データを入力し、当該印字データとこの印字データに対応する所定のプログラムデータとを用いて、前記印字データで指定される階調情報に応じた印加波形の生成に用いる駆動パルス選択信号を画素毎に生成する駆動パルス選択信号生成手段と、前記駆動パルス選択信号で選択される駆動パルスから前記印加波形を生成する印加波形生成手段と、を備えた液滴吐出制御装置において、
前記駆動制御手段は、前記印刷データから形成される印字データに対応する前記駆動パルス選択信号を生成するために必要な前記プログラムデータを、前記印字データを受信する前に受信して格納されるプログラムデータ記憶手段を備え、
前記駆動パルス選択信号生成手段は、前記印字データを入力したとき、前記印字データを受信する前に受信して前記プログラムデータ記憶手段に格納された当該印字データに対応するプログラムデータを前記プログラムデータ記憶手段からパラレル入力し、当該プログラムデータと前記印字データとを用いて前記駆動パルス選択信号を生成することを特徴とする液滴吐出制御装置。 - 前記制御装置は、前記印刷データから形成される印字データに対応する前記駆動パルス選択信号を生成するために必要な前記プログラムデータを、前記印刷データから形成される前記印字データの出力を開始する前に前記駆動制御手段に出力するプログラムデータ出力手段を有し、
前記駆動制御手段は、前記プログラムデータを入力したとき当該プログラムデータを前記プログラムデータ記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載の液滴吐出制御装置。 - 前記プログラムデータ出力手段は前記プログラムデータにこのプログラムデータを特定する特定情報を付加して出力し、且つ前記制御装置は前記印字データにこれに対応する前記プログラムデータを特定する特定情報を付加して出力し、
前記駆動パルス選択信号生成手段は、前記印字データを入力したとき、当該印字データに付加された前記特定情報に対応するプログラムデータを前記プログラムデータ記憶手段からパラレル入力することを特徴とする請求項2記載の液滴吐出制御装置。 - 前記制御装置は、前記印字データ及び前記プログラムデータを、前記駆動パルス選択信号生成手段に対してシリアル転送するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出制御装置。
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