以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による駅名検索システムの表示方法を用いたシステムの一例としての券売システムを示す構成図であって、1は自動券売機、2はサーバ、3はネットワーク、4はルータ、5は制御部、6は接客ディスプレイ、7はタッチパネル、8は入力ユニット、9はカードユニット、10は現金ユニット、11は発券ユニット、12は記憶装置、13はジャーナルプリンタである。
同図において、駅構内などに設置されている自動券売機1は、その制御部5がルータ4,ネットワーク3を介してサーバ2に接続されている。また、この自動券売機1は、タッチパネル7が設けられた接客ディスプレイ6,テンキーの入力処理を行なう入力ユニット8,料金支払いのために挿入されたカードの処理を行なうカードユニット9,支払われる現金の処理を行なう現金ユニット10,定期券などの発券処理を行なう発券ユニット11,接客ディスプレイ6に表示する画面の画像情報やその他の必要な情報を記憶した記憶装置12,取引結果を記録するためのジャーナルプリンタ13などを備えており、これらが制御部5の制御のもとに動作する。
図2は図1における自動券売機1の一具体例の外観を示す斜視図であって、14は突出部、14aは窪み部、15はテンキー、16はカード挿入/排出口、17は購入券の排出口、18は現金の投入口であり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
同図において、自動券売機1の前面側には、その上部側に入力ユニット8の入力手段としてのタッチパネル7を備えた接客ディスプレイ6が設けられている。この接客ディスプレイ6の下方には、筐体の突出部14が形成されており、この突出部14に形成された窪み部14aの正面壁面側に現金ユニット10,発券ユニット11が、この窪み部14aの棚面に入力ユニット8の入力手段としてのテンキー15が夫々設けられている。そして、かかる接客ディスプレイ6でタッチ操作することにより、乗車券や定期券などの購入などを行なうことができる。現金ユニット10では、乗車券や定期券などの購入のための料金を支払うための紙幣やコインといった現金の投入口18,カードの挿入/排出口16,釣銭の排出口などが設けられている。また、発券ユニット11では、購入した乗車券や定期券を排出する排出口17が設けられている。
図1において、記憶装置12には、顧客が乗車券や定期券などを購入するのに必要な画面の情報が記憶されており、制御部5の制御のもとに、これらが読み出されて接客ディスプレイ6に表示される。この接客ディスプレイ6では、顧客が、そのタッチパネル7をタッチ操作することにより、購入しようとする乗車券や定期券などの乗/降車駅や乗車経路,定期券の場合の有効期間などを指定する情報を入力すると、この入力された指定情報が、制御部5の制御のもとに、ルータ4及びネットワーク3を介してサーバ2に供給される。このサーバ2では、自動券売機1からのこの乗車券や定期券などの購入のための指定情報を基に、乗/降車駅やその間の乗車経路,乗車券や定期券などの購入金額などを検索し、その検索結果の情報をネットワーク3,ルータ4を介して自動券売機1の制御部5に渡す。制御部5は、サーバ2の検索結果を記憶装置12に記憶するとともに、これを読み出して接客ディスプレイ6に顧客が指定した乗/降車駅やその間の乗車経路,乗車券や定期券などの購入金額などを表示する。これにより、顧客は、乗/降車駅やその間の乗車経路,乗車券や定期券などの購入金額などの確認をすることができるとともに、タッチパネル7をタッチ操作することにより、希望の乗車経路の乗車券や定期券などを指定することができる。
顧客が、接客ディスプレイ6でのタッチパネル7をタッチ操作して希望の乗車経路の指定をし、現金ユニット10で現金による、あるいはカードユニット9でカードによる料金の支払いをすると、発券ユニット11が動作して乗車券や定期券などを作成し、これを排出口17(図2)から排出して顧客に渡す。
次に、かかる自動券売機1での本発明による駅名検索システムの表示方法の第1の実施形態について説明する。
図3は本発明による駅名検索システムの表示方法の第1の実施形態の概念を示すフローチャートである。
同図において、顧客が自動券売機1の接客ディスプレイ6でのタッチパネル7(図2:なお、以下では、単にディスプレイをタッチ操作するという)をタッチ操作して希望する駅名の先頭の文字を入力すると(ステップ100)、制御部5(図1)はこの入力文字で始まり、特急が停車する駅名と在来線が停車する駅名とを検索し、この検索によって得られた特急が停車する駅名(以下、検索によって得られたかかる駅名を表示候補の特急停車駅名という)と在来線が停車する駅名(以下、検索によって得られたかかる駅名を表示候補の在来線停車駅名という)との個数から夫々の駅名の表示個数を決定する(ステップ110)。そして、決定した表示個数分の特急停車駅名を選定し(ステップ120)、これを接客ディスプレイ6(図2)に表示する(ステップ130:この選定されて表示される駅名を、以下、特急停車駅名という)とともに、在来線駅名についても、決定した表示個数分を選定し(ステップ140)、これを接客ディスプレイ6(図2)に表示する(ステップ150:この選定されて表示される駅名を、以下、在来線停車駅名という)。
接客ディスプレイ6に表示できる駅名の最大個数(表示全体数)は決められており、ステップ110では、検索された表示候補の特急停車駅名と表示候補の在来線停車駅名とから、この表示全体数を越えることなく、特急停車駅名と在来線停車駅名との表示個数が決められるのであるが、基本的には、まず、特急停車駅名の表示個数が決められ、表示全体数から特急停車駅名の表示個数を差し引いた個数を在来線停車駅名の表示個数とする。
図4は図3のステップ110の一具体例を示すフローチャートである。ここでは、表示全体数をWとして、特急停車駅名の最大許容表示個数がb、在来線停車駅名の許容表示個数のデフォルト値がaと決められているものとする。なお、W=a+bである。特急停車駅名の表示個数は最大許容表示個数bを越えてはならないが、在来線停車駅名の表示個数は、後述するように、許容表示個数のデフォルト値aを越えてもよい。
同図において、上記のように、駅名の先頭の文字をディスプレイのタッチ操作で入力すると(ステップ100)、この入力文字で始まる駅名の検索が行なわれるが、まず、大規模特急(最も停車駅が少ない特急)が停車する駅名の検索が行なわれ、これによって得られた駅名を表示候補停車駅名として、この表示候補停車駅名の個数y(但し、個数yは0個も含む)が特急停車駅名の最大許容表示個数b以上(即ち、y≧b)のときには(ステップ111)、特急停車駅名の表示個数B=bとし、表示できる在来線停車駅名の表示個数Aは許容表示個数のデフォルト値aまでとなる(W=a+b)。
また、大規模特急の表示候補停車駅名の個数yが特急停車駅名の最大許容表示個数b未満(即ち、y<b)のときには(ステップ111)、上記の入力文字で始まる中規模特急(大規模特急よりも停車駅が多い特急)が停車する駅名の検索が行なわれ、これによって得られた駅名(この場合、上記の大規模特急の表示候補停車駅名も含まれる)を表示候補停車駅名として、この表示候補停車駅名の個数yが特急停車駅名の最大許容表示個数b以上(即ち、y≧b)のときには(ステップ112)、特急停車駅名の表示個数B=bとし、表示できる在来線停車駅名の表示個数Aは許容表示個数のデフォルト値aまでとなる(W=a+b)。
さらに、中規模特急の表示候補停車駅名の個数yが特急停車駅名の最大許容表示個数b未満(即ち、y<b)のときには(ステップ112)、上記の入力文字で始まる小規模特急(全ての特急停車駅を停車する特急)が停車する駅名の検索が行なわれ、これによって得られた駅名(この場合、上記の大規模特急及び中規模特急の表示候補停車駅名も含まれる)を表示候補停車駅名として、この表示候補停車駅名の個数yが特急停車駅名の最大許容表示個数b以上(即ち、y≧b)のときには(ステップ113)、特急停車駅名の表示個数B=bとし、表示できる在来線停車駅名Aを許容表示個数のデフォルト値aまでとする(W=a+b)。また、小規模特急の表示候補停車駅名の個数yが特急停車駅名の最大許容表示個数b未満(即ち、y<b)のときには(ステップ113)、特急停車駅名の表示個数B=y(即ち、検索によって得られた表示候補の特急停車駅名の個数)とし、表示できる在来線停車駅名の表示個数Aは(W−y)までとする。
このようにして、特急停車駅名の表示個数を決める場合、まず、大規模特急の停車駅を対象として検索条件を厳しくし、これでも、駅名が規定する最大許容表示個数b以上の場合には、表示個数をこの個数bとするが、検索駅名が規定する最大許容表示個数b未満の場合には、検索条件を中規模特急の停車駅に緩和し、さらに、中規模特急の停車駅でも、検索駅名が規定する最大許容表示個数b未満の場合には、さらに、検索条件を小規模特急の停車駅に緩和するものである。
これにより、最大許容表示個数bの範囲内でできるだけ多くの特急停車駅名を表示できるようにしているのである。
ところで、図4において、ステップ111,112,113において、特急の表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数b以下(y≦b)である場合には、特急停車駅名の表示個数Bが個数yに等しく設定されるが、特急の表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数bを越える場合には、その表示個数Bが最大許容表示個数bに等しくなるように、図3のステップ120において、特急停車駅の選定のための検索が行なわれる。この検索では、複数種の検索項目を用いて、しかも、各項目毎に段階を設けて検索条件の厳しさを変化させ、表示個数Bが最大許容表示個数bに等しくなるようにする。
図5はかかる検索条件の一具体例を示す図であって、ここでは、検索項目として、「距離」,「利用者数」,「乗換回数」,「鉄道会社」,「特急の停車」,「駅ID順」を用いており、また、検索項目「鉄道会社」,「駅ID順」を除いた全ての検索項目については、検索条件が厳しい順に、検索段階1,2,3を設定している。なお、検索項目「鉄道会社」では、検索段階1,2が設定され、検索項目「駅ID順」は、段階になっておらず、ID番号の若い順に表示するものである。例えば、項目「距離」については、最も厳しい検索段階1として、「現在駅から10km以内」と現在駅(出発駅)から10kmという最も近い範囲を駅名の検索範囲とし、次の検索段階2では、「現在駅から50km以内」として現在駅(出発駅)からの範囲を広げて検索条件を少し緩和し、さらに、検索段階2では、「全て」として現在駅(出発駅)からの範囲を無限に広げて検索条件を最大限に緩和するようにしている。
1つの検索項目について駅名検索を行なう場合には、まず、その検索項目である検索段階での検索を行ない、この検索の結果、得られる表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数bに満たない場合には、次の検索段階に変更して検索条件を緩和するものである。このようにして、最も緩和された検索段階3としても、表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数bに満たない場合には、その個数yを実際に表示する表示個数(特急の場合、表示個数B、在来線の場合、表示個数A)とするものである。
図4に示す特急の停車駅名の表示個数Bを決定するステップ110では、表示候補停車駅名を検索するのに検索項目「特急停車」を用いたものであり、図4でのステップ111が検索項目「特急停車」の検索段階1を検索条件としており、同じくステップ112が検索項目「特急停車」の検索段階2を検索条件としており、同じくステップ113が検索項目「特急停車」の検索段階3を検索条件としているものである。
図6は図3におけるステップ120の一具体例を示すフローチャートであって、この具体例では、検索項目として、図5の「利用者数」,「距離」,「乗換回数」,「駅ID順」が用いられるものである。
同図において、ステップ110での検索による特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数b以下(y≦b)である場合には、この個数yが実際に表示する表示個数Bとなる。
ステップ110での検索による特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えている場合には、まず、検索項目「利用者数」を検索条件にして駅名検索を行なう(ステップ121a〜121c)。即ち、まず、検索項目を「利用者数」とし、その検索段階を1として最も厳しくし、停車駅名の検索を行なう(ステップ121a)。この検索により、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bに等しければ、これを特急の停車駅名の実際に表示される表示個数Bとするが、この検索条件でも、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ないと(y<b)、検索条件を検索項目「利用者数」の検索段階2として駅名検索を行なう(ステップ121b)。この検索によって特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bに等しくなれば、これを特急の停車駅名の実際に表示される表示個数Bとするが、この検索条件でも、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ないと(y<b)、検索条件を検索項目「利用者数」の検索段階3として駅名検索を行なう(ステップ121c)。これによって特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bに等しくなれば、これを特急の停車駅名の実際に表示される表示個数Bとし、また、これでも、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ない場合でも(y<b)、この個数yを実際に表示される表示個数Bとする。
なお、上記のように、ステップ121a〜121cのいずれかで表示個数Bが決まると、ステップ120の処理は終了する。
一方、ステップ121a,121b,121cのいずれかの検索で特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えると(y>b)、検索項目を次の検索項目(ここでは、検索項目「距離」)に変更し、ステップ121a〜121cのいずれかの特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えるようになったステップで検索された特急の停車駅名を検索対象として、検索項目「利用者数」の場合と同様、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ない限り、この検索項目「距離」の検索段階を1,2,3と変更しながら検索を行なう(ステップ122a→122b→122c)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ122a〜122cのいずれかで表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数bに等しくなると、この個数yが実際に表示される表示個数Bに決定される。また、ステップ122cでも、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ない場合でも(y<b)、この個数yを実際に表示される表示個数Bとする。そして、このように、表示個数Bが決まると、ステップ120の処理は終了する。
ステップ122a,122b,122cのいずれかの検索で特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えると(y>b)、検索項目を次のもの(ここでは、検索項目「乗換回数」)に変更し、ステップ122a〜122cのいずれかの特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えるようになったステップで検索された特急の停車駅名を検索対象として、検索項目「利用者数」や「距離」の場合と同様、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ない限り、この検索項目「乗換回数」の検索段階を1,2,3と変更しながら検索を行なう(ステップ123a→123b→123c)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ123a〜123cのいずれかで表示候補停車駅名の個数yが最大許容表示個数bに等しくなると、この個数yが実際に表示される表示個数Bに決定される。また、ステップ123cでも、特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bよりも少ない場合でも(y<b)、この個数yを実際に表示される表示個数Bとする。そして、このように、表示個数Bが決まると、ステップ120の処理は終了する。
ステップ123a,123b,123cのいずれかの検索で特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えると(y>b)、検索項目を「駅ID順」とし、ステップ123a〜123cのいずれかの特急の表示候補停車駅名の個数yが特急の最大許容表示個数bを越えるようになったステップで検索された特急の停車駅名を検索対象として、その中から駅名に付与されたID番号の若い順に表示個数Bに等しい個数(即ち、上位B個)選択し(ステップ124)、これら駅名を特急の実際に表示される停車駅名とする。
このことは、検索条件として、入力文字と、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なった結果、得られる駅名の個数が特急の最大許容表示個数bを越える場合であって、この場合には、その中から駅名に付与されたID番号の若い順に表示個数Bに等しい個数(即ち、上位B個)の駅名を選択するものである。
以上により、ステップ120の処理が終了し、特急の停車駅名の実際に表示される表示個数Bが、0個も含めて、最大許容表示個数b以内に決まることになる。
図7は図3におけるステップ140の一具体例を示すフローチャートであって、この具体例では、検索項目として、図5の「距離」,「利用者数」,「乗換回数」,「鉄道会社」,「特急停車」,「駅ID順」が用いられるものである。
また、この具体例は、図6に示すステップ120で特急の停車駅名の表示個数Bが決められた後、在来線の停車駅の最大許容表示個数αを決めるものである。この最大許容表示個数αは、特急の停車駅の表示個数Bが最大許容表示個数bであるときには、在来線の停車駅名の許容表示個数のデフォルト値a(=W−b)となるが、特急の停車駅の表示個数Bが最大許容表示個数bを満たない個数yであるときには、在来線の停車駅名の許容表示個数のデフォルト値aを越えたW−y(>a)となる。例えば、特急の停車駅名の表示個数Bが0である場合には、全体個数Wが在来線の停車駅名の最大許容表示個数αとなる。
図7において、図6の検索処理で特急の停車駅名の実際の表示個数Bが決まると、在来線の停車駅について、最大許容表示個数をα(=W−B)として、駅名の検索処理を行なう。
そこで、まず、検索項目「距離」を検索条件にして駅名検索を行なう(ステップ141a〜141c)。即ち、まず、検索項目を「距離」(図5)とし、その検索段階を1として最も厳しくし、停車駅名の検索を行なう(ステップ141a)。この検索により、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の停車駅名の最大許容表示個数αに等しければ、これを在来線の停車駅名の実際に表示される表示個数Aとするが、この検索条件でも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ないと(x<α)、検索条件を検索項目「距離」の検索段階2(図5)として駅名検索を行なう(ステップ141b)。この検索によって在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αに等しくなれば、これを在来線の停車駅名の実際に表示される表示個数Aとするが、この検索条件でも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ないと(x<α)、検索条件を検索項目「距離」の検索段階3(図5)として駅名検索を行なう(ステップ141c)。これによって在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αに等しくなれば、これを在来線の停車駅名の実際に表示される表示個数Aとし、また、これでも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない場合でも(x<α)、この個数xを実際に表示される表示個数Aとする。
なお、上記のように、ステップ141a〜141cのいずれかで表示個数Aが決まると、ステップ140の処理は終了する。
一方、ステップ141a,141b,141cのいずれかの検索で在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の停車駅名の最大許容表示個数αを越えると(x>α)、検索項目を次のもの(ここでは、検索項目「利用者数」(図5))に変更し、ステップ141a〜141cのいずれかの在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えるようになったステップで検索された在来線の停車駅名を検索対象として、検索項目「距離」の場合と同様、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない限り、この検索項目「利用者数」の検索段階を1,2,3と変更しながら検索を行なう(ステップ142a→142b→142c)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ142a〜142cのいずれかで表示候補停車駅名の個数xが最大許容表示個数αに等しくなると、この個数xが実際に表示される表示個数Aに決定される。また、ステップ142cでも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない場合でも(x<α)、この個数xを実際に表示される表示個数Aとする。そして、このように、表示個数Aが決まると、ステップ140の処理は終了する。
ステップ142a,142b,142cのいずれかの検索で在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えると(x>α)、検索項目を次のもの(ここでは、検索項目「乗換回数」)に変更し、ステップ142a〜142cのいずれかの在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えるようになったステップで検索された在来線の停車駅名を検索対象として、検索項目「距離」や「利用者数」の場合と同様、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない限り、この検索項目「乗換回数」の検索段階を1,2,3と変更しながら検索を行なう(ステップ143a→143b→143c)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ143a〜143cのいずれかで表示候補停車駅名の個数xが最大許容表示個数αに等しくなると、この個数xが実際に表示される表示個数Aに決定される。また、ステップ143cでも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない場合でも(x<α)、この個数xを実際に表示される表示個数Aとする。そして、このように、表示個数Aが決まると、ステップ140の処理は終了する。
ステップ143a,143b,143cのいずれかの検索で在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えると(x>α)、検索項目をさらに次のもの(ここでは、検索項目「鉄道会社」(図5))に変更し、ステップ143a〜143cのいずれかの在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えるようになったステップで検索された在来線の停車駅名を検索対象として、検索項目「距離」や「利用者数」,「乗換回数」の場合と同様、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない限り、この検索項目「鉄道会社」の検索段階を1,2と変更しながら検索を行なう(ステップ144a→144b)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「鉄道会社」の検索段階1,2のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ144a,144bのいずれかで表示候補停車駅名の個数xが最大許容表示個数αに等しくなると、この個数xが実際に表示される表示個数Aに決定される。また、ステップ144bでも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない場合でも(x<α)、この個数xを実際に表示される表示個数Aとする。そして、このように、表示個数Aが決まると、ステップ140の処理は終了する。
ステップ144a,144bのいずれかの検索で在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えると(x>α)、検索項目をさらに次のもの(ここでは、検索項目「特急停車」(図5))に変更し、ステップ144a,144bのいずれかの在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えるようになったステップで検索された在来線の停車駅名を検索対象として、検索項目「距離」や「利用者数」,「乗換回数」,「鉄道会社」の場合と同様、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない限り、この検索項目「特急停車」の検索段階を1,2,3と変更しながら検索を行なう(ステップ145a→145b→145c)。
かかる検索は、また、検索条件として、入力文字と、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「鉄道会社」の検索段階1,2のいずれかと、検索項目「特急停車」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なうことでもある。
これらステップ145a,145b,145cのいずれかで表示候補停車駅名の個数xが最大許容表示個数αに等しくなると、この個数xが実際に表示される表示個数Aに決定される。また、ステップ145cでも、在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αよりも少ない場合でも(x<α)、この個数xを実際に表示される表示個数Aとする。そして、このように、表示個数Aが決まると、ステップ140の処理は終了する。
ステップ145a,145b,145cのいずれかの検索で在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えると(x>α)、検索項目を「駅ID順」(図5)とし、ステップ145a,145b,145cのいずれかの在来線の表示候補停車駅名の個数xが在来線の最大許容表示個数αを越えるようになったステップで検索された在来線の停車駅名を検索対象として、その中から駅名に付与されたID番号の若い順に表示個数Aに等しい個数(即ち、上位A個)選択し(ステップ146)、これら駅名を在来線の実際に表示される停車駅名とする。
このことは、検索条件として、入力文字と、検索項目「距離」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「利用者数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「乗換回数」の検索段階1,2,3のいずれかと、検索項目「鉄道会社」の検索段階1,2のいずれかと、検索項目「特急停車」の検索段階1,2,3のいずれかとを用いて駅名検索を行なった結果、得られる駅名の個数が在来線の最大許容表示個数αを越える場合であって、この場合には、その中から駅名に付与されたID番号の若い順に表示個数αに等しい個数(即ち、上位α個)の駅名を選択するものである。
以上により、ステップ140の処理が終了し、在来線の停車駅名の実際に表示される表示個数Aが、0個も含めて、最大許容表示個数α以内に決まることになる。
次に、以上説明した図3の処理に伴う接客ディスプレイ6(図2)での検索のための操作画面について説明する。
図8はかかる検索画面の初期画面を示す図であって、20a,20bは検索画面、21,21a〜21jは行キー、22は入力文字表示エリア、23は駅名表示エリア、24は訂正ボタン、25は確定ボタン、26a〜26cは在来線の駅名ボタン、27a,27bは特急の駅名ボタン、28は在来線のアイコン、29は特急のアイコンである。
図8(a)において、検索画面20aには、その上辺側から順に、駅名表示エリア23と入力文字表示エリア22と行キー21の列とが設けられている。行キー21は、五十音図での文字の各行に対応するキー(行キー)であって、あ行の文字を入力するための「あ」行キー21aと、以下同様の「か」行キー21b,「さ」行キー21c,「た」行キー21d,「な」行キー21e,「は」行キー21f,「ま」行キー21g,「や」行キー21h,「ら」行キー21i,「わ」行キー21jが横一列に配列されている。これら行キー21a〜21jを総称して、行キー21という。いずれかの行キー21をタッチ操作すると、後述するように、タッチ操作された行キー21の行に対する全ての文字キーが表示される。例えば、「あ」行キー21aがタッチ操作されると、この「あ」行の全ての文字キー、即ち、文字「あ」,「い」,「う」,「え」,「お」を入力するための夫々の文字キーが表示される。なお、ここでは、文字「ん」を入力するための文字キーは、「わ」行キー21jをタッチ操作することによって表示されるものとしているが、文字「ん」を入力するためのキーを行キー21として表示するようにしてもよい。
入力文字表示エリア22は、行キー21の後述するタッチ操作によって入力された文字を表示するエリアであり、駅名表示エリア23は、入力された文字をもとに、上記のように検索処理して得られた駅名を表示するエリアである。
また、訂正ボタン24は、入力文字表示エリアに入力表示された文字を後から入力された順に削除するためのものであり、タッチ操作する毎に1つずつ入力文字が消去される。確定ボタン25は、後述するように、入力文字表示エリア22に希望する駅名の文字を全て入力しても、駅名表示エリア23に希望する駅名の操作ボタン(駅名ボタン)が表示されない場合に用いるものである。
図8(b)に示す検索画面20bは、駅名表示エリア23に予め決められた駅名ボタン26a〜26c,27a,28bが横1列に配列されて表示されるものである。ここで、左側に配列される3個の駅名ボタン26a〜26cは在来線の駅名のものであって、在来線の停車駅名とともに、在来線のアイコン28が表示されている。また、右側に配列される2個の駅名ボタン27a,27bは特急の駅名のものであって、特急の停車駅名とともに、特急のアイコン29が表示されている。また、在来線の駅名ボタン26a〜26cと特急の駅名ボタン27a,27bとは、ここでは、背景を横縞と縦縞とで区別しているが、縞模様に限らず、色やマークなど、在来線と特急とを区別できるものであればよい。
これら駅名ボタン26a〜26c,27a,27bは、この自動券売機が設置されている駅から多く利用されている駅を表わすものであって、これら駅名ボタン26a〜26c,27a,27bはそのタッチ操作によって駅名が選択できる操作ボタンを形成している。これにより、顧客によって多く利用される駅については、検索処理を行なうことなく、直ちに選択することができる。
ここで、図8(b)により、検索画面での駅名ボタンの表示個数について説明する。
図3〜図7で説明したように、検索画面に表示される駅名、従って、駅名ボタンの最大数は、前記の表示全体数Wであり、特急の駅名ボタンの表示し得る最大数は、上記の最大許容表示個数bである。そして、在来線の駅名ボタンの表示し得る最大数は、特急の駅名ボタンの実際の表示個数をB(0≦B≦b)とすると、W−Bである。この実施形態では、表示全体数W=5、特急の駅名ボタンの最大許容表示個数b=2としており、従って、特急の駅名ボタンは0〜2個表示可能であり、在来線の駅名ボタンは、特急の駅名ボタンの表示個数に応じて、3〜5個表示可能である。但し、これに限るものではない。
以上は、図8(b)に示す初期検索画面20bについての説明であるが、後述する検索画面についても同様である。
図8(a)に示す検索画面20a、または、図8(b)に示す検索画面20bで、いま、「か」行キー21bをタッチ操作すると、図9に示すように、検索画面20cでは、この「か」行キー21bから下方に展開した文字キー表示エリア30bが表示され、この文字キー表示エリア30b内に「か」行グループの「か」行の文字「か き く け こ」の文字キー、即ち、「か」の文字キー31a,「き」の文字キー31b,「く」の文字キー31c,「け」の文字キー31d,「こ」の文字キー31eと、「が」行の文字「が ぎ ぐ げ ご」の文字キー、即ち、「が」の文字キー31f,「ぎ」の文字キー31g,「ぐ」の文字キー31h,「げ」の文字キー31i,「ご」の文字キー31jとが夫々別々の縦列で表示される。
そこで、かかる文字キー31のうちの希望する駅名の先頭の文字、例えば、文字「き」の文字キー31bをタッチ操作すると、この文字「き」が入力されて入力文字表示エリア22にこの文字「き」が表示され、この文字「き」を先頭文字とする駅名の検索が図3〜図7で説明したようにして行なわれ、その検索結果が、図10に示すように、検索画面20dの駅名表示エリア23に在来線の駅名ボタンと特急の駅名ボタンとして表示される。
この駅名表示エリア23では、ここでは、右側に特急の停車駅名の最大許容表示個数b(=2)に等しい個数の駅名ボタン27a,27bが表示され、また、左側に在来線の停車駅名の許容表示個数のデフォルト値a(=3)に等しい個数の在来線の駅名ボタン26a,26b,26cが表示される。これら表示されている駅名ボタンのうちの1つをタッチ操作することにより、タッチ操作された駅名ボタンに対する駅名が選択決定されることになる。
なお、在来線の駅名ボタンのうちの最も右側の駅名ボタン26cでは、複数の駅名ボタンが重なったように表示されているが、これは、表示される駅名ボタン26a〜26cによる駅名のほかに、該当する在来線の停車駅(入力文字表示エリア22に表示される文字「き」で始まる在来線の停車駅)があることを示している。即ち、上記の検索処理で全ての検索条件を満足する駅名が在来線の最大許容表示個数αを越える個数あること(即ち、図7において、ステップ145a〜145cの処理でx>αとなる表示個数xの表示候補停車駅名があること)を表わしている。このことは、特急の停車駅名についても同様であり、右側の駅名ボタン27bで複数の駅名アイコンが重なったように表示されている。最大表示個数を越える個数の候補駅があることの表示は、アイコンの重なり表示に限らず、他の表現や記号,文字などであってもよい。
図10に示す検索画面20dで顧客が希望する駅名ボタンが表示されていない場合には、駅名ボタン26c,27bでの駅名アイコンの重なり表示から、この希望する駅名があっても、ステップ145cの処理後も、なお、最大許容表示個数αを越える候補駅があるため、駅IDの関係から(図7の(ステップ)146)その希望駅名を表示できないでいるものと考えられるものであり、この場合には、希望駅名の次の文字の入力操作を行なう。
そこで、図11に示す検索画面20eのように、次の文字の行キー21、例えば、「た」行キー21dをタッチ操作すると、この「た」行キー21dから下方に展開した文字キー表示エリア30dが表示され、この文字キー表示エリア30d内に「た」行グループの「た」行の文字「た ち つ て と」の文字キー、即ち、「た」の文字キー32a,「ち」の文字キー32b,「つ」の文字キー32c,「て」の文字キー32d,「と」の文字キー32eと、「だ」行の文字「だ ぢ づ で ど」の文字キー、即ち、「だ」の文字キー32f,「ぢ」の文字キー32g,「づ」の文字キー32h,「で」の文字キー32i,「ど」の文字キー32jとが夫々別々の縦列で表示される。
そこで、かかる文字キー32のうちの希望する駅名の先頭の文字、例えば、文字「た」の文字キー32aをタッチ操作すると、この文字「た」が入力されて入力文字表示エリア22に先に入力した文字「き」に続いて表示され、これらの文字「きた」を先頭文字とする駅名の検索が図3〜図7で説明したようにして行なわれ、その検索結果が、図11に示すように、駅名表示エリア23に駅名ボタンとして表示される。
この検索画面20eでは、検索条件が「きた」の2文字となったために、その分検索条件が厳しくなり、特急の表示される駅名ボタンは、駅名ボタン27と1個となっているものとしている。この際、在来線の停車駅の検索結果が5個あったものとすると、そのうちの4個が駅名ボタン26a,26b,26c,26dとして表示され、残りの1個が右側の駅名ボタン26dに重なった形で表示されることになる。
この検索画面20eで、図12に示す検索画面20fで示すように、さらに、行キー21、例えば、「や」行キー21hをタッチ操作すると、この「や」行キー21hから下方に展開した文字キー表示エリア30hが表示され、この文字キー表示エリア30h内に「や」行グループの「や」行の文字「や ゆ よ」の文字キー、即ち、「や」の文字キー33a,「ゆ」の文字キー33b,「よ」の文字キー33cが縦列で表示される。
そこで、かかる文字キー33のうちの希望する駅名の先頭の文字、例えば、文字「よ」の文字キー33cをタッチ操作すると、この文字「よ」が入力されて入力文字表示エリア22に先に入力した文字「き」,「た」に続いて表示され、これらの文字「きたよ」で始まる駅名の検索が図3〜図7で説明したようにして行なわれ、その検索結果が、図12に示すように、駅名表示エリア23に駅名ボタンとして表示される。
この検索画面20fでは、検索条件が「きたよ」の3文字となったために、その分検索条件がさらに厳しくなり、特急の表示される駅名ボタンは、駅名ボタン27と1個となっているものの、在来線の停車駅の検索結果が2個となり、駅名ボタン26a,26bとして表示されることになる。
このようにして、文字を入力することにより、顧客が希望する駅名の検索が行なわれるが、さらに、文字を入力する毎に、図3〜図7で説明したように、検索項目とその検索段階を検索条件として検索が行なわれるから、絞られた検索が行なわれることになり、検索画面に表示される駅名の個数を制限して少なくしても、希望する駅名を取得することが可能となる。従って、検索のための文字入力の画面操作回数を減らすことができ、操作性が向上することになる。
ところで、希望する駅名の全ての文字を入力したにもかかわらず、検索画面20の駅名表示エリア23にこの希望する駅名の駅名ボタンが表示されない場合もある。図13はそのときの検索画面20gを示すものであって、入力文字表示エリア22に希望する駅名の全ての文字「きたよ」を入力したにもかかわらず、「きたよ」駅の駅名ボタンが表示されていない。このような場合には、「確定」ボタン25が使用される。
この検索画面20gで「確定ボタン」25がタッチ操作されると、入力文字表示エリア22で表示された文字「きたよ」が確定され、今回の文字入力で全ての文字が入力されたことが制御部5(図1)に通知される。これにより、制御部5は「きたよ」駅について図3〜図7で説明した検索を再度行ない、その検索結果を駅名表示エリア23に表示する。
図14はその一例の検索画面20hを示すものであって、ここでは、「きたよ」駅が表示全体数W(=5)より多くある場合を示している。
この場合には、図示するように、W−1=4個の「きたよ」駅の駅名ボタンが県名などの場所や路線名などで区別されて表示され、これに加えて、例えば、「同じ名前の他の駅」と表記された追加表示ボタン34が表示される。この追加表示ボタン34をタッチ操作すると、その操作毎に、表示される駅名ボタンの列が4ボタン毎の切り替え表示し、右側からこれまで表示されていなかった新たな駅名ボタンが現われてくる。これにより、希望する「きたよ」駅の駅名ボタンを探し出すことができる。
図15は特急の停車駅と在来線の停車駅とが同じである場合の検索画面20の具体例を示す図である。
図15(a)はその一具体例を示すものであって、この具体例では、特急の停車駅と在来線の停車駅とで夫々駅名ボタンを表示するものである。ここでは、この駅を「きた◎」駅としており、この駅の駅名ボタンが、在来線に対しては、駅名ボタン26aとして表示され、特急に対しては、駅名ボタン27aとして表示されている。
これにより、特急を使用する場合と在来線を使用する場合とで区別してボタン操作を行なうことができる。
図15(b)は特急の停車駅であるとともに在来線の停車駅でもある駅に対しては、在来線や特急の駅名ボタンとは別に、固有の駅名ボタンを表示するものである。図示する例では、かかる駅名を「き□△」駅としており、在来線の駅名ボタン26a,26bや特急の駅名ボタン27a,27bとは別に、在来線のアイコン28と特急のアイコン29とが付された在来線/特急駅名ボタン35として表示される。在来線と特急は、アイコンに限らず、色分け,ボタン形状,文字による説明などにより、区別するようにしてもよい。
この場合には、特急,在来線の区別なく、必ず1つの駅名ボタンの操作でもって駅名の指定が可能となる。
図16は上記の検索画面20で行先の駅名ボタンがタッチ操作されることによって表示されるチケット購入画面の具体例を示す図であり、40a,40bはチケット購入画面、41は経路表示エリア、42は確認情報表示エリア、43は「印刷」ボタン、44は「変更」ボタン、45は料金表示エリア、46は特急の確認情報表示エリア、47は在来線の確認情報表示エリアである。
図16(a)に示すチケット購入画面40aは、例えば、図15(a)に示す検索画面20iで特急の駅名ボタン27aをタッチ操作した場合のものであって、出発駅(○△駅)から「きた◎」駅まで乗換駅も含めた経路を表示した経路表示エリア41や出発駅(○△駅)から「きた◎」駅までの路線や座席などの情報を確認するための確認情報表示エリア42,出発駅(○△駅)から「きた◎」駅までの料金の明細を表示した料金表示エリア45が設けられている。
また、確認情報表示エリア42には、「印刷」ボタン43と「変更」ボタン44とが設けられており、自動券売機1の投入口18(図2)から利用金表示エリア45に表示される料金を投入し、あるいは、挿入/排出口16(図2)からカードを挿入して「印刷」ボタン43をタッチ操作すると、制御部5の制御の基に現金ユニット10やカードユニット9(図1)で料金の支払いが確認され、発券ユニット11(図1)によって乗車券と特急券などが印刷されて顧客に渡される。また、行先などを変更する場合には、「変更」ボタン44をタッチ操作することにより、例えば、図8に示す初期の検索画面20a,20bに戻る。これにより、改めて行先の駅名を指定することができる。
図16(b)に示すチケット購入画面40bは、例えば、図15(b)に示す検索画面20hのように、在来線/特急駅名ボタン35が表示されている場合、この在来線/特急駅名ボタン35がタッチ操作されたときに表示されるものであって、図16(a)に示すチケット購入画面40aと同様、出発駅(○△駅)から「き□△」駅までの乗換駅も含めた経路を複数パターン表示した経路表示エリア41が設けられているとともに、この出発駅(○△駅)から「きた□△」駅までの路線での特急を利用する場合の列車の発着時刻や料金などの情報を表示した特急の確認情報表示エリア46と、在来線を利用する場合の同様の情報を表示した在来線の確認情報表示エリア47とが設けられている。そして、これらの情報を確認後、確認情報表示エリア46,47のいずれかをタッチ操作することにより、特急のチケットあるいは在来線のチケットを、図16(a)の場合と同様にして、購入することができる。
なお、以上の実施形態では、在来線の停車駅名と特急の停車駅名とを区別して表示する例を示したが、例えば、現在駅(出発駅)からの経路が決まっている駅と経路が2以上ある駅など、駅に関する他の特性として、第1の特性を持つ駅名と第2の特性を持つ駅名とを区別して表示する形態としてもよい。
以上説明した方法で駅名を検索することにより、少ない文字入力でも、より多くの利用者によって適切な候補駅が表示され易くなり、所望とする駅名を検索するための時間と労力を軽減することができる。