JP4837460B2 - 実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム - Google Patents
実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4837460B2 JP4837460B2 JP2006185599A JP2006185599A JP4837460B2 JP 4837460 B2 JP4837460 B2 JP 4837460B2 JP 2006185599 A JP2006185599 A JP 2006185599A JP 2006185599 A JP2006185599 A JP 2006185599A JP 4837460 B2 JP4837460 B2 JP 4837460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mounting
- divisions
- parts
- stock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
また、上記目的を達成するために、本発明に係る実装条件決定方法は、部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定する実装条件決定方法であって、前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップを含むことを特徴とする。
部品棚には、各種類の部品が保管されている。例えば、同一種類の部品群は、部品格納部材たる部品リールPTに格納されて保管されている。つまり、予め定められた員数の同一種類の部品は、一列に配列した状態で部品テープに保持され、その部品を保持するテープは、部品リールPTに巻回されている。なお、部品リールPTは、主に、チップ部品と呼ばれる比較的小さいサイズの部品を部品実装機に供給するのに使用される。
図2は、部品実装機の斜視図である。
シャトルコンベヤ118は、トレイ供給部117から取り出された部品を載せて、ヘッド112による吸着可能な所定位置まで運搬するための移動テーブル(部品搬送コンベア)である。ノズルステーション119は、各種形状の部品種に対応するための交換用ノズルが置かれるテーブルである。
図5(a)〜(d)に示すような各種チップ形電子部品423a〜423dは、部品種ごとに、部品テープに一定間隔で複数個連続的に収納されている。そしてこのような部品を収納している部品テープは、部品リールPTに所定の数量分だけ巻回された状態で工場に出庫される。
次の装着動作に必要なノズルがヘッド112にないとき、ヘッド112は、ノズルステーション119へ移動し、ノズル交換を実施する。ノズルの種類としては、吸着できる部品のサイズに応じて、例えば、タイプS、M、L等がある。
ヘッド112が部品供給部115aおよび115bに移動し、部品を吸着する。一度に10個の部品を同時に吸着できないときは、吸着位置を移動させながら複数回、上下動作を行うことで、最大10個の部品を吸着することができる。
ヘッド112が部品認識カメラ116上を一定速度で移動し、ヘッド112に吸着された全ての部品の画像を取り込み、部品の吸着位置を正確に検出する。
検出された吸着位置にずれがあればそれを補正し、基板20に、部品を順次装着する。
図6は、部品在庫数を説明するための説明図である。
例えば、複数の部品Paを格納している部品リールPTは、工場内にある各部品実装機100にセットされていたり、部品実装機100にセットされずに、部品切れなどに備えて工場内に配置されている。なお、部品Paは、「Pa」によって識別される特定の種類(部品種)に属する部品であって、複数の部品Paは、それぞれ同一種類の部品である。
図7は、分割数を説明するための説明図である。
例えば、部品Paの分割数が4のときには、図7に示すように、部品Paを格納している部品リールPTが4つ部品実装機100にセットされる。なお、この部品リールPTには、初期状態において例えば10000個の部品Paが格納されており、部品実装機100によって部品Paが吸着されるごとに、その格納されている部品Paの数が1つずつ少なくなる。
分割数が4のときには、4つの部品リールPTが必要であるため、実装基板の生産開始時から、つまり実装基板の生産枚数が0のときから、4つの部品リールPTが出庫されて1つの部品実装機100にセットされる。つまり、1つの部品リールPTには10000個の部品Paが格納されているので、生産枚数が0のときから、出庫数は40000となる。また、1枚の実装基板の生産にあたり1000個の部品Paが必要であるため、40000個の部品Paは、40枚の実装基板の生産に消費される。したがって、分割数が4のときには、出庫数は、実装基板の生産枚数「0〜40」の範囲で40000となる。
実装条件決定装置300は、生産計画格納部301と、実装データ格納部304と、計画ラインタクト算出部302と、配列決定部303と、分割数決定部307と、制御部306と、入力部305と、表示部308と、通信部309とを備えている。
計画ラインタクト算出部302は、制御部306から計画ラインタクトの算出を指示されると、まず、生産計画格納部301に格納されている生産計画データ301aを読み出す。
まず、計画ラインタクト算出部302は、所定の実装基板に対する計画ラインタクトを、生産計画データ301aに基づいて算出する(ステップS100)。
ここで、本実施の形態における変形例について説明する。
本変形例に係る実装条件決定装置300aは、出庫データ取得部311と、実装結果取得部312と、部品在庫数算出部313と、実装データ格納部304と、入力部305と、制御部315と、上限データ格納部316と、分割数決定部317と、表示部308と、通信部309とを備えている。
例えば、出庫データは、部品Paの出庫数「150000」と、部品Pbの出庫数「250000」と、部品Pcの出庫数「750000」とを示す。また、実装結果データは、部品Paの実装数「12500」と、部品Pbの実装数「52500」と、部品Pcの実装数「7000」とを示す。
分割数決定部317は、上述のように部品在庫数算出部313によって部品種ごとの部品在庫数が算出されると、まず、上限値からその部品在庫数を減算する。例えば、分割数決定部317は、部品Paの上限値「150000」から、部品Paの部品在庫数「137500」を減算することにより、追加可能部品数「12500」を算出する。
100 部品実装機
112 ヘッド
112a ノズル
114 部品カセット
300,300a 実装条件決定装置
301 生産計画格納部
301a 生産計画データ
302 計画ラインタクト算出部
303 配列決定部
304 実装データ格納部
304a 実装データ
305 入力部
306 制御部
307 分割数決定部
308 表示部
309 通信部
311 出庫データ取得部
312 実装結果取得部
313 部品在庫数算出部
315 制御部
316 上限データ格納部
316a 上限データ
317 分割数決定部
Claims (9)
- 部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定する実装条件決定方法であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップと、
部品を基板に実装することによって生産される実装基板の生産時間が最短となるような前記分割数を初期分割数として算出する初期設定ステップとを含み、
前記分割数決定ステップでは、
前記生産時間が前記分割数の減少に伴って増加することを利用し、前記生産時間が予め定められた計画時間以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定し、
前記分割数決定ステップで決定される前記分割数は前記初期分割数よりも少ない
ことを特徴とする実装条件決定方法。 - 部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定する実装条件決定方法であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップと、
部品を基板に実装することによって生産される実装基板の生産時間が最短となるような前記分割数を初期分割数として算出する初期設定ステップとを含み、
前記分割数決定ステップでは、
前記生産時間が前記分割数の減少に伴って増加することを利用し、前記生産時間が予め定められた計画時間以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定し、
前記分割数決定ステップで決定される前記分割数は、前記初期分割数よりも少なく、前記制約の下で最少の分割数である
ことを特徴とする実装条件決定方法。 - 前記初期設定ステップでは、
部品種ごとに前記初期分割数を算出し、
前記分割数決定ステップでは、
同一種類の部品格納部材の数が複数のときには、前記複数の部品格納部材のそれぞれから略均等に同一種類の部品が取り出されて1つの基板に実装される場合に、1つの前記部品格納部材から取り出されて1つの基板に実装される部品の単位実装数が最も少ない部品種に対応する分割数を、前記初期分割数から優先的に少なくすることで、部品種ごとに前記分割数を決定する
ことを特徴とする請求項1または2記載の実装条件決定方法。 - 部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定する実装条件決定方法であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップと、
前記部品在庫数の上限値を取得する上限値取得ステップとを含み、
前記分割数決定ステップでは、
前記部品在庫数が前記上限値以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定する
ことを特徴とする実装条件決定方法。 - 前記分割数決定ステップでは、
前記制約の下で最大の分割数を決定する
ことを特徴とする請求項4記載の実装条件決定方法。 - 部品を基板に実装する部品実装方法であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップと、
前記部品実装機が、前記分割数決定ステップで決定された分割数の前記部品格納部材から部品を取り出して基板に実装する実装ステップと、
前記部品在庫数の上限値を取得する上限値取得ステップとを含み、
前記分割数決定ステップでは、
前記部品在庫数が前記上限値以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定する
ことを特徴とする部品実装方法。 - 部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定する実装条件決定装置であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定手段と、
前記部品在庫数の上限値を取得する上限値取得手段とを備え、
前記分割数決定手段は、
前記部品在庫数が前記上限値以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定する
ことを特徴とする実装条件決定装置。 - 部品を基板に実装する部品実装機であって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定手段と、
前記分割数決定ステップで決定された分割数の前記部品格納部材から部品を取り出して基板に実装する実装手段と、
前記部品在庫数の上限値を取得する上限値取得手段とを備え、
前記分割数決定手段は、
前記部品在庫数が前記上限値以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定する
ことを特徴とする部品実装機。 - 部品を基板に実装する部品実装機の実装条件を決定するためのプログラムであって、
前記部品実装機にセットされる、同一種類の複数の部品を格納する同一種類の部品格納部材の数である分割数が増えるほど、基板に実装されていない部品の数である部品在庫数が増える関係を利用し、予め定められた制約の下で前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を前記実装条件として決定する分割数決定ステップと、
前記部品在庫数の上限値を取得する上限値取得ステップとをコンピュータに実行させ、
前記分割数決定ステップでは、
前記部品在庫数が前記上限値以下となるような前記制約の下で、前記部品在庫数が抑えられるような前記分割数を決定する
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006185599A JP4837460B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006185599A JP4837460B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008016602A JP2008016602A (ja) | 2008-01-24 |
JP4837460B2 true JP4837460B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=39073349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006185599A Active JP4837460B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4837460B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3422374B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2003-06-30 | 松下電器産業株式会社 | 部品自動再振り分け方法 |
JP2836057B2 (ja) * | 1994-05-31 | 1998-12-14 | ジューキ株式会社 | マウンタのフィーダ配置方法 |
JP3611374B2 (ja) * | 1995-07-31 | 2005-01-19 | 松下電器産業株式会社 | 部品実装方法 |
JP3793862B2 (ja) * | 1997-04-03 | 2006-07-05 | Juki株式会社 | マウンタの部品供給方法 |
JP3516600B2 (ja) * | 1998-12-14 | 2004-04-05 | 松下電器産業株式会社 | 配列データ最適化方法、最適化装置、部品実装機、及び配列データ最適化プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2006
- 2006-07-05 JP JP2006185599A patent/JP4837460B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008016602A (ja) | 2008-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012172715A1 (ja) | 段取り方法、部品実装方法および部品実装システム | |
JP2006339388A (ja) | 実装作業の管理方法、実装ラインおよび実装機 | |
JP4996634B2 (ja) | 実装条件決定方法および実装条件決定装置 | |
US7603193B2 (en) | Method for optimization of an order for component mounting and apparatus for optimization of an order for component mounting | |
JP4995845B2 (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP2007013033A (ja) | 実装ラインの管理方法 | |
JP4955313B2 (ja) | 生産管理方法 | |
JP5009939B2 (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP2007281227A (ja) | 実装機における部品供給装置の配置設定方法 | |
JP2008263138A (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP4837460B2 (ja) | 実装条件決定方法、部品実装方法、実装条件決定装置、部品実装機およびプログラム | |
JP5038970B2 (ja) | 実装条件決定方法、実装条件決定装置、部品実装方法、部品実装機およびプログラム | |
JP4387963B2 (ja) | 部品実装方法 | |
JP4887328B2 (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP4847984B2 (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP6960575B2 (ja) | 部品実装システムにおける実装基板の製造方法および部品実装方法 | |
CN113574981B (zh) | 元件安装系统及元件安装方法 | |
JP6424236B2 (ja) | 対基板作業管理装置 | |
JP4869383B2 (ja) | 実装条件決定方法 | |
JP2006171916A (ja) | 生産計画方法 | |
JP6684982B2 (ja) | 部品実装システムおよび部品実装方法 | |
JP2019071477A (ja) | 部品実装ラインの最適化装置および部品実装ラインの最適化方法 | |
JP7162191B2 (ja) | 実装方法およびデータ生成装置 | |
WO2022249332A1 (ja) | 部品入庫支援装置、部品入庫支援方法、部品入庫支援プログラムおよび記録媒体 | |
JP2012004606A (ja) | 部品実装方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110519 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110928 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4837460 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |