JP4837434B2 - 二剤混合キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、二剤混合キャップに関するものであり、該キャップの構造の簡素化を図るとともに、開封時におけるキャップの高さ方向の寸法変動、容器の全高の変動をなくそうとするものである。
キャップの裏側に添加剤を入れておく収納部を設け、容器を開封する際に、キャップを回転させることで収納部を開放してその中に収納してある添加剤を容器内の内容物に添加する二剤混合キャップは、お茶や炭酸飲料等への適用が図られており、その需要は今後益々増大する傾向にあり、この点に関しては、キャップの回転により、収納部に取り付けた底蓋を、容器の口部に配置した支持筒部に引っ掛けて取り外すようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第3281730号明細書
ところで、従来の二剤混合キャップは、添加剤としての内容物をキャップの裏側に設けた収納部に充填する工程が不可欠であり効率的な組み立てが行なえないこと、さらに、キャップの回転に伴って容器の全高が変動するため使い勝手がよいとはいえないのが現状であり、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、構造の簡素化を図るとともに、収納部内の内容物を添加する際の容器の全高及びキャップの寸法変動を回避できる使い勝手の良好な二剤混合容器を提案するところにある。
本発明は、容器の口部内壁に沿って配置される内側壁を有し、この内側壁に一体連結する外周壁を容器の口部外側に着脱自在に固定、保持するベースと、
上記内側壁の上端開口の外側にて回転可能に抜け止め保持され、その内側に内側壁の下端開口に向けて開放された内筒を有する回転カバー体と、
上記回転カバー体の内筒の内側に配置され、その内部に添加剤としての内容物を収納する内容器体とを備え、
前記回転カバー体の内筒の内壁に、該内容器体の外壁に設けられた縦溝又は縦リブに係合してそれらの相対的な回転を不能とする縦リブ又は縦溝を設け、
前記内側壁に、その下端開口に着脱可能に配置され、前記回転カバー体の内部空間に向かうカッターを有する底蓋を設けるとともに、その上端開口から下端開口へ向かって伸延する螺旋溝を形成し、
前記内容器体に、内側壁の螺旋溝に係合し、回転カバー体の回転により、該螺旋溝に沿って移動し該内容器体を内側壁の下端開口へ向けて下降させる板状の凸部を設け、
前記底蓋は、下降にかかる内容器体の下端部に当接して該底蓋が開放され、カッターにより切断、開封、排出された内容器体の内容物を容器内へ落下させる押圧片を有する、
ことを特徴とする二剤混合キャップである。
また、前記回転カバー体とベースとの相互間に、内容器体を内筒内に引き込む向きへの回転カバー体の回転のみを許容する逆回転防止手段を有するバージンバンドを設けることができ、また、前記ベースの外周壁の下端部には、容器の口部外壁係止して該ベースの取り外しを阻止するが、その分離によって該ベースの口部外壁における係止を解除してその取り外しを可能とするバージンバンドを設けることができる。
回転カバー体を内側壁の上端開口において回転させるだけで、その内部空間に配置した内容器体が内側壁の螺旋溝に従って回転を伴いつつ下降していくため、キャップの高さ方向における寸法、すなわち、容器の全高が変動することはない。
カッターによって内容器体の底部を開封し、該内容器体により底蓋を押し込むだけで内容器体の内容物は、容器内へと落下することとなり、二剤を極めて簡単に混合することができる。
容器内に添加する内容物は、予め内容器体に収納されているので、効率のよい組み込みが可能となる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う二剤混合容器の実施の形態を示した図であり、図2はその分解状態を示した外観斜視図である。
図における1は容器、2は容器1の口部外壁にねじあるいはアンダーカットの如き係合手段にて着脱自在に固定、保持されるベースである。このベース2は容器1の口部内壁に沿って配置される内側壁2aと、この内側壁2aの上部で一体連結するとともにその相互間に容器1の口部1aを挿入する下向きに開放された溝部を形成する外周壁2bからなる。
また、3は内側壁2aの上端開口2aの外側にて回転可能に抜け止め保持された回転カバー体である。この回転カバー体3は、その内側に内側壁2aの下端開口2aに向けて開放された内部空間Mを形成する内筒3aを備えている。
4は添加剤としての内容物を収納する内容器体である。この内容器体4はその内部に内容物を充填して、図3に示す如く、フランジ部4aに薄肉シート4bを貼付することによって底部開口4′を密閉状態に保持する。
5は内側壁2aの下端開口2aに係止片tの如き手段による係合等によって着脱可能に配置された底蓋である。この底蓋5はその上面に回転カバー体3の内部空間Mに向かう刃先を有するカッター5aと、内容器体4のフランジ部4aに当接する先端を有する押圧片5bが設けられていて、押圧片5bを介して底蓋5を押し込み、係止片tを薄肉部分t′を起点に切り離すことで係合を解除してヒンジhを介して内側壁2aに吊り下げ保持される(図1の仮想線参照)。
さらに、6は内側壁2aの内壁に設けられ、その上端開口2aから下端開口2aに向かって伸延する螺旋溝(図2参照)、7は内容器体4のフランジ部4aに一体的に設けられ、内側壁2aの螺旋溝6に係合する凸部(対向位置にもう一つ設けることもできる。図2参照)、8は回転カバー体3の内筒3aの内壁の対向位置に設けられた一対の縦リブ(図2参照)、9は内容器体4の外周壁に設けられ、縦リブ8に適合する溝部(図2参照)である。この溝部9はそれらの相対的な回転を不能とする(すなわち、回転カバー体3とともに回転する)。
さらに、10は回転カバー体3とベース2とを引きちぎり可能に連結するバージンバンドである。このバージンバンド10は図示はしないが、傾斜付きの凸部と、この凸部に適合する凹部とからなる逆回転防止手段を設けることが可能で内容器体4を内筒3a内に引き込む向きへの回転カバー体3の回転のみを許容することができる。そして11はベース2の外周壁2bの下端部に設けられ、容器1の口部1aに連結して該ベース2の回転を阻止するバージンバンドである。このバージンバンド11はベース2の強制回転によって前記連結が切断、分離されベース2の口部1aに対する回転を可能とする。
本発明は、基本的には上記のベース2と、回転カバー体3及び内容器体4の組み合わせによって二剤混合キャップを構成するものであり、内容器体4内の内容物を容器1内の内容物に添加するには回転カバー体3を回転させればよい。
回転カバー体3の回転により、内容器体4は回転カバー体3とともに回転し凸部7により螺旋溝6に沿って下降する。
内容器体4の下降により薄肉シート4bがカッター5aに接触することにより該薄肉シート5bが破断され、これにより該内容器体4内の内容物が底蓋5の上に排出される。
この状態で内容器体4をさらに下降させると内容器体4のフランジ部4aが底蓋5の押圧片5bに当接して該底蓋5を押圧することとなり、該底蓋5と内側壁2aの係合が解除されることによって該底蓋5が内側壁2aの下端開口2aにヒンジhを介して吊り下げ保持され、その上に存在する内容物は容器内へと落下して二剤が混合される。
上記の構成になる二剤混合キャップは、回転カバー体3の回転操作のみで内容器体4内の内容物を容器1内の内容物に添加することができるものであって、この時、回転カバー体3は内側壁2aの上端開口2aで回転するのみであり、キャップの高さ方向における寸法、すなわち、容器の全高が変動することはない。
また、本発明では、予め添加すべき内容物を内容器体4内に収納してあることから、キャップの組み立てに際して収納部分に内容物を装填する煩雑な作業(とくに添加すべき内容物が粉体である場合には、計量が必要であるばかりでなく、装填する際に飛び散った粉体を除去するクリーニング等が必要となる)が不要となり効率的な組み込みが行なえる。
二剤混合キャップの各構成部材は合成樹脂を適用するが、材質についてはとくに限定されない。内容器体4については、積層フィルムをシート成形することによって作製することが可能であるが、その成形法についても限定はされない。
内容器体4の凸部7は図示のように、板状のものを適用することができる。また、回転カバー体3の内筒3aの内壁には縦リブ8を設け、内容器体4の外周壁には該縦リブ8に適合する溝部9を設けた場合について示したが、その配置は逆転したものであってもよい。
さらに、押圧片5bやカッター5aの高さ等を調整することにより内容器体4の開封と底蓋5の開放の順序(底蓋5が開放される前に内容器体を開封するか、その開放と同時に開封するか、開放された後に開封するか等)は任意に変更することができる。また、底蓋5は容器1内に落下させるように構成することも可能である。
二剤を混合する際にキャップの寸法変動が皆無であり、しかも、効率的な組み込みを行ない得るキャップが提供できる。
本発明に従う二剤混合キャップの実施の形態を示した図である。 図1に示した二剤混合キャップを分解状態で示した外観斜視図である。 内容器体の外観斜視図である。
符号の説明
1 容器
1a 口部
2 ベース
2a 内側壁
2b 外周壁
3 回転カバー体
3a 内筒
4 内容器体
4′底部開口
4a フランジ部
4b 薄肉シート
5 底蓋
5a カッター
5b 押圧片
6 螺旋溝
7 凸部
8 縦リブ
9 溝部
10 バージンバンド
11 バージンバンド
h ヒンジ

Claims (3)

  1. 容器の口部内壁に沿って配置される内側壁を有し、この内側壁に一体連結する外周壁を容器の口部外側に着脱自在に固定、保持するベースと、
    上記内側壁の上端開口の外側にて回転可能に抜け止め保持され、その内側に内側壁の下端開口に向けて開放された内筒を有する回転カバー体と、
    上記回転カバー体の内筒の内側に配置され、その内部に添加剤としての内容物を収納する内容器体とを備え、
    前記回転カバー体の内筒の内壁に、該内容器体の外壁に設けられた縦溝又は縦リブに係合してそれらの相対的な回転を不能とする縦リブ又は縦溝を設け、
    前記内側壁に、その下端開口に着脱可能に配置され、前記回転カバー体の内部空間に向かうカッターを有する底蓋を設けるとともに、その上端開口から下端開口へ向かって伸延する螺旋溝を形成し、
    前記内容器体に、内側壁の螺旋溝に係合し、回転カバー体の回転により、該螺旋溝に沿って移動し該内容器体を内側壁の下端開口へ向けて下降させる板状の凸部を設け、
    前記底蓋は、下降にかかる内容器体の下端部に当接して該底蓋が開放され、カッターにより切断、開封、排出された内容器体の内容物を容器内へ落下させる押圧片を有する、ことを特徴とする二剤混合キャップ。
  2. 前記回転カバー体とベースとの相互間に、内容器体を内筒内に引き込む向きへの回転カバー体の回転のみを許容する逆回転防止手段を有するバージンバンドを設ける、請求項1に記載の二剤混合キャップ。
  3. 前記ベースの外周壁の下端部に、容器の口部外壁に係止して該ベースの取り外しを阻止するが、その分離によって該ベースの口部外壁における係止を解除してその取り外しを可能とするバージンバンドを有する、請求項1又は2に記載の二剤混合キャップ。
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