JP4774221B2 - 内容物押出し容器 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば粘度の柔らかいクリーム、練り食品、接着剤、絵の具等の様々な内容物を所定量吐出するときに用いられる内容物押出し容器に関する。
従来、上述の内容物を吐出する押出し型の容器としては、例えばびん形状を有する容器の内壁面と、円形板の外周縁部とに形成したネジ山を互いに螺合して、円形板を回転させながら下降させ、容器内部に充填したクリームを、円形板の穴から押し出すような特許文献1のクリーム用ディスペンサーがあるが、内容物を押し出す場合、円形板を回動操作しなければならず、内容物を吐出するのに手間が掛かる。また、円形板の回転量によって内容物の押し出し量が変動するため、内容物の押し出し量を常時一定に保つことが難しい。
一方、容器本体内の中心に導通した螺軸を回転部材の回動操作により回転して、その螺軸上に螺合した押出盤を容器本体の内壁面に沿って垂直方向に摺動させ、容器本体内に充填した内容物を押出盤により加圧し、螺軸中心に形成した中空部を通って吐出口から吐出する特許文献2のクリーム押出し容器があるが、上記文献と同様に、回転部材を回動操作しなければならず、内容物を所定量吐出するのに手間が掛かる。また、回転部材の回動量によって内容物の吐出量が変動するため、内容物の吐出量を常時一定に保つことが難しい。
特開平1−256910号公報 特開2001−299445号公報
この発明は上記問題に鑑み、容器内部に充填された内容物を吐出する操作が簡単且つ容易に行え、該内容物の吐出量を常時一定に保つことができる内容物押出し容器の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明の内容物押出し容器は、第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、上記第2容器の上部に、該第2容器に充填した内容物が吐出される吐出口を設け、上記第1容器の下部側内壁面に対して上方に向けて鉛直に設けたシャフトを、上記第2容器内に収納され該第2容器の内壁面に沿って上下摺動する押出し体の孔部に挿通し、上押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状の咬み込む咬み込み片を設け、上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けたことを特徴とする。
つまり、外蓋の開方向への回動操作に対応して、第1容器と第2容器とを相対回動手段により一方向に向けて相対回動させ、押出し体に設けた咬み込み片をシャフトの外周面に対して螺旋に咬み込ませるとともに、その咬み込みにより押出し体を第2容器の内壁面に沿って摺動させ、外蓋の開操作に対応した量の内容物を第2容器の吐出口から所定量吐出する。また、内容物は、例えば粘度の柔らかいクリーム、練り食品、接着剤、絵の具等で構成することができる。
請求項2に記載した発明の内容物押出し容器は、第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、上記第2容器の上部に、該第2容器に充填した内容物が吐出される吐出口を設け、上記第2容器の上部側内壁面に対して垂直に設けたシャフトを、上記第1容器内に収納され該第1容器の内壁面に沿って上下摺動する押出し体の孔部に挿通し、上押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込む咬み込み片を設け、上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けたことを特徴とする。
つまり、外蓋の開方向への回動操作に対応して、第1容器と第2容器とを相対回動手段により一方向に向けて相対回動させ、その相対回動によりシャフトを回転させて、押出し体に設けた咬み込み片をシャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込ませるとともに、その咬み込みにより押出し体を第1容器の内壁面に沿って摺動させ、外蓋の開操作に対応した量の内容物を第2容器の吐出口から所定量吐出する。
請求項3に記載した発明の内容物押出し容器は、第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、上記第2容器の上部に、上記第1容器の下側内部に充填された内容物を吐出する第1の吐出口と、第1容器の上側内部に充填された内容物を吐出する第2の吐出口とを設け、上記第1の吐出口に接続した中空のシャフトを、上記第1容器内に収納され該第1容器の内壁面に沿って上下摺動する各押出し体の孔部にそれぞれ挿通し、上記各押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込む咬み込み片を該各押出し体の移動方向に応じてそれぞれ設け、上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けたことを特徴とする。
つまり、外蓋の開方向への回動操作に対応して、第1容器と第2容器とを相対回動手段により一方向に向けて相対回動させ、その相対回動によりシャフトを回転させて、各押出し体に設けた各咬み込み片をシャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込ませるとともに、各押出し体を互いに離間する方向に向けて相対移動させて、第1容器の下側内部に充填された内容物を、シャフトの中を通って第1の吐出口から吐出し、第2容器に近い第1容器の上側内部に充填された内容物を第2の吐出口から吐出し、外蓋の開操作に対応した量の内容物を第2容器に設けた第1及び第2の吐出口から所定量吐出する。
請求項4に記載した発明の内容物押出し容器は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記相対回動手段を、上記外蓋の一側下縁部に軸支した第1ギャと、上記第1容器の外周面に沿って円周方向に形成した上記第1ギャと噛合する第2ギャとで構成し、上記外蓋を開方向に回動する際、上記支軸の回転力を上記第1ギャに伝達して一体的に回転させ、該外蓋を閉方向に回動する際、上記支軸の回転力を上記第1ギャに伝達せず互いに自由回転させ、該外蓋の開操作に対応したピッチ分だけ上記第2容器を一方向に回動する回転規制手段を備えたことを特徴とする。
つまり、外蓋を開方向に回動操作するとき、外蓋の回動操作に対応した回転量だけ第1ギャを一体的に回転するとともに、回転規制手段により外蓋の開操作に対応したピッチ分だけ第1容器及び第2容器の相対回動を許容して、第1ギャと第2ギャとの噛合により、外蓋の開操作に対応した量の内容物を第2容器の吐出口から吐出する。一方、外蓋を閉方向に回動操作するとき、第1ギャが自由回転して、外蓋の閉方向への回動を許容する。且つ、第2ギャが回転せず、第1容器及び第2容器の回転停止状態を維持するので、第2容器の吐出口から内容物が吐出されることがない。
また、第1ギャ及び第2ギャからなる機構は、例えばウォームギャ機構、傘歯車機構等で構成することができる。また、回転規制手段は、例えばラチェット機構、一方向クラッチ機構、カム機構等で構成することができる。
請求項5に記載した発明の内容物押出し容器は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記シャフトの外面と、上記押出し体の孔部内面とを回転力が伝達される形状に形成し、上記咬み込み片を、上記押出し体の外周縁部に上記容器の内壁面に対して螺旋状に咬み込むように設けたことを特徴とする。つまり、シャフトと押出し体とを一体的に回転させると、押出し体に設けた咬み込み片が容器の内壁面に対して螺旋状に咬み込むとともに、その咬み込みにより押出し体が水平回転しながら上昇される。
請求項6に記載した発明の内容物押出し容器は、上記請求項2,4,5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記シャフトを、上記内容物の流動が許容される中空形状に形成したことを特徴とする。つまり、容器に充填された内容物をシャフトの中を通って吐出口から吐出する。
請求項7に記載した発明の内容物押出し容器は、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記内容物押出し容器の一部又は全部が透光性を有することを特徴とする。つまり、透光性(透明、半透明を含む)を有する内容物押出し容器の一部又は全部を介して、内容物の残量を外部から目視確認する。
この発明によれば、内容物押出し容器を構成する第1容器の一側上縁部に枢着された外蓋を開方向に回動操作するだけで、第1容器内部に充填された内容物を所定量吐出することができ、従来例のように円形板や回転部材を回動操作するような手間及び操作が省け、所定量の内容物を吐出する操作が簡単且つ容易に行える。且つ、外蓋の開操作に対応した量の内容物が第2容器の吐出口から吐出されるので、内容物の吐出量に過不足が生じるようなことがなく、内容物の吐出量を常時一定に保つことができる。
この発明は、外蓋を開方向に回動操作するだけで、該外蓋の開操作に対応した量の内容物を第2容器の吐出口から所定量吐出することができるという目的を、することで達成することができる。
図1は、粘度の柔らかいクリームのような内容物Aを所定量吐出する内容物押出し容器1の第1実施形態を示し、第1容器2の上部側に形成した開口部2a内に、第2容器3の下部側に形成した筒状部3aを収容するとともに、第1容器2の下部内壁面に形成した係止部2bに、第2容器3の下部外壁面に形成した係止部3bを係止して、第1容器2と第2容器3とを相対回動自在に嵌合している。
また、合成ゴム製のOリング8を、第2容器3の筒状部3a内壁面と、その筒状部3aに収容した押出し体5外壁面との間に嵌着して、内容物Aが漏洩するのを防止している。なお、Oリング8を、押出し体5の孔部5a内壁面とシャフト6の外周面との間に設けてもよい。また、Oリング8の代わりに、柔らかいプラスチックや合成ゴム、パッキン等を有するシール構造でシールしてもよい。
上記第1容器2の後側上縁部に枢着した外蓋4は、図5にも示すように、第2容器3の上面全体が閉塞又は覆われる大きさ及び形状に形成され、第1容器2の後側上縁部と外蓋4の後側下縁部とを枢着する支軸10を中心として、上下方向に向けて開閉回動自在に設けている。また、外蓋4の下面中央部には、第2容器3の上面中央部に形成した吐出口3cと対向して、該吐出口3cを閉塞する凸状の栓部4aを設けている。
また、外蓋4の前側縁部を、第1容器2の前側縁部よりも上方に浮き上がった支持するか、段差を付けるか、外側に突出する等して、例えば指、物等を外蓋4の前側縁部に引っ掛けて、外蓋4の開操作が容易に行えるように設けている。
且つ、支軸10の両端部は、第1容器2の後側上縁部に形成した軸受部2h,2hにより自由回転自在に軸受され、外蓋4の後側下縁部に形成した軸受部4c,4cは、上記軸受部2h,2hよりも内側の支軸10の両端部に対して一体的に固定され、支軸10上に組み付けた第1のギャ11は、第2容器3の上部外周面に沿って円周方向に連続して形成した第2のギャ12に噛合され、第1のギャ11と第2のギャ12とでウォームギャ機構を構成している。
つまり、支軸10とギャ11との対向面間に介在した一方向への相対回動を許容するラチェット機構13は、外蓋4を開方向に回動操作するとき、外蓋4により一体的に回動される支軸10の回転力をギャ11に伝達して、外蓋4の回動操作に対応した回転量だけ支軸10とギャ11とを一体的に回動する。同時に、第1のギャ11は、そのギャ11の回動量に対応したピッチ分(又は歯数分)だけ第2のギャ12を介して、第2容器3を図5に示す矢印方向に対して回転する。
一方、外蓋を閉方向に回動操作するとき、ラチェット機構13は、支軸10の回転力をギャ11に伝達せず、支軸10自体の回転のみを許容して、支軸10とギャ11とを互いに自由回転又は空転させるので、外蓋の閉方向への回動が許容される。同時に、ギャ11が回転しないため、第2容器3は図5に示す矢印方向を含む正逆方向へ回転されることがなく、回転停止状態が維持される。且つ、ギャ11がストッパの役目をするため、外蓋4の開閉操作に関係なく、第1容器2及び第2容器3が相対回動しようとするのを防止することができる。
なお、上記ラチェット機構13は、第1容器2と第2容器3との対向面間に設けてもよい。また、ラチェット機構13に代えて、例えば一方向クラッチ機構、カム機構等の機構で回転規制してもよい。
なお、吐出口3cの上面は、吐出された内容物Aを指で掬い取るのに適した形状に形成している。また、吐出口3cは、第2容器3の上面中心部から離れた位置に設けてもよく、内容物Aを略100%吐出することができる位置であれば何処に設けてもよい。
前記第1容器2の下部側に形成した底部2cの中央部内壁面に、水平断面が中実・丸形のシャフト6を上方に向けて鉛直に固定(又は一体的に設ける等)している。実施例では、シャフト6の下端を、第1容器2の底部2cに対して回転不可に嵌合固定しているが、例えばネジ止め、接着、溶着する等して固定してもよい。一方、シャフト6の上端を、第2容器3の筒状部3a内壁面に沿って上下摺動する押出し体5の中央部に形成した孔部5aに挿通し、シャフト6の上端側円錐部を、第2容器3の吐出口3cに対して内容物Aの吐出が許容される間隔に隔てて近接している。
なお、押出し体5の少なくとも外壁部を、内容物Aの漏洩を防止するのに必要なシール機能を有する軟質のプラスチックで形成してもよい。また、シャフト6の上端部に、内容物Aの吐出が許容される溝部を単数又は複数設けてもよい。
また、図2に示すように、第2容器3の筒状部3a内壁面に沿って上下方向に連続して形成した凸部3f,3fに、押出し体5の外周縁部に形成した凹部5b,5bを上下摺動自在に係合して、押出し体5を回り止めしている。なお、凸部を押出し体5側に設け、凹部を第2容器3側に設けるか、第2容器3と押出し体5とを偏心して組み付ける等して、押出し体5を回り止めしてもよい。
前記押出し体5の孔部5a内壁面に設けた板状の咬み込み片7は、図3、図4にも示すように、シャフト6の外周面に対して所定深さ咬み込むように突設され、外蓋4の開操作により第2容器3を介して押出し体5が回転されると、押出し体5が上方に向けて移動するような傾斜角度に設けている。また、咬み込み片7の個数は、内容物押出し容器1の大きさ及び容積等に応じて決定され、1個から複数に変更することもできる。
また、咬み込み片7は、例えば金属、硬質のプラスチック等の材質で構成されるが、シャフト6の外周面よりも略20%程度以上の硬度を有する材質であれば充分使用に耐え得る。
上記シャフト6に対する咬み込み片7の傾斜角度を大きくすると、押出し体5の移動量及び内容物Aの吐出量が増加し、咬み込み片7の傾斜角度を小さくすると、押出し体5の移動量及び内容物Aの吐出量が減少する。また、押出し体5の平面積とその移動量から内容物Aの吐出量を算出することができる。また、押出し体5は、例えばリブ、枠等で補強すれば材料の削減を図ることができる。なお、板状の咬み込み片7に代えて、例えば円盤形、楕円形等の任意形状を有する咬み込み片7を用いてもよい。
また、シャフト6の外周面は、例えばプラスチック、合成ゴム等の材質で形成するのがよく、押出し体5の孔部5aに接触したときでも滑り性が良く、内容物Aの漏洩を防止するのに必要なシール性が得られる硬度及び形状が望ましい。且つ、咬み込み片7の咬み込みが許容されるような柔らかさに形成している。
前記第1容器2、第2容器3、外蓋4、押出し体5は、例えば金属、プラスチック、ガラス、セラミック、木等の単一又は複合した材質で構成される。また、第1容器2の外面は、例えば使用方法、使用上の注意、使用期限、製造会社、成分、容量、商標等の表示内容を印刷するか、その表示内容が印刷されたラベルを貼付している。
また、上記内容物押出し容器1を構成する第1容器2、第2容器3の一部又は全部を、例えば透明、半透明等の透光性を有する材質で形成すれば、その透光性を有する一部又は全部を介して、内容物Aの残量を外部から目視確認することができる。また、第1容器2及びシャフト6の全長を長くして、内容物Aの充填量容量を大きくしてもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、内容物押出し容器1に充填された内容物Aの吐出方法を説明する。
先ず、図1に示すように、内容物Aを吐出する場合、第1容器2を手で把持したまま、外蓋4を開方向に回動操作すると、外蓋4と一体的に回動する支軸10の回転力が、ラチェット機構13を介してギャ11に伝達され、外蓋4の回動操作に対応した回転量だけギャ11が回転される。
且つ、ギャ11の回動量に対応したピッチ分(又は歯数分)だけギャ12を介して、第2容器3が図5に示す矢印方向に対して回転されるとともに、その第2容器3と押出し体5とが一体的に回転して、押出し体5の孔部5aに設けた咬み込み片7をシャフト6の外周面に対して螺旋状に咬み込ませる。
且つ、咬み込み片7は押出し体5を上昇させる方向に咬み込むため、咬み込み片7の咬み込みにより押出し体5が水平回転しながら上昇し、第2容器3に充填された内容物Aを押出し体5により下方から加圧して、第2容器3の吐出口3cから吐出するので、吐出された内容物Aを指で掬い取ることができる。また、咬み込み片7の咬み込み部分を除いて、押出し体5の孔部5a内壁面と、シャフト6の外周面とが互いに密着され、相互の対向周面から内容物Aが漏洩するのを防止する。
つまり、外蓋4の開操作に対応した回転量だけ第2容器3が図5に示す矢印方向に回転し、第2容器3の回転に対応した移動量だけ咬み込み片7の咬み込みにより押出し体5が上昇し、押出し体5の上昇に対応した量の内容物Aが第2容器3の吐出口3cから吐出されるので、外蓋の開操作を繰り返すたびに、第2容器3の吐出口3cから内容物Aが所定量吐出され、内容物Aの吐出量を常時一定に保つことができる。
また、図4の仮想線に示すように、シャフト6を押出し体5の孔部5aに挿通するとき、孔部5aに設けた咬み込み片7がシャフト6の挿通が許容される方向に弾性変位するので、押出し体5をシャフト6上の所望する位置にセットする作業が容易に行える。且つ、内容物Aが充填された第2容器3を第1容器2に収容するとき、咬み込み片7を弾性変位させながら、押出し体5の孔部5aに対してシャフト6を強制的に差し込むことができ、従来例のように螺旋方向に回動操作するような手間及び作業が省け、組み付け作業が簡単且つ容易に行える。
或いは、シャフト6を押出し体5の孔部5aに対して所望する位置まで差し込んでから、板状の咬み込み片7を押出し体5に組み付けるか、図21に示すようなリング状の咬み込み片7を押出し体5に組み付けてもよい。
以上のように、内容物押出し容器1を構成する第1容器2の後側上縁部に枢着した外蓋4を開方向に回動操作するだけで、第1容器2内部に充填された内容物Aを所定量吐出することができ、従来例のように円形板や回転部材を回動操作するような手間及び操作が省け、所定量の内容物Aを吐出する操作が簡単且つ容易に行える。且つ、外蓋4の開操作に対応した量の内容物Aが第2容器3の吐出口3cから吐出されるので、内容物Aの吐出量に過不足が生じるようなことがなく、内容物Aの吐出量を常時一定に保つことができる。
なお、上記押出し体5を、第2容器3の筒状部3a内壁面に対して上下摺動可能及び水平回転可能に設け、押出し体5の孔部5aと、孔部5aに挿通されるシャフト6とを、例えば四角形、五角形等の多角形に形成する等して一体的に回転可能に設け、押出し体5の外周部に取り付けた複数の各咬み込み片7…を第2容器3の筒状部3a内壁面に咬み込ませてもよい。
図6、図7は、内容物Aの流動が許容される水平断面が中空・丸形のシャフト6を、第2容器3の上部側中央内壁面に対して下方に向けて一体的に垂設した内容物押出し容器1の第2実施形態を示し、第1容器2の開口部2aに内蓋形状の第2容器3を相対回動自在に嵌合し、第2容器3の吐出口3cに接続したシャフト6を、第1容器2の内壁面に沿って上下摺動する押出し体5中央部に形成した孔部5aに挿通し、シャフト6下端に形成した吸入口6aを、第1容器2の底部2cの中央部内壁面に形成した溜り部2dに対して内容物Aの吸入が許容される間隔に隔てて近接している。
また、押出し体5の孔部5a内壁面に設けた咬み込み片7は、外蓋4の開操作により第2容器3を介してシャフト6が回転されると、押出し体5が下方に向けて移動するような傾斜角度に設けている。
また、第1容器2の内壁面に沿って上下方向に連続して形成した凸部2f,2fに、押出し体5の外周縁部に形成した凹部5b,5bを上下摺動自在に係合して、押出し体5を回り止めしている。なお、上述の第2実施形態に於いて、第1実施形態と同一構成の部分は同一の符号を記してその詳細な説明を省略する。
つまり、外蓋4を開方向に回動操作すると、ギャ11及びギャ12を介して、第2容器3とシャフト6とが一体的に回転され、押出し体5に設けた咬み込み片7がシャフト6の外周面に対して螺旋状に咬み込むとともに、咬み込み片7の咬み込みにより押出し体5が降下して、第1容器2に充填された内容物Aを押出し体5により加圧し、シャフト6の中を通って吐出口3cから所定量吐出させるので、第1実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図8、図9、図10は、中実のシャフト6を第2容器3の上部側中央内壁面に対して下方に向けて一体的に垂設した内容物押出し容器1の第3実施形態を示し、第1容器2の開口部2aに内蓋形状の第2容器3を相対回動自在に嵌合し、第1容器2の内壁面に沿って上下摺動する押出し体5に形成した四角形の孔部5aに、第2容器3に垂設した水平断面が中空・四角形のシャフト6を挿通して、シャフト6の回転力を押出し体5に伝達可能であって、押出し体5及びシャフト6を同一方向に対して一体的に回転可能に設けている。一方、シャフト6の下端部は、第1容器2の底部2c中央に形成した軸受部2gで軸受(或いはフリーでもよい)している。なお、回転力が伝達される形状であれば、例えば三角形、五角形、六角形、楕円形等の水平断面形状に押出し体5の孔部5a及びシャフト6を形成してもよい。
また、押出し体5の外周縁部に対して円周方向に所定間隔(又は所定角度)に隔てて取り付けた咬み込み片7,7は、第1容器2の内壁面に対して所定深さ咬み込むように突設され、外蓋4の開操作により第2容器3を介してシャフト6が回転されると、押出し体5が上方に向けて移動するような傾斜角度に設けている。なお、上述の第3実施形態に於いて、第1及び第2実施形態と同一構成の部分は同一の符号を記してその詳細な説明を省略する。
つまり、外蓋4を開方向に回動操作すると、ギャ11及びギャ12を介して、第2容器3とシャフト6とが一体的に回転され、下限降下位置に待機する押出し体5の咬み込み片7,7が第1容器2の内壁面に対して螺旋状に咬み込むとともに、咬み込み片7,7の咬み込みにより押出し体5が水平回転しながら上昇して、第1容器2に充填された内容物Aを押出し体5により下方から加圧し、第2容器3の上面中央部に対してシャフト6を中心として円周方向に所定間隔に隔てて形成した複数の吐出口3c…から所定量吐出させるので、第1実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図11、図12は、押出し体5の外壁面に設けた複数の各咬み込み片7…を、第1容器2の内壁面に咬み込ませる内容物押出し容器1の第4実施形態を示し、第1容器2の開口部2aに内蓋形状の第2容器3を相対回動自在に嵌合し、第1容器2の内壁面に沿って上下摺動する押出し体5に形成した四角形の孔部5aに、第2容器3の吐出口3cに接続され該第2容器3の上部側中央内壁面に対して下方に向けて垂設した水平断面が中空・四角形のシャフト6を挿通して、シャフト6の回転力を押出し体5に伝達可能であって、押出し体5及びシャフト6を同一方向に対して一体的に回転可能に設けている。
また、押出し体5の外壁面に対して円周方向に所定間隔(又は所定角度)に隔てて取り付けた各咬み込み片7…は、第1容器2の内壁面に対して所定深さ咬み込むように突設され、外蓋4の開操作により第2容器3を介してシャフト6が回転されると、押出し体5が下方に向けて移動するような傾斜角度に設けている。なお、上述の第4実施形態に於いて、第1及び第2実施形態と同一構成の部分は同一の符号を記してその詳細な説明を省略する。
つまり、外蓋4を開方向に回動操作すると、ギャ11及びギャ12を介して、第2容器3とシャフト6とが一体的に回転され、押出し体5の各咬み込み片7…が第1容器2の内壁面に対して螺旋状に咬み込むとともに、咬み込み片7の咬み込みにより押出し体5が水平回転しながら降下して、第1容器2に充填された内容物Aを、シャフト6の中を通って吐出口3cから所定量吐出させるので、第1実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図13は、2種類の内容物A,Bを所定量吐出する内容物押出し容器1の第5実施形態を示し、第1容器2の開口部2aに内蓋形状の第2容器3を相対回動自在に嵌合し、第2容器3の後側上縁部に枢着した外蓋4の下面中央部に、第2容器3上面に形成した2個の吐出口3c,3dと対向して、該吐出口3c,3dを閉塞する凸状の栓部4a,4bを設けている。
また、第2容器3の吐出口3cに接続され該第2容器3の上部側中央内壁面に対して下方に向けて垂設した水平断面が中空・丸形のシャフト6は、内容物Bが充填された第1容器2の下側内部に連通し、吐出口3c近傍に形成した吐出口3dは、内容物Aが充填された第2容器3に近い第1容器2の上側内部に連通している。なお、第1容器2の内側は、押出し体5の上下摺動をガイドするシリンダーの役目をするため、金属よりもプラスチックで形成することが望ましい。
また、シャフト6の下端は、第1容器2の内側中央寄り下部に位置する押出し体5の孔部5aと、第2容器3に近い第1容器2の内側中央寄り上部に位置する押出し体5の孔部5aとに挿通され、各孔部5a,5aに設けた咬み込み片7,7は、内容物A,Bを吐出する各押出し体5,5の移動方向に応じて所定の傾斜角度に設けている。なお、上述の第5実施形態に於いて、第1及び第2実施形態と同一構成の部分は同一の符号を記してその詳細な説明を省略する。
つまり、外蓋4を開方向に回動操作すると、ギャ11及びギャ12を介して、第2容器3とシャフト6とが一体的に回転し、各押出し体5,5の各咬み込み片7,7がシャフト6の外周面に対して螺旋状に咬み込むとともに、上部咬み込み片7は上部押出し体5を上昇させる方向に咬み込み、下部咬み込み片7は下部押出し体5を降下させる方向に咬み込むので、その咬み込みにより各押出し体5,5が互いに離間する方向に向けて相対移動して、第2容器3に充填された内容物Aを吐出口3dから吐出させ、第1容器2に充填された内容物Bを、シャフト6の中を通って吐出口3cから吐出させるので、外蓋4を開操作するだけで、2種類の内容物A,Bを略同時に所定量吐出することができ、第1及び第2実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、咬み込み片7,7の何れか一方の角度を変更すれば、内容物A,Bを異なる吐出量に設定することもできる。
本発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、ウォームギャ機構に代わる他の機構として、例えば図14に示すように、外蓋4を、第1容器2の軸受部2hに垂直軸受された支軸20を中心として開方向に水平回動するとともに、ラチェット機構13を介して、支軸20上に組み付けたギャ21と、第2容器3の上部外周面に形成したギャ22とで構成される傘歯車機構を介して、第2容器3を、外蓋4の回動操作により矢印方向に回転してもよい。
また、図15に示すように、第1容器2の軸受部2hに軸受された軸部材2iと、軸部材2i後端に軸受された支軸30aとを介して、前後及び左右に対して回動自在に枢着された外蓋4を開方向に回動して、図中仮想線で示す上向きに起立した後、その外蓋4を、ラチェット機構13を介して、軸部材2i中心に軸受された支軸30bを中心として左右方向に回動するとともに、支軸20端部に固定したギャ31と、第2容器3の上部外周面に形成したギャ32とで構成される傘歯車機構を介して、第2容器3を、外蓋4の回動操作により矢印方向に回転してもよい。
加えて、前記板状の咬み込み片7に代えて、例えばリング状の咬み込み片7を押出し体5の孔部5a内壁面に埋設し、咬み込み片7の内周面に形成した螺旋形状の溝を中実又は中空のシャフト6の外周面に咬み込ませてもよい。
また、押出し体5の孔部5a内壁面を、シャフト6の螺旋形状に形成した外壁面が咬み込み許容される柔らかさに形成してもよく、螺旋形状の溝が外周面に形成されたリング状の咬み込み片7を押出し体5の外周に設けてもよい。
また、咬み込み片7を、押出し体5の上下外周縁部又は孔部5aの上下内周縁部に対して接着固定するか、ネジ止めするか、嵌合する等してもよい。また、内容物Aを押出し体5により下方から加圧して吐出する構造の場合、第1容器2には底部2cを設けなくてもよい。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の相対回動手段は、実施例のウォームギャ機構と、傘歯車機構とに対応し、
以下同様に、
回転規制手段は、ラチェット機構に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明の内容物押出し容器の構成は、例えば練り食品、接着剤、絵の具等の様々な内容物を所定量吐出するような用途にも利用することができる。
第1実施形態の内容物押出し容器の内部構造を示す縦断側面図。 図1の内容物押出し容器の内部構造を示す横断平面図。 シャフトに対する咬み込み片の咬み込み状態を示す拡大断面図。 シャフト及び咬み込み片の相対回動を示す縦断側面図。 外蓋の枢着構造を示す横断平面図。 第2実施形態の内容物押出し容器の内部構造を示す縦断側面図。 図6の内容物押出し容器の内部構造を示す下方から見た横断面図。 第3実施形態の内容物押出し容器の内部構造を示す縦断側面図。 外蓋の枢着構造及び吐出口の吐出構造を示す平面図。 図8の内容物押出し容器の内部構造を示す横断平面図。 第4実施形態の内容物押出し容器の内部構造を示す縦断側面図。 図11の内容物押出し容器の内部構造を示す横断平面図。 第5実施形態の内容物押出し容器の内部構造を示す縦断側面図。 外蓋の水平回動により吐出する他の機構を示す平面図。 外蓋の前後左右回動により吐出するその他の機構を示す平面図。
A,B…内容物
1…内容物押出し容器
2…第1容器
3…第2容器
3c,3d…吐出口
4…外蓋
5…押出し体
5a…孔部
6…シャフト
7…咬み込み片
10,20…支軸
11,12…ギャ
13…ラチェット機構
21,22…ギャ
30a,30b…支軸
31,32…ギャ

Claims (7)

  1. 第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、
    上記第2容器の上部に、該第2容器に充填した内容物が吐出される吐出口を設け、
    上記第1容器の下部側内壁面に対して上方に向けて鉛直に設けたシャフトを、上記第2容器内に収納され該第2容器の内壁面に沿って上下摺動する押出し体の孔部に挿通し、
    押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状の咬み込む咬み込み片を設け、
    上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、
    上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けた
    内容物押出し容器。
  2. 第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、
    上記第2容器の上部に、該第2容器に充填した内容物が吐出される吐出口を設け、
    上記第2容器の上部側内壁面に対して垂直に設けたシャフトを、上記第1容器内に収納され該第1容器の内壁面に沿って上下摺動する押出し体の孔部に挿通し、
    押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込む咬み込み片を設け、
    上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、
    上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けた
    内容物押出し容器。
  3. 第1容器の上部側に形成した開口部に、該第1容器の軸心を中心として第2容器を相対回動自在に嵌合し、
    上記第2容器の上部に、上記第1容器の下側内部に充填された内容物を吐出する第1の吐出口と、第1容器の上側内部に充填された内容物を吐出する第2の吐出口とを設け、
    上記第1の吐出口に接続した中空のシャフトを、上記第1容器内に収納され該第1容器の内壁面に沿って上下摺動する各押出し体の孔部にそれぞれ挿通し、
    上記各押出し体に、上記シャフトの外周面に対して螺旋状に咬み込む咬み込み片を該各押出し体の移動方向に応じてそれぞれ設け、
    上記第1容器の一側上縁部と、上記第2容器の吐出口を閉塞する外蓋の一側下縁部とを支軸により開閉回動自在に枢着するとともに、
    上記第1容器と上記外蓋との枢着部分に、上記支軸を中心とする上記外蓋の開方向への回動操作に対応して上記第1容器と第2容器とを嵌合したまま相互の軸心を中心として軸周りに一方向に向けて相対回動する相対回動手段を設けた
    内容物押出し容器。
  4. 上記相対回動手段を、上記外蓋の一側下縁部に軸支した第1ギャと、上記第1容器の外周面に沿って円周方向に形成した上記第1ギャと噛合する第2ギャとで構成し、
    上記外蓋を開方向に回動する際、上記支軸の回転力を上記第1ギャに伝達して一体的に回転させ、該外蓋を閉方向に回動する際、上記支軸の回転力を上記第1ギャに伝達せず互いに自由回転させ、該外蓋の開操作に対応したピッチ分だけ上記第2容器を一方向に回動する回転規制手段を備えた
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の内容物押出し容器。
  5. 上記シャフトの外面と、上記押出し体の孔部内面とを回転力が伝達される形状に形成し、
    上記咬み込み片を、上記押出し体の外周縁部に上記容器の内壁面に対して螺旋状に咬み込むように設けた
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の内容物押出し容器。
  6. 上記シャフトを、上記内容物の流動が許容される中空形状に形成した
    請求項2,4,5のいずれか一つに記載の内容物押出し容器。
  7. 上記内容物押出し容器の一部又は全部が透光性を有する
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の内容物押出し容器。
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