JP4837178B2 - 物品収納容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば石鹸などの物品を収納する物品収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、1個の石鹸を収納する石鹸箱は、上部に開口を有して石鹸を収納する盆状の容器本体と、この容器本体とは別体で容器本体の上部に冠着する盆状の蓋体とから成っている。そして、石鹸を使用する際には、蓋体を容器本体から外し、容器本体の近傍に放置するか、容器本体の下側に重ね合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の石鹸箱は容器本体と蓋体が別体になっているので、蓋体を容器本体から外す際に落とすことがある。また、蓋体を容器本体の近傍に放置した場合には、余計な場所を必要とする上に容器本体の周囲を乱雑にすることもあり、或いは紛失することもある。
【0004】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、蓋体を容器本体から分離することなく反転して容器本体に重ね合わせ、その蓋体上に物品を載置し得る物品収納容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る物品収納容器は、物品を収納する容器本体と、該容器本体の開口を覆う蓋体と、前記容器本体と前記蓋体とを連結するヒンジ部材とから成り、前記蓋体を前記ヒンジ部材のピンを介して開閉自在とした物品収納容器において、前記容器本体に前記ヒンジ部材の下端部を前記ピンにより回転可能に取り付けると共に前記下端部は前記ヒンジ部材の前記容器本体に対し90度以上の回転を規制し、前記蓋体から前記蓋体の面方向に突出した軸部を前記ヒンジ部材の他端部に取り付け、前記ヒンジ部材の前記容器本体に対する90度以内の回転時において前記軸部を中心とする前記蓋体の表裏の反転を可能とし、前記蓋体は前記容器本体上で内側を下に向けて前記容器本体の開口を閉止する機能を有すると共に、前記蓋体を反転させて前記蓋体の内側を上に向けて前記容器本体の開口上に重ね合わせる機能を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は実施の形態の外観斜視図、図2は縦断面図、図3はヒンジ部Aの拡大図、図4は錠止部Bの拡大図であり、この実施の形態に係る物品収納容器は、例えば1個の石鹸Sを収納し得るほぼ楕円形の石鹸箱とされている。この石鹸箱では、容器本体1に蓋体2がヒンジ部材3とピン4を介して開閉自在に連結されている。容器本体1、蓋体2及びヒンジ部材3は、例えば透明な合成樹脂材料からそれぞれ成形され、その後に組み立てられている。
【0007】
容器本体1と蓋体2は、相互に合わさって石鹸Sの略半部をそれぞれ収納するようにされている。ヒンジ部Aにおいて、ヒンジ部材3は容器本体1の中心線の方向に開閉自在とされ、更に蓋体2はヒンジ部材3に一体の軸部5とその先端のフランジ部6を介して回転自在に連結されている。そして、錠止部Bおいて、蓋体2の下端には外方に若干膨出する可撓片7が下方に向けて設けられ、この可撓片7の内面には錠止突起8が内方に向けて形成されている。
【0008】
容器本体1の外周面の一部には、ヒンジ部材3を支持するための一対の支持片11、12が、外方に向けて突設されている。また、錠止部Bにおいて、容器本体1の外周面には蓋体2の可撓片7が進入する凹部13が形成され、この凹部13の奥壁には蓋体2の錠止突起8と錠止する錠止突起14が外方に向けて形成されている。
【0009】
ヒンジ部材3は、容器本体1の支持片11、12にピン4を介して支持される側壁21、22と、これらの側壁21、22の上端縁同士を連結する天壁23と、側壁21、22の外端縁同士を連結する外壁24と、側壁21、22の内端縁同士を連結する内壁25とから構成されている。側壁21、22の外面は例えば段付とされ、側壁21、22の上部の外面と支持片11、12の外面とで略同一平面が形成され、側壁21、22の下部の外面は支持片11、12の内面に摺接されている。
【0010】
ヒンジ部材3内壁25の上下方向の長さは、側壁21、22の上下方向の長さの略半分とされ、内壁25と容器本体1との干渉が防止されている。内壁25の下部には、下方を開口として蓋体2の軸部5を受け入れる溝部26が形成されている。溝部26の左右方向の幅は蓋体2の軸部5の外径よりも稍々小さくされ、フランジ部6を先端に有する軸部5が溝部26に圧入されている。従って、軸部5の溝部26への圧入によって軸部5の下方への脱落が防止され、軸部5の先端のフランジ部6によって軸部5の軸線方向への離脱が防止されている。
【0011】
そして、蓋体2の外面とフランジ部6の内面との間隔はヒンジ部材3の内壁25の厚さとほぼ等しくされ、蓋体2とヒンジ部材3の間のがたつきが防止されている。また、ヒンジ部材3の下端部3aは、ヒンジ部材3が約90度開いた際に容器本体1の外周面に当接され、ヒンジ部材3の約90度以上の回転が規制されている。
【0012】
この石鹸箱を組み立てる際には、容器本体1の支持片11、12の内側にヒンジ部材3の側壁21、22を配置し、容器本体1の支持片11、12とヒンジ部材3の側壁21、22にそれぞれ形成した図示しない孔部にピン4を挿通する。そして、ヒンジ部材3の溝部26に下方から蓋体2の軸部5を押し込む。これにより図5に示すように、蓋体2は矢印C方向に開閉自在、かつ矢印D方向に回転自在に容器本体1と一体になる。
【0013】
既に収納してある石鹸Sを使用する際には、蓋体2の可撓片7を外方へ撓ませ、蓋体2の錠止突起8と容器本体1の錠止突起14との錠止を解除し、図6に示すように蓋体2を開く。このとき、ヒンジ部材3は蓋体2に従動してピン4を中心に回転し、図7に示すようにヒンジ部材3の回転はその下端部3aが容器本体1の外周面に当接した時点で停止する。
【0014】
ここで、石鹸Sを使用し易くするためには、石鹸Sを容器本体1から取り出し、蓋体2を軸部5の軸線を中心に180度回転し、この反転した蓋体2を容器本体1に重ね合わせる。そして、図8、図9に示すように反転した蓋体2の内部に石鹸Sを収納する。
【0015】
この実施の形態では、容器本体1にヒンジ部材3をピン4を介して開閉自在に設け、ヒンジ部材3に蓋体2を軸部5を介して回転自在に連結したので、蓋体2を容器本体1から分離することはない。また、蓋体2を軸部5の軸線を中心に反転することができるので、反転した蓋体2を容器本体1の上に重ね合わせ、その蓋体2の上に石鹸Sを載置することができる。
【0016】
なお、上述の実施の形態では物品収納容器を石鹸箱として説明したが、物品収納容器は容器本体1に宝石やキャンディ等の物品を収納し、この物品を反転した蓋体2の上に載置するために使用することもできる。
【0017】
また、ヒンジ部材3は容器本体1に別体のピン4を介して支持したが、このピン4をヒンジ部材3に一体化することもできる。即ち、ヒンジ部材3の側壁21、22にピン部を一体にそれぞれ設け、これらのピン部を支持片11、12の孔部にそれぞれ嵌合するように構成することもできる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る物品収納容器は、容器本体にヒンジ部材を開閉自在に設け、このヒンジ部材に蓋体を軸部を介して反転自在に連結したので、蓋体を容器本体から分離することなく反転して容器本体の上に重ね合わせることができ、蓋体上に物品を載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の外観斜視図である。
【図2】縦断面図である。
【図3】ヒンジ部の拡大図である。
【図4】錠止部の拡大図である。
【図5】蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図6】使用状態の断面図である。
【図7】ヒンジ部材の作用説明図である。
【図8】他の使用状態の断面図である。
【図9】他の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 蓋体
3 ヒンジ部材
4 ピン
5 軸部
6 フランジ部
11、12 支持片
21、22 側壁
23 天壁
24 外壁
25 内壁
26 溝部
A ヒンジ部
B 錠止部

Claims (4)

  1. 物品を収納する容器本体と、該容器本体の開口を覆う蓋体と、前記容器本体と前記蓋体とを連結するヒンジ部材とから成り、前記蓋体を前記ヒンジ部材のピンを介して開閉自在とした物品収納容器において、前記容器本体に前記ヒンジ部材の下端部を前記ピンにより回転可能に取り付けると共に前記下端部は前記ヒンジ部材の前記容器本体に対し90度以上の回転を規制し、前記蓋体から前記蓋体の面方向に突出した軸部を前記ヒンジ部材の他端部に取り付け、前記ヒンジ部材の前記容器本体に対する90度以内の回転時において前記軸部を中心とする前記蓋体の表裏の反転を可能とし、前記蓋体は前記容器本体上で内側を下に向けて前記容器本体の開口を閉止する機能を有すると共に、前記蓋体を反転させて前記蓋体の内側を上に向けて前記容器本体の開口上に重ね合わせる機能を有することを特徴とする物品収納容器。
  2. 前記容器本体の外周面に突設した両支持部に前記ヒンジ部材の両側壁を前記ピンにより軸支し、前記ヒンジ部材が前記容器本体に対して90度開くと前記下端部が前記容器本体の外周面に当接しそれ以上の回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の物品収納容器。
  3. 前記ヒンジ部材の内壁に設けた溝部に前記蓋体の軸部を圧入したことを特徴とする請求項1又は2に記載の物品収納容器。
  4. 前記軸部の先端に設けたフランジ部を前記ヒンジ部材の内壁の内面側に位置させたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の物品収納容器。
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