JP3560198B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体であるディスクがハードケースに出し入れ可能に収容されているディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のディスクカートリッジに、特開平5−242626号公報に記載のものがある。そこでは、本体ケースの後側端部にディスクを出し入れ可能にするための開口部を有し、この開口部をプラスチック製の蓋で枢軸まわりに開閉するものとしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記蓋は開口部をこれの内部に入り込んで塞ぐ部分の全体が厚肉の平板状に形成されているため、重量が大きくなり、不慮に落下事故に遭遇すると蓋の特に枢軸部分が大きな衝撃力で破損するおそれがある。
【0004】
そこで本発明の目的は、こうした問題を解消するためになされたもので、蓋の軽量化、落下衝撃による破損防止を図れるディスクカートリッジを提供するにある。本発明の目的は、反りやねじれ変形などの成形不良を来すことなく、また剛性を有する蓋の成形を可能にするディスクカートリッジを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスクカートリッジは、ディスク2が回転自在に収容される本体ケース1の一側面8の全長にわたって開口された主面開口5aと、当該側面8の左右両端に隣接する他側壁6・6の当該側面8寄り部位に開口された左右の側面開口5b・5bとからなるディスク出し入れ用の開口部5が設けられ、本体ケース1に、開口部5を開閉する蓋7が本体ケース1の平面と平行な面上で該蓋7の回動基端側に設けた枢軸22まわりに水平回動自在に装着されている。
【0006】
かかるディスクカートリッジにおいて、本発明では、蓋7が、主面開口5aをこれの内部に入り込んで塞ぐ主面壁9と、この主面壁9の左右両端部から略直角に延出形成されて、左右の側面開口5bをこれの内部に入り込んで塞ぐ左右の側面壁10・10と、主面壁9の内面側にディスク2の円周に沿うよう円弧状に形成された内周壁11と、内周壁11の一端部と片方の側面壁10の延出側端部とを一体につなぐ回動基端壁12と、内周壁11の他端部と他方の側面壁10の延出側端部とを一体につなぐ回動先端壁13とを有する。そして、前記主面壁9および内周壁11の左半部と左の側面壁6とで囲まれる部分に、上向き又は下向きに開放されて下面壁17又は上面壁20で塞がれた肉抜き凹部19が形成され、前記主面壁9および内周壁11の右半部と右の側面壁6とで囲まれる部分に、前記肉抜き凹部19とは反対向きに開放されて上面壁20又は下面壁17で塞がれた肉抜き凹部19が形成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
蓋7は、これ全体が厚肉の平板状に形成されたものに比べ、左右の肉抜き凹部19を設けている分だけ軽量になり、落下衝撃による蓋7の特に枢軸22部分の破損を減少できる。左右の肉抜き凹部19の一方は下面壁17で塞がれて上向き開放状に、他方は上面壁20で塞がれて下向き開放状に形成するに代えて、左右の肉抜き凹部19・19を共に上向き又は下向きの同じ向きに開放する形に形成することも考えられる。しかし、この後者の肉抜き形態では射出成形時に収縮差により反りやねじれを発生しやすいが、前者の肉抜き形態によれば、蓋7の各部における収縮差をできる限り小さくすることができてそうした反りやねじれの変形をよく防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るディスクカートリッジの要部を開蓋状態で示す平面図、図2はディスクカートリッジ全体の平面図、図3は蓋の斜視図、図4は図3におけるA−A線断面図、図5は図2におけるB−B線拡大断面図である。図1および図2においてディスクカートリッジは、薄型四角形状の本体ケース1の内部に、上下両面に映像・音声・情報等の信号が記録される光ディスク等のディスク2を回転自在に収容する。本体ケース1はプラスチック製の上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせて一体的に結合してなり、上ケース1aおよび下ケース1bの前側部の左右方向中央部から後方に向けて信号読書窓3を開口し、この窓3を左右にスライド開閉するシャッター4で塞いでいる。
【0009】
本体ケース1の後端部にはディスク2を出し入れするための開口部5を設けてある。ディスクカートリッジはこれ全体のコンパクト化を図るために、本体ケース1の左右幅寸法とディスク2の直径寸法とを可及的に接近して設定する。このため、開口部5は、本体ケース1の後側面8の左右全長にわたって形成される主面開口5aと、本体ケース1の左右側壁6・6の後端側のみに開口した側面開口5b・5bとで、平面視においてコ字状に開口する。開口部5はプラスチック製の蓋7で開閉される。
【0010】
図3および図4において、蓋7は主面開口5aの内部に入り込んでこれを塞ぐ形に形成された主面壁9を有し、更に主面壁9の左右方向の両端から前方へ略直角に延出形成されて、左右の側面開口5bの内部に入り込んでこれを塞ぐ側面壁10を有する。側面壁10の外側面には、本体ケース1の後端寄りに設けた位置決め用の凹部14に対応するコ字状の切欠部15を設ける。この切欠部15は開蓋時に指掛け用凹部に利用できる。図示例のように指掛け用凹部16は別に主面壁9に設けてもよい。主面壁9の内面側には、ディスク2の円周に沿うよう円弧状に形成されて該ディスク2の開口部5方向への移動を規制するための内周壁11が一体に形成されるが、この内周壁11の左右の前端部と左右の側面壁10・10の各前端部とは前記主面壁9と略平行な回動基端壁12および回動先端壁13でそれぞれ一体につながれる。これら主面壁9、内周壁11および側面壁10で囲まれる部分は左右に二分し、その一方は上向きに開放されて下面壁17で塞がれる形の肉抜き凹部19が形成され、他方は下向きに開放されて上面壁20で塞がれる形の肉抜き凹部19が形成される。肉抜き凹部19の内部は必要に応じて補強リブ21で縦横に仕切られる。片方の側面壁10と回動基端壁12の交わるコーナ部またはこの近傍位置から枢軸22を上下方向へ一体に突出成形する。
【0011】
このように左右に肉抜き凹部19を設けることにより、蓋7の重量軽減および材料節減を図ることができ、そればかりか左右の肉抜き凹部19・19が互いに上下逆向きに開放する形に形成されることにより、射出成形に際して反りやねじれ変形の成形不良を来すことなく、寸法精度、強度のよい蓋成形品を得ることができた。
【0012】
図1に示すように、このように成形された蓋7はこの枢軸22の上下端を上下ケース1a・1bの各左右側壁6の後端の近傍位置に凹設した軸孔(図示省略)に可回動に係合することにより、本体ケース1に組み込まれる。かくして蓋7は、開口部5の主面開口5aおよび側面開口5bを塞ぐ閉じ姿勢と、枢軸22を中心にして本体ケース1の平面と平行な面上で90度以上に水平回動して主面開口5aを開放する全開姿勢とにわたって切り換え自在である。
【0013】
蓋7は不用意に開かないように閉じ姿勢に保持するロック手段を有する。図2および図5に示すように、このロック手段は回動先端壁13の上端から弾性変形自在なロック片23を前方へ一体に延出し、このロック片23の先端に逆止爪23aを上向きに設ける。一方、上ケース1aの上壁24の内面には、蓋7が閉じたとき前期逆止爪23aが係合する係合凹部25を設ける。上壁24の前記係合凹部25の後方部位には、スリット26をコの字形状に入れて押圧壁片27を本体ケース1の内外方向に弾性変形自在に上壁24につなぎ部28を介して一体形成する。しかるときは、常態時、蓋7はロック片23の逆止爪23aが係合凹部25に係合することで閉じ状態に保持され、不用意に開くようなことがない。ディスク2を交換等のために出し入れするときは、押圧壁片27を本体ケース1の内方へ押圧して逆止爪23aが係合凹部25から外れるように押圧し、回動先端側の切欠部15または指掛け用凹部16に指先を掛けて枢軸22まわりに90度以上水平回動させることで主面開口5aが全開し、ディスク2の出し入れを可能にする。ディスク2の交換後、蓋7は前記と反対向きに水平回動させることにより、ロック片23の弾性を介して逆止爪23aが係合凹部25に係合する閉じロック状態を得る。
なお、開口部5は本体ケース1の後側面8以外に、左右側壁6・6のいずれか一方に設けることもできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、開口部5を開閉する蓋7は左右に肉抜き凹部19を設けて重量を軽減しているので、不慮の落下衝撃による蓋7の特に枢軸22部分の破損を防止でき、耐久性に優れる。とくに、左右の肉抜き凹部19の一方は上向きに開放されて下面壁17で塞がれる形に、他方は下向きに開放されて上面壁20で塞がれる形に形成することにより、蓋7全体および各部に反りやねじれ変形が生じることなく、寸法精度、強度に優れる蓋成形品を得ることができて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジの要部を開蓋状態で示す平面図である。
【図2】ディスクカートリッジ全体を一部破断状態で示す平面図である。
【図3】蓋の斜視図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】図2におけるB−B線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 ディスク
5 開口部
5a 主面開口
5b 側面開口
7 蓋
9 主面壁
10 側面壁
11 内周壁
17 下面壁
19 肉抜き凹部
20 上面壁
22 枢軸

Claims (1)

  1. ディスク2が回転自在に収容される本体ケース1の一側面8の全長にわたって開口された主面開口5aと、当該側面8の左右両端に隣接する他側壁6・6の当該側面8寄り部位に開口された左右の側面開口5b・5bとからなるディスク出し入れ用の開口部5が設けられており、
    本体ケース1に、開口部5を開閉する蓋7が本体ケース1の平面と平行な面上で該蓋7の回動基端側に設けた枢軸22まわりに水平回動自在に装着されているディスクカートリッジにおいて、
    蓋7が、主面開口5aをこれの内部に入り込んで塞ぐ主面壁9と、この主面壁9の左右両端部から略直角に延出形成されて、左右の側面開口5bをこれの内部に入り込んで塞ぐ左右の側面壁10・10と、主面壁9の内面側にディスク2の円周に沿うよう円弧状に形成された内周壁11と、内周壁11の一端部と片方の側面壁10の延出側端部とを一体につなぐ回動基端壁12と、内周壁11の他端部と他方の側面壁10の延出側端部とを一体につなぐ回動先端壁13とを有しており、
    前記主面壁9および内周壁11の左半部と左の側面壁6とで囲まれる部分に、上向き又は下向きに開放されて下面壁17又は上面壁20で塞がれた肉抜き凹部19が形成されており、
    前記主面壁9および内周壁11の右半部と右の側面壁6とで囲まれる部分に、前記肉抜き凹部19とは反対向きに開放されて上面壁20又は下面壁17で塞がれた肉抜き凹部19が形成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
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