JP2553184Y2 - 副収容部付き容器 - Google Patents

副収容部付き容器

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JP2553184Y2
JP2553184Y2 JP1991028166U JP2816691U JP2553184Y2 JP 2553184 Y2 JP2553184 Y2 JP 2553184Y2 JP 1991028166 U JP1991028166 U JP 1991028166U JP 2816691 U JP2816691 U JP 2816691U JP 2553184 Y2 JP2553184 Y2 JP 2553184Y2
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彰 西上
勝広 久恒
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内容物の使用説明書等
の付属品を収容できる副収容部付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容器には説明書などを内容物と別
にしておく収容部を備えたものは存在しなかった。この
ため、説明書はビニールの袋などに入れられ容器の表面
に貼り付けられるか、ひもなどで容器の口部に結び付け
られたり、あるいは内容物と一緒に容器内に収納されて
いた。
【0003】そして、付属品を収納する副収容部付き容
器は、実開昭60ー110223号公報に記載されてい
る。前記公報に記載された副収容部付き容器は、図4に
示すように、容器1の胴部2に、凹部を形成して、副収
容部3を設けたものである。
【0004】そして、前記副収容部3に、付属品26を
収容して、その外側よりコ字形に形成した弾力性を有す
る挟着板30で押さえて、副収容部3に収容した付属品
26が脱落しないように形成したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】説明書を容器に貼り付
けたりひもで結び付けたりするのは手数がかかり、出荷
時に容器を箱詰する際には説明書が邪魔になって作業を
面倒にしていた。また内容物に説明書を入れると、取出
しにくく、取出した後も説明書が皺になってしまうこと
があった。
【0006】そして、図4に示す副収容部付き容器は、
挟着板30の着脱が面倒であり、また、挟着板30に違
和感があって、容器の商品価値を低下させる虞れがあ
る。
【0007】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、説明書を内容物とは別に収納でき、説明書を貼り
付けたりひもで結び付けたりする必要のない副収容部付
き容器とし、そして、副収容部の開閉が容易で、かつ、
商品価値も高い副収容部付き容器とすることを技術的課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、容器1の胴部
2の一側面に、凹部を形成する副収容部3を設け、この
副収容部3の上部に外側に突出する軸5を設け、この軸
5に前記副収容部3を開閉する閉鎖板15を回動自在に
軸着して設け、前記副収容部3の側方に副収容部3の凹
部の深さよりも浅く前記閉鎖板15が回動できる回動用
凹所4を設け、閉鎖板15は胴部2の外面と面一に配置
されている副収容部付き容器とした。また、本考案は、
前記閉鎖板15の先端部は前記軸5を中心にして円弧状
をなし、この閉鎖板15の先端部に対向する部位に配さ
れた前記副収容部3と前記回動用凹所4の壁面形状も前
記軸5を中心にして円弧状をなしている副収容部付き容
器とした。 さらに、本考案は、前記回動用凹所4は胴部
2の一側面からこの一側面に隣接する他側面まで形成さ
れている副収容部付き容器とした。
【0009】
【作用】容器1の胴部2の外面に設けた副収容部3に、
容器1に収容した内容物の説明書等を収容して、閉鎖板
15により副収容部3を閉鎖する。
【0010】閉鎖板5の上部は、軸5により回動自在に
軸着し、閉鎖板15は軸5を基点に副収容部3の蓋とし
て開閉する。即ち、閉鎖板15の先端部は円弧状をな
し、この閉鎖板15の先端部に対向した部位に配された
副収容部3と回動用凹所4の内壁面も円弧状に形成され
ていることから、閉鎖板15の先端部は副収容部3と回
動用凹所4の内壁面との間に隙間を形成することなく移
動する。そして、回動用凹所4は副収容部3が形成され
た胴部2に一側面と隣接する他側面まで形成されている
ので、閉鎖板15は回動用凹所4に衝突することなく移
動して副収容部3を開閉する。
【0011】
【実施例】図1ないし図3は、本考案の一実施例の副収
容部付き容器を示す図である。
【0012】この実施例は、合成樹脂製のボトルとして
形成した、キャップ25を備えた容器1の胴部2の側壁
外面に、下方に広がる扇形状の凹部を形成し、副収容部
3としている。この副収容部3の上部には、軸5が設け
られており、この軸5を中心にして副収容部3の凹所の
下部は円弧状をなしている。前記軸5は、頂部が前記胴
部2の側壁と同一平面状となるように形成され、この軸
5の頂部の外周は、軸5の内方部よりも大径に形成さ
れ、外側段部6として設けてある。
【0013】前記副収容部3を閉塞するための閉鎖板1
5は、副収容部3の形状に合わせ、下方に広がる扇形状
に形成され、この閉鎖板15の先端部は軸5に嵌合する
嵌合孔を中心にして円弧状に係止されている。そして、
この閉鎖板15の上部には、閉鎖板15の裏側に突出し
た筒状部16が、閉鎖板15を軸5に取り付けるために
設けてある。前記筒状部16の内側には、可撓性の内側
段部17が設けてある。そして、軸5に筒状部16をは
め込み、外側段部6と内側段部17が嵌合することによ
り、軸5に閉鎖板15が軸着され、副収容部3の蓋とし
て位置している。
【0014】閉鎖板15の厚さと同じ深さである閉鎖板
回動用凹所4が、副収容部3に連設して前記胴部2の側
壁に設けられ、副収容部3が形成された胴部2の一側面
と隣接する他側面まで形成されており、軸5に閉鎖板1
5が軸着したときに、図2に示すように、容器1に胴部
2の側壁と、閉鎖板15の表面が同一平面となるように
形成されている。
【0015】そして、副収容部3と閉鎖板15によって
形成された空所に、容器1の内容物の説明書等が収容さ
れている。
【0016】副収容部3の開閉は、図3に示すように、
閉鎖板15を、軸5を中心に回動させる。このとき、副
収容部3及び閉鎖板回動用凹所4の連設された下部と、
閉鎖板15の下部とは、軸5を同心とする円弧状に形成
されているため、閉鎖板15を開閉するときに、前記下
部どうしが沿って開閉され、容器1の外面と閉鎖板15
は引っかからないように形成されている。
【0017】閉鎖板15を開放するときは、閉鎖板15
の側端部と閉鎖板回動用凹所4の上端部が当接するまで
回動できるように形成してある。そして、閉鎖板15の
開状態及び閉状態の保持は、軸5と筒状部16との摩擦
抵抗及び、副収容部3及び閉鎖板回動用凹所4の下部と
閉鎖板15の下部との摩擦抵抗によって保持される。
【0018】また、閉鎖板15の開及び閉状態の保持の
ために、副収容部3の側端部及び閉鎖板回動用凹所4の
上端部に孔を設け、前記それぞれの孔に対応する閉鎖板
15の両側端部の位置に突起や段部を設けてもよい。さ
らに、軸5の外周及び筒状部16の内周にクリック部を
形成してもよい。
【0019】そして、閉鎖板15は下方が扇形であるの
で、閉状態保持のための係止機構を省略しても自重によ
り垂下して副収容部3を閉鎖できる。
【0020】閉鎖板15の表面には、指で操作し易いよ
うに凹部や細かな溝を形成してもよく、また、閉鎖板1
5を半透明樹脂等で形成し、副収容部内が見透かされる
ようにしてもよい。
【0021】そして、副収容部3及び閉鎖板15の形状
は、閉鎖板回動用凹所4を、副収容部3の下方や上方に
広げて形成すれば、様々な形状に形成することもでき
る。
【0022】また、閉鎖板15の容器1への取付は、軸
5の位置に筒状部を形成し、筒状部16の位置に軸を形
成して軸着してもよい。
【0023】さらに、閉鎖板回動用凹所4は、副収容部
3の一側部だけでなく、両側部に設け、閉鎖板15の開
放が両方向にできるように形成してもよい。この場合、
副収容部内を分割し、閉鎖板15の幅と閉鎖板回動用凹
所の上端部の位置とを考慮し、閉鎖板15を各方向に開
放したとき、それぞれ異なった収容物を取り出せるよう
に形成してもよい。
【0024】副収容部3は容器1の胴部2の側壁ではな
く、胴部2の底部に設けてもよい。
【0025】
【考案の効果】本考案の副収容部付き容器は、軸5に閉
鎖板15の筒状部16を回動自在に軸着してあるため、
指等で簡単に閉鎖板15の開閉ができ、説明書等の取り
出し及び収納が容易に行え、閉鎖板15を紛失すること
もない。
【0026】また、容器1の外壁と閉鎖板15の形状も
全体に一体感があり、見栄えがよく商品価値の高い容器
とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部断面とした側面図。
【図2】本考案の一実施例の斜視図。
【図3】本考案の一実施例の閉鎖板を開放した状態の部
分斜視図。
【図4】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1・・容器 2・・胴部 3・・副収容部 4・・閉鎖板回動用凹所 5・・軸 6・・外側段部 15・・閉鎖板 16・・筒状部 17・・内側段部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の胴部2の一側面に、凹部を形成
    する副収容部3を設け、この副収容部3の上部に外側に
    突出する軸5を設け、この軸5に前記副収容部3を開閉
    する閉鎖板15を回動自在に軸着して設け、前記副収容
    部3の側方に副収容部3の凹部の深さよりも浅く前記閉
    鎖板15が回動できる回動用凹所4を設け、閉鎖板15
    は胴部2の外面と面一に配置されている副収容部付き容
    器。
  2. 【請求項2】 前記閉鎖板15の先端部は前記軸5を中
    心にして円弧状をなし、この閉鎖板15の先端部に対向
    する部位に配された前記副収容部3と前記回動用凹所4
    の壁面形状も前記軸5を中心にして円弧状をなしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の副収容部付き容器。
  3. 【請求項3】 前記回動用凹所4は胴部2の一側面から
    この一側面に隣接する他側面まで形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の副収容部付き容器。
JP1991028166U 1991-04-23 1991-04-23 副収容部付き容器 Expired - Fee Related JP2553184Y2 (ja)

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JPH04124933U JPH04124933U (ja) 1992-11-13
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JPS5973222U (ja) * 1982-11-10 1984-05-18 株式会社資生堂 口紅押出容器用キヤツプ
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