JP4836977B2 - センサーの配置構造 - Google Patents
センサーの配置構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4836977B2 JP4836977B2 JP2008050774A JP2008050774A JP4836977B2 JP 4836977 B2 JP4836977 B2 JP 4836977B2 JP 2008050774 A JP2008050774 A JP 2008050774A JP 2008050774 A JP2008050774 A JP 2008050774A JP 4836977 B2 JP4836977 B2 JP 4836977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- bumper
- bumper beam
- rear wall
- upper member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
このように構成することで、軽衝突時にバンパーに車体側に向かう衝撃力が作用しても、バンパーを構成するアッパー部材とロアー部材の連結部をバンパービームの後壁に先当たりさせることができる。
請求項2に記載した発明は、後壁とこの後壁の上縁から車両前側に延びる上壁とを含むように形成されたバンパービームを覆うようにして車体に取り付けられるバンパーを、上部が前記車体に支持されるアッパー部材とこのアッパー部材の下部に連結されるロアー部材とで構成し、前記アッパー部材に前記ロアー部材を連結するための第1連結部(例えば、実施形態における第1連結部L1)を設けると共に、前記ロアー部材に前記アッパー部材を連結するための第2連結部(例えば、実施形態における第2連結部L2)を設け、前記バンパービームの前記後壁に対向する部位に前記第1連結部と第2連結部との連結部(例えば、実施形態における連結部L)を位置させ、前記バンパービームにおける前記上壁の上方であって前記アッパー部材の内側に形成された領域にセンサーを配置したことを特徴とする。
このように構成することで、軽衝突時にバンパーに車体側に向かう衝撃力が作用しても、バンパーを構成するアッパー部材の第1連結部とロアー部材の第2連結部との連結部をバンパービームの後壁に先当たりさせることができる。
このように構成することで、軽衝突時にバンパーのアッパー部材とロアー部材との連結部をいち早くバンパービームの後壁に先当たりさせ、バンパービームの上方に形成されたアッパー部材の裏側の領域をより広く確保できる。
請求項4に前記アッパー部材は、前側に張り出す上壁(例えば、実施形態における上壁28)を備えると共に、この上壁が前記車体に対してボルトにより固定され、前記センサーは、前記バンパービームの前記上壁と、前記アッパー部材の前記上壁との間に配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明によれば、軽衝突時にバンパーに車体側に向かう衝撃力が作用しても、バンパーを構成するアッパー部材の第1連結部とロアー部材の第2連結部との連結部をバンパービームの後壁に先当たりさせることができるため、バンパービームの上方であって、アッパー部材の内側に形成された領域内においてセンサーを保護することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、軽衝突時にバンパーのアッパー部材とロアー部材との連結部をいち早くバンパービームの後壁に先当たりさせ、バンパービームの上方に形成されたアッパー部材の裏側の領域をより広く確保できるため、その分だけセンサーを確実に保護することができる効果がある。
図1に示すように、車体後部にはリヤエンドパネル1が設けられている。このリヤエンドパネル1は、上部が車体後部開口部2の一部を構成し、テールゲート用のウェーザーストリップ3(図4参照)を取り付けるためのフランジ部4を備えた部材である。リヤエンドパネル1の下部は下方に延出形成された後壁部6が設けられ、この後壁部6後面の左右にレインフォース5,5が接合され、ここにバンパービーム7がブラケット8,8を介して取り付けられている。
尚、ブラケット8は筒状の部材であって、このブラケット8の先端部分にバンパービーム7が固定されている。
そして、リヤエンドパネル1にはフランジ部4の下方であって後壁部6の上部にリヤバンパーフェイス20を固定するためのバンパー取り付けブラケット15が設けられている。ここで、バンパー取り付けブラケット15はブラケット8,8間に設けられ、後方に伸びる棚状の部材であり、取付孔21を備えている。尚、バンパービーム7の後壁10の外面が受圧面を構成している。
アッパー部材22は上部にリヤエンドパネル1の車体後部開口部2に沿う形状の凹部25を備え、下部にはロアー部材24の取付用凹部26を備えている。
尚、ロアー部材24の左右にはランプ取付凹部27,27が形成されている。
図3に示すように、アッパー部材22は車体後部開口部2の外板部材の下側を構成し、両側部が車体側部に回り込むように形成された部材である。
更に、3箇所の凹設部34の車幅方向外側には凹設部34どうしの配置間隔と同様の間隔を隔てて、開口部38が複数形成され、各開口部38の上方にはスリット39が形成されている。凹設部34のスリット部36と爪部37及び開口部38とスリット39とで第1連結部L1が構成されている。
また、ロアー部材24の後壁41の上縁にはアッパー部材22の開口部38とスリット39に対応して、台形状で下側に返りのある挿入爪48と挿入爪48の上方に挿入片49が形成されている。
舌状部46と係止孔47及び返りのある挿入爪48と挿入片49とで第2連結部L2が構成されている。ここで、舌状部46、挿入爪48は同様の突出長さを有し、挿入片49は挿入爪48よりも突出長さが短い部材である。
ここで、ロアー部材24の後壁41はリヤエンドパネル1を覆うようにして下側に向かって延びリヤエンドパネル1の下縁近傍に至り、ロアー部材24の下縁42に車体に固定される取付孔43を備えている。
具体的には、超音波センサー50は、アッパー部材22の後壁32の内面側であって、バンパービーム7の上壁11とアッパー部材22の上壁28との間に配置され、アッパー部材22の後壁32に形成された取付孔51から挿入固定され検出端52を外面に露出した状態となっている。超音波センサー50の後部54にはリヤエンドパネル1との間にある程度の移動空間が確保され、かつ超音波センサー50の後部54は右側に屈曲しているため(図1参照)、前後長さを短くして後部54の前方への移動のための空間がより大きく確保できるようになっている。
よって、ロアー部材24の舌状部46と挿入爪48の端部46T,48Tがより早めに先当たりすることにより、それ以上のリヤバンパーフェイス20の移動を規制できるため、超音波センサー50の配置のため領域Rをより広く確保できる点で有利となる。
また、超音波センサー50の破損防止のために特別の部材を設けることなく、リヤバンパーフェイス20を構成しているアッパー部材22とロアー部材24を有効利用しているため、低コストで対応できる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、バンパービーム7の上方の領域Rに超音波センサー50を配置した場合を例にしたが、バンパービーム7の下方の領域に超音波センサー50を配置することも可能である。また、センサーとして超音波センサー50以外のセンサーを対象とできる。
そして、アッパー部材22とロアー部材24とに第1連結部L1と第2連結部L2とを設けてこれらを連結した場合を例にしたが、アッパー部材22とロアー部材24の何れかに第1連結部L1あるいは第2連結部L2を設けて他方の部材を連結する構造でもよい。 つまり、アッパー部材22とロアー部材24とを連結した部分をバンパービーム7の後壁10に対向させるだけでよい。
7 バンパービーム
10 後壁(受圧面)
20 リヤバンパーフェイス(バンパー)
22 アッパー部材
24 ロアー部材
50 超音波センサー(センサー)
L 連結部
L1 第1連結部
L2 第2連結部
R 領域
Claims (4)
- 後壁とこの後壁の上縁から車両前側に延びる上壁とを含むように形成されたバンパービームを覆うようにして車体に取り付けられるバンパーを、上部が前記車体に支持されるアッパー部材とこのアッパー部材の下部に連結されるロアー部材とで構成し、前記アッパー部材と前記ロアー部材とを連結するための連結部を設け、前記バンパービームの前記後壁に対向する部位に前記連結部を位置させ、前記バンパービームにおける前記上壁の上方であって前記アッパー部材の内側に形成された領域にセンサーを配置したことを特徴とするセンサーの配置構造。
- 後壁とこの後壁の上縁から車両前側に延びる上壁とを含むように形成されたバンパービームを覆うようにして車体に取り付けられるバンパーを、上部が前記車体に支持されるアッパー部材とこのアッパー部材の下部に連結されるロアー部材とで構成し、前記アッパー部材に前記ロアー部材を連結するための第1連結部を設けると共に、前記ロアー部材に前記アッパー部材を連結するための第2連結部を設け、前記バンパービームの前記後壁に対向する部位に前記第1連結部と第2連結部との連結部を位置させ、前記バンパービームにおける前記上壁の上方であって前記アッパー部材の内側に形成された領域にセンサーを配置したことを特徴とするセンサーの配置構造。
- 前記連結部は、前記バンパービームの前記後壁に向かって突出していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセンサーの配置構造。
- 前記アッパー部材は、前側に張り出す上壁を備えると共に、この上壁が前記車体に対してボルトにより固定され、前記センサーは、前記バンパービームの前記上壁と、前記アッパー部材の前記上壁との間に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項記載のセンサーの配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008050774A JP4836977B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | センサーの配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008050774A JP4836977B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | センサーの配置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009208500A JP2009208500A (ja) | 2009-09-17 |
JP4836977B2 true JP4836977B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=41182089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008050774A Active JP4836977B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | センサーの配置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4836977B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7039789B2 (ja) * | 2018-04-27 | 2022-03-23 | ダイハツ工業株式会社 | バンパ構造 |
JP6786561B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-11-18 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3264627B2 (ja) * | 1996-08-27 | 2002-03-11 | トヨタ自動車株式会社 | バンパー構造 |
JP2005007921A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-13 | Toyota Motor Corp | バンパ装置 |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008050774A patent/JP4836977B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009208500A (ja) | 2009-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4905372B2 (ja) | 車両用衝撃センサの取付構造 | |
EP3006274B1 (en) | Vehicle bumper structure including a pedestrian collision detection sensor | |
US11203381B2 (en) | Body structure for a vehicle | |
EP3150445B1 (en) | Vehicle front structure provided with sensor for detecting pedestrian collision | |
JP6285977B2 (ja) | 車両用バンパ | |
EP2345560B1 (en) | Underrun prevention member for vehicle bumper beam | |
US20200254948A1 (en) | Bumper | |
CN108657280A (zh) | 汽车的前部车身结构 | |
US20190100162A1 (en) | Sensor protector and vehicle equipped therewith | |
JP6090206B2 (ja) | バンパカバーリテーナ、ラジエータグリル及び車両前部構造 | |
JP2007030534A (ja) | 衝突検知センサの取付構造 | |
JP2004203158A (ja) | 自動車の前部構造 | |
EP2599666B1 (en) | Structure for vehicle body front portion | |
US9114769B1 (en) | Vehicle sensor assembly with lever assist | |
JP4836977B2 (ja) | センサーの配置構造 | |
JP5862065B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
US20170008566A1 (en) | Vehicle storage compartment assembly | |
JP4924027B2 (ja) | 車体構造 | |
JP5951474B2 (ja) | 剛性支持部構造 | |
JP2007314159A (ja) | 車両用衝突検知装置 | |
JP4721976B2 (ja) | 車両用バンパ構造 | |
JP4635467B2 (ja) | 自動車の衝突検知センサ配設構造 | |
US7506906B1 (en) | Vehicle bumper assembly | |
JP2018177124A (ja) | 車両前部構造 | |
JP6597759B2 (ja) | 衝突検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110906 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110927 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4836977 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |