JP4835259B2 - データ転送制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、システムバスに複数のバスマスタが接続され、各バスマスタのバスアービトレーションによって、バスマスタ間のデータの転送の調停を行うデータ転送システムにおいて、前記バスマスタから他のバスマスタに対してアクセス要求を行って、データ転送を実行するためのデータ転送制御装置に関するものである。
従来、プロセッサ、メモリ、入出力装置等で構成される複数のマスタがシステムバスを介して互いにアクセス可能に接続されている場合、マスタ間でのデータ転送が行われる。
このようなシステムにおいて、同時に複数のマスタからバスの使用権(以下、「バス権」という)の要求があることが予想され、このため、バスアービタによって、バス権を調停するようにしている。
このバスアービタによる調停(バスアービトレーション)の代表例としては、固定優先順位方式と、ラウンドロビン方式とがある。
固定優先順位方式は、同時に複数のマスタからバス権の要求があった場合に、バス権を与えられるマスタの優先順位が予め定められているものであり、常に優先順位の高いマスタがバス権を得ることになる(特許文献1の従来技術参照)。
この場合、優先順位の高い方のマスタが連続的にバスを占有すると、優先順位の低い方のマスタ(例えば、入出力装置)はいつまでたってもバス権を獲得できず、結局、優先順位の低いマスタは、タイムアウトになってしまう。
一方、ラウンドロビン方式は、同時に複数のマスタからバス権の要求があった場合、次にバス権が与えられるマスタの順番を変えている方式である。
ここで、何れの方式、あるいは双方が併用された方式であっても、バスの転送が非常に過密になると、優先順位の低いマスタにとっては、バス権を得にくい。すなわち、固定優先順位方式ではバス権が得られない可能性が高くなり、ラウンドロビン方式では、バス権の順番は回ってくるが実行できる保証がない。また、何れの方式であっても、過密なバスの転送により、局所的にデッドロック(システムの異常停止)が陥る可能性もある。
このようなデッドロックは、例えば、メインCPUとメインメモリが多段のアービタ(アービタ1、アービタ2)を介してバスに接続されている状態で、(1)メインCPUから外部のI/Oへのデータ書き込み(アービタ2を経由)、(2)メインメモリから外部のDMAマスタ1へのデータ読出し(アービタ1、アービタ2を経由)、(3)外部のDMAマスタ2からメインメモリへのデータ書き込み(アービタ2、アービタ1を経由)が連続して実行されるような場合に起こり得る。
上記の場合、アービトレーションによって、(1)の実行→(2)の実行→(3)のリトライ→(1)の実行→(2)の実行→(3)のリトライ→・・・となり、(3)の実行が長時間阻害されることになる。
この理由は、アービトレーションが多段に実行されるためであり、メインメモリのアービトレーションと、外部のマスタ(DMAマスタ1,2)のアービトレーションが独立して動作する条件の下では、常に起こり得る。
特許文献1では、優先順位の高い複数のマスタが交互にバス権を取り合って、優先順位の低いマスタが待ち合わせている場合に、この待ち合わせ時間と、待ち合わせているマスタのバスアクセス時間と、他のマスタのバスアクセスが終了するまでの時間と、の和が、優先順位の低いマスタの待ち合わせのタイムアウト時間に達しないとき、次のバス権を優先順位の低いマスタに与えるようにしている。
また、関連技術として、特許文献2には、要求発生までの時間と優先順位による重み付けでバス獲得の優先度を制御することが提案されている。
また、特許文献3には、使用時間を計測してマスクをし、残りのマスタに対して優先順位でバスを制御し、連続使用の長いマスタは、使用禁止にして占有を防ぐことが開示されている。
さらに、特許文献4には、優先順位レベルを各マスタがレジスタのビットとして複数用意し、これをアクセスが発生する度にシフトして毎回別テーブルとして、バスを使用するマスタを決定することが提案されている。
しかしながら、上記特許文献1乃至特許文献4の従来技術では、何れも特定のバスアービテーションを基本として動作させ、何らかの条件が成立した場合に、この基本となるバスアービテーションの規則を逸脱し、イレギュラーに優先順位を変更するようにしているため、このイレギュラーな優先順位の変更制御回路構成が複雑となる。
また、それぞれの技術は、専用のバスアービテーションのための回路構成が必要であり、既存のバスアービテーションのための回路構成がそのまま適用できない。
本発明は上記事実を考慮し、汎用的なバスアービテーションのための回路構成を利用することができると共に、バスの状態に関わらず、簡単な回路構成で局所的なマスタのデッドロックを防止することができるデータ転送制御装置を得ることが目的である。
本発明は、システムバスに接続された複数のバスマスタの間でバスアービトレーションによって、バスマスタ間のデータの転送の調停が行われるデータ転送システムにおいて、バスマスタが取得した前記システムバスの使用権に基づいて他のバスマスタにアクセスしてデータ転送を実行するためのデータ転送制御装置であって、前記システムバスの使用要求を発し、該使用要求に対する使用許可を受けることにより動作し、前記他のバスマスタにアクセスして前記システムバスを用いた前記データ転送を実行する複数のデータ処理手段と、前記複数のデータ処理手段のそれぞれとの接続関係に基づいて前記複数のデータ処理手段の間の動作順序を調停すると共に前記バスマスタとして機能する内部バスアービタと、前記内部バスアービタと前記データ処理手段とを所定の接続関係で接続する共に、前記所定の接続関係と異なる接続関係に切替可能な切替手段と、前記他のバスマスタが前記システムバスの前記使用権を取得している場合に、前記他のバスマスタが発する前記複数のデータ処理手段へアクセスする前記使用要求を監視する監視手段と、前記監視手段監視中に前記他のバスマスタから所定回数以上の前記使用要求が発せられることにより前記切替手段により前記内部バスアービタと前記複数のデータ処理手段との前記接続関係を切り替えるように制御する切替制御手段と、を有している。
本発明が適用されるデータ転送システムでは複数のバスマスタが設けられ、システムバスの使用権の要求が、同時に複数のバスマスタによってなされる場合がある。
このような場合、同一のデータ処理手段についてシステムバスの使用権が得られない状態が継続すると、そのデータ処理手段が接続されたバスマスタはデッドロックとなり得る。
そこで、監視手段は他のバスマスタにおける前記システムバスの実行サイクルを監視し、この監視手段により監視している実行サイクルに基づいて内部バスアービタと複数のデータ処理手段との接続関係を切り替える
すなわち、内部バスアービタと複数のデータ処理手段との接続関係を切り替えることで、デッドロックの要因となるデータ処理手段の実行(使用権の行使)を待たずに、デッドロックの発生原因が解消されるようにする
発明において、監視手段で監視する実行サイクルは、システムバスの使用権を取得できなかったときに実行されるリトライのサイクルである
他のバスマスタでは、該当バスマスタに接続されているデータ処理手段の使用要求に応じたデータ処理の実行がなされず、使用要求のリトライが繰り返されることでデッドロックになる。そこで、例えば、他のバスマスタからの複数のデータ処理手段の何れかに対するリトライのサイクル(回数)のカウント値が所定値に達した時点で、内部バスアービタの調停によるデータ処理手段の実行順序変更されるように切り替える
したがって、内部バスアービタは、従前と変わらずにデータ処理手段を指定する信号を出力する。このとき、切制御手段では、監視手段からの切替信号に基づいて接続関係を切り替えることで、前記内部バスアービタが指定するデータ処理手段を切り替える。より具体的には、配線を変更する。これにより、内部バスアービタや各データ処理手段を何ら変更することなく、他のバスマスタにデッドロックが発生してしまうのを解消することができる。
ここで、本発明では、所定期間の間に、所定回数の使用要求があった場合に、切替手段による接続関係を切り替える。
所定回数のカウントに制限時間(所定期間)を持たせることで、接続関係が不必要に切り替えられてしまうのをなくすことができる。
また、本発明において前記切替手段が、前記内部バスアービタと前記データ処理手段との接続関係を予め設定された接続パターンに切り替えるものであれば良く、このとき、前記切替手段による前記接続パターンの切り替えが、前記複数のデータ処理手段の前記内部アービタへの接続位置の入れ替えとすることができる
データ処理手段の接続パターン切り替えとして、予め定められている範囲内でのデータ処理手段の入れ替えを行う。これにより、各データ処理手段の占有度合いの偏りを解消することができる。
さらに、本発明において、前記切替手段による前記接続パターンの切り替えが、前記複数のデータ処理手段の何れかを除いて他のデータ処理手段の一つが連続して前記内部バスアービタに接続されるようにする差し替えとすることができ、切替手段による機能の切替パターンが、リトライとなった機能とそれ以外の機能との差し替えであっても良い
これにより、デッドロック解消を優先することができる。
以上説明した如く本発明では、汎用的なバスアービテーションのための回路構成を利用して、局所的なバスマスタのデッドロックを防止することができるという優れた効果を有する。
図1には、本実施の形態に係るデバイスシステム10が示されている。
このデバイスシステム10は、システムバス12に、第1のバスマスタ11、第2のバスマスタ13、CPU14、主記憶装置15、二次記憶装置16、印字装置18、読取装置17、FAX装置19等が接続され、互いに信号(データ信号や制御信号)のやりとりを行うことができる。
CPU14は、例えば情報(画像データ等)を編集、加工、演算処理する。
二次記憶装置16は、前記CPU14で編集等を行った情報を一括して格納し、管理する役目を有している。この二次記憶装置16に格納された情報は、CPU14からの情報取得要求に対して共有することができる。
印字装置18は、CPU14に予めインストールされたドライバによって、情報が転送されることで、所定の記録用紙へのプリント処理を実行する。
また、読取装17は、印字装置18の例えば上部に設けられた原稿台に原稿を載置することで走査を実行する。この走査により、例えば、CCDセンサ等によって原稿画像が読み取られ、デジタル画像データが生成される。この生成されたデジタル画像データは、スキャニングを要求したCPU、あるいは予め指定されたCPU14又は二次記憶装置16へ送出されるようになっている。
また、印字装置18では、前記読取装置17で読み取ったデジタル画像データを直接プリンタ機能へ送出することで、所定の記録用紙に原稿画像と同等の画像をプリントすることができる。
FAX装置19は、別途電話回線によって通信されるデータの送受信を行うものであり、前記読取り装置により読み取った画像を送信し、受信した画像は印字装置18によって所定の記録用紙にプリントする。
上記構成のデバイスシステム10では、第1のバスマスタ11、第2のバスマスタ13、CPU14と、主記憶装置15、二次記憶装置16、印字装置18、読取装置17、FAX装置19のそれぞれがバス12に対して使用権の要求を行う。このため、使用権の要求が同時期に集中する場合がある。
そこで、これらには、それぞれアービテーション機能が設けられており、このアービテーション機能によって、バス12の要求に対して調停を行い、使用権の順序が設定され、互いに偏りが無いようにバス12の使用権が割り付けられる(以下、CPU14、二次記憶装置16、印字装置18を例にとり説明する)。
しかし、上記アービテーション機能による調停があっても、基本的に優先順位が定められているため、いつまで経っても、使用権が与えられないバスマスタが存在し、このバスマスタは、使用権が得られない状態が長期間続くことで、デッドロックを引き起こすことになる。特に、印字装置18における複数のデータ処理機能の内の1つの機能について、長期間、バス12の使用権を与えられないと、他の機能も実行することができないといった不具合を生じる。
そこで、本実施の形態の印字装置18では、バス12の使用権の要求の状態を監視し、当該監視状態に基づいて、使用権が得られない機能をパス(スルー)することで、他の機能の実行を優先させる、デッドロック監視部20(図2参照)を設けた。
図2は、このデッドロック監視部20が設けられた印字装置18のデータ転送制御回路22の概略を示している。
バス12には、アービテンション機能を司る内部バスアービタ24が接続されている。また、このバス12には、デッドロック監視部20の一部を構成するバス監視回路26が接続されている。
内部バスアービタ24は、バス12との間で、データ処理手段として印字装置18が備える複数の機能(図2では、Func.1、Func.2・・・、Func.Nとする)の実行要求信号を出力する共に、当該要求に対する回答信号を入力する。
この内部バスアービタ24と、Func.1、Func.2・・・、Func.Nとの間には、前記バス監視回路26と共にデッドロック監視部20を構成する要求切替回路28が介在されている。
この要求切替回路28と、前記バス監視回路26とは、直接接続されており、バス監視回路26において、所定の条件が成立した場合に、当該バス監視回路26から要求切替回路28に対して信号(切替信号)が送出されるようになっている。
バス監視回路26には、インターバルカウンタ30が接続されている。このインターバルカウンタ30には、インターバルレジスタ32が接続されている。
インターバルレジスタ32には、所定のインタバル(期間)が設定されており、インターバルカウンタ30によってカウントしたカウント値が所定のインタバルに達する毎にバス監視回路26を起動させる。バス監視回路26では、この起動毎に、バス12の使用権の要求が所定カウント(所定期間)内に正常に終了したか、あるいは、リトライ(再要求)を求められたかを監視する。
また、バス監視回路26では、上記リトライを受けた回数をカウントし、所定期間内に所定回数のリトライ要求があったときに、前記切替信号を出力する。
一方、要求切替回路28には、各機能(Func.1、Func.2・・・、Func.N)との内部接続ターミナル28A(すなわち、N個の内部接続ターミナル28A)が設けられ、この内部接続ターミナル28Aを介して、Func.1、Func.2・・・、Func.Nとの信号の送受信が行われる。
また、要求切替回路28には、前記内部バスアービタ24との間に、N個の外部接続ターミナル28Bが設けられている。
こおで、要求切替回路28では、前記内部接続ターミナル28Aと外部接続ターミナル28Bとの間は、相互に接続可能となっている。定常状態(リトライがほとんどなく、格機能の所定のサイクルで実行されている状態)では、要求切替回路28における内部接続ターミナル28Aと外部接続ターミナル28Bとの接続関係は、固定されているが(図3(A)参照)、前記バス監視回路26から切替信号が入力した場合は、予め設定した切替パターン(図3(B)又は(C)参照、詳細後述)に基づいて、内部接続ターミナル28Aと外部接続ターミナル28Bとの接続関係が変更される。
言い換えれば、内部バスアービタ24が認識している機能とは、別の機能に接続されることになる。
前記切替パターンとしては、代表として以下の2種類を挙げることができる。
・ サイクル内、1回順序変更切替パターン
このパターンは、図3(B)に示される如く、例えば3種類の機能(F1、F2、F3)の場合、通常状態におけるサイクル(F1→F2→F3→F1→・・・)に対して、特定のサイクルにおいて、機能F1と機能F2とを入れ替える切替パターンである。
すなわち、機能F1に割り当てられたサイクルで、機能F2が先に実行されることになる。このとき、内部バスアービタ24では、この事実を認識しない。
・ 連続実行切替パターン
このパターンでは、機能F2に割り当てられたサイクルを、機能F1が所謂横取りし、機能F2は次のアービトレーションまでバス12の使用許可がなされず、その分スキップすることになる。このとき、内部バスアービタ24では、この事実を認識しない。
上記何れかの切替パターンにより、定常状態を継続したことによって起こり得るデッドロックを解消することになるが、前述したように、内部バスアービタ24がその事実を認識しないため、既存のデータ転送制御系を利用することが可能となる。
以下に本実施の形態の作用を図4のフローチャートに従い説明する。
ステップ100では、リトライカウント値Rをリセット(R=0)し、次いでステップ102では、各機能を定常状態(図3(A)参照)のサイクルで実行する。
次のステップ104では、監視時期になったか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ102へ戻る。
また、ステップ104で肯定判定されると、ステップ106へ移行してリトライ要求があったか否かが判断される。
このステップ106で否定判定された場合には、ステップ108へ移行して所定時間が経過したか否かが判断される。
また、ステップ106で肯定判定された場合には、このリトライ要求の回数をカウントするべく、ステップ110でR値をインクリメントし、ステップ112へ移行する。ステップ112では、このカウント値Rが予め設定した所定値に達したか否かが判断される。
ステップ112で否定判定されると、前記ステップ108へ移行して、所定時間が経過したか否かが判断される。
ステップ108において、否定判定、すなわち所定時間が経過していないと判断された場合には、ステップ102へ戻り上記工程を繰り返す。
また、ステップ108で肯定判定された場合は、デッドロックが起きるほどの待ち時間が発生していないと判断し、ステップ114でリトライのカウント値Rをリセットしてこのルーチンは終了する。
また、前記ステップ112で肯定判定された場合には、デッドロックが起きる可能性があると判断し、ステップ116へ移行して、バス監視回路26から要求切替回路28へ切替信号を出力する。
この切替信号により、ステップ118では、要求切替回路28では、切替パターン(1)又は(2)、すなわち、図3(B)又は(C)を読み出し、ステップ120へ移行する。なお、この切替パターンは1種類でもよいし、リトライの頻度によって、段階的に読み出すパターンを変更してもよい。
次のステップ120では、読み出した切替パターン(1)又は(2)によって切替制御を実行する。これにより、内部バスアービタ24が認識している機能とは別の機能が実行されるため、リトライが続きデッドロックになることを回避することができる。
以上説明したように本実施の形態では、複数のバスマスタがバス12に接続されている状態で、同時にこのバス12の使用権の要求があった場合に発生するデッドロックを、バスマスタ側の機能の切替によって回避するようにした。この場合、バスマスタに搭載されている内部バスアービタ24の機能は既存のままで、この内部バスアービタ24と各機能との間に要求切替回路28を介在させるのみでよいため、簡単な回路構成でデッドロックを回避することができる。また、内部バスアービタ24は、機能が切り替わっていることが認識されないため、制御プログラム等の大幅な変更も不要となる。
なお、上記実施の形態では、内部バスアービタ24と各機能(Func.1、Func.2・・・、Func.N)との間に、要求切替回路28を設けるようにしたが、前記要求切替回路28の機能を、内部バスアービタ24に付加する構成としてもよい(図5参照)。
この場合、前記実施の形態が、既存のデータ転送制御系をそのまま利用できるのに対して、既存の内部バスアービタ24を交換する必要があるが、装置構成としては簡略化することができ、新規製造の場合に有効である。また、この場合、図2に示す要求切替回路28の機能を内部バスアビータ24が実行するため、デッドロック監視部20は、バス監視部26と内部バスアービタ24とで構成されることになる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの概略図である。 本実施の形態に係るバスマスタにおけるデータ転送制御回路の概略図である。 (A)は定常状態の内部バスアービタによる切替パターン、(B)はリトライが所定回数、所定期間に発生したときに要求切替回路によって実行する切替パターン1、(C)はリトライが所定回数、所定期間に発生したときに要求切替回路によって実行する切替パターン2を示すサイクル概念図である。 本実施の形態に係るデータ転送制御回路における切替制御の流れを示すフローチャートである。 変形例に係るバスマスタにおけるデータ転送制御回路の概略図である。
符号の説明
10 デバイスシステム
11 第1のバスマスタ
12 バス
13 第2のバスマスタ
14 CPU
15 主記憶装置
16 二次記憶装置
17 読取装置
18 印字装置
19 FAX装置
20 デッドロック監視部
22 データ転送制御回路
24 内部バスアービタ
26 バス監視回路(実行サイクル監視手段)
28 要求切替回路(機能実行順序変更制御手段)
30 インターバルカウンタ
32 インターバルレジスタ
28A 内部接続ターミナル
28B 外部接続ターミナル

Claims (4)

  1. システムバスに接続された複数のバスマスタの間でバスアービトレーションによって、バスマスタ間のデータの転送の調停が行われるデータ転送システムにおいて、バスマスタが取得した前記システムバスの使用権に基づいて他のバスマスタにアクセスしてデータ転送を実行するためのデータ転送制御装置であって、
    前記システムバスの使用要求を発し、該使用要求に対する使用許可を受けることにより動作し、前記他のバスマスタにアクセスして前記システムバスを用いた前記データ転送を実行する複数のデータ処理手段と、
    前記複数のデータ処理手段のそれぞれとの接続関係に基づいて前記複数のデータ処理手段の間の動作順序を調停すると共に前記バスマスタとして機能する内部バスアービタと、
    前記内部バスアービタと前記データ処理手段とを所定の接続関係で接続する共に、前記所定の接続関係と異なる接続関係に切替可能な切替手段と、
    前記他のバスマスタが前記システムバスの前記使用権を取得している場合に、前記他のバスマスタが発する前記複数のデータ処理手段へアクセスする前記使用要求を監視する監視手段と、
    記監視手段監視中に前記他のバスマスタから所定回数以上の前記使用要求が発せられることにより前記切替手段により前記内部バスアービタと前記複数のデータ処理手段との前記接続関係を切り替えるように制御する切替制御手段と、
    を有するデータ転送制御装置。
  2. 前記切替手段が、前記内部バスアービタと前記データ処理手段との接続関係を予め設定された接続パターンに切り替える、請求項1記載のデータ転送制御装置。
  3. 前記切替手段による前記接続パターンの切り替えが、前記複数のデータ処理手段の前記内部アービタへの接続位置の入れ替えである請求項2記載のデータ転送制御装置。
  4. 記切手段による前記接続パターンの切り替えが、前記複数のデータ処理手段の何れかを除いて他のデータ処理手段の一つが連続して前記内部バスアービタに接続されるようにする差し替えである請求項2記載のデータ転送制御装置。
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